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カオスロワ避難所スレ3
629
:
樹海巫女まどか☆グンマ〜叛逆の物語〜
:2020/05/06(水) 22:19:58 ID:3k2I6frk0
「あああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
突如、少女の絶叫が二人の耳に届く。
あらん限りに絞り出されたその声は、注意を引きつけるには十分であった。
「この、声は……!?」
「っ!!?」
そしてシャドウは既にその翼で空へと退避行動を取っていた。
災害の、理の化身が再びその身に危機を感じる異常な事態。
それは間違っておらず、絶叫を掻き消す光の波動がシャドウの直前まで立っていた場所を呑みこんだ。
「ぬぅ、この威力は……!?」
「レストさん、大丈夫っ!?」
「標的確認……あれが、かつてのテラカオス・ゼロも打ち倒したという黒き獣!」
「まどか、それに榛名……どうしてここにっ!?」
「グンマ―、それにミヤザキの巫女だとっ……!?」
海上から破壊光線を放ったのは、榛名に担がれた状態で弓を構えるまどか。
榛名は艤装を外した身軽な状態で、海を駆け抜けている。
まさしく高速。二人が姿を確認した次の瞬間には既にレストの元まで辿りついていた。
「っ、その腕は……!」
「こんなの、掠り傷さ……それより、どうして……」
「――どうしてお前達まで、この場所に来れるっ!?」
死にかけた獲物に対する救援。
リリカルとダークザギに近い状態だが、大きく異なる点がある。
獲物はテラカオスではなく、救援はダークザギ程圧倒的な存在ではない。
ちっぽけな災害に呑まれて潰える筈の存在が、こうして三人もまだ目の前に立っている。
不覚にも片腕を一度飛ばされた怒りもあり、シャドウは獣のごとく吠えた。
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