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ゆきぽ いじめ・虐待専用スレ 二匹目

129鬼退治:2015/01/17(土) 11:52:15 ID:z3ARRRsk
小鳥「あ、防犯と言えば、防犯用のカラーボールの保管期間が切れそうだったわね。せっかくだから投げたらどうなるか試してみようかしら」チラッ

春香「防災もですよ、防災も!消火器っていっぺん使ってみたかったんだよね」チラッ

ゆきぽ「ぽ、ぽひぃぃぃぃ〜…」ゾクッ

律子「豆まきはもう終わりね。知ってた?節分の鬼って、怪物と言うより疫病神の方がイメージとして近いって事」

ゆきぽ「ぱう〜?;;」

律子「本番はこれから。ゆきぽ、あんたは存在そのものが疫病神だから。大人しく私たちに退治されなさい」

千早「なるほどね。それならわざわざ役になりきってもらう必要ないものね。始めましょ?疫病神の退治」

この流れを良く思わないのは双海姉妹。二人で目を見合わせています。

真美「このままじゃやばいっしょ…」

亜美「ゆきぽが死んじゃうYO…」

双子もゆきぽの振る舞いに腹こそ立てていましたが、

『なにもそこまで…』とも思っています。事態の沈静化を図るべく、『鬼』との交渉を試みます。

真美「あのー、ミキミキ?もうそのくらいで…」オソルオソル

美希「黙るの」ジロリ

憤怒の表情の美希に睨まれます。

亜美「千早お姉ちゃん…」

千早「どうしたの?羨ましいの?貴方達もやりたいの?」グリグリ

ゆきぽ「ぷぎぃぃぃぃ!ぃぃ…ぇうえぇぇぇぇん!;;」

亜美の方を見もせず、千早が言います。ゆきぽの左肩の傷を、尚もビニール傘の先端部でほじくりながら。

『鬼』との交渉に失敗した双子、伊織の元へ向かいます。

真美「いおりん何とかしてよ〜」

亜美「このままだとゆきぽが死んじゃうよ〜」

双子の嘆願を受けた伊織、双子を連れて事務所の外へ。

亜美「ちょっとどこ行くのいおりん?」

伊織「被害者のやよいに話を聞いてみてからよね。そうでしょ?」

外に出ると、Pとやよいが、あずささんと雪歩に手当てを受けていました。

伊織「どう?怪我とかしてない?」

P「ああ、大丈夫だ。ありがとう伊織」

伊織「べ、別にアンタの心配はしてないわよ!大丈夫なの?やよい」

やよい「大丈夫だよ伊織ちゃん。あずささん、雪歩さん、ありがとうございましたー」ペコリ

あずさ「どういたしまして。…結構、痕がついてたわね」

雪歩「ゆきぽは調子にに乗り過ぎですぅ!」プンスカ

大丈夫とは言っても、無傷とはいかなかったようです。

伊織「ほら、やよいに聞いて見なさい」

伊織が双子に促します。
いきなり振られた双子、どう切り出そうか迷いました。

亜美「うーんと、その…」

真美「えっと、兄ちゃん、やよいっち、あの、怒ってる?」

突然の質問に顔を見合わせるPとやよいでしたが、

P「まあ、そりゃあ腹は立つよな」

やよい「鬼さん役かわってあげたの大失敗ですー」

P・やよい「「…あの出来損ないが…」」ギリッ!

双子「「…」」ゾクッ

こんなに怒りを露にするやよいを見るのは初めてでしょう。双子には、やよいのツインテールが逆立って見えました。まるで鬼の角のように。




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