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「だが―――『こうなったら』……どうする?」
七つのうち二つのコマが持っていた遺体がカーズのコマに加わり、カーズが持つ遺体の総数は三つになる。相対する集団は周りに存在しない。
今度はムーロロが様子を伺われる番だった。ディエゴはカーズのコマを指で弾き飛ばし、ムーロロの方へよこした。
「消耗したカーズ―――本当に消耗していればの話だが―――相手でも、俺とお前じゃ相性が悪い。
やつは稀代の大食いだ。油断したらカードでも恐竜でもなんでも食われるぜ」
しばらくの間、二人は無言のまま見つめ合う。保身と策略が言葉もなく二人のあいだを飛び交った。
部屋の真下でごそごそと誰かが動く気配がした。ムーロロは黒いコマを取り上げ、やれやれと小さく呟いた。
「作戦は弾切れか、司令官」
「いや、あるぜ。ただリスクがある。懐柔に自信は?」
「イタリアマフィアを一人手懐けたという実績はあるが」
「よっぽどお人好しなんだろうな、そいつァ。それかお前が知らんうちに裏切ってる可能性もあるぜ、気をつけな」
ムーロロは緑のコマを二つ作ると中央の参加者二人の傍に動かした。そのまま二人を挟み込み、四つのコマが北へと向かう。
ディエゴはその一団がDIOの館にたどり着くのをじっと眺めていた。ムーロロは視線をコマに向けたまま、小さく言った。
「コイツは文字通り、俺たちにとっての爆弾になるぜ、ディエゴ」
「爆弾ならもうすでに一つ抱えているさ」
ディエゴはムーロロが持つコマにかかれた名前に目を落とす。不安と疑いに皮肉な笑みが浮かぶのを抑えられなかった。
「対カーズ最終兵器―――『キラ・ヨシカゲ』、か……」
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