したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

俺「ストライクウィッチーズと洒落込もうか」

499黄色の15:2014/11/05(水) 18:40:20 ID:Rmq6bzp.0
米軍の機体は与圧式の操縦席があるが我が国にはそんなものはない、だから高度1万mまで上がるのは一苦労だ。操縦者の肉体だけではない、機体にも過給機が無いため同じように高度1万mに上がるのは辛い。
下手をすれば敵に近づく前に発動機が止まるか失速して墜ちることだってある。前に経験の浅い予備士官が雷電で操縦ミスで死んだのを見たことがある。
高度8千mにようやく上がる。そうするとP-51が一斉に俺達迎撃機に殺到してくる。
「部下1三飛曹!部下2三飛曹!P-51は適当に相手してB-29をやれ!戦闘機より爆撃機を優先しろ!」
俺が無線で怒鳴る。
「了解!」「了解!」
2人からの返答を聞き俺はまずB-29の周りに張り付いているP-51に照準を合わせる。
それに気付いたのかP-51はこっちに向かってくる。誘われて来たP-51を1機撃墜する、さらに向かって来る敵は横から攻撃するように言っておいた僚機の部下1達に奇襲させて墜とす。
「これで丸裸だな!墜とさせてもらう!」
今は亡き先輩が俺に教えてくれたB-29の弱点である機体の真下の爆弾倉。ここには爆弾だけでなく燃料タンクもあるため、上手くいけば一撃で墜とせる。俺はスロットルを全開にして突っ込む、B-29が対空用の機銃を撃って来るがそんなションベン弾じゃあ雷電は墜とされないぞ。
そして銃撃を繰り返すと燃料か爆弾に当たったのかB-29は胴体が爆発し真っ二つになり墜ちて行く。しかし1機撃墜しただけではどうしようもない、米軍は俺達とは違い物量で押して来る。
次の敵機を狙おうとしたその時だった、突然真下からの銃撃を受けて機体に火がつく。しかもB-29の破片がいくつか飛んで来て身体のあちこちに刺さる。頭には刺さりはしなかったが、当たったせいで頭が割れたのか視界が真っ赤に染まる。
そのまま俺の機体は背面飛行しながら墜ちて行った。
「俺一飛曹!俺一飛曹!小隊長!」
僚機達が必死に叫ぶが俺の雷電が機首を上げることは無かった。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板