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唯「みんなで1レス投下をしようよ!」
1
:
名無し議論中/自治スレで希望受付中
:2011/09/23(金) 01:41:53 ID:.wOMTq8M0
和「ここは基本的に1レスで書かれた、とても短いSSを投稿するスレッドよ」
和「じゃあ、私生徒会行くね」
和「え?これだけじゃダメなの?」
和「『スレの内容を説明する
>>1
にならない』?わかったわ、唯たちがそういうなら……」
・ 誰でも好きにお題を書き込んでいいんだよ!
(もちろん、ツッコミや感想なんてもらえたらすごく嬉しいよね!!)
・ 書く人は、お題を好きに拾って書いてもOKだぞ!!
(どれだけ前のネタでも大丈夫だからな!)
・ 数レスに渡って書くのはもちろん、短編スレが立つまでは短編でもどんとこいです!
(同じネタを連続して書いても平気なのね♪)
・ 出されているお題に関係なく、書きたい人が思いついたことを書いても平気なんだな……
(気軽に投下してもらえるのが一番だもんな……)
・ もし、誰かが出したお題を拾ったときは、拾ったお題を安価で示してくれると嬉しいです!
(その方が検索をかけたりと、まとめやすいと思います)
和「これでいいかしら? どうしたの、みんな唖然とした顔して」
和「そうね、付け加えるとするならば、次スレは
>>980
くらいから、
重複回避のために宣言してから立ててくれると生徒会としても助かるわ」
和「あとは、細かなルールに縛られずともみんなが楽しく過ごすことが出来るのが理想ね」
和「桜高の校歌にあるように、『友垣が集う校庭(にわ)』にできたら嬉しいわ」
和「それじゃあ、私生徒会行くね」
唯「……和ちゃんがわたし達のモノマネした……」
澪「真顔で……しかも、みんなでスレの
>>1
を決めた時の発言と一言一句同じだったな」
梓「でも、これだとスレの内容わかりづらくないですか?」
律「まあ、細かいことをごちゃごちゃ言うより、楽しくやれるのが一番だ!!」
紬「そうね、じゃあそろそろ……」
梓「開始ですか!」
律「その前に、ムギのケーキをたーべるっ!!」
唯「わーい!!」
梓「まともにスレ立てしてくださーい!!」
404
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/03/31(火) 07:23:18 ID:i9KoDQ5s0
いい感じな4コマ漫画みたいな心地よさ
405
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/05(日) 12:55:32 ID:fAaPVD/s0
律「もう四月もあと一週間……」
澪「バンドも組めずに廃部か」
律「それはやだ! 誰かいないか誰か!」
澪「さっきからカタログ見てるけど、もうわけあり新入生しか残ってないよ」
紬「わけあり新入生でよろしければ、こちらの方はいかがでしょう?」
律「どれどれ……なんか名前はすごそうだぞ」
紬「頭脳明晰、成績優秀、品行方正、面倒見の良い才媛だが視力に難あり……」
澪「どうしてそんな優良物件がわけありに……?」
紬「……の幼なじみを持ち、」
律「本人じゃないのかよ」
紬「また本人も、真面目で礼儀正しく家事や料理が得意……」
澪「本人もすごいじゃないか」
紬「……な妹を持ち、」
律「本人じゃないのかよ」
澪「なんなんだ平沢唯」
406
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/05(日) 12:56:30 ID:fAaPVD/s0
紬「どうぞ召し上がって。お名前はなんていうの?」
梓「あ、中野梓です。あの、いいんですか、ケーキって? おいしいですけど」
律「パートはなにやってんの?」
紬「このケーキが好きな人は、こんなお菓子も好きみたいなの。どれがいい?」
梓「ギターを少しと、そうですね……この中ならベリータルトが好きです」
唯「好きな食べ物は?」
紬「この五種のミックスベリータルトが好きな人はこんなお菓子も好きなの」
梓「え? 好きな……えっと、プリンで」
律「プリン好きなんだ。家どのへん?」
梓「あ、いえ……」
紬「名古屋コーチンプリンが好きな人はこんなお菓子も好きなの」
律「名古屋から通ってんの?」
梓「いえ違っ、あの、ちょっとわんこそばやめてもらっていいですか?」
紬「でも、このデータには私たちの一年間がぎっしり詰まってて……」
梓「でもと言われましても……」
407
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/05(日) 12:58:14 ID:fAaPVD/s0
律「入部希望者がきたぞ! お茶の準備だあ!」
唯「あ、あの私……あ、どら焼き?」
紬「いえ、マドレーヌです」
唯「ま、どれ……ふうん……?」
紬「さあ、お茶どうぞ」コト
唯「どうも……なにこのお茶!? すっごくいい香り!」
紬「え? お茶、紅茶です」
唯「へええ、紅茶……私、お茶は緑茶しか知らなくて……おいしい!」ずず…
澪「紅茶知らないの……?」
唯「わあ、この最中かわいいですね、色とりどりで」
律「ああ、マカ、いや、食べていいよ」
唯「なんじゃこりゃあ!? さふさふする!?」さふっ
紬「マカロンです」
唯「摩訶不思議じゃあ!?」もがーっ
律「こいつおもしれえな」
澪「次これ、このクッキー食べてみてよ」ワクワク
唯「これ湯呑の蓋じゃなかったの!? お菓子!?」
紬「クッキーです」
唯「あ、ラング・ド・シャに似てますね」サクサク
澪「お前には失望したぞ」
408
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/06(月) 17:10:25 ID:Z1kuBi8Y0
かわいいな…
409
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/06(月) 21:02:16 ID:aDJgc2/60
唯の紹介も可愛いが、さふってる唯がすごく可愛い。
餌付けしたくなるのもわかる。
410
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/12(日) 06:15:43 ID:9QTPxLBQ0
梓「あ、私今日はミルクいいです」
紬「今日のケーキはいちごのミルフィーユですー」
唯「……おお」
澪「どうした?」
唯「今日ね、あずにゃんがミルクティー断って、
ムギちゃんがミルフィーユ持ってくる夢を見たの」
澪「へえ、正夢か」
紬「そのあとはどうなるの?」
唯「りっちゃんがあずにゃんにケーキ取られてた」
梓「それじゃ遠慮なくいただきますし」
律「正夢じゃしょうがないな」
さわ子「あ、そういえば私もみんなからケーキ分けてもらう夢を見たわ」
澪「へえ、変な夢ですね」
紬「その夢の話がどうかしたんですか?」
さわ子「まあ期待してなかったけどね」
411
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/12(日) 06:16:32 ID:9QTPxLBQ0
憂「お姉ちゃん! そろそろ起きたら?」
唯「ぐー」
憂「ていうかそれ、私のパジャマじゃん」
唯「すやー」
憂「ていうかそこ、私のベッドじゃん」
唯「くかー」
憂「ていうことはここ、私の部屋じゃん」
唯「むにゃー」
憂「私の部屋の私のベッドで私のパジャマ着て、じゃあ寝てるのは私……?」
唯「んんー」
憂「寝てるのが私なら、つまり私がお姉ちゃんじゃん!」
唯「あー、ういー、おはようー」
憂「起きてよ憂ー、ごはんー」
唯「……え? な、なに?」
412
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/12(日) 06:17:32 ID:9QTPxLBQ0
唯「おだんご屋さんといえば、向かい側が空き地になっちゃってたんだよね」
紬「そうなんだ」
澪「向かいって……なにがあったっけ?」
唯「それが思い出せないんだよ。ムギちゃん覚えてる?」
紬「私も……」
唯「不思議だよねー、なんでだろ?」
紬「何度もあの道通ってたのにね」
澪「逆に、いつの間にか新しいお店ができてたり」
紬「そうそう、久しぶりに遠出すると街並みがガラッと変わってて」
唯「それで迷子になっちゃうんだよ」
紬「ところでこの空席のことなんだけど……」
澪「それが思い出せないんだよ。唯は覚えてない?」
唯「私もわかんない。だれか座ってたっけ?」
紬「不思議なことに、片付ける気にはならないのよね」
413
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/16(木) 01:31:06 ID:jVtqxUVE0
唯=憂、顔もリアクションも同じか。
にしてもりっちゃん・・・
414
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/19(日) 11:23:52 ID:DfloHES.0
唯「……あ。ねえういうい、見ててこれ携帯、鳴るから」
携帯「」ハムハム…
唯「ね?」ぐー
憂「ほんとだ……どうしてわかるの? お腹も鳴ったけど」
唯「なんかね、携帯鳴るときにお腹も鳴りそうになって、鳴るんだよ」
憂「へえー、お姉ちゃん連動してるんだあ」
唯「憂の携帯でも鳴るんじゃないかな」ピッ
憂「ほんと……?」
携帯「」ピヨピヨ…
唯「」ぐー
憂「わあ! 鳴ったよ! すごいね、お姉ちゃんすごい!」
唯「腹の虫の知らせってね」ぐー
憂「あ、また鳴った! メールかな? 電話かな?」
唯「それともお腹が空いたのかな?」ぐぐー
憂「……戸棚にようかんがあったかな」
415
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/19(日) 11:24:35 ID:DfloHES.0
律「帰りにアイスでも行くか」
澪「私、たまにはダブルにしてみようかな」
唯「ん、あれ? あれれれ? 落としたかな、金銭感覚がない……」
梓「え、大変じゃないですか」
澪「さっきまで持ってたよな」
紬「長椅子の下にも落ちてない?」
唯「ないー……」
律「アイスやめとくか? 在庫全部買うとか言い出しそうだし」
唯「どうしよ……貯金なくなっちゃう……」
澪「あそこフランチャイズだろ。本部から工場から全部買い上げたりとか」
紬「一社だけでは飽き足らず、アイス業界のすべてを牛耳ろうとしたり」
梓「私の金銭感覚で良ければ半分貸しますよ」
唯「うう、ありがとう……そうだ! アイスやめて不動産屋行こうよ!」
梓「私、たまには庭付きにしてみます」
律「患者が増えたぞ」
416
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/19(日) 11:25:13 ID:DfloHES.0
紬「唯ちゃん半歩左で、澪ちゃんもうちょっと前……そこ、少し右向いて、そう」
澪「バミリがずれてるな……」ベリベリ
梓「私の立ち位置ここで大丈夫ですか?」
紬「梓ちゃんは……ちょっとだけ髪伸ばせない?」
梓「ええ!? いえそんな急には……」
律「ムギ、こっち頼む」
紬「はーい」
梓「……あの、律先輩ってこういうのチマチマしてて嫌いそうですけど」
澪「最初はそう言ってたけど、ムギに調整してもらうとドラムが叩きやすくなるんだって」
唯「すごいんだよ! 猫背と首の痛みも治ったんだって!」
澪「慢性的な睡眠不足も解消されたらしい」
梓「もう完全に整体じゃないですか」
唯「私も銀座に店を持つっていう夢が叶ったんだよー」
澪「パパが宇宙飛行士になったんだ」
梓「もう完全に魔法の類じゃないですか」
417
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/21(火) 02:17:27 ID:SO9cJOro0
唯憂と携帯の話が凄く可愛い。
418
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/26(日) 12:22:34 ID:Riq.HUng0
唯「うまー」ペロペロ
憂「あっ、またアイス食べてる」
唯「だっておいしいんだもん! これもう止まらんよ!」
憂「止めてよ! アイスはごはんのあとにひとつだけ! わかった?」
唯「ええー? うーん、ごはんの……よし、わかったよ、まかせて」
憂「うんうん、お姉ちゃんはやればできるお姉ちゃんだもんね」
唯「じゃあ早速ごはんにしよ」
憂「え、うん、でもちょっと早くない?」
唯「一時間に三食ペースで、ごはんアイスごはんアイスごはんアイス! アイス!」
憂「そうやってルールの穴見つけるのやめてよ!」
419
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/26(日) 12:23:21 ID:Riq.HUng0
梓「あの、澪先輩澪先輩、これ」
澪「どうした?」
梓「これ、あれです、十徳ナイフです。買ったんです」
澪「どうして?」
梓「これ買うと送料無料になって、悩んだんですけど買っちゃいました」
澪「どうして私に?」
梓「いえ違いますよ! あげません! 違うんです、私、あれやりたいんです。
『こんなこともあろうかと』っていうやつ、やってみたいんです」
澪「そ、そうか……なんだか律か唯みたいになってきたな……」
梓「でも『こんなこと』なんて全然起きなくて、困ってて、
ほら、プラスドライバーとかどうですか? ゆるんでませんか?」
澪「ゆるんでないけど、なに? つまり、うまいこと『こんなこと』を用意すればいいの?」
梓「そうですそうです! お願いです! もう頼れるのは憂かムギ先輩か澪先輩だけなんです!」
澪「こんなことで頼られたの初めてだよ……」
梓「わあ! こんなこともあろうかと……?」
420
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/26(日) 12:24:13 ID:Riq.HUng0
唯「なんか突然すごい練習したい気分」
律「唯もか? なんか私もだ」
澪「ふふふ、計画通り」
梓「早速お茶の効果が表れましたね」
律「なんだよ、なにかしたのか?」
梓「お二人のお茶に、私たちの練習したい思いを込めたんです」
澪「だからそのお茶を飲んだら練習が始まる……はずなのに……」
梓「なんだか急に全然練習したくない気分です……」
澪「梓もか? なんだか私も……」
唯「ふふふ、ようやくお茶の効果が表れたみたいだね」
律「ああ、私たちの練習したくない思いを二人のお茶に込めたんだ」
唯「だからそのお茶を飲んだらお茶の時間が延長される……はずだったのに……」
律「早く音合わせしようぜ!」
梓「まあまあ、もうちょっとのんびりしましょうよ」
澪「結局入れ替わっていつも通りか」
421
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/26(日) 12:28:04 ID:Riq.HUng0
ゴールデンウィーク前なので、お題の代わりに導入部分を三つ用意しました
誰か続き書いてください
紬「ここにしょう油を少々」
梓「これで完成ですか?」
唯「はいはーい、あ、りっちゃん。いらっしゃーい」
律「よっ、憂ちゃんいる?」
紬「それなに?」
澪「幸運のおまもりで、持ってるといいことがあるんだ」
422
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/29(水) 11:52:50 ID:G1PaDpYE0
唯「大阪名物ロシアンたこ焼き」
梓「一個だけ辛いやつが入ってるあれですか?」
紬「お水用意するね」
唯「辛いやつは唐辛子マーク五つ分の辛さになっております。さあどうぞどうぞ」
澪「見た目じゃわかんないな……五つ分ってどれくらい辛いの?」
律「私これでいいや」
澪「唯、先に食べてよ」
唯「いいよー……わあああああ!! か、辛っ!!」
梓「うわー、自分で……ベタですね」
澪「でもこれで安心して食べられる」
律「だな……ぎゃああああああああああ!? や、焼けるでしかし!!」
紬「ええ!? ねえ、辛いのって一個じゃなかったの?」
唯「か、辛いのが一個とぉ、すごく辛いのが四個だよ」ハヒー
梓「それもベタですねえ」
律「ばかじゃねーの! ばかじゃねーの!」
423
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/29(水) 11:53:30 ID:G1PaDpYE0
唯「下は大火事、上は大水、な〜んだ?」
澪「なんだろうな」
梓「なんでしょうね」
紬「本当になんでこんなことに」
律「ごめんみんな……ほんとごめん……」
唯「下は大火事、上は大水、な〜んで?」
澪「なんでだろうな」
梓「なんででしょうね」
紬「本当になんでこんなことに」
律「なんでこんな……ほんとごめん……」
唯「下は大火事、上は大水、なにしてんの?」
澪「なにやってんだろうな」
梓「なにやったんでしょうね」
紬「本当になんでこんなことに」
律「ほんとごめん……ほんとごめん……」
424
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/04/29(水) 11:54:28 ID:G1PaDpYE0
梓「宇宙人ですこんにちは」
唯「わああ! あずにゃんに似た宇宙人がUFOからこんにちは!」
梓「まずはそのへんの地球人で適当に腹ごしらえしてやるです」
唯「ひいい! 人を食べるんですか!? 私はおいしくないです!」
梓「では地球人はどんな地球人をおいしそうと思うんです?」
唯「えー、ええっと、澪ちゃんなら頭いいし運動できるしかわいいし、」
梓「澪ちゃんて誰です」
唯「ムギちゃんも勉強できるしやさしいしあったかいしかわいいし、」
梓「ムギちゃんて誰です」
唯「りっちゃんもあずにゃんもさわちゃんも和ちゃんも憂も頼りになるしかわいいし、」
梓「それら誰です」
唯「それに比べて私は勉強だめだし運動だめだしドジでノロマでどんくさくて失敗ばかりで、」
梓「おい、地球人、おい」
唯「すぐ人に頼って迷惑かけて子どもっぽくていつもゴロゴロしててなのに見栄っ張りで、」
梓「そんな、一個くらいなにか、ほら、ですよね? ですよね?」
425
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/03(日) 02:11:38 ID:DFhW9XNM0
梓「うーんうーん」
純「どーしたの」
梓「MCのメンバー紹介どうしようかと思って」
純「ぱっと思いつくのでいいんだよそんなの。はい、憂といえば何!」
梓「えっ…、き、綺麗好き?」
純「スミーレは!?」
菫「え、えっと、、飲み込みが早い、とかでしょうか」
純「奥田さん!」
直「ロボ!」
純「ふむ……そういうことだ梓」
梓「いやどうしろと」
ライブ当日。
梓「……ここでメンバー紹介です!」
純「イェーイ!」
梓「軽音部のルンバこと、ギター平沢憂!!」ジャーン
憂「えっ?」
426
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/03(日) 06:39:55 ID:DR/spEsQ0
ひどい!
427
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/03(日) 17:33:34 ID:DR/spEsQ0
唯「朝だねー」
憂「登校中だよねー」
律「おっ、お二人さんペアルックか?」
唯「もー、なに言ってんの」
憂「制服ですよ」
梓「あ、憂と先輩たち」
唯「あ、あずにゃ……」
憂「おはよう」
唯「ペ、ペアルック! 憂とあずにゃんペアルック!」
梓「なにアホ言ってんです」
憂「制服だよ」
唯「だって、だってタイの色まで一緒じゃん!」
梓「そりゃ学年が一緒ですし」
憂「制服だし」
唯「あずにゃんと憂の浮気者ーっ!! ばかーっ!!」
428
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/03(日) 17:34:28 ID:DR/spEsQ0
梓「あの、私のラーメン……」
紬「私はカップラーメンの精です」
梓「なにそれ、願いでも叶えてくれるの?」
紬「その通り、どんな願いでもひとつだけ叶えてあげましょう」
梓「うそ!? どんな願いでもって、本当に!? でもひとつ、ひとつかあ……」
紬「ひとつだけです」
梓「じゃあそれ100個、願いを100個に増やすとかでも……」
紬「いいですよ」
梓「いいですの!? ガバガバじゃん!」
紬「やめますか」
梓「あ、待って、えっと、じゃあまず私のラーメ」
紬「では制限時間三分以内で願いを100個。よーい」
梓「えっ」
紬「スタート」
梓「えっえっえっ」
429
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/03(日) 17:35:13 ID:DR/spEsQ0
梓「本当に大丈夫ですか? 生き物飼うって大変ですよ?」
澪「大丈夫、ちゃんと、しっかり面倒見るよ」
梓「まあ律先輩や唯先輩よりは安心ですけど」
澪「ごはんの用意だって、運動も、寂しがらせないようにもするし」
梓「構いすぎはストレスになるかもしれません」
澪「そのへんは、様子見ながらなんとか……」
梓「あと、これ大事なことなんですけど、生き物って死にますよ?」
澪「……わかってる」
梓「飽きたらポイなんて、いやですよ?」
澪「私が梓に飽きるわけないだろ」
梓「……わかりました。これからお世話になります」
澪「いいの、ほんと……? わっ、うわーっ! やった、梓! 梓!」
梓「役所で登録の書類出すんですけど、ハンコって今あります? あと身分証と、戸籍の」
澪「うん! うん! ねえ、登録旅行どこ行く? やっぱりハワイかなあ」
梓「国内ってどうですか? 北海道とか」
430
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/06(水) 12:29:17 ID:mqnhWAqg0
律「すいませーん、トイレってどこだかわかりますか?」
梓「えっと、この裏の角から狭い路地みたいな、わかりにくいですから一緒に行きますよ」
律「いやー、すいません」
梓「あの案内板間違ってますから、無視して、ここ左の狭いとこです」
律「はー、こりゃわかんないわけだわ……。あ、どうも、助かりました」
梓「いえ……あっ、あの、そっち女子トイレですよ」
律「えっ、いや、えっと、はい……女子です、私」
梓「え! すみません! あの、かっこいい人だな、って思って、本当……」
律「ああ、いいんです、たまに間違われて……あの、じゃあ……」
梓「えっ、えっ!? ちょっと、そっち男子トイレですよ!」
律「いやでも、あなたにも間違われるくらいだしこっちでもいいかなって……」
梓「それはだからすみませんです、ごめんなさいですよ。違うんです」
律「いやでも、『りっちゃんが男の子だったらモテモテね』とか友だちにも言われちゃうんで……」
梓「大丈夫、女の子! りっちゃんは女の子です!」
431
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/06(水) 12:30:08 ID:mqnhWAqg0
おい! 私たち映ってないぞ!」
壁
だろ? カメラ右に振りすぎだよ」
律「そうそう、もうちょっと」
澪「ちょっと左に振りすぎかな……」
紬「え、唯ちゃん……?」
窓 澪「空じゃなくて私たちを撮っ
律「私なんかはみ出
澪「いいよ、ストップストップ」
紬「さあ、お茶にしましょう」
澪「空がきれいなのわかったから!」
窓
紬「え? 鳥がいたの?」 -:. :ヽ:. :. :.:.:.:.::
,:. :. :. :.{\ \;,/ !:. :.:! :. :.:.:.:.:.|:.:| '´ \:.:ヽ \:. :ヽ:. :.:.:.:.:.
律「ゆっくり右に振って、そう、そのへん」 \./ _.⊥、:. ',:. :.:.:.:.:.ヽl \ ゝ `ー\:. :.:.:.
,:./:. :. :.::.!\\j/ ヽ:. :.ヽ:. :.:.:.:..l! ,z=≠云㍉、 }:ヽ:.:.:.
澪「ほらほら、レンズ覗かない」 /:.!:. :. :.:.:.:!:. :.\! \:. :\:.:.:.:', 〃 斥三㍉ ヽ j:.∧:.:.:|
! :.!:. :. :.:.:.:|:. :. :.:| z=云ミ\::j\:. { ト―ヘ;刈 }リ 〉:. }:. :!
紬「ええ、ちゃんとできてるから大丈夫」|:. :. :. .ハ:. :. ::}, // ん㌃㍉ ヽ 弋 乍 刋 /:. :.l:./:
ヽ:j\:. :. :. :\:.小. {l! ト―ヘハ ` = ' /:. :. :j':. ノ
律「ていうかレンズ覗いてもわかんないだろ」ヘヾ V 乍刋 /l/l/:. :. :. :. /:.:
ヽ /:. :.|:. :.ハ ヽ = ' , /:. :.:.:.:.::./:.:.
432
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/06(水) 12:31:06 ID:mqnhWAqg0
憂「忘れ物ないよね」ガチャリ
唯「うん、平気。行こ」
憂「……あれ? 鍵したっけ?」
唯「掛けてたと思うけど……見てこよっか」
憂「ごめんね、なんか習慣づいちゃって、わかんなくなっちゃって」
唯「……よし、大丈夫だよ」ガチャガチャ
憂「よかったあ。行こう、遅くなっちゃう」
唯「……あれ? 戸締まり確認したっけ?」
憂「してたと思うけど……そうだ、録画しようか」
唯「ごめんね、なんか習慣づいちゃって、わかんなくなっちゃって」
憂「待ってね……はい、いいよ」ピッ
唯「えっと今日は……5月6日、戸締まり確認!」ガチャガチャ
憂「確認完了っと、撮れたよ」
唯「ほな行こかー」
憂「……あれ? 戸締まり確認の録画したっけ?」
433
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/10(日) 12:28:17 ID:fDNUFGmA0
律「じゃ、ギターでわからないことがあったらなんでも聞いて」
唯「はい!」
律「澪に」
澪「丸投げ!?」
唯「澪ちゃん先生! お世話になります!」
澪「もう、わかったよ、わかる範囲で教えるし、私も勉強するから」
唯「ありがとー!」
律「ギター以外のことでも聞けば大体教えてくれるぞ」
唯「本当!? じゃあ、えっと、えっと、今日の晩ごはん!」
澪「知らないよ! それは帰って親に聞きなよ」
唯「親、いないから……」
澪「あっ、ご、ごめ……」
律「このばか」
唯「今日は出かけてて……」
澪「ばか!」
434
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/10(日) 12:29:15 ID:fDNUFGmA0
紬「あ、ケーキが余ってる」
澪「じゃあ、じゃんけんで」
梓「私じゃんけん弱いですけどがんばります」
唯「よーし、最初はグー!」
律「待って、ムギじゃんけんいいの?」
紬「私はいいから、ほら、最初はグー」
唯「え、あ、じゃんけんぽん!」
梓「あう、一人負け……」
紬「じゃあ梓ちゃんに残念賞のケーキ」
唯「なんと! そういうシステムだったとは!」
梓「えっと、いいんですかね、貰っちゃって」
紬「まだ余ってるから大丈夫よ」
唯「よーし二回戦! 最初はグー!」
澪「待った。ケーキいくつ余ってるの?」
紬「五つ」
435
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/10(日) 12:30:07 ID:fDNUFGmA0
唯「スプーンどこ?」
律「お湯沸いたぞ」
澪「ポットに湯通し……」
唯「まだ茶葉入れてないよ!」
梓「これは温めてるだけだからいいんですよ」
律「スプーンこっちにあった」
澪「勢いよくお湯を注ぐ……わああ! こぼした!」ドボボ
律「ふた! 早くふた!」
唯「混ぜて! ポット混ぜて!」
澪「茶こしー!!」
唯「やっと終わった……お茶の準備って大変だね……」
律「これやり方の問題だと思うわ」
唯「だってあずにゃんがみんなでやろうって言うから」
梓「そうじゃなくて、みんなで、交替で」
澪「ごめん、なにか間違ったかな……」
436
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/10(日) 23:11:44 ID:X89O6E4I0
>>434
ムギちゃんはほんとうにいいこだなぁ…
437
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/17(日) 13:16:01 ID:8BCuZfak0
唯「この雑誌の束どうするの?」
澪「とりあえず入口の脇にまとめといて」
紬「重いから気を付けてね」
唯「おっけー……へぐっ」グキッ
律「なんかすごい音したぞ……」
紬「湿布、湿布が確か……」
唯「だ、大丈夫大丈夫、ちょっとあの、スイッチ入った音……」
澪「そっちで休んでなよ。あとの掃除は私たちでやるから」
紬「大丈夫? 腰? このへん?」
唯「だ、大丈夫大丈夫、今のはあの、携帯のアラームだから……」
律「なに言ってんだお前。ほら楽にしてろって」
紬「クッションいる?」
唯「だ、大丈夫大丈夫、さっきのはあの、アキレス腱が切れた音だから……」
律「それ大惨事だろ」
澪「どうして無駄に強がるんだ」
438
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/17(日) 13:16:37 ID:8BCuZfak0
唯「あ、かわいい服売ってる」
律「ちょっと覗いてく?」
唯「いいねえー」
律「このへんから見えそうだぞ」
唯「うわー見える見える」
律「お、あの人あれじゃね? 試着じゃね?」
唯「あっあっ試着する試着する!」
律「着てんのかな、今……」
唯「サイズ合うかな……」
律「……あ、出てきた」
唯「買うみたいだね」
律「そうだな……じゃあそろそろ帰るか」
唯「っはー、覗いた覗いた」
律「堪能したー」
439
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/17(日) 13:17:41 ID:8BCuZfak0
唯「部室に冷蔵庫とかほしいよね」
梓「勝手にそんなの持ち込んだら怒られちゃいますよ」
律「これは秘密なんだが、あそこの食器棚は勝手に持ち込んだものでな」
梓「……私、なんだかいける気がしてきました」
唯「こうして部室改造計画が始まるのです。まず今の部室がこうで……」カキカキ
紬「冷蔵庫は食器棚の横で……」カキカキ
澪「冷蔵庫があるなら電子レンジとかコンロとか……」カキカキ
唯「ホットプレートと炊飯器も……」カキカキ
律「この辺に洗濯機と洗面台……」カキカキ
紬「和室と広いお庭が……」カキカキ
律「風呂トイレ別……」カキカキ
唯「憂……」カキカキ
梓「これもう住めそうですね」
紬「じゃあここに梓ちゃんの部屋……」カキカキ
梓「すみません住みません」
440
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/19(火) 00:38:58 ID:QJu/4XEk0
唯「憂…」カキカキ
これ良いなこのセンス大好き
441
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/24(日) 12:11:02 ID:owBAVbkU0
澪「なに見てるの?」
紬「見て、あそこ。ハトが豆食べてるの」
澪「ほんとだ」
澪「なんだその顔」
唯「ハトが豆鉄砲食らった瞬間を目撃しちゃって……」
澪「あるんだ、実際……」
澪「なにしてるの?」
律「あそこのハトに澪って名前付けて、でもどれが澪だかわからなくなった」
澪「なにしてんだ」
澪「どうした?」
梓「ハトがいて……」ジュルリ
澪「……うん?」
442
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/24(日) 12:12:02 ID:owBAVbkU0
梓「お姉ちゃん、さっきのタブ譜って」
澪「ああ、ここに……ん、お姉ちゃん?」
梓「あ、すみません……」
律「あるよな、先生をお母さんて呼んじゃうやつ」
梓「間違えちゃいました……」
澪「……ねえ、梓ってひとりっ子じゃなかった?」
梓「そうですよ」
澪「あ、じゃあ、いとこか誰か、お姉ちゃんって呼んでたの?」
梓「いえ、そういうのは」
澪「……なんでお姉ちゃん?」
律「だから間違えたんだろ」
澪「でもひとりっ子なのに」
律「ひとりっ子でも間違えるだろ」
梓「もしかして嫌でしたか……?」
澪「そうじゃなくて! ほら、ひとりっ子なんだってば!」
443
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/24(日) 12:13:00 ID:owBAVbkU0
唯「あれ携帯……教室かな、ちょっと見てくるね」
梓「はい」
澪「唯、教室に携帯……あれ」ガチャ
梓「あ、さっき気づいて教室に行っちゃいました」
澪「なんだ、入れ違いか。私ちょっと図書室行ってくるから、これ預かっててくれない?」
梓「わかりました」
憂「大変だよ梓ちゃーん!」ガチャ
梓「憂?」
憂「教室にハトがいっぱいきて、梓ちゃんの机荒らしてるの!」
梓「なんだそれ!」
憂「とにかく来て!」
梓「えー、でも携帯、どうしよ律先輩……は不安だからムギ先輩来ないかな……」
唯「教室にもなかったやー」
梓「いいところに! これムギ先輩に渡しといてください!」
唯「えっ、携帯、えっ?」
444
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/24(日) 22:33:45 ID:GT4PQ.rM0
ハトおもしろすぎるw
445
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/31(日) 12:11:35 ID:TSSnDPio0
律「ここ曲がるんじゃない?」
澪「どうだろ、まだ真っ直ぐだと思うけど」
律「じゃ、こいつで決めるか」
澪「百円? コイントスか」
律「表なら真っ直ぐ、裏なら曲がる」
澪「両面とも裏だったりして」
律「そんなわけないだろ、しっかりさんめ。ほら確認しな」
澪「……うん、普通の百円玉」
律「よーし、行くぞっ」ピィン…パシ
澪「……どっち?」
律「……消えた」キョロキョロ
澪「消え、え? 落としたのか?」キョロキョロ
律「澪の右ポケット」
澪「えっ? うわ、ほんとだ! いつ!?」
律「ははは」
446
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/31(日) 12:12:32 ID:TSSnDPio0
唯「軽音部かるた!」
紬「あ!」
律「秋山澪ちゃん!」
澪「ええ!? やだ、やめろ! ほら、もっと別の」
唯「秋山澪ちゃん!」
紬「秋山澪ちゃん!」
澪「ムギまで! ねえ梓はなにか……あ! 梓!」
梓「秋山澪ちゃん!!」
唯「軽音部かるたー」
紬「わ」
澪「わ……」
梓「わ……?」
唯「わーい」
律「決定、完成」
唯「わーい」
447
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/05/31(日) 12:13:24 ID:TSSnDPio0
唯「軽音部でーす! ビラどうぞー!」
律「軽音部いかがですかー!」
紬「誰も来ない……」
唯「この着ぐるみが悪いのかな……」
律「このままじゃ来年は廃部かー?」
唯「だめだよ、あずにゃんがひとりになっちゃう」
豚「ブヒッ、ブッ、ブオッ」フンフン
唯「こんなになりきってやる気満々なのに……」
豚「フゴッ」ムシャムシャ…
紬「ほら梓ちゃん、ビラ食べちゃだめよ」
唯「どうしよう、澪ちゃん」
馬「ブルルルッ」フスーッ
律「馬のマネじゃなくてさ」
馬「ヒヒン」モッシャモッシャ…
紬「ほら澪ちゃんも、ビラ食べちゃだめよ」
448
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/07(日) 11:29:34 ID:qyf.QwXQ0
唯「お、りっちゃんとあずにゃん。珍しい組み合わせだねえ、なんの話してたの?」
梓「いえ、えっと、その、なんでもないですよ……」
唯「えー、教えてよー」
律「よしわかった。じゃあ内緒だから誰にも言うなよ」
梓「え、え、ちょっと」
唯「あ、待って、内緒ならいいや」
律「え、いいの」
梓「絶対聞きたがると思ってました」
唯「だってほら、私そういうの言いふらしちゃうし」
梓「ああ、まあ、言いそうですけど」
律「よしわかった。じゃあムギには言っていいから」
唯「無理無理、憂とか和ちゃんとか、なにかの弾みで喋っちゃうもん。ほらごはんの時とか」
律「じゃあそこもセーフでいいから、な!」
唯「えー、そんなに内緒じゃないならもう興味ないや」
律「いやもうこれめっちゃ内緒! 聞いてくれ頼む!」
唯「いいってー」
449
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/07(日) 11:30:16 ID:qyf.QwXQ0
梓「あのー、入部希望なんですけど」
唯「ひぃっ! 五人目!」
梓「な! えっ!?」
律「あー、ごめんごめん。あの、中野梓さん?」
梓「はい、そうですけど……」
律「両親がジャズバンドやってて……」
澪「その影響で小4からギターを初めて……」
紬「愛用しているギターはフェンダー・ムスタング……」
梓「え、どうして知って……?」
律「よくわかんないんだけど、中野さんがもう四人来てて、あっちでほら、お茶飲んでる」
梓「なにあれ、嘘……ドッペルなんとか!?」
澪「その反応もみんな同じだった」
梓「いやー!?」
梓「あのー、入部きぼドッペルなんとか!?」
梓「ぎゃー!!」
450
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/07(日) 11:31:21 ID:qyf.QwXQ0
唯「ごめんなさーい!」スタコラー
律「こらー! ケーキ返せー!!」
梓「待ってください律先輩、これを」
壺「おねえちゃ〜ん……」
律「なんだこの壺」
梓「これは唯壺といって、大事な妹が姉を呼ぶ声で唯先輩がホイホイってわけです」
律「じゃあこれ憂ちゃんが入ってんの?」
梓「さっき電話で呼び出してぶち込んで、もちろんあとで謝ります」
律「謝ればいいってもんじゃないだろ」
憂「あのー、梓ちゃんに呼ばれて来たんですけど」
律「お、憂ちゃん……憂ちゃん?」
梓「……あ、唯先輩だ! 憂に変装した唯先輩だ!」
律「え! 唯!?」
梓「そうですよ! 唯先輩が妹のピンチに駆けつけたんですよ!」
憂「あの、お姉ちゃんならさっきそこで合流して」
唯「お詫びにメロンパン買ってきた」
律「……んん?」
壺「おねえちゃ〜ん……」
律「なんだこの壺……」
451
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/07(日) 14:41:26 ID:XyL/tle.0
唯「けいおン!」が完結してしまった今、新作を除けばこのスレの更新だけが楽しみ
452
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/07(日) 20:36:50 ID:jPWcVuWI0
>>450
壺おもしろすぎる。
453
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/07(日) 21:50:57 ID:auOLP4JM0
神スレだわ
454
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/08(月) 11:37:06 ID:G3j9zIkE0
壺とか何故か梓の机を荒らす鳩とか、微笑ましい癒し系カオスだよね
455
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/14(日) 12:37:06 ID:zGNAbxR.0
律「これ昨日言ってたくるみ割り人形、梓に似てるやつ」
梓「そうですか? 似てますか?」
澪「うーん、言うほど似てないような……」
律「いやいや、これがくるみ割らせるとそっくりなんだって」
唯「ほほう、では早速」
くるみ割り人形「ぐぬぬぬ……」ググ…
律「ほら! この感じ、な!」
唯「おお……」
梓「そうですかね……?」
紬「梓ちゃんがんばって!」
梓「えっ?」
澪「がんばれ梓! がんばれ!」
律「梓がんばれ!」
唯「いったれあずにゃーん!」
梓「が、がんばれ……私?」
456
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/14(日) 12:37:42 ID:zGNAbxR.0
梓「駅の近くに変な喫茶店あるの知ってます?」
律「リズム喫茶か?」
梓「それです。今度の土曜日行ってみませんか?」
律「そうだな……みんなは?」
唯「ちょっと待って、今度の土曜日?」
梓「なにか用事ありました?」
唯「今度の土曜日、こんどのどどっど、ドンドコドドッドドンドコドドッド」
梓「え……?」
律「トントンタントントントンタントン」
梓「あの……」
紬「ピーピーピピーピッピッピピッピー」
澪「リンリンロロンリンリンリロンロン」
梓「ガンガンギギーンギンガマーン」
律「梓」
梓「はい」
457
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/14(日) 12:38:51 ID:zGNAbxR.0
唯「澪ちゃんの最近の歌詞には甘さが足りないと思います」
律「そうか? この作詞ノートなんてどこ開いても甘いぞ」ペラララ
澪「勝手に見るな!」
唯「甘い甘い! 全然甘くありませんですな!」
律「どっちだよ」
唯「ちょっと前の歌詞はほら、マシュマロにバニラにコーンフレーク、とってもいい……」
澪「そ、そうかな……」
律「甘さって味覚的な意味でか」
唯「すあま、ガムシロ、肝油ドロップ……」
澪「それは書いた覚えない」
紬「梓ちゃんはどう思う?」
唯「あずにゃんも甘いお歌詞がいいよねー?」
梓「はあ、甘いというと、登録料無料の簡単在宅ワークで誰でも月数万円の」
紬「甘い言葉だけどそうじゃなくて」
梓「はあ」
458
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/15(月) 23:20:57 ID:BfKu3OBs0
あずにゃんって通信教育詐欺に引っかかりそう。
459
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/21(日) 12:24:00 ID:WIJzXraw0
紬「クッキーもどうぞ」
唯「はっ! クッキー・ビジネスチャンス!」
律「なんだ急に」
紬「クッキーでどうするの?」
唯「このクッキーに澪ちゃんの写真を添えて、さらにおまけをつけます」
律「どうやらファンクラブをロックオンしたようですね」
梓「搾り取る気満々ですね」
紬「おまけっていうのは?」
唯「小さな布」
梓「布? 澪先輩で布……というと」
唯「青と白の不思議な布を細切れに」
律「ははあ、なるほど」
紬「でもクッキーは食べ物だし、そういうのとセットはちょっと……」
梓「ここで本人に意見を聞いてみましょう」
澪「食べ物じゃなくてもだめ!」
460
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/21(日) 12:24:36 ID:WIJzXraw0
律「うめーなこの水ようかん」
澪「水ようかんがおいしいそうです」
紬「まだありますよ、よかったらどうぞ」
澪「おかわりもあるそうです」
律「じゃもう一個もらっていい?」
澪「今度はあんみつが食べたいそうです」
紬「すぐ持ってきますね」
律「彼女はどこへ?」
澪「トイレだそうです」
律「この水ようかんもトイレから持ってきてたな」
梓「今のやり取りは?」
唯「家事に疲れたので実家に帰るそうです」
梓「さっきもそう言ってすぐ戻ってきましたね」
461
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/21(日) 12:25:39 ID:WIJzXraw0
唯「南通りにクレープ食べに行こうよ」
澪「じゃあ西通りのフレッシュジュース屋も回ろうか」
唯「私そっちのほう行ったことないや」
律「ついでに西通り北の文房具屋寄っていい?」
澪「文房具なら西西西通り西北のほうでセールしてるよ」
律「なら帰りに西西西通り北東の本屋に寄れるな」
紬「西西西の、北で、東……え、えっと?」
澪「本屋なら南西西西通り北東にもあったよな」
律「それ古本屋じゃね? あれ西西通りだっけか」
紬「みなみにしにし……それ同じ通りじゃない?」
澪「よく猫が集まってるのって……第二南西西通り北南あたりだっけ」
紬「第二!」
澪「あ、南西西通り北南裏のほうか」
紬「裏!」
律「んじゃ、まずはクレープから行くかー」
唯「ねえムギちゃん、どうしよう」
紬「なんだかすごいことになっちゃったね」
462
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/28(日) 11:27:25 ID:R0OjM17Q0
律「じゃ、十一時に商店街な」
澪「遅れるなよ?」
唯「大丈夫! 九時に起きれば大丈夫!」
紬「じゃあ九時に電話するね」
唯「モーニングコール!」
律「九時五分に電話するわ」
唯「スヌーズ!」
澪「この紙に『起きろ』って書いておくから九時十分になったら見て」
唯「セルフ!」
463
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/28(日) 11:28:04 ID:R0OjM17Q0
唯「澪ちゃん、そわそわしてどうしたの?」
澪「うん、なんか視線を感じて……」
紬「澪ちゃん人気者だから」
澪「そういうのじゃなくて、監視されてるみたいな」
律「自意識過剰なんじゃないの?」
澪「ほんとなんだって! どこからかこっちを見てるような視線を……」
さわ子「だーれだ?」
澪「最近ずっとそんな感じで、それこそおはようからおやすみまで、」
さわ子「え、ちょっと、ねえ……」
澪「今も誰かに後ろから忍び寄られて目隠しされてる気がするし、」
さわ子「気がするだけなの?」
澪「メールの内容とかも見られてるんじゃないかって不安になるし、」
さわ子「この子病院に連れてったほうがいいんじゃないの?」
律「まず目隠しやめてやれよ」
464
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/06/28(日) 11:28:39 ID:R0OjM17Q0
唯「プロテイン茶おいしいねえ」
紬「今日のおやつは豆腐とささみよー」
唯「ささみー!」
澪「いつもごめんな」
紬「いいのよ」
律「最近さ、なんか力強くなったなーって感じしない?」
澪「するする、ベース弾いてても疲れにくくなった」
唯「そういえば憂が軽くなった気がする」
律「なんか食べる量も増えたし腹筋も割れたし、なんだろうな?」
紬「きっと成長期だからよ」
律「そうか、成長期か」
唯「大人な自分が近づいてくるやつ!」
紬「さあ、ダンベルよー」
唯「ダンベルー!」
澪「ダンベルは練習の後だろ」
465
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/02(木) 05:59:21 ID:Q9YjbKWw0
和「ここのおみくじ、よく当たるって評判なのよ」
澪「そうなんだ」
和「噂を聞いて、私も引いたわ」
澪「へえ、どうだった?」ジャラジャラ
和「引いたわ」
澪「うん? えっと、桜が丘女子高校、二年一組、軽音楽部、左利き……?」
和「どう?」
澪「なななななに? なにこれ……?」
和「当たってなかった?」
澪「当たってるけど……」
和「引くぐらい当たってるでしょう?」
澪「引いたけど……」
466
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/02(木) 06:00:44 ID:Q9YjbKWw0
唯「たなばたたなばたー♪」
紬「唯ちゃんは短冊になんて書いたの?」
澪「ケーキ? アイスか?」
唯「あのね、新入部員!」
澪「ん?」
唯「新入部員がほしい!」
澪「でも新入部員なら、ほら、もう梓がいるじゃないか」
梓「にゃあ!」
紬「ね、他のにしよう?」
唯「やだ! もっと新しい新入部員がいい!」
澪「またそんなワガママ言って……」
紬「困ったわねえ……」
梓「にゃん……」
467
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/02(木) 06:01:19 ID:Q9YjbKWw0
紬「……」
澪「まずどうするの? 飲み物開ける?」
律「最初はケーキじゃないか?」
唯「ねえねえ、クラッカーは?」
紬「クラッカーがあるなら、ケーキを用意する前に鳴らしたほうがいいんじゃない?」
澪「そうだな、ごみも出るし」
律「なるほど。じゃプレゼントはいつ?」
紬「このローソクはケーキに立てるのよね? それを消した後とか」
律「へえ、さすがパーティー慣れしてらっしゃる」
唯「バースデーパーティー奉行様……」
澪「バースデーパーティー奉行様!?」
律「万歳! バースデーパーティー奉行様万歳!」
澪「お、おい!」
紬「いえいえそんな、奉行だなんて恐縮です」
澪「喜んでらっしゃる!?」
468
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/12(日) 11:17:45 ID:nRhEIFvE0
唯「昨日のドラマ見た?」
梓「はい」
律「見た見た」
澪「うん」
紬「私は……」
唯「ムギちゃん見てないの?」
律「そんなんじゃ流行に乗り遅れちゃうぞー?」
唯「えー!? 私も見てないよどうしよう……」
梓「見たから話題振ったんじゃないんですか?」
唯「見てないからどんなだったか教えてもらおうと思って」
澪「ごめん、実は私も見てない」
梓「正直に言うと私も見てません」
唯「みんな見てないってことは、ここではドラマ見ないのが流行?」
紬「りっちゃん、ドラマを見てると流行に乗り遅れちゃうのよ」
律「……腑に落ちねー」
469
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/12(日) 11:18:21 ID:nRhEIFvE0
紬「見て唯ちゃん! ここの窓ガラスすごいきれい!」
唯「すごいね! なにもないみたい! あ、携帯携帯」
紬「どうするの?」
唯「写真撮って憂に見せびらかすの」カシャ
紬「これ、触っても大丈夫かな」
唯「はじっこにしとこう。指先……やっぱ小指で」
紬「よーし、せーのっ」スカッ
唯「あっ」スカッ
紬「あれっ」スカスカ
唯「なにもないみたいっていうか、なにもなかったね」
紬「さっきの写真どうする?」
唯「消す」
紬「なにもなかったことにするんだ」
唯「なにもなかったからね」
470
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/12(日) 11:19:19 ID:nRhEIFvE0
律「ふふっ」
梓「どうしました?」
律「いや、思い出し笑い」
唯「あはははははは!!」
律「え、なに? どうした?」
唯「私も思い出し笑い」
律「すげえな。大丈夫か」
澪「ひやあああああ!!」ガタン!!
律「うお、なんだよ、なんかいたか?」
澪「ごめん、思い出しびっくり」
律「まじで? 思い出してそんなにびっくりできんの?」
紬「にゃ〜ん」チッチッチ
律「今度はムギかよ」
紬「あ、ごめんなさい。その譜面台の下に思い出し猫がいて……」
律「それもう幻覚だろ!」
唯「あはははははは!!」
律「……はっ」
梓「どうしました?」
律「ああ、うん……思い出し軽音部員」
梓「またですか、しっかりしてくださいね」
471
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/19(日) 12:50:14 ID:6qAwK7Xg0
和「廃部の危機を伝えに来たわ」
唯「帰って!」
紬「和ちゃんが帰っても廃部の危機なのは変わらないんじゃ……」
律「で、今度はなんでだ?」
梓「前科があるんですか」
和「去年と同じで、活動の実態が見えないからよ」
梓「なるほど……」
澪「ちょっと言い逃れできないよな」
梓「今もお茶飲んでますしね」
律「軽音部っていうか、ほぼ軽音部みたいなな」
唯「お茶してる時間のほうが長い日もあるし、やや軽音部みたいなね」
澪「軽音部もどきみたいな」
梓「軽食部ですかね」
唯「じゃあ私たちは軽食部だから軽音部じゃないから廃部じゃないよね! ね?」
和「じゃあここは軽音部の部室なので軽音部員じゃない人は帰ってください」
472
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/19(日) 12:51:09 ID:6qAwK7Xg0
紬「あっ、澪ちゃんだ」
律「やべっ、死んだふり死んだふり! 澪は死体を怖がって逃げてくはずだ!」
紬「」
律「」
澪「……ん? な、なんだこれ! 死んでる……!?」
澪「どうしたの?」
澪「人、人ぉ! 人が死んで……!」
澪「わあああ!! なにこれ人!? 二人も!」
澪「なんだなんだ」
澪「どうしたどうした」
澪「ひやあああああ死体!!」
澪「悲鳴が聞こえた」
澪「集まってなにしてるの?」
澪「死体だって」
澪「怖い死体! 怖い死体の最後尾こちらです!」
澪「お弁当ー! 死体弁当いかがですかー!」
澪「ひとつください」
澪「いい天気だ……死体日和だな」
律「逃げろや!」
澪「ひやあああああ生きてる!!」
473
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/19(日) 12:51:56 ID:6qAwK7Xg0
唯「憂ー、ちょっと鬼ヶ島で鬼退治してくるねー」
憂「ちょっと待って、おやつにきびだんご三つ包んであげる」
唯「憂のきびだんご! わーい!」
憂「晩ごはんまでには帰ってきてね」
唯「はーい、いってきまーす」
律「へへへ、唯さん唯さん、鬼退治手伝うからきびだんごちょーだいっ」
唯「うーん……保留で」
律「ねえよそんなシステム」
唯「だって、あとでりっちゃんよりタフでハードでマッシヴな人が来たら損じゃん」
律「なんだよいいじゃん一個くらい! 三つも貰ったんだろ?」
唯「もう二つ食べちゃったからあと一個しかないもん」
律「なに家出て即食ってんだよ!」
唯「最強お供決定戦“血みどろバトルロイヤル”で最後まで勝ち残った人に
この憂のきびだんごあげようと思うんだー」
律「やめろよそんな蠱毒みたいなシステム!」
474
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/26(日) 05:48:24 ID:9MZdjhmw0
澪「どうかな……?」
律「これ今までの歌詞で一番じゃねーの……」
紬「すごくいい……」
澪「本当!?」
梓「私、生徒手帳にメモっておきます……」メモメモ
唯「みんなにメールしよ……」
律「これ内輪だけに置いとくのもったいないし、コピーして掲示板に貼ってくるか」
唯「回覧板に挟んで町内に回すね」
梓「詩のサイトに投稿します」
紬「英訳して瓶に詰めて海に流しましょう」
律「石板に彫ってどっかの遺跡に置いてこよう」
梓「どうにかして月に刻み込むべきですよ」
唯「やったね澪ちゃん! 宇宙レベルだよ!」
紬「……澪ちゃん?」
律「だめだ、気を失ってる……」
475
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/26(日) 05:49:11 ID:9MZdjhmw0
唯「日光……暑い……」
律「暑いよなー」
紬「では私が日除けに」
唯「日陰……涼しい……」
梓「よかったですね」
唯「生ぬるい風……生ぬるい……」
律「じゃあ私が前方の風除けに」
澪「それなら私は後方の風除けに」
唯「照り返し……暑い……」
梓「余った私が足元に」
律「どうだ?」
澪「涼しいか?」
唯「暑いから離れて……」
律「そうなるよなー」
476
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/07/26(日) 05:49:49 ID:9MZdjhmw0
律「梓テストどうだった?」
梓「私ですか、まあ、そこそこ」
律「はー、まったく素晴らしいですわね。澪にムギに、梓もできる組かよ」
梓「律先輩はできない組ですか」
律「私と唯で足引っ張ってバランス取ってんのさ」
澪「学生なんだし、勉強もちゃんとやれよ」
律「できるかそんなもん」
梓「勉強と部活の両立ですね」
紬「両立といえば唯ちゃんがすごいのよ」
唯「ぐー」モグモグー…
紬「ほら、寝ながらケーキ食べてる」
澪「おやつと昼寝が両立できてるんだ」
律「梓もやれよ」
梓「できるかこんなもん」
477
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/02(日) 12:33:56 ID:62e2Ra7o0
憂「ねえ純ちゃん、あそこ、澪さんと」
純「待って!」
憂「え?」
純「澪先輩はわかるけどもうひとりが思い出せない……」
憂「ああ、り……」
純「待ってってば! 思い出すから!」
憂「うん、ほら、いつも一緒で、ドラムの」
純「えー、いつも、あー、うーん……」
憂「がんばって!」
純「んー……澪先輩じゃないほう!」
憂「じゃないほう」
梓「なにしてんの?」
純「あ、ゆいあずの唯じゃないほう」
憂「じゃないほう」
梓「これ怒っていいの?」
478
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/02(日) 12:34:32 ID:62e2Ra7o0
紬「あ、間違ってさわ子先生の分も持ってきちゃった」
澪「今日来ないんだっけ」
律「唯、においだけで今日のお菓子当てたら余った分も食べていいぞ」
唯「いいの!? 当てる当てる!」
律「じゃあまず目隠しと、あと手も縛っとくか」
唯「よーし、当てるぞー!」フンフン
澪「待って、なんか待って、ちょっと」
律「ああうん、なんか、うん」
紬「うっかり食べないようにハンカチを噛ませましょう」
律「それだ」
唯「えー? 大丈夫だよー」
紬「いいからいいから、足も縛っちゃおうね」
唯「むーむー」ジタバタ
律「やっぱいいわ……」
澪「ああ、縛られてる唯は最高だな……」
479
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/02(日) 12:35:14 ID:62e2Ra7o0
律「この暑さを有効活用して我慢大会でもするか」
澪「暑いからいやだ」
紬「ええ、急に言われてもどてらと鍋焼きうどんくらいしか用意できないし……」
梓「パーフェクトじゃないですか」
唯「おいしっ! おいしい!!」ズゾゾ
律「だめだすごい喜んでる」
澪「これじゃ我慢大会にならない」
唯「え、あ、そっか。じゃあ食べずに我慢する」
紬「新しい解釈の我慢大会ね」
梓「私も汗で濡れたブラウス見られるの恥ずかしいですけど我慢してどてら脱ぎます」
澪「私も冷たいの我慢してかき氷食べる」
紬「私もなにか我慢したいところだけど我慢するの我慢する」
律「どんどん我慢大会から遠ざかっていく……」
澪「我慢しろよ」
律「くそぉ……」
480
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/09(日) 06:17:03 ID:Pf6PHQCE0
紬「そうだ、講堂使用届、早めに書かないと」
律「あー、じゃあ梓、書記な」
梓「え、私……? まあいいですけど、今までいなかったんですか?」
澪「あ、まあ、うん」
梓「律先輩が部長で、そういえば副部長って澪先輩ですか?」
澪「ううん、ムギ」
紬「最初は澪ちゃんが書記だったの」
律「ちょっとこれ見て」
梓「……なんですかこの、カラフルでパステルでメルヘンな」
律「講堂使用届、去年の」
澪「あっ、それ! 捨てたんじゃ!?」
律「この通り、見事に書記の才能を発揮してクビになったんだ」
梓「あの、もう一人……」
唯「ほえ?」
梓「いえ、その……なんでもないです」
481
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/09(日) 06:18:08 ID:Pf6PHQCE0
澪「ごめん、遅くなって……」ガチャ
唯「澪ちゃん! ほら携帯!」
澪「え、うん、携帯」
紬「携帯って離れた人と会話できる機能があるらしいの!」
澪「そんなわけないだろ、トランシーバーじゃあるまいし」
梓「でもさっき唯先輩と律先輩が二人で話してたんですよ」
律「見てろよ、こう携帯に話しかける感じで……唯聞こえる?」
唯「聞こえる聞こえる!」
律「こっちも聞こえた!」
紬「ほら!」
澪「でも、携帯っていうのはメールとかネットとか、でも……マ、ママ?」
梓「ママ?」
澪「話せないじゃないか!」
梓「こっちはもうそんなのよりママに夢中ですよ」
紬「うん、みんなもう澪ちゃんのママに夢中よ」
482
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/09(日) 06:18:48 ID:Pf6PHQCE0
律「最近透視能力に目覚めてな」
梓「早く目が覚めるといいですね」
律「私あっち向いてるから、このノートに絵でも言葉でも好きなものを書きたまえ」
梓「……でもそういうの、透視とか本当にできたらおもしろそうですよね」サラサラ
律「書けたら閉じて、私に見えないように」
梓「はい、いいですよ」
律「……ふんふん、ふーん、ほーん」
梓「なにか見えますか?」
律「うーん、ごはん……」
梓「残念、違います」
律「ごはんと、たまご焼きとハンバーグ、いやミートボールかな……」
梓「……ん?」
律「弁当はもうちょっとよく噛んで食べたほうがいいぞ」
梓「ちょ、待って! 見るな!」
483
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/09(日) 21:58:56 ID:OrwgTXqA0
>482
律「最近透視能力に目覚めてな」
梓「早く目が覚めるといいですね」
おもしろい。毎週たのしみにしてます。
484
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/16(日) 06:17:17 ID:NIKROGWo0
唯「はうあう〜……」
和「頭痛?」
唯「今日の私はいつもの私じゃないのです」
和「そんな風には見えないけど」
唯「長い付き合いなのにぃ! ほらここ」ペシペシ
和「うん、頭?」
唯「ほらいつもほら、ここがピタッとほら!」
和「……ああ、ヘアピン? どうしたの?」
唯「もう! すぐ気付いてよー!」
澪「あれ? 和、メガネどうしたんだ?」
和「今日は試しにコンタクトにしてみたの」
澪「へえ、どんな感じ? 怖くなかった?」
和「そうね、まだちょっと慣れないわね」
唯「あの、ごめん」
和「気にしてないわ」
485
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/16(日) 06:17:53 ID:NIKROGWo0
梓「わ、おっきいトラック」
憂「ドラッグ!?」
純「トラックでしょ。タイヤもでっかいなー」
憂「大麻!?」
梓「タイヤだってば」
純「トラックと普通の車ってやっぱ運転の感覚違うのかな」
憂「ドラッグと普通のクスリ!」
梓「普通の車! “ク”しかあってないって!」
憂「そういうの、話だけでも危ないよ、だめだよ」
梓「危ない話してるのは憂だけだよ」
純「ほら、あっちの駐車場にトラック停まってるでしょ」
憂「注射!?」
純「音はあってるけど」
憂「あってる!」
梓「あってないって!」
486
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/16(日) 06:19:00 ID:NIKROGWo0
唯「おーいしー」
律「ほーひひー」
紬「それ、唯ちゃんのマネしてるの?」
唯「えっ、私こんなんなの?」
澪「そんなんだよ。こう、両手でカップ持って」
紬「唯ちゃんいつもこうやってるよね」
梓「そうですね、いつもこういう感じで飲んでます」
唯「みんなしてマネしてー」
紬「今日はみんな唯ちゃんね」
唯「もうどうにでもするがいいよ」
梓「こう見比べてみると、みんなちょっとずつ違いますね」
律「この中だと……梓が一番似てるな」
澪「逆に唯のはちょっとわざとらしいっていうか」
唯「えー、そう? こうだっけ?」
律「もっと本物よく見ろって」
梓「ほらこうですよこう!」
澪「アゴ引けアゴ!」
487
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/16(日) 17:14:38 ID:/uWoIqkI0
>>485
憂ちゃんいいね!
488
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/16(日) 23:59:56 ID:97MB/lq20
いつの間にかお手本=本人じゃなくなってるww
489
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/21(金) 06:22:26 ID:xgNW8exg0
澪「100ml中2.5g未満で微糖だって」
律「そもそも100mlとか2.5gとか言われてもわからん」
紬「カップ一杯が150ccくらいで、ティースプーン一杯で5gくらいよ」
律「いつもはどれくらい砂糖入れてんの?」
紬「スプーン一杯より少ないくらいかな」
律「微糖くらいか……今日は試しに二杯入れてみるか」
紬「二杯ね。みんなはどうする?」
梓「私はいつもと同じ、一杯でお願いします」
澪「私は砂糖いいや」
律「無駄なあがきを」
紬「微糖と無糖ね」
唯「私は一杯だけ」
紬「唯ちゃんも微糖」
唯「カップで一杯」
紬「砂糖ね」
490
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/21(金) 06:23:06 ID:xgNW8exg0
唯「おいしいやつおいしいやつ!」
律「私にも私にも!」
紬「はいは〜い」
梓「もういい加減にしてください! ここ軽音部ですよ!」
唯「あずにゃん大爆発」
澪「でも梓の言うとおりだ。最近はお茶が九割に練習が一割くらいだぞ」
律「数字にするとひどすぎるな」
唯「さすがに楽器がかわいそうだね」
梓「じゃあ練習ですね!」
澪「よかったな」
唯「おやつ〜♪」ジャカジャカ
律「私も〜♪」ドコドコ
紬「どうぞ〜♪」テレレー
梓「そうじゃないんですよ!」
491
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/21(金) 06:24:00 ID:xgNW8exg0
澪「サプライズってただ驚かせるだけじゃなくて、こう、嬉しくて驚くみたいな」
唯「じゃあすっごくおっきなケーキとか」
紬「生まれ年のワインとか」
唯「おっきなケーキの中に生まれ年のワインとか」
紬「生まれ年のワインを開けたら大きなケーキが入ってるとか」
澪「どういうことなんだ」
律「そもそも高校生がワイン貰って喜んでいいのか」
澪「ワインはともかく、大きいケーキだったら用意できるかも」
紬「食べきれないくらいの?」
唯「食べきれなくて困ってるところにサプライズゲスト! 憂!」
律「それ憂ちゃんが困るだけだろ」
澪「まあ律の誕生日までまだ時間あるし、続きはまたあとで考えよう」
律「なあ、ちょっといい?」
澪「どうした?」
律「なんで私呼んだ?」
492
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/30(日) 06:19:44 ID:sEhlr6o60
紬「田井中さん、あなたが、あなたが犯人だったんですね」
律「なんだって? どうして私が梓を……証拠は?」
紬「それに関してはこちらの秋山さんに証言していただきます」
澪「梓がその……殺された午後四時頃、律が部室から出てくるのを見たんだ」
紬「そして現場に残された遺留品から田井中さんの指紋が検出されました」
和「ちょっと待って。午後四時頃なら、澪は私と一緒に図書室にいたはずだけど」
紬「……いたはずなの?」
律「とんだ目撃者だな! 指紋もなにかの間違いなんじゃないか?」
唯「ねえ、教室で和ちゃんにノート見せてもらってたのが四時じゃなかったかな」
澪「ほ、ほら見ろ! 私の証言が正しいんだ!」
憂「お姉ちゃんと一緒に職員室に行ったのが午後四時なんですけど」
さわ子「その時間は職員室にいたけど誰も来なかったはずよ」
紬「どうやら誰かが嘘をついているようね……」
純「あー、四時頃っていうと、憂と梓と一緒にラーメン食べてた時間ですね」
梓「はい、ちょっと小腹が空いて」
紬「一体誰が中野さんを……」
493
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/30(日) 06:21:00 ID:sEhlr6o60
紬「秋山さん、あなたが、あなたが犯人だったんですね!」
澪「なんの話ですか」
紬「昨日の夜、どこにいました?」
澪「夜は家にいました」
紬「それを証明できるような人は?」
澪「いません」
紬「昨日の夜分遅く、刃物のようなものを持ったあなたのような人が、
ベランダのような場所から侵入しそうなのを目撃したような人がいるようなんですよ」
澪「え、はあ」
紬「現場のような場所に、揉みあったときに外れたようなボタンのようなものが」
澪「なんですかこれ」
さわ子「どのような感じ?」ガチャ
紬「知らない、わからないで押し通すようです」
さわ子「強情なようね」
澪「あの、ちょっとふわふわしすぎてて」
さわ子「どう? カツ丼のようなものでも食べる?」
澪「なんですかそれ」
494
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/08/30(日) 06:22:00 ID:sEhlr6o60
紬「平沢さん、あなたが、あなたが犯人だったんですね」
唯「ちちちちちち違っ、ちが、みんなのケーキなんて食べてないよ」
紬「ケーキを食べる唯ちゃんが監視カメラに映ってたのよ」
唯「うむむ……面目ない……」
澪「監視カメラの映像見てもいい?」
唯『わふー』パクパク
律「こりゃ見事に食べてますな」
澪「あっという間に全員分完食した」
唯『』ゴソゴソ
律「お、これ別のケーキ出してますね」
澪「持ってたならまず自分のを食べろよ」
唯『ふぅ』プフー
律「ちょっとキツそうだけど完食したぞ」
澪「また別のケーキが」
唯『うぐ……』ゴクゴク
澪「お茶で流し込んでるな」
律「また別の……どんだけケーキあるんだ」
唯『うっぷ……』モグ…
澪「おい、大丈夫か」
律「なんだこのひとり大食い大会」
495
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/06(日) 06:05:58 ID:KeSzF84I0
律「なんかあそこのショッピングモール完成したらしいじゃん。なんていったっけ、あの」
澪「ああ、なんだっけあの……土曜にでもみんなで行ってみようか」
紬「ごめんなさい、今週は家族で出かけることになってて」
梓「すみません、私もちょっと……」
律「あー、んじゃ来週か」
澪「あ、来週は親戚が遊びに来ることになってて」
律「再来週だと土曜日はもう予定入っちゃってんだよなー」
澪「じゃあ日曜?」
唯「ごめん、私その日は一日中ゴロゴロすることになってて」
律「四人もいるとなかなか予定合わないなー」
唯「ねー」
496
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/06(日) 06:07:00 ID:KeSzF84I0
唯「ねえ憂ー、蚊に刺されたー」
憂「蚊がいるの? やだなあ。あ、かゆみ止めあるよ」
唯「ううん、かゆくはないんだよね」
憂「そうなの? じゃあよかった、のかな……」
唯「むしろ痛いんだよね」
憂「よくなかった! ねえ、蚊じゃないんじゃない?」
唯「いやあ、蚊だね。間違いないよ、ほら」
憂「たしかにこの腫れ方は蚊っぽいけど……」
唯「間違いないというか、蚊だと思うというか、蚊であってほしいというか……」
憂「ああ、まあ、知らない虫よりは蚊のほうがいい……かも……」
唯「ねー……ん? あ、あっ! だんだんかゆくなってきたー!」
憂「本当!? じゃあ蚊だったんだ! よかったあ!」
唯「やったー! かゆいよー!」
憂「よかったねお姉ちゃん!」
唯「蚊、最高!」
497
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/06(日) 06:08:00 ID:KeSzF84I0
律「ムギと唯来るまでしりとりでもするか」
澪「ん、いいよ」
律「じゃ澪が勝ったら部長の座をやろう」
澪「え、いいよ」
律「よーし、ポン菓子!」
澪「あ、いや、承諾のいいよじゃなくて……」
律「承諾、く、クレープ! “ふ”でも“ぶ”でもいいぞ」
澪「待ってってば、部長とかいいから」
律「部長! くっそ澪がやる気だ……う、う……?」
澪「もう詰まるの!? えっと、そういえば合宿楽しかったなあー」
律「え? ああ、海で……海!」
澪「みりん! ふう、これで終わりだな部長」
律「みりん風……“う”で攻めてきやがったな……」
澪「ああもう! ほらポテチの!」
律「ポテチ……う、うすしお!」
澪「黄金! 律が部長でいいから」
律「黄金律ときたか……」
澪「違うって!」
律「つ……だめだわからん……」
澪「もっとがんばってよ部長になっちゃう!」
498
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/13(日) 06:13:15 ID:WTAgKb860
憂「部活まだ迷ってるなら、こういうのとか参考にどうかな」
梓「部活診断? へえ、やってみようかな」
純「なにそれ? 混ぜて混ぜて」
憂「じゃあ第一問。計画を立てるのが好き」
梓「好きっていうか、まあ、YES」
純「んー、立てはするけど好きってわけじゃ」
憂「直感よりもデータを重視する」
梓「うーん……YES」
純「どっちかというとNO」
憂「これで最後だよ。メロンパンが大好き」
梓「え、なにその、え、NO?」
純「好き」
憂「じゃあ梓ちゃんがBで、純ちゃんがDで……」
梓「一途で真面目なあなたには軽音楽部がおすすめ」
純「素直で情熱的なあなたには軽音楽部がおすすめ」
憂「出題を担当したあなたには軽音楽部がおすすめ」
499
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/13(日) 06:14:00 ID:WTAgKb860
唯「……あ、もしもし澪ちゃん? 今って平気?」
澪「うん平気、なに?」
唯「本当に平気? 明日テストとかじゃない?」
澪「え、違うけど……次のテストって中間が来月だろ?」
唯「明日とかじゃないんだよね? 大丈夫だよね?」
澪「うん……どうしたの?」
唯「急に部屋の掃除したくなって……」
澪「うん……? すれば?」
唯「だってほら、掃除したくなるときって大体テスト前だし……」
澪「大丈夫だってば」
唯「部屋の掃除始めた途端にテストの予定が早まったりしないかな……」
澪「しないから掃除しろよ」
唯「気付いてないだけでもうテスト中だったりしないかな……」
澪「もう掃除したくなくなったんだろ」
唯「テストがないとわかった途端これだよ……」
500
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/13(日) 06:15:00 ID:WTAgKb860
唯「カブトムシをわらしべでパワーアップ!」
憂「ツノ長っ!」
梓「わあ! なんですかそれカッコイイ!」
唯「うむ、このカッコよさがわかるなら、これはあずにゃんにプレゼントしよう」
梓「いいんですか!? 今えっと……こんなものしかないですけど!」
憂「わらしべが二本」
唯「よーし、これでハサミムシをトングムシにしよーっと」
憂「せめてクワガタにしようよ」
和「そのわらしべ、よかったらこっちのわらしべ四本と取り換えてくれない?」
唯「え、いいけど、なんで?」
和「ちょうどこれくらいの長さのわらしべが欲しかったの。ありがとう、じゃあね」
唯「ふーむ、あっという間に一本が四本に。これが噂のわらしべ長者……?」
憂「ちょっと間違ってるし、なんだか悪い予感がするよ」
純「なんの理由もないですけど、このわらしべ3840本とそっちの四本、よかったら交換しません?」
憂「ほらひどいのが来た」
501
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/17(木) 21:33:05 ID:Nb5Qz7kg0
どれも水準以上。
無理にしりとりを進めようとしてるのも好き。
502
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/20(日) 06:40:45 ID:xCKq3aPM0
唯「このドア、ギィギィ言う」ギィー
澪「建て付け悪くなってきたな」
唯「ねね、どうかな、ドア、新しい部員に」ギッ
律「どうもこうもねえよ」
唯「ギター、ベース、キーボード、ドラム……ドア」ギィ
梓「ガスコンロ叩くのに比べれば、まあ……」
唯「騒がしくも耳障りなドアソロ」ギギギィ
澪「耳障りじゃだめじゃん!」
紬「ライブの時はどうするの?」
唯「ね、どうしよう? 中継?」ギィ
律「でも大事なメンバーをひとり置き去りってのはちょっとなあ」
唯「わかった! ずっとここでライブすればいいんだよ!」
澪「ああ……いや、しかし根本的な解決策とは」
紬「やっぱりドアを持ち歩けるようにして」
梓「……いつの間にかドア加入してません?」
503
:
いえーい!名無しだよん!
:2015/09/20(日) 06:41:20 ID:xCKq3aPM0
律「……あ、もしもし、澪? 今どこ? 家?」
澪「うん、家にいるよ」
律「悪いんだけどさ、傘持ってきてくれない?
近くなんだけど急に雨降ってきちゃって……」
澪「うん、まあいいけど」
律「やった! さすが澪! 毎日寝る前に拝むからな!」
澪「なんだよそれ……で、どこにいるの?」
律「家」
澪「は?」
律「家」
澪「は?」
律「家にいたら雨降ってきちゃって」
澪「もう切っていい?」
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