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一時投下・修正用スレ
6
:
◆VbYNTlLnDE
:2010/11/26(金) 21:19:50 ID:???
一時投下します
橋の手すりに寄りかかり眼前に広がる海を眺める者がいた。
黒い革のコートに身を包んだ、がっしりとした体格の男だ。
「うーみーはひろいーなおおきぃーなー……」
思うところがあったのか、男は童謡を歌い始める。静かな歌声が海風にのまれていく――
この場がどういう場所か男は理解をしている、今この瞬間にも危険が迫っているかもしれない。
しかしどのような時、場所であろうと常に平常心とマイペースを保つ。
それが鬼として長年戦い続けてきた男、ヒビキの強さの一つだった。
「つーきーはのぼるーし、ひものーぼーるー……」
穏やかな童謡とは裏腹にヒビキの頭は状況の整理をフル回転で行う。
既にデイバッグの中身は確認し、周りの環境と地図を照らし合わせ自分がG2エリアにいる事も把握済みだ。
そして名簿の内容も――
(イブキもトドロキも参加していない、良い事なのか悪い事なのか……)
ヒビキの知り合いは3人参戦していた、既に鬼の道を退いたあきら、まだまだ不安が残る京介、そしてベテランのザンキ。
仮にそれぞれの世界で対立をしたならばヒビキ達が生き残る可能性は限りなく低いだろう。
だからといって『はいそうですか』と諦めるほどヒビキは落ちぶれてはいない。必ず全員で生きて帰る決意を固めている。
もっとも、それはこの戦いに乗るという事ではない。大ショッカーを倒すという方針だ。
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