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10
:
あるゴブリンたちの結末
◆IRWq076pt2
:2018/11/17(土) 22:08:33 ID:xMtXQBIM0
…建物が見えてきた。
ひとまず、あそこに逃げ込もう。
「お待たせ!」
絶望だった。
さっきの場所からは大分離れたと思うのだが、それでもこのバケモノには場所が分かるようだった。
見れば、その手には下半身が千切れ、内蔵がはみ出し、眼球は飛び出し、頭蓋が破れ脳漿を垂らした同胞の死骸が抱えられていた。
残り1匹。
「ホラ行くど〜」
怪物はゴブリンに飛びかかり、馬乗りの体勢になった。
最早ゴブリンには抵抗する力さえ残っていない。
怪物は大きく口を開くと、ゴブリンの背中に喰らい付き―貪り始めた。
―喰ってる。
ゴブリンは、泣いていた。
背肉を喰われる激痛もそうだが、糞の擬人化のようなこのバケモノに圧し掛かられる事で、吐きそうな程の悪臭から逃れられない現実がどうしようもなく圧しかかる。
畜生、なんて臭さだ。
そして自分はこのうんこに殺されるのだ。
あまりにも絶望的な現状だった。
「まずっ」
暫く咀嚼していた怪物はそう言って、口の中のゴブリン肉を吐き捨てた。
どうやらお口にめさなかったらしい。
もういい。早く殺ってくれ。早く俺を楽にしてくれ。
そんな絶望的な考えだけがゴブリンの脳を支配していた。
「しょうがねぇな〜」
ジーッ。と何かを引き下げる音が怪物から聞こえてきた。
ゴブリンが恐る恐る首だけ振り向くと、怪物は履いていたズボンをずり下げ、己の剛直を露わにしていた。
理解が出来なかった。このバケモノは一体何をしようというんだ。
ゴブリンならば、アレを出すのには二つの用途がある。
一つは放尿。そしてもう一つは…。
そこまで考えてゴブリンは戦慄した。
まさか…このバケモノは俺を「孕み袋」にしようとしている!?
ありえない。ゴブリンは雄しかいない種族なんだぞ。だから他種族に産ませるのだ。
だが、その行為には無論快楽を目的とするものもある。
まさか、まさか…。
「オォン!」
そのまさかであった。
ゴブリンの履いている物は強引に破り捨てられ、怪物の剛直が菊門に深々と突き刺さる。
ゴブリンは叫んだ。
しかし怪物はお構いなしに腰を振る。
痛い痛い痛い痛い痛い臭い痛い!
明らかに怪物のそれはゴブリンの穴に入るサイズのものではなかった。
強引に穴が押し広げられ、ゴブリンは切れ痔になった。
もう滅茶苦茶だ。
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