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【妄想爆発】チラシの裏【大上等】

501ぶんぶんまる:2013/02/14(木) 13:46:37 ID:1XLMlND6
>>499
漫画と小説は違います。漫画には絵があります。場景は絵が全て物語ってくれる。だから効果音が安心して使えるといえるでしょう。

迫力ある絵に更なるインパクトを持たせたい。そのために効果音を使っているのです。字体なども絵(場景)にあわせて変えていますし、「絵のために」効果音があるといっていいでしょう。
一般には思いつかないような効果音というのも、絵があるからこそ魅力がある。絵があってこそなせるワザといえます。

それに対し小説は文字だけで場景も感情もなにもかも表さなくてはなりません。あえてシュールにみせたいようなギャグものならともかく、ガチなバトルものなどに効果音は向かないと思います。
更に、適当氏のものは一般とは違う効果音を意識しているからなのか、何の音なのかさっぱりです。

たとえば↓

スッ…
「待ちなさい!!坊や、刀を忘れてるわよ?」
「あっ…。」
「待っててね、今急いで取って来るから。」
「あ…ああ、頼む。」
タッタッタ…
ヒユッ パシャ…
スィィィ…
パシャ パクッ
パシャ
スィィィ…
パシャン
スタ スタ スタ
パッ…カチャン
「はい。これで大丈夫ね。」

まったく何をしているのか分かりません。歩く音などは分かりますが、パシャンやスィィのところがどんなに考えても分かりませんでした。その歩く音も、統一性がないため本当か確証が持ちにくいですし。
イメージを膨らませて……といわれても、何の音なのかすら分からなければ想像しようがないです。効果音だけで状況を伝えたいということですが、出来ていないと思います。

wikiのほうのラノベ作法研究所のQ&Aにある「擬音語・擬態語は使ってはいけないのでしょうか?」というものの回答にも“使用するのは構わないが乱発は危険”という意見が多くあります。
↑の文も、これでは流石に地の文での情報が少なすぎてわけが分からないです。
擬音などを多用している小説家はプロですし、「タブー、これをやってはいけない!」でも“語彙もない素人が擬音を盲目的に使用するともう目も当てられない駄作になる”と専門家自身がそう書いています。

あなたが効果音を小説にくみこむことに憧れを抱いているのはわかります。しかし、妄想と現実は一致しないものです。
適当氏は作者ですから、効果音だらけの文章でも頭の中ではっきりと場面場面の光景を浮かびあがらせることが出来るでしょう。
しかし読者は文字を「読む」ことでしか情報をよみとることができません。「文字」ではない「音」を読んでも情報はほとんど入ってこないし、状況把握できない分かりにくい小説は正直いうとあまり面白くないです。

今のままでは効果音自体が作品のできを低下させるものでしかないように見えますので、もし独特な効果音を使っていきたいのならまず地の文の情報量を増やすことをおすすめします。
途中変更は逆に混乱を招くでしょうからそれは構いませんが……一応ラノベ作法研究所に目を通されるといいでしょう。
「」の」の前に読点をいれないなど、他にもためになる情報がいくつもありますので。
長文失礼しました


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