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新西尾維新バトルロワイアルpart6

539鉛色のフィクション ◆ARe2lZhvho:2015/05/12(火) 00:45:11 ID:dCRMcRFk0
真庭鳳凰は思索に耽っていた、と。



【1日目/真夜中/G-7】
【真庭鳳凰@刀語】
[状態]身体的疲労(中)、精神的疲労(小)
[装備]矢@新本格魔法少女りすか、否定姫の着物、顔・両腕・右足(命結びにより)、真庭鳳凰の顔(着物の中に収納)、
   「牛刀@現実、出刃包丁@現実、ナイフ×5@現実、フォーク×5@現実、ガスバーナー@現実」(「」内は現地調達品です)
[思考]
基本:優勝し、真庭の里を復興する。
 0:否、否、否、否――
 1:真庭蝙蝠を捜し、合流する。
 2:櫃内様刻を見つけ出し、必ず復讐する。
 3:戦える身体が整うまでは鑢七花には接触しないよう注意する。
 4:まず薬局に行き、状況を見る。
 5:可能そうなら図書館に向かい、少女の体を頂く。
 6:否定する。
[備考]
 ※時系列は死亡後です。
 ※首輪のおおよその構造は分かりましたが、それ以外(外す方法やどうやって爆発するかなど)はまるで分かっていません。
 ※記録辿りによって貝木の行動の記録を間接的に読み取りました。が、すべてを詳細に読み取れたわけではありません。
 ※首輪探知機により自身の居場所が特定されているのでは、といった可能性に気付きました。



2-1



「早く行きましょう!」

受話器を置いた羽川さんに私は呼びかけます。
聞き慣れないあの音は、おそらく銃声でしょう。
明らかに異常事態です。
だというのに。

「…………いいえ、ここで待ちましょう」

羽川さんはその場から動こうとしません。

「どうしてですか、今行かないと戯言さんが」
「真宵ちゃんが行ったところでどうにかなるの?」
「そ、それは……」

きつくない口調とはいえ、これは反論を許さないタイプのものです。
だからといってただ待つだけだなんて、できるわけがありません。
ですがそこは羽川さん、ちゃんと理由は説明してくださるようで。

「『敵』と遭遇したという前提で考えるとして、銃声が一発しか鳴らなかったのはどうしてだと思う? 理由としては一発で決着がついたか、つかなかったか。
 決着がついていーさんが勝ったのなら戻ってくるはずだし、そうでなかったら私たちは備えないといけないわ。
 つかなかった場合の状況は色々考えられるけれど、少なくとも『敵』がいるのは間違いないでしょうね。
 闇雲に探し回って、見境無く襲いかかってくるような相手と遭ってしまったらどうする? 私はともかく、真宵ちゃんの身体能力ではひとたまりもないわ。
 そもそもいーさんがどこにいるかもわからないのだから、二重遭難になってしまうことも考慮しないと。
 まあ、二重遭難という表現も大げさだけどね」

ぐうの音も出ない正論です。
それにあえて言わなかったのでしょうが、『決着がついていたとき』の事態を目撃させたくないというのもあるのでしょうね。
羽川さんはお優しいですから。
とはいえ、冷静に指摘してくださったおかげで少しは落ち着きました。


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