[
板情報
|
R18ランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
|
1-
101-
201-
301-
401-
501-
601-
701-
この機能を使うにはJavaScriptを有効にしてください
|
頽廃の都市の冒険譚2
26
:
ベル
◆rQdxQvPkj2
:2020/09/17(木) 22:43:37 ID:5BDuk9nA
>>25
川沿いの山道へ迂回し、しばらく歩いて行く……が、歩いても歩いてもこの大きな川を渡れそうな場所はない。
「どこも草だらけ…使われてなかったもんね。よさっそくブーツに助けられちゃった」
がさがさと草を踏み分けて進む。
しかし新品のブーツのおかげで思ったより歩きやすく、進行自体は順調だった。
・・・・
やがて周囲の様子が変わり始める。
湿り気が増して所々に沼地のようにぬかるみが出てきたのだ。
(どうしよう…もう日が暮れちゃうのに、渡るところも泊まるところも見つかってない…)
(明かりは…付けない方がいいのかな、でも足場が悪くて危ないし……)
ただでさえ古い道なうえに、こんな災禍のさなかではますます通行者などいないだろう。
焦りと不安がふつふつと湧いてくる。
そしてやがて異変に気づく。空は暗くなっていくばかりではなくて
(赤い月と似てる……ううん、まるで本物の月……!)
(あの赤い光が見える時は、必ずまずいことが起きてた……今もきっと何かの前触れなんだ。靄の淫気も、なんだか濃く感じる……)
「…ちょっと、怖いな………」
湿った草地はみるみる闇と赤色に沈んでいき、ポニーテールでなびく金髪も影に覆われて輝きを失っていく。
危機が迫る予感と孤独感に襲われて、急かされるように先を急いでしまう。
【★行動選択+ダイス(α)】
ダイス5
明かりはつけず、早足に川沿いを進んでいく
【ドキドキ】
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板