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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)
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腕時計を見れば、あれから三十分は経つか。
その間にやりたい事は終わらせた。
後は目標が姿を現すのみ。
結局代えの上着は出さずに、ワイシャツの格好で執務室に篭らずに彷徨う事にしている。
あそこに篭っていたら目標が目を覚ましても姿を現さないかもしれないからだ。
只、出くわす艦娘に一々この格好を聞かれて洗濯中だの冬のクールビズだの答えるのもまた面倒になってきた。
何より、"鍛えられていない線の細さが見え見えですわ"と、容赦なく急所を突く奴がいたからしょげる。
執務室に繋がる廊下に足を踏み入れてみると、思惑通りに目標が姿を現していた。
こちらの存在でも待ち構えているのか、執務室の扉に寄りかかっている。
「……あ」
近づこうと歩むと、数多の板がぎしぎしした音で大井に接近を知らせた。
こちらに首を回して姿を確認するなり駆け足で寄って来て毒を浴びせる。
の割には、普段の微笑が二割増のように見えるが。
「おかえりなさい。提督ともあろう御方が、執務を放り出しての外出は楽しかったですか」
そこからか。
勘違いしないで欲しいのだが、自分はしっかりと書類を束ねて整理するところまで終わらせたんだ。
それから、通す書類が減るよう出撃回数を下げたり等もしているが、これは言う必要はないだろう。
「あ、そうだったんですか」
少し驚きを秘めたように目が見開かれる。
こうした話とは全く別のところで、自分は少し考えている事があった。
――さっきまで服なんか抱き締めていた癖に、それの主に対しては何も無いのか――
「提督にしては、仕事が……あっ!」
少し妬いた自分は結果、行動を起こした。
喋り途中でも構わずに一歩踏み出して目前の大井を腕に抱き締めた。
大井はもぞもぞと身動ぎした後、拒絶するように掌を胸に押し当ててくる。
「ちょっと、提督っ、何す……」
「誰も見てないんだから、良いだろう?」
「……調子に乗らないで下さい」
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