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迷宮と女冒険者IF 3

477山吹 ◆NXDHWWcMxw:2024/04/27(土) 22:24:58 ID:yFeGYC42
>>476


……
………

「っ……❤ は、ぁ……❤ くぅ……っ❤ ふー…………❤」

(休めた、が……また、身体がこんなにも、昂っておる……っ❤ 環境が、悪すぎる……のう……❤
 クリムを助けて、そうしたら早くここを離れねば……っ❤ 呼吸する、だけで……イって、しまう、のじゃ……❤)

クリムが影小僧に弄ばれ意識を失ったままイキ続けている最中、山吹はどうにか絶頂の余韻を振り切り、少しだけ休んだことで回復した身体を起き上がらせる
上体を起こそうと床についた腕は震え、立ち上がろうと力を込めた膝は笑い、何とも情けない限りだが……それでもゆっくりと、いつもの倍以上の時間をかけて山吹は立ち上がる
回復した、それは確かだが……同時に多量のフェロモンを吸い、身体の昂ぶりが無視できない所まで来ていることもまた事実だ
やはりこの部屋は長居すべきではない、クリムを連れて早々に、もっと安全な場所へ退散するべきだろう
圧し掛かる疲労に鈍る思考を回しながら、山吹は震える脚に鞭打って、なんとか立ち上がり……細く、長い息を吐いた

・小休憩:△「体力」+2 △「精神」+4 △「霊力」+1(11) △「妖力」+1(1)

「くっ……❤ ん、ぅ……❤ ふ、ぅ……ふぅ……❤❤ っ……❤❤」

霧に包まれた部屋、所詮はビルの一室である以上、そこまで広いわけではないはずだが……やはり何も見通せない
濃密な精液の霧は視界を塗り潰し、近くに倒れているはずのクリムの姿も見えないのだ
それでも山吹の感覚は、イキ果て、犯される前の互いの位置関係を凡そ把握している
クリムの倒れている箇所、ファットマンの向き、自分が歩いてきた方向……脳内で地図を開き、それぞれの場所を推測し、クリムがいるはずの場所へと視線を向けた
足の震えは少しずつ収まり、疲労は重くとももう今にも倒れそうな頼りなさは見受けられない
それでも赤く火照る肌、精液の滴る髪、快感の名残を見せる表情も相まって淫靡な雰囲気を撒き散らしながら……山吹はゆっくりと歩いていく……

・淫気汚染:▲「快楽値」+9(59) ▼「淫気量」-1(16)
・精液の霧+フェロモン:▲「快楽値」+”1d6〜10(8)”(67 快楽Lv3)

「……! クリム……まだ、気を失ったままのようじゃな……っ❤」

(些か情けない恰好じゃが……フェロモンに当てられ、発情してしまったのかもしれんな……
 とにかく回復を、目覚める前に手を整えてやるべきかのう……?)

そうして歩み続けた山吹の視界に、仰向けに倒れているクリムの姿が映る
両手を股間に集めたまま意識を失ったその姿は、山吹からすれば一目でオナニーに耽っていたことが察せられ……多少気まずいものを感じながらも、ひどい事にはなっていないようで安堵の息を漏らした
あの初心さからすればクリムは恐らく処女で、淫魔の巣窟で意識を失ったというのにレイプされていなければ、それは十分に上出来だろう
とにもかくにも、意識を失っているクリムは元より、山吹自身の疲労も積み重なっている
癒しの術を使い、体力に余裕を持たせて早々にこの部屋を離れたい……山吹はクリムに歩み寄って膝を着き、顔色を覗き込むように上体を倒して――――パシャリッ

・快楽値80の通常絶頂!
 →絶頂! 初期快楽値20 快楽Lv1

「んぉぉおおおっ!?!?♥♥♥♥ か、ヒュッ!?♥♥♥ ぉ、あ、あぁぁ……ッッ!?♥♥♥♥」

(な、にが、おき、て……っ!?♥♥♥ イ、った、儂は、いま、なんで、イった…のじゃ……!?♥♥♥)

――屈みこんだ瞬間、山吹の脳裏で快感が弾けた
絶頂時に感じる快楽の津波が、意識が押し流されるような感覚が突如として生まれ、抗いようもなくイってしまう
ガクンッ、と膝が崩れ、前のめり気味だった山吹の身体のバランスが崩れる
仰向けに倒れているクリムの身体に覆い被さるように圧し掛かってしまう山吹は、混乱する思考と絶頂に慄く身体を余所に頭の片隅で異常な事態に危機感を募らせる
誰も居ない、淫具転送の罠のように何か仕掛けがあるわけでもない
それなのにイった、成す術もなく、唐突に、前兆も無く……
ビクッ♥♥ ビクッ♥♥ ……と痙攣する身体を、クリムの柔らかい肢体に絡ませながら……山吹は絶頂の衝撃で鈍っている思考を必死で回す

(隠蔽系、あるいは淫術……!? 見えない何かが、儂等を攻撃している……!♥)

敵は居る、何処かに居る、少なくとも近くにいることは間違いない
霧で見えない視界の中、山吹に感知されずに近寄ることが出来る隠蔽能力持ちか……
あるいは霧の中で身を隠したままこちらを攻撃できる、遠距離淫術使いか……
そういった存在が居るのだと、山吹はそう推測しながら甘く濡れた吐息をクリムに吹きかけるような距離で余韻に震える
動かなければならない、このままではまた成す術もなくイかされ、体力が奪われてしまうことは明白なのだから……


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