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【毎週土曜】魔法検定試験【稼働中】

1帽子 ◆iG.8/BousI:2015/08/29(土) 21:55:46 ID:NMJ2OxJI0
・荒らしはスルー
・他キャラの向こう側には自キャラと同じようにプレイヤーが居ます、思いやりの心を忘れずに
・自分の不快感は分身である自キャラの不快感、嫌だと思ったらキャラクターの行動として出してみよう
・一人じゃ出来ないと思ったら他のプレイヤーに助力を求めてみよう
・長いイベント、遅いレスは他PCを長期間拘束している事を知っておきましょう、イベントを幾つかに区切るのがお勧めです
・上記のイベント、レスは長期化すればするほどグダグダになりやすいので覚えておきましょう
・カップル成立等キャラ同士の恋愛は禁止していませんが、利用規約の範囲内で、節度を持って行動しましょう
・キャラ、組織は成長します。発生しないことが一番ですが、もし矛盾が生じた場合、後付けの設定を優先します
・疑問に思ったらその時に空気を気にせず聞きましょう。聞かずに禍根を残したり他スレへ行って争う方が空気を悪くしています

まとめwiki:ttp://www40.atwiki.jp/mahoken/
うpろだ:ttp://www6.uploader.jp/home/mahoken/

前スレ
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/15943/1410100599/

2とむ:2015/08/29(土) 22:04:37 ID:J5ZUlMko0
::::::::::::::::::::::::......   ........::::::::::::::::::::::::::: ;;;;;;;::::::::::::::::::
           γ ⌒ ⌒ `ヘ
          イ ""  ⌒  ヾ ヾ    ドガァァァァァァァァン.....
        / (   ⌒    ヽ  )ヽ
        (      、 ,     ヾ )
 ................... .......ゞ (.    .  ノ. .ノ .ノ........... ........
 :::::::::::::::::::::::::::::::::ゝ、、ゝ.....|  |..., , ノソ::::::::::::::.......::::::
  _ _i=n_ ._ [l_ .._....,,. .-ー;''!  i;;;〜-ヽ_ii_i=n_ [l h__
  /==H=ロロ-.γ ,〜ー'''l ! |'''ーヾ  ヾ 「!=FH=ロロ
  ¶:::-幵-冂::( (    |l  |    )  )=HロΠ=_Π
  Π=_Π「Ⅱヾ、 ⌒〜"""''''''⌒〜'"´ ノ;;'':::日lTΠl:::....
 Д日lTl,,..:''''"   ""'''ー-┬ーr--〜''""   :::Д日lT::::
 FH=n.:::::'            |   |         :::FL日l」:::::
 ロΠ=:::::.:.        ノ 从 ゝ        .::田:/==Д::
 口=Π田:::.                   .::::Γ| ‡∩:::::
 Γ| ‡∩Π::....                ...:::Eヨ::日lTlロ::::
 Д日lTlロ_Π::::.......            ...::::::::田:凵Π_=H:::
 =Hロ凵Π=_Πロ=HロΠ:::.................:::::::::::口ロロH「l.FFl

3とむ:2015/08/29(土) 22:08:28 ID:J5ZUlMko0
前999と1000
ああああああああああ!!!!!(^ω^ )
(酷く見苦しい声が尾を引くようにして、彼の身体は振って来た女に押されるようにして湯船へと叩きつけられた)

4帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/08/29(土) 22:09:18 ID:NMJ2OxJI0
                               ヽ`
                              ´
                               ´.
                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´

5くろかみ:2015/08/29(土) 22:12:34 ID:eRkB3tXk0
そして家々が爆発していく。

爆風は更なる爆発を呼び検定者を焦がしていく。

そう。水に漬かったトームの首から下以外は焦げていく

6帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/08/29(土) 22:14:55 ID:NMJ2OxJI0
>>1000

「おいおい…子供が挟まれたらどーすんだ」
こういう所抜けてるんだな…
よく見りゃあ緊急停止ボタンとかもねーし

嫌な予感がしたのは、扉に違和感を覚えていたからか…やれやれだ
でもまあ、エレベータ自体は素直に稼働してくれた
ちゃんと5階についている。

「突然エレベータが落ちたりしたらどうしようかと思ったもんだが」
次は5階内部を調べてみるか
と、言っても1階と内装はそう変わらない
用途が同じだからだろう

7クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 22:19:58 ID:T0YCDSjI0
>>2>>3>>5

 防災設備過剰な住宅は突如爆発に見舞われた。
参加者達は全滅したかに思われた。だが人類は滅んではいなかった!

 住宅の強度は素晴らしく、ダメージを受けながらも参加者たちは必死に生き延びていた。
時に住宅に停めてあったクルマを用いて次の住宅へ向かう彼らは、検定の報酬を求め疾走する彼らは、ハンターと呼ばれた!

 そんなナレーションが頭をよぎった気がした。


>>6

 一階と全然変わらないのは格差を生まないためだろう。
しかし、何故か非常階段が見えるのに非常階段へ向かう扉が全くない。あの非常階段は何なのか。

 この分であれば四階部分と二階部分はそれぞれ同じような内装であるのだろう。
しかし、四階を気にして階段を見てみると、随分と重厚な防火シャッターがあった。なんだか嫌な予感がする。

8とむ(HP:25):2015/08/29(土) 22:25:42 ID:J5ZUlMko0
>>5>>7
(焼けて襤褸切れのようになった服から覗く男の裸体。
そんな彼からはジューシーを通り越した焦げ臭さが立ち上っていた)

(^ω^ )ビクンビクン

9帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/08/29(土) 22:27:55 ID:NMJ2OxJI0
>>7

今度はなんだ
防火シャッター…?

「開けてみようか」
と、その時!!

[爆発音]

[住宅が爆発して帽子が外に吹き飛ばされる音]

「オグッフェエエエエエエエ」
こ…これが欠陥住宅の真骨頂!?…いや、これは違う!この理不尽さは違う!!
「ヌウ…!これはセンロン現象!!!」
知っているのか雷電!!

〔センロン現象〕
―――なんかこう、忘れた頃に突然やってくるドタバタ災害の事―――

「ギャグ補正が無かったら即死だった…」
道路に大の字で寝転がる
幸いにも身体のダメージは頭髪がアフロヘアーになるだけで済んだようだ

10黒髪の女:2015/08/29(土) 22:33:52 ID:eRkB3tXk0
>>8
「何寝てるんだ。この家は報告するとして次行くぞ次」

人差し指のはらを噛む。血がぷくりと涌き出てトームに落とされる。再生能力の高い黒髪の女の血だ。
垂らし終わって指先を舐める頃には傷は塞がっている。

11とむ(HP:200):2015/08/29(土) 22:37:09 ID:J5ZUlMko0
>>10
  ``` ( ^ω^) <あっ、ハイ
 _, ‐'´  \  / `ー、_
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー〜'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
(異常回復したようだ)

12クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 22:37:55 ID:T0YCDSjI0
>>8>>10

 リタイア用の緊急転送魔導具はまだ発動していない。
どこからか「試合続行だ」という声と「Set! Hut! Hut! Hut!!」という声が聞こえた気がする。

 ともあれ人数が増えた分攻略は捗りそうだ。
次に向かう住宅はどこがいいだろうか。今時珍しい平屋の一軒家だろうか。
それとも一般的に見えて何故か鉄骨を強調したデザインの個性的な一軒家だろうか。
場違いにも何故か作られているどこか漫画で見た覚えのあるアパートだろうか。

>>9

 今の爆発で防火シャッターは完全にスクラップ状態だ。
だというのに階段は全くの無傷。完全に本末転倒な強度である。

 そしてそのシャッターを越え四階に下りても対した欠陥はなかった。
精々がトイレに水が流れないといったところであり、その平和さが逆に苛立ちを煽る。
三階も二階も普通であった。そして相変わらず非常階段へ続く扉はなかった。

13帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/08/29(土) 22:45:47 ID:NMJ2OxJI0
>>12
「非常用階段への扉がないなら直接浮遊して行けばいいじゃない!!」

使用の為に空中浮遊が必要な住宅とは一体…

14黒髪の女:2015/08/29(土) 22:45:51 ID:eRkB3tXk0
>>11 >>12
「此れなら次が在っても無事だろうな」
からからと笑う。何てやつだ。

「さて、次は何処にしようか、ね……」

目についた珍しい家を指差した

奇数 平屋
偶数 鉄骨
5,0 アパート

15とむ(HP:200):2015/08/29(土) 22:46:12 ID:J5ZUlMko0
>>12
  ``` ( ^ω^)<すげえ、鉄骨を強調どころか鉄骨しかねぇ
 _, ‐'´  \  / `ー、_    
/ ' ̄`Y´ ̄`Y´ ̄`レ⌒ヽ
{ 、  ノ、    |  _,,ム,_ ノl
'い ヾ`ー〜'´ ̄__っ八 ノ
\ヽ、   ー / ー  〉
  \`ヽ-‐'´ ̄`冖ー-/
(たぶん爆発で吹っ飛んだんだろう家を発見。勿論、それは論外なのだが。
さてどれを選んだものか、と彼も彼なりに悩む。さっきのようなトラップハウスは御免だ。
まあいつのまにか先導を切っている女性に任せようという結論に至ったようだが)

16とむ(HP:200):2015/08/29(土) 22:50:55 ID:J5ZUlMko0
>>14
元々頑丈だからね、俺(^ω^ )
(それにしても、なんであんな目に遭ったんだっけか…と思い出すことが出来ないことを
歯がゆく思いながらも、黒髪の指さした方向を見据えた時には考えていることすら忘れてしまった)

平屋か…よし、さっそく入ってみるとしよう(^ω^ )
(回復した所為かやけに積極的。男はいきなり平屋の扉へと手をかける)

17クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 22:55:08 ID:T0YCDSjI0
>>13

 ともかく全てを調べ終わった、と思ったらこの住居どうやら屋上もあるようだ。
階段でのみ上がれるらしく、分厚いアクリル越しに太陽光パネルが敷き詰められている。
そして柵がない。非常階段は地上と屋上の直通に成り果てていた。
これでは非常階段を使って泥棒が入ってきてもおかしくない。しかも危ない。

 だが色々欠陥はあったものの、この家は大体調べつくしたようだ。
屋上からは様々な住宅を見渡すことができて眺めは悪くない。


>>14>>15

 今時珍しい平屋の一戸建て。玄関を見てみればこちらも引き戸。
温かみのある玄関、廊下を見てみると部屋はふすまで仕切られている。
恐らくは部屋も畳の和室で温かみのある部屋なのだろう。

 廊下の上にばっちり見える鋭い棘付きの吊り天井に目を瞑れば。

18とむ(HP:200):2015/08/29(土) 22:58:24 ID:J5ZUlMko0
>>17
問題ない…この程度の罠なら…!(^ω^ )

     §
     §
     §
___  §
←居間|__§_ サッ
 ̄|| ̄ L___(^o^ )
 ||  ▼▼▼≡┃┃
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

     §
     §
     § コレハイケル!
     §(^o^ )┛
___  § ┗┃
←居間|__§__ ヾ\
 ̄|| ̄ L___亅
 ||  ▼▼▼▼
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ティウンティウン  §
   ティウン|§||
    |||§||
   __◎§_◎_
   L__◎__亅
___▼◎▼◎▼◎
←居間|__§__
 ̄|| ̄ L___亅
 ||  ▼▼▼▼

19帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/08/29(土) 22:58:31 ID:NMJ2OxJI0
>>17

「防犯対策とか今更だよなあ」
さっきの黄色い家とかも鍵すらかけられないような感じだったしな!!

「―――この家の欠陥だけ報告して、帰るか…」
もう、あまりにもニッチなツッコミどころと爆発を食らったせいで疲れた…

20黒髪の女:2015/08/29(土) 23:03:11 ID:eRkB3tXk0
>>17 >>18
「此れが……ニンジャヤシキ」

\ティウンティウン/

二重の罠によって潰えたトーム君を僕らは忘れない。三重目が無いことを引き戸を蹴り抜いて(もうこの家は使えないだろうからな、と女は語る)確かめ、居間へと進む。


この時点で大分欠陥が見つかったんだが進むべきか?いや進もう。

21とむ(HP:100):2015/08/29(土) 23:07:08 ID:J5ZUlMko0
>>20
ああ…進むとしよう(^ω^ )
(何食わぬ顔で復活。黒髪の血がなければ危なかった、と彼は後に語る)

22クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 23:10:45 ID:T0YCDSjI0
>>18>>20

 二重の吊り天井。正に初見殺しと言えるそれは容赦なく牙をむいた。
一応正答としては壁の一部が引き出せるようになっていて、つっかえ棒として機能するようだ。
しかし氷で柱を作るなり、天井が落ちるより速く移動するなり色々突破方法はありそうだ。

 居間へと入るとやはり畳だった。ただし家具の全てが畳のような表面をしていた。
テレビの画面などは普通だが、何故か置いてあるソファも畳っぽい。テーブルも畳っぽい。
というよりも畳だというだけで全然和室ではない。これでは畳風だ。


>>19

 二件の住宅の報告を行うと検定はクリア扱いとなりリフォームの割引券がもらえた。
しかし何かしらのトラブルが起きる物件を見て、住み慣れた家の方がいいだろうなとも思ったかもしれない。
返り際にクオンが軽い回復薬を渡してくれたが、その目はどこか遠いところを見ていた。

23黒髪の女:2015/08/29(土) 23:17:16 ID:eRkB3tXk0
>>21 >>22
正攻法とは。すべてを突き抜けて身を張ったトーム君とは。
初見の来客やはいはいをする赤子に正攻法が伝わるとは思えないのでやはり手直しが必要だろう。

さて、辿り着いた居間では。
再びトーム君を差し向ける……前に自分から畳の空間に入っていく、も

「此れは面白いがクッションがないと使えぬ、な」

ソファーのちぐはぐ感に惹かれ腰を下ろすと眉根を寄せた

24クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 23:23:21 ID:T0YCDSjI0
>>23

 ソファに腰掛けて天井を見上げてみると天井も畳だった。
それだけであり、この部屋にはそう脅威となる物はなさそうだった。
次の部屋はどんな部屋になっているのか予想がつかなくなってきた。

 廊下は相変わらず吊り天井。しかも今度は吊り天井まで畳風だった。

25とむ(HP:100):2015/08/29(土) 23:24:00 ID:J5ZUlMko0
>>22>>23
黒髪の女が前にいたと思ったら俺がいつの間にか前にいた。
何を言っているか〈ry (^ω^ )

(差し向けられたトームの運命や如何に)
奇数なら無事…だった?
偶数ならおおっと、テレポーター
0なら爆発

26とむ(HP:10):2015/08/29(土) 23:25:41 ID:J5ZUlMko0
            . -‐ニ ̄ニ‐- .
       _/           \_
 =二 ̄ /               ',  ̄二=
     ̄7'' ―― ___ ―― 戈 ̄
――― 从,,i ;         `. 、 .尢r、――――――
      /\じ'jl|此ト=メ i;_,,爻,,i| 刈ゞメ
       ``‐ヾ:;!Iヅ 〃!iメト辷-" ^

27クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 23:29:21 ID:T0YCDSjI0
>>25>>26

 なんということでしょう! あの陰鬱とした吊り天井の廊下が匠の巻き込まれたたった一度の爆発で、
広々とした空間。天窓から明かりを取り入れる開放感溢れる廊下に早変わり!

28黒髪の女:2015/08/29(土) 23:36:17 ID:eRkB3tXk0
>>25 >>26 >>27

なんと言うことでしょう……本当になんと言うことでしょう……

しかし自分が巻き込まれなかったので黒髪さんは良しとしました。

これは……問題を解決できたのでしょうか

29とむ(HP:10):2015/08/29(土) 23:39:15 ID:J5ZUlMko0
>>27>>28
俺は悪くねぇ!(^ω^;)
(生存者のインタビューより抜粋。頑なに自分の所為であるという事を拒みました)

30クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 23:40:18 ID:T0YCDSjI0
>>28>>29

 欠陥がこの先どれほど眠っているかは分からない。
しかし、少なくとも廊下の壁や天井が吹き飛んだ家を売るわけにはいかないだろう。
この家は危険性も考慮すると完全解体去れる以外の道がないのではないだろうか。

 報告書にはこう書くべきだろう。勝手に爆発する欠陥がありましたと……

31黒髪の女:2015/08/29(土) 23:44:13 ID:eRkB3tXk0
>>29 >>30

「『一般人には危険な廊下、及び爆発の不具合を確認。売るには危険だと判断する』、と」

さらさらと渡されていた用紙に住所と欠陥を書き付ける。
これを提出すれば問題ないだろう。

なぜトーム君が爆発したのか。それは家の欠陥であったーー

32とむ(HP:10):2015/08/29(土) 23:47:22 ID:J5ZUlMko0
>>30>>31
………任務達成だな!(^ω^;)
(グっ、とガッツポーズをして誤魔化す、チリチリ頭と化した焦げ茶色の何か)

(トーム自身もなぜ爆発したのか、それはわからないままだった。
家に爆発物が仕込まれていたのか?それともトームがいつも通り自爆しただけか?
それは神のみぞ知るである)

33クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/29(土) 23:50:20 ID:T0YCDSjI0
>>31>>32

 さあ、そろそろ検定終了時刻が近づいている。
このような住宅からは早く脱出し、そして報酬を受け取ろう。
住宅の大切さというのはもう十分に学んだ。決して同じ失敗はしない。
こんな嫌な住宅には絶対にすまない。リフォームも機能性と安全性を追及しよう。

 脱出を開始する。そこでふと思った。
「あれ? これってカフェでならよくあることじゃ……」と。

34フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/08/29(土) 23:58:33 ID:VpDyFur60
>>987
竜人は眠ってしまっていた。
ついつい眠りやすそうな箱があって、ご自由にお入りくださいとあったのだ。
その中に納まるように体を屈めて入り、そのまま箱の蓋を閉じた。

………………

箱に入って暫く経った後だった。
建物が突如爆発したのだ。
その爆発に乗るように、竜人の入った箱は、某考古学者の入った冷蔵庫の如く打ち上げられ……建物の外へと不時着した。
地面に叩きつけられると共に開かれる蓋。
中から竜人が顔を覗かせ立ち上がる。


「ダンジョン以前に爆発やら全体的におかしかったな……箱に入ってなかったらヤバかった。
もしかしたら、爆発までかアトラクションのビックリハウスなのかもしれないな」

報告書をそれっぽくまとめ、適当に提出することに決めたのだった。

35とむ(HP:10):2015/08/29(土) 23:59:04 ID:J5ZUlMko0
>>33
むしろカフェの方が危険じゃねぇか!!(^ω^;)


【住宅街→カフェ】

     ( \/ / ̄\   <./|   /|       /\___
      ヽ/ /^o^/⌒ヽ  / .| / /     /    //
      / /\/ ,ヘ  i   ̄ > \_/   /____//
      し' \_/    i  />      ̄ ̄ ̄ ̄
         i⌒ヽ  ./   ̄>__         .|| |::   
     /⌒ヽ i  i  \(    .|/  / /\    .|| |::   こんなカフェなんかいられるか!
     i    | /ヽ   ヽ  ∠__/   ̄       .|| |::   俺は帰るぞ!!
     ヽ ヽ| |、 \_ノ  >   <>        || |::
       \|  )  ̄  ./V              ..|| |::
____  .ノ ./⌒)∧ /  ...__________||___
     / し'.ヽ ( .∨    /\________|__|
    //    し'  / /\   ̄::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::

36クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/30(日) 00:07:11 ID:T0YCDSjI0
>>34

「……」

 報告に行ったらクオンが「分かる、その感覚分かる」と言わんばかりに頷いていた。
調査内容は少なかったものの、おまけで合格になるらしい。

 というよりも企業側が割引券をばらまいて仕事を増やそうとしているのかもしれない。
そんな感想を抱くほどに裁定が甘かった。


>>35

 カフェではマスターがいつものように佇んでいた。
箒とチリトリが手渡された。

37フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/08/30(日) 00:14:20 ID:VpDyFur60
>>36
「あの報告書で大丈夫なのか……裁定甘過ぎな気もするが……」

合格の通知を受け、驚愕。
ちなみに、最初から全身に傷があった理由は、50階分ぶち抜きの落とし穴に引っ掛かったからである。

「おまけとはいえ、合格できたんなら、まぁそれはそれでいいのかな……?」

38クオン ◆YJMWmO4ZS6:2015/08/30(日) 00:18:16 ID:T0YCDSjI0
>>37

「実は私も報酬とは別に割引券渡されたんです」

 救護班のクオンにまで割引券が配られていた。

「あっ、回復の魔法薬いりますか?」

39フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/08/30(日) 00:26:25 ID:bkUzNgys0
>>38
「マジか。
これはもう、ばらまきたいだけなのかもしれんな」

報酬で受け取った割引券を懐にしまう。

「ありがとな。
でも、恐らく大丈夫だ。
よく食べてよく寝れば自然に回復するさ」

そう言って竜人は帰るのだった。
家ではなく、カフェの仮眠室に。

40 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 19:55:41 ID:T0YCDSjI0
【カフェのスクリーン】
本日の検定内容_
‘2と1/4番目のトイレ’
〔ジャンル〕
タイムアタック
〔推薦適性値〕
霊能B+
観察C+
生存C
〔開催地〕
元カフェモカ小学校

〔概要〕
私は以前トイレの花子さんに連れ去られた経験があります。
連れ去られた先はまるで天井から雨が降ってくる学校が迷路のようになった世界でした。
あらゆる扉と窓が無茶苦茶な場所に通じていて階段もまともではありませんでした。
冷たい雨で寒くて景色も気持ち悪い校舎を彷徨い続けて気付けば元のトイレで倒れていました。

あの時は怖くて仕方がなかったのですがその後とても奇妙なことがわかったのです。
私が雨の校舎で凍えていた時間、元の世界では大地震があったそうです。
そして丈夫なはずの校舎の一部が崩れて、私の席は瓦礫で潰されていたそうです。
もしも花子さんに連れ去られなかったら私は死んでいたかもしれません。

耐震強度を問題視された学校は廃校となってしまいました。
私も最近知ったのですがこの廃校は近々取り壊されるそうです。
解体工業の人と交渉した結果、少しの間だけトイレの取り壊しを後回しにしてくれるそうです。
今度は私が花子さんを助ける番です。
ですが私にはあの雨の校舎をもう一度彷徨うことはできません。
皆さん私の代わりに花子さんを助けてください。

〔ヒント、その他〕
花子さんを呼び出す儀式は女子トイレの手前から二番目の個室に入る。
次に三番目の個室側の壁に背を向けて座り深呼吸をする。
最後に目を瞑って「明日雨だったらいいのにな」といいます。
本来はここで後ろから肩を掴まれ壁に引きずり込まれます。
ですが今回花子さんの意思を無視して参加する皆様の方から後ろ向きに転がって進入してください。

〔失格行為〕
・雨の校舎以外の場所での迷惑行為、工事の邪魔となりますので自重しましょう。
・花子さんに対する除霊行為、多少の手荒な真似は容認しますが恩返しの対象です。
・花子さん封印の壷の破損、今回はこれに花子さんを封じて脱出することが検定クリア条件です。

〔BOSS〕
・心霊現象
今回は心霊現象に対して積極的に踏み込む検定です。
敵は校舎そのものかもしれませんし七不思議や花子さんが難敵ということもありえます。

《PRESENT》
☆プールの手のミイラ☆
分類:呪物
依頼主が学生時代の花子さん事件後に除霊した七不思議「プールの手」が大量に残した呪物。
指定した水の方へ、その水の量に比例した強さで引き寄せられる力を持ちます。
花子さんを封印した壷が依頼主の手に渡った時に失格となっていなかった人全員が貰えます。

☆箱舟の護符☆
分類:呪物
花子さんの神隠しの後に霊能力に目覚めた依頼主の机の残骸から削りだしたお守り。
花子さんを封印した壷を依頼主に手渡した人が貰えます。

《検定開始時刻》
>>20:30
《終了予定時刻》
>>0:00

41帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 20:19:11 ID:NMJ2OxJI0
>>40

「この概要はなんだ?稲川淳二視点なのか?」
だが言いたい事はよう分かったぜ
ようは別世界の学校にいる花子さんをツボに拉致して持って帰ってこいって事だな?
だが問題点がある…!

「俺女子トイレ入れねー」
まあ、セーフだと思うがな☆
あと俺、お化けは大丈夫なタチだが霊属性攻撃には弱い
そこらへんも留意しつつ転送っと

42仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 20:23:32 ID:T0YCDSjI0
>>40

 トイレの花子さん。それは学校を舞台にした都市伝説でもあり、亡霊でもある存在。
学校を舞台にした怪談というものは心霊現象と都市伝説の両方の側面を持つ。

「へぇ、学校ってこんな感じなのね」

 解体作業中の小学校を興味深そうに眺める仮面の少女。
依頼主から壷を受け取り、少し寄り道のように学校の中を見学していた。


>>41

【元カフェモカ小学校】

 解体現場となっているそこは、それでも案外まだ学校であると分かる程度であった。
昇降口には依頼主の女性が立っていて封印の壷をワゴンにのせて待ち構えている。

43:2015/09/05(土) 20:39:20 ID:KL6S02l60
>>40
検定会場に人語を話す1匹の狐が紛れ込んだ

「よっし いっちょ揉んでやるか!
ほうほう これがその壺ねぇ・・・なんか思ってたのと違う気がするけど・・・」

狐はお札の貼ってある電子ジャーを手に入れた
(これ某緑色の大魔王封印するやつだ・・・!)

44帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 20:39:33 ID:NMJ2OxJI0
>>42

転送先の校舎前にて
「どーも、依頼主さん」
そのモンスターボールみたいなツボはいくつもあるんだな…
参加者が複数いれば一つくらい壊れてもセーフだと思うんだが、まあ取り扱いに気をつけるに越したことはないか

ところで件の女子トイレって何階にあるんだ?それとも校舎内の女子トイレでさえあれば一定の手順を踏めば別世界に行けるのか?

45仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 20:46:25 ID:T0YCDSjI0
>>43

 おそらくは、陶器の壷だと簡単に割れてしまうから丈夫さを求めたのだろう。
そして安く仕入れる。それを両立させるために粗大ゴミとなった電子ジャーを利用したのだろう。
――その割にはデザインが似すぎているが。


>>44

「それが、一度入ると二度とは入れない空間なんですよ。だから私も入れなくて……
報酬目当てに他の参加者の方の壷を奪うタイプの人が出ないようにこういった処置にしているんです」

 一応そんな理由があったらしい。

「例の女子トイレは一階の一番端の方のトイレです。一応入り口には『ここです』という張り紙もしておきました」

46フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/09/05(土) 20:53:05 ID:heEb2Czw0
>>40
「女子トイレか。女体化しとけば問題はないな。
とりあえず行ってみるか!」

竜人は花子さん属封印の壺を受け取って転送装置に向かう。

「永続罠だからとりあえず伏せて発動でいいのかな?」

47:2015/09/05(土) 20:54:08 ID:KL6S02l60
>>45
依頼主の話は聞いていなかったが全階層を調べるつもりで一階のトイレに来たら早速《ここです》と書いてあるトイレを見つけた

「おいおいいきなりかよ・・・私より先に来たやつの痕跡は・・・ないな」

48帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 20:54:17 ID:NMJ2OxJI0
>>45

なるほど、だからあんた自身で行くことはできないという訳か
じゃー行ってくるぜ。なあに俺がダメでも他の誰かがきっと取り戻してくれるだろう

【女子トイレ】

なんか入ると物凄くいけない事をしている気分になりますが躊躇無く入る。
「えーと手順はなんだっけ…」
念のためメモしておいた

えーとまず向かって三番目の個室に背を向けて深呼吸します
「俺に女子トイレの空気を深呼吸させるとか何させんねん!!!」
メモを破りたくなったがやります。

次に目を瞑って「明日雨だったらいいのにな」と呟く
「あー明日雨だったらいいのになあ…」
(洗濯物溜まってんだよ!!!頼むから晴れてくれ!!!!)
叫びたくなったが従います。

最後に後ろ向きに転がります


「――――こんな邪念まみれでも入れるんだ…。」
意外とラフだな花子さんの世界!!!!

49仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 21:03:12 ID:T0YCDSjI0
>>46

 使い方はどうやら内側に特定の波長の霊を吸引する霊術式が書かれているようなので開けてしめるだけでいいらしい。
女子トイレの場所は一階の端。あとは女子トイレで儀式を行うだけで異空間に突入である。


>>47

「……?」

 仮面の少女が廊下にヒョイと顔を出したが、すぐにどこかへ行ってしまった。
壷を持っているところを見ると参加者だったようだが。

 それはともかく女子トイレの内部は特に変わったところは見受けられない。
二番目のトイレのドアに花子さん異空間への突入方法が書かれたメモが確認用に貼られている程度だ。


>>48

【花子さんの異空間】

 そこは室内であるというのに雨が降っていた。
昇降口だ。しかし天井からは雨のように水が滴っている。
霊的気配というのもあってか肌寒く、小学生がうろつくにはとても厳しい環境に思えた。

 窓や扉に目を向けてみると、そこは男子トイレに繋がっていたり、職員室に繋がっていたり。
あるいは扉の先が階段であったりと空間が滅茶苦茶に繋がっているような歪な世界だった。

50:2015/09/05(土) 21:05:04 ID:KL6S02l60
>>48
「なるほど 指定されたとおりの行動をするとこうなるのか」

4番目のトイレから様子を伺っていたようだ
自分も行動を真似しようとするがついつい好奇心が働いてしまった

「明日晴れらしいよ?」

51仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 21:11:22 ID:T0YCDSjI0
>>50

 何もしていないのに、勝手にトイレの水が流れた。どこか泣いているかのような寂しげな流れ方だった。
しかし、晴れるという情報に反応して心霊現象が起きるということは、やはり雨に対して強い思い入れがあるのだろう。
花子さんが霊となった原因となる物語には天気が深く関わっている。そう確信できそうだ。

52フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/09/05(土) 21:13:54 ID:heEb2Czw0
>>49
「さてさて、儀式を行わなくちゃいけないんだよなぁ。
やり方どうだったっけ?」

女体化して妹に姿がそっくりなった竜人が儀式の内容を思い出そうとする。

「まず、手前から二番目だよな?
そのあと、三番目の方向に背を向けて座って……」

言葉通りに儀式を進めていく。
そして目を瞑り。

「あーあ……明日雨だったらいいのになぁ……」

儀式の呪文を唱え、Zボタンでローリング!
後ろに向かって転がるように異世界へと入ろうとする。
次に目を開けたときにはきっと異世界か知らない天井だろう。

53:2015/09/05(土) 21:16:22 ID:KL6S02l60
「うわっ!なんだ?急に水が流れた!?
どうやら花子さんは天気の話に敏感なようだな」

改めて正しい手順で異世界へ侵入する

54帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 21:17:44 ID:NMJ2OxJI0
>>49

「傘持ってこればよかったかな」
これ事前情報に書いてあったしな…
それにしてもこんな所に招待された日には風邪引くこと必至だな
どの部屋も、教室も、職員室も、雨が降っていて、開始数分で俺の服はびしょ濡れだ

「不思議と書類とかはあんま濡れてねーな」
まあ、これが不思議空間たる所以なんだろう
長居はしたくないし(体調的な意味で)
さっさと花子さんのいる場所を探そう

「しかし探そうったって何処にいるんだ?」
本当に迷路だ…まず無事に帰れるんかいなこれ

偶数なら廊下の扉の先に繋がっていた教室を探す
奇数なら廊下の扉の先に繋がっていた音楽室を探す
0ならまず検定者を探そう…

55仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 21:26:58 ID:T0YCDSjI0
>>52>>53

 【花子さんの異空間】

 大きな傘立てに立ち並ぶ下駄箱。そこは学校の昇降口であろう場所だった。
しかし3つある昇降口の扉は職員室に繋がっていたり、体育館に繋がっていたり、階段につながっていたりする。
近くにある窓などは男子トイレに繋がっていたり、その隣の窓は音楽室に繋がっていたりする。

 そして天井からは絶えず雨が滴る。天井だというのにまるで屋外で雨に降られているのとなんら変わらない。
ただし風だけが存在せず無風状態。もしも風が存在していたら物凄い勢いで体温が奪われていったかもしれない。
少なくとも小学生の体力では長時間いるのは厳しいであろう場所だった。


>>54

 そこは普通の教室なのだろう。机は小ぶりではあるが、壁の上部に張られた習字には高学年の生徒の名前が並ぶ。
習字もやはり水で滲んでいるようには見えない。まるで雨の悪いところの多くが無視されているかのように。

 窓の外はやはり無茶苦茶な場所に繋がっている。
家庭科室であったり、先ほども見た音楽室であったり、あるいは校長室らしい場所や体育倉庫。
もう一つの扉の先などプールの更衣室のロッカーに繋がっているようであった。

 パッと見ではこの教室に手がかりになりそうなものは見つからないが。どうするべきか。

56狐【放送室】:2015/09/05(土) 21:35:35 ID:KL6S02l60
>>55
雨漏り?が激しいが狐の体毛は水を弾き濡れる気配は無い

「ここは放送室か?」

マイクが置いてある
雨に濡れているが動くのだろうか
狐は電源を入れるとマイクに向けて「マイクテスト、マイクテスト、生麦生米生放送」と言ってみた

57帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 21:41:32 ID:NMJ2OxJI0
>>55

「習字かあ」
やはり濡れていない
花子さんの世界ではハイテクノロジー習字が行われているのか…!?
それとも随分と都合のいい雨なのか

黒板には今日の日直が書かれているが、その二人の名前は後ろの習字の中にはない
給食の献立はマンボウ一匹やらモロヘイヤ炒めビタミン剤風味などシュールな字面が並ぶ

「うーん、手がかりはないね」
というか教室で得られる手がかりってなんだ?
花子さんの在籍していた教室でない限りそんなもの…

―――彼女何年何組なんだろう
依頼者結構大人だったから…ざっと10年くらい前の話なんだろう。
現在の花子さんはどう考えても小学校卒業してると思うんだが…彼女はまだここにいるの?ホントに?怪しくなってきたぞ
見つかったとして昔のままのロリ花子さんが拝めるのか、それとも大人になり成熟した花子さんが拝めるのか…そこらへん乞うご期待だな!なんかやる気出てきたぞ

>>56

「ん?」
教室のスピーカーからなにやら声が!!

『生麦生米生放送』
悪くないフレーズだ!!!
このファンキーさは恐らく花子さんではなく検定者だと思う!!!

「放送室もあるのか…」
次は何処だ

偶数 音楽室
奇数 プール場
0 放送室

58仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 21:52:47 ID:T0YCDSjI0
>>56

 どうやら放送自体はできているようだが、放送がスピーカーから聞こえている様子はない。
スピーカーと放送室が繋がっていないのだろうか。
そういえば他の教室も仄かに明るいものの蛍光灯がついている様子はなかった。
電気が繋がっている場所と繋がっていない場所があるのだろうか。
となるとこの放送もどこかのスピーカーには繋がっているのかもしれない。
むしろどこかしらには繋がっているような確信が湧いてくるかもしれない。

 試しに放送室の電灯をつけようとしてみれば普通に点灯するだろう。
この放送室に電気が通っているのは間違いなさそうだ。
感電が起きず機械も正常なところをみると本当に電気で動いているのかは疑問だが。


>>57

 もしもここが花子さんの作り出した空間であるのならば、何かしら花子さんの手がかりがどこかにはあるはず。
きっとここにあるのは花子さんにとって当たり前の事や、強く印象に残ったこと、覚えていること、憧れ……その象徴だ。

 音楽室の内部には楽器がおいてあった。
ピアノは錆び付いておらず、ペダルを踏んで演奏するオルガンも問題なく音がでた。
放置されている一対のトランペットとバイオリンは、花子さんが憧れた楽器なのだろうか。
楽譜は子供向けの童謡などばかり。クラシックはなじみがなかったのかもしれない。
見覚えのない、出鱈目の音符が書かれた楽譜もありタイトルに「牛乳で消した花火」とかかれていたりもしたが。

 しかし、何か手がかりになりそうな、異様な雰囲気を持つ物はなかった。
窓や扉はやはり変な場所にばかり繋がっている。
どこかの教室のロッカー、屋上に続く階段、体育館に女子トイレ。

59帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 22:02:10 ID:NMJ2OxJI0
>>58

「音楽室…か」
俺は楽譜は読めないし、演奏できる楽器はトライアングルだけだ。

「やはり楽譜は濡れてないな…。何々…?『醤油の中から金魚すくい』」
なるほど!これが花子さんのセンスなんだ!!

あと妙なのは楽器の種類が偏ってたり、
音楽家の肖像画に見た事も無い鳥やセミや信号機が写っているくらいか。確かに音を奏でる者ではあるが…

偶数 窓から体育館へ行く
奇数 窓からプール場へ行く
0 屋上

60狐【体育館】:2015/09/05(土) 22:10:34 ID:KL6S02l60
バスケットボールが散らかっている以外に特に何もない

それにしても対象はどこにいるんだろうか
「おーい花子でてこーい」
なんて独り言を言ってみる

振り返るとバスケットボールが増えているような気がした
きっと気のせいだろう

61仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 22:14:28 ID:T0YCDSjI0
>>59

 屋上へと続く階段、その屋上側の扉からでてきた。
おそらく花子さんは封鎖されている学校の屋上に出たことがないのだろう。
しかし、それならば何故屋上へと続く階段がはっきりと音楽室に繋がっていたのだろうか。

 階段を下りると、そこは体育館の二階部分に繋がっていた。
体育館の壁際にある細長い二階部分、何故かその窓の外だけは奇妙な場所には繋がっていなかった。
外は雨の降る校庭。誰もいない雨の校庭だ。窓は開かない、壊れる気配もない。
しかしどの窓からも雨の校庭が見える。これは、花子さんにとって特別大切な光景だったのであろう。

 端にある梯子は空間がねじれていないのか普通に体育館の一回に伸びていて、普通に降りられそうだ。
体育館のステージへと続く小さな階段。その一角だけ雨に降られていない場所があった。
そこには跳ねるボールのような人魂がポツンと浮いている。


>>60

 二階部分を見上げると他の参加者の姿が見える。
彼が姿を現すのと同時に体育館の一部、移動式の小さな階段の部分の雨が止み人魂が現れた。

 バスケットボールはたまに誰もいないのに跳ねる。風が吹き込んできたような気もするし、無風である気もする。

62狐【体育館】:2015/09/05(土) 22:22:55 ID:KL6S02l60
>>61
(なんかある!!)

狐は階段を使わず一飛びで2階の人魂へ辿り着いた

「花子の世界で花子以外の人魂があるわけがねえよな!?おとなしく壺の中に入りやがれ!」

お札の貼られた電子ジャーを床に置いて怒鳴った

63 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 22:28:59 ID:T0YCDSjI0
>>62

(「すみません、人魂は階段部分にいます。あと階段は体育館のステージに繋がっています。
二階部分と繋がっているのは梯子です。二階にいるのは帽子さんです。分かりづらい描写で本当にごめんなさい」)

 人魂は話しかけられると小さな男の子の声で答える。

「花子さんはちゃんと女の子の格好をしているよ、狐さん」

 どうやら花子さんではないらしい。そして花子さんは人の姿であるらしい。

「雨が降ると校庭が使えないでしょ? だから体育の時間はよくおしゃべりしてたんだ。僕は体が弱かったから」

 聞いてもいない事を話し始めた。というよりは自我が既に希薄なのだろうか。

64フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/09/05(土) 22:30:10 ID:heEb2Czw0
>>55
「ここは一体……」

ローリングしてからの記憶が無い。
恐らく気絶していたのだろう。

「とりあえずさまよってみるか」

まずは廊下を適当に練り歩き、思うがままに進んでみようとする。

65帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 22:30:20 ID:NMJ2OxJI0
>>61

「ここは―――」

屋上という名の音楽室…に続く階段に出たのか。
そのまま降りていくと、体育館に出た

「小学校の体育館って、結構狭いもんだなあ」
大人になると、狭く見えるな…。

窓の外は、普通に校庭が広がっていた。
空は曇天、やはり雨天だ。
このガラスを割れば外に出られるだろうか?
花子もこうやって外に出たりはしないんだろうか?
彼女がここに未だ留まっているとしたら、さぞかし退屈だろう。何に縛られていることやら…?

>>62
お、一階に狐がおる
アレが検定者だとは思えないし、恐らくキーキャラクターか…!?

接触するために一階に続く階段に足をかけた瞬間、階段上から雨が消えさる。
次の瞬間、人魂のようなものが階段の上に現れた。

「あ…アレは一体?」
俺が戸惑っていると、狐が驚異的脚力で人魂の下に跳躍し、電子ジャーを置き…喋った!?

「おいおいあいつも検定者か!!」
しかもアレツボのつもりなのか!!
魔封波で封印するつもりなのか!!!

66狐【体育館】:2015/09/05(土) 22:38:10 ID:KL6S02l60
>>63
「ファック!じゃあどこにいるんだよ?」

(こいつを代わりに封印して提出してもばれないんじゃね?)

「もしかして女子トイレIN女子トイレにいるとかじゃないだろうな?」

前足を揃え、尻尾を立てながら人魂に質問する

67狐【体育館】:2015/09/05(土) 22:44:27 ID:KL6S02l60
>>65
「ぬ?女の子・・・ではないな、検定者か?」

しかし先ほどの人魂が予想を外れていたのだ
目の前のこのおっさんが花子である可能性も・・・

「いや、検定者だな、間違いなく」

これは確信である

68仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 22:45:01 ID:T0YCDSjI0
>>64

「……」

 廊下を進んでいくと、どこかで見たことのある仮面を被った少女がいた。
しかしその外見を見ると少し差異がある。ランプは火ではなく純粋な光を放っている。
植物を思わせる翼と尻尾、樹皮のような角。木行竜と呼ばれるこの世界では絶滅した竜の特徴。
だが仮面に髪型、ランプのデザインに服装や雰囲気自体はあの時氷の迷宮でみた彼女と同一であった。
彼女もまた参加者なのだろう。壷を持っている。


>>65

 実際のところ話を聞けば>>63の通り花子さんではないようだが、花子さんの事を知っている人魂であるらしい。
訊ねれば何か重要な情報が返ってくるかもしれない。


>>66

「花子さんは雨が好きだったんだ。というよりも晴れが少し嫌いだったみたい。
僕みたいに体が弱いわけじゃないのに、校庭よりも体育館の方が好きだったんだ。
何でだろうね? ……何か、校庭には嫌なものがあったのかな?」

 長々とマイペースに話す人魂。これは花子さんの居場所を本当に知っているのだろうか。

「たぶん花子さんは明るい場所が苦手だったんだ。でもだから誰にも見つけてもらえなかったんだと思う。
校庭で遊べないから、教室の皆でやった学校でのかくれんぼ……僕ってどうして死んじゃったんだっけ?
トイレの花子さんだからトイレに隠れてたのかな? でもなんで花子さんは死んじゃったんだろう?」

 どうやら暗くてかくれんぼで隠れそうな場所に花子さんはいるらしい。

69帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 22:53:02 ID:NMJ2OxJI0
>>67

(なんだこの狐―――ものっそい失礼な気配を感じた気が…)
い…いや気のせいだろう!

「おう、検定者だが…」
今は人魂の話を聞くのが先だな

>>63>>68

人魂の話によれば、花子さんは女の子の姿をしているらしい。
女の『子』か!!つまりロリのままの可能性大ってことか!!!

質問していないのに(聞きたいところではあるが)人魂がレコーダーのように花子さんについての知識を語っている
どうやらこいつも、花子さんと仲がよかった生徒の亡霊らしい

「……その電子ジャーを含めればツボは二つあるんだし、こいつも連れ帰ってやれんかなあ…」
―――いや、それが救いになるとは限らないし、何よりいちいち死んだ魂に情けをかけていてはキリが無い
明るくない場所で…、かくれんぼっぽい場所…か
それだけ絞れればなんとかなりそうな気がしてきたぜ!!

70フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/09/05(土) 23:01:49 ID:heEb2Czw0
>>68
少女の姿を発見すると同時に多少の警戒をする。
ここで他の参加者といきなり出会うとは思ってなかったからだ。
あるいは少女が実は花子さんという可能性もある。
女体化を解いて通常の姿に戻り、普段通りを装いつつも心を引き締め喋りかける。

「他の参加者か?
いやぁ、道に迷ったんだけど、進捗はどんな感じよ?」

以前と多少違いがあることに関しては、気が付いていない模様。

71狐【体育館】:2015/09/05(土) 23:02:31 ID:KL6S02l60
>>69
「待て待て 暗くて隠れられる場所って言われても私たちはここの地形すら把握してないんだぞ
もう少しヒントがないか聞くべきだ」

72仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 23:07:49 ID:T0YCDSjI0
>>69

 ただ暗い場所というわけではなく、現実の校舎で暗い場所。
たとえば分厚いカーテンのある一部の特別教室。たとえば倉庫、当時は雨だったことも考慮するべきか。
しかしそれでもある程度は絞り込むことができた。そして音楽室は既に何もない事を確認している。

 特別教室で候補となるのは、理科室か図書室だろうか。
放送室は先ほど放送が流れ、他の参加者が探索したことが分かっているから除外できる。
それ以外では体育館倉庫、あるいは電気が切れていればトイレも暗いだろうか。


>>70

「……なんだか体調が悪い気がするわ。この姿でも過ぎた水は毒のままよ。
どこがどこに繋がっているのかもわからないし、怪奇現象はどうでもいい物ばかりで気が滅入りるわ」

 対応は普通だが、体調はよくなさそうである。

「とりあえず工芸室と家庭科室は何もなかったわ」


>>71

「地形? ごめんね、僕も雨に濡れると消えちゃうから動けないんだ。
けど、花子さんはいつもあの倉庫の扉から遊びに来るよ。帰るときもあそこからなんだ」

73フィブ ◆AHS2YvOTP6:2015/09/05(土) 23:15:37 ID:heEb2Czw0
>>72
「若干ダルそうだな。傘とか使うか?」

袖口から折り畳みの傘を取り出して差し出す。
雨に長く当たり続けるのは体に悪いと思ってのお節介である。

「じゃあ、その二つを除いた他の場所に行ってみるか。
美術室とか理科室とか」

なにかが起こりそうな気がプンプンである。

74帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 23:18:53 ID:NMJ2OxJI0
>>71>>72

「地形って言ったってよ…ここの構造は無茶苦茶だし、法則があるならともかく、細かい道は教えられてもどーせ覚え切れん。
それに小学校にある部屋といったら言われなくても大体思いつくだろ―――」
と、言いかけたが、こいつは狐だったな…。人間の常識前提で会話してはいかん

魂も、ここから動けないせいか構造についてはよく知らないらしい。
自力で探すしかないってこったな…

「ありがとよ、少年」
ともかく狙いは絞れた。礼を言うよ

それっぽいところは、理科室、図書室―――あー、そういえば放送室もあったな
「そういえば、さっきの放送って、お前の仕業か?」
狐に問う帽子。
なんかお前の声に聞き覚えがあると思ったんだよなー

「ここで油を売っている訳にもいかんし、花子さんが隠れていそうな場所を探そう。ただの教室でもロッカーの中とかもありえるぞ」
つかの間の晴天から、雨の中へと再び身を投げる
とりあえず、魂が言っていた体育館倉庫の扉を開けてみるか
お前もそこから来たのか?狐ちゃん

75狐【体育館】:2015/09/05(土) 23:26:54 ID:KL6S02l60
>>74
「いかにも マッチョカエルのテーマソングも歌ったんだがよかっただろう?」

その時には電源が落ちていた

「いや、体育倉庫はノーチェックだ
倉庫への扉がそのまま通じていればだが・・・」

帽子と共に倉庫へ進む

76仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 23:28:52 ID:T0YCDSjI0
>>73

「ありがとう。葉っぱで傘作ろうにもうまくいかなくてね」

 素直に受け取っている。以前はもっと排他的な感じがしたがそれだけ消耗しているのだろうか。

「とはいっても廊下を見ただけではそのあたりの特別教室は見なかったわ。
他の階か、あるいは他の教室から繋がっているでしょうね」

 とにかくまだ見つけることはできていないが、そのどちらを探すべきだろうか。
見つけたほうから探せばいいのだろうが。どちらを先に見つけるのだろうか。


>>74>>75

 体育館倉庫の先は女子トイレに繋がっていた。見覚えのある、あの女子トイレだ。
一番目の扉は理科室に繋がっている。二番目の扉は開かない、鍵がかかっている。
三番目の扉は体育館に繋がっている、居間出てきた場所だ。掃除用具入れはプールの更衣室に繋がっている。
トイレの入り口は、何やら温かい空気が周辺を覆っている。この扉はこの世界の外に通じていると直感できる。

 どこへ進むべきだろうか。いずれにせよここから通じるどこかが正解であると直感できていい。

77帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 23:38:55 ID:NMJ2OxJI0
>>75>>76

―――マッチョカエルのテーマってなんだ―――

狐と一緒に倉庫の扉を開ける…と、なんと女子トイレだった。
「なるほど、このゲートで体育館と女子トイレを出入りしている訳だな」
他の扉は理科室、その次の扉は…おい開かねーぞ!?
で、あそこに見えるのが…多分帰る為のゲートか。
クソッ!!コイツのせいで帰るってワードを思い浮かべる度にマッチョカエルが脳裏に浮かぶ!!!

「どうする?」
まあ、理科室に入るしかないな
開くところここしかないし


0ならやっぱり開かない方の扉をブッ壊して中に入る

78:2015/09/05(土) 23:40:48 ID:KL6S02l60
>>76
「こういう場合開かない場所が一番気になるんだよねー」

2番目の扉の下の隙間から中を確認しようとする

何かある場合破壊を試みる

79仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/05(土) 23:48:46 ID:T0YCDSjI0
>>77

 理科室。そこは花子さんと同じように七不思議の題材となりえる場所だ。
どうやら理科準備室への扉は歪んでいないらしく、普通に行き来できるようだ。

 沢山の薬棚に資料やサンプルを収めた棚、様々な実験用の道具。
分厚い黒のカーテン、水道にガス栓。まさに理科室だ。他の場所に比べ奇妙な場所はないように思える。

 だが、何か違和感を感じる。あるはずのものがない。まるで見えないように暗示をかけられているかのようだ。
何が足りないのだろうか? それがわかれば何かがわかるのだろうか。


>>78

 その向こうはどうやら図書室へと通じているらしい。
しかし扉は破壊される気配がない。普通に図書室へと通じているだけにしか見えないのに、通れない。

80帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/05(土) 23:56:47 ID:NMJ2OxJI0
>>78>>79

下を覗いてみた狐いわく、開かずの扉の先は本棚がいっぱいの場所―――つまり図書室らしい
軽く扉に攻撃してみたが、全く手応えがない…
なんらかのフラグが立たなければ入れないと見た。まあ、まずは理科室だ。
理科室で花子さんを見つければ問題なかろう

「理科室も普通だな」
雨が降っている以外はな…。実験とかロクにできんだろこれ
放置されたフラスコが雨水で満たされている。

「普通だが、普通なんだが…」
なんか違うな…何がだ?
何かが欠けている気がするんだ
教壇か?黒板か?掃除用具入れロッカーか?くまなく探すぞ

81 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/06(日) 00:06:47 ID:T0YCDSjI0
>>80

 教壇の中には実験用具を一時的に仕舞ったりする引き出しやガス栓と水道がある。
黒板は二枚あり、上の黒板と下の黒板が連動して片方を上げれば片方が下がる、そんな黒板だった。
廊下側の戸棚には何かの液体につけた動物のパーツや三脚に沸騰石にマッチなどの簡単な実験道具が仕舞われていたりする。
掃除用具要れロッカーにもモップと、短いブラシと長い柄のトンボのような箒にバケツ。普通の物だ。

 だが、どこか足りない。こんなにも怪談の舞台となりそうであるというのに、怪談を連想することができない。
そういえば、音楽室も音楽家の肖像画を見かけることがなかった。
体育館の二階から校庭を見たときに、プールも見えたが雨に濡れるだけで何故か水は張っていなかった。
学校のプールというのは火事対策などで冬でも水を貼っていなければならないという決まりがあるというのに。
そして女子トイレの二番目の扉、花子さんの世界の入り口だという場所は図書室に通じていながらも開かない。
……まるで、怪談の舞台になりそうな場所ばかり何かが欠けているかのようだ。

82:2015/09/06(日) 00:07:03 ID:KL6S02l60
>>80
「元々なにがあったのかがわからんからなんとも言えんな」

軽く殴ると人体模型はユラユラと揺れた

「このバーナー火がつくのかな?」

83仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/06(日) 00:18:07 ID:T0YCDSjI0
>>82

(「ごめんなさい、理科室と理科準備室にない物、それで正解です」)

 人体模型、そして骨格標本。それは夜な夜な動き出すなどの怪談が語られる存在。
それは音楽室の音楽家の肖像画の目が光ったり、プールで足をつかまれたり、
あるいはトイレに花子さんが出る、そんな怪談たちと共に七不思議となる存在。

 いつの間にか骨格標本と人体模型はバラバラの状態で床に散らばっていた。
そのすぐ傍には火が消えてガスも止まっているバーナー、そして自分の抱えている壷に書かれた字と同じ筆跡のお札。
何より、すぐ傍には黒く焼け焦げた子供の遺体があった。

 ふと、後ろの方で鍵の開く音が聞こえた。
これは学校のトイレなどでよく見る、スライド式の鍵の開く軽快な音。
脳裏に直接焼きつくように、「今、花子さんを見る資格を得たんだ」というイメージが浮かぶ。
花子さんは、図書室で待っているのだ。

84帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/06(日) 00:18:43 ID:NMJ2OxJI0
>>81>>82

「――――七不思議……?」
笑う肖像画、プールの亡霊、花子さんに通じる女子トイレの入り口、歩く人体模型……
この世界から、そういった怪談にありがちな要素が確かにまるごと消えている。


―――狐が人体模型殴ってるけど。
「あ、あ、うん…多分雨の中でも機能すると思うよ。この学校の設備は。」
放送器具だって使えたしな
うーん、となるとまさか花子さんも消えてたりしませんよね?
それにしても夜中に信号機が笑い出したらこえーなー…

85帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/06(日) 00:22:00 ID:NMJ2OxJI0
>>83

ってその模型がフラグなんかーい!!!
「狐が人体模型殴って謎解き終了とか世にも奇妙でんな」


「……この焼け焦げた死体は」
うーん、さっきの魂のものか?それとも―――?

……ともあれ、鍵は開いたようだ。
行こう。

86:2015/09/06(日) 00:28:43 ID:KL6S02l60
>>83
「ウェー 焼死体は流石に食えないわ」

目をつぶって舌を出す

「えっ 図書館入れるの?」

尻尾を振りながら帽子についていく

87仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/06(日) 00:29:35 ID:T0YCDSjI0
>>85>>86

 図書室には、一人の女の子が座っていた。
天然なのか三つ編みにしていたのか、それとも焼かれたせいなのか黒いロングの髪は癖っ毛だとわかる。
どこか天邪鬼そうな顔立ち、どこか時代を感じさせる私服。

「……変だよね、気紛れに助けた女の子のおかげで私はまだ消えないんだから」

 頬や腕には酷い火傷の痕がある。いや、一部は炭化していてそれは重度の火傷のままだった。
あの焼かれた遺体はこの少女、花子さんのものだったと確信できる。

 彼女に抵抗する意思はなさそうだ。どこか懐かしむような表情で座っている。

88帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/06(日) 00:36:33 ID:NMJ2OxJI0
>>86>>87

「―――お前が、か」

"花子さん"はあそこで焼けて死んだのだろう。
其れを思わせる彼女の火傷痕から覗く彼女の笑顔は、其れを忘れさせる程に綺麗で
ほの暗い土砂降りの図書館の中で、何よりも明るかった。

「―――その女の子の依頼で、あんたを確保するが、いいか?」
彼女から預かった壺を見せる。

89:2015/09/06(日) 00:39:12 ID:KL6S02l60
>>87
「今度こそ花子だな!?手間かけさせやがって」

電子ジャーを向ける

「魔○波!」

90 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/06(日) 00:41:53 ID:T0YCDSjI0
>>88

「大丈夫、このまま成仏するのも悪くないけど少し寂しかったから」

 あっさりと、それを認めた。

「ねぇ、私の死体、あのままじゃヤダから。ちゃんとお墓を作ってほしい。
学校じゃなくて、ちゃんとした場所で」

 彼女はとても七不思議とは思えないほどに、ただただ普通の女の子であった。


>>89

 彼女は、それだけを言い残すと抵抗もなしに吸い込まれて、封印された。
あとは依頼主にそれを渡すだけだ。

91帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/06(日) 00:47:36 ID:NMJ2OxJI0
>>90

「分かった。こことは違う世界に埋葬する事になるが、承ろう。」

遺言は聞いた。
それではモンスターボールに封印の刻―――


>>89

「ちょwwwwwおまwwwwwwwwww」
おい!!!今シリアスな展開だったろ!!!
問答無用でピッコロ大魔王みたいな扱い方してんじゃあねーよ!!!

彼女の遺体はカーテンで包み、女子トイレの"入り口"から俺達は帰還した。
―――彼女が入った電子ジャーと共に

92:2015/09/06(日) 00:49:10 ID:KL6S02l60
>>90
「墓か・・」

電子ジャーの蓋を閉じる

「任せておけ 依頼主から追加料金を支払ってもらう」

>>88
「ほれ お前は焼死体を運び出せ
それはそれで何か報酬がもらえるかもしれん
あまり崩すなよ?」






(・・・いやいや ずっと疑問に思ってたけどほんとに電子ジャーでいいのか!?)

93仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/06(日) 00:58:43 ID:T0YCDSjI0
>>91

 現実のトイレに帰還すると、中にいた参加者達がはじき出されるように飛び出してきた。

「痛た……」

 どこかで見たことのある仮面の少女だ。彼女も参加していたらしい。
先にクリアされた事に気がつくと、抱えている遺体に対して何か変な表情を見せる。


>>92

 依頼人はトイレの外で待っていたらしい。
花子さんが封印された電子ジャーを見ると、まさかピンポイントでそれに封印されるとは思っていなかったのか少し動揺を見せる。

「依頼完了を確認しました。皆さん本当にありがとうございます」

 依頼報酬として全員にプールの手のミイラが配られる。
そして、箱舟の護符が一人にだけ与えられる。誰が得るべきだろうか。

94帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/06(日) 01:05:47 ID:NMJ2OxJI0
>>92>>93

「お前は…」
ホノカ!?

「ん…?ああ、このカーテン(包み)は…花子の遺体だ。」
…どうかしたか?


「ああ…魔○波で封印したんだ。そこの狐がな」
護符は彼が受け取るべきだろう

それより、彼女が何者だったのか、せめて依頼人に伝えてから、弔ってやろう―――
水浸しの服が、いつのまにか乾いていた。

95:2015/09/06(日) 01:13:17 ID:KL6S02l60
>>93>>94
「私はこんな報酬なぞいらん
代わりにその焼死体の墓を作ってくれ」

後ろ足で首を3回掻くと狐の癖にドヤ顔をしてみせた
どうやら報酬が目当てではなかったようだ

96仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/06(日) 01:17:05 ID:T0YCDSjI0
>>94>>95

「……いえ、なんだか『私と似た気配』だったから気になっただけよ」

 この花子さんと似た気配、何故彼女はそう感じたのだろうか。
明らかに接点はなさそうだが。強いて言うなら焼き殺された死体と、炎を使うホノカとで火に関わる程度か。
あるいは、もっと他に何か似た部分があるのだろうか。

 依頼主は、ただよろしくお願いしますと言い残した。
墓の場所はこの近くの寺がいいだろうと教えてくれる。できれば自分の手で弔いたいともその目が訴えていたが。
待っていてくれた取り壊し工事も再開し、あのトイレは瓦礫の中へと消えていった。

「……誰も要らないなら、心苦しい部分はあるけど私が借りていい? ちょっとだけ、使いたいから」

 仮面の少女が箱舟の護符を指差してそう主張する。

97帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/06(日) 01:22:27 ID:NMJ2OxJI0
>>95>>96

「え?でもさっき報酬がどうたらとか…」
いやいいか、おつかれきつね


―――せっかくなら、あんた(依頼者)が弔って欲しいんだが
「霊能者なんだろ?あんたが弔ってくれると心強い。俺も出来ることがあれば、なんでも手伝うよ」
一応、約束した身だからな

それにしても、この護符どうするか―――
狐がいらねーってんなら、俺が貰おうかな
ん?どうしたホノカ
「ああ。いいけど…"使う"?」
うーん、気になる所だがまあ詮索する所でもあるまい
そういう事なら、いっそ譲るよ

98仮面の少女 ◆YJMWmO4ZS6:2015/09/06(日) 01:29:41 ID:T0YCDSjI0
>>97

「いえ、一度でいいわ」

 彼女は護符をランプに入れると数秒で取り出す。光だけのランプだからか護符には焦げ後一つついていない。

「はい、もう十分よ」

 そんな様子に依頼主も不思議そうにしているが、それよりも埋葬できることが嬉しいらしい。
彼女が言うには、一度お墓参りにきて欲しいと。墓を参るものがいるというのはそれだけで霊にとって救いになると。
たとえまだ現世に残る霊であっても、生者の正の心は救いなのだと。

 今回の検定は、これで万事が解決したのだろう。

99:2015/09/06(日) 01:31:07 ID:KL6S02l60
>>97
「あの話はお前の分だよ!」
おつかれおっさん

100帽子【検定】 ◆iG.8/BousI:2015/09/06(日) 01:32:00 ID:NMJ2OxJI0
>>98

「終わったのか?」
何をしたのかようわからんが、このまま貰っとくよ

「ああ、墓参りに必ず行くよ」
あいつの事は、忘れないさ




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