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没SS投下スレ

13蘇るM/信頼 ◆v8zfG6NkJs:2011/04/14(木) 20:12:20 ID:BJ7qx07U


「やぁこんにちは秋山君、歓迎するよ」

そう言い、大袈裟な動作で新しい仲間である彼、秋山蓮を迎え入れながら海東は思考していた。
先程の戦いのときに感じた一種の違和感。
この屋敷に来てから自分の持っているカードを確かめていると、なんとカメンライドのカードがディエンドの物しかなかったのだ。
それにアタックライドのカードもイリュージョン、インビジブルの物がなく明らかに不足していた。
さっきの戦いを見ても分かる通りカメンライド、及びインビジブルのカードがなければ彼、仮面ライダーディエンドの能力はほとんど失われたと考えていい。

(まぁでもここに来て少し取り戻せたからよしとするか)

そう、先程秋山をベッドに運ぶ際一瞬彼を触る機会があった。
その瞬間彼は磨き抜かれた盗みのテクニックで誰にも気付かれることなく秋山のデイパックから数枚のカードを抜きとった。
しかし安心してほしい、彼が盗んだのは元々自分の物であるライダーカードである。

(どうやら、キバの世界のライダーのカードセットみたいだね)

そう、彼が取り戻したのはキバの世界のライダー達の力が込められたカードだったのだ。
サガ、イクサ、レイの3枚。
これだけあれば次の戦闘時には手数には困らないだろう。
そんなことを考えつつ支給品を頂戴したことも知らせずに笑顔で秋山を迎える世界の大泥棒、海東大樹の姿がそこにあった。



「それじゃ、秋山さんも起きたことですし、この屋敷から離れましょうか」

フィリップは少し暗くなり始めた空を見ながらそう言った。
確かにここにいれば雨や寒さを凌げるがそこを敵に襲われれば外よりも対応が鈍くなる。
しかし、そんな時だった。

「ごめんね、どうもこのお屋敷は怪しい気がするんだ、僕はまだここで探検ごっこでもさせてもらおうかな」

そう言いながら部屋を出ていく海東さんの言葉にフィリップは何かを感じた。
言い知れない感覚、もしかしたら海東さんの言う怪しい気というのがもし園崎来人に関することであるならば、そう思った瞬間彼は海東を追いかけていた。
人が自分以外に二人という状況は草加にとってうってつけの状況だったが、五代雄介という人間の力の大きさからして、真正面から当たっても敗北するのが落ちだろう。
それならば先程の戦い以上の激しい戦いで傷ついた時まで待って、その時に殺せばいい、そう考え、草加は思考をやめた。
そして部屋には五代と草加と秋山だけが残り部屋には沈黙が続いた。

【1日目 夕方】
【D―8 園崎邸】

【五代雄介@仮面ライダークウガ】
【時間軸】第46話終了後
【状態】健康
【装備】アマダム@仮面ライダークウガ
【道具】支給品一式、不明支給品1〜3
【思考・状況】
0:フィリップ君たちを待つ。
1:人々の笑顔を守る。
2:みんなと共に行動する。
3:一条さんと合流したい。
4:仮面ライダーとは何だろう?
【備考】
※支給品はまだ確認していません


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