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投句板 〜自由律俳句〜
487
:
田中恭平
:2015/01/11(日) 18:52:50
2015年1月11日(日)。
*晩の自由律俳句
・人間は考える管足穂の忌
・はつはるのコーラ尽きけり冷蔵庫
・壊滅世相闊歩してゆくダンディズム
・かれはらに肥しの匂い陽の匂い
・美少女人形指の先より茶を出して
・迷惑の種を埋めては育てゆく
・時々は力を抜いて水母となり
・寂しさにふっと被せる藁帽子
・母不機嫌に私の病みを酷くさせ
・チョコを食べチョコになりゆく脚の親指──秘密
488
:
田中恭平
:2015/01/13(火) 06:28:10
2015年1月13日(火)、今朝の自由律俳句
・冬銀河その星のひとつになる日も近くなったか
・爽やかな朝に選ばれこの日は起きた
・体のなかで煙の騒ぐ
・風が吹いている、淘汰されるべきもの集っている
・水たらふく飲み水母となりたいよ
489
:
田中恭平
:2015/01/14(水) 07:31:56
2015年1月14日(水)。今朝の自由律俳句
・デイケア休日無為にして眠れない頭よ
・永すぎる一日に困惑しつつしっかりと墓まで歩む
・冬菊活けて線香は折って供える南無阿弥陀仏
・こころがやっと帰ってきて街に冬陽照る
・無用な者よゴー野菜食ってゴー
490
:
田中恭平
:2015/01/15(木) 19:42:46
2015年1月15日(木)。
晩の自由律俳句五句
・薬で酔っちまって焼き芋の匂い嗅いで満足だ
・己の頭を叩いてみれば何処か寂しい音のする
・雨上がりの道を歩く幻聴と二手に別れつつ
・薬で多幸しつつ冴えない夜に音楽を薄くかけて
・機械と化した体横にしつつ歳月がはやく進む
491
:
田中恭平
:2015/01/16(金) 03:57:25
2015年1月16日(金)。
○朝の自由律俳句
・哀しみは箱のなかの箱のなかの箱・・・否何もない
・チョコレット齧って歩む帰り道空気晴れ上がっている夜
・覚めない夢のひとり歌えば
・薬品が引力を持ち断薬できずにいる、冬、冬、ふゆ
・寂しさ窓を開ければ幻聴の雨おと
492
:
田中恭平
:2015/01/17(土) 20:31:39
2015年1月17日(土)。
・急がずいこう花はまだ凍っている
・洗面所に笑顔を忘れた、黙して青空を仰ぐ
・寒くなるという四枚着て眠る
・泣きたいのに愉しいふりをするのは簡単だね
・愉しいものばかり集めた部屋にみのむし
・親指出血している気にせず歩む
・あなたと出会って完成する宇宙が在る
・痛みが優しさになるまで傍にいてねとくさはらで
・人間は考える管胃に錠剤を三錠通して
・小さな目を持って小さな力を見てみたい
493
:
田中恭平
:2015/01/18(日) 06:27:07
・寝不足さえ連れて往こう枯原をゆく
・私の一日に雀が寒椿を落としていく
・寒過ぎる夜が朝になるころ目を覚ます
・苦痛な日々をつづける抗不安剤にも飽きちまって
・暗い夜を暗い色のコートで歩む
494
:
田中恭平
:2015/01/18(日) 18:45:26
2015年1月18日(日)。
晩の自由律俳句
・顔の冷たく不安なまま壁にもたれて座っている
・やっと善人になれました囀る小鳥もなく
・回心の日曜日あらたな息吹と緑の萌えている
・どこまでも青空それは希望か絶望か
・薬を飲んで吐くに吐く何ひとつ正しくもなく
・わかってもらえなくて冷たい水を飲む
・今日も必死で生きて冷たい水に又薬飲んで寝るだけ
・寂しかったなぁ風呂場で野良猫洗っている
・ひょろひょろ歩けば吐きそうで薬漬けでした
・失くしたもの全部帰ってこいと神頼み
495
:
田中恭平
:2015/01/20(火) 07:46:47
2015年1月19日(火)。
・凍りし花の寄り添うように二輪かな
・まだ眠りたいもう眠れないデイケアがある
・夢の中で夢辞典をめくっていた
・朝はコーンポタージュ頂けて庭のプランターに花
・時代がめぐり詩は歴史性に対し垂直に立つ
・雲を数える
・こころ落ち着かない寝室のこうもり傘
・ごみだらけの部屋にごみと化している
・本のみ綺麗に片付けられた部屋です
・そろそろ今日は今日の旅ゆく
496
:
田中恭平
:2015/01/20(火) 17:24:55
>495
×2015年1月19日(火)。→○2015年1月20日(火)。
2015年1月20日(火)。
・陽を風が押している枯原
・ひとり蜜柑齧るこの蜜柑は死んでいる
・夢を次々見てはやっと朝の青空
・淋しい森を抜けてきた風がいまここらに
・頭のなか冷たくなって夜は明けない
497
:
田中恭平
:2015/01/22(木) 19:51:08
2015年1月22日(木)。
・ツイてない日はひたすら眠る霧の夜
・インヴェガという新しい薬しずかな唇に入れる
・愛の裂け目に何か入れたり出したりしている
・久々に鳥囀るや宮沢賢治の偉業に啼くや
・自己人体実験開始、文系と理系の境なしくさはらに
・雪を舐め私正しく生きてゆく
・さっきの私、別段憎からずじっと手を見る
・寺に立ち作法もなく弥勒菩薩を待つ
・繰り返す私は正しく生きてゆく
・母親の無関心寂しい統合失調症者の夕
498
:
田中恭平
:2015/01/23(金) 06:56:26
2015年1月23日(金)。・朝の五句
・曇天の朝雲の黒さが目にかすむ
・洗顔して言いたいこと洗面所に置いてきた
・今日も「賢治コート」で往く、腰に手をあてて歩む
・星空のひとつとなってあなたを照らす
・冬の今朝のコーラ、机の上には薬のタブレット
499
:
田中恭平
:2015/01/24(土) 08:26:02
2015年1月24日(土)。
朝の自由律俳句
・図書館へ行こうとする壮大な夢のさなか
・降りそうな空、模型飛行機を寝室に眺めている
・綺麗な部屋のバイクの鍵が見つからず
・星めぐりの歌を聞きつつ薬効いてきて目を閉じる
・鬼のように柔らかに土手を歩く病者であろう
500
:
田中恭平
:2015/01/24(土) 11:49:58
・服薬し弥勒待とうか路地の影 恭平
501
:
田中恭平
:2015/01/24(土) 12:48:56
2015年1月24日(土)。
・脳冷えてエアコンの音煩くて切る
・雲厚し、二段のカステラにザクッとフォーク刺す
・牛乳を温めて飲んで牛の子となる
・うどんほくほく大根に汁が滲んでいるね
・冬の月に触れて頭がおかしいのは元々だ
502
:
田中恭平
:2015/01/24(土) 15:11:17
・今宵の月は重いと空が嘆いて雨
・風のつきぬけている空を捜してひょうひょうと
・星空に惚れて真っ赤な葉
・大寒の今宵何に酔い眠るのか
・鶴が来てその白さで私の翳を笑う
503
:
田中恭平
:2015/01/24(土) 19:19:51
・ほくほくとキャベツ焼き食べ畜生と化す 恭平
・哲学を好まぬひとの印刷機 恭平
・白鳥を見たことある?と猫に問う 恭平
・幼児転んだ白梅のあと紅梅のころ 恭平
・剪定のあと枝を集める父の作業着 恭平
504
:
田中恭平
:2015/01/24(土) 23:04:59
2015年1月24日(土)。
・修羅の私に恋愛する資格などなし
・いま鴎がとおく飛んだ──私は時間を掛けた自殺していた
・石の声聞こうとして無言だから放る
・夜の散歩のしんとして静かで愉しい
・眠れない夜の様々な要因を想いペン握る
・淋しいことなんかないと月を指さす
・天上への還り道捜し本日も路傍の草となり
・想えば崩れてゆく天候に笑っちゃう
・私は普通ですよという嘘が行き交う駅前
・私に明日なし自由律俳句書きつつくしゃみする
505
:
田中恭平
:2015/01/24(土) 23:15:46
2015年1月24日(土)。
・睡眠薬の効かない敗因を考えて冬銀河
・やっぱり何か欠損している冬薔薇咲いていた
・狂いはじめているのだろうか瞼
・悪路もやはりうきうきする夜の散歩
・淋しいが答えはないだろう仏壇に花
・動かなければ確かに眠いみのむしとして
・昨日の今日で違う夜をオール漕いでゆく
・きちんと無となって椅子も鳴らさず深夜十一時
・夢の川辺を往こう冬に咲く花を見よう
・すると善も悪もないが後悔こころから拭えない
506
:
田中恭平
:2015/01/25(日) 13:26:01
*昼、自由律俳句五句
・ひとり線路を歩いていくんだよ冬銀河
・さびしさは石を磨いて誤魔化す噴水前
・断捨離の中途読み耽る俳本かな
・抗不安剤二錠含んで晴れた枯原
・夢にみたこと骸骨島を踏めばパキパキ鳴る
507
:
田中恭平
:2015/01/26(月) 18:47:23
○本日の自由律俳句三句
・私は私のこころのなかに浮いている 恭平
・このひとには大切なこと指を使って伝えよう 恭平
・短髪となり頭の上で小人がサッカーしている冬 恭平
508
:
田中恭平
:2015/01/27(火) 20:36:01
2015年1月27日(火)。
・初心者呼ばわりされて後々傷つくデイケアに翳
・Nさんに本貸して頂けて明日は俳句三昧になるでしょう
・Aさんの原付と私の原付がすれ違う路にたんぽぽ
・インヴェガ含んで頭明晰─クリア─になって芋煮ている
・住んでいた町を辿る脚が水たまりに二本浸かる
・ぽっと梅咲き流れる河
・星一つへたゆまず歩むに汗一滴
・ちょっと多幸しているとさっと風に時間は吹かれる
・嗚呼、友は先に灰になったか
・澄んだ青空に澄んだこころで動く
509
:
田中恭平
:2015/01/28(水) 19:16:55
2015年1月28日(水)。
・もう凩は吹かない心のなかを歩いてゆく
・しんじつ金なく病気は酷くしかし今朝も善い日で
・風流でゆく判断は風に任せて
・のっぱらやさしく微熱でいた
・ひとりの夢でたらふく食べていた
・病気のことも詠めばよいと諭され青空
・今宵は幻聴もなくしんじつ静かな寝室です
・「死」というタイトルの本正座して読む
・急がず散歩しよう落としてきた脳の欠片を捜そう
・多幸しつつそれは終焉の感覚に充ちております
510
:
田中恭平
:2015/01/29(木) 20:29:48
2015年1月29日(木)。
・夜──、モーツァルト聞きつつ機械人間は畦道を往く
・闇を二つ抱えて参る
・痩せた体で畑(はた)も打てない
・お菓子以外に囚われず私は自由に書く指
・風鈴の音もない仏間に安心している
・薬と仏と安心して眠る
・陽が射して不安はどこにも落ちてはいない
・アブラカタブラ星が一つ落ちましたよね
・こんなに兎が血の涙を出し──、私の友は何処にいる
・チェロが先導するが何故この道を往くか知らない
511
:
田中恭平
:2015/01/30(金) 19:41:51
2015年1月30日(金)。
・難あって人生止まる一夜です
・寂しさの冷たい窓にハート書く
・祈りあり千の鴉が夜を成す
・ピアノの音降り来る空が紫に
・朝八時家の全ての鍵を掛け
・母不徳しかし叱れず眠ります
・鬱酷く総てが詩へのレールかと
・手招いて来る犬もなく大柳
・冬の夢うどんを外で食べたいよ
・昼休み雨の中行き安心する
512
:
田中恭平
:2015/01/30(金) 22:50:21
2015年1月30日(金)。
詩誌空想用原稿
・月となり背中が寒い、抗不安剤
・ねぇ水が歩いてくるよ枯原を
・地球に飽きて正座を崩す傍に模型飛行機
・天体を家へと入れたい意地に泣く
・湧き水が全部毒だと鬼が吐く
・竹槍をいま何故創る躁総理
・寒さより逃れはできず御花散り
・箱庭の猿が俺なり独りなり
・祭とて死の哀しみは癒されず
・落下する林檎に学ぶことはなし
513
:
田中恭平
:2015/02/05(木) 19:57:44
・苦しみもなく一句も得られず春
514
:
田中恭平
:2015/02/05(木) 22:34:21
2015年2月5日(木)。
・降りしきる雪もなく枯草している
・夕飯の魚が善かったそんなこともどんどん忘れる
・書庫に姉の部屋の光が入って逃げ道を捜している
・不思議な水を飲む心の芥、浮いてはまた沈んで
・風に白い砂かけていて老人
・あたらしい印刷用の紙が届いて万感である
・はためく黒い旗下げる方法は知らない
・今日も不安定であって仮面が取れないように必死でした
・素敵な水の青空を眺めて飲む
・句があって善かった、句に救われていた
515
:
田中恭平
:2015/02/05(木) 22:47:34
2015年2月5日(木)。
・死と遊ぶ今宵野良猫が過ぎ行く
・骸骨となり誰も入ってこない寝室に眠る
・やっと薬が効いてきて安堵する
・疲れすぎた体は眠り動かない
・ひとそれぞれ闘っている、笑えやしない
・どろっとした血巡りして今宵も星を嗜好します
・しんじつ静かになって私は句作する理由忘れた
・天に届くまで句作する毎日が大望
・自殺念慮烈しく硝子に映る私をみていた
・風吹いて爽やかな夜にペン握っている
516
:
田中恭平
:2015/02/06(金) 19:43:29
・酔う位旨い水飲める富士の麓で
517
:
田中恭平
:2015/02/07(土) 20:49:47
2015年2月7日(土)。
今日の自由律俳句十句
・白い樹の下で白い本開く
・一日を酒で潰した男が歩いている
・妹の寝室にデパス、不穏
・これが幸せなのでしょう句を書きつづく
・前進できているのか、デイケアに西日射す
・世界がなくなれば私がなくなれば信仰のお祈りはできない
・ひとのことばかり熱心でしんじつ御金がない
・ふわっとふくらんだ枯原にポツポツ青い花
・夜空を叩けば星の降る
・酒に強い身の亡き祖父の血を感じた
518
:
田中恭平
:2015/02/08(日) 20:41:33
・星を眺めようと出たベランダの板が雨に濡れ冷たい
・今朝もヒトリの食パンをボソボソ頂く
・書きに書き積み上げた紙にまだ充たされず書く
519
:
田中恭平
:2015/02/10(火) 18:06:38
2015年2月10日(火)。
・青い夜の明かりぽつんと消えた
・硝子に写る私を嫌ってカーテン閉じていた
・鴉ににらまれて傘ふりまわす
・かなしみをちからに一輪咲いた
・かなしみをちからに一人歩いた
・何かで埋め合わせたいだけ、心の隙間
・きっと頭も良くなるから、社会の闇も知っているから
・苦吟の日々が続く、それは平穏な日々で雪
・私の、いてもいなくてもよい人間の寝室だ
・頭中に泥色の雪降る
520
:
田中恭平
:2015/02/11(水) 13:28:32
今日の自由律俳句
・ひとつふたつ忘れ物しつつ原付を飛ばす
・春の陽、干された掛布団が少し揺れている
・飴が大好き、小さなメロディー大好き、春を散策
521
:
田中恭平
:2015/02/12(木) 20:04:02
2015年2月12日(木)。
・熱いこころが謝って謝って鉄となった
・「それでは善い日を」と砂の建物を去った
・箸一膳巧く握れず二十八歳になる
・眼前にちらつく死を肴に晩酌しとる
・できないことばかり己励まそうと月観る
・宇宙の塵のなかに宇宙あり、春
・約束できず家族で拉麵がとおくなる
・春の雨降る山だちょっと休んだ
・もう春という春が近く又歩きはじめる
・白梅の花薫って目は直線に青空へ
522
:
田中恭平
:2015/02/13(金) 21:23:53
2015年2月13日(金)。
・魂が硬化したまま春の浜
・のっぱらのっぱら、さよならを告げる相手もいない
・真に書斎に落ちつきつつも夜の散歩をしたい
・弥勒菩薩待ちつつ私はあたらしい眼鏡を選ぶ
・よく書いてまだ足らない、頭のなかに詩神が座る
・薬が睾丸にじわりと効いてもう去勢された猫です
・雨降らずの春にあなたの匂いがする
・この峠は永いと薬に酔いつつ句を書いていた
・断捨離します、私のこころも軽くなります
・よく食べてよく眠るのは物の少ない部屋です
523
:
田中恭平
:2015/02/13(金) 22:17:12
2015年2月13日(金)。
・死んだ枝が星を実らせている
・今日も新聞が読めなかった、寒風吹きすさぶ
・冬に青い花咲く、私の目がじっと濡れた
・山を分け入るとぶちまけられてのり弁
・濡れすぎた私を母は急いで迎えてくれる
・やっぱり酒か、山頭火のいそうな昼ののっぱら
・不治の病持ち私も一人
・生きる態度の今日は酔い潰れたい、圧倒した冬
・枯葉舞う、思い詰める
・野良猫最近よく観る、他人の罪に罰が悪くなる
524
:
田中恭平
:2015/02/14(土) 14:15:34
2015年2月14日(土)。
・書を待ちつつ薬を含む影の薄く在るキッチン
・梅にうぐいす、悟ったことを明かせないまま昼休み
・ときは充ちてきらめき苛々して刃物を入れる
・春の陽が夕暮となり復讐してくる
・血の味がして席に過呼吸しとる
・まだ無色なる明日に青い心持ちで往く
・長いお別れになるまで帰路手を繋いで行く
・なかなか溶けないこころのまま風呂に入(い)る
・あなたのことは私のこころと同じでわからないんだ
・バスに乗ってとおく行くきみ、空をのぞいている
525
:
田中恭平
:2015/02/15(日) 13:51:26
・春めいてコロン沢山並べている
・クスリやっと効いてきて陽を愛せる
・酒に溶けて小便として出る脳みそか
526
:
刹那
◆GbvohmL8bU
:2015/05/08(金) 11:11:02
蝉時雨儚い命恋模様
527
:
yuri.
:2015/06/06(土) 17:38:10
アザレア枯れて葉に重たし
528
:
yuri.
:2015/06/09(火) 15:48:01
曇り空にアザミ曇れり
529
:
yuri.
:2015/06/15(月) 19:28:28
すれちがう人に死の匂いしたる
530
:
yuri.
:2015/06/21(日) 20:43:12
あぢさゐに蝶咲いている
531
:
yuri.
:2015/06/23(火) 23:29:51
階段に星の止まり木
水たまりの地図広がる雨上がり
闇の中から雨降りぬ
532
:
yuri.
:2015/06/24(水) 00:26:40
闇の中から雨落ちて来る
533
:
yuri.
:2015/06/24(水) 10:46:43
水たまりの地図に広がる雨の王国
534
:
yuri.
:2015/06/24(水) 17:40:35
文字と話す女
535
:
yuri.
:2015/07/01(水) 22:00:32
紫陽花の枯れ花に一つ青
自転車止めたら蜘蛛乗っていた夕暮れ
536
:
yuri.
:2015/07/03(金) 21:42:29
闇雨に降っている
537
:
yuri.
:2015/07/04(土) 17:11:59
雨の糸に絡まる心
闇に雨の音降っている
538
:
yuri.
:2015/07/05(日) 14:42:49
小熊座届いて開く星空
539
:
yuri.
:2015/07/06(月) 20:51:17
石ころみたいに蹴られる平和
540
:
yuri.
:2015/07/08(水) 18:43:42
蝉のモールス信号聞こえた夏の朝
541
:
yuri.
:2015/07/11(土) 19:00:36
蝉降る前のしづけさ
影も蒸発する炎天
542
:
田中恭平
:2015/07/11(土) 20:31:11
あじさい崩れて半日すうすう寝ていたようだ 恭平
543
:
田中恭平
:2015/07/12(日) 05:53:19
梅雨空マスカット実る道へあなたと逃避する 恭平
544
:
yuri.
:2015/07/12(日) 13:11:22
「復帰したんですね。よろしく。自由に発表出来る場にしましょう」。
545
:
田中恭平
:2015/07/12(日) 17:46:27
「宜しくお願い致します。」
546
:
田中恭平
:2015/07/12(日) 19:05:10
風鈴ほのかすゝしく葉のおと 恭平
547
:
田中恭平
:2015/07/13(月) 17:13:40
(福)と旗に画かれた船は雲峯のむこうひかりへ 恭平
548
:
田中恭平
:2015/07/14(火) 08:15:01
夕栄そして月もでていて雲峯 恭平
549
:
田中恭平
:2015/07/14(火) 19:56:54
大鍋のしろいけむり届いたのは雲峯 恭平
550
:
田中恭平
:2015/07/15(水) 11:30:57
焼砂に中也の御墓雲の峰 恭平
551
:
yuri.
:2015/07/15(水) 19:07:11
炎天に影を探しているのか蟻
星のように言葉を置く夜空に
552
:
yuri.
:2015/07/15(水) 21:15:29
舵を切つた空が泣いている
553
:
田中恭平
:2015/07/17(金) 01:08:42
夏の夜の明けはじめへと社あり 恭平
554
:
田中恭平
:2015/07/17(金) 21:56:52
夕立や煙草の煙押さへこむ 恭平
555
:
田中恭平
:2015/07/18(土) 08:51:35
夕立とおいあなたを思うはだかにて 恭平
556
:
田中恭平
:2015/07/18(土) 19:28:16
夕立雀がともだち夏の内 恭平
557
:
田中恭平
:2015/07/20(月) 09:15:46
短夜明ければ軍手落ちているみち 恭平
558
:
yuri.
:2015/07/20(月) 19:11:51
夕焼け歩いて来る
559
:
田中恭平
:2015/07/20(月) 19:55:31
短夜明けかねこのままとまれと腕時計にぎる 恭平
560
:
_
:2015/07/21(火) 00:54:43
友の鼻を笑う他愛もない日
561
:
_
:2015/07/21(火) 00:55:51
憂鬱が夏の風に炙り出される
562
:
_
:2015/07/21(火) 00:57:35
寝苦しい夜 空き缶が転がる
563
:
_
:2015/07/21(火) 00:59:19
頭を抱える 友の名を呼ぶ
564
:
_
:2015/07/21(火) 01:05:06
覚醒剤に溺れ 誰とでも寝る君
565
:
_
:2015/07/21(火) 01:07:43
思いだせない君の名を呼ぶ
566
:
_
:2015/07/21(火) 01:11:33
君は自由と言う名
567
:
yuri.
:2015/07/21(火) 09:33:43
これ以上ここに俳句を投稿すると何かと誤解を受けそうなので、止めることに致します。いちいち説明するのも、馬鹿馬鹿しいですが。
568
:
田中恭平
:2015/07/21(火) 16:52:56
わたしももう投稿はしないようにします。Twitterやっておりますので、そちらで作品発表行います。
569
:
yuri.
:2015/08/21(金) 11:56:01
自分がトットちゃん並みにそそっかしいと、この年になって気が付きました。名無しの方の投稿があったんですね。いつの間にか。でもやはり何か名前を名乗って欲しいです。
570
:
yuri.
:2015/08/22(土) 18:03:36
投句再開します。
571
:
yuri.
:2015/08/22(土) 18:05:23
白く濁る昼の月
572
:
yuri.
:2015/08/22(土) 19:09:40
月は空のタマシヒだろか
573
:
yuri.
:2015/08/22(土) 23:57:17
昼に濁る月 推敲
574
:
yuri.
:2015/08/23(日) 16:18:50
しわくちゃの手でしわくちゃの日傘たたむ老婆
575
:
yuri.
:2015/08/23(日) 16:25:01
違ふ空の色がそこまで来ている
576
:
yuri.
:2015/08/23(日) 16:42:46
違う色の空がそこまで来ている 推敲
577
:
yuri.
:2015/08/23(日) 19:39:41
空を仰げば何もない空
578
:
yuri.
:2015/08/23(日) 23:42:33
意志あるように落ちている手袋
鶏頭ぐんぐん雨をすつたようだ
579
:
yuri.
:2015/08/24(月) 18:28:51
つくつくぼうしに風暮れてゆく
580
:
yuri.
:2015/08/24(月) 22:04:22
夕焼けついて来る
581
:
yuri.
:2015/08/25(火) 00:06:44
夕焼けついて来るふりかえればもうない
582
:
yuri.
:2015/08/25(火) 00:08:54
違う色の空がそこに見えている
583
:
yuri.
:2015/08/25(火) 09:17:33
星をねだれば卑しき言葉
584
:
yuri.
:2015/08/25(火) 10:33:53
悲しい朝に悲しい色の朝顔だ
585
:
yuri.
:2015/08/25(火) 11:13:58
むかで空に投げても星にはならず
586
:
yuri.
:2015/08/25(火) 19:27:43
夕焼けついて来る坂登りきるまで
587
:
yuri.
:2015/08/25(火) 22:54:42
坂を登りきるわたしと夕焼け
588
:
yuri.
:2015/08/27(木) 15:50:52
うつむいても向日葵
589
:
yuri.
:2015/08/28(金) 08:32:10
蝉の翅が一枚秋を指している
590
:
yuri.
:2015/08/28(金) 23:39:21
ひとしきり鳴いただろう翅落ちている
591
:
yuri.
:2015/08/30(日) 23:59:53
鉦叩に秒針動いたり止まつたり
592
:
yuri.
:2015/08/31(月) 18:25:32
蝶群れ飛ぶ星のうら
593
:
yuri.
:2015/09/01(火) 20:41:47
蝶群れ飛ぶ星のうら側 推敲
594
:
yuri.
:2015/09/01(火) 22:05:21
雨ふる虫の声にふる
595
:
yuri.
:2015/09/01(火) 22:47:00
雨音虫の音にふる
596
:
yuri.
:2015/09/05(土) 22:09:48
女郎花白粉花厠に秋桜
597
:
yuri
:2015/09/07(月) 10:03:00
水鏡のひかりに遊ぶ秋の蝶
598
:
yuri.
:2015/09/07(月) 17:31:07
触れなばががんぼ人臭く
599
:
yuri.
:2015/09/07(月) 23:34:47
水鏡のひかりに群れる蝶の影 推敲
600
:
yuri.
:2015/09/09(水) 16:43:33
晴れてまた空高くなりし
601
:
yuri.
:2015/09/28(月) 22:17:24
TV時々秋の虫
602
:
yuri.
:2015/10/01(木) 16:07:18
ほおづきに灯る月
603
:
yuri.
:2015/10/02(金) 15:08:22
青空に指先踊る晴れ
604
:
yuri.
:2015/10/04(日) 16:30:46
ふらふらと教会に入りそうになつた
605
:
yuri.
:2015/10/04(日) 16:32:33
青空に指先踊る晴れの空
月灯るほおづき
606
:
yuri.
:2015/10/17(土) 21:47:45
夜に瞑る三日月
607
:
yuri.
:2015/10/26(月) 18:57:07
サイレンの音に運ばれてゆく夜
無くしたものが星になるなんて何て陳腐な銀紙の星だ
608
:
yuri.
:2015/12/25(金) 14:12:36
空かき分けて月が出ている
病院の窓が月
609
:
yuri.
:2015/12/25(金) 18:12:11
病室の窓が月 推敲
610
:
yuri.
:2016/01/12(火) 22:36:09
明日の珈琲のために眠る
611
:
yuri.
:2016/01/14(木) 20:41:53
薬かき分けて探す君を
612
:
yuri.
:2016/01/14(木) 21:07:34
闇に腫れている月
613
:
yuri.
:2016/02/10(水) 18:16:36
三日月に載るほどの空だ
614
:
yuri.
:2016/03/01(火) 21:46:40
さくらを見せてあげたかつた
615
:
yuri.
:2016/03/04(金) 18:28:56
鳥籠に大きな鴉飛び込んだ
616
:
yuri.
:2016/03/05(土) 17:51:40
浚っても浚っても薄汚い心
617
:
yuri.
:2016/03/05(土) 17:53:10
鳥籠に大きすぎる鴉が啼いてゐる 推敲
618
:
yuri.
:2016/03/05(土) 18:42:21
言葉を張り付けにしている自分を張り付けにしている
619
:
yuri.
:2016/03/05(土) 18:45:16
アドラーさん私には関係ないことだよね
620
:
yuri.
:2016/03/06(日) 21:41:51
自分という薬飲みきって人は皆死ぬのだろうか
621
:
yuri.
:2016/03/09(水) 16:47:23
僧祈るガレキの町に雪が舞う
622
:
yuri.
:2016/03/28(月) 18:33:44
さよならに一つしか意味が無いことを知る
623
:
yuri.
:2016/06/08(水) 14:45:41
青い毬も赤い毬もあぢさゐ
624
:
yuri.
:2016/06/13(月) 17:28:21
フェンスするり夏蝶
625
:
yuri.
:2016/06/14(火) 22:54:21
シャボン玉に一瞥されたり
626
:
yuri.
:2016/06/15(水) 17:59:04
抵抗されればされるほど力の入る正義だ
627
:
yuri.
:2016/06/15(水) 23:01:06
見上げれば名も無き星の涼しさよ
628
:
yuri.
:2016/06/29(水) 17:43:00
本当はため息つきたいこともある
629
:
yuri.
:2016/06/29(水) 21:36:13
ミトコンドリアも笑うらし
630
:
yuri.
:2016/07/05(火) 22:41:11
本日を持ちまして、こちらの掲示板への書き込みを終了致します。今までお読み下さりありがとうございました。
631
:
if
:2016/08/10(水) 14:08:59
仮想空間に仮装する心
632
:
if
:2016/10/21(金) 22:40:57
世界が風船のように飛んでいった
633
:
if
:2016/10/21(金) 22:42:34
平和は色褪せているくらいがちょうど良い
634
:
if
:2016/10/22(土) 19:00:45
世界が風船みたいに飛んでいつた 推敲
635
:
if
:2016/10/23(日) 19:09:01
毒林檎齧らされたままの世界
636
:
if
:2016/10/23(日) 21:10:32
君は本当の砂漠を見たことがあるか
637
:
if
:2016/10/24(月) 00:11:44
話せば話すほど何も話さない
638
:
if
:2016/10/24(月) 18:33:50
死んだ言葉並べて威張っている
639
:
if
:2016/10/24(月) 23:37:45
話せば話すほど何も話していない 推敲
640
:
if
:2016/10/25(火) 09:55:09
人間は砂漠の砂じゃない
641
:
if
:2016/10/25(火) 13:39:54
もらった憎悪をまた誰かに投げる
642
:
if
:2016/10/26(水) 15:46:36
あかとんぼう風の四角
643
:
if
:2016/10/26(水) 23:30:39
今朝もまだあるみのむしアパート
644
:
音順和 otosuna
:2016/10/27(木) 08:22:35
よい日の今朝はずっとみんなについて考えちょる
645
:
if
:2016/10/28(金) 10:10:54
otosunaさん連れ句ありがとう。よろしく。
予告編みたいな空を見ている
646
:
音順和 otosuna
:2016/10/28(金) 18:10:10
いつか弥勒来ていたか時計の針がとまったか
十一月より仕事ただひたすら学ぶことの書くことの
罵りでなくうらめつらめの二十九歳あたらしい水
苦しいことの苦しいことのただ書き落とす
あなたの話がながく一虫の豊光に満たされて
いつか宮沢賢治さんいたか頭の想像の中に
はじめから書きはじめることしっかり疲れている
今朝のシャワーのこんなに緊張しても指は動く
ずっとブルーズのその中で一人欠伸している
太陽にこにこ太陽を今朝見ておれば帰り花
ドンドンドンドン進んでいく少しの幸せのため
ドンキホーテに昨日は右目だけが泣いていた
私は私のあくがれていくしかしここににこにこ
思い違いすらそのままに灯の灯る夜こえて
けものみち葉の茂り葉の茂り歩いて行った
頭のぐちゃぐちゃになっているから詩の道をいくよ
ひどく険しいこの道深く畦道
ゆったりと森林にあった白い鉄の手すりを辿る
理性でなし日の当たる朝ホットコーヒー飲む
声に酔ってまぼろしの声今朝は明るい
どこへ向かえどすべて夢のように秋は学ぶこと
人様に見せるうたでなし富士の高嶺に雪がちらほら
猫が卓状にいる親鸞上人のごとくうた書きつづく
単純な純なままここにあること頭の中をぐるりとさせる
右耳が悪い堕落したこころのもう一度立ち上がる
今朝ももの書くことすすきのひかりその風吹くこと
よしなにしなさいただあなたがうつくしかったいつかの日
これから寒くなるあなたに手紙を書いて笑えることの良し
きみを愛する未来派として後ろから風受けつつ
647
:
if
:2016/10/29(土) 08:44:36
未来の森に人間は必要ですか
本の森イマココの森
友の手紙よく晴れている
ブラックバード掴む黒い森
648
:
if
:2016/10/29(土) 20:59:12
ブラックバード掴む黒い森を羽根の下に 推敲
649
:
if
:2016/10/31(月) 16:48:29
幸福な空に雨落ちている
冷やかして冷えるのは自分の心
ぐちゃぐちゃな雨も降る時は真っ直ぐ
寒いを思い出している10月尽
650
:
if
:2016/10/31(月) 18:11:28
649を推敲
幸福な空に雨落ちている
冷やかして冷えてゆく心
ぐちゃぐちゃな雨も降る時は真っ直ぐに
寒いを思い出している10月尽
651
:
if
:2016/10/31(月) 18:14:24
>>648
推敲失敗。if
652
:
if
:2016/11/01(火) 14:15:46
疵無きものに花も無く
653
:
if
:2016/11/01(火) 18:51:05
疵無きものには花もなく 推敲
654
:
if
:2016/11/12(土) 00:08:10
小鳥鳴かなくなってひとつ目の冬
655
:
if
:2016/11/12(土) 21:37:12
本当に取り残されているのは誰なんだ
656
:
if
:2016/11/14(月) 22:31:07
闇のようにひかる月
657
:
if
:2016/11/14(月) 22:42:43
擦り切れた言葉を紡ぐ人
幸福な空に色褪せた鶴を飛ばす
658
:
if
:2016/11/15(火) 00:36:32
音も無く傷は進むヒコーキ雲
659
:
if
:2016/11/17(木) 14:01:45
ほらほらクリスマスだよとのぼり旗
660
:
if
:2016/11/19(土) 22:01:28
悲しいねと言われて悲しくなった
661
:
if
:2016/11/21(月) 23:25:42
この世はセカイで満ちている
662
:
if
:2016/11/28(月) 18:20:53
ここは地獄だから善人が増えては困るのだよ
663
:
if
:2016/11/28(月) 22:39:08
幸福な空に色褪せた折鶴
664
:
if
:2016/11/29(火) 22:19:43
仕事帰りの一杯のhot soup
黒いまあるい月が出ている
665
:
if
:2016/12/08(木) 18:36:29
いつかは最後の手紙をもらうんだ
666
:
if
:2016/12/10(土) 23:16:51
言葉は小鳥、とほくへ
667
:
if
:2016/12/11(日) 15:24:29
命懸けで言葉守っている詩人だ
668
:
if
:2016/12/16(金) 23:02:48
人の声で部屋を温める?
669
:
if
:2016/12/17(土) 22:47:05
怯むな猫
670
:
if
:2016/12/19(月) 21:37:30
自分にはよく毒が回らないな
671
:
if
:2016/12/22(木) 23:30:20
夜の窓を這う雨
672
:
if
:2016/12/25(日) 18:36:42
一枚の写真に宿る言葉をこえたもの
673
:
if
:2017/01/04(水) 15:26:08
妄想か人かどちらかが死んだ
674
:
if
:2017/01/10(火) 14:13:31
みづからを弔うやうに雪降りぬ
675
:
if
:2017/02/15(水) 18:21:59
この世界で知っているもの二人だけテキまれいたそ
676
:
if
:2017/02/15(水) 18:22:40
ネットの外は自由だね
677
:
if
:2017/02/19(日) 23:31:51
ドブ川にドブの色した春の月
678
:
if
:2017/03/10(金) 01:10:17
詩をはさんで向かい合わせの二人
679
:
if
:2017/03/10(金) 08:54:27
あれは日記なのです
680
:
if
:2017/05/04(木) 21:00:21
かたちを確めたくて何度も顔を見てしまう
681
:
if
:2017/05/24(水) 13:21:26
友達はそういうことをしないんだよ
682
:
if
:2017/06/05(月) 21:49:12
文脈は分かりすぎるほどよく分かっているのです
683
:
if
:2017/07/21(金) 11:19:32
女など止めようと思っていた矢先に
望まれるうちは女なのですか
太宰不足天ぷらどんぶり
684
:
if
:2017/08/17(木) 00:16:40
傘を開いて心を閉じた
自らを弔うやうに降る雪と
美しくなくなつたら死にたいのだよ
685
:
if
:2017/08/28(月) 23:23:30
蜩の声高くなる二月堂
今までお読み下さりありがとうございました。if
686
:
yuri.
:2021/02/15(月) 14:43:18
気配だけが住んでいる街並み
赤いマフラーに雪
戻らない友のある日を生きてみる
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