レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)
-
「大鯨はどんな願いかな……『私の願いが叶いますように』……これまた随分とスーパーアバウトだなあ……」
「提督は……『この世から不幸がなくなりますように』…ですか」
「幸せを望むよりも不幸を望まない方がいいかなって思ってさ。ちょいと消極的過ぎかな?」
「いえ、この世から不幸な事や悲しいことが消えればいいって私も思っています」
「あ、提督!それに大鯨さん!一緒にいたんですね、調度よかった」
鎮守府の連絡係兼事務長の大淀が書状を持ってやって来た。
「大鯨さんよかったですね。提督もこれを見てください」
大淀が見せた書状には、大鯨が俺の所へ住み込んでお世話することを許可する、という旨の内容が書いてあった。
どうやら大鯨が午前中いなかったのは不摂生な俺の世話をする為だったらしい。
なんだかやけにあっさりと許可が下りたなと思われるだろうが、こういったことはそんなに珍しい話でもない。
宿舎は部屋こそどれも広いが原則的に一人部屋であり、複数人での入居が許される範囲は家族くらいであり、
他人、ましてや異性と同居するなどありえないだろう。
しかし例外もあり、艦娘側が詳しく事情説明をすれば艦隊司令官以上の者の警護も兼ねて男性艦隊司令官との同居が許される。
ちなみに男性司令官から警護が欲しいと言われれば男性憲兵が警護に来て、
女性司令官から言われた場合は艦娘が警護につき、艦娘側から女性司令官警護を申し出ても簡単に警護出来るらしい。
大鯨があっさりと許可を貰えたのは俺があまりにも不摂生だということがみんなに知れ渡り過ぎているからなんだろう。
鎮守府の最高責任者にまで『もう少し摂生しよう』と言われたくらいだからなあ。
まあわざわざ言ってくれたという事は俺の事を必要と思っているからであろう。
俺は階級こそあまり高くないが、かつて……去年のクリスマス頃に現れた謎の敵―
―深海棲艦とは違い、艦娘と同じくかつての艦船の力を持った存在、
しかし力を発現できる存在ではなく艦船そのものがパワーアップして現れた存在―
―それらに対し一番有効な対策を立て、どうにか撃破することが出来た事が評価されているからか、
鎮守府における俺の重要性は結構高かった。
「まあ理屈は通っているけど、わざわざそこまで…」
「提督が倒れたら少なからず皆さんの心に影響がありますし、なによりも私…」
「わかった、俺を護ってくれ」
「…………はい!」
何拍か置いて、大鯨は嬉しそうに返事をした。
|
|
|
|
|
|
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板