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俺「ストライクウィッチーズと洒落込もうか」

1名無しさん:2013/04/07(日) 02:07:57 ID:qhlpEsaY
ストパンの世界に俺を入れてイチャイチャしようずwwwwwwwwww っていうスレ
         ∧
         / |
        〃 .|
       .//  |           ___ _,. イ
      / |  /  _ __     /       /
      ( |. /; ; ; ; ; ; ; ;.;.;>、/ /    /
      ヽ.! /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; < ̄ ̄
      / V; ; ; ; ; i; ; ; ; ;.;.丶; ; ; ;ヽ
     .///; ; ;./; ;/|; ; ; ; ; ;.;.;l; ; ; ; ;.i
     |/; ;./ ; ;/; ;/ .l .ト、; ; ; ;.;ト; ; ; ;.;\ _,
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前スレ
俺「ストライクウィッチーズ、ブレイクナウ」
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500黄色の15:2014/11/05(水) 18:50:16 ID:Rmq6bzp.0
ウィッチーズはまだ出てないがとりあえず、出だしはこんな感じなんだ。
意見があったら言ってくれ。

501名無しさん:2014/11/05(水) 18:53:04 ID:tHTmOyNE0
あぁ、別の人か

502名無しさん:2014/11/05(水) 19:43:39 ID:R65QnjYE0
別の人?

503名無しさん:2014/11/05(水) 19:45:05 ID:sZGGK41.0

誰ルートになるんだろ

504黄色の15:2014/11/05(水) 19:47:45 ID:Rmq6bzp.0
一応エイラルートかエイラーニャルートにするか悩んでいるところ

505名無しさん:2014/11/05(水) 19:50:10 ID:tHTmOyNE0
乙乙
似たような名前の作品があったもんでね

506黄色の15:2014/11/05(水) 19:53:39 ID:Rmq6bzp.0
さっきのつづき
1944年 ブリタニア
「いやー久しぶりに手応えのあるネウロイだったな!今までずっと楽な出撃ばっかだったし。」
シャーリーが着陸した基地の滑走路で言う。
「気が抜けているぞリベリアン。今またネウロイの攻撃があったらどうする?」
ときつめの言い方で釘を刺すバルクホルン。そんな話をしていると上空から航空機のエンジン音が耳に入る。
「おいバルクホルン、この辺に航空機が離発着できる場所ってあったっけ?」
シャーリーが少し不安げに聞く。
「ここぐらいだがここには戦闘機なんて置いてないぞ?」
バルクホルンも少し冷や汗を書かながら言う。そう言って音のする方を見上げる。なんと戦闘機が墜ちて来ていた。
「「「「「「「「「逃げろー!」」」」」」」」」
夜間飛行に出撃するサーニャ以外に出撃していた10人はタキシングしていたはずなのにロケットにも負けないスピードで逃げる。
その瞬間ドーンと言う音と共に戦闘機が滑走路に激突した。どうやらそこまでスピードが出ていなかったため滑走路が壊れることは無かった。
「何なんですの*こんなところに戦闘機なんて!」
ペリーヌが癇癪を起こす。皆が口々に話していると、上から焼け焦げたパラシュートを付けた男が落ちてきた。
男は気絶しているらしく動かない、しかも身体のあちこちを怪我している。
「宮藤さん!今すぐ治療してあげて!それと医療班を今すぐ呼んで!」
ミーナが的確な指示を出す。
「どういうことだ!この辺で戦闘機が飛んでるなんて聞いてないぞ*」
美緒が管制塔に怒鳴る。
「こちらも捉えたのは今なんです。報告が間に合わなかったんです、申し訳ありません。」
と管制官が申し訳なさそうに言う。
「事情はあいつが目覚めてから聞くとして、滑走路がな…片付けが大変だな。
整備兵達に頼んでこよう。」
と美緒が言いながら格納庫にタキシングして行く。
「それにしても見たことない機体だったな、何処かの国の新型か?」
バルクホルンが考え込む。
「考えても仕方ないさ、とにかく格納庫でストライカーを脱がないと。」
とシャーリーはルッキーニを連れて格納庫へ向かう。

507名無しさん:2014/11/05(水) 19:58:58 ID:sZGGK41.0
続き早いなw
あともう少し改行したほうが読みやすいと思われ

508黄色の15:2014/11/05(水) 20:50:51 ID:Rmq6bzp.0
了解、改善するわ

509黄色の15:2014/11/05(水) 21:03:34 ID:Rmq6bzp.0
書いたはいいが次がいつになるかわからん。スマソ

510名無しさん:2014/11/06(木) 19:55:47 ID:0lpgu2LE0
ああ、やっぱり別人なのか
前の人は黄色の13だね

乙乙

511名無しさん:2014/11/06(木) 21:17:35 ID:4rzlvsiE0
最近更新が増えつつある??

512名無しさん:2014/11/06(木) 23:53:57 ID:bTfmHCJI0
ゴミばっかりだけどなー

513名無しさん:2014/11/07(金) 01:44:27 ID:GNBO6ktQ0
>>512が神SSを書くと聞いてアフリカから来ました

514名無しさん:2014/11/07(金) 03:02:03 ID:0oftj8Qw0
>>512が面白い話の書き方を教えると聞いてアンドラからきました

515名無しさん:2014/11/09(日) 20:31:03 ID:4Ri0VIaY0
ルート分岐させて複数ヒロインもいいなぁとか考えてる

516短編『ボレロエロウ』:2014/11/12(水) 23:58:30 ID:BoBF.WIk0
短編『ボレロエロウ』


俺「ちょっと待っててください」

宮藤「は、はぁ」

夕食前だというのに、特別に分け与えた日本料理を黙々と頬張る男に対し、呆れ気味の少女。

俺「うまい」

明日基地を出発する前だというのに、絶えずに懇願してきた手料理を差し出してくれた魔女に対し、感謝感激の輸送機パイロット。

宮藤「時間は大丈夫ですか?明日は出発だから俺さんは身支度とかありますし、それにこの後食事だからすぐみんな来ちゃいますよ?」

ここに2人だけでいるのには理由がある。ウィッチ専用の食堂に男がいたら、当然懲罰が下る。しかしそうまでしても宮藤に伝えなければならない。手料理を頂きたいのもあったが、それは実行に誘導させるための策略。これから俺が口にするだろう宣言に真意が込められている。

俺「ごちそうさまでした」

宮藤「あ、おそまつさまでした」

この基地での対ネウロイ新型強化輸送機のテスト任務が終了したため、俺は明日出発しなくてはならない。その前にどうしても成さなければならないことがある。例え軍規に歯向かったとしても。腹ごしらえを済ませ、準備は整った。

俺「宮藤少尉、実はお話があります」

立ち上がって椅子から離れ、手を後ろに組んで背を向けたまま緊張の面持ちを伏せて喋る。言うぞ、俺は。ついさっき食堂に侵入するという違反を起こしたんだ。それに、俺に侵入を許した彼女は共犯者となった。だからもう何を破っても、何を起こしても怖いものはない。たとえ、俺に社会的な死が訪れようとも、生命的な死が訪れようが構わない。
そんな緊張をする程に確信している。

ファンタジスタが書き垂らしたノスタルジック全開ポエム感情論の雰囲気物語などの死ではなく、養豚の糞を暴食させられながら永遠に皮を剥がされ続け苦楚な拷問を一身に受け止めながら閻魔様に犯されようとも満悦である達成感を伴った演技要らずの顔面で死んでゆくことも厭わない。
そんな誇張をする程に覚悟している。

517短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:02:47 ID:XjWxl/Yw0
俺「この純粋を超えた純正の願いの為ならば、幾多の辛酸を嘗め魂を地獄に落とすことも辞さない」

宮藤「なんていいました?」

俺「いえ」

宮藤「なにかむずかしそーなことを…」

俺「声に出ていました。少尉、」

宮藤「はい?」

俺「その…」

瞼を閉じ大きく深呼吸して息を吸うと鼻腔がより広く開き、脳に酸素がすうっと充満した。吐息と共にぴんと張っていた全身の毛さえも朗らかになり背筋の緊張も解れる。眼を見開く。食堂の鏡に写る自分と視線が会った時、桁がはずれた。希望の光が反射する。お前はなんでもできる、成功する未来しか直視できないと刺激が走る。そして只今から実行する計画への清らかなる雰囲気作りの為か、高尚なクラシックを流そうと近くのラヂオを捻った。

俺「宮藤さん、大変申し訳御座いませんが…」

振り返って宣言をする。

俺「俺がリーネちゃんを」

胸の高まりと同調するように…

俺「レロレロしゅる」

ボレロは流れ出した―― (BGMを流しながらお読みください)ttp://m.youtube.com/watch?v=vgpiJLAbSs4

518短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:06:37 ID:XjWxl/Yw0
宮藤「あ、そうです…へっ?」

俺「先に親友の宮藤ちゃんに宣言する。本当にごめん」

ちゃん付け。もはや敬語など気にするものか。俺は今日、どうせ死ぬのだから。

宮藤「えええっ!?」

俺「ごめん。本当にどんなことをしても舐める」

宮藤「お、俺さん…?」

俺「頭からつま先まで、生毛も含めて1ミクロの隙もなく、全て、誠心誠意――」

気が狂ったのかと俺を見ているだろう、ハイライトの抜けた宮藤の困惑した目。ぶれる瞳孔は心の震えを表しているだろう。だが言わせてもらう。何と罵られようが蔑まられようが、俺は確実に。

俺「――ジュルジュルさせてもらうたい」

ぺりょりぃ!

宮藤「いゃぁ!!」

俺「逃げても遅い…!」

回り込んでドアを閉める。

俺「リーネちゃんの場所を吐け」

宮藤「教えませんっ!」

519短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:09:38 ID:XjWxl/Yw0
俺「本日の食事当番は宮藤ちゃんで舐め取りがいのあるリーネちゃんのことだ懇意的に手伝うに決まってるし俺に分けていた日本料理はしじみなどの海鮮出汁の味噌汁でメインは別に存在する出来上がってないから手間とバランスを考え同じ海の幸でディナーの腕を振るう気だろう食材の調達はまだだ今日の献立は何?」

宮藤「えぇ!?」

俺「今日のメニューぐらいは教えてもらってもいいだろう!」

宮藤「でも…」

俺「いいにょね!?」

噛んだ。

俺「いいにょねぇ!?」

宮藤「に、にょ?…鯛の盛り合わせです…」

俺「女体の盛り合わせ…!?」

つまり素材は。

俺「リネット・ビショップ…!」

宮藤「はぁ…?」

520短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:12:48 ID:XjWxl/Yw0
俺「おい、同級生」

宮藤「あ、私ですか?」

俺「同級生」

宮藤「は、はい…」

俺「料理の素材は何処!」

宮藤「そ、素材なら基地裏の地下倉庫にありますよ?」

俺「つまりは、そこにいる…じゅるっ!」

ついつい涎が垂れてしまいそれを興奮冷めならぬ熱い手で拭う。その行為を見た宮藤の背筋には、悪寒が虫のようなものとなって数匹迸る。
実際に、見知らぬ「虫」が床をさっと横切った。

宮藤「いっ、いやぁ!!」

俺「ひいてるんじゃない…!」

彼女の肩を掴んで押さえ、思いの丈を訴えかける。

宮藤「ひ、ひぃあ…!」

俺「リーネちゃんの体をぺろぺろぉっ!舐めたいっていうのは性別が男として生きてるうちに誰がしも、誰がしも考えることなのでふ、ふっ!ちゅぱちゅぱもしたいのあおぉぉぁぉぉっ!!よ、そうなの。本気で発言してる!でも実行しない側の人間だったんだよ、俺も本当は…だけどそろっちゃったんだ想像通りに俺のコン!ディ!ションも、機会も、憧れのリーネちゃんにペロッ!できるレロッ!可能な距離にヌロッ!来ちゃったんだもんっね!ミュロッ!いくしかねぇっ、じゃん!!見ろ、秘密のリーネちゃんの写真。常に体液で濡れてて湿気、でも今は違うんぞぉっ!!実物にペタペタペタペタペタペタペタペタ、もう、歯でも口、全体でも!タッチュ!レロ、コロロ、にょもんゅゆゆゆゆぬぬぬぬぬくぬく!!!よく味わう、汚くなく、汚いはずがないにょ!ビショップベースの美味しいスープで、15年モノでもプリュプリュしてる?ちょっぴり大人の隠し味かなで、プルンプルン、ゆゆんゆゆ!ああっ、飲みたい!!!これでなんにもしないっつったら、これ…いけませんよ、紳士なんて勿体無い、ゔぁん、そう、素直!俺!リーネちゃんのつま先から天辺ぴょんって跳ねたチャーミングなお毛毛までいやもっと、スメルと共にりねっとぉ抱きしめて!サクリファイスペロペロァンドゥ、吸収ぅだと?ちうちうちゅっん、か!?彼女のそれを…ビショップ成分を…リーネちゃん液を…身体からお出になったものを俺の体内に!?…いれぅッ!!リーネちゃんのモノっが混じり合うの遺伝子に、細胞が…ちゅっちゅしちゅうにゅぷ?それって…超、気持ちいい。誰も知らないホクロの位置とか、似そう。毛の色も、似そう。それはつまり未来へと生命を紡ぐ、合体!!こういうこと!!そう、出し惜しみしない方が相手にとっても真摯な態度なわけで、いまこうして生きてるわけで、ここに俺は立ってるわけで、あなたがいるわけで、それこそ本来の真摯で紳士って、とりあえずレロレロレロレロしてぇんだよ!!舐めるだけならええだろ!!あっ、あああっユクっユクユクぅ!!!!頭にリーネちゃんのヴィジョン、ミライがお…れ…ノ、いっぱいの舌まみれのダエーキ秘薬でテキゴウカされてゆく〜♬繁栄繁栄!リィィィィィネェェェええええええ♫ぱりゅ!?!?!?イきそうなのか!?!?!?舐めりゅ…!」

宮藤「あ、そうですか」

坂本「なにごとだ!!」

521短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:16:55 ID:XjWxl/Yw0
ドアが痛めつけられるように騒々しく開いたら、坂本は鋭い剣幕。
食堂での騒ぎを嗅ぎ付けたようだ。

坂本「先程から悲鳴と演説のようなものが聞こえていたが、ここはそのような場所ではな…操縦士の俺?」

俺「これはこれは」

宮藤「…さっ、坂本さん!この人危険です!」

坂本「どういうことだ。ここはウィッチ以外の出入りを制限しているはずだが」

宮藤「そ、それは…!むぐぅ!ひゃっうっ…!?」

宮藤の口の辺りをアダムタッチのようにソフトな手の仕草で包み込んで塞ぐ。

宮藤「あっ、くっ、くすぐった…ぃ」

この日のために鍛え上げた指遣いだ。最も、先にリーネちゃまにちゅかう予定だったが。

俺「それは、彼女が俺をこの部屋に入れてくれたためです」

宮藤「んんーっ!?」

坂本「宮藤が?」

俺「えぇ。何故なら俺達はそのような仲、いわば他言無用なディープな関係」

坂本「……はぐらかさず本当のことを口にして欲しいな。場合によっては、斬る」

俺「なんとまぁ…!」

522短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:20:25 ID:XjWxl/Yw0
さすが扶桑の魔女たる脅威の重圧だ。魔法力を失った彼女だとしても俺など数秒で細切れにされるだろう。

俺「武士め!貴様がいなければ今すぐにでもリーネ殿へ推参したる次第だと申すのに!」

坂本「?」

宮藤「あ、あっ、ひっ、ふぇっ…!あっあの、く、口はぁっ…!」

触るか触らないかの瀬戸際、産毛をなぞるような撫ででの口止め、もはや口攻めは続く。

坂本「…なぜ此処にいると聞いている」

俺「そっ、それは、腹を空かせたので、飯を頂こうかと宮藤に頼んで…」

坂本「ほぉ、しかしそれは規則に違反するな。バルクホルンほど口を酸っぱくして言うつもりもないが、罰は受けてもらう」

まだこれからだ、ここで終わるわけにはいかないの!

坂本「俺操縦士、その手を離して私に同行してもらう」

近付く坂本の冷徹な表情。しかし打開策は見当たらない。その獲物を捉えた目を見るたびに身体は震えてしまう。
特に手が。

宮藤「ふひゃあぁっ…!?へっ、変な感じぃ…もっもうやめぇ…ひゃううっ?!あっ…あぇぇっ!?」

坂本「どうした、宮藤」

俺「これはっ…!」

数々の試練を乗り越え会得したこの指遣いに振動が加わったことにより施術する快楽は次のステップへ向かった!

523短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:23:40 ID:XjWxl/Yw0
バイブレーター機能を伴った指先が顔面の全神経に悦を伝達させたのだ!
既存の特訓では越えられなかった壁をぶち破り、彼女を快く桃源郷へと誘う!

俺「これは、リーネちゃんへ是非とも試したいな!」

ブルブルブルブル!ペタァ…ペッ……タァ…!

宮藤「こんなっ、知らな…ふあぁっ!?」

坂本「何をしている、俺!?」

俺「へっ、あなたのお陰です――」

宮藤「やっあ、あああっ!?もう口はやめふぇくだひゃ、ふあああっ?!?」

俺「どうだ!?新しいだろう!?」

坂本「いいから手を離せ!」

俺「いいや、まだいけるべ。もっと快楽は追究できるもの」

宮藤「あっ、ふああああっ、ああああっ!!」

俺「実は口が好きなんか宮藤ちゃ」

ぷしっ!じわぁ…。

俺「なっ!?」

宮藤「やめ、れぇっ…あ、あうう!?」

524短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:26:44 ID:XjWxl/Yw0
ぷしゃああああ…。

宮藤「あっ…!ああっ!…う、うええええっ、あ、あ、あっ!」

俺「……」

坂本「え?」

ビクン、ビクンっ!!ぷしっ!!ぷしっ!!

俺「みっ…宮ふ汁…」

ぷしゃああああああああああああああ!!!!

俺「……」

坂本「……」

宮藤「いいっいやぁ!?みないでぇ!!ご、ごめんなさっ…」

ちょろろろろ、じわぁ…。

俺「……あの」

ぴちょん、ぴちょん、ぴちょん…。

宮藤「うううっ…」

俺「えと、その…ごめんね…」

525短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:30:31 ID:XjWxl/Yw0
ぷしっ!

宮藤「ひぐっ!!」

俺「残っ!?」

ガクガクガクガク…ぺたん。

俺「……」

坂本「…いや、うん」

宮藤「ひっく…もっ、えぅう、なんでぇえっ……」

俺「……」

坂本「……その、なんだ」


俺「――ってな感じになるまで試す」

宮藤「いやですーーーー!!」

俺「そのどうしようもない微妙な雰囲気さえもプレゼントだ!!!」

さわわっ!

宮藤「ふゅう!?」

ビクッ、ぷ…ぷ…ぷし。

526短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:33:46 ID:XjWxl/Yw0
宮藤「いやっ!!坂本さんんっ!!」

俺「こら、逃げるな!」

宮藤「それに私じゃなくてリーネちゃんじゃないんですか!?」

俺「なに…?」

俺の手を拭い払った宮藤は坂本の後ろに隠れる。

坂本「さぁ、覚悟はできているな、俺」

俺「宮藤ちゃん、今、リーネちゃんに標的を変えさせなかったか…?」

宮藤「えっ…?」

俺「仲間なら敵から身を庇うはずなのに、身代わりにするとはどういうことだ!!」

その敵はお前だと宮藤は言いたい。

俺「ストライクウィッチーズだというのに、呆れたぜ!」

どの口が言うかと坂本も言いたい。

坂本「…さぁ、これ以上の横暴を許すわけにはいかない。覚悟し」

宮藤「ひゃうっ!?」

坂本「ん…なんだこの湿気は」

527短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:36:48 ID:XjWxl/Yw0
その瞬間!
坂本が抜刀しようと鞘の先を指先でくいと上げた時、後ろに隠れていた宮藤の股関節付近に触れた。
軽く、濡れているようだが?

坂本「み、宮藤…まさか本当に」

宮藤「ちっ、違います!!これは汗です!俺さんが変なこと言うから緊張してで…!」

坂本「しかしこれは…」

俺「チャンスだあああああ!!!」

坂本が宮藤に気を取られた隙を突き、駆けた俺は坂本の隣に飛び込んだ!

坂本「しまった!」

咄嗟の行動に反応し遅れた坂本は身体を引いたが、背に宮藤の頭が当たってしまいバランスを崩す!
共に衝撃で彼女の豊富な両胸は方向を失った慣性によって西洋冷菓子のように上下左右、四次元的に大きく揺れ動いた!

俺「おおっう!?」

坂本とすれ違う瞬間、その躍動を逃さない俺の手は、意志と理性に反し、抗えぬ性の遵まま豊満な立体へと導かれてゆく!

俺「まっ…ままよ!」

坂本「なにっ!?」

自分の疾走した風によって招き靡いた彼女の髪の匂いは男性的嗅覚を擽り、神経を伝わって欲に更なる拍車が掛かる!
翻弄されたまま、要するに「坂本美緒のおっぱい」へと手を伸ばす!

528短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:41:24 ID:XjWxl/Yw0
俺「なむさっ…!!」

坂本「いい加減にっ…!」

伸ばした手が揉む瞬間をデモンストレーションするように空を切ってわしゃわしゃと邁進する!
残り10センチメートル!
しかし抗う坂本の手刀が俺を弾こうと首に狙いを定めて跳ね上がった!

俺「ちぃぃい!」

間に合うか!?
勝負が決まる瞬間、2人の差は1秒30フレームアニメーションの1フレームに値する!
どちらが1フレーム先に動けるか!?

それ程に僅差!

俺「ちぃぃぃぃい!!」

首への距離は1ミリメートル!
そしてなんと、先に坂本の手刀が俺の喉元へと接触し、打撃が生じる!
鈍い音がスローモーションで鳴り響いてしまった!

俺「ちぃぃぃぃぃぃぃい!!」

熱さと痛み!
衝撃がリンパ管、鎖骨、脊椎へと骨の髄まで響いてくる!
ズキズキズキィ!

俺の負け…。

529短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:44:28 ID:XjWxl/Yw0
………だが、

俺「ちいいいぃぃぃぃぃぃぃいいい!!!」

坂本「あうっ…」

俺「ち…ぃ…ッ」

完全には揉めなかったが…弾かれた俺の指先、中指は、

俺「ち…ィ…いィ…ッ…っ……!」

確かに坂本の、

――…ピ…――

乳房の「首」を、

俺「ちぃっ…」

――…ピっ…――

捕らえていた!!

――…ピンっ…――

坂本「んああっ…!」

俺「くびいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃいいいィィィィィいいい!!!!」

530短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:47:57 ID:XjWxl/Yw0
不意に敏感な部分を小突かれたことによる刺激に坂本は、軽く顎を上げて仰け反るように身体を捩った。

一方、俺は激痛と共に、首の形を変えられたのかという程に視界が回転し、重力に引き寄せられ地面が迫ってくる。
そうか、俺は転んでいるのか!

ここで倒れたら、リーネちゃんに我が唾液を授けられない。

なるものか!!

俺「ちくびいいいイィ!!!」

脳が体に送った「身体を立て直せ」と「坂本美緒のおっぱい」という新規の命令は激しい痛みと煩悩を遮断させ、弛んだ運動神経に鞭を打つ。

「坂本美緒のおっぱい」の先端に触れたのは相当な戦果。至福。

つまり「坂本美緒のおっぱい」を触ったことによる充実感、背徳感、快感が肉体的対応能力の糧となりて、俺は体を持ちこたえさせた!

坂本「なにをする…かぁ!」

俺はすぐさま出口へ走る!
ほんのり紅潮して胸元を気にする坂本の顔をニヤリと流し目で対応した。紳士の余裕!

宮藤「はわわ…」

隣の小娘は跳びはねた坂本の胸に夢中だ。

痛みはアドレナリンで緩和された。
あとはリーネの元へ。

531短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:51:03 ID:XjWxl/Yw0
勢い良くドアを破るとともに解放感溢れる会心の発声!!身体の芯から果てなき遠方へと声が行き届くようだ!!

俺「リーネ、リーネ、リーネ、リーネ、リーネ、リーネエエエエェーーー♫えっ!?リーネちゃんが6カウント?シックス!?せっ!?」

舐めるために駆け出した!――


ミーナ「――なに?ホルン?」

バルクホルン「どうしたミーナ、呼んだか?」

ミーナ「いいえ、違うの。ホルン、楽器の音みたいなとても太い音が…もしかして誰かの声かしら」

バルクホルン「まさか、この基地でそんな声を出す奴はいないはずだ」

ミーナ「それもそうね…」

バルクホルン「…いや、待て、近付いてくるぞ!」

ミーナ「な、なにかしら…?」

俺「俺がーーリーネちゃんとせせせせせせせっ、せせせせせせっく、くっ、く……くっ…すすすすす!!!

興奮冷めならぬ妄想により、ついつい吃音になってしまう。

バルクホルン「どうなっている…あれは、俺か!?」

ミーナ「俺さん?」

俺「あっ、やばっ…ちょっと、あ、妄想し過ぎてこれ…ダメですって」

532短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:54:40 ID:XjWxl/Yw0
気が付けばムクムクと、身体は前屈みになり過ぎて速度を落としてしまう。

坂本「危険だミーナ!バルクホルン!そいつを捕まえろ!」

ミーナ「美緒?」

坂本「そいつはリーネを狙っているケダモノだ!」

バルクホルン「ケダモノだと?」

前からはミーナとバルクホルン、後ろからは坂本と宮藤の挟み撃ち!廊下なので尚更逃げ道は皆無!

宮藤「油断できませんっ…!」

バルクホルン「そうと分かれば私が相手をしてやる」

しかもいきり立った俺の愚息が揺れ動いて太腿にペチペチと当たり、運動能動率を低下させている。
このままではまずい!

バルクホルンの固有魔法が発揮され、耳と尻尾が生えた。
彼女は大きく息を吸うと共に腕を横へ伸ばし、所謂ラリアットの体制になった!
そして勢いよく脚を踏み込んで俺へと駆け出し、地面にヒビが入る!!

俺の顔面に向けて迫りくる、怒号と覇気!

バルクホルン「ずおりゃあああああああああ!!!」

死ぬ。本当に死んでしまう。
しかしリーネちゃんの皮脂を堪能する前に消えては元も子もない。

533短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 00:58:02 ID:XjWxl/Yw0
飛んでくる剛腕!回避するためにはタイミングよくブレーキを踏み、前に屈んだ身体を全力で仰け反らなければならない。
しかしそうしたら俺のもっこり息子がズボン越しに挨拶をしてしまう!
ちょっと恥ずかしくて戸惑う!
いや、今は気にしている場合ではない!!

俺「うわあああああああああ!!」

スピードを落とすため踵で摩擦を起こしたが勢いは止まらない。

30センチ先は死!

無理やり身体を仰け反らせた!
ブリッジならぬリンボーダンスならぬ姿勢になる。

寸でのところで俺の真上をバルクホルンの腕が通り過ぎていく…はずだった!

しかし速かった、仰け反るのが!計算を誤ったのだ!!

――ビンッ――

上半身は回避できそうだが、仰け反り過ぎたためか、不覚にも下半身の増設された我が主砲が剛腕のデッドラインに入ってしまっている!!

破壊される!

主砲と連携している二つの弾倉がキュっとなって前立腺の警戒アラームは鳴り響き、冷や汗が滲み出た。
しかし、ふと予感が過る…もし主砲にバルクホルンの腕が命中するのであれば、それはそれで気持ちいいのではないだろうか!!

バルクホルン「なにっ!?」

俺「お願いしましゅうううううううううううううう!!!」

534短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:01:49 ID:XjWxl/Yw0
反り返った俺の身体の反り返った男根にラリアットが当たる直前、俺は興奮し過ぎて男根が尚更グインと反り返ってしまった!

そして腕が通り過ぎる!!

バルクホルン「うわあああっ!?」

完全に命中はしなかったが…

俺「んはあっ…!」

バルクホルンの腕は俺の息子の裏筋をかすめ!!摩擦が起き副交感神経が刺激される!!!そして快楽によって分泌され先走る透きとおった歓びの液が俺のズボンを通り越し、彼女の高貴なる軍服の袖さえも透明に染め上げた!!!!

バルクホルン「うわああっ!なんだこれはああっ!?」

俺はほぼイきかけたが、ここは耐える。濃厚な原液は後のお楽しみにとっておいてもよさようだ!!

俺「ふふふッ!心地良いな大尉!」

彼女の腕にアレをつけてしまうこと自体、とてつもない背徳を痛感!

バルクホルン「ひいいっ!?」

ミーナ「トゥルーデ!…させないわ!」

隊員の動揺に困惑しそうな司令官だったが、優秀さ上に、すぐさま俺を捕らえることを優先した!

ミーナ「待ちなさいっ!」

しかし俺は快感に身を委ねるまま、ミーナの手を酔拳使いの如く避け、足を軸とし滑らかにロールして彼女の背後を取った!!
そしてその遠心力を生かし、腰を前に出すことによって回転するモーニングスターとなった我が息子を、

535短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:04:55 ID:XjWxl/Yw0
――ブルン、ブルン――

怪異を200機以上も撃墜し、勲章さえも授けられ、大いに讃えられ、尚且つ501統合戦闘航空団の司令塔として椅子を構え、ガリア共和国、ロマーニャ公国をネウロイの手から解放し数多の戦果を挙げた、その高貴なる「ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐の尻」に、

――ペチイィィィィイイン!!――

打ち付けたのだ!!!!

ミーナ「ひゃあああああっ!!!」

飛び散る賛歌の雫!

俺が聴くには勿体無い一兵士としてはなく一女性としての声もいただいてしまった!!!
これはいいものだ!!

宮藤「ミーナ隊長!?」

坂本「なっ…ミーナさえも…!」

息子に響いた音と柔らかく張りのある触れ具合に背筋がゾクゾクと身震いを起こし、先っちょから露を撒き散らした!

ここで俺はある異変に気が付く!

俺「あれ…?俺いつズボン脱いでたっけ?」

いつの間にかズボンは消え、俺の丸々な下半身が顕になっているではないか!?
そして気が付けば、上半身も!

俺は真っ裸になってしまっていた!

536短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:08:37 ID:XjWxl/Yw0
俺「どういうことだ!?まさか身体が勝手に脱ぎ出して…?」

しかし振り返ると、他のウィッチ達もみるみると服が透けていっている!

びくん!

俺「なっ…あ?!」

びくん!びくんっ!

宮藤「ふわあああっ!?!?」

バルクホルン「な、なんだこれは?」

まさか俺は思念が具現化する能力を身につけたのか。目の前には乙女の悲鳴と共に恥じらうヌーディストが次々と出来上がっていき、聳える亀さん象さんキメラの頭は常に天井を仰ぎ続けた。

じりっ…びくびくびくびくっぅ!!

俺「あっ…あ…触って…ないんのにぃ…!?」

予測不可能な現状に、ノロマと自負している亀さん象さんキメラはもう我慢できない駆けさせてくれと全力疾走しそうになって硬く鼻と首を長くし構える!
だが、広がる桃色の光景と幾度の刺激に感化されようと俺は耐えなければならない。リーネちゃんにありのまま、高い濃度を届けたい為に。

ここはなんとしても我慢。

俺「我慢っ…」

――バンッ!――

ペリーヌ「一体何が起きましたの!?わわわ、わたくし、勝手に、はっ、裸にぃっ…!」

537短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:13:42 ID:XjWxl/Yw0
俺「なぁあっ…!?」

廊下の扉が開くと全裸のペリーヌが部屋から飛び出してきた。
しかも俺にしっかり尻を向けて、前のめりで!!

宮藤「ペリーヌさん、後ろ…」

ペリーヌ「へ?…と、殿方…きっ、きゃああああああああああ!!!」

俺「ペリーヌのお…しりぃ…?」

一瞬リーネの笑顔が横切った。
だが、もう遅い!!
もう我慢することができない!!!!

撃鉄が、降ちる――!!

俺「いや、だめ、ペリーヌの尻でなんてっ…これはリーネちゃんに」

――ぴゅろっ。

俺「あ」

しかし、こうなった原因は「虫」にある!!

俺「…アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

――…アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!――

そして突如、俺の絶頂に達する声と重なり合うように、大きな警報が鳴り響いた!

538短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:17:13 ID:XjWxl/Yw0
――アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァ………――

俺「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァ………」

坂本「…敵襲!」

ミーナ「ネウロイ!?」

バルクホルン「こんなことをしている場合じゃないぞ…!」

目の前には白濁の溜り…。
着床能力の高い散弾を一発無駄にし果てた俺は、身体を震わせ、嫌悪感と疲労感が重くのしかかり膝から崩れ落ちた…。

ルッキーニ「いたー!!みんなこっちにいたよシャーリー!」

シャーリー「中佐、大変だ!」

幼くも艶のある身体のルッキーニと身を埋めたい二つの確かな幸せを晒しものにするシャーリーが見知らぬ機械を片手に後ろの廊下から慌てて駆けて来る。
2人も全裸だが、リーネまで我慢できなかったという敗北が枷となって垣間見るに至らず俯き、息子はふにゃんとしたままだった…。

宮藤「シャーリーさんたちも裸…」

ルッキーニ「あいっ!」

ルッキーニは蹲って抜け殻となっている俺が邪魔だからと跳び箱のように跳び越え、目の前に着地する。

しかしそこには!!

――べちゃっ――

539短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:20:20 ID:XjWxl/Yw0
ルッキーニ「う?…うえーなにこれー?」

ミーナ「……」

坂本「……」

バルクホルン「……」

大人は何も教えてくれない。

ミーナ「…そっそれで、どうしたのシャーリーさん?」

シャーリー「あたしが改良したこの探知機によると、この基地に今小型ネウロイが潜んでいるみたいだ。奴らは服の繊維を溶かす能力を持っている」

宮藤「ええぇっ…!?」

ペリーヌ「お、おぞましい…」

坂本「しかし何故、私達を裸に?」

シャーリー「さだかではありません」

宮藤「あ、そうですか」

シャーリー「ターゲットは蝶のような虫の形をしている…むっ!?反応が近いぞ!」

シャーリーの操作する探知機がビンビンと反応する。
その示す先には、俺!!

シャーリー「お、男?俺か?しかもそんな落ち込んで…どうした?」

540短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:23:49 ID:XjWxl/Yw0
バルクホルン「まさかこの一連の騒動、俺が関係して…」

ルッキーニ「あれー?あっ虫、むしー!白いの飲んでるよ?」

気が付けば、目の前の乾き始めている白濁に蝶型ネウロイが止まり、それを蜜のように吸っている!!

美味しい…のか!?

シャーリー「虫だ!捕まえるぞ!」

ルッキーニ「うー…これっておいしいのかなぁ?舐めてしらべて」

ミーナ「やめなさい、ルッキーニ少尉!!」

これに関してはさすがにといった感じで司令官は即座に少女の手を掴んで倫理観を促す!

だが、その弾みでルッキーニが舐めようと掬った指についている白い蜜がピッと飛んだ…シャーリーの瞼付近めがけて!!

シャーリー「うわっ!?な、なんだこりゃ!」

慌てふためき、異変を感じた目を閉じたままつまづき、探知機ごと俺の方へ倒れこむ!

シャーリー「ヤバい…!」

しかし、彼女は尻に入り込むネウロイが襲来した時のように、またしても探知機は壊させまいと腕で頭上へ持ち上げて地面との衝突を避けようとする。
だがその反動で綺麗な巨乳が振り子となる!!

そして俺の顔面目掛け…

――パイチイイイイイイン!!――

541短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:26:57 ID:XjWxl/Yw0
シャーリー「あうっ…!?」

俺「ぱああああああああああああい!!」

最高の巨乳を打ち付けてくださりまして、誠にありがとうございます!!!

しかもシャーリーは俺との衝突によって跳ね返り、至高な巨乳から地面に倒れ下敷きになった蝶型ネウロイを圧殺!!すぐさま戦果を上げた。
僥倖な巨乳に殺されるなんて、羨ましい虫だ。
そういう俺も、床に蒔いた営み液が幸福な巨乳に付着したがな!!なんだか夢が広がるな!!

再起動がムラムラと始まった。

バルクホルン「た…倒した?」

宮藤「これでネウロイはもう…」

ペリーヌ「しかし、先程の警報は?」

ルッキーニ「うええぇん…!わたしの虫いぃ…」

坂本「いや、待て!!」

近くの緊急電話に耳を当て状況を把握する坂本はまだ緊迫を保ったままだ。

エーリカ『肉眼でネウロイを確認!おっきいのが一体だよ!』

坂本「ハルトマンか!?…アドリア海上空に、基地へ向けて高速移動中のネウロイがいる…消滅していない…まさか、この虫が子機か!?」

ミーナ「上空のネウロイにコア、それが親機ね…困ったわ…今からだと私たちが出撃して間に合うか…」

542短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:29:57 ID:XjWxl/Yw0
宮藤「そういえば、静夏ちゃんの特訓にハルトマンさんが面倒臭がりながら付き合っていたから…」

服部『間もなく交戦します!敵機交戦距離まであと…』

坂本「ともに訓練を中断してネウロイに向かっている。しかし2人でか…」

リーネ『私もいます!』

なっ!?!?え、なに、我が妻?!俺の妻の声した今?
新陳代謝が快さにより極めて良好に、耳垢が自然と剥がれ落ち、より聴力がクリアーに。

坂本「リーネか!」

リーネ『すみません…芳佳ちゃんのご飯のお手伝い中にハルトマンさんから特訓の誘いを受けて…私もストライカーを履いて出撃しています』

ミーナ「分かったわリーネさん。3人とも、気を引き締めて…!」

リーネ・エーリカ・服部『了解!』

エースがいるといえど大型相手に3機で対抗することに、基地に残された各々は緊迫感で息を飲む。

その中で一人俺は、官能感で涎を飲んでいた。

そして服が消え去ったため床に落ちた写真に飲み溢した雫が、我が全ての体液の矛先であるリーネの像に、ぴちゃりと浸った。

俺「はぁぅ」

――びくんッ――

そうか、空だ。

543短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:33:04 ID:XjWxl/Yw0
縦横無尽の世界、ローアングルもよしズームインもよし、どの角度からでも眺め、そして従来とは異なる舐めができるであろう。写真より地上より、より多角的に。

そして、リーネちゃんのストライカーのオイルを、俺の涎と交換したい。

それで飛んでもらいたい。いや、涎だけではない。

俺で飛んでもらいたい。

俺「おあ」

――びぃんッ――

宮藤「…ミーナ隊長!私達は?」

ミーナ「ここにいる各ウィッチは全員出撃!…3人の交戦に今からでも間に合うかもしれない!」

バルクホルン「よし、向かうぞ」

俺「まかせろ…」

ペリーヌ「はい?」

俺「俺について来い裸共…っ!!」

坂本「どうしたんだこいつはまた」

俺「俺がこの基地に滞在し、実行したくともできなかった忍耐と苦悩の粛然たる日々、その涙に引導を渡す時が到来した!」

――ビィィィィィィィンッ!!――

544短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:36:30 ID:XjWxl/Yw0
ルッキーニ「なにあれー?」

シャーリー「そんなに」

俺「こっちか…我が半身の士の先端は今リーネへと方向を指している。そんな能力は持ってないがどう考えてもリーネを印している。いや俺が印すのはこれからだ。スン、この匂い…そろそろ月が近いな。彼女は安定した周期だったからな」

坂本「ようわからん」

俺「征くぞ!!」

宮藤「ど、どこに?」

俺「俺は対ネウロイ新型強化輸送機のパイロットだ。我が花嫁の御友人の方々の御脚では少々お疲れでございましょう。迅速かつ浪費を軽減した輸送を、このっ、見なさい、おいガシッと、この高等且つ教本に記載されるだろう模範的な操縦桿捌きでぅ、おおおぅ、ハアッハアッ!!あっ…イイっ、こんな感じで!!あびゅぅ!実現させる次第でございまするぉっひ!!」

――グリンッグリンッ!!!――

ミーナ「嫌ぁッ…!」

坂本「…とりあえずハンガーへ移動しよう。こんなだが、確かにこいつの操縦する新型輸送機は信頼を置く価値がある、速度も十分だ」

ミーナ「…そ、そうね…」

俺「身体を張って説明した甲斐があった」

エイラ「うぇっ、何してんだー?」

サーニャ「皆、服着てない…」

俺の後ろからさっき迄睡眠していたエイラとサーニャが歩いてきた。
まだ俺の男な裸に気付いていない。

545短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:39:34 ID:XjWxl/Yw0
俺「エイラとサーニャかっ!!」

俺が振り返り、二人の目の前に全裸を晒した。
そして操縦テクを披露した為にバージョンアップされた操縦桿が拡張され、そのままターンライッ!!!
オートパイロットになった操縦桿の先端である発射スイッチに、サーニャの、お手手の甲が、ぴとっ…。

俺「んっま…っ」

サーニャ「…え?」

エイラ「なァ!?」

俺「あぁそうだ、2人ともこの前は恋の相談に乗ってくれてありがとう。タロットとか、で、遂に俺はリーネへの愛を届けに」

エイラ「なななっ…なにやってんだコノへんたいぃーーー!!」

激昂したエイラは会話の途中に、二つの球めがけて大きく足を地獄の鎌の如く、振り下げそして振り上げる!!!

――パァン――

俺「い?」

バルクホルンの時はすんでのところで回避したが、女神は二度も微笑まない。

――めっっきゃ――

あっけなく、快楽とは意を反して、身を割く激痛が脳を占める!!

ワーニング!!!ワーニング!!!
ターンナップ、ターンナップ!!

546短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:42:59 ID:XjWxl/Yw0
俺「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛!!!!!」

…だが!こんなお決まりの定番で倒れている訳にはいかない!!!!!

俺「痛い…っ からなんだうおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」

「痛み」を凌駕!!
そして地獄の鎌によって変形した睾丸も一瞬にして回復!!!
「身体」を凌駕!!!!
あるのは「快楽」と「希望」のみ!!!!!
リネット・ビショップがいるから。

それだけ。

女神さえ欺く!いや女神は女神ではない。リーネが女神ということを再認識だ!!!

俺「これが魔法かああああああああっ!!!!?」

エイラ「な、な、なんだ!?」

サーニャ「あの…俺さん?」

俺は走った、ハンガーへ。そして、俺を追う仲間たち。
リーネをネウロイに触らせはしない。

リーネを守る。

リーネを守るのはリーネの家族と仲間たちを守ることに繋がる。リーネの家族と仲間たちを守るのは国を守ることに繋がる。国を守るのは人類を守ることに繋がる。

だからまず、リーネをレロレロする――

547短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:45:59 ID:XjWxl/Yw0
エーリカ「なかなかやっかいだね…」

静夏「ハルトマン中尉、援護します!」

戦局は劣勢へと傾きつつある。その新型の敵は、予想を上回る防御の堅さ。
ウィッチ達の表情にも汗が滴る。

リーネ「あの装甲を貫けば……撃ちます!」

放った弾は装甲を貫き輝く黒が弾けるとともに眩しくコアが姿を表すが、回復が迅速に行われ再度装甲に覆われてしまう。

静夏「さっきとコアの場所が違う…まさか移動型の…!」

エーリカ「――シュトゥルム!!」

風を纏い自らを弾丸と化す固有魔法で轟音と共に大型の胴体に穴を開けた!しかし回復は継続したまま。

エーリカ「はずしたか……ん、あれぇ?すごーくスースーする?」

そのネウロイに接触したため、エーリカにも影響が、まだまだ幼さが残る身体がシャランと、全裸になった。
ああっ!!!!

かいていた汗がパッと散ってキラキラとキュートな、きゅるきゃぴエフェクト!!!
ちゅるんと艶があってプニプニしていた!!

リーネ「はっ、ハルトマンさんっ!?」

静夏「は…裸…」

エーリカ「あれぇ?うーなんかさむいー」

548短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:49:04 ID:XjWxl/Yw0
そしてシュトゥルムによって舞ったネウロイの小さな破片がリーネと静夏付近を通り抜ける。

リーネ「えっ…ひゃああっ!?」

静夏「透けてってる!?」

2人の服もじわじわと透け、最年少であり大人へと変化し始めている発育のよろしい静夏の裸体は出っ張りの部分からむちぃと浮き出てくる。

かた、さこつ、ひじ、うで、むね、わき、腰、太腿、ふくらはぎ、おしり、…ふむ、ふむ、ふむ、ふむ…やがて安産型だろう。

静夏「ふわぁ…!?」

そして――


リーネ「いやぁぁぁぁあっ!」


――そこには嘗て宇宙が生まれた瞬間のような生命の美が存在した。真理を見た時、人は突如涙すると聞いたことがあったが、俺は透明ではない全身の体液が混じりリーネ色へと突然変異した涙のようなものが絶え間無く頬を伝った。全てがリーネで満たされた視界はぼやけながらも、被写体である女神の身体は脳裏に人生の走馬灯を駆け巡らせ、やがて全てがリーネのビジョンとなりて、しかし御前は最も狂おしい程に藝術的かつ今を実感させるコンテンポラリーな高熱を帯びた輝きを放っていた。熱によって涙腺が沸騰するほどに、仕草と共に震え恥じらいによって紅潮するなめらかな肌の傲慢さが、人類の遺伝というものをより一層強く表現させている。彫刻的な美を逸脱していた。俺は、見てしまった。見て感じさせられてしまった。見ていただけで達してしまった。希代な事態であるが、確かな存在が栄に浴する展望を啓示させ、遥か未来へと生命を紡ぐ裸体は俺に問い掛ける。

「どう生きる」

蒸し上がった眼を力の限り開き、その光に対しての答えは一つ――


――「レロレロしながら」


俺「――イきますうぅッ!!!!」

549短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:52:10 ID:XjWxl/Yw0
耳を貫く振動音!!高速を超え音速の世界!!!
ウィッチ隊員を乗せた新型輸送機は従来のテストで成し遂げなかった最高速度に、今、リーネへの想いにて到達した!!!!

バルクホルン「減速だ!!身動きが取れん!これじゃ輸送機から出撃できないぞ!!」

俺「あの、舐めさせてくださあああいいいッ!!!…はぁつ!?!?」

突如、最高峰の肌を俗世に晒されたことによって狼狽しているリーネは、大型ネウロイに狙われていることに気が付かなかった!!
しかし人外の声を荒げ標的をリーネへと定める怪異に興奮しながらも反応した俺はすぐさま輸送機を旋回をし盾となる!!

ペリーヌ「ひゃああっ!!」

シャーリー「おい、輸送機ごと盾になる気か!?」

俺「宮藤ッー!!外に出て輸送機とリーネを守れェ!!俺がいなくなったらレロレロできん、リーネちゃあんがいなくなってもレロレロできないぞ!!!」

宮藤「勝手!!」

輸送機のドアを瞬時の判断によって開いた宮藤は大型シールドを展開し高熱のビームを弾いた!!

俺「うわおおおおおおおお!?!?」

宮藤「ビームの威力が…強いっ…!」

間一髪であったが、宮藤のシールドで防がれども機体の側面は甚大な衝撃を被る!!
今にも壊れそうな軋む音が機内全体に荒立ち、ビームを放った方向へと機体は押し出されていく!!

しかしこのまま押し出されてはリーネに激突してしまう!!

いやいや遂にリーネへと接触することができるではないか、なんて、そんな彼女の気持ちも考えられない阿呆な考えは捨て去り、何としても押し返すことにした!!!

550短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:55:29 ID:XjWxl/Yw0
操縦桿をネウロイへと力強く倒し抵抗する!!

俺「宮藤と共にシールドを展開してくれ!!!」

坂本「どういうことだ?」

俺「シールドを一転に集中させてこのまま輸送機ごと押し込む…!!宮藤が復活した時のように、全員でネウロイを貫くんだよっ!!!俺が、リーネを救うんだあああああ!!!!」

ペリーヌ「命令違反ですわ!」

ミーナ「リスクからして私たちが輸送機から出撃して反撃するべきでは!?」

俺「…あれ、そうか!?え、ミーナの言うとおり!?」

ペリーヌ「どっちですの!?」

俺「えっと、あっ、どうしよ…うん、うん、うーん…」

冷静になって考えれば輸送機が最前線へしゃしゃり出てリスクを冒してはならない!!

リーネ『操縦してるのは俺さんですか!?』

俺「ひゃ、ぶぇっう、ふえええええぇぇっう!?!?はっ、はっ、はィ、はうえぇ!?」

無線から俺に向けての女神ダイレクトメッセージが響いた。

リーネ『守ってくれてありがとうございます…』

俺「ふなゥ…!?」

551短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 01:58:32 ID:XjWxl/Yw0
――ビクッ、ビクビクビクビクゥッ!!――

声を感じただけで本日3回目に達しそうになる。

リーネ『接触しないよう輸送機から離れました!敵の攻撃を回避してください!』

俺「しょっ、しょっかあぅ!」

――びゅっ、ぴゅぅっ――

リーネ『こっちです!私の方向へ回避してください!援護します!!』

俺「そそそそっ、しょうそうかあっ!?よおおおっうし、リーネちゃまの方向へっ、回避ダァ!!!」

リーネ自身が安全な空域へと示して下さった。よし、操縦桿を逆へ倒し危機を免れねば。
と、決断し彼女の方向へと操縦桿を激しく倒す!!

俺「……あれぇっ?」

しかし機体が動かない…まさか想定外の負荷と不完全な試作機の為、操作系が故障したのか?

シャーリー「おい、俺…な、ななな、なにやってんだーーーーー!?」

俺「えっ……?」

――ゾクゾクゾクゥッ!!――

俺「うゔぁっ!?こっ…これはっ!」

が、原因は俺自身にあった!!!確かに操縦桿は握っていた!!

552短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:01:34 ID:XjWxl/Yw0
ルッキーニ「なんでぇー?」

ミーナ「しっかり握りなさいっ!!」

俺「ゔゔゔゔゔゔっうああっうう!!」

――びゅっ、びゅびゅびゅびゅっ!!――

リーネ『早くキてください!!』

俺「はっはいぃ…イきましゅうう…」

俺は――

俺「おおおうっ、発射スイッチいぃぃいいい、オンンンンンンンンンンン!!!!」

俺の操縦桿を握っているではないか!!!!

そして無残にも、弾をまた、無駄にしたのだ!!!!!

俺「ああぅ…ああっ…ゔゔゔ……」

我がコントロールの中枢部である矛先をリーネに向けてしまうことは考えてみれば必然であった。

じりじりと体が駄目になるのを感じる。これがリーネへの挑戦。

バルクホルン「早く回避しろおおおお!!!」

エーリカ『――シュトゥルム!』

553短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:04:37 ID:XjWxl/Yw0
高熱線の光によるシールドへの被弾が長引いていたが、エーリカの援護によって遂に遮断される!!
しかし反動と、傾いたままになっている正規の操縦桿によって機体はネウロイへ突っ込んでゆく!!

俺は性器の操縦桿を握ったまま意識が遠退いていく――

シャーリー「このままじゃまずいぞ!」

宮藤「俺さん、すぐに回避を!」

俺「俺…なにしてんだ…?なんのために生きてるんだ…?」

タマが枯れ果てている…回数は少ないものの一回に発射する量が多かったのだ――

宮藤「あーもうっ!みんな、私にシールドを…!!」

ミーナ「…各員、宮藤少尉にシールドを集中!援護して!!」

全ウィッチ「了解!!!」

全員の魔法力が合わさった巨大シールドは操縦不能となった輸送機の側面に展開され、ネウロイに機体ごと突撃!!!
雷のような振動が機全体に響き、対ネウロイ用の特殊装甲が紙のようにいとも簡単に弾け飛ぶが、ウィッチ達によってネウロイの装甲は削られていく!!!

――バキイイイィィイン!!――

そして機体が反れネウロイと離れた時、大きく抉られた敵の装甲の中に一筋の光!!

坂本「コアだ!」

リーネ『はいっ!!』

554短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:07:45 ID:XjWxl/Yw0
女神の目は怪異さえも撃ち抜くのか。

俺の意識が、途切れる――


俺「――……はッあ!?ここは?」

リーネは?

上官「気がついたか」

俺「上官殿…リーネは」

上官「貴様はこれより軍法会議にて裁かれる」

なんだこの鎖は…それより、

リーネはどこだ。

気がつけば俺は拘束され、新たな輸送機で本部へと送検されていた…。

上官「この木偶の坊め」

え、リーネは?

上官「ネウロイはウィッチ隊によって撃退された。満身創痍だったお前は渋々救助され、その後、無事全員脱出した新型輸送機は海に落ちて木っ端微塵だ」

俺「リーネぇぇぇ……」

上官「罰は受けてもらう。ウィッチとの接触も永遠に不可能だ」

555短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:10:47 ID:XjWxl/Yw0
俺「リネットおおおおおおおおおお………――」

親愛なるリーネよ。
レロレロは、不可能だったのだろうか。

もうタマも残っていない。

戦えない――


宮藤「それじゃあ、いろいろありましたけど、晩御飯ができました!」

食堂。苦戦を終えたウィッチ達の食卓には鯛の盛り合わせが豪華に並んでいる。

坂本「…しかし、まさか裸で食事をすることになるとはな」

しかも全員、裸で。辛うじてバスタオルが巻かれている。

ペリーヌ「なんと下品な…」

エイラ「しかたないだろ。あのネウロイやつ、着替え用の服も消しちゃったんだからな」

サーニャ「寒い…」

坂本「それにしてもリーネ、腕を上げたな。今日のコアへの射撃は見事だったぞ」

リーネ「そっ…そんなっ…」

ミーナ「そうね。でも俺さんに会わなくて本当に、本当に…」

556短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:13:51 ID:XjWxl/Yw0
リーネ「あの、俺さんはもう帰ってしまったのでしょうか?」

バルクホルン「ああ。帰ったというより…リーネは知らない方がいい」

リーネ「?…そう…ですか」

想いは人を動かす。

――パリィン――

シャーリー「ん?なんか音がしたか?」

――ガシャン…ガシャン……――

ルッキーニ「そとからー?」

たとえ世界が不可能だと判断しても、戦う力がなくとも、

――たたたたたたたたたっ…――

エーリカ「なんかやってる…」

自分が可能だと判断すれば、それは可能なのだ。判断に正解などない。
踏み出す一歩を決断する想いは自らにのみ、

宮藤「この声……え?」

静夏「どうしたんですか宮藤さん?」

現れりゅ。

557短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:17:12 ID:XjWxl/Yw0
――アアアアアアアアア――

ペリーヌ「なんですの?」

俺、の、想い、は、

――ダダダダダダダダダダダダダダダダ…――

リーネ「近づいてる…」

リーネ、を、レロレロ、いや、

エイラ「サーニャ逃げろ!!」

――バンッ!!――

彼女に、我が体液のドレスを着せること。

さあ踊っておくれ優艶なるフロイライン。

狂おしく響くボレロと共に――


俺「リいいいいいいいいーーーーーーーーーーーネえええええええええええぅえうゔうゔ!!!!!!!」

輸送機をジャックした俺は帰ってきた!!!束縛する鎖を引き千切り軍規に歯向かい!!!!

ただ、リーネをレロレロするためだけにだ!!!!!

558短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:20:26 ID:XjWxl/Yw0
リーネ「俺さん?」

俺「リーネ」

バルクホルン「連行された筈だろう!?」

ペリーヌ「しかも、なんで全裸ですの!?」

宮藤「リーネちゃん逃げて…!」

坂本「敵襲ーーーーー!!!」

ミーナ「各員、戦闘態勢に着け!!」

リーネは一番奥にいた!!そしてバスタオルを巻いていた!!

そうか今日は女体の盛り合わせだったな!!

では私が先ず、皆のナプキン、いやテーブルナプキンを剥ぎ取りディナーの準備させて頂こう!!!

今回は特別…

御友人方である前菜も頂く――


俺が一歩踏み出すと坂本が斬りかかる、しかし指を伸ばすと乳房を刺激されるのかと思った坂本は若干怯み、その隙にナプキンを、ジャッ!!

レロ。

坂本「あぅ…」

559短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:23:28 ID:XjWxl/Yw0
リーネへの二歩目を踏み出すと、ミーナが捕らえにかかるも俺はモーニングスターを突き出し、脅えたところをジャッ!!

レロ。

ミーナ「ひゃう…」


三歩目!バルクホルンがまたもや殴りにかかるが、俺が瞬時にブリッジをすると、飛びかかる直前に足がすくんだ、反ったバネを生かし跳ね上がり、ジャッ!!

レロ。

バルクホルン「うぁっ…」


四歩目、五歩目!シャーリーは意外に割と本気で現状に嫌がっている、ルッキーニは食事に気を取られているその隙に、ジャッ!!ジャッ!!

レロ。

シャーリー「おい…っ!」

レロ。

ルッキーニ「く、くしゅぐったぃ」


六歩目、七歩目!状況を把握できていない発育のよろしい静夏、なんか楽しそうなエーリカの笑顔眩しいな、ジャッ!!ジャッ!!

レロ。

静夏「きゃぅっ…!?」

560短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:26:29 ID:XjWxl/Yw0
レロ。

エーリカ「んっ、もー…」


八歩目、九歩目!猫のよう威嚇するエイラ、脅える姿もキュンとくるサーニャ、「ずっと気になってたけど2人は恋人同士なの?」と言って動揺、未来予知破り、ジャッ!!ジャッ!!

レロ。

エイラ「ばっ、ばかぁ!」

レロ。

サーニャ「ゃ……」


十歩目!トネールを発動させるが今の俺には良い刺激だ、俺の薄ら笑いに一歩引いたペリーヌは何故かお尻を気にし始め、ジャッ!!

レロ。

ペリーヌ「いやぁぁぁぁぁっ!!」


十一歩目!女神の心友、宮藤はシールドを展開するが、俺は宙で彼女の口をなぞる緩やかな手の仕草、快感を思い出し青ざめ狼狽したところを、ジャッ!!

レロ。

宮藤「やめ、れぇっ…」

561短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:29:43 ID:XjWxl/Yw0
そして――


到達した、十二人目、そして、はじまりの一歩。

邪魔をする者はいない、真顔のリーネ、目の前の出来事を全くといっていい程理解出来ていない、純粋無垢な瞳、その真宇宙に吸い込まれるように俺は眼を瞑った。

リーネ「俺…さん?」

次に眼を開けた時、どんな未来が待ち受けているのだろうか。

俺「リーネ」

何も疑問は無かった。

ただ、メインディッシュの羽衣をつまみシュルルルルル……――






十二歩目。






じゅるぅぅ…レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロっぉっ!!!!!!ジュリジュルルルルルルルルルルルじゅるりっう、チュッパァン、チュッチュ、チュッチュレロレロ、レロレ、チュッパァン!!チュッパァン!!じゅじゅじゅゅるるるふ、ズァァアワァ!!ぶぅあっぷじゅふぷぷぷぷレロびゅっ!レロレロレロびゅっ!びゅっ!びゅっ!!!レロレロレロレロすん…スンスン…グワオオオオびゅうゔゔゔゔじゅっっぽつゎ、リーネ、リーネ、リーネ、リーネ!!!アアアアアアアアアアアアアアアアっ!!!びゅうゔゔゔゔ!!!!ジュルルルルルルルルルルルぴゅっっぽぉん!!レロレロレロレロ、シューうーしゅーすレロ!!レロレロレロ!!!!!!レロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロレロリーネリーネリーネビショップレロレロレロレロレロレロレロレロレロレじゅるっ、じゅるるるるるるるゔゔゔうううぅペロッレロレロっ、チュッパァン、じゅそぞぞぞぞぞぞぞぞ…レロレロ!!!!!ボ!!!!!!ボ!!!!!!!ボ!!!!!!!

562短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:32:44 ID:XjWxl/Yw0






リーネ「ど……う……し…て…?」

レロ――

リーネ「私…出会った時から…俺…さんの…こと――」








俺「え」

十三歩目。

次に目が覚めたら…


牢の中、処刑台に立っていた。


――おわり――

563短編『ボレロエロウ』:2014/11/13(木) 02:36:18 ID:XjWxl/Yw0
音楽「ボレロ(ttp://m.youtube.com/watch?v=vgpiJLAbSs4)」をかけてお読みください。
自分なりに丁度15分ぐらいで読み終わるように書いてみました。

以上です。おやすみなさい。

564名無しさん:2014/11/13(木) 03:23:12 ID:ccjHzpyI0
一字一句見逃さず読んだら19分35コンマ05秒かかったぞwww
彼は……素晴らしい紳士だった。

565名無しさん:2014/11/15(土) 11:36:43 ID:4xcOVPc.0
乙乙

566芸人な俺:2014/11/19(水) 18:01:51 ID:GvwnCGgY0
芸人な俺です

7時か8時くらいに投下しようと思っております

567名無しさん:2014/11/19(水) 19:06:09 ID:vJpoJ/TE0
了解、待ってる

568芸人な俺:2014/11/19(水) 20:38:56 ID:GvwnCGgY0
俺「・・・・・・・・・・・・ウ・・・・・ん?」

あれ?なんで俺病室にいるんだっけ?・・・思い出せ・・・確か、事務所に帰ろうと自転車で全速力帰って・・・
それで、前にトラックが来て避けようとブレーキかけて・・・でもブレーキかからなくて・・・・・
俺「・・・・ッ!?」ガバッ

そうだ!!俺たちトラックに轢かれて・・・・!
俺「そうだ!相方!!」
相方は俺の隣のベットでぐっすり寝ていた・・・

俺「おい、相方起きろ!!おい!!おい!!!!」

返事がない、・・・まさか・・・

俺「死んでんじゃねぇだろうな…」

相方の口元に耳を傾ける

相方「ウーン」

呻き声があった

569芸人な俺:2014/11/19(水) 20:42:01 ID:GvwnCGgY0



俺「死んでる・・・」

570芸人な俺:2014/11/19(水) 20:54:19 ID:GvwnCGgY0
相方「ちょっと待ってよ兄貴!!!!」

相方が即座にツッコんだ。

相方「今のどう考えても生きてたでしょ!!!」

俺「ハハハハハハハスマンスマン、ちょっとした冗談だよ」

相方「もぉ〜」

流石は俺の相方だそのあとに付け加えてさらにツッコむ。俺が教えたとおりだ。
と、そんなこと思ってる場合じゃなかった・・・

相方「そんなことより・・・ここ・・・どこ・・・?」

俺「見りゃわかるだろ。病院だよ・・・」

相方「いやそりゃそうだけど・・・ここ・・・どこの病院?」

571芸人な俺:2014/11/19(水) 21:09:09 ID:GvwnCGgY0
俺「そりゃお前・・・東京にいるんだから、東京の病院だろ」

相方「東京の病院にしてはなんか、ぼろくないか?」

俺「・・・そう言われれば・・・」
辺りを見回すと東京とはかけ離れたすごく古風な石壁にでかい窓そして壁には彫刻された壁画があった。
相方「ねぇ、兄貴・・・ここ・・・本当に病院なのかな?」

俺「・・・・・・」

俺たちが周りを見回していた時だった

ドンドン

俺相方「「??」」

572芸人な俺:2014/11/19(水) 21:30:22 ID:GvwnCGgY0
ガチャッ

???「あら、起きてたの?」

俺相方「「!!」」
そこにいたのは右目の下にほくろがあるおねぇさんであった。しかも極めつけは

相方(あ、兄、、、あ、あ、あ、兄貴)

俺(・・・なんちゅう恰好)

ズボンを穿いてなかったことだ・・・

???「・・・あの、どうしました?」

俺「い、いえ!!なんでもありません!!」

相方「お、俺もです!!!」

???「フフフ二人ともこの状態を見ると大きな怪我はなさそうね」

573芸人な俺:2014/11/19(水) 22:11:55 ID:GvwnCGgY0
俺「は、はい!!」

相方「下の方が一番元気になりました」

俺「何言ってんだお前は!!?」バシッ

相方「あてっ!」

俺「何女の前で下ネタ使ってんだ!!」

相方「いやぁちょっと・・・」

???「はははは二人とも仲いいわね」

相方「いやぁそれほどでも・・・」

????「どうだ?二人の調子は」

俺(今度はスク水かよ・・・)

574芸人な俺:2014/11/19(水) 22:16:50 ID:GvwnCGgY0
???「ええ大丈夫そうよ・・・」

????「そうか・・・とんだ災難に遭ってしまったな、軍に行く途中にまさかネウロイに遭遇するとは・・・」

俺「へ?」

????「それに運悪くお前らの乗っていた輸送機が被弾して墜落してしまったからな」

相方「はい??」

????「大けが間違いなしの墜落だったのにまさかかすり傷で済むとは・・・」

?????「美緒ー!」

相方(今度は外国人・・・)

俺(しかも日本語ペラペラ…)

575芸人な俺:2014/11/19(水) 22:42:20 ID:GvwnCGgY0
?????「二人は無事?」

美緒「あぁ奇跡的にかすり傷で済んだみたいだ・・・」

?????「・・・そう」

俺「あの・・・すみません」
「さっきから、輸送機とかネウロイとか訳のわからないこと言ってますけど俺たちトラックに撥ねられてしまってそれで・・・」

相方「そ、そうだよ兄貴がチャリで全速力で漕いでそれでトラックが前に来て・・・」

美緒「・・・チャリ?」

俺「あの・・・ここどこですか?」

576芸人な俺:2014/11/19(水) 22:56:35 ID:GvwnCGgY0
美緒「ここはロマーニャ公国の基地の医務室だが・・・」

俺「・・・ロマーニャ?」

相方「・・・ここ東京じゃないの?」

?????「・・・トウキョウ?」

美緒「ミーナ・・・まさか事故で混乱して記憶が曖昧に・・・」

ミーナ「・・・そうかもしれないわね」

相方「てゆーかあんたら・・・誰?」

美緒「あ、あんたっ・・・」

俺「おい、相方!お前失礼だろ!」

相方「だって、急に話進めるから・・・」

美緒「ハァ・・・申し遅れてしまったな、私は坂本美緒。階級は少佐だ」

ミーナ「・・・私はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ。階級は中佐よ」

俺「坂本さんに・・・ミーナさんですか・・・すいませんうちのモンが失礼なことを・・・」」

577芸人な俺:2014/11/19(水) 23:04:32 ID:GvwnCGgY0
相方「で、でも兄・・・」

俺「うっせぇ!!黙ってろ!!!」

相方「兄貴ぃ・・・」

俺「すいません、僕たちちょっと墜落してる時に頭思いっきり打っちゃって・・・それで自分たちが誰なのかどこにいるのかってのイマイチ思い出せないんです」

相方「ちょ、っちょっと兄貴!!」

俺(黙っとれ!!!いいから俺に合わせろ・・・)

相方(・・・わかったよ)

578芸人な俺:2014/11/19(水) 23:37:37 ID:GvwnCGgY0
美緒「はぁ・・・今回だけは聞き流すことにしよう・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美緒「・・・以上が事のあらましだ・・・」

俺「はぁ・・・」(俺、中尉だったの・・・)

相方「なぁなぁ兄貴、少尉ってなに?」

俺「お前なぁ…」

美緒「これからよろしく頼むぞ俺中尉、相方少尉」

俺「は・・・はあ」

579芸人な俺:2014/11/19(水) 23:41:09 ID:GvwnCGgY0
相方「あの・・・ちょっと聞きたいんですけど・・・」

美緒「なんだ?」

相方「なんで・・・ズボン穿かないんですか・・・?」

美緒「・・・見てわからないのか?穿いているだろう・・・ズボン」

俺相方「「・・・・・・え?」」

美緒「・・・?」

俺相方「「ええええええええ!!?」」

---------------------
--------------
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---芸人な俺------
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580芸人な俺:2014/11/19(水) 23:46:17 ID:GvwnCGgY0
以上です。
いやぁ〜文才なくて困った困った・・・
ホンット話すすんでねぇ・・・
こんな駄作見てくださってありがとうございました。

あ、あと???の正体明かしてませんでした。女医さんです

581名無しさん:2014/11/22(土) 19:52:39 ID:1rx5Mk/s0


582名無しさん:2014/11/25(火) 23:10:11 ID:3s1oo.b20
おっつおつ!

583名無しさん:2014/12/31(水) 02:44:45 ID:hHDSVqLE0
年越しコタツSS書いたから投下するゾ
尚,30分クオリティの妄想オナニーSSだからクオリティはお察しの模様

584名無しさん:2014/12/31(水) 02:48:55 ID:hHDSVqLE0
12月ももうあと1時間も無い頃

俺「ふむ……」

エーリカ「どったの? もうすぐ年があけるってのに浮かない顔して」

本当なら浮かない顔をするどころか,小躍りして喜ぶところである

20日から始めた筈が,昨日の夜まで続いた大掃除も終わった

年越しそばも食べた。何もさせないのは酷なので,エーリカにはネギを切らせた

初詣も明日の朝は早起きして出る事にした

問題は「来年からもうちょっとしゃんとする」と言う目標を立てたエーリカが,目の前でだらけきってる事だ

585名無しさん:2014/12/31(水) 02:52:01 ID:hHDSVqLE0
俺「なあ。お前さんもうちょっとばかしその姿勢改めても罰(バチ)は当たらんと思うが?」

エーリカ「まだ年は明けてないから」

因みにエーリカの姿は見えない

コタツの向かい側に肩まで浸かり,寝転がってみかんを食べている

カールスラントの人間とは思えない馴染みぶりだ

俺「そうなんだがねえ……」

エーリカ「それに。ほら,起きてる間はまだ年明けてる感じしなくない? 深夜25時とか言うし」

俺「いや,そうだけどさあ……」

エーリカ「んー。わーかったよー」

抗議の色を含んだ声を上げると,エーリカはコタツに潜り込む

何が解っただ。コタツに潜るとか最高の贅沢じゃないか。今にみてろ。どうせすぐ大きくなってできなくなるに決まってる。別に羨ましくなんかない

586名無しさん:2014/12/31(水) 02:57:06 ID:hHDSVqLE0
エーリカ「ほい」

コタツに潜り込むエーリカを羨ましく思っていると,俺の座っている辺から顔を出し,俺の隣に座った

俺「何でまたこっちに?」

エーリカ「え,寂しかったんじゃないの?」

俺「いや……」

まあ,ちゃんと座ってるから良しとしよう。寝転がるよかマシだ。俺の膝の上に座るのも年末位許す。腰にまわした俺の手で遊ぶのも年末だから許される

エーリカ「あーあ」

そう言えば,天井はどう掃除するのだろうか

エーリカは楽しそうに笑い,コタツを引きずって肩の辺りまで浸かる様に持ってくる

別に,年末位コタツで寝ても良いさ。全てコタツとこのカールスラント娘の体温と抱き心地が良すぎるのが悪いんだ

エーリカ「たまには,良いでしょ?」

俺「たまには,良いかもな」

除夜の鐘が聴こえるが,もう何かを言う気力はエーリカにも俺にも残っていない

除夜の鐘とエーリカの小さな寝息を交互に聞きながら,深い眠りについた

587名無しさん:2014/12/31(水) 03:00:09 ID:hHDSVqLE0
エーリカ「やっちゃったねー」

俺「だな」

1月1日,エーリカは見事に風邪を引いた

エーリカ「んー。初詣の予定からコケたし今年はダラダラして良いかな」

俺「駄目だし,それを言うなら今年「も」だろ」

エーリカ「なはは。まあ,俺は行っておいでよ。私は一人で大丈夫だからさ」

朝の6時。今から出れば十分予定には間に合う

俺「馬鹿か。さっさと治せ。なんなら俺に移してくれれば治りの早い物を……」

エーリカ「移して良いの?」

俺「ん? まあ,移したら治るって言うしな」

エーリカ「じゃあ,移させて」

俺「どうやって?」

エーリカ「そりゃ,口から」

今年も,エーリカは俺の一つ,二つ上を行く様だ

588名無しさん:2014/12/31(水) 03:03:21 ID:hHDSVqLE0
お・し・り

589名無しさん:2014/12/31(水) 04:03:52 ID:UbNsrIS.0
古い意味で壁ドン

590名無しさん:2015/01/20(火) 00:38:48 ID:CX4ZTp3Y0
来てよかった

591名無しさん:2015/02/15(日) 01:02:26 ID:U47mMdKk0
バレンタインSS投下するゾ
尚,30分クオリティの妄想オナニー脳死SSだからクオリティはお察しの模様

592名無しさん:2015/02/15(日) 01:03:36 ID:077lyFEI0
阻止すりゃいいのか

593名無しさん:2015/02/15(日) 01:05:29 ID:U47mMdKk0
俺「なあ」

エーリカ「んー?」

俺「チョコくれ」

エーリカ「ほい」

板チョコが視界の下から飛び出す

コタツの向かい側から投げられた板チョコは,俺の頭の横に角から着地した

俺「食い物を投げるな」

エーリカ「はいはいすいませんねーだ」

明らかに不機嫌な声

原因は解っている

朝の事だ

エーリカが起きるなり「デートをしても良いんだよ? まあ,私はしなくても良いんだけどね。俺が今年も一人で過ごすってのは可哀想だし」

と,行ったので俺はそれに「じゃあ,家でゴロゴロしてようぜ。俺寒いの嫌だ」

と,返してしまったのだ

594>>592 阻止するだけのクオリティじゃない:2015/02/15(日) 01:09:43 ID:U47mMdKk0
別に,寒いのなんて厚着すればどうにでもなる

ただ……

こんな時期に変な事言うのも雰囲気に中てられたみたいで嫌だし,なによりそれじゃエーリカにも失礼な気がする

仕方が無い。機嫌取りみたいで嫌――否,実際機嫌取りだが,とっておきを出そう

コタツから這い出て,キッチンの食器棚の奥から透明のビニール袋に入ったチョコを取り出す

俺「なあ,エーリカ」

エーリカ「何さ」

俺「チョコ。やる」

ふてくされてコタツで寝ているエーリカの腹の上にチョコを置く

エーリカ「受け取り拒否。もうちょっと雰囲気を考えて」

流石にこれはカチンと来る

じゃあ,どうすれば良いのか。ベッタベタなのをご所望とあらばやってやる。口だけなら

俺「はあ。そうですかい……じゃあ,どうだい? 夜景の見えるレストランでディナーでも」

595名無しさん:2015/02/15(日) 01:13:25 ID:U47mMdKk0
エーリカ「ホントに?」

俺「え」

久しぶりにこんな目をキラキラさせたエーリカ。いや,人を見た気がする

しかし,こんな日にそんな場所で食事ができるのだろうか

俺「どこか……店が空いてたらね?」

エーリカ「うん」

少し痛い出費だがまあ,たまには良いだろう。それに,こんな可愛い子が楽しみにしているんだ。普通は頑張って出すものだ



俺「その……なんだ。すまんな」

エーリカ「まあ,しょうがないよ。それよか,ごはんできた?」

結局,どこも予約でいっぱいだった

当たり前と言えば当たり前。残念だが仕方無い

それでも,一度期待させた以上,申し訳ないと思う

596名無しさん:2015/02/15(日) 01:16:46 ID:U47mMdKk0
俺「なあ」

エーリカ「んー?」

俺「悪かったな」

エーリカ「良いんだって。まあ,そう言う事を経験したいってのも有るけど……それでも,今日じゃなきゃダメって訳じゃ無いし。それに,私俺の作る御飯大好きなんだよ!?」

俺「すまんなあ……」

これだ

この子はいつもこうやって俺の失敗を許してくれる

多分,俺がこの子に惚れたのはそう言うのも有るのだろう

そして,気付いた時には遅かった

俺は,この雰囲気に中てられた

俺「なあ……エーリカ」

エーリカ「んー?」

御飯を租借しながら小首をかしげる。悶えるのを堪えながら,言う

俺「その……好きだ。恋人になってくれ」

多分,この状況で彼女は断れない。そんな状況でこんな事を言うのは嫌だった。それでも,行ってしまった言葉は今更口には戻せない

597チョコですか?:2015/02/15(日) 01:19:49 ID:U47mMdKk0
エーリカ「は?」



エーリカは箸を止め,立ち上がるとキッチンに行き,手を水で洗ってきた

怒ったときにすると落ち着くと俺が教えた事だが,何故今なのだろうか

それとも,この状況で言った事に彼女も怒っているのだろうか

まずい事をした。と,おびえていると,俺の向かいに座りなおしたエーリカが口を開く

エーリカ「私達付き合ってなかったの?」

俺「え?」

598貰ったと思います?:2015/02/15(日) 01:23:21 ID:U47mMdKk0
エーリカ「え? じゃなくて。じゃあ,今まで手を出さなかったのって……」

俺「うん。付き合ってない内から手を出すのは論外かなー。って」

エーリカ「じゃあ,今まで私がくっついてた時は『めんどいなー』とか,『付き合ってもないのにこいつは……』とか思ってたの?」

俺「まさか! 嬉しかったよ! ずっとエーリカのこと好きだったし」

エーリカ「じゃあ,何で今まで『付き合って』とか『好きだ』とか言わなかったの?」

まずい。かなり怒ってる

ここまで怒ったエーリカは見たことが無い

ここは……

謝りつつ,反論する!

俺「それは……俺がヘタレだからで……でも! エーリカだって『付き合って』とか言った事無いじゃん!」

エーリカ「それは……」

急にエーリカがうつむく

しまった。ここは素直に謝るべきだった

599悲しいんでこの話はやめますね:2015/02/15(日) 01:28:21 ID:U47mMdKk0
俺の悪い癖だ。人の荒をさがしてそこを責める

エーリカ「私だって……私だって夜景の見えるレストランでディナーしながら指輪渡されたりとかそう言うベタベタで使い古されて真っ黒に手垢の付いた様なシチュエーション経験した

いんだもん! バカぁ!」

俺「ご……ごめん」

エーリカ「ん。私もちょっと感情的になった。ごめん」

そう言うと立ち上がり,玄関の方へ歩いて行く

俺「どこ行くんだよ」

エーリカ「外走ってくる」

俺「なんで」

すると,エーリカは振り返らず。しかし,後ろからでも解るほど耳を赤くし,こう言った

エーリカ「夜にお腹出てたら恥ずかしいでしょ。ばか」

「お腹でてても可愛いよ」

そう言うと本気で殴られかねないので,俺はただ

俺「早く帰ってこいよ」

そう言うしか無かったのだ


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