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盗作検証スレ

35名無しさん:2013/06/24(月) 21:21:38
>>34
該当部分を抜き出してみる

ハイスクールD×D 〜銀白の剣士〜 作者:strik
第1話中程

Side 祐斗


ああ、どうも。木場祐斗です。僕は今、剣道場で一人の男子と対峙している。名前は兵藤渚。外見は完璧に女の子にしか見えないが、彼の剣の腕は一流だろう。全国大会で優勝したのもうなずける。

 周りには、何人もの部員が観客としている。何人かの女子部員は悶えているが放っておく。彼女たちを意識していて勝てる程、渚は弱くない。むしろ、意識していたら一瞬で負けるだろう。

「ふぅ・・・・・。それじゃあ、いくよ!」

 彼女たちを意識から追い出し、駆け出して、竹刀を振るう。騎士ナイトの力は使わない。渚くん相手に使ってみたい気持ちはあるが、これはこれでいい。

「ハァ!」

 僕にできる限りの速さで、振った竹刀は完璧に見切られて空気を切る。

「速い!」

 おそらく初めて見る人が、驚いて声を上げているが、外野の声なんて聞いちゃいられない。

 渚は、僕の攻撃を避けて、横なぎに竹刀を振るってくる。

「ヤァッ!」

 僕はなんとか体をそらして、渚の竹刀を避ける。渚のスタイルはカウンター型。恐ろしいほどいい目で、攻撃を見切り相手を一撃で倒す。そういうスタイルだ。なので、僕は攻撃をしながら、一カ所にとどまらないように移動する。足を止めたら、間違いなく渚の竹刀が僕に当たるだろう。

「セァッ!」

 できるだけ速く攻撃を繰り出す。上下左右考えられるだけの攻撃をするが、渚は完全に見切って体捌きだけで、僕の攻撃を避けていく。竹刀で受け止めることもしないなんて、なんという出鱈目。目で攻撃を追えることもさることながら、その目についていける身体能力も目を見張るものがある。

「面ッ!」

 そして、攻撃の一瞬の停滞をついた面。僕はその隙を見事に突かれてしまった。渚の竹刀は僕の頭上数センチというところで、止まっている。

「僕の勝ち」

「・・・・・そうだね」

 畜生・・・・・。結果はいつも僕の負けだ。

「それじゃあ、僕はもう帰るよ」

 彼はそう言って、テキパキと防具を片づけて去っていった。


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