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カオスロワ避難所スレ3
92
:
タチアガレ セイギ
:2016/03/24(木) 15:01:04 ID:lrDo9O.A0
一本の矢が水木の脳天を貫き、血と脳漿を辺りに四散させた。
「――ぜっと」
「アニキさん? アニキさん!?」
水木の頭がはじけ飛ぶ瞬間。
それを眼にしたキルコ、カヲルの顔は青ざめた。
巨匠、水木一郎は倒れた。最後に魂を込めた一曲も歌うことができぬまま……
【水木一郎@現実 死亡確認】
悲劇はこれで終わりではなかった。
「ま…きょ……」
今度はキルコとカヲルの背後からまこちーのうめき声が聞こえたかと思い、二人が振り返ってみると、そこには喉元から噴水のように赤い血を噴出していた、まこちーの姿があった。
「まこちーちゃん!?」
「ぴきー!」
「こいつは貴虎の味方のスライムじゃないか!?」
まこちーの喉元を切り裂いたのはナイフを口元でくわえたスラリンだった。
スラリンは四人に気づかれぬように忍び寄り、背後からまこちーの喉をナイフで裂いたのである。
「ぴっきーーー!!」
「うわ!」
「くっ……A.Tフィールド!」
キルコ達がアクションを起こしてくるより早く、口から灼熱の火炎を吐いて攻撃。
幸いにもカヲルによるA.Tフィールドによる防御が間に合って二人は事なきを得るが、その隙にスラリンには逃げられてしまった。
「あのスライム、よくも……まこちーちゃんは!?」
仲間を傷つけたスライム憤るキルコだったが、まこちーの身も心配であった。
カヲルが床に倒れたまこちーを診るが……
「……ダメだ、もう死んでいる」
「そんな、そんなああああああ!!」
まこちーは首を裂かれたことによる失血でショック死していた。
僅かな瞬間の間に水木、まこちーというかけがえのない仲間が死んでしまったことにキルコは慟哭するしかなかった。
【まこちー@ぷちます! 死亡確認】
そして逃げ出したスラリンの行く先は仮面ライダー斬月・真――貴虎の肩の上である。
「ようやったぞスラリン、これでインベスの数が減った」
「あなたは……貴虎!?」
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