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Cry for you

113ちんぱる:2013/07/12(金) 23:55:54

晴人は家までの距離が、こんなに近かったのかと思うほどビックリしている。
実際はそんなことはないのだが、ただ単に、時間が立つのが、早く感じられたためである。

みんなと別れる時、島田は空気を読んでくれたのか、気付くと姿は見当たらなかった。
しかし大貴は、そんなこともお構いなしに、ドンドンからんでくる。
だが、駿太郎が何とか大貴を釣ってくれたおかげで、二人はこっそり抜け出すことが出来た。

「にしても、本当にいいのか?」
「うん」
「遥香って料理得意だったっけ?」
確かに一物の不安はぬぐえない。
彼女が料理上手なんて、わずか半年の付き合いだが、初耳だ。

「だいじょ〜ぶ、ママがよく作ってくれる豚キムチおにぎりを作るから」
「な、なんじゃそりゃ…」
楽しみでもあり、不安でもある晴人は彼女と手を繋ぎながら、自宅へと向かっていた。


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