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【艦これ】艦隊これくしょんでエロパロ13 (避難所2)
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大井に対する警戒心なんてものは、とっくに消えていた。
大井の器の大きさに感謝、である。
自分に寄りかかる大井、大井に寄りかかる自分、互いに体を預ける重さが釣り合ったので、
これなら数時間はこのままでいられそうだ。
無垢な赤城の寝顔と、背中で呼吸し体温を主張する大井の存在で安らぎ、口を開かなくなっていた。
執務室には、赤城の寝息、自分と大井のゆっくりとした息遣いだけが響く。
手持ち無沙汰に赤城の頭を撫で続けていると……。
「……ぁ、ていとく……」
赤城はまどろみの中、うっすらと目を開かせた。
「提督……なら……運命の……」
索敵に長けている空母とはいえ、こんな状態で私の背中の大井に気づく筈がなく、
断片的にしては意味深長な寝言を残して、赤城はまたも瞼を閉じてしまった。
「……提督」
大井もこれを聞き逃さなかったのか、暫く黙っていたのに声を発する。
その呼称の抑揚は、言葉尻で明らかに下がっていた。
「調子を整えるのと、色目を使うのは別って、分かってますか?」
「私は何もしてないよ……」
寝言とは、他者に聞かれたら多大な波紋を呼ぶものだと、改めて認識。
寝言に返事をしてはいけないという迷信まである程だ。
「はあ……」
その大井の溜息には、一体どのような気持ちが込められているのか。
目の前でゆったりと寝息を立てる赤城は勿論、自分にも知る由はなかった。
「提督は私のモノだってこと、忘れちゃ駄目ですよ……」
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