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ミセ*゚ー゚)リ奏者Мのレクイエムのようです

20ブーン系の名無しさん:2014/03/16(日) 23:58:38 ID:3TTuD58w

[・-・]「私には、彼女の音色は確かに温かく聴こえたのですが」

そんなはずがない。
私に温かく音色を奏でることが出来ているなら、私はこんな夜中にこそこそ練習なんかしていない。


ミセ*゚−゚)リ「……冗談はやめてください」

(;-@∀@)「そうですよ。彼女の音色が“冷”であることは、はっきりしてるんですよ?」

アサピーさんは私の音色がいかに“冷”の音色であるかをジョバイロに語った。


[・-・]

しかしその言葉に彼はずっと首を傾げたままだった。


[・-・]「……では分かりました、こうしましょう」

黙って話を聞いていたジョバイロだったが、ついに痺れを切らしたのか、声を上げた。

[・-・]「今から私が歌を歌うので、それに合わせて伴奏を吹いてください」

ミセ;゚ー゚)リ「え、そんな急に言われても……」

[・-・]「大丈夫。貴女もきっと知っている曲ですから」

そう言うと、ジョバイロはその場にあった椅子によじ登り、お辞儀をした。
言ってしまえば無機質な人形であることを感じさせない、その一連の動作に私は驚いてしまった。


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