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カオスロワ避難所スレ
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「デンジャラス・サンダー・アルティメット!!」
「遅いぞ!! 疾きこと風の如し!!」
「す、すごい、スピードだ」
勝治の必殺技は皇帝・真田の圧倒的なスピードの前に敗れ去った。
「チャイナクック・マーベラス・チャーハン!!」
「動かざること山の如し」
「な、なんて防御だ、まったく隙がない!?」
ケンの必殺技も皇帝・真田の圧倒的な防御の前に敗れ去った。
「センチメンタル・アウトロー・ブルース!!」
「その程度か、徐かなること林の如く……!」
「なに……?」
ロイドさんの必殺技も皇帝・真田の圧倒的な技巧の前に敗れ去った。
「レッドレッド・メテオバースト!!」
「温いわ!! 浸掠すること火の如く、加えて動くこと雷霆の如し!!」
「うわああああああああああああ!!!」
そして、リュウセイさんの必殺技も皇帝・真田の圧倒的なパワーの前に敗れ去った。
さらにリュウセイさんには特別に究極奥義を二つもくれてやった。
皇帝の二つ名に違わぬ、実力を見せる真田。
「くそぉ。大の大人が子供相手に卑怯だぞ!」
「俺はまだ15歳、中3だ……たわけが」
「「「「「「「「な、なんだってー!!」」」」」」」」
「どう考えても、老けすぎだろ」
真田弦一郎の衝撃の一言に驚く一同であった。
その時であった。彼らの前に全身ボロボロの少年が現れた。
「た、大変だ……」
「君は同じクラスの西山君!?」
「コミケ会場が、謎の組織に占拠された……」
「「「「「「「「な、なんだってー!!」」」」」」」」
「……たるんどる」
「本当デスカ、ウエストさん!?」
「……うん」
国際刑事警察機構に所属している彼がボロボロになっているのだ。
命からがら逃げてきたに違いない。
「まさか、あの時の男の組織か!?」
「知っているのか、ザンギャック皇帝!?」
「ああ、スゴーミンの首を容赦なくへし折った冷酷な男がいた」
「ああ、そいつの組織に間違いないな」
「他に候補がいない……」
「……となると、コミケ会場の同人誌が狙われたな」
「その考えに同意するのも私だ」
「だったら、行こうぜ! そいつとその組織を叩き潰してやろうぜ!!」
「「「「「「「「オー!!」」」」」」」
そして、ボーグバトルを通じていつしか彼らの間に友情が生まれていた。
かくして、リュウセイさんを筆頭した9人の軍団が結成された。
目指すはコミケ会場、二郎はその後だ。
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【一日目・7時30分/日本・東京都港区】
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】トムキャット・レッド・ビートル
【道具】支給品一式
【思考】
基本:邪魔するものは何であろうと叩きのめす
1:コミケに戻って、謎の組織を叩き潰す
2:その後で二郎。
3:ついでに殺し合いも止める
【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】エレクトリカル・スピードワゴン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:リュウセイについていく
1:コミケに戻って、謎の組織を叩き潰す
2:その後で二郎。
【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】キー・オブ・ザ・グッド・テイスト
【道具】支給品一式
【思考】
基本:リュウセイについていく
1:コミケに戻る
2:その後で二郎。
【ロイド安藤@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康、
【装備】シーザー・カエサル・エンペラー、
【道具】支給品一式 メガネ
【思考】
基本:リュウセイについていく
1:コミケに戻る
2:その後で二郎。
【ザンギャック皇帝@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ガルダフェニックス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
1:リュウセイ達についていく
2;暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ズール皇帝、真田と組む
3:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
【暴走皇帝エグゾス@激走戦隊カーレンジャー】
【状態】健康、怪人サイズ
【装備】芋長の芋羊羹、レイジングブリッド@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;大宇宙ハイウェイのS・Aを地球に建設する
1:リュウセイ達についていく
2:ザンギャック皇帝、クライシス皇帝、ズール皇帝、真田と組む
3:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康、デスマター大佐状態
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺する
1:リュウセイ達についていく
2:南光太郎他仮面ライダーを倒すのも私だ
3:ザンギャック皇帝、暴走皇帝エグゾス、ズール皇帝、真田と組むのも私だ
4:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
※今までとは別人です。
※真田のことを地球人だと思っていません。
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【ズール皇帝@六神合体ゴッドマーズ】
【状態】健康
【装備】シューティングファントム@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙の征服
1:リュウセイ達についていく
2:ザンギャック皇帝、暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、真田と組む
3:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
【真田弦一郎@新テニスの王子様】
【状態】左目に眼帯
【装備】黒いジャージ&テニスボール&テニスラケット@新テニスの王子様、鎧輝@クラッシュギア
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ただ勝つのみ
1:皇帝たちと共に勝利を狙う
2:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
「ねぇ、スネ夫? あの強そうな人達もコミケがどうとか言ってたよ」
「まさか……僕のこの同人誌も狙われてるんじゃ……? どうするジャイアン?」
「俺はブタゴリラだ……それ以上でもそれ以下でもない……
だったら、あいつらに守ってもらえばいいんじゃねぇの?」
「「流石、ジャイアン!!」」
そして、全裸の少年たちも二郎の行列を離れてコミケ会場に向かった。
【野比のび太@ドラえもん】
【状態】全裸
【装備】無し
【道具】無し
【思考】基本:いつもの3人で行動する
1:コミケに参加する
2:強そうな人たち(リュウセイ達)について行く
3:僕の服はどこに行ったんだろう?
【骨川スネ夫@ドラえもん】
【状態】全裸
【装備】無し
【道具】ジャイ子×静香の同人誌×100万部
【思考】基本:いつもの3人で行動する
1:コミケに参加する
2:強そうな人たち(リュウセイ達)について行く
3:結局、勉三さんって誰なんだ?
【熊田薫@キテレツ大百科】
【状態】全裸
【装備】無し
【道具】無し
【思考】基本:みよちゃんは俺の嫁!
1:コミケに参加する
2:強そうな人たち(リュウセイ達)について行く
3:しかし、こいつら誰だ?
「何、本当ですか、冴子さん?」
「ええ、急いだ方がいいわ」
「しかし、二郎が……」
「それは……私が代わりに並んでおくから」
「それなら、安心だ」
そして、井坂先生もまたとある理由で二郎の行列から離れていった。
-
【井坂深紅郎@仮面ライダーW】
【状態】健康、空腹
【装備】ガイアメモリ『WEATHER』
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者の力を我が物にする
1:コミケ会場で貰えるという究極のメモリを手に入れる
2:その後で二郎だ。
ちなみにその井坂先生に声をかけた女性は園崎冴子……ではなかった。
「中々、上手くいったぜよ………プリッ」
コート上の詐欺師・仁王雅治だ。
二郎の行列から次々と強敵を行列から退場させていった。
さらに言うと、さっきの『ウエストさん』の正体も仁王である。
真田が気付かなかったのは、ボーグバトルで疲れていたからである。
「そっちも上手くいったようじゃきに」
「ウス……」
一番厄介な柳&乾の二人は五捨参式波動球で吹っ飛ばした。
不意打ちだったか、関係ないそれがバトルロワイアルというものだからだ。
「……プリッ」
「……プピーナ」
ちなみにこっちも仁王である。
青学・菊丸の一人ダブルスの要領で分身して、さらにイリュージョンしたのだ。
コミケ会場が占拠されたのも究極のメモリも彼の『詐欺(ベテン)』である。
こうして、仁王は二郎の行列の先頭に並ん……
「さっきから、アンタ一人で何してんのよ?」
「プリッ」
いや、一人だけ残っていた。
飢えた紅白の巫女――博麗霊夢の目は騙されなかった。
ちなみに霊夢は何事も無かったかのように先頭に並んでいた。
「先頭は渡さないわ! 絶対にね!!」
「……ぴよっ」
しかし、仁王にとってはそんなことどうでもよかった。
だって、彼は『詐欺師』だから。
-
【博麗霊夢@東方Project】
【状態】健康、やさぐれ
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
1:二郎の行列の先頭を死守する
2:………変な奴。
【仁王雅治@新テニスの王子様】
【状態】???
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
基本;???
1:プリッ
「なんとかなったな、蓮二」
「哀れなり、俺達」
余談だが、波動球で吹っ飛ばされた二人が降り立ったのはドバイ跡地だった。
【一日目・7時45分/ドバイ跡地】
【柳蓮二@新テニスの王子様】
【状態】詰んだ
【装備】テニスラケット&テニスボール
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:貞治と行動を共にする
1:二郎のラーメンを食べたいが…詰んだ
2;樺地(仁王)は許さない
3;日本に戻る
【乾貞治@新テニスの王子様】
【状態】ミイラ状態
【装備】テニスラケット&テニスボール、自分のノート
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:蓮二と行動を共にする
1:データを捨てろ、蓮二……俺はどっちでもいいけど
2:樺地(仁王)は許さない……俺はどっちでもいいけど
3;日本に戻る……俺はどっちでもいいけど
-
「大丈夫か?蛮、銀次」
体に異常がないか蛮と銀二は体の調子を確認している蛮と銀次に
ゲットバッカーズこと、いつもの三人の一人シドニー・マンソンは問いかける。
「ああマンソンお前が居なかったら今頃俺達はお陀仏だったぜ」
「うん蛮ちゃんの言うとおりだよ」
「その様子なら問題はなさそうだな」
一度死んだかに思われた蛮と銀次だったが
流石はマンソン、彼の熱きボーグ魂により蛮と銀二は一命を取り止める事が出来た。
「さて体も本調子に戻ったことだし、さっさと依頼の品を手に入れて百億を手に入れるぜ!」
「だがその前にこいつらを片付けないとな」
何時の間にか彼らの周りを謎の組織が取り囲んでいた。
「丁度良いウォーミングアップだぜ」
「蛮、病み上がりなんだ無茶するなよ?」
「そうだよ蛮ちゃん、ゲットバッカーズのSは一人じゃないて意味なんだから一人で無茶しないでよ?」
「ああ分かってる。俺、銀次、マンソンの三人が揃えば無敵だからな」
「そうだ。俺達は最高のチームだ」
「じゃあ行くよ!」
「皆!いつものリズムだ!リズムを忘れるな!」
【一日目・7時30分/日本・東京ビックサイト/天気・ユニコーンガンダム】
【美堂蛮@GetBackers-奪還屋-】
【状態】健康
【装備】サングラス
【道具】支給品一式、現金百万
【思考】基本:澪本を奪還し依頼人に届け百億円を貰う
0:いつもの三人で行動する
1:コミケが開かれるのを待つ
2:周りの連中を片付ける
【天野銀次@GetBackers-奪還屋-】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:澪本を奪還し依頼人に届け百億円を貰う
0:いつもの三人で行動する
1:コミケが開かれるのを待つ
2:周りの連中を片付ける
【シドニー・マンソン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康
【装備】ハウリング・ロデオ・ドライブ
【道具】支給品一式 のび太の服、スネ夫の服、ブタゴリラの服、不明支給品
【思考】基本:いつもの三人で行動する
1:コミケに参加する
2:周りの連中を片付ける
-
いつもの三人が激戦を繰り広げている横で藤原妹紅と志葉丈瑠も、また謎の組織相手に戦いを繰り広げていた。
「こっちは参加者を誘導させなきゃならないっていうのに!」
「不味い!後ろだ!」
「しまっ」
一瞬の隙をつかれ妹紅は攻撃を喰らってしまう。
「この!」
体制を立て直し応戦しようとする妹紅だが、間に合わずそのまま銃弾が彼女の額を貫こうとしたその時――。
「無限の胡桃!」
銃弾が赤屍を探しに来た6/の胡桃に弾かれた。
「貴方は?」
「俺は6/だ。それより話は後だ来るぜ」
「まあいいわ。今は猫の手も借りたいぐらいだし、手伝ってくれるのならお言葉に甘えるわ」
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】寝不足 、ダメージ
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】基本支給品一式、大量の手榴弾、不明支給品
【思考】
基本:コミケスタッフの仕事をする
1:参加者をビックサイト館内に誘導する
2:謎の組織を潰す
【志葉丈瑠@侍戦隊シンケンジャー】
【状態】健康、シンケンレッド
【装備】シンケンマル
【道具】基本支給品一式、不明支給品、ショドウフォン
【思考】基本:人々の命を守るために戦う
1:参加者をユニコーンガンダムから守りつつ、ビックサイト館内に誘導する
2:コミケに行って役作りのための勉強をする
3:そのためにも、コミケ開催の邪魔はさせない
(そろそろ恋愛フラグも建てないといけないしな。この娘を助けてフラグを建ててみるのも悪くないな)
そんな下心ありまくりな動機で戦いを始める6/なのであった。
【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、10/特製通信機、その他不明
【思考】基本:自分が主役になった状態で主催者を倒して目立つ。
0:コミケ会場に向かう。
1:しばらく10/達とは別行動を取る。
2:あと4人仲間(手下)を集める。
3:赤屍を再び倒し、必殺技を完成させる
4;恋愛フラグが欲しいので妹紅を助ける
5:初音ミクの打倒
※今までとは別人ですが、並行世界の自分から電波を受けとったようです。
-
「同人誌を渡してたまるもんですか!」
「めずーるこわーい」
(この執念をもっと別の事に生かしてくれれば……)
「倒しても倒してもキリが無いな」
「それがどうした?俺は元コマンドーだ」
同じく謎の組織相手に応戦するメズール、ガメル、カザリ
そして、何時の間にか合流したセガールにメイトリックス
ついでに彼らの回収したユニコーンガンダムは乗り方が分からないので捨ててきた。
「うおおおおおおおおお行くぜ!相棒!」
「オラああああああああああああああ!」
そして再びコミケに戻ってきた。ジャギとウヴァ。
まさに鬼神の如く無双しまくる彼らだが――。
「随分とやらかしてくれるじゃねえか」
「お前はベネット!」
他の戦闘員の屍を超え現れたのはメイトリックスと因縁のあるベネットであった。
「知り合いか?」
「ああ、だが奴は死んだ筈……」
「トリックだよ」
「要するにあいつは敵なんでしょ!」
「めずーるこわーい……」
メイトリックスの前に姿を現したベネットの目的は何なのか?
謎は深まるばかりである。
-
【メズール@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】支給品一式
【思考】
1:コミケにあるBL本を買い漁る
2:完全復活を目指す
3:謎の組織を潰す
【ガメル@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】支給品一式、大量のお菓子
【思考】
1:メズールを手伝う
2:完全復活を目指す
【カザリ@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】支給品一式
【思考】
1:完全復活を目指す
2:とりあえずメズールに従っておく
【ウヴァ@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、怪人態
【装備】ジャギのヘルメット
【道具】支給品一式
【思考】
1:ジャギとコミケに行ってエーリカちゃん本を買い漁る
2:完全復活を目指す
3:謎の組織を潰す
【ジャギ@北斗の拳】
【状態】健康、頭の傷完治、グリード化
【装備】ショットガン、バイク【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:カオスロワで優勝する
1:ウヴァとコミケに行って妹紅本を買い漁る
2:謎の組織を潰す
※ラオウメダル、トキメダル、ケンシロウメダルで構成されています
【スティーヴン・セガール@現実】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】拳銃、ナイフ
【思考】
基本:カオスロワを叩き潰す
1:メイトリックスに付き合う
3:謎の組織を潰す
【ジョン・メイトリックス@コマンドー】
【状態】健康
【装備】大量の武器・弾薬
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:誘拐された娘を救出する
0:ベネット?
1:セガールと一緒に行動する
2:謎の組織を潰す
【ベネット@コマンドー】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
1:???
備考:謎の組織の一員です
-
「仁王の詐欺(ベテン)が偶然本当になったて事にしといて下さい」
そう言うと俺は死んだ。
【俺@現実】自殺
-
その頃、姓名判断士は島津豊久という武士を新たなターゲットとしていた。
「何だぬしはっ!おいに何の用じゃ」
「私は姓名判断士。これからお前のような薩摩の田舎者にカッコイイ名前を授けてやろう」
「あぁ!?誰が田舎者じゃぁ!首取られてえか!」
田舎者呼ばわりされてキレる豊久を無視し、判断士は言った。
「よし、これから君の名前は妖怪首おいてけだ!」
「な…!」
「前よりいい名前になったな。よかったよかった!」
「き…貴様(きさん)っ…!」
豊久の名前を妖怪首おいてけに改名すると、判断士は妖怪首おいてけの前から猛スピードで去っていった。
【一日目・7時30分/兵庫県】
【姓名判断士@ポケモンシリーズ】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:参加者のニックネームを変更していく
1:前よりいい名前じゃないか!良かった良かった
しかしまわりこまれてしまった!
今までこんな展開はなかったので流石の姓名判断士も珍しく動揺した。
「しまった!状態表が出た後だと思って油断したっ…」
「ようもやってくれたのぅ。
やっぱ貴様(きさん)の首なんぞいらねぇ。命だけおいてけ!!」
「待て!今、私を殺したら名前が元に…」
「チェストォ!」
姓名判断士の言葉が聞こえていないのか。
豊久…いや『妖怪首おいてけ』の大剣が振るわれ、示現流の一撃必殺の前に姓名判断士は真っ二つに切り裂かれてしまったのであった…。
「あーすっきりした。これでよか!」
改名された苛立ちを晴らした彼はその場を後にした。
しかし彼は知らない。名前を戻される前に殺してしまったため名前がずっと改名後のままだということに。
そして名前を変えられた人は他にもたくさんいるということに。
【一日目・7時30分/兵庫県】
【妖怪首おいてけ(島津豊久)@ドリフターズ】
【状態】健康
【装備】首斬り包丁@NARUTO
【道具】支給品一式、ユニコーンガンダムの頭
【思考】
基本:強者と戦って戦利品として首をもらう
【姓名判断士@ポケモンシリーズ 死亡確認】
-
仁王が吐いた嘘だったはずの謎の組織との戦いが、コミケで現実に起こっている。
一体何が起きたのか。
答えは簡単……これは現実ではないのである。
謎の組織など存在しない。
全てはコミケ会場にいた参加者たちの見ている集団幻覚なのだ。
では何故こんな集団幻覚が発生してしまったのか。
諸悪の根源は田井中律・この世全ての善形態率いる真・騒音部だった。
彼らはロックンローラーであり、ロックンローラーといえば欠かせないのがアルコール・暴力・SEX
そしてドラッグである。
田井中律が主催者の目をかいくぐって所持していた大量の覚せい剤、コカイン、マリファナ、MDMA等々の麻薬が
彼らが死んだ拍子にビックサイト中にばら撒かれた。
それをコミケの全参加者たちが吸い込み、コミケ会場が謎の集団に襲われている集団幻覚を見ることになった。
ただしベネットだけは自分が謎の組織の一員だと思い込んでいた。
そして幻覚を見ている彼らは、互いに互いを謎の組織だと思って乱闘を繰り広げていたのである。
このザマはまさに地獄のパーティータイムだった。
【一日目・8時/日本・東京ビックサイト/天気・ユニコーンガンダム】
【美堂蛮@GetBackers-奪還屋-】
【天野銀次@GetBackers-奪還屋-】
【シドニー・マンソン@人造昆虫カブトボーグV×V】
【藤原妹紅@東方Project】
【志葉丈瑠@侍戦隊シンケンジャー】
【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手】
【メズール@仮面ライダーオーズ】
【ガメル@仮面ライダーオーズ】
【カザリ@仮面ライダーオーズ】
【ウヴァ@仮面ライダーオーズ】
【ジャギ@北斗の拳】
【スティーヴン・セガール@現実】
【ジョン・メイトリックス@コマンドー】
【その他不特定多数のコミケ関係者@現実】
【状態】ラリっている
【装備】いろいろ
【思考】
基本:ラリっている
1:謎の組織だと思っているやつを潰す
【ベネット@コマンドー】
【状態】ラリっている
【装備】不明
【道具】不明
【思考】
1:ラリって自分を謎の組織の一員だと思い込んでいる
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】
【513@現実 死亡確認】
【ジノ・ヴァインベルグ@コードギアス反逆のルルーシュ 死亡確認】
【田村ひより@らき☆すた 死亡確認】
【南夏奈@みなみけ 死亡確認】
【獅子堂桜@宇宙をかける少女 死亡確認】
【セワシ@ドラえもん 死亡確認】
【クマ吉@ギャグマンガ日和 死亡確認】
【巴マミ@魔法少女まどかマギカ 死亡確認】
【コミケ関係者×1000@現実 死亡確認】
死因:コミケ会場の乱闘
※東京ビックサイト中に麻薬が散布されています。
-
東京の方で何かいろいろ大変なことになっている、そんな時……。
奄美大島でただ一人、のんびりサバイバル生活していた男がいた。
その名はネイキッド・スネーク。名前の通り、上半身裸でサバイバルナイフ片手に奄美大島の動植物を食らっていた。
その食欲が尽きるのは、果たしていつになるやら……。
「……ウマ過ぎる!!」
それと、ユニコーンガンダムの降ってくる量は前に比べて減少してきていた。
【一日目・8時/日本・奄美大島/天気・ユニコーンガンダム(小降り)】
【ネイキッド・スネーク@メタルギアソリッド3】
【状態】健康、上半身裸
【装備】サバイバルナイフ
【道具】キャプチャーした動植物
【思考】
基本:とりあえず腹が減ってるので満腹になるまで食う
1:次は何を食べようか
-
『TIME VENT』
麻薬などなかった。
参加者は今も謎の組織と戦っている。
何故ならば主催者の一人、仮面ライダーオーディンが時間を戻して麻薬を全て吸い込んだのだ。
(持っててよかった、ダイソン)
ダイソン――吸引力の変わらないただ一つの掃除機である。
(しかし、謎の組織とは……とは一体なんなんだ?)
そして、オーディンは同人誌を何冊か盗んでいき、主催者本部に戻って行った。
【一日目・7時30分/東京都・東京ビックサイト/天気・ユニコーンガンダム】
【神崎士郎@仮面ライダー龍騎】
【状態】健康、仮面ライダーオーディン
【装備】カードデッキ(オーディン) ダイソン@現実、妹系の同人誌@現実
【道具】支給品一式
【思考】
基本:ロワを運営する
1:一旦、本部に戻り謎の組織について調べる
※主催者側の戦力です
※東京ビックサイト中の麻薬は回収されました。
-
謎の組織などなかった。
>>15はコミケの乱闘に巻き込まれて死ぬ寸前の神崎士郎が見た夢でした。
でも見て下さい、盗んだ同人誌を胸に抱いたまま死んでいる彼のうれしそうな死に顔を……
あなたはこんな顔で死ねますか?
【一日目・7時30分/東京都・東京ビックサイト/天気・ユニコーンガンダム】
【神崎士郎@仮面ライダー龍騎 死亡】
-
「腹が減った……」
腹をすかしながら、妖怪首おいてけは歩いていた。
そう彼はここに来てから何も食べていないのだ。
幾ら島津豊久もとい、妖怪首おいてけでも空腹には勝てず何か食べれるものを探していた。
そんな時、パンをかじりながら歩いてくる青年を見つけた。
その青年は右手に手袋をし、右目が閉じている。そのせいか、何処か近づき難い雰囲気を醸し出していた。
だが妖怪首おいてけはそんな事など気にせず、その青年に近づいた。
「悪いが、それを少しおいに分けてくれんか?」
「ああ?」
パンをかじっていた青年いやカズマもとい、カズヤはすぐさまこんな妖怪首おいてけの頼みを断ろうとする。
だが珍しく頭を使い、このパンと交換に性別判断士の情報を得る事にした。
「やるよ。その代わり聞いたい事がある」
「聞いたい事?」
「姓名判断士て奴を知らねえか?」
「それならおいが……」
――――――――――――――――――――――
「衝撃のファーストブリットォ!!!」
「首ィおいてけぇ!!!」
妖怪首おいてけが、姓名判断士を殺した事を知ったカズヤは妖怪首おいてけをボコる事にした。
もちろん妖怪首おいてけもタダでやられるような性格ではない。結果二人の戦いが始まった。
「てめえのせいで名前が元に戻らねえじゃねえかあああああ!!!」
「おいだって知らんかったんじゃあ!!!ボケェェェェ!!!」
「撃滅のセカンドブリットォォォ!!!」
「遅い!他愛なか」
「野郎ォ!抹殺のラストブリットォォォ!!!」
「ぐっ!」
二人の戦いは熾烈を極めていた。その戦いのせいで様々な参加者が巻き込まれ死んでいった。
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】
【セワシ@ドラえもん 死亡確認】
【クマ吉@ギャグマンガ日和 死亡確認】
【巴マミ@魔法少女まどかマギカ 死亡確認】
「おふざけは許さないィィィィィィィィィィ!!!」
「「がはぁ!」」
この二人の戦いを止めたのは、魚雷ガールこと突撃ガールの右ストレートと左ストレートだった。
右ストレートを叩き込まれたカズマは気絶し、同じく左ストレートを喰らった妖怪首おいてけも気絶した。
「カズヤの奴、朝食を食いに行くからと一人で何処かに行ったと思えば……」
「大変や!姓名判断士が死んでるで!」
「「何だって!」」
「このままじゃ名前が……」
状況を把握した突撃ガール達が動揺するなかダイスキ=ミヤザワは一言呟いた。
「ドラゴンボール……。ドラゴンボールがあればこのおっさんも生き返る筈や」
その発想は無かったといわんばかりに一行はミヤザワを見る。
「話はまとまったな。今から、そのドラゴンボールとやらを探すぞ!」
「この侍はどうするギョラ?」
「連れて行こう。恐らく、そいつも名前を変えられた者だ。話を聞けば協力してくれるだろう」
こうして一行はドラゴンボールを探す冒険に出るのであった。
-
【一日目・8時00分/兵庫県】
【突撃ガール(魚雷ガール)@ボボボーボ・ボーボボ】
【状態】姓名判断士への猛烈な怒り
【装備】この体が装備そのものよ!by魚雷ガール
【道具】支給品一式
【思考】基本:おふざけは許さない
1:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後もう一度殺す
【ダイスキ=ミヤザワ(宮川大輔)@現実】
【状態】姓名判断士への強い怒り
【装備】法被、鉢巻き
【道具】支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後しばく
1:今に見とけ……
【瀬川おかぷ(瀬川おんぷ)@おジャ魔女どれみシリーズ】
【状態】姓名判断士への強い怒り
【装備】コロンタップ、普段着
【道具】支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後しばく
1:アイドルを怒らせると大変なのよ
【カズヤ(カズマ)@スクライド】
【状態】気絶、姓名判断士に怒り
【装備】シェルブリット
【道具】支給品一式
【思考】基本:りゅうちょう(劉鳳)と決着を着ける
0:……
1:姓名判断士を見つけぶん殴る
2:妖怪首おいてけ(島津豊久)をボコる
【りゅうちょう(劉鳳)@スクライド】
【状態】姓名判断士に怒り
【装備】絶影
【道具】支給品一式
【思考】基本:カズヤ(カズマ)と決着を着ける
1:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後、断罪する
【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】健康
【装備】バナナ@魁!!クロマティ高校、つれたか丸@鉄腕!DASH!!
【道具】支給品一式、漫画家に必要なもの全て
【思考】基本:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ改名する
1:集合場所(コミケ会場)に向かいたいが、どうしよう?
【妖怪首おいてけ(島津豊久)@ドリフターズ】
【状態】気絶
【装備】首斬り包丁@NARUTO
【道具】支給品一式、ユニコーンガンダムの頭
【思考】
基本:強者と戦って戦利品として首をもらう
0:……
1:カズヤ(カズマ)の首を取る
-
「ねぇ、さっきから何の本読んでんのよ?」
「……そう簡単には教えてやれんぜよ」
東京都ラーメン二郎の行列(現在:二人のみ)の先頭付近。
巫女と詐欺師はそこにいた。
詐欺師は広辞苑並に分厚い本を読みながら、適当に答える。
「……ねぇ、さっきから空から降ってるのはなんなの?」
「どっからどう見てもユニコーンガンダムぜよ」
「ふーん、あっ、止まった」
「……プリッ」
午前9時ごろ、ついにユニコーンガンダムは止まった。
なお、その功績はあの男達の所業であった。
◆ ◇ ◆ ◇
「君こそが、真のガンダム無双だな!」
「ほほう、随分と話が分かるじゃないか!」
「二人ともいいリズムだ!」
アムロ・レイ。 司令官ワルズ・ギル。
そして、シドニー・マンソンのいつもの三人である。
彼らによってユニコーンガンダムは全て破壊された。
「俺はこれから父上と合流するために地球に向かわなければならない」
「水臭いじゃないか、なっ、アムロ!」
「ああ、俺達の闘いはこれからだ」
そして、彼らはなんやかんやで地球に向かって進路を取った。
【一日目・9時00分/太陽系】
【アムロ・レイ@機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】
【状態】健康、ニュータイプという名の勇者
【装備】ジェネシック・ガオガイガー@勇者王ガオガイガーFINAL
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いからの脱出
0:いつもの三人で行動する
1:地球に向かう
2:シャアとは決着を付ける
【司令官ワルズ・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】グレートワルズ@海賊戦隊ゴーカイジャー
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
0:いつもの三人で行動する
1:地球に向かう
2;父上との合流
【シドニー・マンソン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】ハウリング・ロデオ・ドライブ、ファイヤーバルキリー@マクロス7
【道具】支給品一式 のび太の服、スネ夫の服、ブタゴリラの服、不明支給品
【思考】基本:いつもの三人で行動する
1:コミケに参加する
2:地球に向かう
※ユニコーンガンダムは全て破壊されました。
-
◆ ◇ ◆ ◇
「……誰も来ないわね……
全く拍子抜けね……」
行列の先頭で再びぼやく。
いつもの開店一時間前になっても一向に行列が伸びない。
「なんか呪われてんじゃないの、この店?」
「それはないぜよ」
「アンタが言うならそうなのかもね」
「プリッ」
そんな時である。
再び奴らが霊夢たちの前に現れた。
「さっさとその無料券を渡すフォイ!」
「……………」
なんとジロリアン第三、第四の刺客が同時に攻め込んできたのだ。
第三の刺客の名はドラコ・マルフォイ。
そして、もう一人はシャングリラ小川である。
「それは断るわ!!
―――無料より安いもはないのよ!!」
「なら力づくで奪うしかないフォイ!!」
「……………」
「2対1とは卑怯よ……仕方ないわ、アンタちょっと手伝いなさい!!」
「プリッ」
そして、2対2のデスマッチが始まった。
先制したのは巫女だ。
「先手必勝、食らいなさい、『夢想封印』!!」
「甘いフォイ!」
「なんですって?」
不意打ち気味に魔法でかき消すマルフォイ。
巫女は驚きの表情を隠せない。
(計画通りフォイ……!
全シリーズを一気にやりこんだ甲斐があったフォイ!
EASyランクフォイ!!)
なんとマルフォイは霊夢対策を完全に練っていた。
用意周到とも取れるマルフォイの霊夢封じである。
「チッ」
その後も弾幕を放つが、マルフォイには当たらない。
かすり点を稼がれていく。
(勝てるぞ、五飛もネコヤミーも勝てなかった巫女に勝てるフォイ!)
半ば勝利を確信していたマルフォイ。
だが………
-
「……『夢想封印』」
「フォイ!?」
横から夢想封印が飛んできた。
放ったのは詐欺師……ではない。
「なんで詐欺師(仁王)が『夢想封印』を……?」
「やっぱ本物の『夢想封印』は桁違いの威力と速さやの……博麗」
「プリッ……ってもう止めていい?」
彼は立海で最も恐ろしい男。悪魔をも騙せる男。
―――コート上の詐欺師・仁王雅治である。
いままで弾幕を放っていた巫女が夢想封印を放った詐欺師に話しかけた。
「霊夢が博麗……まさかこいつら……
じゃ、じゃあ今までフォイフォイ弾幕を張っていたのは……」
「プリッ」
そう、今まで二人は入れ替わっていたのだ。
具体的にはアムロ達がユニコーンガンダムを2000機撃破した所からずっとである。
なお、シャングリラ小川は早々に霊夢によって斬られた。
「まさか、EASYランクだったのも?」
「生憎、私はLunaticシューターよ……
じゃあ、これで止めね……アデュー!! ……って何語?」
「……中国語ぜよ」
「うそでしょ?」
「ピヨッ」
\トリプル! スキャニングチャージ!/
情け容赦ない最後の斬撃が決まり、マルフォイは空間ごとぶった斬られた。
ジロリアン五人衆も残すはあと一人である。
そして、二郎オープンまであと少しだ。
「にしても、二郎は8時半オープンじゃなかったの?」
「よう見てみんしゃい。今日はなんでも11時オープンらしい
……って、そこの張り紙に書いてあるきに」
「ホントだ……」
【一日目・9時30分/日本・東京都港区】
【博麗霊夢@東方Project】
【状態】健康、やさぐれ
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
1:二郎の行列の先頭を死守する
2:……それにしても、なんでばれなかったのかしら?
【仁王雅治@新テニスの王子様】
【状態】???
【装備】不明
【道具】参加者詳細名簿、その他不明
【思考】
基本;???
1:プリッ
【ドラコ・マルフォイ@ハリーポッターシリーズ 死亡】
【シャングリラ小川@人造昆虫カブトボーグ V×V 死亡】
死因:オーズバッシュ
-
「この感覚……何か来る! ……そこか!」
その頃、タクアンは地味に異世界から飛んできたドラゴンボールを捕球していた。
しかも、そのドラゴンボールは地味にジャイロ回転していた。
「ジャイロ……螺旋……はっ、そういうことだったのか!」
そして、なんやかんやでタクアンの螺旋力が地味に覚醒した。
【ノイ・ドヴァイ 螺旋力覚醒】
【一日目・8時40分/外宇宙】
【ノイ・ドヴァイ(第八形態)@???】
【状態】測定不能な程の大きさ、DG細胞に感染、ゲッター線を吸収、
自己進化超加速中、手足が増えた、球体に手足とタクアンとリザードンの首と翼が生えた、
ニュータイプ能力覚醒、螺旋力覚醒
【装備】太陽系サイズのエターナルソード、太陽系サイズのゴルディオン・クラッシャー、太陽系サイズのレイジングハート
【道具】支給品一式、ドバイ×∞個、ドラゴンボール(七星球)
【思考】
基本:生き残る!
0:それにしても、この球は何なんでしょう?
1:友の分まで生きる!
2:奪還屋達に澪本を買ってきて貰う
※完全にタクアンの意識です。
【バイオブロリー@ドラゴンボールZ 死亡確認】
死因:異世界から飛んできたドラゴンボールの直撃
-
江戸川コナンは窮地に立たされていた。
刺々しいアーマーを身にまとった、時代錯誤的なモヒカン男に、単身追い詰められていたのである。
「くそっ……こいつ、寄るんじゃねえ!」
コナンは屈強な暴漢目掛け、手近なものを蹴りつける。
キック力増強シューズの恩恵を受け、威力の倍増されたシュートは、大概の相手なら無力化できるはずだった。
「へへっ! 効かねぇなあ〜!」
しかし、相手は全くの無傷。
顔面に直撃したにもかかわらず、むしろうすら笑いを浮かべていた。
それもそのはず、このモヒカンは、やられ役ではあっても常人ではない。
核戦争後の世紀末を、拳の力で生き抜いた、百戦錬磨のモヒカンなのだ。
そこらのチンピラならいざ知らず、乱世の出身ともあれば、その戦闘能力は比較にもならない。
「このヤロ……それ以上近づくと――」
「近づくとどうなるってんだ? 教えてくれよ、なぁッ!」
びゅん――と風を斬る音が響いた。
トゲつきのバンドを巻き付けた、丸太のような腕が突き出された。
モヒカンの放つ鉄拳が、過たずコナンの顔面へと殺到する。
目にもとまらぬ一撃は、確かな手ごたえと共に静止した。
拳は少年の顔面を捉え、即座にその脆い命を撃ち砕いた。
「ヒャッハー! 一丁上がりだぁ!」
勝利を確信したモヒカンは、歓喜の声を響かせる。
相手は子供1人とはいえ、このバトルロワイアルの参加者だ。それを殺したということは、優勝に一歩近づいたことになる。
この調子で順調にキルスコアを稼いでいけば、いよいよ成り上がりの道も――
「――あーあー、やめとけって言ったのによォ」
と。
その時だ。
不意に、若い男の声が、どこからともなく響いてきた。
「な、何だ?」
聞き覚えのない声だ。今殺したガキのものではない。それよりも少しばかり低い。
自分と今殺したガキ以外に、誰かがいた様子はなかったはずだ。
ならば誰だ。どこにいるんだ。少しばかり焦りながら、モヒカンはキョロキョロと周囲を見回す。
「バーロー、どこ見てやがんだ。ここだよ、ここ」
「なっ!?」
続く言葉に、モヒカンは己が耳を疑った。
よくよく耳を澄ましてみれば、男の声が聞こえてくるのは、殺したコナンの方からだったのである。
これは一体どういうことだ。何故急に声変わりをしているんだ。
いやいやそもそもそれ以前に、あのガキは今まさに死んだはずだ。
自分の本気のパンチを顔面に食らえば、頭蓋骨が粉々に砕けているに違いないはずだ。
意を決してモヒカンは、今一度自分の拳の先にある、江戸川コナンの死体を確認する。
-
「なな、何だこりゃあ……!?」
今度は我が目を疑わされた。
今頃吹っ飛ばされ倒れているであろうと思っていた少年は、しかし直立不動のまま、顔面で拳を受け止めていたのだ。
これは一体どういうことだと、今度こそモヒカンは驚愕する。
有り得ない。小学生そこそこの少年に、このパンチに耐えられる筋力はない。
それは先ほど放ったシュートが、モヒカンに通用しなかったことが証明している。
にもかかわらずこの少年は、その常識を覆した。
拳の直撃を受けながら、何事もなかったかのように、平然とそこに立っているのだ。
(……?)
しかも、よく見ると何かがおかしい。
攻撃を食らったその頬に、何やら黒い模様が見える。
タトゥーだろうか? いいやこんな不細工な模様は、つい先ほどまでなかったはずだ。
まるでヒビが入ったかのような、こんな妙ちくりんな刺青など――
「!?」
その時。
唐突に、ばりん、と音が鳴った。
ガラスが割れるような音と共に、少年の頬が砕けたのだ。
文字通り割れた頬の破片が、ぱらぱらと音を立て床へと落ちる。
穴の空いた顔の奥には、がらんどうの暗闇だけがあった。
何もない、空洞だ。まるで中身のないマトリョーシカ人形を、そのまま砕いて覗いたように。
「オーバーボディって知ってるか? こいつは俺の本体を隠す、仮の身体だったってことさ」
「ひ、ひぃぃぃっ!?」
逃げようにも既に手遅れだった。
モヒカンの拳は何者かの手に、がっちりと掴まれていたのだから。
腕は闇から伸びている。江戸川コナン少年の頬から、大人の男の腕が伸びている。
がらんどうの子供の中から、明らかに別の人間の腕が、ぬぅっと姿を現したのだ。
もはや訳が分からなかった。理解できようはずもなかった。
こんなオカルトめいた存在など、世紀末にすら存在しない。
それこそ幽霊か何かが、化けて出たとしか思えない怪現象だ。
「なななな、な、何なんだてめぇはァァァ!?」
失禁し内股を濡らしながら、大の大人が喚き散らす。
ぼろぼろと涙をこぼしながら、恥も外聞もなくモヒカンが叫ぶ。
最期に彼が見たものは、闇の向こうで爛々と煌めく、2つの瞳の光だった。
「――工藤新一、探偵さ」
-
◆
「あーあ……まさかショック死しちまうとはな。殺すつもりはなかったのによ」
眼下に倒れる死体に向けて、悪かったな、と言って頭を下げる。
喪われたモヒカンの魂を悼むのは、1人の高校生探偵だ。
全てが終わったその場所に、工藤新一が立っていた。
「しっかし、これどうやって説明するかねぇ……もう元には戻れねぇわけだし」
ぶんぶん、と調子を確かめるように、新一は己の右腕を振る。
名探偵江戸川コナンといえば、毒薬・APTX4869を飲まされ、幼児化したという話で有名だ。
表向きには、一時的に解毒作用を発揮することはできるものの、完全には回復されないと言われているが、それは事実とは異なっている。
実は工藤新一の身体は、江戸川コナンの身体の内側で、少しずつ元の形に再生されていたのだ。
それが長期連載の中、ある時完全なる復活を遂げ、以降はあのコナンの身体――本体を隠すオーバーボディに、姿を潜めていたわけである。
あとは正体を隠している間に、ある時カオスロワに巻き込まれ、モヒカンにオーバーボディを壊され今に至る、というわけだった。
「……にしてもやっぱ、風呂入ってねぇと臭ぇな」
げんなりとした表情で、新一は己が体臭を嗅いだ。
毛利家でオーバーボディを脱ぐわけにもいかないので、洗うことができるのは、普段のコナンの身体だけである。
内側に引きこもった新一の身体は、垢や汗を洗い流せず、不潔な状態だったのだ。
(小さい身体に入り込むべく、ギリギリまで体積を減らすため、全裸でいるのは言わずもがなである)
「服も調達しねぇといけねえし、とりあえずは風呂にでも入るか」
ここがホテルであったこと、そして大浴場が近かったのが幸いした。
この規模のホテルなら、脱衣所には浴衣くらい置いてあるだろう。
こうして全裸の新一は、かつて江戸川コナンだった破片をその場に残し、ひたひたと足音を立て大浴場へ向かった。
【一日目・8時50分/日本・東京都のホテル・男湯の脱衣所】
【工藤新一@名探偵コナン】
【状態】健康、垢まみれ
【装備】全裸
【道具】支給品一式、キック力増強シューズ、ホテルの浴衣、その他不明
【思考】
基本:殺し合いを止める
1:風呂で身体を洗う
2:仲間達と合流する
3:歩美達にどう言い訳するかを考える
-
一方その頃、織莉子と蓮子は。
「ババンババンバンバンっと……はぁ、いいお湯ねぇ」
「そう、ですね……」
隣の女湯で朝風呂に浸かっていた。
【一日目・8時50分/日本・東京都のホテル・女湯】
【美国織莉子@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】健康、困惑
【装備】全裸、ソウルジェム
【道具】支給品一式、衣服、その他不明
【思考】
基本:どうしようかしら
1:入浴する
2:蓮子と行動を共にする
3:キリカと合流したい
4:こんなことしていていいのかしら……
【宇佐見蓮子@東方Project】
【状態】健康
【装備】全裸
【道具】支給品一式、衣服、その他不明
【思考】
基本:とりあえず生き残ることを考える
1:入浴する
2:織莉子と行動を共にしておく
3:メリーと合流したい
4:ほっこり
【モヒカン@北斗の拳 死亡確認】
死因:ショック死
-
「また、ですか?」
先生がアッコさんに尋ねます。
「なんやねん。別にええやろ」
アッコさん、見事に開き直ってます。
いったい何があったか、結論から言わせてもらうと、私達は今回もコースを大幅に外し
目的地(東京ビッグサイト)とは違う場所に降り立つに至ったわけで。
ちなみに、その場所というのは……先頃世界遺産に登録された父島でした。
一応、東京都ではあるんですが……場所が全然違いますね。
いや、全然ってレベルじゃありませんか。島と本土ではまるで話が違いますし。
アッコさんの乱暴な運転のせいで飛行機は当然、大破。
さらに運の悪いことに、唯一の渡航手段である船も出払っている状況で……。
こりゃ、まいりました!!
「そういえば、風浦さん。前期では飛行機を所持してましたよね。
今回の支給品はどうなんですか。見せてください」
「桃色係長さん、いくら私達が99%前期からの引き継ぎだからって支給品が同じとは限りませんよ?」
「いや、持ってる!持ってるでしょう!よこしなさい、見せなさい、くれ!!」
先生、すっかりテンパってます。仕方ないので、デイバックを広げることとなりました。
食料に、水に、筆記用具、それからランタン。そして……。
「赤飯?」
パックに入ったふっくらとおいしそうな赤飯が出てきました。
バックの中をまさぐっても、これ以上出てこない……ということは私の支給品はこれだけのようです。
少しの間、がっかりした表情を見せたのち、先生は銀さんのほうに顔を向けました。
-
「坂田さん!」
「お、今度は俺か?」
銀さんの方も、支給品の確認を始めました。
……そして、出てきたのは。
「赤飯だ」
先生が、わかりやすいほど落ち込んでます。
「……!!」
涙目な状態で、アッコさん達に注目する先生。
そして、期待を裏切る結果が……。
「「「赤飯や(です)(wwww)」」」
「オターッ!!!」
奇声を発しながら、先生が盛大にずっこけました。
「あの、絶望さんの支給品も調べてみては?」
「だから、澤井さん!私の名前を続けて読まないでください!」
怒りつつも、先生の表情は幾ばくかの希望に満ちていました。
そう。誰か1人でも役に立つ支給品を所持していれば、なんとかなるもの。
ごそごそとバックの中をまさぐります。
やがて、バックの中から出てきたのは……出てきたのは……。
赤 飯 で し た。
先生が、またまた後ろのめりにずっこけたのは言うまでもありません。
-
【一日目・9時02分/日本・東京都小笠原諸島父島】
【和田アキ子@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】赤飯@現実、支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボールを見つけ出す
1:しかし、おいしそうな赤飯やな。
【勝俣州和@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】赤飯@現実、支給品一式
【思考】基本:アッコさんの行く先ならどこまでも
1:うはwwwなんだこれwww赤飯祭りだwww
【糸色望@さよなら絶望先生】
【状態】健康、寝不足、ずっこけ
【装備】S&W
【道具】赤飯@現実、支給品一式
【思考】基本:生きて帰りたい
1:orz
【風浦可符香(PN)@さよなら絶望先生】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】赤飯@現実、支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボール探しにつきあう
1:とりあえず、これで朝ごはんにしましょうか……。
【坂田銀時@銀魂】
【状態】健康
【装備】柄に洞爺湖と掘られた木刀@銀魂
【道具】赤飯@現実、支給品一式
【思考】基本:アッコについていく
1:めでてー支給品だな。書き手の頭もめでてーな。
【澤井啓夫@現実】
[状態]:健康
[装備]:マンガ家の道具一式
[道具]:赤飯@現実、支給品一式
[思考]基本:ひとまず、アッコさんについていく
1:そんなことより、僕達どうやって東京まで戻ろう。
-
「ば、馬鹿な……! 俺はザンギャックの司令官ワルズ・ギルだぞ!!」
「お前の敗因はただ一つさ、ワルズ・ギル――――お前は、勇者じゃなかった……」
その頃、アムロは先程まで共に行動していた司令官ワルズ・ギルを撃破していた。
アムロも自分でも先程まで何故このような男と一緒にいたのだろうか?
そもそも、何故この男とこんなだだっ広い宇宙で二人きりで行動していたのか?
(確か俺はガオガイガーでドバイを押し返そうとして……
ユニコーンガンダム2000機相手に無双して……駄目だ、思い出せない。
………俺も年かな……?)
思い出そうとしてもどうしても思い出せないのでアムロは思い出すのを止めた。
その時である。
「……なんだ、この感覚は……?
………新手のニュータイプか!? あれは海賊船と……ガン……ダム?」
アムロが発見したのは真っ赤な海賊船とそれに跨ったガンダムっぽい機体だった。
そのガンダムっぽい機体の頭部は何故かモザイクが掛っていて見づらかった。
そして、その海賊船とガンダムっぽい機体から通信が入ってきた。
「すまないが、地球はこの方向であっているか?」
「俺達はどうしても地球に行かなくてはならないんだ!」
通信に出たのは赤いスーツの男と白い何かだった。
アムロは不思議とその者達に親近感を覚えた。
「ああ、あっている……俺も今、地球に向かっている所だ」
「本当か、良かったな、アカレッドさん!」
「……お前も一緒に来るか?」
「そうだな、情報も交換したい所だったからな」
そして、ガオガイガーを海賊船――ゴーカイガレオンに着艦させた。
こうして、勇者アムロは新たな仲間と共に地球を目指すこととなった。
【司令官ワルズ・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー 死亡】
死因:ヘル・アンド・ヘヴン・アンリミテッド
【一日目・9時10分/太陽系】
【アムロ・レイ@機動戦士ガンダム 逆襲のシャア】
【状態】健康、ニュータイプという名の勇者
【装備】ジェネシック・ガオガイガー@勇者王ガオガイガーFINAL
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いからの脱出
0:アカレッド、江蓮と共に行動する
1:地球に向かう
2:シャアとは決着を付ける
【アカレッド@スーパー戦隊シリーズ】
【状態】健康
【装備】ゴーカイガレオン@海賊戦隊ゴーカイジャー
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いを止める
0:アムロ、江蓮と共に行動する
1:地球に向かう
2:出来れば、マーベラスやバスコ、ナビィと合流したい
※バスコが裏切る前からの参戦です。
【江蓮@銀魂】
【状態】健康
【装備】頑侍@銀魂、大量のプラカード
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いを止める
0:アムロ、アカレッドと共に行動する
1:地球に向かう
2:桂さんと合流したい
-
一方、その頃、皇帝のバカ息子の父親は……
「「「「「たまらん、湯加減だな!!」」」」」
「それにしても熱い風呂だな!」
「ソーデスネ! オオアツイアツイ!!」
「俺……もう、限界……」
「僕も……」
「おいおい、こんなんでバテたら、この先がもたねぇぞ!」
「……たるんどる」
これからの激戦に備え、とあるホテルの男湯でひとっ風呂浴びていた。
【一日目・9時10分/日本・東京都のホテル・男湯】
【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】トムキャット・レッド・ビートル
【道具】支給品一式
【思考】
基本:邪魔するものは何であろうと叩きのめす
0:今は風呂に入って眠気を飛ばす
1:コミケに戻って、謎の組織を叩き潰す
2:その後で二郎。
3:ついでに殺し合いも止める
【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】エレクトリカル・スピードワゴン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:リュウセイについていく
1:コミケに戻って、謎の組織を叩き潰す
2:その後で二郎。
【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】キー・オブ・ザ・グッド・テイスト
【道具】支給品一式
【思考】
基本:リュウセイについていく
1:コミケに戻る
2:その後で二郎。
【ロイド安藤@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康、
【装備】シーザー・カエサル・エンペラー、
【道具】支給品一式 メガネ
【思考】
基本:リュウセイについていく
1:コミケに戻る
2:その後で二郎。
【皇帝アクドス・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ガルダフェニックス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
1:リュウセイ達についていく
2;暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ズール皇帝、真田と組む
3:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
【暴走皇帝エグゾス@激走戦隊カーレンジャー】
【状態】健康、怪人サイズ
【装備】芋長の芋羊羹、レイジングブリッド@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;大宇宙ハイウェイのS・Aを地球に建設する
1:リュウセイ達についていく
2:皇帝アクドス・ギル、クライシス皇帝、ズール皇帝、真田と組む
3:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康、デスマター大佐状態
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺する
1:リュウセイ達についていく
2:南光太郎他仮面ライダーを倒すのも私だ
3:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、ズール皇帝、真田と組むのも私だ
4:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
※今までとは別人です。
※真田のことを地球人だと思っていません。
-
【ズール皇帝@六神合体ゴッドマーズ】
【状態】健康
【装備】シューティングファントム@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙の征服
1:リュウセイ達についていく
2:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、真田と組む
3:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
【真田弦一郎@新テニスの王子様】
【状態】左目に眼帯
【装備】黒いジャージ&テニスボール&テニスラケット@新テニスの王子様、鎧輝@クラッシュギア
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ただ勝つのみ
1:皇帝たちと共に勝利を狙う
2:出来ればシーザー・カエサル・エンペラーを手に入れたい
「何か、やべぇ奴らって感じの匂いがする……」
そして、一人の高校生探偵はリュウセイさん達ボーガーと皇帝軍団の危険性に薄々感づいていた。
しかし、今はそんなことよりも自分の身体にこびり付いた垢を落とすことに専念した。
【工藤新一@名探偵コナン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、キック力増強シューズ、ホテルの浴衣、その他不明
【思考】
基本:殺し合いを止める
0:何なんだ、こいつらは?
1:風呂で身体を洗う
2:仲間達と合流する
3:歩美達にどう言い訳するかを考える
-
「風王鉄槌(ストライクエア)!」
「ぐふ…!」
その頃、セイバーは地味に焦っていた。
彼女が放った風王鉄槌が目の前の男に直撃した。
いや、直撃したはずだったにもかかわらず……
(風王鉄槌(ストライクエア)が通じない……?)
その男はピンピンしていた。
【遡ること、数分前】
セイバーは当初ラーメン二郎の無料券が支給されて、意気揚々と二郎に向かっていた。
その途中、彼女がヤマハ・VMAXで公道を爆走していたら、事故った。
その事故とは男を軽く接触する程度だったが、相手は生身だ。
セイバーの不注意だったこともあり、とりあえず、謝ることにした。だが……
――――ヒュン!!
風を切る鋭い何かを彼女は直感で気付いた。
すかさず、バックステップ。攻撃を回避しようとする。
しかし、本当に返って来たのは……
「痛ぇな、コノヤロウ……」
その攻撃的な言葉と……
――――ドゴォ!!!!
爆発音にも似た打球音で放たれたテニスボールだった。
しかし、セイバーは手持ちの剣でそれを打ち返す。
「くっ……!」
「ほう、やらうな、けどな、嬢ちゃん。
…………怪我する前に止めたほうがいいぜ!」
さらにそれを男は打ち返す。
そう、これは所謂、テニスに似た殺人スポーツ『テニヌ』である。
ちなみに冒頭のシーンはその二人のテニヌのワンシーンである。
必殺技名を叫びながら、ショットするのは初級レベルである。
-
(……このままでは二郎のオープンに間に合わなくなる)
セイバーは少々焦っていた。
故にさっさと決着を着けることにした。
自らの魔力を“光”に変換し究極の斬撃を放つ要領で球を打つ。
「……約束された(エクス)、勝利の剣(カリバー)―――!」
「!?」
剣の切っ先から、放たれた光の奔流が渋谷ごと男を呑みこんだ。
(やったか!?) ← フラグ
フラグを思いっきり建てるセイバー。
しかし、その攻撃範囲は凄まじく渋谷109をも倒壊させた。
そして、砂塵が晴れたそこには……
「……今のは結構、利いたぜBABY!!」
「な……に……?」
普通にその衝撃に耐えていた。
なんと男は約束された勝利の剣(とテニスボール)を腹で受け止めていた。
約束された勝利など……そこには無かった。
「……さあマッチポイントだ」
【一日目・9時30分/日本・東京都渋谷区跡地】
【セイバー@Fate/stay night】
【状態】魔力消費(大)
【装備】約束された勝利の剣、ヤマハ・VMAX@Fate/Zero
【道具】支給品一式 、ラーメン二郎の割引券
【思考】基本:ラーメン二郎に向かう
1:目の前の男を倒す
※あくまでも、ラーメン二郎の割引券です。
【伴力也@新テニスの王子様】
【状態】軽傷
【装備】テニスラケット、テニスボール
【道具】支給品一式、大量の棺桶
【思考】基本:優勝して日本代表のバッチを取り返す
1;目の前の女を倒す(テニスで)
2:そういや、テニスで棺桶は使わないよな……
※カオスロワをテニスの大会だと思っています。
【花沢花子@サザエさん 死亡確認】
【みぎわ花子@ちびまる子ちゃん 死亡確認】
死因:渋谷109でショッピングを楽しんでいたところに約束された勝利の剣の直撃
-
鳥の囀り。空と大地に吹きわたる風。
岐阜高山のさる公園の片隅。そこでマダオは気を失った美女を見守っていた。
ちなみに現在、バリアジャケット状態は解除されている。
美女、フェイト=T=ハラオウンの気絶の原因がその姿のマダオを見たというのもあるし
このバリアジャケット状態は結構魔力を消費するからっていうのもある。
(まあ、理由としては前者の方が強いわけだが)
フェイトの瞼が、少し動いた。気がついたらしい。
「……あ」
「気がついたみたいだね」
「……」
マダオがフェイトに話しかける。
同時に、フェイトは自分が置かれている状況を確認した。
自分は確か、大親友の高町なのはを探していたはず。それが、いつの間にか気を失っていた。
そして、気がつくと知らないおっさん(なんかだめそう)が横にいて……。
瞬間、気を失う前に見た光景……フリフリの服を着て、レイハを手にしていたおっさんの姿が蘇る。
そう、横にいたのはまさに昨晩の……。
「ひっぎゃあああああああああああああああああ!!」
フェイトは叫んだ。
「お、おい……どうしたんだ?俺は悪い人間では……」
「ゆ、昨夜の変態ィィィィィィィィィィィ!!!!」
ずどてばた。マダオはずっこけた。
「いや、俺は変態などでは……」
『マスター(暫定)、昨日の今日ですから……』
確かに、昨晩マダオは(仕方ないこととはいえ)あんなフリフリの服を纏っていた。
神楽やお妙といった美少女が纏うならまだしも、オッサンがあんな格好をしていたのだ。
変態扱いされても仕方がない。
-
おまけに、レイハまで……許さない……」
『Ms.フェイト。少し落ち着いてください。昨晩も言ったと思いますが、彼はたまたまMs.レイハが支給されたのです……
それに、あの格好はきっと……いや、絶対にバリアジャケットです』
「そうだ。あんたの持ってる金色のいう通りだ。違うんだ、お嬢ちゃん!あれは所謂ひとつの……!!」
バルディッシュは諌め、そして、マダオは必死に抵抗する。
しかし、憤怒に燃えるフェイトにはそんな声など聞こえない。
「……バルディッシュアサルト、セットアップ」
「……Ms.フェイト……」
『セットアップって言ってんだよ!!!』
『……す、すたんばいれでぃー……せっとあっぷ……』
フェイトの気迫に圧倒され、バルディッシュはその身を光らせる。
黄金色に輝くその光はやがてその一帯を覆い尽くし始めた。
その異空間では紫色の稲光が走っていた。
その中で、フェイトの衣服が衣服、下着の順で霧散消失していく。
全裸状態となった彼女は自らの相棒を宙へと放る。
やがて、聞こえ出す金属音。
『魔法少女』というジャンルでは本来無縁なはずのその音を立てながら
それは金色の宝玉を、金属質の軸、そして黒いボディを持った杖へと変形していった。
杖を手に取る。同時に黒いアンダースーツが、同色の上着が、銀色に輝く手甲が、スカートが、
長めのソックスが、靴が装着される。
髪形も、ロングから、黒いリボンがはためくツインテールとなった。
そして、最後の仕上げ!といわんばかりに白いマントが装着される。
完全なる魔法少女の姿となった、フェイトは愛機を構えながら、地面に降り立った。
なお、こちらの変身シーンも1分近くあるが実際の経過時間はそれほどではない。
「……はへ……」
その為、一瞬で『かっこいい姿』になったフェイトにマダオは目を丸くした。
「……変態は吹き飛ばす……」
なのはStS第8話で高町なのはが見せたようなおっそろしい顔を見せるフェイト。
フェイトの愛機、バルディッシュも彼女の気迫に圧倒され何も言えずにいた。
「話を聞いてくれー!!」
一方、マダオは必死に叫ぶ。
だが、現実とフェイトは非情だった。
「これが、私の全力全開……!」
……黄金色の魔力光とともに反響する盛大な爆音。
「水樹奈々たん、紅白3年連続出場おめでとォォォォォォォォ!!!!」
同時に、マダオの断末魔が響いた。
-
-------------------
「そうだったんですか、すみませんでした!!」
ようやく当人……フェイトの頭が冷え、マダオとバルディッシュの話を聞き入れたフェイトは必死に謝った。
「まあ、別にいいんだけどね……」
すっかりズタボロ状態なマダオである。
「……ところで、君は殺し合いには乗っていないのかい?」
「とんでもないです!こんな殺しあい、なのはと……機動六課のみんなと一緒にぶち壊します!」
きどーろっか?新たなるキーワードの登場に頭を捻らす、マダオさんなのでした。
「でも、なのはがどこにいるのか……」
表情を曇らすフェイトに、マダオは言った。
「安心してくれ、フェイトちゃん。俺も『なのは』ってやつを探すのに付き合うからさ」
「あ、ありがとうございます!」
フェイトの顔が明るくなる。
「申し遅れたが……俺は長谷川泰三っていうんだ。よろしくな」
「はい!あ、でも……」
「……?」
「なんか、まるでだめなおっさん……略して、マダオっぽいんで、マダオって呼んでもいいですか?」
「ヘコー!!」
再びずっこけるマダオであった。
【一日目・9時23分/日本・岐阜県高山市】
【長谷川泰三@銀魂】
【状態】 ズタボロ、ずっこけ
【装備】レイジングハートエクセリオン@魔法少女リリカルなのはStS(待機状態)
【道具】支給品一式
【思考】基本;銀さん達に会いたい。殺し合いには乗らない
1:ひどいよ、フェイトさん!
【フェイト=T=ハラオウン@魔法少女リリカルなのはStS】
【状態】やや疲労、魔力消費(最大)
【装備】バルディッシュアサルト@魔法少女リリカルなのはStS(待機状態)
【道具】支給品一式
【思考】基本;なのはと合流。殺し合いには乗らない
1:マダオさん、よろしくお願いします
-
近所……じゃないけど行列の出来るラーメン屋の券を貰った。
カオスロワに巻き込まれるのも初めてだけど、こんなことも初めてだ。
そんなわけでそのラーメン屋に行ってみることにした。
目的は何と言っても行列とラーメン、本当に今日はすっごい楽しみだ。
地図によれば、この角を曲がったところにお店があるらしい。
多分だけど、一時間以上待ちそうだけど、大丈夫かな?
さて、ここの角を曲がれば……えっ
「………………」
「………………」
ええ――――――っ…
二人しか並んでないよ。
並んでいたのは本を読んでいる銀髪の男の人と……
ものすごく物騒な剣をもった巫女の格好した女の子だった。
しかも、なんか女の子の方、凄く機嫌が悪そうだよ。
まあいいや、とりあえず並ぼう……。
「おっと、行列の最後尾は……そっちじゃきに」
「あっ、ありがとうございます」
「プリッ」
銀髪の男の人が丁寧に教えてくれた通りに女の子の後に並んだ。
何か変なしゃべり方だけど、割といい人じゃ……
「ちょっと、アンタ堂々と割り込みしないでよね!!!!」
「ええ―――っ!!? だってこの人が……?」
「グダグダと口答えしてんじゃないわよ!!!!」
「ええーっ!!?」
「プリッ」
極ナチュラルに嘘ついたよ、この人。
物凄い形相で睨んで来たので、私は男の人の後ろにすかさず並んだ。
本当に怖いよ、この子……。その時、男の人が呟いた。
「やらやれ、気が立った巫女ほど怖いもんは無いね……」
ええ―――っ!!?
私の声、そっくりだ。
「聞・こ・え・て・る・わ・よ?
まさかアンタが私を狙ってるやつらの黒幕か!!」
ええ――――――っ!!?
「博麗、怒りすぎは美容に悪いダニ」
「大体はアンタのせいだよ!!!!」
「プピーナ」
ええ――――――――――っ!!?
……それにしても、いつお店が開くのかな?
-
【一日目・9時40分/日本・東京都港区】
【博麗霊夢@東方Project】
【状態】健康、やさぐれ
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
1:二郎の行列の先頭を死守する
【仁王雅治@新テニスの王子様】
【状態】???
【装備】不明
【道具】参加者詳細名簿、囲碁サッカーの入門書、その他不明
【思考】
基本;???
1:プリッ
【安中榛名@日常】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、その他不明
【思考】
基本;行列に並んで、ラーメンを食べる。
1:ええ―――っ!!?
-
現在のコミケの有様を一言で表すなら「地獄絵図」である。
薬物でラリった参加者たちが互いに敵と思い込んで殺しあう。まさに地獄の光景だった。
「今すぐにここから消えなさい!」
「おれもいっしょにたたかうぞ!めずーる!」
メズールとガメルの放つ水流&衝撃波が美堂蛮と天野銀次に炸裂し、二人は消し飛ぶ。
「ジャスト1分だ…悪夢(ユメ)は見れたかよ」
しかしそれは蛮の見せた幻覚だった。
奪還屋たちはその場所から素早く離れ――
「ヒャッハー!」
「今は悪魔が微笑む時代なんだ!」
離れた先に突っ込んできたウヴァとジャギのバカ二人が運転するバイクに撥ねられて即死した。
「やれやれ、まったく……」
幻覚を見ている連中の暴動に呆れながら、ドクタージャッカルこと赤屍蔵人は適当に参加者を刈っていた。
「そんな…僕がただの人間に負けるなんて…」
今も赤屍のメスがカザリのコアメダルを切り裂き、彼を消滅させた。
「期待していましたが…コミケとやらもこの程度ですか
では私はこれで……――――ッ!?」
コミケ会場を去ろうとする赤屍を、異様な気配――熱気が捉えた。
(何!?)
「うおおおおおおおおおおおおおおお!!もう少しで完成だぞおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」
気配の元を探った赤屍が見たのは、会場の片隅で黙々とマンガを描いている一人の男だった。
(あの男――殺し合いの最中で一体何を!?)
いつ殺されるかわからない状況の中で、そのマンガ家、島本和彦は原稿を完成させるべく一心不乱に描き続ける。
全ては来てくれた人たちに自分のマンガを読んでもらう。その為だけに――
その為だけに、男はペンを走らせ続ける。自分の命を燃やす。
(命を燃やす――それが本当に生きるということ
――そして本当に生きるということが本当に死ぬことに繋がる)
皮肉なことに、全力で生きる島本先生の姿を見て、赤屍は初めて己の死をイメージすることができた。
そして己の死をイメージした赤屍は、島本先生の熱気を浴びて燃え尽きて逝った。最期に満足げに笑いながら。
「赤屍死んでるじゃねーか!島本先生の野郎、よくも俺が目立つための踏み台を!」
6/氏は激怒した。こうなりゃ赤屍を成仏させた先生を殺るかと考える6/氏の後ろでは、セガールとコマンドーがモビルスーツに乗り込んでいた。
「何故かは知らんがこの機体ならば俺は運転できる」
そう言ってセガールはユニコーンガンダムに混ざって落ちてきていたガンダムサイサリスに乗り込んだ。
「俺もこの戦闘機ならば操縦できそうだ」
一方メイトリクスもユニコーンガンダムに混ざって落ちてきたGファイターに乗り込む。
「野郎!ぶっ殺してやるぁああああああああああ!」
錯乱したベネットがナイフ一本でGファイターに向かっていく
が、発進したGファイターにあえなくひき潰された。
「クソッ、もう会場ごと謎の組織を爆死させてや……」
怒りに我を忘れていた6/は、ベネットが轢かれたことにも、彼の背後でガンダムサイサリスが発進したことにも気づかなかった。
「ん?」
振り向いたときには、すでにガンダムは6/の眼前だった。
「うわあああああああああああああああ!」
プチッ
ベネットと6/氏を踏み殺したGファイター、ガンダムサイサリス両機はビックサイトの壁を突き破ると大空へと姿を消していった。
-
「乱闘しちゃいかんのか?」
「これがパーティーだ!」
「そして俺たちが!」
「「「「正義だ!!!」」」」
いつの間にか甦っていた諸悪の根源、自称真・騒音部どもがわめく。
そして
「烈火大斬刀!」
「フジヤマヴォルケイノ!」
当然のごとく正義の鉄槌が下され、また死亡した。
セガールとメイトリクスがビックサイトに穴を空けたことで、皆に幻覚を見せていた麻薬が外へと出て行った。
そして換気が進むにつれて中にいた参加者たちの意識も元に戻った。
「あれ…私は何をしてたんだっけ」
「……わからない」
頭をさする妹紅の隣では、シンケンレッドが同じく困惑した顔をしている。
「それより時間のほうはいいのか?もう10時を過ぎているようだが」
「な……!いつの間にこんなに時間が経ったんだ!?」
妹紅は慌ててコミケ開始のための準備をする。
こうして集まってきていた連中の半数が死に絶えながらも
コミケ一日目は始まったのだった。
【一日目・10時00分/東京都・東京ビックサイト(半壊)】
【藤原妹紅@東方Project】
【状態】寝不足、ダメージ、疲労
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】基本支給品一式、大量の手榴弾、不明支給品
【思考】
基本:コミケスタッフの仕事をする
1:参加者をビックサイト館内に誘導する
【志葉丈瑠@侍戦隊シンケンジャー】
【状態】疲労
【装備】シンケンマル
【道具】基本支給品一式、不明支給品、ショドウフォン
【思考】基本:人々の命を守るために戦う
1:参加者をユニコーンガンダムから守りつつ、ビックサイト館内に誘導する
2:コミケに行って役作りのための勉強をする
-
【メズール@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】支給品一式
【思考】
1:コミケにあるBL本を買い漁る
2:完全復活を目指す
【ガメル@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、人間態
【装備】コミケスタッフの制服
【道具】支給品一式、大量のお菓子
【思考】
1:メズールを手伝う
2:完全復活を目指す
【ウヴァ@仮面ライダーオーズ】
【状態】健康、怪人態
【装備】ジャギのヘルメット
【道具】支給品一式
【思考】
1:ジャギとコミケに行ってエーリカちゃん本を買い漁る
2:完全復活を目指す
【ジャギ@北斗の拳】
【状態】健康、頭の傷完治、グリード化
【装備】ショットガン、バイク
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:カオスロワで優勝する
1:ウヴァとコミケに行って妹紅本を買い漁る
※ラオウメダル、トキメダル、ケンシロウメダルで構成されています
-
【島本和彦@現実】
【状態】健康、熱血
【装備】ドラゴン殺し@ベルセルク
【道具】支給品一式、コミケ用の原稿(完成)、漫画用品一式
【思考】
基本:コミケでみんなに同人誌を配る!
1:完成した!
【スティーヴン・セガール@現実】
【状態】健康
【装備】ガンダムサイサリス
【道具】拳銃、ナイフ
【思考】
基本:カオスロワを叩き潰す
1:メイトリックスに付き合う
【ジョン・メイトリックス@コマンドー】
【状態】健康
【装備】Gファイター、大量の武器・弾薬
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:誘拐された娘を救出する
1:セガールと一緒に行動する
【美堂蛮@GetBackers-奪還屋- 死亡確認】
【天野銀次@GetBackers-奪還屋- 死亡確認】
【カザリ@仮面ライダーオーズ 死亡確認】
【赤屍蔵人@GetBackers-奪還屋- 死亡確認】
【ベネット@コマンドー 死亡確認】
【◆6/WWxs901s氏@カオスロワ書き手 死亡確認】
【田井中律・この世全ての善形態@けいおん!!+テラカオスバトルロワイアル 死亡確認】
【巨人小笠原@なんJ 死亡確認】
【アンドリューW.K.@現実? 死亡確認】
【シン・アスカ@機動戦士ガンダムSEED DESTINY 死亡確認】
【乱闘に巻き込まれたコミケ関係者の半数@現実 死亡確認】
-
「お、結構うめーな。これ」
「おまけに、ゴマ塩まで付いてましたね。気が効きますよね」
ここは小笠原諸島、父島。私こと糸色望と愉快な仲間達は桟橋で朝食を取っていた。
え、何を食べているのかって?……赤飯、である。
何の因果か、私達に与えられたアイテムは赤飯だった。それも、私含めた全員のそれが……。
絶望というレベルではない。きっと何かの間違いだ。
いくらカオスロワだからって、支給品が赤飯っていうのもおかしいし
それに、この場にいる全員が赤飯を持っているっていうのもあり得ない。
しかも、その赤飯はとてもおいしい。頭を抱えたくなる。
ご存じのように、食べ物は消費したらそれでシマイ。
つまり、私達は全員丸腰ということになってしまうのだ。
(アッコさんは大丈夫かもしれないが……)
「おーい、俺も大丈夫だぞ」
っつ……坂田さんが私の地の文に突っ込んできた。
ああ、絶望した。こんなアンポンタンな状況に。
「でも、僕達の支給品って赤飯だけだから……」
おお、澤井さんが突っ込んでくれた!
「大丈夫や!現地調達すればええ」
「まあ、現地調達という名の略奪だけどなwwww」
笑っている場合じゃないだろぉ、勝俣さんンンンンンンン!
確か、略奪行為は原則として禁止のはずでしょーが……。
「ほんのちょっと借りてくだけやから、問題ないやろ」
「そうそうwww」
「一応、置き手紙残しときましょうか」
「そやな」
そういう問題じゃないだろォォォォォォォ!!!
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やっぱり、何かの間違いだ。赤飯だけだなんて、絶対変だ。
ゴルゴムとか、書き手の陰謀とか、そういうジャンルの仕業じゃなく……。
気がつくと、私は……改めてデイバックの中をまさぐっていた。
「あれ、先生。何してるんですか?」
「みればわかるでしょう、風浦さん!!」
「わかりました。赤飯のお代わりを探しているんですね」
ばびょーん!!私はリュックに手を突っこんだままずっこけた。
「違います!ひょっとしたら、まだあるかもしれないじゃないですか、支給品が!」
「絶望さんも往生際が悪いんですね……」
「澤井さん、だから!」
……その時だった。デイバックの奥底に確かな手応えが……。
「ぐっ……ぐぬぬっ……」
「先生、どうしたんですか?」
「奥底に!確かな手応えがあったんです!!」
「アニロワ無印仕様の四次元デイバックに奥底もなにもないけどなwww」
「メタ発言はやめなさい!!ぐぬぬぬぬぬ…… アッー!」
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ありのまま、今起こったことを話すぜ。
絶望先生がリュックから取り出したのは……「あの天空の城」だった。
落ちてきた説明書きにそう書いてあったから、間違いない。
何を言っているのか理解できるかもしれないし、できないかもしれないが
俺自身も何が何だかだった。何が起こるかわからないギャグアニメ出身の俺でも頭がどうにかなりそうだった。
事実上四次元ポッケだから、とか所詮ノリと逆と勢いとカオスで構成されたロワだから
とか、そんな言い訳が通用するような状況じゃ断じて……ない。
もっと恐ろしい物の片鱗を味わったぜ……。
とまあ、一瞬ポルナレフ化しちまったが。そういうことだ。
絶望先生のデイバックから出てきたのは、とにかく巨大な『らぴた』だったのだ。
そして、絶望先生は『らぴた』の下部分につかまってジタバタと大暴れしている。
「って、そこ!坂田さん!読者に向けて解説している暇があったら助けてください!」
「助けろって言ったってなー。あんたすでに俺達の手の届かないところにいるじゃん」
そう、『らぴた』はすでに空高く舞い上がっていたのである。
だめだコリャ。
「そうや!糸色、一足先にビッグサイトに行ってドラゴンボール探しとき!」
「言ってる場合ですかぁァァァァァァァァ!!」
やがて、絶望先生の叫びはどんどん遠くなっていき、やがて消えていった。
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