やる夫のシグルイゼーション　死狂いの弐

731：センダリアの皿洗い ◆m1yVu484Hc：2016/06/12(日) 09:04:10 ID:DcRIDYTA0: 　　　　　　　　／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.丶:.:.:.:.:丶
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│我が関門を通らんと欲すれば我が難問を正しくとかねばならぬ。　　　　　　　　 │
│鳥乙女、翼持ち、冷たく見つめ。サチュロス、笛を吹き、奔放に跳ね回り。　　　　　.│
│蛇神は守護する、永遠に。狼男は床より刻む。ゴーレムは五つを締めくくる。　　　 │
│長らえたくば、正しき一つを選ぶがよい！　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│あまねく化け物どもは腹を空かせ、人間を甘露と思いしはいずれなりや？　　　　 .│
│それぞれは一つの場所、一つの飲み物、一つの色。鍵は人間という珍味にあり。...│
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│半分が山羊、森に住まう。トグロを巻くもの、半エルフを食らい　　　　　　　　　　　　 │
│毛深きものはグロッグ酒に満たされ、迷宮の左方は霧の崖、　　　　　　　　　　　　　 │
│崖に住まうものは皆エールをたしなむと人は言い、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│ノームを食らうものは灰色を好み、奥深き洞窟にあるは赤を好み、　　　　　　　　　　 │
│中央にはワイン好きの寝床、羽根持つ女が初めに住み、　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│茶色の友はビールに乾き、　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│あらゆるものが黒なるを好む獣はドワーフ喰らいの隣の住人、　　　　　　　　　　　　 │
│赤なるものの脇にはエルフ喰らい、縦穴の隣には空飛ぶものが住まい、　　　　　　　　 │
│作られし者は緑で心をふくらませ、中心の黒には隣人あり、水ののどごしは芸術なり。　│
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┌───────────────────────────────┐
│この苦境にこれ以上の手がかりはなし、正しからざれば答えは得られじ。.　│
│されど答えを知ればそこに疑いの余地は無し。　　　　　　　　　　　　　　　 │
│なれば問うべからず、請うべからず、むくれるべからず。　　　　　　　　　　 │
│いざ答えを見抜かん、無慈悲なれども。　　　　　　　　　　　　　　　　　　 │
│果たしていずれが人間を喰らいしや？　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│
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