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雑想 【CP色々】

1:2011/04/29(金) 09:06:03 ID:???

サタンより引越させて頂きました。

酉想というものを書いていた たこ(現:凧)と申します。
酉想の続きやら、思い付いたCPでの妄想話を載せようと思っています。

場所をお借り致します。

204:2011/12/18(日) 14:30:30 ID:???

ケンチとアキラとネスで飲んでいた所に敬浩が来て、四人で飲んだ
最後に時計を見たのは23時
それからネスの記憶はあいまいになる
誰かと車に乗った
誰かの部屋にいった気がする
それは両方とも敬浩ということになる
それから朝まで記憶はない
起きたら、敬浩の部屋で隣には敬浩がいて、二人共何も着ていない状況
気が動転して、こっそりと何も言わずに抜け出してきた

205:2011/12/18(日) 14:31:27 ID:???

その状況では、キスマークを付けることができたのは、敬浩以外の可能性がないのではないかと腕を組みなおした

一緒に聞いていても、第三者的に聞いていた直人とふっと、気が付いた

「ネス、昨日記憶なくなったって、今日は平気?二日酔いとか」
「あっ、それは平気かも」
「記憶がなくなるまで飲んだのに?」
「あれ?そう言われれば」

その言葉にぎょっとした二人は、動揺した様子を隠し、また作戦会議とネスから離れた位置に移動した

「まさか薬とかないよね?」
「ありえるけど、もし仮に、そうだとしても状況から見て、ヤバいのではないと思う」
「合法でも、ヤバいって」
「それはない…と思う、朝普通に起きたみたいだし、多分だけど眠剤じゃないかな」
「そっか…眠剤か、そっちか〜安心したー…って、もし敬浩君だったとして、眠剤だとしても使うと思う?」
「それはないでしょ、一緒に飲んだのもあいつらだし、眠剤でも知らない内に他人に飲ませるような奴ではない」
「だよね、ってことは店の人とか、話が大きくなってるー」
「あいつらに話聞いた方が早い」
「そうしよう、それと敬浩君の方はどうする」
「それは…」

206:2011/12/18(日) 14:33:30 ID:???

「あっ」

ネスミスの驚いた声に振り向くと、携帯をチェックしている
メールのようだが、泳ぐ視線で誰のからなのか分かってしまった
作戦会議を一時中断させて、ネスのもとへと戻る

「なんだって、敬浩君」
「えっ、あっ、大丈夫かって」

あきらかに動揺しているネスミスだが、先ほどとは違い落ち着いている

「そっか、他にネス疑問に繋がるようなこと書いてる?」
「今日、時間とれるかって」
「見ていい?」

迷ったあげく携帯を差し出し、二人は、顔を近付け画面を覗き込んだ


『おはようございます。
朝、いなくて心配しました。
体調は大丈夫ですか?
よかったら、今日時間とれってもらえますか?
返事待ってます。』

207:2011/12/18(日) 14:34:25 ID:???

少々他人行儀な文面に、それを見た二人は顔を見合わせた
この文面では分かりにくいが、薬の線は敬浩が犯人ではないとなんとなく確信し、頷き合う
携帯をもう一度見たネスは、返事をしようかと迷っている

「ネス、今日会える?」
「えっ?」
「無理なら無理って言わないと、それか…」
「ん?」
「俺、でしゃばってもいい?」

哲也は、返信ボタンを押すのを迷っているネスに提案する

「どういうこと?」
「敬浩君に俺が聞いてくるってこと、記憶違いかもそれで分かるし」
「でも…」
「今日はどうにかできても、このままじゃ収録なんか出来ないじゃん」
「あっ…」
「自分でどうにかできるって言うんなら、いいけど、どうする?」
「えっ…あっどうしよう、けど迷惑じゃ」
「ここまで来たら、迷惑も何も関係ないし、その先のことだって、俺らには相談しやすいでしょ」

208:2011/12/18(日) 14:35:57 ID:???

男同士という観念は、ネスの頭の中にはない
それを補えるのは、自分たちだという哲也にネスミスは悩む

いきおいで言ってしまったが、本当ならこれは自分ひとりで解決させなきゃいけないこと
敬浩も第三者の哲也が出てきたら、イヤな思いをするのではと、落ち着いてきた頭で考える

「いや、大丈夫。話したら落ち着いてきたし、どちらにせよ、俺が解決させなきゃいけない問題だから」
「そっか、ネスがそれだけ言えるなら大丈夫かもね」
「結果教えてな、それ付けたのが敬浩君ならそれはそれで安心だし」
「そこ、安心するとこじゃない」
「あっそっか」

哲也にたしなめられ苦笑いの直人に、おかしくてネスが笑う

「ショウテン、見てるみたい」
「そうか?」

ようやく笑顔が出てきたネスに安心する二人

ネスは哲也の特製コーヒーの残りを飲むと、携帯を打ち始めた

その様子にもう一つの問題はどう調べていくかを考えるミニーズであった

209:2011/12/18(日) 14:47:09 ID:???
>>198 コメントの返事
>>199-208 更新分

こんにちわ。目を止めて頂き、ありがとうございます。
今回のは脱線しまくりで、修正が大変でした。
どんどんとおかしな方向に行ってしまいましたが、なんとか書き終えました。
次にはTKが出てくるかと思います、というか、出てもらいます。

ドーム参戦してきましたが、やはり凧はマサイにはなれませんでした。
還元できない分、妄想で還元できるよう頑張ります。

あっ、段差につまずきそうになったKCをMKが手を差し伸べたのは見ましたw
そのあとのKCの笑顔が可愛かった!!
ATのグラサンなしの笑顔も可愛かったです。
DVD撮影日だったので、買う皆様もグラサンなしのATだけでも見れるかと。

今回も目を止めて頂き、ありがとうございました。

210名無しさん:2011/12/19(月) 10:08:16 ID:???
>>209
凄く凄く凄く続きが気になります…
面白過ぎて−−NSさんがこんなに可愛いとは…予想外でした…外野なイメージが消え…まさに旬に… ありがとうございます!!
新たな扉が開いてしまいました〜。。。 KCがつまずきそうになって手を差し延べるMKさん見逃しましたあーあ。。。 嫁をいたわる旦那っぽいですねw
見たかったぁ−−− 貴重なお話ありがとうございま−す。
テンション
TKになりました☆

211:2011/12/22(木) 22:55:33 ID:DEeZZKfE
>>210
キリ番&コメントありがとうございます。
よかったーっ!気に入って頂けてうれしいです。
そうなんです、実はNSさんってどう見ても可愛いんです!!
210様の開いた扉を満足させられるよう、なんとか頑張ります。

メンの移動時の並びがHさんの次がAKが多くて、一人で萌え上がってましたw
210様も何か萌があったら教えて下さると嬉しいです。
またいらして下さいね。
コメントありがとうございました。

212:2011/12/22(木) 22:57:12 ID:???

哲也達との会話により、落ち着きを取り戻したネスミス
椅子から立ち上がり、直人に持ってきてもらったジャージに着替えようと服に手をかけた

「っ…」
「あっ」

上着とTシャツを脱ぎ、上半身裸になると二人がクルリと背を向けた

「あっ…」

すっかり忘れていたが、そこにはあちらこちらに散らばるキスマーク

「ごっごめん」
「いやっ、それ俺らだから、ほら直人行くぞ」
「うっうん」
「今日でも明日でもいいから、結果報告だけはしてよ」
「っうん、ごめんね、朝っぱらから」
「それは敬浩君にいいな、奴が犯人だったらだけど」
「…分かった」

こちらを見ないように去ってゆく二人に、溜息を吐きながら、もう一度自分の身体を見る
胸、腹、あちらこちらに付いているソレに、恥ずかしくなる
もしやと、急いで上着を着ると、恐る恐る下半身を見た

「はあ〜よかったー…んっ?」

安堵の溜息を吐いて、ジーパンを下ろすと、内股に二つのソレ

「…なっ、なぬーっ」

213:2011/12/22(木) 22:57:58 ID:???

ドアの向こうでは、ネスのかすかに聞こえた叫び声に犯人が敬浩と決めつけた二人
その独占欲丸出しな跡を思い出し、溜息を吐いた

「どこだと思う?」

こうなっては、楽しむしかないと笑顔で直人に聞く

「内股じゃない?そこしかないでしょ」
「奴、以外と…」

ニタニタとこれが解決したら、イジル口実ができたと悪趣味な笑みの哲也

「あの人、ドSだから負けるよ、てっちゃんドMだし」
「なっ…う〜ん、負けそう…かも、じゃあさ、直人に付けさせて」
「じゃあって何?それ違う」
「いいじゃん、あんな風に、俺の〜って感じにしたい」
「却下…」

214:2011/12/22(木) 22:58:44 ID:???

ガチャッとドアノブの音に二人は、話を止めた

「おっ、出てきた」
「びっくりしたー、まだいたの?」
「ネス、今日一緒にいよう、俺ほぼフリーだし、直人は三代目で忙しいから」

歩き出したネスに付いて、二人も歩き出した

「あっそっか、いいよ」
「あれ?意外と落ち着いてるねぇ」
「なんだか、もう考えても分からないから、考えるの止めた」
「ああ、なるほど、それがいい」

「あっ、おはようございます」
「おはようございます」

すれ違うスタッフに挨拶しながら、三人はスタジオへと移動した

215:2011/12/22(木) 22:59:44 ID:???

一日、哲也と行動を共にしたネスミス
直人はリハやインタビューと三代目の連中と一緒に動きまくっている

「てっちゃんさ、こんなこと言うのは変かもしれないけど、直人忙しいじゃん、寂しいとかないの?」
「そりゃー、こっちもあっちも抱えてるから、時間合わないけど、それでも合わせてきたし、ネスは勘違いしてるようだけど、俺らが付き合いだしたのって昨日からなんだよね」
「えっ?でも…」
「その前はなんてゆうの…セフレみたいな感じでさー、調子のってヤっちゃって、気付いたらお互いに好きになってたってやつ、まあ三か月もヤッてたら、情とか湧くじゃん、そんで昨日…一昨日?どっちでもいいや、ネスに背中押されて告白して、されてって感じ」
「へぇ…」
「だから、ネスは俺たちのキューピッドなワケ、あん時背中押されなきゃ、多分終わってた」
「そうだったんだ、あっごめん、なんか余計なことまで言わせちゃって」
「違うって、ネスのおかげなんだって、だからどんな形でもネスには恩返ししたいし、ネスにも幸せになって欲しい訳」
「うっ、うん」
「あっ、脱線しちまった、寂しいって話だっけ、極端に言えば俺が直己になりたいってくらいに寂しい」
「うん」
「けど、あいつの為にはそれは言っちゃいけないことだからね、こっちにはできないことをあっちではやれる、それに違うとこで頑張ってる直人を見てるのがまたイイのよ」
「そう…」
「PV見た?あのドヤ顔、カッコいいじゃんってこれは奴には言わないことだけどね」

笑顔の哲也からは、本当に幸せそうな雰囲気しか伝わってこない
自分にもそんな存在が、歌だけではなく、いつかできるのだろうかと少し羨ましくもなるネスであった

216:2011/12/22(木) 23:00:37 ID:???

「んで、メールなんて返したの?」
「撮影が終わったら、連絡くれって返した」
「ふ〜ん、どこで会うの?」
「キジマがいいかなって、…あっ来ちゃダメだからね」
「残念、先に念を押されちゃった」

いたずら小僧のような苦笑いの哲也に、念を押しとかなければと気が付くネス

「来ないでよ」
「けど、キジマは他のメンツも行きそうじゃない?」
「そっか、どうしよう」
「いい店知ってるよ」
「あっ、前に敬浩君が誘ってくれた店にする、あそこは多分てっちゃんも知らないとこだし」
「えーっ、そんな予防線張っちゃうの?って敬浩君とよく飲みに行ってるんだ」
「うん、ちょくちょく」
「ふ〜ん」

改めてネスのキスマークは敬浩と決めつけた哲也は、仕方がないと言いながらも帰りに付ける気まんまんであった
またイタズラ小僧顔になった哲也に、帰りをどうするか一つ悩みが増えたネスであった

そして、哲也の狙いは外された
哲也がシャワーを浴びている間に、帰り支度したネスミスが事務所を出てすぐ帰ってしまったのだ
全てを終え、帰ってきた直人は、まず最初にしたことは、悔しがっている哲也をなだめることとなった

217:2011/12/22(木) 23:01:43 ID:???

敬浩からのメールをもらったのは、21時過ぎ

『遅くなってすいません。
今からでも大丈夫ですか?』

大丈夫、今から向かうとメールを返すと、すぐに敬浩から返事が返ってきた

『今、ネスさんの家の前にいます。
あがってもいいですか?』

「はっ?まじで?」

もしかしてとベランダに出て下を覗くと、こちらを向く敬浩を目が合った気がして、すぐに戻る

「どうしよう…ここまで来たら、帰す訳にもいかないじゃん」

ネスミスは、携帯を片手にもう一度下を覗きこんだ
先ほどとは違い、敬浩が下を向いているように見えた
あれっと思うのと同時に携帯が震える

『すいません、こんな時間に失礼ですよね。
今日は帰ります。
また明日でもいいので、時間取って下さい。』

「ーっ、もうっ」

すぐに、上がってきてとメールを返した
それが敬浩の思惑通りとは、気が付かないネスミスであった

218:2011/12/22(木) 23:11:30 ID:???
>>211 コメントのお返事
>>212-217 更新分

お目を止めて頂き、ありがとうございます。
TEとNSの会話が楽しくて、TKがなかなか出てこなくて参りました。
やっと出てきたら、そこから先が長くなってしまったので、一区切りで載せています。
TK出てきましたが、豆出演ですw
次からは、ちゃんと出てきますので、また目を止めて頂けると嬉しいです。
ありがとうございました。

219:2011/12/24(土) 00:28:42 ID:???
倉庫をご覧頂いている方へ

更新日ごとに見れるよう、更新日リンクを作りました。
次からは読むのが楽になると思います。

しおり機能がないサイト様を使い、すいませんでした。
他のを探してみましたが、一番使いやすいと、変えずにしおり代わりに更新日リンクを作りました。
これからも、雑想、倉庫と楽しんで頂けるよう、頑張らせて頂きます。

220長いです:2011/12/25(日) 10:29:48 ID:???
二人のやり取りが
会話だけなのに
ドキドキします...ベランダから覗くNSにキュン..策士なTKに..ズキューンです(笑)
最高〜に良い感じ〜な二人です!!!
もっともっと、二人を…と...萌えをということなので…ちなみに萌えはKJKCです!!真逆な性格で...意外にこだわりなKJと別にそんなにこだわらなくてもいいじゃん...な、二人が好き(笑)
バチバチ→←感
普段ベタベタしないけど…ひる番組で抱きついた時のなんだよーって感じにツンしながら嬉しそうなKJが忘れられないし…ツンとされてビクッとなるKCが…見たことない怯え反応で…萌えました…

KCにも怖いものがあったんだーと発見
スマートにかわす男が…KJには熱い?素みたいな...

KJに対して
「逆に同じことされたらマジになって怒るし…」みたいな
台詞言ってた時です

しかし...同じくらい萌えますこのCP〜〜

221名無しさん:2011/12/28(水) 21:48:25 ID:???
凧様 更新ありがとうございます

TKいいわー
黒い味出してますね
NEさんじゃ太刀打ちできないでしょう。

今晩正式におとされちゃいますか?

続きすごく気になります!
更新をお待ちしています

222:2011/12/31(土) 16:11:50 ID:???
こんにちは。
年内の決着と考えていましたが、なかなか進まず、来年へ持ち越すことになりましたことをご報告致します。
今年は、震災や、サタンからの引っ越しなどなど、色々ありました。
こちらへの引っ越しを決意したのも、今も続けていられるのも、読み手様の温かいコメントのおかげです。
本当にありがとうございました。
来年も拙い妄想を続けますので、よろしくお願い致します。
良き新年を迎えれますように願っています。

223名無しさん:2012/01/10(火) 21:16:36 ID:???
NEっさん可愛いですよね。
ハーフだから、目がクリクリしてて黒目がちなんですよね。
私の中では、ドレッドの頃で再生されています。
続き、楽しみにしていますねー!

224名無しさん:2012/01/11(水) 14:48:45 ID:???
今年も宜しくお願いします!!
ネッサンのいじられキャラ可愛さ抜群ですよねぇ〜★★★

こちらのネッサンの困ったように戸惑う表情が浮かんで.どことなく色気を感じます。黒いTKと絡むとこんなに色気がでるなんて…本当にびっくりしました。
楽しみにお待ちしております〜☆
震災など忘れる事が出来ないこともありましたが.笑顔の素晴らしさを感じます前を向いて生きたいですね。勇気づけられます

225:2012/01/14(土) 00:59:26 ID:???
>>220
今年も凧の妄想書き物をよろしくお願い致します。
改めて、コメントありがとうございます。
吸収Voコンビ、喜んで頂けてうれしいです。
ありましたね、某アンテナショップのやつですね!
確かにあのKCには萌ました!
KJのツンな態度に凧はオイオイ苛めるなよって突っ込んでましたw
それのCPに負けないと!ありがたいお言葉、ありがとうございます。
これからも試行錯誤しながら頑張りますので、また見に来てください。

>>221
今年も凧の妄想書き物をよろしくお願い致します。
改めて、コメントありがとうございます。
いや〜こんなTAになるとは思わず、けどそれを喜んで頂けたようで嬉しいです。
このTA、なかなかの曲者で、ようやく続きが書けました。
まだ続きますので、楽しんで頂けたら嬉しいです。
また読みに来て下さい。

>>223
今年も凧の妄想書き物をよろしくお願い致します。
改めて、コメントありがとうございます。
そうなんです、NEさんクリクリの目が凄く可愛いんです!
ドレッドのNEさんで再生とは、あれ可愛いですよね!
ドレッドしてるがまた、逆に幼く見えたりw
そんな可愛いドレッドのNEさんでの再生で楽しんで頂けて嬉しいです。
また読みに来て下さい。

>>224
今年も凧の妄想書き物をよろしくお願い致します。
改めて、コメントありがとうございます。
NEさんって意外にいいイジラれキャラですよねw
あの目をクリクリさせて戸惑う姿が可愛いんです。
うちのNEに色気を感じて下さったなんて、ありがとうございます。
これからも224様の笑顔の要因の一つになるように頑張りますので、また見に来て下さい。

226:2012/01/14(土) 01:00:36 ID:???


息を吐いて、自分自身を落ち着かせたネスがドアを開けると、そこには敬浩がいつものキラースマイルで立っていた

「失礼しまーす」
「どうぞ、…っ打ち上げ?」

ふっと香ったアルコール臭に気付くと、微笑み少しと指先で表す敬浩

「スタッフさんに誘われて、ちょっとだけですけど参加してきました」
「そっか、あっなんか飲む?大したものないけど」

敬浩を居間に通し、平常心平常心と心の中で唱えキッチンへと向かうネス

「マロー、あっネスさんが飲みたいものでいいですよ」

上着とバッグをソファに置いた敬浩は、マロを抱き上げると対面式キッチンカウンターへと移動した
抱き上げられ、敬浩の愛撫にゴロゴロと喉を鳴らすマロ

「マロは今日も可愛いねー」

敬浩君がマロをあやす声はいつもよりも甘えのある優しい声音となる
それは結構好きだ、けどそれはアレとは違う訳でと、もんもんとしてしまうネスは無意識の内に頭をかく

227:2012/01/14(土) 01:01:45 ID:???
「マキさんが、美味しいって言ってたチュウーハイあるけど飲んでみる?これなんだけど」

振り向くとマロを優しく撫でている敬浩が、目線をマロからこちらへと移す

「それ初めてみた、いいっすね、いただきます」

にこやかな笑顔はいつもと変わらない、こちらの心境が違うだけ
だからドキドキなんてしてしまうのだと、ネスは溜息を吐いた

228:2012/01/14(土) 01:02:31 ID:???
「あっ、マロへのお土産買ってきたんですよ」

カウンターから離れ、ソファに戻りバッグを漁る敬浩
ネスが飲み物とつまみを持って、そちらへ移動するとビニール袋を差し出される

「先にネスさんが見て、よかったらあげて下さい」

テーブルに持っていたものを置き、袋を受け取り、中を覗く

「これ、猫草?」
「知り合いに聞いてみたら、これが一番いいって評判らしくて、丁度今日のスタジオの近くにペットショップがあったんで買ってきました」
「お土産なんていいのに、けどありがとう。マローっ敬浩君からのお土産だって」

まだ敬浩の腕の中のマロの鼻先にもらった猫草を近付けると、マロはくんくんと匂いを嗅いだ
愛らしいマロの姿に自然と微笑みが零れる

「気に入ってくれたみたい、ありがとう…」

顔を上げると、こちらを見る笑顔の敬浩との近さにネスの言葉が詰まってしまった

「あっ、ありがとうね、それで今日はどうしたの?」

敬浩から離れるように一歩下がり、視線を外す
猫草が遠ざかったと、マロが敬浩の腕の中から抜け出てきた

「おわっ、分かったから、んーっと…ここに置くから、ねっ」

適当な場所を選び、猫草を置くとさっそくマロの確認が入る
ギッと鳴ったソファの音で、愛らしいマロの姿に敬浩がいることを忘れてしまいそうになったネスの意識が戻る

229:2012/01/14(土) 01:03:44 ID:???
「よかった、体調良さそうで、心配したんです、朝起きたらいなくて」

ドキリと音を立てる心臓、だが敬浩の声音がいつもと違うことに気が付き、目を向ける
どこか辛そうな顔付きで、テーブルの方を見ているが、どこか定まっていない目線

「あの…大丈夫?」

心配になり、敬浩の横に座ると、口元だけの笑みが刻まれる

「今日…なんで、いなくなったりしたんですか?」
「えっと…あの〜」
「昨日の返事だって、起きたらって言ったのネスさんですよ、それなのに…」

昨日の返事?何かの約束をしてしまったようだが、ネスには全く身に覚えがない

「…ごめん、敬浩君、実は店から出たのも殆ど覚えてないんだ」

両ひざに手を付き、頭を下げるネス

「えっ…」

敬浩がこちらを見ている気配はするが、頭を上げようにもそんな雰囲気ではないような気がして、頭は下げたまま

「覚えてないことに関しては、本当にすまないと思ってる、だからよかったら何の約束をしたのか、教えて欲しい」

230:2012/01/14(土) 01:04:15 ID:???
意を決して頭を上げ、敬浩の顔を見たネスは、目を見開いた
薄っすらと涙が溜まった瞳がまっすぐにネスを見ていた

「っ…」
「…そう…ですか、…そうだったんですね、ああ…それでっ…」

何が分かったのか、納得したと敬浩がネスから視線を逸らす

「あの…」
「いやっ、いいです、分かりました。今日、急に押しかけてきてすいませんでした。遅いので今日は帰ります」
「えっ、来たばっかり…」
「今のは変でしたね、ちょっと落ち着きたいので、今日は帰ります、すいません」

敬浩は立ち上がると、脱いだばかりの上着とバッグに手を伸ばし、少々乱暴に掴みあげた

「えっ…敬浩君?」

驚くばかりのネスを置いて、早々と玄関に歩いていく敬浩を追いかけ、ネスも動く

231:2012/01/14(土) 01:06:13 ID:???
ネスが追いついた時には片方の足は靴の中に納まっていた

「敬浩君」

待ってと敬浩の肩に手を置くと敬浩の動きが止まった

「本当にごめん、俺…」
「覚えてないのなら、仕方がないですよ」
「あの…教えて欲しい、俺…なんて約束したの?」

肩に置かれた手を下ろさせると、敬浩がようやくネスに向き直ると敬浩の頬を涙が一筋流れた
驚くネスに、ニコリっと微笑んだ敬浩は、ネスの肩を押し、そのまま壁へ押しつけた

「えっ…」

一瞬にして目の前に敬浩のドアップが迫り、近過ぎて見えなくなると同時に唇に圧を感じた

「なっ…」
「っすいません…あっ…」

ドンっと押し返すと、謝りながら抵抗もなく離れた敬浩の視線が、ネスの首元へと移る
それを見つけた敬浩は微笑み、視線を上げた

「それが残っている間だけでいいので、俺のこと考えてください」
「あっこれって、やっぱり敬浩君?」

232:2012/01/14(土) 01:06:46 ID:???
すると、敬浩が自分の胸元のシャツを引っ張り、鎖骨を見せた

「俺もこれがなくなるまでには、忘れるようにします」
敬浩の鎖骨の下に、キスマークのような跡

「えっ、それって…俺?」

敬浩は、泣き笑いのような微笑みをし、もう片方の靴を履くと、ネスに軽く頭を下げた

「夜分すいませんでした、お邪魔しました」

ネスへ背を向け、ノブを掴む敬浩に、声をかけようとするがどんな言葉をかけていいものかと言葉が出てこない

「あっ…」
「おやすみなさい」

手を伸ばすネスの前で扉は閉まり、敬浩がいなくなる
急いでノブを掴み、開けようとするが扉が少ししか開かない

「あれっ?」
「開けないで下さい」

隙間から敬浩の声、敬浩が扉を押えていた

「でも…」
「お願いします」

その言葉に扉を押す力が弱くなり、扉が音を立てて閉まる

騒ぎを聞きつけてやってきたマロが、ネスの足元で短く鳴いた

233:2012/01/14(土) 01:37:54 ID:???
>>225 コメントのお返事
>>226-232 今回の更新

改めまして、昨年はありがとうございました。
そして、本年もよろしくお願い致します。

OKさんのNEさんイジりに変な風に口元が緩んで、アレは一人じゃないと見れない代物ですw
NEさんの指と耳を食べてしまうなんて、OKさん最高です!それのNEさんの反応がまた最高!!
KCとのハイタッチがガッチリ過ぎるNKとか
モグモグと咀嚼しながらOKさんを軽々運ぶNKとか
Uさんの絨毯の上での月歩きが素晴らしいとか、いろんな意味でOKX最高でした。
21日の全部見せますが待ち遠しいです。

それにアルバムのメーキングでのNEさんを見るTKに萌ました。
それを誤魔化すかのようにカメラに変顔するNEさんにも!!
あの二人のツーショットはなかなかないので、あれは最高でしたw

と…いきなり、小話?感想?萌?から話してしまいましたが、本題に移ります。
新年最初の投稿が半月近くになりすいません。
TKがなかなかシックリこなくて、ようやくイイのが思いつきました。
去年書いていたTKのセリフや状況を総替えでこんなんできました。
これからどうなっていくのか…ってまだサッパリですw
ですが、少しでも楽しんで頂けるよう頑張ります。

そして吸収Voコンビだけでなく、雑想が今年も少しでも読み手様の楽しみの一つとなれるよう、頑張って妄想しまくります!!
いつもコメントや応援、ちら見等、本当にありがとうございます。
改めて、今年もよろしくお願い致します。

234名無しさん:2012/01/14(土) 22:41:20 ID:???
凧様 更新ありがとうございます

おおっ!
TKNEと思いきや、ひょっとしてNETK?

しかも、TK可愛さ全開ではないですか

二人の会話の光景は
緊迫感と、透明感があって
まさに「凧様ワールド」と言う感じで
読んでいて心地よかったです

昨日の夜を覗きたいー!
凧様、更新をお待ちしています

235名無しさん:2012/01/18(水) 01:51:39 ID:???
果たしてこの健気?なTKは素なのか、計算なのか?かなり気になります(笑)
でも部屋に上がるのにも策を弄したTKだからなあ…ww

ところで、お話の中に猫草というものが出てきますが、
マロって犬じゃありませんでしたっけ?
それとも、猫草は名前に猫と付くだけで、犬猫関係ないのでしょうか?
生まれてこの方金魚以外飼ったことがないので、物知らずですみません!

236名無しさん:2012/01/22(日) 03:04:27 ID:???
始まって三回目にして、ANN聞き忘れました…orz
NEっさん眼がくりくりしてて黒目がちで可愛い!とか言ってたから、
二十代後半男性としては許せなかったのでしょうか?←責任転嫁

嘆くところがなかったので(聞いてくれるファン友達もいない…orz)、
申し訳ないと思いつつこちらで吐き出させていただきました。

237:2012/01/26(木) 22:23:11 ID:MoEOiesc
>>234 様(これもキリ番になるのでしょうか?分かりませんが、おめでとうございます)
コメントありがとうございます。
凧ワールドですか、なんだか背中がむず痒くなりながらも、嬉しいお言葉、ありがとうございます。
そのお言葉に応えられるよう、頑張って妄想しまくります!!
先月の月刊のTKの綺麗さにはやられました。
なんですか、あの女性にも負けない妖艶さ…あれは危険です、色々な意味で。

>>235
コメントありがとうございます。
NEさんのペットは、マンチカンという猫です。
先日二歳になったと写メと一緒にモバに載ってました。
マロを抱いているNEさんがまた可愛いので、おススメですw
MTさんとMKさんは犬を飼っていらっしゃいますので、そちらと混同したのかも。
猫草というのは、猫が食べてもいい草で、ペットショップに売っていたのを思い出し使いました。
TKがどんな風になっていくのか、まだ手探り状態ですが、楽しんで頂けるよう頑張ります。

>>236
コメントありがとうございます。
凄いリアタイで聞いていらっしゃるのですね。
凧は、ANN全て聞き逃して、ようつべ等で後聞きしてます(+o+)
凧の周りにファン友は一人はいますが、ヲタではない普通のファン。
番組等も見てないし、萌を吐き出せるのはここだけなんです。
なので、236様も嘆き等も受け付けますので、ここに色々と吐き出して下さい。
凧の吐き出しは、もう見て下さっているので、どしどし聞きますよ!!

238:2012/01/26(木) 22:26:07 ID:???

「あっ、いた」
「みっけ!おはよう」

後ろからの元気な二人の声に、なんだか溜息が漏れた
両脇にネスよりもわずかばかり小さな二人に囲まれて、早速両腕を取られ連行される

「おっ、おはよう」

弱々しい戸惑い気味の挨拶に二人の掴んだ両腕に力が入った

「さて、昨日の場所は空いてるかな〜あれ?先客…じゃあ、こっちっ」

昨日の部屋には、使用中の札があり、哲也はその隣の部屋をノックした
返答がないのを確認してから、ドアノブを回して、ネスを連れ込んだ

239:2012/01/26(木) 22:27:20 ID:???

ネスを椅子に座らせ、鞄の中から水筒、紙コップと取り出した
今日のコーヒーについて話し始めた哲也が、直人と一緒にコーヒーの準備
三人分のコーヒーを次ぐと、自分たちも椅子をネスの前に引き寄せた

「最初に結果だけでもいいから、聞かせて?」
「犯人はやつ?」

ここで面白がって聞いていたなら口を割らないという選択肢も出てきただろう
だが、二人の笑顔の口元とは、違い目は真剣に聞くと物語っていた
ネスは、言葉にせずに首を縦に振った

「そっか…」

哲也の入れたコーヒーからいい匂いが漂って、喉が渇いていたのに気が付き、湯気の立つコーヒーに口を付けた

「……昨日、ネスが先に帰ったじゃん、それを知ったてっちゃんが撒かれたって、帰ってから大変でさー」
「だって、俺がシャワー浴びる時にいなくなってたんだよ、それってズルくない?」
「昨日何回も聞いたって、だから昨日言ったじゃん、てっちゃんが同じことされたらイヤしょ」
「それはいや、でもさーっ」
「分かったから、ほらっ特製のコーヒー冷めちゃうって」
「そうそう、今日はイタリア産のコーヒーで、この間海外ドラマでこのコーヒーを…」
「それはさっき言ってたし」
「そうだっけ?」

ネスの話し辛そうな雰囲気に、哲也と直人は別の話をしてみるが、ネスは苦笑いでしか応えられない
そんなネスに内心は聞きたいのを我慢しているが、こればかりは無理に聞き出すものでもない
話しやすいようにと、場を和ませているのは分かるが、ネスの頭でも整理が付いていない事態だ
どう話していいのか、見当も付かない

「…ネス、落ち着いてる?」

哲也の問いかけにネスは首を斜めに傾げた

「そっか、直人ちょっとひとっ走りして、やつの今日の行動を探ってきて」
「はいよっ」

持っていたコーヒーを哲也に渡し、直人が動いた

「そうそう、このコーヒーが出てきたドラマさ、前に見たドラマの特典に一話しか入ってなかったやつだったんだけど、それが結構面白くて…」

直人が帰ってくるまで、哲也は相槌のみのネスにドラマの面白さを伝えていた

240:2012/01/26(木) 22:27:55 ID:???

「ただいまー、今日も敬浩君は事務所外だって」

椅子に戻ると少々冷めているコーヒーを一気に飲み干し、新しく温かいコーヒーを注いだ

「そっか…」

二人が話している内容がよく頭に入ってこない
そんなネスを見かねて、二人は聞くのを止め、とりとめない話に切り替えた
結局二人は何も聞き出すことができなかった


ネスも何をどう話していいのか、なぜ敬浩に跡を付けるようなことをしたのか分かっていない
二人の話を上の空に、敬浩の肌に付いていた跡が頭から離れなかった

241:2012/01/26(木) 22:28:50 ID:???

「おかえりー」

どこかで誰かが挨拶している

「ただいま」

その声に、ネスはドキリと肩を震わせた
敬浩の声、見なくても彼の声と分かってしまう
そして、こちらに近付いてくる敬浩に視線が吸い寄せられる
ネスに気付いた敬浩は、瞳を一瞬見開いてから、微笑んだ

「…ネスさん、ただいま」
「あっ、おっかえり」

気まずさに視線を泳がせると、目の端に敬浩が泣き笑いのような表情をしたような気がして、視線を戻す
見るとそれは気のせいだったと言わんばかりに、他のメンバーと微笑み話をしていた
それからは、敬浩からは声をかけられることもなく、時間が過ぎて行った

事務所にいる間、ネスは目の端に敬浩を見かけると、昨日見せてきた場所をつねるようなしぐさを何度も見た
それは、ネスの心臓を何度も震わせた

242:2012/01/26(木) 22:37:09 ID:???
>>237 コメントのお返事
>>238-241 今回の更新

お目に止めて下さり、ありがとうございます。
先月の月刊のTK見ました?あの妖艶さはなんなんですか!!
連載している同事務所の某モデルさんよりも綺麗ってどういうことなんですか!!
と、先月の月刊のTKにぼやいてましたw
ANNも聞き逃したのをようつべで後聞きしたら、TKがSっぷりたっぷりで自分からTELなんて!
凧のTKにいい刺激をくれましたw

と、また萌からですいません。
しかも、今回の更新は中途半端ですいません。
遠回りしておりますが、ラストは固まりつつあります。
それに向けて色々と準備でこんな感じの更新となりました。
少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。
今回も読んで頂き、ありがとうございました。

243名無しさん:2012/01/27(金) 22:17:26 ID:ipRFIMeo
先月の月刊T、すごかったですよね〜!!
今月の月刊、Tの着ている赤シャツはAKからの誕生日プレゼントだそうです。
あと、会社モバの最新ムービーで、AKがTのほっぺにチューしてます。
ここのNETK話を読ませていただいてから、急に二人が気になってきまして(笑)
AKをNEさんに置き換えて想像して、一人にやけています。←
続きが気になります、楽しみにしてます^^

一つ気になったのですが、文中にでてくる、TEとNTが言ってる「やつ」とは、Tのことですか?
また、どうしてTは「やつ」なんでしょう?すみません、気になったもので;

244名無しさん:2012/02/02(木) 06:25:55 ID:???
最後の、キスマークの部分を意識させるっていうのは、TK、うまいことやりますよねー!
上手いっていうより、巧いって感じです。
これでますますNEはTKのことを意識していくわけで。気が付いたら罠の中よー!
とか、1人でウハウハ言っていますwww

さて、そんなこんなで、ワタクシ>>235-236 でございます。
そう、マンチカンでしたね。某賞金女王がゲストで出ていた時に話していたのを、
物凄い雑に記憶していたみたいです。←酷

そんでもって、今日もANN聴きそびれました〜。・゜・(ノД`)・゜・。!!!
具合悪くてサクッと寝てしまい、起きたら4時過ぎ…orz
バレンタイン企画とかも始まって楽しく聴いていたのに…。なんならハガキ職人目指していたのに…
ようつべ探します…(´・ω・`)

245:2012/02/07(火) 01:24:59 ID:???
>>243
コメントありがとうございます。
AKのプレゼントで月刊に載るなんて//
モバ見ました!AKのチューにTが以外と喜んでいたように見えて、吹きましたw
なるほど!AKをNEに変換しちゃうと!最高です!!
243様のコメントを見て、今回の更新分を思いつきました。
またNEとTは出てこないですが、楽しんで頂けたら嬉しいです。
243様の疑問がこれで晴れると思います。
違う問題も作ってしまいましたがw
それもどうなるか、楽しんで頂けたらと思います。


>>244
コメントありがとうございます。
うちのTK、なんか黒いと思われますw
これからどう動いてくれるのか、凧も楽しみでなりませんww
あっ、そうだ!某賞金女王の回でしたね!
というか、二つもコメントありがとうございました。
あの回の最後のベンチの時のTKがまた楽しそうでしたね、色々とw
それを止めようとする周りがまたw
ANN本当に聞きそびれてます(+o+)
けど毎日動作?さんの方で、載せて下さっている方がいたので、なんとか全部聞きはしてます。
三回目以降はようつべで見つからないので、見つかっていなかったら、そちらをおススメします。
しばらくはそちらにお世話になる感じです(=_=)
本当なら凧もNEと話したい…本当に話したら心臓がヤバくなると思いますがw
ハガキ職人目指しちゃって下さい!もしNEが読んだら、こっそり教えて下さいねw
今回は、NEもTKも出てきませんが、楽しんで頂けたら嬉しいです。

246:2012/02/07(火) 01:26:57 ID:???


ようやく本日の仕事を終えた直人は、ネスを帰した後、事務所に残っていた哲也と合流

「お疲れ、どうだった?」
「おっつーってか、もうずっとヤツを意識した感じでさぁ、ホント何があったのか知りたい」
「こっちも聞き込んでみたけど、変なのも見たことないのはいなかったって」
「まじで!じゃあ、アレもヤツの仕業?」
「それはないとは、言えなくなった」

帰り支度を始める哲也にくっ付いて事務所から移動する

「ってことは、アレも確信犯か?」
「アレって?」
「今日さぁー、ずっとくっ付いてたんだけど、ヤツを見かけると毎回、ココをイジっ…」

ココと鎖骨下を指差す哲也は、言葉を詰まらせた

「哲也に直人、オツーって、哲也まだいたの?」

会社一の地獄耳大王、大輔が前から歩いてきた

「直人と買い物の約束してたんすよ」
「へぇーっ!んで、ヤツって誰?」

冷や汗が二人の背中を流れる

247:2012/02/07(火) 01:28:07 ID:???

「何のことっすか?」
「またまた、って誤魔化すってことは俺には言えないってことぉー」

にこやかな笑顔だが、目が怖いと二人はチラリと視線を合わせた

「マキさん、すいません、聞かなかったことに」

直人がぺこりと頭を下げると、そんな直人の肩に手を回した

「エーッ、じゃあ俺も買い物付いてく」
「えっ?」

大輔の強引な腕に出口の方に押されてしまう直人に、哲也は溜息を吐いた

「マキさん、ほんとこれだけは言わないんで、本当にすいません」
「なんだよ、二人して…じゃあ、仕方がない自力で」
「それもなしで、お願いします」
「じゃあ、仕方がないっか」
「ホントにまじで、忘れてください。メモるものなしで。あっマキさんが欲しがってたあのサイン入りのレコードプレゼントするんで」
「えっ、アレくれんの、そこまで言われちゃあ、忘れるしかないじゃん」

248:2012/02/07(火) 01:29:24 ID:???


大輔は、作ったような微笑みを消すと、真剣な先輩面になり一言忠告

「内緒話は場所を選びな、俺みたいのいるし。俺はアレに免じて忘れてあげるけど、明日持ってきてな、じゃっお疲れーっ」
「あっ、マキさん、どの辺を聞きました?」

歩き出そうとした大輔を哲也が呼び止めた

「…ヤツを見かけるとから」
「他には?」
「いやっ、そんだけ」

真意を確かめよう大輔を見るが、確かめることは困難と哲也は息を吐いた
そんな二人に背を向けて、片手をあげた大輔は、出口へと歩いて行った

「「お疲れ様です」」

二人は、ぺこりと頭を下げ、上げると同時に大きく息を吐いた

「いいの?アレって、アレでしょ、プレミア付だって」
「俺たちのせいで他から引っ掻き回されたら、それこそ最悪じゃん、あーあ…もったいないけど」
「探偵ってムズっ…」
「名前出さなきゃ大丈夫なんて言ってられないな、これからは毎回家での報告しあうってことにしよう」
「それがいい、今日は?」
「ん〜、昨日はお前んとこだったから、今日は俺んちな、明日はこの間手に入れた豆で美味しいコーヒー作ってやりたいしな」
「じゃあ、どっかで買い出ししよう」
「そうしよっ」

249:2012/02/07(火) 01:30:39 ID:???


そんな微笑ましいミニーズを帰るふりで隠れていた大輔は、デンジャラスノート略して『デスノート』に早速何かを書き込んだ

『哲也 直人
 二日続けてお泊り
 ○/○は直人宅、翌日哲也宅
 半同棲?』

狙われていたのは、哲也と直人の方であった
二人が大輔に気付かず、歩いていくのをニヤニヤと見送る

「自分たちが一番、気を付けなきゃいけないんだぞーっ」

聞こえないよう小声呟いた大輔は、二人が歩いて行った方向をもう一度覗き見てから今度こそ出口へと足を向けた

250:2012/02/07(火) 01:47:47 ID:???
>>245 コメントのお返事
>>246-249 更新分

お目に止めて頂いたのに、短い更新ですいません。
243様のコメントを読み。
TEにココにちょっと出で、それはねっ的な会話とか色々と考えていたら、膨らみに膨らみ
最終的にはこんなんできちゃいました。
今回もNEとTKが出てきてません。
言い訳…これってstageのサイドなんですよワハハハ…すいません。
次回からは、NEとTKを中心にと考えているのですが、うちのミニーズ出しゃばりたがりで。
考えても考えても二人のどちらかは、絶対に出てきます。
いい緩和剤とでも考えて頂けたら嬉しいです。

凧ごときことですが!抽選に当たりました!!
本当は電子チケットにしたかったのですが、諸事情により電話となり。
あんなに繋がらない電話を体験したのは初めてです。
読み手の皆様にちょっとでも凧萌を載せれるように頑張って見てきます。
っと言って、前回も前々回も見つけれませんでしたが…(+o+)
春が来るのが、一段と楽しみになりました!
それまでには、もう一CP位作れたらなっと、更新頑張りますので、またいらして下さいね。
今回も読んで下さり、ありがとうございます。

251名無しさん:2012/02/09(木) 22:21:10 ID:???
凧様 更新ありがとうございます

ミニーズキャイキャイ仲良くて微笑ましいです
でも、大人なおつきあいなのね
で、いずれMKさんに
覗かれちゃうのね//(←違う?)

私も同行者が登録できず、今回電話です
でも、メールとかどんなの来るんだ?
と電チケに憧れいっぱい
ま、でも参加できることが嬉しいですね!

TKの出方に目が離せません
更新をお待ちしていますね

252:2012/03/10(土) 13:23:51 ID:???
>>251
お久しぶりです。コメントありがとうございます。
ミニーズの会話は本当に楽しく書けた覚えがありますw
時間空きすぎて、うる覚え状態ですが…

本当は電子チケットしたかったです!
メールとか本当に残念…
そうですよね、参加することに意義がありますもんね!!
参戦の際には、いい萌などありましたら、教えて下さいね!
コメントありがとうございました。

253:2012/03/10(土) 13:25:12 ID:???


あれから、特に何もなく数日が過ぎた
敬浩君からも何を言われるでもなく、普通に戻った…と思う

自分からあの日の夜のことを聞き出す勇気はまだない
忘れて下さいと言われたから、忘れようとは努力している
けど、あのドアが閉まる前に見た悲しげな瞳と「忘れて下さい」と消えそうな声で言った言葉がどうしても離れてくれない

てっちゃんも直人も、あれから何も聞いてこない
よくてっちゃんとは一緒にいることが多かったが、あれから増えた気がする
朝は、空いている部屋や座っていないスタッフさんの椅子を借りて三人でモーニングコーヒーを飲むようになった
こちらではなく、あちらのメンバーとリハや仕事に翻弄している直人がいない時は二人
二人のおかげで、気鬱にはならなくなった
一人でいる時は、どうしても考えてしまうから、誰かが一緒にいてくれるのは、ありがたい

ただ一つ、気になるのが、敬浩君のあのしぐさ
未だに、たまに見る
それがなんとなく、あの後が消えない様にするため、そんな気がしてならない

254:2012/03/10(土) 13:26:09 ID:???


「あれ?ここってこうだっけ?」
「ごめん、どこの?」

ヴァーカル4人で一部屋でのリハ
大抵は二人が歌っているから、後ろの方で将吉とネスは、後ろで聞いていたり、合わせて歌ってみたり、頭の中や腕だけでフリの確認
たまにフリの不安なところや気になるところを、軽く踊ってみる
余り埃を立てすぎるといけないから、本当に確認という感じ

将吉は椅子から立って、不安なところをもう一度踊る
二人の声に邪魔にならないよう小さな声でリズムもゆっくりで歌いながら、将吉は踊った

「…うん、大丈夫」
「よかったーっ、度忘れしちゃって、これがこっちだったか分からなくなった」

椅子に座って、今のフリの腕の動きを示して見せる将吉

「大丈夫だって、分からなくなったら宇佐さん式で乗り越えるっていう手があるし」
「確かに…」

将吉の癖丸出しで笑う
口の前にコブシを作り、笑いを押える様に笑う癖にツラれてネスも笑ってしまう

255:2012/03/10(土) 13:27:55 ID:???


「ちょっとソコ、遊んでないの」

丁度、歌終えた敬浩君がこちらに注意する

「あっ、すいません」

素直に謝る将吉に、部屋にいた全員が笑った

「って、本気じゃないし」
「敬浩君、驚かさないでよー」

笑顔の敬浩に、将吉が目力の抜けた瞳でビックリしたーっと、胸を押えた
その姿に笑っていたネスは、視線を感じた

そちらを見ると敬浩を目が合い、すぐに逸してしまう
さっきから時折、ガラス越しの敬浩の視線が、ネスに向いているような気がしていた
それは違うと言い聞かせていたが、直接見られるとやはり逸らしてしまう
ネスは、自分に叱咤し、敬浩を見たが、敬浩はもうこちらを見ていなかった

「篤志さん、ここって…」

もう敬浩は篤志へと視線を移していた
ホッと息を吐いたネスに、将吉が気付いた

「ネッサン、どうした?」
「ううん、なんでもない、ちょっとトイレに行ってくる」
「そう?いってらっしゃーい」

ネスは立ち上がり、スタッフに声をかけると部屋を出て行った

256:2012/03/10(土) 13:29:33 ID:???


手を洗っていると、先ほどの敬浩の顔が頭をちらついた
記憶にある、あの悲しげな瞳に近い瞳でこちらを見ていた
あの悲しげな瞳は、あの後のコトも思い出させる
その時、ネスは唇に冷たい感触を感じた

「んっ?」

無意識の内に唇に指を触れさせている自分が鏡に映っていた

「何やってんだ、俺…っ…」

呟いたネスは、鏡越しに見えた人影に驚く

「たっ、敬浩君…」

振り向いたネスに、微笑みながら敬浩は近付いてゆく

「…俺もトイレに…」
「あっ、そっか、じゃあ俺は先に戻るね」

乾いた笑いが顔に張り付いているのが分かる
けどそれを直すにも敬浩の前では無理だと、ネスは足早に去ろうと出口に足を向けた

257:2012/03/10(土) 13:30:37 ID:???


「…ネスさん」

すれ違う瞬間に気弱な声に呼ばれ、ネスの足が止まる

「なに?」
「…いいえ、なんでもないです、すいません」

敬浩の顔を仰げず、敬浩のジャージの胸元までで止まる
それ以降、何も言わない敬浩に、耐え切れず歩き出す

「…先行くね…えっ…」

腕を掴まれ、ネスは敬浩の顔を仰いだ
泣き笑いのような顔で、ネスを見つめる敬浩にネスの心臓が音を立てる

「…今日、時間取ってもらえますか?」
「えっ、あの…」
「お願いします」

掴んだ手を離し、頭を下げる姿に戸惑う

「…でも…」
「お願いします」

あの時の扉の向こうで聞いた声とは違う懇願

258:2012/03/10(土) 13:31:39 ID:???


確かに今のままでは、色々と支障が出てきてしまう
敬浩もそうなのだろうとネスは腹をくくった

「分かった」
「ありがとうございます」

敬浩は頭を上げると、そこにはキラースマイルと言われる満面の笑顔

「この後、ちょっと仕事が入っているので、それが終わったら連絡します」
「…うん」

今度こそとネスは、敬浩に背を向けた

走り出したい衝動を何とか堪え、高鳴る心臓に困惑しながら歩き出した

259:2012/03/10(土) 13:40:36 ID:???
>>252 コメントのお返し
>>253-258 更新分

お久しぶりです。
ある日、更新分を書いていましたら、wordがいきなり閉じて、しかも復元できず…
それに愕然としてしまい、妄想が止まってしまい、こんなに亀になってしまいました。
いきなりのアクシデントに弱いらしいです…
本当は今回の更新分はもっと長いものでしたが…
って、愚痴からはじまり、すいません。
間を空けないよう、なんとか妄想して、早くこの吸収CPを終わらせて、あのCPに移りたいと思っております。
また変なCPを思いついてしまいましたwww
こんな凧ですが、これからもよろしくお願い致します。
お目を止めて頂き、ありがとうございました。

260名無しさん:2012/03/20(火) 22:12:21 ID:???
復元できないワード…ヒイィィィ!
同じものは二度書けないし
最初のテンションには戻れないし
へこむし…大変でしたね!

そんな苦難を乗り越えての今回の更新ありがとうございます!
TK動き出しましたね
先日、オーデ出身者ライブのビューイングに行って来て
左なSKやNEを仕入れたい、と思っていたのですが
帽子&蝶タイが可愛かったせいか
右位置なネッさんを受信

思惑は外れましたが、それはそれでいいもの観ました。

楽しく歌う6人がとっても素敵な夜でした///

続きをお待ちしています!
楽しみです!

261:2012/04/19(木) 22:20:21 ID:???
>>260
コメントありがとうございます。
分かって頂けて良かったです。
もう、あれのせいか、サッパリ進まずこんな亀更新になってしまい、すいませんでした。
ようやく、ひと段落致しましたので、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。

ビューイング行かれたのですね!!羨ましい限りです。
凧は行けなかったので…見たかったです。
それもDVD出るのか、出たら確実に買います。
帽子に蝶ネクタイNE…どうやっても可愛いです。
モバの方で画像は見ましたが、本当は生で見たかった。

260様は、もうライブは行かれましたか?
凧は西武初日です。
そこで何を受信できるのか!できないのかw
萌等がありましたら、こそっと教えて下さいね。

また、お立ち寄りくださるのをお待ちしています。

262:2012/04/19(木) 22:21:29 ID:???


トレーニングも終わり、シャワーを浴び終わったネス
着替えていると哲也が近付いてきた

「飯食いに行こうぜ」
「ごめん、今日はちょっと…」
「そっか…ネス、なんでそんな微妙な顔してんの?」
「えっ?」

自分の顔に手を当ててみても、どこが微妙なのか分からない

「…ふ〜ん、そっかっ、じゃあ仕方がない。直人もまだだし、ケンチでも誘うか」

何かを納得し、ネスに背を向ける哲也

前も報告してと言われていたが、何も報告もできないでいる
けど、無理強いする訳でもなく、そばにいてくれる哲也と直人にいつか何かお礼でもしなくてはと考えたネスは、帰り支度を始めた

263:2012/04/19(木) 22:22:44 ID:hUgP4Acw


結局、またどこかの店で待ち合わせるにも、人の目が気になり、自宅で待つことにした
マロの可愛らしい仕草に癒されながら、時間の過ぎるのを待つ

『ピンポーン』

来たっ!
急ぐことでもないのに、慌ててインターホンを押す

「はいっ」
「遅れてすいません、敬浩です」
「どっどうぞっ」

ロック解除ボタンを押す指が震えていたことは、マロしか見ていない

264:2012/04/19(木) 22:24:52 ID:hUgP4Acw

「自分からお願いしたのに、遅くなってすいません」
「いやっ、大丈夫…」
「おじゃまします。マロ久しぶりーっ」

近付いてきたマロを愛撫する敬浩は、思い出したように立ち上がるとネスに袋を渡した

「これ、マロのお土産とこっちはネスさんに」
「…ありがとう、あっ何か飲む?大したものないけど」

目を合わせられないネスは、袋を受け取るとキッチンへ逃げるように進んだ

「あの…それネスさんが前に好きだって言ってた焼酎なので、それ飲みませんか?」

意外と小ぶりな袋でズッシリと重さを感じたのは、そのせいだったらしい
中身も見ずに受け取り、キッチンに逃げ込んだネスは、落ち着けと大きく深呼吸
袋を開くと、前に敬浩の自宅で頂いたことのある長崎の焼酎とネスのおやつが入っていた

265:2012/04/19(木) 22:25:35 ID:hUgP4Acw

「あっ、ありがとう…あっ、用意するから、これは敬浩君がマロにあげて…あれ?」

おやつを手にキッチンを出ると、居間には敬浩の姿はなく、振り返るとまだ廊下でマロと遊んでいた

「そっちじゃあ、寒いでしょ入りなよ」
「あっ、すいません…マロ、あっちでおやつ食べよう」

マロを抱き上げ、ネスにニコリと微笑んだ敬浩にネスはおやつを渡す

「…っ、なんか…食べる?って、前に、てっちゃんが置いてったお菓子くらいしかないけど」

不意の笑顔にネスの心臓は跳ね上がる

「…つまめるものならなんでも」

敬浩はネスの差し出したおやつを受け取り、ソファへ移動した
その様子にネスは、溜息が出る
マロのように無条件で接することが出来ない
ふとした表情に、仕草に身構えてしまう
不自然さをどうにか消そうと、ネスは大きく伸びをして意識を切り替えた

266:2012/04/19(木) 22:26:21 ID:hUgP4Acw


ネスの溜息が敬浩の耳に届き、無意識に敬浩のマロに向ける視線が沈み、撫でる手が弱くなる
その変化に気付いたマロは、もっとと敬浩の手に頭を擦りつける

「おっと、マロありがとう、今から沈んでちゃいけないよな」

マロにしか聞こえない声で、礼を言い、撫でてからおやつを与えるとマロを下ろし、立ち上がった

「ネスさん、手伝います。運ぶものとか渡して下さい」
「あっ、そう?じゃあ、コレとこっちも持ってて」
「コップはいつものでいいっすよね」
「うん、お願い」

何度も訪れているネスの家、勝手も知っているが、ネスの普段使い用のコップと飲み用の違いまで覚えた敬浩
二つコップを取り出し、テーブルまで運んでいく
そのいつもと変わらない光景にネスの張っていた肩の力が抜けていった

267:2012/04/19(木) 22:27:59 ID:hUgP4Acw


飲みつつ、他愛のない話で時間が過ぎていく
いつの間にか、マロはネスの足の上で体を丸めて目を閉じていた


敬浩は、ふっと息を吐き、コップのアルコールを飲み干した

「ネスさん、少し俺の話聞いてくれますか?」
「あっ、うん…」

ネスは敬浩の顔を仰げず、手元のコップに視線を落とした

「俺、どうしても欲しくて得ることのできないものがあるんです」

予想とは違う言葉に思わず視線をあげると、真剣な眼差しに目が離せなくなる

「それはあなたの声です」
「えっ?」
「篤志さんの声でも、将吉の声でも、他の誰の声でもなく、あなたの声が、歌声が欲しかった」

ネスは、突然の告白に頷くことさえ忘れる

「最初は篤志さんの声に近付こうとしました、けどあなたの歌声を間近で聞いていたら、この声が欲しいって」

辛そうに喉に手を当てる敬浩は、雰囲気も声もいつもとは違う

「けど、俺には出せない、どんなに頑張っても出すことができない声で歌うあなたが羨ましかった」

どう答えていいのか分からず、ただ敬浩の視線を受け止めることしかできないネス

268:2012/04/19(木) 22:29:14 ID:hUgP4Acw


「オーディションで選ばれて、けど影では色々と言われて、その原因が俺の声だってことは分かってます」
「っそれは…確かに色々とあったけど、敬浩君の歌が好きだって人は多い」

あまりに自分を卑下する敬浩に慰めのような言葉をかけるが、それが慰めにもならないのは分かっていた

「俺の外見のおかげです、この顔に生まれてよかったって思ってますよ、じゃなきゃココにいることはできなかった」
「…っ」
「自分なりに勉強して、けどネスさんの本物の声を聞く度にどうしても…最初はずっとあなたの声に嫉妬してました。あんな声になりたいって、でもそんなことはできなくて、欲しい欲しいってずっと思ってました。そうしたら、声だけでなく全て欲しいって思うようになって、それが恋愛感情だって気付いたんです。それでこの間寝ているあなたを見て、どうしても我慢ができなくなって…」
「っ…やっぱりアレは敬浩君…?」
「…はい…、気が付いたら服を脱がして跡付けて…」

やっぱりと思う反面、どう反応していいか分からず、目線を彷徨わせた

「あの時のことを覚えてないでしたよね、なのでもう一度言います。俺は、あなたが好きです」

真摯なまでの視線と声が、ネスに突き刺さる

269:2012/04/19(木) 22:30:12 ID:hUgP4Acw
「っ…言ってたんだ…俺、その時のこと本当に何にも覚えてなくて…」
「あの時、結構酔っていたのにそれを忘れて、責めるようなことを言ってしまい、すいませんでした」
「いやっ、あれは俺が覚えてなかったから…」

「覚えてないのは、仕方がないです。色々と順番とかおかしくなってしまいましたが、俺やっぱりネスさんが好きなんです。何度も忘れようと思いましたでも、気持ちが変わらなかった。俺はネスさんが好きです、…この気持ちを受け取ってもらうことはできませんか?」

270:2012/04/19(木) 22:31:24 ID:hUgP4Acw


ここ数日、敬浩の見たこともないような表情を色々と見たが、これはまた次元が違うような言葉にし難い表情で見つめられ、ネスはなぜか頬に熱を感じた

「…あの…俺も敬浩君も男でして…あっ…そういう人がいるのは知ってるけど…えっ?」

しどろもどろに言葉が出てこないネスはふっと影と気配を感じ、顔を上げた
デジャブのように敬浩の顔が近付いてきて、焦点が合わなくなると唇に圧がかかる
ネスが反応するよりも早く敬浩が離れ、ニコリと微笑む

「前も思ったんですけど、ネスさん嫌がってないですよね」
「…はっ?えっ…なっなんでそうなるの?」
「じゃあ、イヤでした?」
「そりゃ…あ…?」

敬浩に言われて気が付く
それはある意味、嫌悪感が出てきてもよい行為であるのに、それが嫌悪感とは違うような気がする

「だからどんなに諦めようと頑張っても無理だったのは、諦めなくていいって本能が言ってたんですね、これでスッキリしました」
「えっ?あ…あの、自己完結されても…」
「俺、ネスさんが分かるまで待ちます。この間のように暴走はもうしないと思うので、けどなるべく早く分かって下さいね」
「なに?えっ?っど…どういうこと?」
「飲みましょ飲みましょ、あっマロ起こしちゃったね、ごめんねぇ」

膝の上のマロが敬浩に抱き抱えられる

敬浩はそれ以上聞いても答えてくれず、焼酎の瓶を差し出し、杯を進めてくる
結局、早い内に瓶は空になり、敬浩は勝手にネスのストックアルコールを持ってくると、更に杯を進めさせる

271:2012/04/19(木) 22:33:44 ID:???


朝目覚めたネスは、また言葉にならない叫びを押し殺した
そして、すぐにほっと息を吐く
前回のように何も着ていない状態ではなく、ちゃんと寝間着に着替えている

そして瞬間女性のようにも見えてしまうくらい綺麗な面立ちの敬浩がネス側に顔を向けて寝ていた
また静かにベッドを抜け出そうとすると、敬浩の瞼がパチリと開き、ネスを仰ぎ見て微笑む

「おはようございます」
「…おっおはよう」

赤くなる必要はないのに、頬に熱を感じたネス
敬浩は、起き上がるとすっと身体を前に倒し、ネスの唇を奪う

「なっ…たっ敬浩君!」
「すいません、あまりにも可愛い顔で、今日はもうしません」
「…かわいいって…んっ?今日は?はい?」
「ほら、起きて飯食いましょう」

敬浩にペースを乱されっぱなしのネスは、もうどうしていいのか分からず、結局諦めた

「朝飯買ってないよ」
「あっじゃあ、ちょっと時間ずらして会社の近くに数日前にオープンした店があるんでソコ行きません?」
「また?ホントあの辺、新店多いね」
「今月開店したの、もう三軒目ですし」
「それに、よく知ってるよね」
「あの周りは把握しときたいじゃないですか」
「確かに」

ネスが、色々なことに気付くにはもう少し時間が必要
けど、それは遠くない

272:2012/04/19(木) 22:41:47 ID:???
>>261 コメントのお返事
>>262-271 更新分

こんばんわ。お目に止めて頂き、ありがとうございます。
ようやくひと段落させることができました。
読んでお分かりのように、正式CPにはなっておりません。
NEには、急展開は無理かと思いまして、悩みに悩みこんなんできあがりましたが、
少しでも楽しんで頂ける内容になっているかは…凧は楽しんだんですがw
なんだかんだと、もう少し続きます。
やっぱり、ちゃんとCPにしないと!

読んで頂き、ありがとうございました。
毎回楽しむだけで終わていますが、西武初日で諦めず萌探ししてきます!

273:2012/04/25(水) 04:29:12 ID:???


【 酉想 〜六〜 】

『アキラ熱愛発覚』
その見出しをデカデカと掲げた週刊誌が発売された


マネージャーに電話で地下駐車場に降りてくるように言われたアキラは、車に乗り込むとすぐ週刊誌を渡された

「えーっと、事実確認するよ。これはアキラ君?」
「…なんすかコレ?…有り得ないっすよ」
「じゃあ、これはナニ?」
「俺が聞きたいっす」

望遠レンズで撮ったと思われる少々荒い写真には、サングラスをかけたアキラっぽい男が女性の肩を抱いていた

「そうっか、事務所の前に記者さん達が来てるから、事務所に寄らないから」
「行って、それ俺じゃないって言えば済むんじゃないんすか?」
「それが、その写真の女性がアキラと付き合ってるって、言いまくってるらしい」
「はっ?」
「アキラ君が浮気するタイプじゃないのは知ってるけど…」

274:2012/04/25(水) 04:30:33 ID:???


その時、携帯が震え、画面を見てみると広からの着信

「広さん、コレ俺じゃないっす」

通話ボタンを押してすぐに、一番に信じて欲しい人に自分の無実を伝える

『おっそうか。でも状況が悪い、今日はホテルに籠ってろ』
「えっ?でもっ」
『幸いなことに今日の仕事は、替わりがきくから他の奴に回す、だからホテルに…』
「っ…広さん家じゃダメですか?」
「…分かった。今日付いてるの誰だ?まあいい、替わってくれ」
「広さん、替わってって」

マネージャーは、アキラから携帯を受け取り話し始めた

「はい、替わりました。…はい…はい…分かりました。…はい…」

少しの会話で、携帯を返されアキラは携帯に耳を付ける

「広さん…」
「鍵は持ってるな」
「はい、持ってます」
「玄関ホールは通らずに地下から直で来い」
「あっ、はい」
「アキ…キャッチだ、切るぞ」
「はいっ」

切れた電話を眺めると同時に溜息が漏れた
発進した車が地上に出ると、そこには何人もの記者の姿
スモークを張っていても見えてしまうからと、後部座席で寝そべる形でマンション前をやり過ごした

275:2012/04/25(水) 04:32:20 ID:???


アキラは広の家に着くと、安堵からか何からのか分からない溜息が出た
玄関を開け入ると、かすかに聞こえる話し声
進むとそれは、この家の主の声
ドアを開けると携帯で何かを話している最中だった

「ああ、そうしてくれ…それはない…ああ、おっ来たな…ああ、アキラはこっちに着いた…じゃあ、頼んだぞ」
「…広さん、なんでいるんっすか?」
「ここは俺んちだぞ」
「それはそうっすけど…」

嬉しい気持ちと、デマを書かれた苛立ちとが、ごちゃまぜにアキラを襲う

「…あれは、アキラじゃない」
「俺じゃないっす」
「じゃあ、気にすんな」
「でも…」
「知り合いに調べさせてる、そうだな…うまくいけば、今日中には片が付くんじゃないか」
「えっ?」
「専門外は専門家に頼んだ方がいいだろう」
「あのっ…」
「それで、ホテルよりここを選んだのはなぜだ?」

いきなりの方向転換な質問に、一気に心臓の音が早くなる

276:2012/04/25(水) 04:33:40 ID:???


「えっ、いやっ、広さんにはちゃんと言いたくて、俺じゃないって」
「それで?ベッドも一つしかない俺のとこに来たってことは?」

広は、アキラの前まで進んできた

「いやっそれは、あのっ」
「朝一でトレーニングのつもりだったんだか、予定が替わった。手伝ってくれるか?」
「えっ、それって…」

広は、アキラの後頭部を引き寄せ、アキラに口付ける

「っ…ひ、ろ…さん…っ…」

抗議しようとするアキラを更に引き寄せ、唇を貪るとアキラも応え始める
思う存分、互いに互いを貪り、唇を離す

「広さん、こんな時にこんなことしちゃって、いいんすか?」
「そう言う割には、お前の息子は元気なようだが?」
「…だから、聞いてるんすよ」
「俺らが動けるわけじゃねえんだし、後は専門家に任せて、報告を待つだけだ」
「いいんすか?」
「俺は社長で、社員の安全は守らなきゃならない。それ以前にお前の無実は晴らさなきゃ気が済まない」
「広さん」
「それに、ただ待ってるのもつまらないだろう」

広は、アキラから離れ寝室へと歩き、ドアを開けた

「どうする?」

アキラは考えるよりも先に、足が動いていた

「…頂かせていただきます」
「ばーか、食わせっかよ、俺が食うんだ」

冗談も出てきたアキラに、広はニヤリと口端を上げ、アキラを通すと自分も寝室へと入っていった

277:2012/04/25(水) 04:51:02 ID:???
>>273-276 更新分

こんばんわ。
目を止めて頂き、ありがとうございます。
吸収CPを少々お休みし、とある読み手様からリクエストにお応えして、書いてみました。
久しぶりの酉想!!
ちょうど、九州CPの今後の展開に煮詰まっていたので、
本当に良いタイミングでリクエスト頂き、ありがとうございます。

ご存じない方もいると思いますので、ちょいと説明します。
酉想は、主体はHとAKのCPです。サブCPに、SKATとNKKCがいます。
社内でちゃんと報告しているので、主な社員はCPだと知っています。
…という設定の話です。
それを念頭に見て頂けると良いかと思います。
本編を知りたい方がいましたら、>>2-3をお読みください。

読んで頂き、ありがとうございます。

278名無しさん:2012/04/25(水) 11:53:50 ID:???
お帰りなさい酉想ヽ(´ー`)ノ
凧様更新有難うございました!リクに答えていただけて幸せです。
懐かしさもありつつ変わらないH+AKの雰囲気ににこにこしました。
Hさんの対応の冷静ぶりやらAKのぷんすか不貞腐れぶりが目に浮かびました。
ちょっと波乱かな?と思いきや堂々の安定感がまたらしくて良いです。
酉CP達はそれぞれの付き合いに強く自覚と責任(笑)を持っている感じが素敵ですね。
正部D行かれるとのことで!楽しまれて来てください。

279名無しさん:2012/05/05(土) 17:11:10 ID:???
お久しぶりの酉CP
二人の関係はどっしり安定して、夜の生活も楽しく過ごしてそうで
頬が緩んでます〜

せえぶはいかがでしたか?
お話への萌えがありましたか?
また、よろしければお話を聞かせてください。

280:2012/05/15(火) 10:20:00 ID:???
>>278
コメントありがとうございます。
そして、改めてリクエストありがとうございました。
久しぶりに書いたら、それはまた楽しく書けましたw
今回の更新で、またちょっと楽しんで頂けるように色々と書き足しました。
それが、278様の予想と反してたら、これまた嬉しいですw
倉庫に少々Rも書きましたので、合わせて楽しんで頂けたらと思います。
もう少し続きますので、またいらして下さいね。


>>279
コメントありがとうございます。
久しぶりに酉を書いてみました。
楽しんで頂けたようで、うれしいです。
更に頬が緩みそうなRを少々倉庫の方で書きましたので、
良かったらそちらも読んでみてくださいね。
まだ、話は続きますのでまたいらして下さい。
コメントありがとうございました。

281:2012/05/15(火) 10:21:26 ID:???


互いに存分に満足しあうまでラウンドこなし、ようやく一息付いた時には、トレーニング後のように息荒く汗だくとなっていた
バタリとベッドの上に寝そべり、髪をかきあげ息を整えていく

「ふぅ〜…あっつー、エアコン付けてもいいっすか?」
「ああ、好きにしろ、シャワー浴びてきてもいいぞ」
「そうっすね、先いいっすか?」
「ああっ」

アキラはベッドから起き上がると、裸体のまま違和感の残る腰を押えながら寝室から出て行く

282:2012/05/15(火) 10:24:25 ID:???

広はぐっと腕を高く上げ背を伸ばし、ふっと今朝の一連を思い出した

記事の話を聞いた時点では、来たかと多少の諦めのような複雑な心地になった

そして、朝のかけた電話での開口一番が、『広さん、コレ俺じゃないっす』それで、違うかもしれないと息を吐いた

ホテルに行けというと、『広さん家じゃダメですか?』の言葉で、完全に違うのだと分かった

そして、家に来たアキラの表情で、あの記事の当事者達に対して憤りを感じた

283:2012/05/15(火) 10:25:13 ID:???

それに先ほどアキラの言葉

『ひっ、ひろ、さん、なんか、いつもよりでかく、っないっすか?』

驚きと衝撃に眉間に皺を寄せていたアキラを思い出すだけで、ツキンと腰に疼きが走る

諦めから始まり、憤りにまで達した精神の変化
それらが、アキラに分かられてしまうほどの正直に下半身に表れたことに笑みが零れた

「俺もまだまだ、だなっ」

広は、携帯を掴むと、立ち上がりもう一度伸びをした
携帯の着信がないことを確認してから、広は電話をかける

「お疲れ、食事頼めるか?…ああ…頼む…そうだな、そうしてくれると助かる…ああ、ありがとう」

早々と電話を終え、散らばっている二人分の衣服の中から自分の服を拾い上げ、ふっと思い留まる

「…俺も浴びるか」

持ち上げた服をその場に落とすと、全裸のまま浴室へと歩き出した

284:2012/05/15(火) 10:26:39 ID:???

「えっ…びびったーっ、広さんどうしたんすか?」

いきなり開いたドアに、浴槽に座っていたアキラはビクリと肩を震わせ、広を見上げた

「これで服着たくないしな、風呂も入ってるのか」
「…なんとなく」

そういうと、視線を逸らしたアキラに広は首をかしげた

「腰キツいのか?」
「…ちょっと…ダルいっす」

明らかに照れているようなその表情に、広まで照れてしまうが、浴槽のお湯を見ていたアキラには気が付かれなかった

「針でも呼ぶか?」

コックを捻り、お湯を浴びながら聞く

「いいっす…あっ、そういえば、広さん今日仕事は?」
「ああ、お前がこっちに来るって言ったら、休みにされた」
「へっ?いい、んすか?」
「あいつらが休めって言ったんだし、いいんじゃないか。それにここでもできることがあるしな」
「それって、さっきの電話?」
「ああ、逆上せるなよ」

広は、体を一通り流すと、コックを閉めるとドアを開けて出ようとする

「入らないんすか?」
「腰がダルイやつに無理させるのは目に見えてるから、やめておく」

その意味に、一瞬間をおいてから気が付いたアキラは口を開けた
だが、閉じられた扉のスモーク越しの広のシルエットに見とれ、言葉は湯気と共に消えていった

285:2012/05/15(火) 10:28:05 ID:???

アキラが脱衣所から出て、リビングに戻るとまた広は通話中

「そうか…分かった…」

広は、戻ってきたアキラに気付くと話しながら、キッチンへと移動し、冷蔵庫からミネラルウォーターを取り出す
それをアキラに投げ、受け取ったアキラはぺこりと頭を下げ小声で礼を言った

キャップを外し、飲みながら寝室へ入ると、落としたままだった服を拾う

だが、このままここにいるのだと、クローゼットを開けアキラ用となった一角から部屋着にしているジャージを取り出し着替えた

286:2012/05/15(火) 10:29:22 ID:???

リビングに戻ると広の電話は終わっていた

「アキラ、今ノリが玄関に来るから受け取ってくれ」
「えっ?あ、はい。なんすか?」
「昼飯」
「ああ〜って、もうそんな時間っ」

広の家に着いてから、もう数時間も経っていることに驚きと共に、恥ずかしさも出てくる

「?」
「いやっ、なんでもないっす」

赤くなっているだろう顔を隠すように、両手で抱えた洗濯物を抱え直し、脱衣所へと逃げると息を吐いた

「そりゃあ、んな入ってたんだから、まだ広さんが入ってる感じするよなぁ」
「なんだっ、そんなことか」
「えっ!!」
「変な顔してっから、何事かと思った」

そう言って、驚くアキラを残してリビングに戻っていく

「気配ないしーっ…ああ〜余計にハズい…」

アキラが大きく息を吐き、驚いた瞬間に落ちてしまった洗濯物を洗濯籠に入れた

「あっ、広さーん。広さんのも持ってきたんですけど、良かったっすか?」
「ああ、助かる」
「洗っちゃいます?」
「どっちでもいいぞ」

287:2012/05/15(火) 10:30:11 ID:???

その時、玄関のチャイムが鳴り、アキラは玄関の鍵を開けた

「はいは〜い…お疲れさまでーす」
「おっアキラ君っ、広さんが出てくるもんだと思ってたからびっくりしたよ」
「貰ってこいって広さんが」
「そっか、ちょっと広さんに聞きたいことあるから、呼んでもらってもいいかな」
「広さーん、ノリさんが聞きたいことあるってー」

アキラの声に、かすかに応えた声が聞こえ、広が玄関に出てきた

「ノリさん、コレありがとう」

そう言うとアキラは、広と入れ違うようにリビングに戻って行った

「どうした?」
「えっああ…まずはコレと…」

288:2012/05/15(火) 10:31:15 ID:???

広との話が終わり、玄関の扉が閉まると、ノリは大きく息を吐いた

二人が付き合っていることは知ってはいたが、分かってはいなかった

それを見せつけられるように、アキラが玄関口に出てくるわ
メンバー同士は親しいが、それを超えて親しげに広を呼ぶアキラ
広が玄関に来ると、入れ違いに離れるアキラが、奥さんかと突っ込みを入れたくなった
そして、アキラだけかと思ったら、明らかに広も風呂上り様子を見て、うろたえてはいけないと活を入れていた

「あー、見てはいけないものを見てしまったような、良いものを見たような…複雑な気持ちだぁー」

そう呟きながら、広宅をあとにした

289:2012/05/15(火) 10:48:11 ID:???
>>280 コメントのお返事
>>281-288 更新分

こんにちわ。
今回もお目に止めて頂き、ありがとうございます。
残念ながら、西Dで確実な萌を見つけられなかった凧でございます(+o+)
Hの横はAKの確立が高くて嬉しいかったことと。
移動途中にTAがNKに何かを言い、それに対しての笑いながらTAの肩を叩くNKが可愛かったこと。
くらいしか、見つけることができませんでした。
それにしても、NKが所々可愛く見えてしまうのは、凧眼のせいなのかw
あの全開の笑顔のせいですよねw
行かれた方がいらっしゃれば、ここで萌投下してくださってもOKですので。

P.S.
メールを下さった方、ありがとうございます。
R指定は、あちらで書きますので、その時はRありますと書きますので、覗いてみて下さい。
ちなみに、今回少しですが、R書きましたので楽しんで頂けたら嬉しいです。

290:2012/05/15(火) 11:08:43 ID:???
【倉庫へのお知らせ】

表示されているE-mailアドレスに連絡下されば、倉庫のアドレスをお送りします。
PC等の場合、>>290の凧の名前をクリックすれば、E-mailアドレスが出てきます。
R指定は、こちらでは書かないと決めていますので、ご了承下さい。
倉庫にRを書いた時は、こちらに一言書きますので、お手数ですが倉庫までお越し下さい。
ランキング等には入れていませんし、加入もしていません。
凧単独のHPとなりますので、他の方のHPへのリンク等もございません。
ご承諾の上、ご連絡頂けると嬉しいです。
凧倉庫のお知らせでした。

291:2012/05/17(木) 22:23:17 ID:???


アキラは、携帯を見てウンザリと溜息を吐いた

「どうした?」

リビングのテーブルの上で、仕事の資料を読んでいた広は、その溜息に気が付き目線を上げた

「あ〜、微妙な知り合いの人からあの記事は本当かって」
「今日は誰にも何も返すなよ」
「はい…」

大きく溜息を吐いたアキラの携帯ではなく、次は広の携帯が震えた
今度はメールだったらしく、すぐに打ち始める

「それも、俺がらみっすか?」
「んっ?これは違う」
「…そうっすか」

アキラの携帯もいつも以上に鳴っているが、広の携帯もアキラよりは少ないがいつもよりは多い
それも明らかにアキラがらみの案件が多いことに、アキラは情けなくなってくる

「ホント、すいません」

今日は、何度も謝っているなと、アキラは頭を下げた

292:2012/05/17(木) 22:24:04 ID:???

一度伸びをしてから、椅子から立ち上がった広は、アキラの座っているソファに腰を下ろした

「…知ってるか、アキラ」
「はい?」
「俺が解決させたいんだよ」

持っていた携帯をソファに置き、アキラを見る広の目が少し苛立っているかのよう
その言葉と強い瞳にドキリと心臓が高鳴るアキラ

「これが本物だったんなら、俺は何も言わないがデマをこんな風に書かれるのはムカつく」
「本物って、俺っ広さんと…その…付き合ってるんすよ」

広はその照れながらも反論するアキラに、広は頬がやけていくのが分かる
それを隠すように、アキラの後頭部をかっさらうように引き寄せ、口付けた

驚いたアキラも、すぐに瞼を閉じ、口内に入ってきた舌をこちらからも巻き込むように舌先を動かした

そして、たっぷりとお互いを味わう

広は離れた瞬間に引いた糸を舌先で切り、アキラを離す

「可愛いこと言ってっと、歩けなくするぞ」
「…それ、ありそうで怖いっす」

どちらともなく笑いだし、場の雰囲気が和らいでゆく

293:2012/05/17(木) 22:25:33 ID:???

その時、アキラの携帯が震えた

せっかくの笑顔もたちまち消え、ウンザリと携帯を見下ろすと仲のいい友人からのメールと分かり、すぐに携帯を持ち上げた

「んっ?」

文章を読み、口をパクパクさせながら広を見た

「どうした?」
「っ、えっとこれっ読んで下さい」

広に携帯を渡し、広は怪訝な顔でメールに目を通した

『この間、クラブでアキラに声かけたのにシカトされたって言ったじゃん。
アキラは行ってないって言ってたから、違うやつかと思ってたんだけど、あれ、あの記事のやつかも。
しかも、そいつっぽいのが近くにいるんだけど。
どうする?シメッか?』

294:2012/05/17(木) 22:26:22 ID:???

目を見開いた広は、すぐにアキラに携帯を返す

「アキラ、こいつに電話かけてくれ、話がしたい」
「あっ、はいっ」

アキラは言われるまま電話をかけた

「もしもし、俺っアキラだけど…ちょっと広さんが話したいって…うん、その広さん…変わるよ…」

「突然すまん…ああ、そうだ。まだシメないでくれよ…ああ、そうだな、今いる場所を教えてもらえるか?…近いな、そいつは動きそうか?…そうか、知り合いに君の電話番号を教えてもいいだろうか?…ああ、すまない。田中というやつから電話させる…ああ…では、切るが、アキラに何か言うことあるか…そうか、アキラはいい友人を持ったな…」
アキラに切れた携帯を返し、広は自分の携帯を取り出すと、どこかにかける

「彼の電話番号出してくれ」

アキラは、番号を表示させ、広に見せる

「アキラの友人から情報が入った、近くにそれっぽいのがいるらしい、彼と連絡を取りつけてくれ…ああ、頼む…言うぞ。080……」

295:2012/05/17(木) 22:27:10 ID:???

広は田中に伝え終わると、広は大きく伸びをした

「よっしっ、これで後は待つだけだな」
「あの〜、田中って誰っすか?」
「んっ?知り合いの専門家だな、ヤバい奴じゃないから安心しろ」

それでアキラはホッと息を付いた

「探偵っとかっすか?」
「…まあ、そんなもんだな」

ホッとしていいのかと一瞬迷ったが、広が危ない橋をわざわざ渡る人ではないことは重々承知だ

296:2012/05/17(木) 22:28:00 ID:???

「ホントっこれが解決したらなんでも聞きますんで、何でも言ってください。仕事増やしてもいいんで」
「…そうだな、考えておく」

頭の中で思い付いたことに、ニヤリとしそうになったが、どうにか押える広

立ち上がるとキッチンへと向かい、冷蔵庫を開けるとアルコールを持ち上げた

「飲むか?」
「えっ…あーっ…はいっ」

飲んでいいのかと思いつつ、広が飲むと言っているのだから飲もうとアキラもソファから立ち上がった


しばらく飲んでいると、アキラの携帯に先ほどの友人からのメールが来た

「『あとは任せろって言われたから、帰る。どうなったか、あとで教えろよ』って言ってますけど」
「ははっ、そうか。今度お礼しなきゃな」

笑う広の横で、アキラはメールを打った

自分こそ、どうなっているか知りたいが聞いても、教えてはくれなそうと友人にメールを返した

297:2012/05/17(木) 22:33:29 ID:???
>>291-296 更新分

こんばんわ。
目を止めて頂き、ありがとうございます。
昨日思いついたことを書いてみたら、結構書けましたので載せてみました。
話が進んだだけですが、少しでも楽しんで頂けたらと願っています。
お立ち寄り、ありがとうございました。

298:2012/05/18(金) 21:33:05 ID:???


テレビを見ながら、アルコールを干してゆく

アキラへのメールは返信がないことで徐々に数を減らしていた
広の携帯は絶えずメールが届いているが、いつの間にか広の苛立ちはどこかに消えていた
その変化に気が付いたアキラは、伺いを立てる

「…広さん、そろそろ聞いてもいいっすか?」
「いやっ、まだだ」
「むーっ…」

そう笑顔で返されて、アキラは手元のグラスを空にした

299:2012/05/18(金) 21:34:21 ID:???

今見ているのは、関西の有名アナウンサーの情報番組
アキラもこのアナウンサーが好きでタイミングが合えばよく見ているが、こんな形で自分を報道されることに溜息が漏れる
そんなアキラを横目に、広は楽しそうに口元を緩めた

『…アキラ君の事務所からは、そのような事実はないと…なに?…今、速報が入ったようです。えっ?これホンマ?』

アナウンサーが動揺したように、スタッフに目線を送った

『たった今、アキラさんの熱愛発覚をお伝えしたばかりですが、この報道に新事実です。先ほどの報道はアキラさんとは全く違う一般男性だったとのこと。その男性により、あれは自分でアキラさんではないとの証言が入っているとのことです』

300:2012/05/18(金) 21:35:04 ID:???

「えっ?」

広を見るとニヤニヤと意地の悪い笑みで迎えられた

『男性によると、その写真は紛れもなく自分であり、なぜアキラさんとして記事にされているのかと困惑していると。女性についてはその日初めて会い、ホテルに入ったことも証言しています…』

「…どっどういう、ことっすか?」
「そいつ、大のアキラファンらしくてな、見た目も似てるからって髪型も真似ているらしいぞ」
「はぃぃ?」

開いた口が塞がらないとはこのことと、広がようやく話し始めた事実にまともな返事も返せない

「事情を話したら、喜んで手伝ってくれるってさ」

301:2012/05/18(金) 21:36:28 ID:???

『…えっ、その男性と電話も繋がってんの?…どうも、みっ』

『アキラさん、すいません。紛らわしい恰好して、アキラさんに迷惑かけました』

繋がるとすぐにアナウンサーの挨拶も潰す勢いで話し始め、アナウンサーが動揺する

『…ちょっ、アキラ君が見てるか分からんって…』

『見て欲しいって、事務所に連絡入れてもらいましたから、多分見てくれているはずです』

『っそう…なん?』

『アレは俺です。逆ナンされて、ホテルに行きました。記念にと思って彼女を隠し撮りした写メもあります。アキラさんは無実です。アキラさん、本当にすいませんでした』

『タンマっタンマ。あれは、アキラ君ではないと、アキラ君見てますかーっ…』

予想外の展開に、アナウンサーもゲストも苦笑してしまっている
まだ話し足りないと必死にアキラの無実を伝えようとする男性の声は、アナウンサーとスタッフの配慮で切られ、仕切り直しとCMへと移行していった

302:2012/05/18(金) 21:37:08 ID:???

「アキラのファンって、熱度高いな」

笑っている広に、何かを言おうと思うが混乱した頭では舌が動いてくれない

「どうした?これで解決だぞ」
「…はぁ…」
「大丈夫か?」
「…なんっか、一気に力が抜けたって感じっす」
「彼が隠し撮りなんて最高の証拠残してくれて助かったな、女性の方はまだ見つかってないが、証拠の写メですぐに見つかる、しばらく今日とは違った意味で騒がしくなると思うが、こんなんめったにないんだから、楽しめよ」

303:2012/05/18(金) 21:37:47 ID:???

広の笑顔の意味がようやく分かる
アキラへのドッキリもかねて、この番組を見せていたのだ
鬱々としていた気分もどこへやら、広の笑顔につられ、いっそ笑えてくる

「…広さん、分かった時点で教えて下さいよ…」
「それじゃあ、面白くないだろうが」

そう笑う広に、吹っ切れたとアキラも一緒に笑い出す

「俺っ、彼に会ってみたいっす」
「俺もどんだけ似てんのか、見てみたいっ」

広はグラスを上げ、アキラも笑いながらグラスを合わせた


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