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永瀬廉 受け

1:2013/08/25(日) 23:32:13
廉が受けでお願いします

亀更新です

2:2013/08/25(日) 23:33:16
リクエストお願いします

廉が受けですよ
絶対に

3優勇:2013/08/26(月) 09:02:21



リク、

大吾と勝利がれんを無理矢理犯すのってできますか?





4れんれん:2014/12/30(火) 02:15:19
廉くんいいですよ〜

5NR:2015/04/06(月) 03:08:55
どなたも書いてない様なのでお借りします。

先ず初めに…

殆どの方が理解されてるとはおもいますが、お名前をお借りしてるだけで別世界のお話なので、現実と区別つかない方はお帰り下さいm(_ _)m

読んでからの苦情は受け付けませんので悪しからず。

また自分は関東在住の新規の為、過去の詳細はわかりかねますし、
メンバーの性格、メンバー同士の呼称、関西弁等にも違和感があるとおもいます。
予めご了承下さい。

どうしても気になる場合は優しくご指摘いただければとおもいます。

マイペースなので更新は亀かつ不定期です。

もしレスやリクエストをいただきましても雑談禁止という事もあり、小説の邪魔になってはいけないので返信はなるべくしない方向です。

それでは宜しくお願い致します。
ここまで読んでいただいてありがとうございました、書く前から色々と長々すみません。

6NR:2015/04/06(月) 03:21:33

side 廉

最近、東京での仕事がふえてきた。

ありがたい事やねんけど、正直…やっぱちょっと疲れる。

それは体力的な面も勿論やけど、どっちか言うたら精神的な面の方が多いかも。

僕はこう見えて意外と人見知りやし、結構ネガティブやから。

でもそんな時、そばに紫耀がおるとホッとする。

別に相談とかするわけちゃうけど、何か一緒に居るとホッとすんねん。

けど最近、紫耀は東京のJr.とめっちゃ仲良くなって、僕と居らん事が多くなってきた。

この間も佐久間君達と夢の国いったって大はしゃぎしとって。

何やねん。

僕やってずっと行きたかったのに…。

7NR:2015/04/06(月) 03:35:27

とある日の楽屋



紫耀「…でさぁ、ホンマにおもろかってん!
…廉、きいてる?」

廉「ちゃんときいてんで、たのしそうで良かったやん。」

紫耀「そう、でまた今度佐久間君と一緒に買い物いく約束したんだ〜♪」

廉「へー、そら良かったなー」

紫耀「廉も行く?」

廉「僕はいいわ、遠慮しときますー」

紫耀「えー、何でやねん」

廉「それよりお前ちゃんとお土産買ってきたんやろうなー?」

紫耀「当たり前やん!ほら、」

そういって差し出された手には缶入りのクッキー。

廉「…ありがとう」

甘党やからクッキーも嬉しいけど、ほんまはあとに残るもんが良かったなぁ、なんて。
言われへんけど。

まぁ、缶もあとに残るけどな?
何か入れて部屋に飾っといたらええし…。

8NR:2015/04/06(月) 03:50:25

クッキー見つめてちょっとボーッとしとったら、

紫耀「あとこれ、」

紫耀からキャラクターのストラップを渡された。

紫耀「お揃いやねん、俺と色違いや」

そう言って自分の携帯を翳す紫耀。

見るとそれは色違いというよりキャラ違いやったけど、僕はかなり嬉しくて心の中ではめっちゃテンション上がってた。
顔には出さへん様にしてたけど多分ちょっとにやけてたとおもう。

因みに紫耀がミ○ーで僕がミッ○ー。

紫耀「何か恋人同士みたいやろ?(笑)」

廉「アホかお前!(笑)
ホンマや、恥ずかしいやん。こんなんつけられへんわー」

とか何とかおもってもない事を照れ隠しでつい言ってしまう僕。
何でいつもこうなんねや…。
ホンマはもっと素直になりたいのに…。

9NR:2015/04/06(月) 04:02:07

そこへ突然バーンと扉が開いて

「平野〜っ!」

入って来たのは佐久間君やった。

ノックくらいしろや…。

せっかく良い感じ(?)やったのに邪魔が入ってちょっとイラッとする僕。

あかん、もっと大人にならな…。

廉「…ん?」

ふと佐久間君の携帯が目に入り、ストラップを見ると、さっき紫耀がくれたんと同じシリーズのキャラ違いがぶらさがっとった。

廉「…。」

俺と二人だけのお揃いちゃうかってんや。

舞い上がってた自分がバカらしくなって、

紫耀「どこ行くん?」

廉「トイレ〜」

部屋を出た。

10NR:2015/04/06(月) 04:11:12

ホンマは二人っきりにさせるのイヤやったけど、それよりあの二人が盛り上がってるのを見る方がイヤやったし、
話に入れへんのも、それで気遣われんのもイヤやから。

何話してるんかは若干気になるけど、でもまぁ相手はあの佐久間君やし…。

どうせまた下らん事やろ。

ブツブツ考えながら歩いとったら廊下の角で誰かにぶつかった。

11NR:2015/04/06(月) 04:19:19

ドンッ!

廉「!」

?「痛った〜」

廉「ごめんなさい!」

顔をあげたら勝利君やった。

廉「勝利君!大丈夫ですか?ホンマにごめんなさい!」

勝利「もお〜。ちゃんと前向いて歩かないと〜」

アンタもやろ、と言いそうになったけど我慢した。
て言うか前は向いとったんやけどね。

12NR:2015/04/06(月) 04:30:12

勝利「何か元気なくない?」

そんな事をおもってたら急に勝利君に図星を言われてちょっと焦った。

廉「え?何でですか?そんな事ないですよ〜」

勝利「今日、舞台おわったら一緒にご飯いかない?」

まさかの勝利君からのお誘い。

一瞬迷ったけど、明日は夜公演だけやし、別に誰とも何の約束もしてへんし、どうせホテル帰っても特にやる事も無く風呂入って寝るだけやから、

廉「良いですよ」

オッケーした。

13NR:2015/04/06(月) 04:39:13

認めてしまったら終わりやとおもうから、あまり考えへん様にしてるけど、
僕は紫耀の事が好きなんやとおもう。

それは友達としてではなく…多分、恋愛感情として。

自分でもまだハッキリわからんねん。
別にホモちゃうし。

けど、さっきみたいに嫉妬したりしてる自分を考えると、
やっぱ認めざるを得ない。

僕は紫耀の事が好きや。

言うつもりは、まだ、ないけど。

14NR:2015/04/06(月) 04:51:10

だって紫耀やって別にホモちゃうやろうから急にそんなん言われてもきっと困るだけやし、
優しいからもしかしたら全否定はせずめっちゃ悩んでくれるかもしれへんけど…やっぱ何より嫌われるのがこわい。

言ってひかれて今までの関係が全部崩れるんやったら、言わんとこ、って。

結局勇気ないねん。

でもそれもそろそろ限界なんかなー?
自分の気持ちに気付いてしまったし…。

最近前よりツラいねん。

嫉妬する事もふえたし…。

15NR:2015/04/06(月) 05:06:27

何やかんやで今日も無事舞台が終わり、
楽屋で着替えてるとノックの後に勝利君が入ってきた。

勝利「廉、準備できた?」

廉「あ。はい、間もなくです」

紫耀「なに?何かあんの?」

廉「今日、勝利君とご飯いくねん」

紫耀「えー、嘘でしょ!?聞いてへんし」

廉「言ってへんもん」

紫耀「何で言わんの?自分ばっか狡いわー。
勝利君、僕も行って良いですか?」

勝利「だめー(笑)今日は廉と二人で行きたいから。平野はまた今度ね」

紫耀「えぇ〜、そんなぁ〜…」

廉「ほな、お疲れ〜。また明日な〜」

紫耀「勝利君、今度絶対一緒にご飯いきましょね!?」

勝利「はいはい(笑)お疲れ〜」

廉「…。」

紫耀のやつ、何であんな必死やねん。

お前には佐久間君達がおるやろ!
この浮気もんが。

それともそんなに飯くいたいんか?
この大食いめ!(ひとの事言えへんけど…)

16NR:2015/04/10(金) 15:24:30

それにしても何で勝利君は僕と二人でって言ったんやろ。
紫耀なら別に一緒に行ったって問題なさそうやのに。

…べ、別に紫耀も一緒に来たら良かったのにとかこれっぽっちもおもってへんけどな!?

勝利「ごめんね廉、平野も一緒が良かった?」

廉「えっ!?べ、別に良いですよ!
紫耀とはいつでも食えますから!」

…なに焦ってんねやろ(汗)

勝利「…。」

廉「?」

勝利「そうだよねー、二人はニコイチだもんねー。
…いいなあ」

廉「…勝利君?」

勝利「風磨君と健人君もニコイチだったなぁ、俺が出会った時にはもうすでに」

廉「…」

17NR:2015/04/10(金) 17:24:10

勝利「何かさ、みーんな気付くといつの間にかコンビなんだよね。
聡マリとかさ。

別に良いんだけど、孤高のセンターでも(笑)
5人グループなんだし」

廉「…」

うーん、こういう時何て返したらいいんやろ?
わからん…。

勝利「でもさ、」

…ドン!

勝利「廉は、まだ誰のものにもなってないよね?」

廉「…え?」

え、え、ちょおまって、何これ、まさか今、勝利君に壁ドンされてるん!??

18ユーリー:2015/04/10(金) 20:00:19
続き楽しみにしてます。

19ユーリー:2015/04/11(土) 19:02:50
プレッシャーになってたらごめんなさい。でも、面白いからです。更新楽しみにしてます。

20NR:2015/04/12(日) 13:55:17

勝利「それとも、やっぱりもう平野とデキてるの?」

廉「はぁ?で、デキてない…です」

勝利「じゃあ廉の片想いな訳だ」

廉「えっ、」

勝利「好きなんでしょ?平野の事」

廉「べ、別にそういう…」

勝利「いいよ、相談に乗ってあげる」

廉「え?」

勝利「とりあえずご飯食べに行こう!」

廉「あ、はい…」

21NR:2015/04/12(日) 14:03:03

Side 勝利


廉は可愛い。

廉が平野の事を好きだなんて、廉を見てれば誰だってわかるよ。


だから俺は相談に乗ってあげる。

優しい先輩ポジションとして。


廉はああ見えて、実はとっても素直で真面目な子だからね。

先輩からの有難い申し出は、きっと断らないとおもうんだ。


でもそのかわり…。

ちょっとぐらい良いよね?


だってまだ、誰のものでも無いんだから。

22NR:2015/04/12(日) 14:11:37

Side 廉


何でバレたんやろう、紫耀の事好きやって…。

自分でも最近気付いたというか認めたばっかやのに…。

そんなにわかりやすいんか僕…。

まさか、紫耀にもバレてる?

…いや、それはないわ。

あいつアホやし、鈍感そうやからな。


この後、どうしたら良いんやろ。

何とかうまいこと誤魔化すべきか、それとも…。

もうバレてるなら、いっそのこと素直に相談するべきなんかな?

勝利君なら真面目に聞いてくれそうやし。

ひとりで悩むんも、そろそろ限界やったしな…。

23NR:2015/04/12(日) 15:07:16

>>ユーリーさん
ありがとうございます。
小説は読んでばかりで書くのは初めてなので至らない点も多いとおもいますがそう言っていただけて嬉しいです。

24NR:2015/04/12(日) 15:40:23

Side 廉


それにしても、さっきは急に壁ドンとかされてめっちゃビビった〜。

一瞬、キスされるんかとおもったわ。

まぁ、勝利君が僕なんかにそんな事するわけもないけど。


…この時の僕はノンキにそんな風におもってた。

だってまさかこの後、あんな事になるやなんて、これっぽっちもおもってへんかったから。

25ユーリー:2015/04/12(日) 16:20:01
キャーーー!!!((うるさい!
まさか勝利くん?



私も小説書いてるんですが、一日にこんなにたくさん更新出来ないんです。
なので、すごく感心します。(((上からヤメロ!
次回楽しみに待ってます。

26NR:2015/04/12(日) 20:36:14

Side 廉


勝利「廉、なに食べたい?」

廉「えっと、胃に優しい和食とかですかねー。
いや、でももう何でも良いですよ!」

勝利「お前若いのにオジイチャンかよ(笑)
和食ね、了解」

そうして僕達は、

勝利「この前、健人君が連れてきてくれたんだけど凄い美味しかったの」

という、ちょっとお洒落な和食屋さんに入った。


廉「何かめっちゃ落ち着きますねー、ここ」

勝利「ね、良いよね」


それからそれぞれ和膳とか定食を注文して一息ついたところで、勝利君から本題を切り出された。

27NR:2015/04/12(日) 20:57:01

Side 勝利


勝利「…で?」

廉「え?」

勝利「平野に、告白とかしないの?」

廉の気持ちは大体わかってはいるけど、一応、意思の確認しとかなきゃね。

廉「…あの、お言葉に甘えて今日は勝利君に相談させて貰いますけど…今から話す事、絶対誰にも言わんといて下さいね?」

勝利「当たり前じゃん」

誰にも言わないで、と言いながら、人はよく秘密をばらしたり相談したりする。

自分から誰かに話してる時点で、その言葉は意味をなくしてるって事に気付かないなんて、みんな本当にバカだよね。

悩んでて苦しいのはわかるけど、俺は大切な事ほど絶対誰にも相談しない。

まさに、今現在みたいにね。

俺は、誰にも知られずにこの計画を実行するよ。


廉って頭いい癖に、こういうところはやっぱまだ子供なんだな。

まぁよく考えれば、それだけ俺の事を信頼してるとも取れるけど。

普段、恋愛マスターとか言われてる割には案外ピュアな廉だから、変な奴に騙されないか不安になるよ。

だからそうなる前に俺がまもってあげるね、廉。

28ユーリー:2015/04/12(日) 21:09:01
しょりくん?ついに計画実行すか?

29NR:2015/04/12(日) 23:24:08

Side 廉


勝利君に促されて、結局相談する事にした。


廉「告白して…ひかれないですかね?」

勝利「うーん、ひかれるかも知れないけど、でも平野だからねー」

廉「そこなんすよ。
まず、ちゃんと真面目に受け取ってくれるんか?
っていうのと、その結果、嫌われて今みたいに喋れんくなるんやったら言わん方が良いし、
でもふざけてるとおもわれて無かった事にされるんもイヤやし…」

勝利「…だったらさ、俺がそれとなく聞いてみようか?
廉の事どうおもってるか」

廉「え、良いんですか?」

勝利「うん、別にいいよ」

廉「それやったら…お願いします。
すんません、変な事に協力させて」

勝利「本当にね(笑)」

廉「え〜っ!(笑)」


そこへ、お待たせしましたー、と料理が運ばれてきた。

勝利君は親子丼定食、僕はカルビ焼肉和膳!

30NR:2015/04/12(日) 23:34:06

Side 廉


廉「いただきまーす!」

それからは舞台の話とか、他愛もない話をして、ふと時計を見るといつの間にかもう日付が変わっとった。


廉「ごめんなさい勝利君、電車あります?」

勝利「…あー、今からダッシュすればギリギリ間に合うかも知んないけど、ちょっとキツイかも。
…今日、廉が泊まってるホテルの部屋、行って良い?」

廉「勿論!全然大丈夫です」

31NR:2015/04/12(日) 23:55:20

Side 勝利


最初からこれが目的だった。

でもあくまでも自然に、怪しまれない様に心掛けた。

おかげでここまで廉は全く疑ってない。


ご飯屋さんを出る時、廉は自分の分を払おうとしたけど、誘ったのは俺だし、俺の方が先輩なんだから、当然俺が全部おごった。
相手はまだデビューしてないJr.だしね。

そしたら律儀に「ここは僕が払います」って、ホテル迄のタクシー代(ワンメーターだったけど)を払ってくれた。

ただでさえ東京に来てる間は色々とお金かかるんだから別に良いのに…。
まぁ、そういう健気なところも好きなんだけどね。


部屋に入った瞬間、廉がまた深々と頭を下げてきた。


廉「今日はホンマにごちそうさまでした!」

勝利「本当によく食うよね、なのに何でそんなほっそいの?」

廉「さぁ何ででしょうね〜、体質ですかね?
あ、先お風呂どうぞ!」
勝利「まじ?先いいの?一緒でも良いけど」

廉「えっ?狭いでしょ!(笑)
もう何いってるんすか〜」

32NR:2015/04/13(月) 00:12:28

Side 勝利

笑いながら廉は「バスローブ置いときますね〜」とか何とか準備してくれてる。

俺は「じゃあお言葉に甘えて」って先に入る事にした。

シャワーを浴びながら、この後の事だけを考えてた。


俺がお風呂から出ると、廉は部屋着(Tシャツ+ハーパン)に着替えてベッドの上でゲームをしながら、眠そうに目を擦ってた。

勝利「廉、あがったよ。
…先に入れば良かったのに。
ほら、寝ちゃダメだってば」

廉「うん…」

勝利「廉、起きないと脱がすよ?」

廉「…」

返答なし。

見ると廉の瞼は完全に閉じてた。

33NR:2015/04/13(月) 00:35:43

Side 勝利


勝利「俺、言ったからね」

寝てる廉の手からゲームを取ってソッとベッドサイドに置き、再び廉に近づく。

ギシ、と軋むベッドに乗り上げて、廉の上に跨がった。

大人びた顔立ちに、まだ少し幼さの残るあどけない寝顔をジッと見詰める。

そして、口角が上がった柔らかそうな唇に、自分の唇をゆっくりと重ねた。

最初は啄む様に、チュッチュッと軽いキスを何度も繰り返す。

それから唇を舐めると口を開けたので、舌を差し込み、歯列をなぞったり、上顎を辿ったり、段々と深くしていった。

無意識なのか、「ん…ん、く…」と時折小さく声を漏らしながら舌を絡めてくる廉。

暫く静かな空間に、クチュクチュという水音だけが響いた。

34NR:2015/04/13(月) 01:12:46

Side 勝利

このままこの先の行為に進もうかという時、廉が身動いだ。

廉「…ん…」

俺は急いで唇を離す。

俺と廉の間を、銀の糸が繋いだ。

でもまだ目覚める様子は無く、ホッと胸を撫で下ろしてから、自嘲気味に笑った。

勝利「なに焦ってんだ俺…」

いつかは絶対に目を覚ます。

でもまだここで気付かれる訳にはいかない。

気を取り直してTシャツに手をかける。

素肌に白い薄手のTシャツ一枚の廉は、乳首が少し透けていた。

Tシャツの上から押し潰す様に撫でてみると、ちょっとずつ固くなってきた。

更に摘まんだり、引っ張ったり、捏ね繰り回してみる。

廉「…あッ、はぁっ…」

廉から漏れる喘ぎ声に気を良くした俺は、そのままTシャツの上から乳首を舐め始めた。

35NR:2015/04/13(月) 01:50:15

Side 勝利


片方は相変わらず指で弄りながら、片方は舌で転がして、たまに甘噛みをする。

廉「…やっ、」

廉の腰が緩く動き始めたので、ふと下半身を見ると、廉自身が少しずつ形を変えて、ハーパンの中で窮屈そうに主張していた。

勝利「苦しそうだね…今、楽にしてあげる」

ハーパンの中に手を入れ、ボクサーパンツごと廉の中心部をギュッと握って上下に揉みしだくと、廉から溢れる先走りで、下着がグチュグチュと卑猥な音をたてた。

これにはさすがの廉も目を覚まし、

廉「…え、ッ?あっ!しょう…り…く、んッ!」

廉のモノをしごく俺の手に自分の手を添えて抵抗したものの、

廉「いやや、やめ、あっ、あぁっっ、」

呆気なく下着の中で果てた。

36NR:2015/04/13(月) 02:06:31

Side 勝利


廉は顔を真っ赤にしながら、ハァ、ハァとまるで全速力で走った後みたいに肩で息をしていた。

勝利「キモチ良かった?
乳首だけであんなに感じちゃうなんて淫乱だね」

廉「…勝利君…急に…何でなん…!?」

少し怯えながら困惑した表情で訊ねる廉。

もしかして俺が怖いのかな。

勝利「びっくりした?
ごめんね、だってお風呂から出てきたら廉寝ちゃってるし、全然起きないから」

廉「…」

勝利「ちょっとイタズラしちゃった」

37NR:2015/04/13(月) 02:18:13

Side 勝利


勝利「ねぇ、廉。
俺は廉と平野の事お似合いだとおもうから、応援もするし、協力もするよ。

だからその代わり…俺のセフレになってくんない?」

廉「………は?」

勝利「っていっても、廉に拒否権は無いんだけどね。

もし断るなら、廉が平野の事好きなのも皆にばらすし、
この動画も平野に送っちゃうから」

ピッ。

【いやや、しょおりくん…っ】

廉「!!」

38NR:2015/04/13(月) 02:38:07

Side 廉


勝利君がお風呂に入ってる間、ゲームして待っとこうとおもったんやけど、お腹いっぱいになったら何やめっちゃ眠なってきた…。

シャワーの止まる音もして、勝利君が僕を呼ぶ声も微かに聞こえる。

頭では起きなあかんってわかってるのに、どうにも身体が動かんくて、そこから意識を手放した。


暫くすると、何やキモチよくて身体中がフワフワし始めた。

そして遠ざかってた意識がハッキリすると共に、衝撃的な場面が飛び込んできた。

何故か、勝利君が僕のアソコを擦ってる。

僕はパニクりながらも、一応勝利君の手を止めようと上から押さえた…つもりやったけど、
全く力が入ってへんかったみたいで、僕の抵抗も虚しく、何が何だかわからんうちに僕のモノは弾けた。

下着をはいたままやったから、パンツの中がびちょびちょに濡れて、一気に気持ち悪くなった。

39NR:2015/04/13(月) 02:50:08

Side 廉


僕は息を整えながら、勝利君に聞く。

何で急にこんな事したんか。

ついさっきまで、普通やったやん。

一緒にふざけて、笑い合ってたやん。

やのに、何で…?


すると、勝利君は信じられない事を口にした。


【俺のセフレになって】

【廉に拒否権は無い】

【断ったら平野を好きな事を皆にばらす】

そして…

【この動画を平野に送る】


そう言って見せられたのは、つい先ほど勝利君に擦られてイッてる僕の、はしたない姿やった。

40ユーリー:2015/04/13(月) 06:16:33
キャー〜ーー!!((朝からうるさい!

しょりさーん!犯しちゃったか〜
どうなるん?どうなるん?
大人しく楽しみに待ってます。

41NR:2015/04/13(月) 09:02:06

とりあえず第一章は終了です。
おもわず長くなってしまいました…。
そして勝利君を悪者扱いして本当に申し訳ありません。

ここで第二章に行く前に、箸休めで番外編を書いてみようとおもいます。

>>ユーリーさん
いつもコメントありがとうございます!

42NR:2015/04/13(月) 09:44:57

番外編

〜もしも相談相手がのんちゃんやったら〜


Side 廉


学校帰り、のんちゃんに声かけられた。

望「廉!今帰り?」

廉「のんちゃん!うん、のんちゃんも?」

望「せやで、一緒に帰ろうや」

廉「僕、腹減ったからたこ焼き食いたい!」

望「しゃあないなー、ほんなら天王寺寄ってこか」

廉「イェーイ!」

望「お前ホンマに痩せの大食いやな、お昼食うたやろ?」

廉「育ち盛りやねん」

とか何とかいつも通りどうでもいい会話しながら地下鉄に乗り込む。

夕方やからか電車はめっちゃ混雑しとった。

43NR:2015/04/13(月) 12:58:55

Side 廉

望「混み混みやなぁ、これ皆たこ焼きやで。どーする?(笑)」

廉「マジすか!(笑)」

ドアが閉まるとかなりギュウギュウで苦しい。
こんな時、高身長なのんちゃんが羨ましくなる。
僕もまぁまぁ高い方やけど、のんちゃんには適わへん。

望「廉〜大丈夫か〜?生きとる?」

廉「…何とか〜」

ホンマは丁度真ん中ら辺に押しやられて、どこも掴まる場所ないから結構ツラい体勢やねんけど…。

バランス感覚鍛える為にも頑張るわ!
僕は足を踏ん張った。

44ユーリー:2015/04/13(月) 17:35:31
これからも頑張ってください♪

45ユーリー:2015/04/13(月) 17:52:32
廉くんしょーりの申し出、okかnoか、気になるー!
ワーー、もう理性ぶっ飛びそう....
皆さんの小説うますぎて....
まぁ、((失礼! 自分の小説でもきゅんきゅんしてますが。馬鹿なので私。(笑)

46NR:2015/04/13(月) 22:25:14

Side 廉

電車が発車して少しすると、何やお尻の辺りに違和感が…。

最初は鞄か何かがぶつかってるだけやとおもって気にせんかったけど、段々と意思を持って上下するソレが、
急に大きく形を変えた事によって、男性器を当てられてるんやという事にイヤでも気付いてしまった。

え、嘘やろ…。

まさか、痴漢…!?

少し身体をずらして角度を変えようとすると、僕の動きに合わせてその塊が追ってくる。

それからとうとうハッキリと、男の手が後ろから抱き締める様にして僕の腰骨付近を撫でてきた。

廉「!」

さすがに危険を感じて逃げようともがくけど、電車内はギュウギュウやからビクともせえへん。

男は器用にカチャカチャと僕のベルトを外してから、ズボンのボタンも外して、チャックを下ろした。

そして僕のモノをパンツの中から取り出して、耳元で「ハァ…可愛いね…」と囁きながら、上下に扱き出した。

廉「ちょ、待って…いやや…!」

僕は蚊の鳴く様な声で呟くと、涙目でのんちゃんを見上げた。

47NR:2015/04/13(月) 23:05:37

Side 望

廉の様子がおかしい。
ついさっきまで元気にたこ焼き〜って騒いどったのに、電車に乗った途端から急に黙りこくって、ずっとうつむいとん。

…ん?ちょっと震えとる?

不思議におもって覗き込むと、ふと廉が顔をあげた。
頬っぺたを林檎みたいに真っ赤に染めて、濡れた目の廉と目が合う。

廉「のんちゃん…!」

望「廉?どないしてん?」

廉「…はぁ…っ、もぉ、あかん…!」

望「へ?具合でも悪いんか?」

廉「…ちゃう…っ!」

そう言うと廉は俺に体重を預けて前のめりに凭れ掛かってきた。

廉「…もぉガマンできひん…助けて、」

望「え、」

48NR:2015/04/13(月) 23:34:18

Side 望

廉「…はぁ、はぁ…っ、」

俺の胸元にしがみついて息遣いを荒くする廉。

望「…おい、大丈夫か廉。しっかりしろや、」

ガクンと膝から崩れ落ちて、今にも倒れ込みそうな廉を支える。

よく見ると、廉は後ろから変なオッサンに抱え込まれて、大事なところを鷲掴みされとった。

廉の先っぽはフルフル震えて、オッサンの指の合間から先走りがトロトロ垂れとる。

望「廉、お前…」

…痴漢されとったんか!

驚きで目を見開く、と同時に、

こんな時に何考えてんねんっておもうかも知らんけど、
こんな廉、今までに見た事あらへんから。

当たり前やけど、初めて見る廉の恥態に、俺は一瞬我を忘れた。

廉「…のんちゃん…っ、」

再び廉の声でハッと我に返った俺は、今度は沸々と怒りがわいてきて、

望「おい、オッサン!何しとんねん、ワレ!
次の駅で一緒に下りて貰おか!」

オッサンの腕をギリギリ握り締めて凄んだ。

49NR:2015/04/13(月) 23:46:39

Side 望

仕方無く天王寺の一つ前で下りて、抵抗するオッサンを駅事務室まで力ずくで引っ張ってく。

廉「…ありがとう、のんちゃん…」

望「あと一駅やけど、もう電車乗んのイヤやろ?
散歩がてら歩こか!」

廉「うん…ごめんなさい」

望「何で謝んねん、暗い顔すな!
オッサンはちゃんと捕まえたんやし。
ほら、桜キレイやで?見てみ廉」

廉「…のんちゃんはホンマにいっつも優しいし、かっこええよなぁ。
僕が女やったら確実に惚れてますもん」

望「…」

廉「誰にでも優しいなんて罪な男ですわ。
僕、のんちゃんの事好きになったら良かった」

望「…お前が好きなんは紫耀やろ?」

50NR:2015/04/14(火) 00:15:04

Side 廉

めっちゃこわかった…。
のんちゃんが助けてくれへんかったらホンマに危ないところやった。

もう、暫くひとりで電車乗んのイヤやなぁ。
トラウマんなりそうや。

それにしてもホンマにのんちゃんはいっつも優しいしかっこいい。
のんちゃんと付き合う人は、きっと幸せやろうなぁ。

そうおもったから、そんな様な事を素直に伝えたら、のんちゃんに

「…お前が好きなんは紫耀やろ?」

って急に言われてマジでビビった。

え、何で知ってるん?

僕、誰にも言うてへんで?

51NR:2015/04/14(火) 00:56:11

Side 望

望「何驚いてんねん(笑)バレバレやで?自分」

廉「嘘やん…」

え、コイツほんまにバレてへんとおもっとったん?

可愛いやっちゃなー、多分紫耀以外全員気付いてんで?

話しながら歩いてたら、あっちゅう間にもう阿倍野付近。

廉「あ、山ちゃんや!」

さっきまでの落ち込みはどこへやら、お目当てのお店を見付けると、
めっちゃ笑顔になって一目散にたこ焼き屋さんに駆けてく廉。

ほんまに黙ってるとクールでそこそこイケメンやのに(まぁ俺には適わんけど)、こういうところは丸っきり子供で、
実は意外とよう喋るし、喋り出したら一秒毎にコロコロ表情を変えるから、見てて飽きひん。

不思議な魅力を持った奴。

俺にとっては弟みたいなもんやってんけど。

ふと、さっきの廉が脳裏にチラついて。

不覚にもちょっと下半身が疼いた。

やばい、俺の悪い癖がまた出てきてもうたみたいや。

…ええ事おもいついた。

52NR:2015/04/14(火) 04:00:57

Side 望

望「廉、ちょお待てや。たこ焼きは逃げへんって!」

廉「あはは。のんちゃん、はやくー!」

望「なぁ廉。
たこ焼き俺が奢ったるから、早食い競争せえへん?」

廉「えー、何で〜!
せっかくなんやから普通に味わって食いやしょうぜ?」

望「ちゃんと二個買ったるから。
一個は早食いして、もう一個は普通に食べたらええやん?」

廉「もう〜、そこまで言うならしゃあないっすね」

望「よっしゃー!負けへんでBaby!」

廉「やる気まんまんっすね(笑)」

望「すんませーん、8個入り2つ下さい」

店員「あいよー」

たこ焼きをクルクルひっくり返すリズミカルな手元に見とれてたら、あっという間に出来上がった。

店員「へい、おまちどうさん」

廉「わー、めっちゃうまそう!いっただっきまー…」

望「待て待て、先に勝負や!」

廉「え〜?じゃあ、いきますよ」

望・廉「せーのっ!」

53NR:2015/04/14(火) 14:25:33

Side 望

望「あぢっ!」

廉「あっつ!」

二人ともハフハフしながらたこ焼きを次々と平らげてったけど、先に4つ食べ終わったんは俺やった。

望「ヨッシャーーー!」

廉「くそー!負けたー!」

望「ほな罰ゲームな!」

廉「えぇ?聞いてへんし!」

望「だって今言ったもん♪」

廉「もう〜、罰ゲームとかイヤや〜。何するん?」

望「せやなぁ…今日、うち泊まりに来ぇへん?」

廉「え?何すか急に(笑)」

望「ええやろ?はよオカンに連絡し」

廉「まぁ、ええけど…」

廉は素直にすぐ電話をかけ始めた。

廉「もしもし、お母さん?
今日、のんちゃんちに泊まる事になってん。
うん、うん、せやから晩飯いらんわ。
うん、わかったって、大丈夫やから。ほな」

望「もしもし廉のお母さん?望ですー、いつもお世話になってますー。
いえいえ、はい、こちらこそすんません急にお借りしちゃって。
廉君はちゃーんとお預かりしますんでご安心下さい。
はい、はい、是非!
ほな失礼しますー」

廉「おかん何て?」

望「急に替わってびっくりしとったわ(笑)
望君も今度うちに泊まりに来てねー、やって」

54NR:2015/04/14(火) 15:08:42

Side 廉

廉「え、望君って言うたん?
うちのおかん普段家では僕の真似してのんちゃんって呼んでんで(笑)」

望「マジかー、遠慮したんかな?
のんちゃんで全然ええのに(笑)」

僕が嘘なんかつくわけないけど、きっとお母さんものんちゃんが替わって更に安心したんやとおもう。

何や電話越しの声が急に高なった様な気いするし(笑)、機嫌よさそうやったから、のんちゃんに感謝せな。

まぁ僕とのんちゃんが仲ええのは普段から知ってるし、のんちゃんの事は前からかっこええって言うてたけど。

望「ほな行こか」

2パック目をのんちゃんと半分こしながら歩く。

望「また30分くらい地下鉄乗るけど大丈夫か?」

廉「うん、多分…そんな混んでへんかったら大丈夫やとおもうねんけど…」

望「せんちゅう行きやったら乗り換えなしなんやけどなー」

ブツブツ呟きながらのんちゃんはスマホで検索し始めた。

望「なぁ、お前よう遭うんか?痴漢」

廉「…たまに…」

55ユーリー:2015/04/14(火) 17:04:15
のんちゃんもしかして?
イヤ、違うよね?

56NR:2015/04/14(火) 20:00:17

Side 望

望「そっかー。そういう時どうしてるん?」

廉「んー…車両変えて逃げるか、下りるか…」

顎に人差し指をあてて考えながらこたえる廉。
これはコイツの照れてる時や、困った時なんかによくやる癖。

望「さっきみたいに逃げられへん時はどないしてんねん」

廉「…イヤやけど、しゃあないからガマンする…」

望「え、じゃあやられっ放しなん??」

廉「…うん…」

マジか!
気を付けな、顔にやけそうや俺。

望「そんなん、あかんやん」

廉「…」

望「ほな、練習しよか」

廉「…え?練習って何…」

すると廉の声をかきけす様にちょうど電車が来た。

望「ほら、電車きたで」

廉と一緒に乗り込む。

さっきよか若干マシやけど、それでもやっぱまだ混んでる車内。

廉、ごめんな?

さっきの廉が可愛かったから、意地悪したくなってん。

ちょっとだけ、ガマンしてや?

俺はこれから自分がする事を思い浮かべて、自然と口元が綻んだ。

57NR:2015/04/14(火) 20:02:40

>>ユーリーさん
その「もしかして」です…(笑)
ごめんなさい、番外編も意外と長くなっちゃいました。

58ユーリー:2015/04/14(火) 20:06:49
大丈夫ですよ。
というか、「もしかして」を楽しみにしていると言う.....((変態っっ!!
本編いつでもオッケイです!
番外編面白いですし。

59ユーリー:2015/04/14(火) 20:22:10
おわぁあ!!のんちゃんついに〜ですか?
わー、もう楽しみ♪♪♪
廉くんごめんね♪
変態お姉さんで(はぁと♪)
廉くんより年下ですが。

60NR:2015/04/14(火) 21:13:00

Side 廉

のんちゃんは、さっき確かに「練習」って言うた。

詳しく聞こうおもったら電車が来てもうたから仕方無しにとりあえず乗り込んだけど、一体どういう意味なん?

廉「なぁ、のんちゃん…って、おゎっ!」

閉まり際にドドッと乗ってきて、一気に反対側のドア付近まで押された。

望「廉?平気?こっち」

のんちゃんは手招きすると、僕を角っこに追いやって、まるで他の人から守る様に僕の後ろに立ってくれた。

これで一安心や…。

そう思ったのも束の間、後ろから僕の胸元に手がのびてきた。

廉「えっ!?」

そして素早く制服のブレザーの中に手を入れると、ワイシャツの上から乳首を弄り始めた。

身体がビクッと反応して思わず声が漏れる。

「…ぁ、んんっ〜!」

な、何で…?

だって、後ろにはのんちゃんが…。

望「…シーッ、廉。ええの?
あんま大きい声だすと、他の人に気付かれてまうで?」

僕の耳元で優しく囁くその声の主は、間違いなくのんちゃんやった。

61ユーリー:2015/04/14(火) 21:21:20
のんちゃーん!!!!
電車でかぁ。てっきり家でかと....
でも、もっと可愛い廉くん見せてね♪



すみません。↑の気にしないでくださいね。

62NR:2015/04/14(火) 22:38:59

Side 望

…うん、やっぱ可愛いわ。

俺、きーめた。

ちょっと姑息な手つかうかも知らんけど、俺、廉の事絶対手に入れたるわ。

一度欲しいとおもったら手に入れな気がすまん性格やねんなー俺。

廉「う、嘘やろ?冗談キツいわ。
なぁ、のんちゃん…」

望「…練習するって、さっき言うたやろ?」

廉「そんな…あ、っ!」

右手でシャツのボタンを外し、直接乳首を摘まむ。

廉「ゃっ、のんちゃん…手、冷たい」

そして左手でズボンの上から廉のモノを揉みしだく。

廉「…ゃ、やっ!のんちゃ、ホンマにっ、今ここで練習…」

望「せやで。
練習やねんから、同じ状況の方がええやん。
ほら…聞かれたら恥ずかしいやろ、声ガマンせな」

廉「…ムリやって…ンッ、」

廉が眉間に皺を寄せ、唇を噛み締める。

望「ほら、俺を痴漢やとおもって、ちゃんと抵抗せんと」

廉「…で、でけへん…」

痴漢やとおもってって、もう完全に痴漢やけどな(苦笑)

気付くと左手の中で廉のモノがパンパンに張りつめとった。
中できっと先走りも溢れてきてんねやろう、ちょっとズボンに染みてるみたいで、手が軽く湿った。

廉は刺激に弱いというか、だいぶ感度がええみたいや。

廉「…の、のんちゃん…もう、やめ、っ…お、お願いやから…」

上目遣いで言われて、今のは結構腰にキた。

これ無意識にやってんねやろな、ホンマに質悪いわ。

こんなところで止められへん、俺ももう限界や。

でも、さすがにここでヤるわけにもいかんか。

しゃあない。

望「わかった、この続きは帰ってからな?」

63風奈:2015/04/14(火) 23:03:22
はじめまして、風奈です。最初から、読ませてもらっています。読んでいると、すごくすごくドキドキします。これからも、頑張って下さい。応援しています。

64NR:2015/04/14(火) 23:26:08

Side 廉

望「大丈夫かー?廉、そんな怒んなやー。
帰りコンビニ寄ったらお前の好きな○○○○グレープ買ったるから!」

廉「…べ、別に怒ってへんけど〜…のんちゃんやし〜…」

あの後電車を下りて、駅からのんちゃんちに向かって歩いてるナウ。

そうや、いくら練習やからって、何であんな事されたのに怒らへんねやろ?

でも、のんちゃんやし…。

行き過ぎたイタズラやんな?

僕がまだお子ちゃまやからって、からかってんねん、きっと。

そうや、そうに違いあらへん。

これはのんちゃんなりの悪ふざけに決まっとる。

続きは帰ってから…とか言うてたけど、家には親御さんとかも居てんねんから。

そんな変な事急にするわけないやろ、あの優しくてカッコイイのんちゃんが。

大丈夫や。

…しかしこの考えが甘かった事に、数分後、気付く事になる。



望「廉?何ブツブツ言うとん。着いたで」

廉「えっ、」

もう?いつの間に…。

途中でコンビニ寄ったんも気付かんかったわ。

望「どないしてん、入らへんの?」

廉「あ、お邪魔します…あれ?」

望「ん?」

廉「静かですね…今、家に誰も居らんの?」

望「そうみたいやな」

廉「…」

望「まぁ、そのうち帰ってくるやろ…って、廉?どこ行くん」

何となく危険を感じた僕はこのまま入ったらあかん様な気がして、クルッとUターンする。

廉「…僕、やっぱ今日は帰ろうかな〜…」

望「…何で?」

心なしかさっきより低くなった様に感じるのんちゃんの声。

廉「えっと…いや〜その〜」

望「…」

廉「…ほら、やっぱ、着替えとか持ってきてへんし」

望「そんなん貸したる」

廉「サ、サイズ合わへんし…」

望「そんな事ないやろ。大体寝るだけやん。
明日も学校やから制服着とけばええし」

廉「下着とか…」

望「廉。」

グイッ!

強い力で腕を引かれる。

廉「ぃたッ!」

バタン、ガチャ!

扉が閉められて鍵がかけられた。

望「…帰さへんよ。泊まるって言うたやん。
罰ゲームもまだやろ?それに、」

今、初めてのんちゃんをコワイとハッキリおもう。

でも、きっともう遅い。

望「今日は家族誰も帰ってけぇへんから安心せえ」

ニッコリ笑ったのんちゃんに、ゾクッと鳥肌が立った。

65NR:2015/04/14(火) 23:52:39

>>ユーリーさん

電車からの家でした(笑)


>>風奈さん
初めまして、コメントありがとうございます!
嬉しいです。
今後もマイペースで更新頑張りますので宜しくお願い致します♪

66NR:2015/04/15(水) 03:08:39

Side 廉

今の恐怖と腕の痛みで、さっきまで勃起しとって、ここに来るまで前屈み気味に歩かなあかんかった俺のモノは、一気に萎えたらしい。

望「とりあえず上がりや、ズボンも履き変えな気持ち悪いやろ?
明日もそれ履いて学校行かなあかんのやし」

廉「…」

確かに気持ち悪いけど、それも全部のんちゃんのせいやんか。

大体、よくよく考えたらホンマに何が練習やねん!

練習なんて要らんし、もう意味わからんわ!

せっかく最初はめっちゃかっこよく助けてくれて、流石やなって感動しとったのに…。

望「廉、何で黙っとんねん」

このままやと、のんちゃんの事嫌いになってまいそうや。

それはイヤや。
僕は意を決して、深呼吸を一つしてから口を開いた。

廉「…のんちゃん、ごめんやけど、やっぱ僕帰りますわ。
罰ゲームがまだやって言うんやったら、さっきの練習?
アレがもう罰ゲームみたいなもんやったからアレで勘弁して下さい」

勇気を出して口早にそれだけ告げると、のんちゃんの腕を振り払おうとした…けど逆に更に強く握られた。

望「はぁ?あれはお前の為の練習やんか。
アレのドコが罰ゲームなん?全然ちゃうわ。
しかも俺が助けたらな、お前今頃どうなっててん?
ちょっとくらいええやろ。
お菓子も買うてあげたし、たこ焼きも奢ってやってんから」

廉「言うてる事メチャメチャですやん…」

67NR:2015/04/15(水) 03:32:08

Side 望

そう、廉に言われる迄もなく、自分の言うてる事がメチャメチャなんは、じゅうぶんわかっとった。

でももう、ここまできたら後戻りでけへんねんもん、しゃあないやろ。

望「ええから大人しく言う事聞けや、これ以上、痛い思いしたくないやろ?」

腕を確り掴んだまま聞くと、廉の綺麗な顔が歪んだ。

廉「っ、のんちゃん…」

望「それとも、痛い方が感じる変態なんか?
お前、イヤや言うとったけど、さっきの電車ん中でもだいぶ感じてたやん。
実は興奮してたんちゃう?」

廉「そんなわけっ、」

望「ほな、試してみよか」

廉「えっ??」

廉の細っこい腕をグイグイ引っ張ってって片手で自分の部屋の扉を開ける。

廉はガリガリやから、力じゃ俺に勝てるわけない。

俺は部屋に入った途端、後ろ手で扉を閉めると、廉を思いっきりベッドに放り投げた。

68NR:2015/04/15(水) 04:00:25

Side 廉

ボスン!!

廉「っ、!」

顔からうつぶせにベッドに沈んで、起き上がろうとしたけど、
背中からのんちゃんが俺の身体を跨いで体重をかけて乗っかったせいで、それはかなわんかった。

後ろからのんちゃんの手が僕の首にのびてきて、ネクタイを外しにかかる。

そして外したネクタイを使って、腰の辺りで僕の両手をギュウギュウと縛り上げた。

廉「い、痛いよ、のんちゃん…」

僕の呟きも虚しく、素早く身体を回転されて、今度は仰向けになる。

無駄な抵抗と知りながらも、僕は肘をベッドにつけて、ジリジリと後退りした。

すると間もなく壁に身体がぶつかり、それ以上逃げ場は無くなった。

望「廉…」

のんちゃんのあの整った顔がゆっくりと近付いてくる。

僕はギュッと目を瞑った。

唇に柔らかい感触。

僕、今、のんちゃんにキスされてる。

69NR:2015/04/15(水) 04:28:06

Side 廉

廉「…ん、んぅ…っ」

望「くち、あけて」

廉「…はぁ…っ」

酸素を求めて口を開けると、のんちゃんの舌がヌルリと入ってきた。

ピチャ、チュプ…クチュ。

卑猥な水音をたてながら、のんちゃんの舌が僕の口内を暴れまわる。

廉「…っん、ンクッ、ぁ、はぁ…」

のんちゃんが唇を離す頃には、すっかり僕の息は上がってた。

僕の口の端からは、だらしなく涎が垂れてる。

それをのんちゃんは舐め取って、もう一度僕にチュッとキスした。

そして僕のワイシャツのボタンを一つ一つ丁寧に外してく。

全部外し終えると、ワイシャツを左右に開いて肩から落とす。

縛られてる為、脱がされたワイシャツは腕で止まった。

のんちゃんは耳、首筋、鎖骨、臍…と段々下にズレながら僕の身体中にキスする。

その度にピクッ、ピクッと小さく身体が震える。

背中を反らせて自然と胸を突き出す様な格好になると、片方の乳首を口に含まれた。

廉「…あ!」

上唇と下唇で、はむはむと挟まれる。

70ユーリー:2015/04/15(水) 06:43:36
ぁ、ぁぁぁぁ、、はぁぁぁぁ
お、はようございます。
なんか、声にならない声がぁっ!



電車→家、でしたか。
ヤバイ、のんちゃんにSっ気がぁぁぁ!

71NR:2015/04/15(水) 11:12:42

Side 望

乳首を舌で転がしたり、ちゅうっと吸ったりする度に、廉の細い身体がビクビク揺れる。

濡れた乳首に軽く歯を立てると、

廉「ぁっ、やぁ…っ!」

廉が一際大きく喘いだ。

望「…ほら、やっぱ痛くされる方が好きなんや」

廉「ち、ちがぅ…」

望「厭らしいなぁ。
これ紫耀が見たら何て言うやろなぁ?」

紫耀の名前を出した途端、廉の身体がまた震えた。

それに何となくイラッとする。

望「そういえば紫耀は前に話した時、ピュアな子が好きやって言うてたな。
お前が俺とこんな事してて、しかも痴漢されても、
痛くされても感じる変態やって知ったら、嫌われてまうかも知れんなぁ」

廉「!!」

72風奈:2015/04/15(水) 16:05:02
NRさん、今回のもすごくすごく読んだ後にドキドキが、止まらないです。
私も、ノートに書いて友達と、読みあいっこしているのですが、私はじぐいわで書いているので、関西Jr.はすごく新鮮な感じがして堪らなくなります。
私も、NRさんのように小説が、書きたいです。
次も、楽しみにしてます。

73ユーリー:2015/04/15(水) 16:08:09
の、んちゃんがぁぁぁぁぁ!!!
失礼しました。
次回も楽しみにしてます。

74NR:2015/04/16(木) 05:24:10

Side 廉

紫耀に嫌われる?

それだけは絶対イヤや!

廉「…の、のんちゃん…お願いやから、紫耀には言わんとって…」

望「ホンマに好きなんやな、紫耀の事。…どーしよかなー」

そう言いながら、のんちゃんは何故かスマホを取り出す。

そして、誰かに電話をかけてるみたいやった。

プルルル…。

?『もしもーし』

望「あ、紫耀?今平気?」

廉「!?」

何で今この状況で紫耀に電話!?

紫耀『大丈夫やけど、何ー?』

望「ほら、」

のんちゃんがハンズフリーにして僕のそばにスマホを置く。

紫耀『のんちゃん?どしたん?』

スピーカーから、大好きな紫耀の温かい声がきこえる。

それだけで、まるで紫耀に今の僕の、このあられもない姿を見られてる様な気がして、顔が熱くなった。

望「何?声だけでイきそう?(笑)」

のんちゃんが僕の耳元で囁く。

廉「っ、ちが…」

違う。と言おうとしたその時、のんちゃんが急に、ズボンの上から僕の股間を、ギュッと握った。

廉「ひゃぁ、っ!」

おもわず変な声が出る。

紫耀『…廉…?』

75NR:2015/04/16(木) 05:45:44

Side 望

流石と言うべきか、今のたった一言で、紫耀は廉の声やと気付いたらしい。

それが更に俺のイタズラ心に火を着けた。

俺は廉のベルトをゆるめて、ズボンのボタンを外し、素早くチャックを下ろすと、下着ごとズボンを一気に膝までずらした。

廉「っ、や!」

紫耀『ちょ、廉…やんな?さっきから何しとん?』

廉「紫耀、今すぐ電話切って!早く!」

紫耀『ほぇ?』

廉「エエからはよ切れって!」

望「何勝手な事言うてんねん。
紫耀ー?そのまま切らんとってや、俺からかけたんやし、ライン通話やし、ええやろ?」

紫耀『…』

76サラ:2015/04/16(木) 06:53:36
きゃぁぁぁぁーーー!((うるさい!
続き楽しみです!廉くんもっと喘いで〜

77NR:2015/04/16(木) 12:50:56

Side 廉

のんちゃんはそう言うと、あろう事か僕のモノを口にくわえた。

廉「んぁっ!」

のんちゃんの口内で生暖かく、湿った舌に翻弄される。

初めての感覚におもわず腰がひけた。

でもそれは、のんちゃんの手によってしっかり押さえられて、すぐ戻される。

すると、のんちゃんが僕の太ももを裏側から押さえて、膝を立たせてから、両側に開いた。

所謂M字開脚の様なポーズにさせられてる。

廉「っい、ぃや…!」

身体のかたい僕にはちょっとツラい。
そして何より恥ずかしい!

のんちゃんは再び僕の足の間に顔を埋めると、口をすぼめて上下に舐めたり、喉の奥までくわえ込んだりし出した。

廉「あっ、ぁ、はぁっ、や、ん、んっ、ぁんっ!」

腕が縛られてるから、口元を抑える事が出来へん。

唇を噛み締めて必死に堪えようとしたけど、ムリやった。

むしろ、紫耀に聞かれてるとおもうと、恥ずかしいのに確かに興奮してる自分がそこにおった。

僕…やっぱ変態なんかも知らん。

どないしよう、こんなん絶対紫耀に嫌われる。

イヤや…。

かなしさ、悔しさ、恥ずかしさ、色々な感情が混じった涙が、生理的な涙と一緒に瞳から溢れ落ちた。

78NR:2015/04/16(木) 13:18:56

Side 紫耀

のんちゃんから急に電話がかかってきて、ちょうどヒマやった俺は直ぐにに出た。

すると何や後ろの方から時々、微かに廉みたいな声が聞こえる。

のんちゃんと廉、一緒に遊んでるんか?

紫耀『…廉…?』

問いかけると、今度はハッキリ廉の声で、今すぐ電話を切れと言う。

一体、何がどうしてん???

ようわからんと困ってたら、今度はのんちゃんから切るなと言われた。

しゃあないからとりあえずスマホをスピーカーにしてベッドの上に置いて、俺はちょっと部屋を片付け始めた。

昨日も疲れて帰って来て、そのままソファーにバタンしてもうたからなー。

ノンキにそんな事を考えながらマイペースに掃除しとったら、電話からあり得へん声が聞こえた。

廉「んぁっ!い、ぃや…!」

この部屋には似つかわしくない喘ぎ声が、スピーカーにしてたおかげで部屋中にこだまする。

紫耀「えっ、ええぇ!?」

俺はビックリして、ウッカリ手にしてた服やらを落として、部屋でひとり、すっとんきょうな声をあげた。

…今のって、廉の声…やんな?

おもわずキョロキョロする。

今、家におばあちゃんおらんくてホンマに良かった〜!

まだ夕方やぞ?

そういう問題ちゃうか。

っていうか、え?

のんちゃんと廉って、そうやったん?

いつから?

俺、全然知らんかってんけど…。

ちょっと…いや、だいぶショックやわ。

79NR:2015/04/16(木) 13:25:35

>>風奈さん

いつもありがとうございます。
ノートに書いて友達と読みあいっこって凄いですね。
これがキッカケで関ジュに興味持って貰えたら嬉しいです。


>>ユーリーさん

いつもありがとうございます!
サラさんもユーリーさんかな?

80サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/16(木) 16:24:41
そうです。すみません、いい忘れてました。
他の掲示板でナリをやられたので。

81NR:2015/04/16(木) 22:58:22

Side 紫耀

前々から二人とも仲ええなーとはおもっとったけど、まさかいつの間にやら俺の知らんうちにこんな関係になっとったとは。

何で言うてくれへんかってん、水くさい。

ん?
ほんなら、この電話は一体何の用でかけてきたんや?

切れとか切るなとか言うてたし、痴話喧嘩でもしてるんか?

それともリア充自慢?

単なる悪ふざけ?

はたまたそういうプレイ…?

全く、普段どんだけアブノーマルなエッチしてんねん。

何にせよ、俺をまき込まんといてや。

それにしても、あの純粋そうな廉が、まさか男と付き合う事になるとはなぁ…。

あかんあかん、今ちょっと想像してもうたわ。

82NR:2015/04/17(金) 00:10:21

Side 廉

廉「しょおっ…」

僕はのんちゃんにイかされながら、気付いたら紫耀の名前を呼んでた。

紫耀『…』

紫耀は、僕の声が聞こえてる筈やのに、何も言うてくれへん。

何で?

やっぱ僕の事、嫌いになったん…?

廉「…っ、しょお!聞こえてんねやろ…?
返事してや…!」

紫耀『…』

廉「…しょおに会いたい…僕、しょおの事が好きや!」

…はっ!?しまった。

勢いに任せて告ってもうた!!

のんちゃんも居るのに、何言うてんねん、僕のアホ!!

望「…やって、紫耀。お前の返事は?」

紫耀『…俺は…』

83NR:2015/04/17(金) 00:28:42

Side 望

廉「あっ、ぁ、はぁっ、や、ん、んっ、ぁんっ!」

最初はほんの出来心やったけど、俺に犯されて乱れる廉を見てるうちに、段々本気で欲しくなってきてしまった。

でも、ふと見ると廉は泣いてるし、無意識に紫耀の名前を繰り返してる。

それに今やって、認めたないけど、紫耀の声や、紫耀に聞かれてるというこの状況に更に興奮して廉がイッた事は、一目瞭然やった。

紫耀は紫耀で、廉がエロい声で喘ぐ度、電話の向こうで僅かに息を飲むのがわかった。

ハッキリ言っておもんない。

何や、紫耀も満更でも無いんか?

もっと廉を揺さぶって啼かしたろか。

すると突然、

廉「…しょおに会いたい…僕、しょおの事が好きや!」

廉が紫耀に告った。

84NR:2015/04/17(金) 00:52:46

Side 紫耀

さっきから廉が俺の名前を呼びながら喘いでる。

何や…何とも言えん、めっちゃ変な気分になる。

何でのんちゃんに抱かれながら俺の名前を呼ぶねん?

言いたい事は沢山あったけど、何て言ったら良いかわからんし、とにかく俺はさっきから黙って電話越しの廉の声と、のんちゃんに掻き回されて響く厭らしい水音を聞いてた。

まるでテレフォンセックスしてるみたいで、やがて、俺も健全な年頃の男子やから…その、段々アソコが勃ち始めた。

二人には言われへんけど(特に廉には知られたない)、俺は廉の声をオカズに、自分で自分のモノに手をのばして、ソッと扱き出した。

テレビ電話やなくてホンマに良かった…。

時々声が漏れそうになるけど、電話を遠ざけて必死に噛み殺す。

すると、廉が急に、

廉「…っ、しょお!聞こえてんねやろ…?
返事してや…!」

紫耀『…』

廉「…しょおに会いたい…僕、しょおの事が好きや!」

ワケわからん事を口走った。

俺は固まった。

もう少しでイけそうやったのに、一体どうしてくれるん。

俺の頭の中では、今流行りの某芸人さんばりに、「え、え、何て?」って言葉がグルグル回っとった。

廉が、俺の事を好き?

どういう意味で?

何で今それを言う?

85NR:2015/04/17(金) 01:13:01

Side 廉

紫耀『…俺は…』

この先、何を言われるんかこわい。

出来れば耳を塞いでしまいたい、

けどやっぱちゃんと聞きたい。

紫耀『…俺は…ひとのモノには手ださへん主義やねん』

…え、?

廉「っ、ぼ、僕は誰のモノでもあらへん!」

紫耀『…のんちゃんと付き合うてるやん』

廉「付き合うてへん!僕が好きなんは紫耀だけや!」

電話越しとは言えやっぱ照れるけど、一度言うてまえば二度も三度も同じや。

そんな事より紫耀に誤解されたないって、必死な気持ちの方が強かった。

紫耀『…ホンマに?』

廉「ホンマやって!」

紫耀『…じゃあ、何で今一緒に居るん?』

廉「…っそれは、」

望「罰ゲームや」

紫耀『…罰ゲーム…?』

望「せやで、な?廉」

廉「…のんちゃん…」

86NR:2015/04/17(金) 01:48:06

Side 望

きっと廉に悪気は無かってんけど、俺の目の前で紫耀に告りやがった。

紫耀は、廉と俺が付き合うてると勘違いしてるせいで、二の足を踏んでるみたいやった。

俺としてはそのまま勘違いしてくれとった方が好都合やねんけど、廉の必死な姿を見とったら、俺の中に残っとった小さな良心が痛んだ。

せやから…先輩として今だけは一歩ひいたるわ。

お前らホンマにお似合いやし、二人には幸せになって欲しいからな。

望「さっき俺とたこ焼き早食い競争して、廉が負けてん。
それで罰ゲームや。
流石にちょっとやり過ぎやったな、ごめん。
…俺に遠慮せんと、ちゃんと答えたり、紫耀」

紫耀『…廉。ホンマに、俺でええの?』

廉「もう…っ、さっきから言うてるやん、
紫耀やないとあかんねんって!何べんも言わすなや、あほっ…(泣)」

紫耀『ごめんって!泣くなや』

廉「な、泣いてへんし…ぐすっ、」

紫耀『ほな、改めて…廉、俺と、付き合って下さい』

廉「よ、よろこんで…(泣)」

望「…はぁ。おめでとうさん。
やっとくっついてんな、お前ら。
悪いけどその続きはまた今度にしてや。一旦切るで」

87NR:2015/04/17(金) 01:55:22

Side 廉

何やようわからんうちにのんちゃんのおかげで紫耀と付き合う事になって、嬉しい筈やねんけど、まだ信じられへん。

これ全部夢ちゃうよな?

のんちゃんが電話を切って、再びシーンとした部屋に二人きりになると、何やちょっと気まずい。

廉「…のんちゃん…

…ありがとう…」

望「…廉、お願いがあんねん」

廉「…なに…?」

望「…今後、もう絶対手ださへんって誓うから、さいごに一回だけ、俺に抱かれてくれへん?」

廉「…え、っ…」

88NR:2015/04/17(金) 02:14:07

Side 望

自分でもかなり残酷な事を言うてるとおもう。

せっかくたった今、ずっと好きやった相手と気持ちが通じ合ったばかりやというのに、俺と寝ろやなんて。

でも、これは賭けで、俺のさいごのワガママや。

もしオッケーしてくれたら、ホンマにスッパリ諦めたる。

けど、もし断ったら、その時は無理矢理にでも奪ったる。

結果どっちに転んでも、廉は俺に抱かれる運命やねん。

望「…廉?」

廉「…わかった…」

望「ほんまに?」

廉「…その代わり、この事絶対紫耀には言わんって約束して下さい。
あと、」

望「まだあるん?」

廉「…今からのんちゃんとする事は…あくまで練習、やから」

望「…リョーカイ(苦笑)」

…そうきたか。

でも、わかってる?廉。

これ、結局紫耀に電話する前の状態に戻っただけやで。

忘れてるかも知らんけど、お前まだ腕縛られたままやからな?

89NR:2015/04/17(金) 02:26:55

Side 廉

…めっちゃ悩んだ。

ホンマは初めての相手は紫耀が良いに決まっとる。

紫耀以外の人に抱かれるなんてイヤや。

でも、紫耀とは絶対幸せになりたい。

だからこそ。

アホかも知らんけど、俺はのんちゃんの「今後、もう絶対手ださへんって誓う」って言葉を信じる事に決めた。

大丈夫、これは練習やし、一回には数えへん。

俺の初めての相手は紫耀や。

とにかく、はやく紫耀に会いたい。

その為には、この試練を乗り越えなあかん様な気がした。

90サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 05:37:41
キュン死しそう!!続き待ってます!

91NR:2015/04/17(金) 08:13:46

>>サラさん

ありがとうございます!
もう少しで終わる予定です!

92サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 16:31:11
了解です!しょうりくんの、廉くんがオッケーするか、楽しみです!
(んん?日本語おかしいですね。)
今更ですが、NRさんは、おいくつですか?私は12歳です。ちなみに中1です。

93サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 16:55:34
↑の、抵抗あったらスルーしてくださいね♪

94風奈:2015/04/17(金) 19:21:21
今、読みました。
NRさんは、やっぱり最高ですね。紫耀君と廉君が付き合うことになって、嬉しいです。

>>79のことですが、私が書いている小説が全然書き進まなくて、困っているところです。助けて下さい!

今さらですが、自己紹介します。
名前は、風奈です。中2です。
好きなグループは、セクゾ、Jr.の岩橋君、神宮寺君と安井君と北斗君です。
ちなみに、NRさんは何才ですか?

95NR:2015/04/17(金) 20:06:31

>>サラさん&風奈さんへ

いつも感想ありがとうございます。
私は23歳の社会人です。
お二人とも若くてびっくりしました。

私自身小説を書くのが今回初めてだったので大したアドバイスは出来ませんが…。
私は廉君受けの小説が読みたかったけどなかなか無いので自分で書き始めちゃいました。
なので先ずは自分が読みたいものを書くのが一番だとおもいます。

実際には絶対あり得ないだろうけど、でも、こうだったら良いのになーっていう妄想とか、願望とか。
(私が変態なのがバレバレですね(苦笑))

あとは、実際のエピソードとか、口癖、普段の服装や持ち物なんかをさり気なく小説に入れると、リアリティーがあって伝わりやすいかも?

スイスイ書ける時もあれば、書けない時は本当に全然書けないとおもうので、お互い無理せず頑張りましょう!
因みに私は大体夜中が書きやすいんですけど、おかげで今日も仕事中めっちゃ眠かったです(汗)

では、またマイペースに更新していきたいとおもいます。

書きためてるわけではなく考えながら打ってるので遅くてすみません…。

96NR:2015/04/17(金) 20:54:05

Side 廉

のんちゃんが僕に近付くと、ギシッとベッドが軋んだ。

そしてそのままゆっくりと後ろに倒されると、今日二度めのキスをされた。

不思議とイヤやなかった。

さっきみたいに無理矢理なキスやなくて、凄く優しいキスやったから、のんちゃんの事を全然こわいとおもわへんかった。

最初は軽く、段々と舌を絡めて深くなるキス。

廉「んっ…はぁ、」

ちゅぷ、くちゅ。

なれないキスに、まだうまく息ができない。

苦しくなって唇を離すと、二人の間を銀糸が繋いだ。

廉「のんちゃん…これ、取って、」

身体を傾けて縛られてる腕を見せる。

望「…逃げたり、せーへん?」

廉「絶対逃げへん。約束する」

今更逃げるわけないやん。
もう決めたんやから。

97NR:2015/04/17(金) 21:20:21

Side 廉

のんちゃんは僕の腕を縛ってたシャツを外すと、ごめん、と言った。

望「痛かったやろ…」

廉「うん、ちょっと…」

見ると、縛られてた腕は布が擦れて赤くなってた。

のんちゃんは労る様に、赤くなってる腕にキスする。

廉「くすぐったい…」

僕はその腕をのんちゃんの首に回して、今度は自ら唇を重ねた。

のんちゃんは凄く驚いた顔してる。

そらそうやろ。

自分でも何でそんな事したんかわからんけど、その時はそうしたかったんやからしゃあない。

っていうより何故かそうせなあかん様な気がしてん。

だってのんちゃんが凄くさみしそうな表情しとったから…。

望「廉…」

98サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/17(金) 21:24:11
とっ、年上...
あ、え、えーと、時間的にそうかなー?と思ってました。でも、ハッキリしないの嫌いなので、聞きました。



人生の先輩に失礼な口叩いてしまいました。ごめんなさい。



お仕事頑張ってくださいね♪私は中1です!

99NR:2015/04/18(土) 08:34:20

Side 廉

僕達は愛し合ってる者同士やない。

せやからこれからする行為は、決して恋人同士のそれとは、ちゃう。

けど、何やとても神聖な儀式の様におもえた。

だってこれは誰にも言えへん、二人だけの秘密やから。

のんちゃんが、僕の膝下までおろしてあったズボンと下着を足から抜いた。

これで、かろうじて腕に引っかかってる制服のワイシャツと靴下以外は、ほぼ全裸になった。

廉「…僕ばっか脱がされて恥ずかしいやん、はよのんちゃんも脱いでや」

すると、のんちゃんがベルトを外してズボンを脱ぎ、パンツ一枚になった。

やっぱスタイル良いし、かっこええなぁ。

改めて向かい合うと、何や急にめっちゃ恥ずかしくなってきた。

さっきまで、これ以上にもっとエッチな事いっぱいしとったのに。

100サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/18(土) 10:38:44
キャーーー!これからどういう行為が始まるの?楽しみー!((変態っ!

続き待ってます

101NR:2015/04/18(土) 19:10:13

Side 廉

望「廉…」

のんちゃんが半勃ちの僕のモノに触れる。

廉「んっ、ぁ、」

さっきイッたばっかのソコは、まだちょっと濡れてた。

ぐちゅぐちゅと卑猥な音がする。

先走りを指に絡めながら、ゆっくり上下にしごかれると、僕のモノは再び頭をもたげ始めた。

と同時にまた乳首を指と舌で刺激される。

廉「…あ、ぁ、んっ、や、ィク…ッ、や…あぁっ!」

びゅくっ、びゅるっ。

僕は呆気なくイッた。

そしてのんちゃんは手に付いてる、僕が今だしたばっかの白濁した液を、僕の後ろに塗り込んだ。

びくっ、

廉「…ちょっ…と、何、これ、何か変な感じ…」

望「大丈夫やから心配すんな。初めてなんやしちゃんと解さんとな」

そう言うと、のんちゃんは塗ってた指を後ろの穴に入れてくる。

廉「…や!?いたぃ…っ!」

望「ごめん、平気か?」

のんちゃんはそう優しく言いながらも、もう一本、もう一本と指を増やしてく。

望「廉、わかる?今、廉の中に俺の指、もう三本も入ってんで」

廉「…っはぁ、はぁ」

…苦しい、今すぐ全部抜いて欲しい。

せ、セックスってこんなツラいもんなん!?

のんちゃんは指を出したり入れたり、バラバラに動かしたりする。

最初はただ単に気持ち悪いだけやったけど、その内に段々と慣れてきて、気持ち良い様な不思議な感覚になってきた。

すると突然一気に指が引き抜かれた。

廉「あぁんっ!」

望「廉…挿れんで」

のんちゃんが小さくそう呟くと、今まで入ってた指とは比べ物にならん様な質量のモノが僕の身体を圧迫した。

望「きっつ…!」

それはまるで僕の身体の中で脈打つみたいに、奥深くまで入ってきた。

僕は何が何だかようわからんくて、頭がクラクラする。

望「廉…動いて、ええ?」

廉「…っだめ、あかん。動かさんとって…」

望「何で?そんなツラいんか?」

廉「…の、のんちゃんのが大き過ぎて…息が出来ひん…」

望「…!」

102NR:2015/04/18(土) 19:53:00

Side 望

ったく、コイツは…!

無意識に何て事いうねん、更にデカなってまうやろ!

廉「…ちょ、の、のんちゃん!?
お願いやからこれ以上もう大きくせんといて…!」

望「ムリや、もうお前黙っとれ」

そう言うと廉の唇を塞いだ。

そして、ゆっくり腰を動かす。

廉「ンッ、ん〜!んぅ、」

廉の目に涙が滲む。

腰を回して、ある一点のシコリを掠めた時、廉の身体が跳ねた。

見付けた。ここや、廉のイイトコロ。

唇を離すと、廉からは、ひっきりなしに甘い声が漏れた。

廉「ひゃあっ、ぁ、あっ、や!ひ、ぁっ、」

望「廉、好きや、っ」

…何言うてんねん俺、

廉「ゃっ、やぁ、のんちゃ…っ!」

廉は俺の背中に爪をたてて堪えてるみたいで、痛いけど、でも跡に残るからちょっと嬉しい。

廉には悪いけど、俺も廉に抱いた証を刻みたくて、首筋と鎖骨へ吸い付いた。

廉「…のんちゃん…っ、もぉ、あかん…っ!」

望「イきそう?」

廉「…んっ、イッちゃうっ、」

俺ももう限界や、

望「…ほな、一緒に、イこ、っ」

腰を動かすスピードを速める。

廉「や、やぁっ!んっ、あっ、あぁぁぁっ!」

望「く…っ、」

俺は廉の中に、廉は自分の腹に欲を飛ばして、それぞれ果てた。

103NR:2015/04/18(土) 20:08:05

Side 望

廉「…はぁ、はぁ、」

虚ろな目で肩を上下させ、息を整える廉。

望「…廉、ごめんな?でも、ありがとう…。

これで俺…お前の事諦められるわ」

廉「…のんちゃん…」

望「…廉、好きやで、」

廉「…」

望「…廉?」

見ると廉は幼い顔で眠ってた。

俺はそっと近付いて、乱れた前髪を掻き分けると、
眠る廉の唇に、さいごのキスをした。

104NR:2015/04/18(土) 20:26:29

Side 廉

廉「…ん…」

どれくらい眠ってたんやろ。

目覚めると部屋は真っ暗やった。

廉「…のんちゃん?」

キョロキョロ部屋の中を見回してみても誰も居らんみたい。

廉「…いっ、たぁ!」

起き上がろうとすると、腰に鈍い痛みが走った。

そうや、俺のんちゃんと…。

この痛みさえ無ければ、まるで夢やったんちゃうかってくらい、
身体も綺麗やったし、ちゃんと制服も着せられとった。

ふと見ると机の上にメモが置いてある事に気付く。

《廉へ

今日は戻らんから、好きな時に帰りや。

鍵はポストに入れといてな。

紫耀とお幸せに。

望》

廉「…っ、のんちゃん…」

何でかわからんけど、僕はひとり、部屋で泣いた。

僕は鞄を持って、のんちゃんの部屋を出る。

きっと、もう二度と来る事は無い。

廉「…さよなら、のんちゃん…」

扉を閉めて鍵をかけるとポストに入れた。

105NR:2015/04/18(土) 20:52:11

Side 廉

外も真っ暗やった。

廉「…寒っ、」

のんちゃんの家を出ると、無性に紫耀に会いたくなった。

もう遅い時間やけど、今から急げばまだギリギリ最終の新幹線には間に合いそうや。

僕は東京に向かう事にした。

紫耀にラインする。

廉〔急やけど、今から行ってもええ?〕

直ぐに既読になった。

紫耀〔今から?もう乗ってるん?〕

廉〔ううん、これからやからそっち着くのはだいぶ遅くなる。ごめん〕

紫耀〔気い付けてな。迎えに行くから何時着かわかったら教えて〕

廉〔了解。ありがとう〕

紫耀に会える、しかも迎えに来てくれる!

僕は嬉しさと、一刻も早く紫耀に会いたいのとで自然と足早になった。

最寄り駅から新大阪に向かい、券売機で急いで一番近い時間の東京行き新幹線の指定席を取ってホームへ走る。

僕はドキドキしながら新幹線に乗って目を閉じた。

席に座ったら安心したのか色々な疲れが一気にやってきて瞼が重くなった。

もうすぐ紫耀に会える…。

次に目覚める時はもう東京や…。

そうおもいながら、意識を手放した。



Fin.

106NR:2015/04/18(土) 20:54:48

意外と長くなった番外編ですが、一気にラストまで書き終えました。

さいごまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

次回からは、また新たな気持ちで、勝利×廉の第二章に入りたいとおもいます。

107サラ◇◇sexy zone◇◇:2015/04/18(土) 21:08:10
おめでとうございます!
第二章も、楽しみにしてます!

108NR:2015/04/20(月) 01:18:11

勝利×廉

〜第二章〜
〈可哀想で可愛い人〉


廉「…勝利君…い、1日だけ…1日だけでイイから、待って貰えませんか…?

明日の夜公演終わったら…ちゃんと返事しますから、」

勝利「…しょうがないなぁ、特別に待ってあげる。

じゃあ、明日の夜公演終わったら俺またこの部屋くるわ」

廉「え、」

勝利「何か問題?」

廉「…いや、大丈夫です。わかりました」

勝利「そろそろ寝よっか」

廉「…はい、おやすみなさい…」

109サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/20(月) 07:03:05
続き超楽しみです!頑張ってください♪

110NR:2015/04/20(月) 15:54:25

Side 廉

僕は今すぐ答えなんて出されへんかったから、とりあえず明日の夜まで先延ばしして貰った。

でもどないしよう、明日の夜までにちゃんと考えて答え出さな…!


おかげで隣のベッドから勝利君の寝息が聞こえてきても、僕はなかなか寝付けんかった。

明日、紫耀に相談しようか…。

そうや、そうしよう。

勝利君にバラされる前に、自分で言うてまえばええんや。

紫耀を好きな事も、変な動画撮られて脅されてる事も。

それで紫耀に嫌われるんは正直イヤやし、皆に紫耀を好きやってバラされるんもイヤやけど、
いつかは言わなあかん事やってんから。

ここで勇気出さな。

ちょうど限界感じてた頃やし…もう当たって砕けろや。

勝利君のセフレになるなんてありえへん。

111サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/20(月) 16:07:20
私的には、勝利君のセフレになってほしい!!!!!



続き頑張ってください。
あ、私も書かなきゃ!

112NR:2015/04/21(火) 00:44:45

Side 廉

翌日、目が覚めるともう隣のベッドはもぬけの殻で、どこさがしても勝利君は居らんくて、部屋には僕ひとりやった。



昨日は全然寝付けんかったから、あの後、申し訳ないとおもいながらも、証拠の画像を消したくて勝利君の洋服や荷物を探ってみたけど、結局スマホを見付ける事は出来んかった。

くっそ、一体どこに隠して寝てん。

途方に暮れてると段々と空が白み始めたから、仕方なく諦めて寝る事にした。

ちゃんと寝な、本番中に集中力きれてミスってまうかも知れんからな。

それだけは絶対したらあかん事や。

幸い明日は夜公演だけやから朝寝坊できる。

さっきまで全然眠くないとおもっとったけど、色々な事ありすぎてドッと疲れたんかベッドに入ったら一気に眠気に襲われた。



そういえば昨日はお風呂も入らんと眠ってしまったんやった。

昨日の夜の事を思い出そうとすると、どうしてもあの悪夢の様な勝利君との出来事ばかりが嫌でも脳裏を過る。

僕はその記憶を振り払うかの様に、バスルームに入るとコックを捻って強めにシャワーを浴びた。

すべて消してしまいたい。

勝利君の手の感触も全部。

まだちょっと早いけど、着替えて朝食をとったらもう劇場に向かおう。

今すぐにでも紫耀に会いたい。

そして自分の考えが変わらん内に、とにかく僕の気持ちをぶちまけてしまいたかった。



多分この時、ラインでもして「着いたら後で大事な話があるから、ちゃんと聞いて欲しい」って紫耀に言うとくべきやったんや。

そうしたら二人きりになって、ちゃんと話す事も出来たかも知れへんのに。

僕は数時間後、自分の詰めの甘さを呪う結果となる。

113NR:2015/04/21(火) 01:24:47

Side 廉

劇場に着くと早速自分らの楽屋に行く。

部屋に近付いたら既に電気が点いてるのが見えて、中から誰かの話し声が聞こえた。

紫耀…もう来てるんか?

僕は扉を開けようとして、耳を疑った。

?「ところで平野はさ〜、廉の事どうおもってんの?」

紫耀「へ?どうって、めっちゃ仲イイですよ。
あいつホンマにええ奴やし!」

紫耀と…勝利君!?

勝利「それは知ってるよ(笑)
そうじゃなくて、二人ともお年頃じゃん?
例えば恋愛対象として見た事は無いの?」

廉「!」

紫耀「えー!廉をですか?

無いですねー、それは」


…………終わった……。


勝利「そうなんだー。

じゃあもし今、廉に告られたらどうする?
実はずっと前から平野の事が好きだったから僕と付き合って欲しい、って言われたら」

廉「…」

紫耀「うーん…実際その時になってみなわからんけど…多分、断るんちゃうかなー。

だってやっぱ廉の事は兄弟とか友達とか仲間とかライバルとかそんな風にしかおもえへんし」

勝利「そっかぁ、まぁ、そうだよね。

それは廉だから?
それとも男がダメなの?」

紫耀「やっぱ廉が男やからかなあ、俺、女のコ大好きやし(笑)

男とチューとか無理、考えられへん(笑)」

僕はそこまで聞いて、足元から血の気が引いてく様な感覚になり、それ以上そこに立ってられんくなった。

フラフラしながら非常階段に行き、座り込む。

頭の中は真っ白、目の前は闇に居るみたいに真っ暗やった。

114NR:2015/04/21(火) 01:35:07

Side 廉

まさか告白する前に失恋するなんて、おもってもみんかった。

でも、これで良かったんかも知らん。

自分の気持ちを告げる事は出来ひんかったけど、紫耀の気持ちを知る事は出来たし、
直接言われたわけちゃうからまだ傷は浅い。

勝利君は約束をまもって紫耀に聞いてくれたんや、感謝せな。

はぁ…。

今日、ちゃんと笑えるかな。

仕事やし、お客さんはお金払ってわざわざ観に来てくれてんねんから、僕らもそれ相応のものを見せなあかんのに。

少なくとも紫耀と普通に話せる自信は無い。

部屋、戻るのイヤやな。

ギリギリに戻ったらきっと皆きてるから、二人きりやなかったからとりあえず何とかなるかな。

115NR:2015/04/21(火) 01:52:46

Side 廉

僕はギリに部屋に戻って、挨拶もそこそこに荷物を置くと鏡の前に座ってヘアセットに集中した。

いつもの癖でつい鏡越しに紫耀の姿を目で追ってしまうけど、今日はただただツラいだけやった。


その日の舞台は散々やった。

フラフラして壁にぶつかってしまったり、セリフを噛みまくったり、小さなミスを連発してしまった。

終わってから紫耀が声をかけてくれた。

紫耀「どしたん、具合でも悪いん?」

廉「…紫耀…ごめん、平気や。心配せんでも明日はちゃんとするから」

紫耀「ならええけど…何かあるんならちゃんと言いや?」

廉「…わかった。ありがとう…ちょっと疲れてるだけやから大丈夫。
ほな、また明日」

今は紫耀の優しさが逆に切ない。

116NR:2015/04/21(火) 02:12:09

Side 勝利

朝起きると、隣のベッドにちゃんと廉が寝てて、廉の部屋なんだから当たり前なんだけど、昨日あんな事もあったしちょっとホッとした。

廉の寝顔にそっとキスしてから、後ろ髪ひかれながら、早めにホテルを出た。

平野と話したい事があったから。

『平野、ちょっと今日、早めに来れる? 勝利』


劇場に着くと、丁度平野も来たところだった。

紫耀「おはようございま〜す、勝利君、どうしたんすか?」

勝利「まぁまぁ、とりあえず朝御飯でも食べようよ」

地下のコンビニに寄ってから、一旦自分の部屋に入り電気を点ける。

そして荷物を置いてからコンビニ袋だけ持ってすぐ平野達の部屋に向かった。

朝御飯を食べながら、暫くは他愛ない話をする。

すると微かに足音が近付いてきて、でも部屋の前で止まったまま入ってくる様子の無い影が一つ。

俺は直感で廉だとおもった。

117NR:2015/04/21(火) 02:41:00

Side 勝利

俺は本題に入った。

廉には可哀想だけど、平野はほぼ俺の理想通りの答えをくれた。

さいごの「廉が女のコやったら付き合ってたかも知れないんですけどねー」を除けば。

よくよく考えれば、こんないつ誰がくるかわからない部屋で、こんな軽い調子で急に俺が聞いて、もし平野が廉の事を実際は好きだったとしたって、簡単に言うわけないんだ。

俺にはわかる。

平野は天然な様に見えて、実は色々と考えてるとおもう。

だから今は警戒して、本音を話してないんじゃないか。

でも途中で廉とおもわれる影は耐えられなくなったのか、部屋の前から去った様だった。

紫耀「でも何で急にそんな事聞くんですか?
わざわざ早くに呼んで話したかった事ってこれっすよね?

…昨日、廉と何かありました?」

ほら、やっぱ勘が良い。

勝利「実はね、俺、今好きな人が居てさ」

紫耀「廉ですか?」

勝利「そう。話が早いね(笑)
だから平野は強力なライバルだとおもってたんだよね、でも良かったー!全く廉に興味ないみたいで。
これからは俺の事応援してよ、あと廉の事いっぱい教えて!」

紫耀「廉には言ったんですか?好きやって」

勝利「言ったよ」

紫耀「廉は何て?」

勝利「今日返事くれるって」

紫耀「そうなんや…」

勝利「どうしたの?」

紫耀「いや、別に…」

よし…これで宣戦布告、完了。

118NR:2015/04/21(火) 03:01:46

Side 紫耀

何やろ、この気持ち。

廉の事はホンマに、そういう意味で意識した事は今まで特に無かってんけど、何で勝利君にこんな事言われなあかんのやろ、ほんで何で俺はまるで先越されたみたいな、ちょっと悔しい気持ちになってん。

自分で自分がわからん。

廉の事は好きやけど、それは友情やんな…?


その日の廉は何やおかしかった。

ギリに来てよう挨拶もせんと準備したかとおもえば、舞台中はミスってばっかやった。

昨日、勝利君に告白された事が影響してんねやろか。

気になって舞台終わりに声をかけるけど、廉は素っ気なかった。

俺はおもわず帰りかけた廉を呼び止めてた。

紫耀「廉!」

廉「…何?」

紫耀「あ、えっと、その…今、好きな人とか居らんの?」

廉「!…急に何なん?」

紫耀「いや、えっと…あの…ごめん、何もないわ」

廉「…」

紫耀「も、もし居るんやったら相談とか乗るから」

廉「…もう遅いわ」

紫耀「え、?」

廉「じゃあな」

119NR:2015/04/21(火) 03:17:49

Side 廉

紫耀のやつ、何で急にあんな事言うん?

もう遅いねん。

僕は今日、ついさっきお前にフラれたばっかなんやぞ。


勝利「お帰りー、遅かったね」

ホテルに着くと部屋の前に勝利君が立って待ってた。

廉「ごめんなさい、今開けます」

勝利「夜ご飯は?」

廉「まだです、ルームサービスでも頼みますか?」

勝利「そうだね」


ルームサービスを食べながら、特に会話をするでもなく部屋がシーンとしてる。

僕は耐えられなくなって、テレビでもつけようかとリモコンを手にした。

勝利「廉、」

振り向くと、勝利君は真剣な顔で僕を見詰めてる。

今、返事をしろという事か。

120NR:2015/04/21(火) 03:25:46

Side 廉

僕は意を決して告げた。

廉「…勝利君、僕…、

セフレに、なります」

勝利「廉…。…良いの、本当に?」

僕はゆっくり頷いた。

勝利「…今日から宜しくね、」

勝利君は綺麗な顔でニッコリ笑った。

121NR:2015/04/21(火) 04:05:43

Side 勝利

これですべて僕の思い通りになった。

まさかこんなにうまくいくなんて。

この日を境に、俺は舞台中ほぼ毎日、廉の泊まってるホテルの部屋に入り浸った。


俺は廉の返事がわかってて、意地悪をする。

勝利「そう言えば俺、協力するって言ったよね。
ちゃんと平野に廉の事どうおもってるか聞いたんだけど、」

廉「もう良いです、」

勝利「何で?知りたくないの?平野の気持ち」

廉「立ち聞きするつもりは無かってんけど…聞こえちゃったんで…」

勝利「そっか、ゴメンね」

廉「だから…もう良いです、聞いてくれてありがとうございました」

122サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/21(火) 06:39:16
ずっと、わーわー言いながら見てました。ハラハラドキドキきゅんきゅん、どうしたら、そんなにハラドキキュンが表現出来るんですか?私には出来ないので、すごく尊敬します。

123NR:2015/04/21(火) 22:22:27
>>122 サラさん
ありがとうございます!
そんなに誉められると照れちゃいます(笑)

124サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/22(水) 05:33:06
いえいえ、私の書いてるの、自分で書いときながら、話の主旨が見えて来ないんですよ。

125NR:2015/04/22(水) 15:04:33

Side 廉

ハッキリ言って、この時期の僕はヤケになっとった。

ただでさえ紫耀にフラれて、もうどうでもええわっておもってたところに、体調も崩しとったから、精神的にも体力的にも、余裕無かってん。


元々風邪気味ではあった。
ノドも痛いし、咳もよう出るなーとはおもっとった。
けど、大して気にせんとコンサートのリハを続けた。

コンサート中も咳が止まらんかったりしてツラい時もあったけど、ガマン出来ひん程では無かった。

そして関西でのクリスマスコンサートが無事終わってホッと一息つく間もなく、皆との遅れを取り戻す様に年始に開幕する舞台のリハが始まり、
合間にテレビ収録や雑誌撮影をこなしながら、並行して大晦日に生放送される歌番組のリハも行う。

そうこうしてる内に、あっという間に本番日。

それ以外にもレギュラー番組のロケでは、雪の中、スキー対決いう企画があった。

北海道に住んどったしスキーは得意やけど、流石にこれはちょっとキツかった。

僕は師走の文字通り、年末を駆け抜けた。

目が回る忙しさに追われて、気が付けば年は明けており、正月早々、僕の具合は最悪やった。

今日は皆で袴を着けて餅つきせなあかん日やけど、正直そんな気分ちゃうわ…。

普段からお節とかもあんま食べへんしな、僕…。

126風奈:2015/04/22(水) 15:10:43
NRさん、アドバイスありがとうございます。これから、活用していきます。
今回も、すごくドキドキしました。

127サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/22(水) 15:21:00
れっ、廉くん大変ッスね。私、帰宅部なんで、皆ほどの大変さを知らない.........だから、廉くんの大変さも分かんない.........

128NR:2015/04/23(木) 01:25:02

Side 廉

勝利「廉、大丈夫?顔色悪いけど…」

廉「わからん…」

勝利君は僕の異変にすぐ気付いてくれた、でも紫耀は岩橋達とたのしそうにハシャイでて、全然気付いとらんみたいやった。

…ホンマに僕の事なんて何ともおもってへんねんな…。

って、こんな時にも紫耀の事考えてまうなんてかなり重症やわ。


頭はズキズキするし、耳鳴りはするし、眼の奥は痛むし、気持ち悪いし、寒気はするし…とにかく最悪な状態やったけど、何とか無事、囲み取材を終えた。

すぐさま勝利君が寄って来てくれて、また「具合どう?」って聞いてくれる。

こんなに気にしてくれるやなんて…正直、嬉しかった。

今だいぶ弱ってるから、あんま優しくされたら泣きそうや(苦笑)

最初はセフレなんて絶対あり得へんっておもってたのに、最近では随分勝利君に依存してる自分に気付いて驚く。


勝利「今日は早く帰って休もう?」

廉「うん…ごめんなさい」

勝利「謝んなくていいって。ほら歩ける?」

廉「ありがとうございます…」


ホテルに着いても勝利君はめっちゃ優しくて「当たり前だけど今日はしなくていいから」って言ってくれた。

僕セフレやのに…何もせんとただ一緒に居るだけやなんて…そんなん単なる役立たずやん…。

廉「ほんならもう帰ってもええですよ?うつりますし…
僕今日何もでけへんし…」

勝利「…廉は帰って欲しいの?
もしそうなら帰るけど、そうじゃないなら居ても良いかな、」

廉「…勝利君が居たいんやったら…」

勝利「俺は廉と一緒に居たいよ」

勝利君は僕に近付いて、軽く唇を合わせるだけのキスをした。

廉「勝利君、カゼ…!」

勝利「…廉のカゼなら、別にうつっても構わない」

廉「何言って、」

勝利「本気だよ。俺にうつして早く治してよ。
じゃなきゃ、」

エッチ出来ないじゃん、って勝利君は僕の耳元で囁いた。

129NR:2015/04/23(木) 01:40:09

Side 廉

勝利君は、ホンマに何もせず、ただ黙ってそばに居て、一緒に寝てくれただけやった。

何なん?これじゃまるで恋人同士みたいやん。

こんなんされたら、僕…。


数日後、体調も戻りかけてた僕に、勝利君が満面の笑みで言った。

勝利「そう言えば廉、もうすぐ誕生日じゃない?
当日、二人っきりで過ごしたいから夜あけといてね」

そんな念押さんでも、元々予定なんて特に無かったから、勝利君がおらなひとりで過ごすつもりやったし。

毎年、紫耀と過ごしてたけど…ってあかん、また紫耀の事思い出して感傷的になってもうた。

もう忘れるって決めてんから!

嫌でも仕事で会うからなかなか難しいけど…。

130サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/23(木) 06:11:53
おおっ!?ついに!?

131 風奈:2015/04/23(木) 19:04:24
も、もしかして!

132NR:2015/04/23(木) 22:58:52

明日からいよいよクリエA公演始まりますね。

ここからちょっとJr.内のイジメとか東西問題に触れる事になるかも知れないので、苦手な人はご遠慮下さい。

>>124 サラさん
本当にいつもコメントありがとうございます!
サラさんの小説もちょっとだけ読みました。
段落や会話ごとに改行するともっと読みやすいかな?

>>126 風奈さん
いつもコメントありがとうございます。
アドバイスになったかどうかわかりませんが…。
これからもドキドキして貰える様な小説が書ける様に私も頑張ります!

133サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/24(金) 05:32:06
NRさん
アドバイスありがとうございます♪
改行ですね。初めはそうしてたんですが、変な処で切れてたりしたので。できる部分はしてみようと思います!

134サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/24(金) 21:31:56
改行して書いてみました。結構いい仕上がりです。ありがとうございます♪

135NR:2015/04/28(火) 00:48:11

Side 廉

誕生日当日、すっかり体調も良くなった僕は、舞台上でも五関君達に拍手で祝って貰ったりして、上機嫌やった。

おかげで今回の公演の中でベストパフォーマンスを見せれたとおもう。

しかも昼公演が終わった後、勝利君達と一緒に六本木のテレビ局に移動して、ずっと夢やった音楽番組の生放送に出演できる事になり、ホンマに幸せで一生忘れられへん記念日になった。

何よりの誕生日プレゼントや!

控え室に戻ったら大吾からメールが届いてた。

『誕生日&○ステ出演おめでとう!TVみてたで。
めっちゃええ顔しとったやん(笑)お疲れさん!』

神宮寺「なにニヤニヤしてんのー?」

廉「えっ?ニヤニヤなんてしてへんて!」

岩橋「彼女からのメール?」

廉「彼女とか居らんし〜」

勝利「…」

136NR:2015/04/28(火) 04:04:18

Side 勝利

…面白くない。

大人げないけど俺はそのメールの相手に嫉妬した。

だって廉があんな柔らかい表情で笑う事、滅多にないじゃん。
そういう時って今まで大抵平野関連だったじゃん。

でも今は俺のものでしょ?
平野には失恋したんだし。
…やっと手に入ったのに。

勝利「廉、いくよ!準備できた?」

だから心なしか冷たい言い方しちゃった。
ごめん、廉。

廉「…勝利君?何か怒ってはります…?」

勝利「別に怒ってないよ」

…俺、多分、今夜は優しく出来ないかも。



?「何か勝利君と永瀬って、最近凄い仲良いよね。あの二人あやしくない?」

?「デキてんじゃないの?そういう噂きいた事あるよ」

?「マジかwwポンコツセンター同士お似合いじゃんww」

?「スペオキって良いよなー、出来レースで優勝させて貰えるしさーww」

?「えー俺だったらヤだわー!逆に恥ずかしくね?」

紫耀「…」

137NR:2015/04/28(火) 04:38:39

>>134 サラさん

少しはお役に立てたみたいで嬉しいです。



クリエA公演も前半が終了したのでまた少しずつ更新していきたいとおもいます。
これからちょっと忙しくなるので不定期かつ遅くなるとおもいますがマイペースに頑張るので宜しくお願い致します。

138サラ◇dhjdeqsyhkv:2015/04/28(火) 06:17:11
ああああああ!!!!←まだ朝だぞ!
ヤバイです!続き待ってます。

139風奈:2015/04/28(火) 19:37:28
キタ、キタ、キター!
ヤバイ(;・∀・)です。不定期でもいいので、待ってます。
私も、書きたいです!

140NR:2015/04/29(水) 02:31:03

Side 紫耀

J「てかさ、あの二人もし本当にデキてるんだとしたら、もう永瀬も童貞卒業したのかなーww」

I「永瀬っていくつだっけ?」

K「確か今日で16とかじゃなかった?」

Ma「そっか今日が誕生日か!じゃあ今日は確実にヤるねww」

N「どっちがどっち?」

Mi「永瀬が下じゃないの?」

A「誕生日なのに自分が貰われちゃうんだww」

T「あ、俺おめでとうって言ってねー」


あかん、話に入れへん。
っていうか入りたくないし、イライラする。

何なん?みんな勝手な事ばっか言って。

…でも一番イライラするんは、何も言えずに、何も出来ずに、ただ聞いてる事しかでけへん自分自身にや。


今からおもえばこん時の俺は弱かった。
廉より先に上京した俺は、東京のJr.達に馴染み過ぎてて、ハブられるのがこわかったんかも知れへん。

まもってやれんくてごめんな、廉…。

それに自分勝手やけど、俺と違って人見知りやからなかなか東京に仲良い友達できんくてゲームばっかしててずっと「ぼっち」やった廉が、最近ずっと勝利君と一緒に居るのも何か気に入らんかった。

あの時、勝利君は返事待ちって言うてたけど、結局廉は何てこたえたんやろ?

もしかしてみんなが言う様にホンマに二人は付き合うてんのかな?

何か最近ずっとこんな調子でモヤモヤしてるから聞いて確かめたい気もするけど…でもやっぱまだ勇気が無い。

だってそれでもしホンマに付き合うてるって言われたら今後普通に接せれるかわからんもん…特に廉に対しては自信無いわ。

ただでさえ今やって色々と想像してまうのに。

おかげで最近ちょっとギクシャクしてる。

今日も舞台中に何度か見つめ合ったけどお互い無言やったし。

ホンマに何なんやろ、この感じ。

自分で自分の気持ちがようわからんわ。

もしかして俺、廉の事…?

いや、まさか。

ただ単に常に近くに居って弟みたいな存在やったのに急に自分のそばから巣立ってくのがさみしいだけや、断じて恋心とかそんなんちゃう。

だって俺、男に興味ない…筈やし。

俺は女のコが好きなんや、ましてや相手は廉なんて絶対に有り得へん。

141NR:2015/04/29(水) 02:41:45

一応、東京のJr.達はイメージ悪くならない様にイニシャルにしてみました。
今後、もうちょっと酷いシーンもあるかも知れないので…。

サラさん、風奈さん、いつもコメント本当にありがとうございます!

次からはお待ちかね勝利×廉のホテルHシーンの予定です。

142ユーリー:2015/04/29(水) 06:08:42
ワクワクして待ってます。更新頑張ってください。私自身、小説止まってますし、更新いつでも待ってます。←上からすみません

143NR:2015/05/01(金) 00:02:46

Side 廉

廉「なぁ、勝利君…」

勝利「廉、」

廉「…なに?」

勝利「今日から、二人っきりの時は君付けするの禁止ね」

廉「あ、ハイ…」

勝利「あと敬語も禁止、使ったらお仕置きするから」

廉「…わかった」

やっぱ今日の勝利君はおかしい。

何なん?

何で急にこんな事言い出すん?

勝利「あ、ちょっとスーパー寄りたい」

廉「うん」

スーパーに入るとすぐカゴを手に取る勝利君。

黙って後をついてくと、勝利君は自分で絞り出すタイプの生クリームと苺のパックをカゴに入れた。

廉「え?」

勝利「え?なに?」

廉「いや…」

てっきり出来上がってるケーキでも買うんかとおもったから。

まさかこれからつくるん?
ゴメンやけどちょっと面倒やな。

勝利君がつくってくれるんかな?
それも何か意外やけど、まぁ嬉しいかも。
手作りとか貴重やし愛がこもってる感じするもんね。

勝利「どうしたの廉、変な顔してるよ?
心配しなくても大丈夫だって」

廉「別に心配はしてへんけど…」

何が大丈夫なんかようわからんけどまぁええわ。
全部勝利君に任せとこ。

144ユーリー:2015/05/01(金) 06:13:46
プレイ用??????ケーキ用??????続き待ってます♪

145NR:2015/05/01(金) 14:18:03
>>144 ユーリーさん
察しが良いですね!(笑)
本当は一気に書くつもりだったんですけど時間なくてごめんなさい、今日は多分また後で来れるとおもいます。
気長に待ってて下さると助かります…

146ユーリー:2015/05/01(金) 15:11:30
分かりました。
最近待つことに慣れてきましたので(笑)言ったらいけないことすぐ言っちゃうタイプでして...(笑)
大目に見ていただけると有難いです。
(字、あってますかね??)

147ユーリー:2015/05/01(金) 22:25:38
怖勝利良いぃぃぃ!!

148風奈:2015/05/02(土) 14:48:16
お久しぶりです。覚えていますか?風奈です。
このあとが、ドキドキ。

149NR:2015/05/04(月) 08:28:42

Side 勝利

大丈夫、心配しなくてもちゃんとデコレーションしてあげるから。


廉「ただいまー」

ホテルの部屋に帰ってきただけだから誰も居る筈ないのにキチンと挨拶しながら中に入る廉。

こういう律儀なところが、やっぱ好きだし廉の魅力だなと改めておもう。

廉は普段から本当に礼儀正しい。
舞台やコンサートなんかでもいつも深々と頭を下げてるし。

きっと親御さんの育て方が良いんだろうな。

こんなに真っ直ぐで純粋な子ってなかなか居ないよ。

だから騙されやすくて凄く心配。


勝利「廉、服脱いで」

廉「え!?」

150ユーリー:2015/05/04(月) 08:33:33
あああああ!!!!
ついに........廉くんに......

151NR:2015/05/04(月) 08:54:54

Side 廉

まぁ、僕らの関係はセフレなわけやし、誕生日やから当然そうなるとはおもってたけど、今帰って来たばっかやのにもう早速脱げって(汗)

廉「…」

とりあえず上着だけ脱いでみた。

勝利「全部脱いで、全裸になって」

廉「…ケーキ食べへんの?」

勝利「食べるよ」

…何かいつもよりちょっと威圧感あるから、大人しく言う事きいとこう。

仕方無しにTシャツも脱ぐと、めっちゃ勝利君の視線を感じた。

廉「ちょっと…あんま見んとって」

勝利「何で?」

廉「恥ずかしいやん」

勝利「今更でしょ、」

相変わらずジッと見つめてくるから、諦めてベルトをゆるめてズボンを脱いだ。

152ユーリー:2015/05/04(月) 09:09:25
キャーー が止まりません。

153NR:2015/05/04(月) 09:10:45

Side 勝利

自分で脱がした方が早いってわかってるけど、敢えて廉に脱いで欲しかった。

案の定、戸惑いながら恥じらいながら、それでも従順な廉が可愛くてしょうがない。

パンイチになったところで手が止まった。

勝利「どうしたの?早く」

廉「何で僕だけ?勝利君は脱がへんの?」

勝利「廉が脱いだら俺も脱ぐよ」

廉「…」

廉は意を決したかの様に黒のボクサーパンツを脱いでから、ベッドに座ってモジモジと手で前を隠しながらうつむいた。

廉「ぜ、全部脱いだで。はよ勝利君も脱いでや」

俺は廉の言葉を無視して近付くと、タオルで廉に目隠しをした。

廉「えッ、何!?」

そしてそのまま両肩を後ろに押してベッドに寝かせた。

154NR:2015/05/04(月) 09:30:23

Side 廉

勝利君に目隠しされた。

勝利「ちょっとそのまま大人しく待っててね」

勝利君はおそらくさっき買ってきたスーパーの袋をガサガサしてるみたいやった。

ふとんかけずに横になってるだけやから大事な部分丸見えでめっちゃ恥ずかしいねんけど…。

別に手を縛られてるわけちゃうから、取ろうとおもえば目隠しも取れるし、ふとんの中にだって入れるけど、勝手な事したら機嫌悪くなりそうやったから、せめてもの抵抗で横向きに寝た。

暫くすると勝利君が戻ってきた。

勝利「お待たせー」

そしてまた肩を押して仰向けに寝かせる。

勝利「じゃあいくよ、動かないでね」

顔は見えてへんけど勝利君の声が楽しそうやったから多分笑顔なんやとおもう。

何するん?って聞こうとしたら胸の辺りに冷たい感触がした。

廉「ッ!?つめた…っ、」

155NR:2015/05/04(月) 09:44:36

Side 勝利

何で廉を見てるといじめたくなっちゃうんだろう。


俺はさっきスーパーで買ってきた生クリームを開封して、廉の乳首に絞り出した。

そこに苺をトッピングしてから、廉のモノにも生クリームを塗りたくる。

目隠しをしてるおかげで次にくる刺激が予測できないせいか、いつも以上に廉の身体はビクビク反応する。

勝利「口あけて」

さいごに廉の口に苺を放り込んで、とりあえず一旦廉のデコレーションケーキの完成。

勝利「出来た!」

カシャッ。

俺は記念に写メを撮った。

廉「ちょっ、何してるん!?今、写真撮ったやろ」

勝利「廉、美味しそう…」

156NR:2015/05/04(月) 09:54:24


とりあえず一旦ここまでで…また来ます。




ユーリーさん、

いつもコメント本当にありがとうございます!


風奈さん、

勿論覚えてますよ!

157ユーリー:2015/05/04(月) 11:44:52
デコレーションされた廉くん.......絶対可愛い!!

158 風奈:2015/05/07(木) 17:08:56
ユーリーさんと同じです超絶可愛いと思う。
私達、気が合いますね。 >>ユーリーさん、私とも仲良くして下さい!

159NR:2015/05/08(金) 02:58:40

Side 廉

勝利「いただきます」

そう言ったかとおもうと、急に乳首を噛まれた。

廉「いッ、た!」

勝利「ごめん、痛かった?でも、お仕置きだからガマンして」

廉「…おしおき?」

勝利「もう、気付いてないの?
さっきした約束すっかり忘れてるでしょ。
君付けしちゃダメって言ったじゃん」

廉「あ…」

忘れてた、そう言えばさっきからずっと君付けしてたわ。

廉「だからって別に噛まんでもええのに…」

勝利「…前からずっと噛んでみたかったんだ。
廉、平野に噛まれてもそんな怒んないし、狡いなーって」

廉「狡いって(苦笑)」

勝利「何で嫌がんないの?やっぱMなの?」

廉「嫌がってますよ!
でもアイツの噛み癖はもうずっとやから今更言っても治らんし、しゃあないって諦めてるだけや。
てか、やっぱMなのって何なんすか」

勝利「れーんー、敬語も禁止って言ったよね?
はい、お仕置き」

そう言って今度は首筋を噛まれた。

160NR:2015/05/08(金) 03:32:48

Side 勝利

廉「あ…っ!」


そう、ずっと平野が羨ましかった。

ずっと平野みたいに、廉に噛み付きたいっておもってた。

こんな風に。

それが今、やっと叶ってる…。

やっぱ痛がる廉の姿は最高に綺麗で可愛いな。

おかしいなぁ、俺、こんなにSだったかなぁ?


平野の真似して、耳も、腕も甘噛みしてみる。

まるで上から塗り替えるかの様に。

俺、ただ単に平野に嫉妬してるだけだ。

その度にビクつく廉の身体。


デコレーションしてある方の乳首を、苺ごと頬張る。

廉「やっ、」

少し歯が当たったみたいで廉が小さく喘いだ。

次に乳首と一緒に生クリームを舐める。

廉「んっ…」

今、軽く噛まれたばかりの乳首を舐められて、廉は感じてるらしい。

勝利「気持ち良い?」

廉「うん…何かチリチリする…」

俺がいじめ過ぎたせいで、廉の乳首は真っ赤に熟れた果実さながらプックリと腫れてた。

161ユーリー◇cxgerigoihh:2015/05/08(金) 06:46:14
風奈さん
喜んで!私も、仲良くしたいな〜
と、思ってました!

162NR:2015/05/08(金) 10:18:18

Side 勝利

次に、生クリームまみれの廉のモノを口に含む。

廉「あっ、んんっ、」

目が見えない分、いつも以上に敏感になってるのか、いつもより更に感度が良い気がする。

舌を使って丁寧に裏筋を舐めあげると、廉の腰が浮いて、逃げる様に後退った。

廉「しょお…りっ、」

逃がすまいと廉の両足の太股を押さえ付けてから、唇をすぼめて更に上下にスライドさせると、廉の腰がいやらしく揺れ始めた。

廉「やっ、いやゃ、もぉ、あかん…っ、」

先端をチュッチュッと時々吸い上げながら、手も使ってしごくスピードを上げる。

廉「あぁぁあっ!」

切なく眉を寄せて廉はイッた。

163NR:2015/05/08(金) 10:42:29

Side 廉

勝利「廉の、甘い…」

勝利は僕の出したものを口で受け止めたらしい。

廉「ハァ、ハァ…嘘や…」

あんなもん絶対苦くて不味いに決まってるのに全部飲むなんて…ホンマにアホや。

後で腹痛くなっても知らんで。

勝利「本当だって」

不意に勝利にキスされた。

廉「ふぁっ…ンッ…」

勝利は鼻で息をしろっていつも言うけど、未だに慣れなくてうまく息継ぎが出来ない。

クチュ、クチュ。

廉「ッハァ、しょおり、くるし…っ」

勝利「相変わらずキス下手だね、でもそこが可愛い」

勝利の唇が離れると、名残惜しそうに二人を銀の糸が繋いだ。

廉「…やっぱ苦いやん」

勝利「そう?」

164ユーリー◇cxgerigoihh:2015/05/08(金) 13:23:52
ヤバース!もうずっと、ハラハラと言うか、ドキドキして見てました。
続き楽しみに待ってます。



風奈さん
ため口でもいいですか?あと、ちゃん付けに変えませんか?

165 風奈:2015/05/08(金) 18:51:33
NRさん、ドS勝利君すごくいいです。次回も楽しみです!

>>ユーリーさんへ
ありがとうございます! 呼びすてちゃん付けいいんですか?私は、すごく嬉しいです!これから、よろしくねユーリー!

166風奈:2015/05/08(金) 18:55:02
165のレスに訂正
×呼びすて ○ため口
です。すいません

167ユーリー◇ggdetnmiol:2015/05/09(土) 11:42:11
風奈ちゃん

私も、凄く嬉しいです!

168ユーリー◇ggdetnmiol:2015/05/09(土) 11:54:36
NRさん

NRさんに、アドバイスしていただいた、『改行』をして書いたところ、凄く読みやすくなりました!ずっと改行して書いています。本当にありがとうございます。

169風奈:2015/05/09(土) 18:31:25
ユーリーちゃんに質問!おこがましいと思いますが何歳ですか?
ちなみに、 私は、中2の13歳です。東北地方出身で、部活は吹部です。

170ユーリー◇ggdetnmiol:2015/05/09(土) 20:24:17
風奈ちゃん
12歳の中1です。四国生まれの四国育ち、四国在住だよ♪(ため口って、よかったよね?)
部活は、どれも興味がなかったから、帰宅部です。私の親友も、吹部なんだ!

171ユーリー◇ggdetnmiol:2015/05/09(土) 20:26:52
ちなみに、ここの板で、二本スレ建てて、小説書いてる!一本目のスレ、いい加減更新しなきゃ……………………

172風奈:2015/05/09(土) 21:08:56
ユーリーちゃん、年下なんだ!びっくりです。年上だと思ってたよー。帰宅部があっていいな〜。うらやましいな〜。ちなみに、ユーリーちゃんは、どのグループ&Jr.が好きなの?
私は、セクゾの前3人と岩橋君神宮寺君と安井君が大好きです!
NRさんも聞きたいです!

173ユーリー◇ggdetnmiol:2015/05/09(土) 21:30:00
風奈ちゃん

グループはセクゾで、Jr,は岩橋玄樹くん、神宮寺勇太くん、七五三掛龍也くん、安井謙太郎くん、中村嶺亜くん、阿部顕嵐くん ですかね。神担とかに分けると、凄く長いです。なので、ごちゃ混ぜで、代表者です♪

174NR:2015/05/09(土) 22:40:26

★ユーリーさん★

私も初心者なんで大したアドバイスは出来ませんでしたが、ちょっとでもお役に立てた様で嬉しいです♪

★風奈さん★
私はJr.では永瀬廉、阿部顕嵐、田中樹、玉元風海人、岸孝良、SnowManが好きです♪

175風奈:2015/05/10(日) 00:12:06
似ているところありますね、私達。私が、書いたのもほんの一部です。

>> NRさんへ
私と、友達になって下さい。(私年下ですが)
お願いします!
次回作も、楽しみです!

176ユーリー◇ggdetnmiol:2015/05/10(日) 09:05:54
風奈ちゃん

私、神宮寺勇太の彼女は、岩橋玄樹って、固めてるんだけど、風奈ちゃんはどう?(あくまで妄想です。)


NRさん

今後も、何かアドバイスあれば、教えていただけると有難いです!

177風奈:2015/05/10(日) 09:48:23
岩橋君が神宮寺君の彼女はいいと思よ。私が書いているのも、岩橋君が神宮寺君の彼女だもん。
ユーリーちゃんは、どこかで書いてるの?

178ユーリー◇ggdetnmiol:2015/05/10(日) 10:28:20
やっぱ、じぐいわ がいいよね!

ここの板の  セクゾBLと会話 って言うところと sexyzone&ジャニーズjr,  雑談  って言うスレだよ!

179NR:2015/05/11(月) 10:20:46

Side 廉

勝利は自分の指に生クリームを出すと、それを僕の後ろに入れてきた。

廉「あっ、んっ!」

この感覚は正直いつも気持ち悪い。

でも指を出し入れされる度に中が解れてるってわかる。

勝利「もう、三本も入ったよ。わかる?廉」

わかるわけない。

勝利「痛い?大丈夫?」

廉「へいきっ…だけど、何か、変…」

勝利「すぐ気持ち良くなるから」

勝利はそう言うと一気に指を引き抜いた。

廉「あ…っ!」

その感覚に身震いする。

勝利「射れるよ」

息つく間もなく勝利が入ってくる。

勝利「スゲー締めつけてくる…廉、俺以外とはヤってないって証拠だね」

廉「…あ、当たり前やろ…」

180NR:2015/05/11(月) 10:38:43

Side 廉

その瞬間、勝利の質量が増した。

廉「ちょっと、なに…」

勝利「動くよ」

勝利は基本的に優しいから、いつも次どうするかちゃんと伝えてくれる。

勝利の腰がゆっくりグラインドし始めると、時々僕のイイトコロを掠める。

廉「あぁっ!」

でも勝利はニヤニヤしながら、決定的な快感は与えてくれず、ゆるゆると腰を上下に揺らすだけ。

もどかしい。

廉「しょおりっ、意地悪せんと…はやくっ」

勝利「なに?」

わかってる癖に!

何で今日はこんなにドSなん?

廉「…だからっ」

勝利「だから?ちゃんと言わないとわかんないよ?」

ムカつくっ!

こうなったらもう、どうにでもなれや!

恥ずかしいより、早く解放されたい気持ちの方が強い。

廉「…もっとおく、突いてっ!」

勝利「!」

また勝利のモノが僕の中でデカくなる。

すると勝利が急にスピードをあげてピストンし出した。

181NR:2015/05/11(月) 12:31:14

★風奈さん★
ありがとうございます。
因みに今後じぐいわもちょっと出す予定です。

★ユーリーさん★
私なんかでよければ是非!

182さらさ  只今お嬢中:2015/05/11(月) 17:27:49
生クリームプレイ………サイコーですね!!

183さらさ  只今お嬢中:2015/05/11(月) 17:38:23
あ、ユーリーです

184風奈:2015/05/11(月) 20:22:26
じ、じぐいわですか!
なんとも、たまらない二人を書くなんて!
そうきたか!楽しみにしてます。

185NR:2015/05/11(月) 22:26:09

Side 勝利

もうすぐでイきそう…ってとこで俺は廉のモノをギュッと握った。

廉「やぁっ!」

先っぽからは我慢できずに先走りがポタポタ溢れだす。

廉「しょおり、て、はなしてっ…」

切羽詰まった顔で廉が懇願する。

でも俺はもっと廉を困らせたくて更に意地悪する。

勝利「ちゃんとお願いしてくんないと、俺バカだからわかんないなー」

廉「いやや、くるしい、しょおり…」

可哀想だけど…心を鬼にして無視。

廉「しょおりの、アホっ!」

勝利「…」

廉「…なぁ、しょおり…もぉ、お願いやから…はよ、イかせてやぁ!」

廉の泣き顔に完敗。

勝利「しょうがないなぁ…」

とか言いつつ俺ももう限界だから。

186NR:2015/05/12(火) 00:05:30

Side 勝利

廉のモノを握ったままラストスパートをかけ、俺のモノが廉の中で弾けると同時に、廉のモノから手を離すと、廉は自分の腹に欲を吐き出した。

廉「…はぁ、はぁ、」

汗でオデコに張り付いた、廉のちょっと長い前髪を掻き分けてやる。

ふと時計を見ると、もうすぐ日付が変わるところだった。

勝利「廉、誕生日おめでとう」

廉「ありがとう…」

寝てる廉が俺を見上げると自然と上目遣いになる。

上気した頬と、はにかんだ笑顔に胸がキュッと締め付けられた俺は、廉を抱き寄せて優しくキスをした。

187NR:2015/05/12(火) 00:30:07

Side 廉

廉「身体中べたべたで気持ち悪い、お風呂入りたい…」

ベッドに手をついて立ち上がろうとしたら、下半身に力が入らなくて膝からガクンと崩れ落ちた。

廉「いッ、たぁ…!」

勝利「大丈夫?
ほら無理しないで、連れてってあげるから」

大して体型が変わらない癖にヒョイッと持ち上げられて、所謂お姫様抱っこされた。

全裸のままで、しかもこんな生クリームと体液だらけで…恥ずかしすぎるやろ!

廉「ちょっ、いいって!おろして!」

勝利「なに恥ずかしがってんの?誰も見てないのに」

廉「ひとりで歩けるから!」

勝利「何であんだけ食っててこんな軽いんだろう?」

全然きいてへん…。

そのままバスタブの中におろされて、何故か勝利も入ってきた。

廉「おい、何してんねん」

勝利「良いじゃん、一緒に入ろうよ」

勝利はシャワーを出して、お湯の温度を確かめると、ゆっくり僕の下半身にかけてきた。

丁度いい温かさで気持ちいい…。

188ちぃ様♪:2015/05/12(火) 00:52:29
廉くん可愛いデスッ!

189さらさ  只今お嬢中:2015/05/12(火) 06:40:54
ヤバイ………ヤバすぎる!!!

190NR:2015/05/12(火) 06:56:54

Side 廉

勝利が僕の背後にまわって、抱き抱える様にしながらシャワーで順番に洗い流してくれる。

勝利「また中に出しちゃってごめん…掻き出さないと」

廉「…自分でやるから…」

勝利「ううん、俺がやる」

生産性の無い僕らの行為には、必ず後で代償が待つ。

ただ快感を求めるだけの、意味の無い行為。

残念な事に、男である僕の身体は、勝利が出したものを異物と判断するから、ちゃんと後処理しないと後で酷い腹痛になる。

勝利は僕を四つん這いにさせて、中に指を入れてきた。

廉「んッ、」

自分でも出来るのに、責任を感じてるのか勝利は大体こうやっていつもちゃんと後処理をしてくれる。

この時間はいつも、何となくお互い気まずい。

中からドロリとさっき勝利が出したものが流れてく。

あーあ、勿体無い、今日も精子の無駄遣いや。

勝利「廉が女のコだったら毎回こんな思いさせなくて済むのになぁ」

廉「…僕が女やったら今頃赤ちゃん出来てもうてるやん」

勝利「俺、廉の子供だったら欲しいよ!
だって絶対可愛いじゃん、ツンデレで!」

廉「僕ら顔似てるから、どっちに似てもこんな感じの顔の子なんやろな」

これもよくする会話の一つなんだけど、今日は誕生日だからか普段より甘く感じた。

最近の僕らはまるで本当の恋人みたい、単なるセフレやのに…。

でも何でやろ、勝利の事は大好きやけど、僕が女やったらって言われる度に忘れたはずの紫耀の顔がチラつく。

191NR:2015/05/12(火) 07:45:01

Side 廉

勝利「なに考えてるの?
俺と一緒に居る時はほかの人の事考えちゃダメ」

そんな僕の気持ちはどうやら勝利にお見通しみたいやった。

廉「…何かどんどんラブホリさんに似てくるなぁ」

勝利「何か言った?」

廉「別に…」

勝利「やっぱ一緒に居ると段々似てきちゃうのかなー?」

廉「聞こえてるやん!」

勝利はボディーソープのポンプを押して泡を出すと、

勝利「もう一回、シよ?」

と言って、四つん這いのままの僕を、後ろから撫でながら泡だらけにした。

結局いつもこうなる。

廉「ぁ、んっ!」

乳首もヌルヌルして普通に触られるより気持ち良い。

敏感な身体はまた少しずつ熱を持ち、僕のモノもゆっくり頭をもたげ始めた。

192NR:2015/05/12(火) 08:18:35

Side 勝利


俺にはわかる、廉がまだ平野の事好きなんだって。


大人げないけどまた嫉妬した俺は、廉の柔らかい蕾に自分の欲望を突き刺して激しく揺さぶった。

ギリギリまで引き抜いては奥を突く、を繰り返すと、廉からひっきりなしに甘い声が漏れる。

廉「あっ、しょお、りっ、はげし…っ!」

抜き差ししながら、一緒に前も弄ってやると更に甲高い声が浴室に響いてこだました。

泡と精液がまじって凄く卑猥、まるでAV観てるみたいで興奮する。

廉「あっ、あぁ、やあっ、んっ、や、あん!」

イく寸前でふと我に返って、急いで中から抜くと、廉の綺麗な顔に思いっきり射精してしまった。

勝利「ご、ごめん…!」

ぶっかけられた当の本人は、呆然としてる。

やばい、すっごいエロい。


結局この後もうワンラウンドして、すっかりグッタリして意識を飛ばした廉を、使ってない方のベッドに運んで、一緒に眠りに就いた。


第二章 fin.

193NR:2015/05/12(火) 08:26:05

★ユーリーさん、風奈さん、ちぃ様★

コメントありがとうございます!

第三章にじぐいわを出す予定です。

あと番外編で大吾×廉も書きたいなーなんておもっちゃったりしちゃったりしてます(笑)

194さらさ  只今お嬢中:2015/05/12(火) 16:40:02
やっぱり、NRさん凄いです。見いっちゃいました。親の前で見てたんで、いつもみたいに、ニヤけることは出来ませんでしたが……←変態

じぐいわ………!!!

すみません。じぐいわ という言葉に目がないんです。

195風奈:2015/05/12(火) 18:06:29
NRさん、すごいです。NRさんの文才を下さい笑。
じぐいわが出るんですね楽しみです。
しつこいと思いますが、NRさん友達になって下さい。お願いします。

>>NRさんとユーリーちゃんに質問です。
ここの板で書くには、どうしたらいいですか?
まず、私の小説のあらすじを読んで書くべきか、判定して下さい。

196NR:2015/05/12(火) 19:14:32

★ユーリーさん★

親の前で読んでくれたなんて凄いですね(笑)
ありがとうございます!
あくまでも廉がメインなので、じぐいわはサイドストーリー的な感じですが楽しんでいただけたら幸いです。

★風奈さん★

ありがとうございます、私で良ければ是非。
これからも宜しくお願い致します!

質問の件ですが、この板は素人さんの集まりだし、書きたい人が書いて、読みたい人が読むという自由なスタイルだとおもうので、気にせず練習のつもりでどんどん書いてみたら良いとおもいますよ!
私もそうでしたから。

書いてるうちにどんどんうまくなるとおもうし、色んな人の小説を読むと勉強になるとおもうし。
私も煮詰まった時はほかの方の小説を読んでヒントを得たりアイディアが浮かんだりしてます。
なので楽しみながら一緒に頑張りましょーね!

長くなっちゃってごめんなさい。

197さらさ  只今お嬢中:2015/05/12(火) 19:37:00
風奈ちゃん

スレのたて方は、スレ名、コメント入れて、新規書き込み のところを押したら出来るよ!((知ってるか……

198ユーリー:2015/05/12(火) 21:00:17
NRさん
  めっちゃヤバイです。廉くん可愛すぎます。勝利くんのSさもちょうどよくて、サイコーです♪

199 風奈:2015/05/12(火) 21:01:53
質問に答えてくれてありがとうございます。NRさんと友達になれて嬉しいです。クラスで友達いないので、、、 NRさんよければ、、ちゃんやあだ名はどうですか?ユーリーちゃんもどう?

200NR:2015/05/12(火) 21:04:20

勝利×廉

〜第三章〜
〈ライバル〉

Side 廉

?「おはよっ!」

どん!

廉「わっ!」

翌日、後ろから勢いよく誰かに挨拶されて、腰痛気味の俺はちょっとよろけた。

廉「玄樹かぁ〜、びっくりしたぁー」

玄樹「エヘヘ…って、あれ?」

廉「なに?」

玄樹「ごめん、また間違えちゃった。廉か」

廉「も〜、またジンと間違えたん?」

玄樹「ごめんって、だって本当に後ろ姿ソックリなんだもん」

廉「しゃーないなぁ、そんな似てるん?」

玄樹「うん、髪の色も髪型も、身長もスタイルもソックリ。紛らわしい(笑)」

廉「おい(笑)」

そうこうしてるうちに神宮寺が来た。

玄樹「おはよっ、神宮寺」

廉「ジン、おはよう」

神宮寺「おはよ。最近廉と仲良いね」

玄樹「…神宮寺だって紫耀と仲良いじゃん…」

神宮寺「は?何が言いたいの?」

玄樹「…何でもない。いこ、廉」

廉「え?う、うん…」

何やこの空気。

201ユーリー:2015/05/12(火) 21:09:29
風奈ちゃん
    いいと思う!

202ユーリー:2015/05/12(火) 21:11:52
いわしーの 発言って、実際に言ってたヤツですよね!

203NR:2015/05/12(火) 21:24:05

Side 廉

廉「ジンと喧嘩でもしたん?」

玄樹「喧嘩っていうか…だって最近紫耀ばっかで全然俺の事構ってくんないし」

廉「うんうん」

玄樹「ついに我慢できなくなっちゃって、それ昨日言ったら何か今度は逆ギレされるし」

廉「逆ギレ?」

玄樹「俺と廉が何かあるって疑ってるの、バカみたい」

廉「何でまた…」

玄樹「人見知りの俺が珍しく短期間で仲良くなったから怪しんでるんだって。ワケわかんないよね」

廉「っていうかそれって嫉妬やんな?好かれてる証拠やん」

玄樹「そうだけど…」

廉「あの、今更なんやけど…その、二人は、そういう関係なん?」

玄樹「そういう関係って?」

廉「せやから、その…」

玄樹「あぁ、付き合ってるのかって事?
神宮寺と俺が身体の関係ある事は大体みんな知ってるよ。別に隠してないし」

廉「そ、そうなんや…」

薄々は気付いてたけど知らんかった。
やっぱそうなんや。

それにしても隠してないって凄いな。

俺は別に男が好きなわけちゃうし、たまたま好きになった相手が紫耀やっただけやから、紫耀には勿論みんなにも絶対知られたくなくて必死やってんけど…。

勝利君との事も誰にも言うてへんし。

204NR:2015/05/12(火) 21:31:02

じゃあ今日から呼びタメにしちゃいますね!

★ユーリー★
ありがとう!
そう、いわちの発言早速使わせて貰っちゃいました。

★風奈★
私の事も呼びすてとか、NRが呼びにくかったら、NRと書いてれいなと読むので、れいなとか適当に呼んでね。

205風奈:2015/05/12(火) 21:45:13
れいなちゃん、じぐいわいいですね〜。ユーちゃんの言ったように岩橋君言ってたね。次回も楽しみ!

206NR:2015/05/12(火) 22:22:51

Side 玄樹

玄樹「ねえ、廉には居ないの?そういう人」

廉「え、俺?おらんよ、そんなん…」

玄樹「えー、嘘だー!だって絶対モテそうなのに。
じゃあ好きな人は?」

廉「…おったけど、フラレてん」

玄樹「えっ、ごめん」

廉「別にええよ、もうちょいで忘れられそうやし…」

ホンマは嘘やけど。

紫耀の事、忘れようとする度に思い出すから、忘れようとしても全然忘れられへん。

嫌でも毎日顔を合わせるから、姿みる度にやっぱかっこええなぁ、好きやなぁって実感するし。

諦めようとすればする程、むしろ以前より好きになってるかも…。

玄樹「廉?」

廉「あ、ごめん」

すぐ自分の世界に入るん悪い癖やわ(苦笑)

玄樹「まだ好きなんだね、その人の事」

廉「…」

玄樹「廉をふる人なんて居るんだね…ねえ、お願いがあるんだけど」

廉「なに?」

玄樹「神宮寺の事…尾行したいの。
信じてないわけじゃないよ、信じたいからこそ。

だからお願い、廉も一緒に手伝って?」

何で俺が…とはおもったものの、玄樹の子犬みたいな可愛い上目遣いには負けた。

今、確実に俺には玄樹に耳と尻尾が見えたで。

廉「別にええけど…でも俺と玄樹を疑ってるんなら、なるべく俺と一緒に居らん方がええんちゃう?
岸君とかに頼んだら?」

玄樹「…廉が良いの、」

廉「あ、そう…」

ようわからんけど…まぁええか。

207NR:2015/05/12(火) 22:24:13


ごめんなさい、上、side 廉の間違いです。

208NR:2015/05/12(火) 22:35:59

Side 玄樹

最近、何か色々あって神宮寺とうまくいってなかった。

前はこんな風にすれ違ったりしなかったし、くだらない事で喧嘩してもすぐに仲直りできてたのに…。

今回はちょっと長引いてて、正直ツラい。

周りもそれがわかってるから気をつかってくれてるのを感じる。

自分でも原因は何となくわかってた。

紫耀が上京してきてから、神宮寺と遊ぶ事が多くなって、最初はそこに俺や岸君も居たけど、最近では明らかに二人っきりで遊ぶ事が増えた。

俺は紫耀に嫉妬してもしょうがないっておもってた、だって紫耀は廉とデキてるって勝手に思い込んでたから。

でもさっきの話だとどうやら違うみたいだし…。

となれば、やっぱ浮気調査するしかない!

紫耀と廉、お似合いなのに何で付き合わないんだろう?

二人が付き合ってくれればなぁ…。

209風奈:2015/05/12(火) 22:47:41
わ〜!岩橋君が廉君と、神宮寺君の浮気調査なんて、神宮寺君と岩橋君どうなるか、楽しみ!

210NR:2015/05/13(水) 00:33:01

Side 玄樹

でも廉の好きな人って誰なんだろう、俺の知ってる人かなぁ?

廉と楽屋に戻ろうとすると、中から話し声が聞こえてきた。

神宮寺「紫耀、明日何時にする?」

紫耀「え〜別に何時でもええけど」

どうやら二人は明日出掛けるらしい。

廉「入らへんの?」

玄樹「しっ!」

紫耀「もう面倒臭いから家に迎えに来てや〜」

神宮寺「良いよ、だから何時?」

紫耀「神宮寺が来たら起きるわ〜」

神宮寺「わかった、じゃあ起きて欲しい時間に家に行くわ(笑)」

玄樹「廉、明日ひま?ひまだよね、休演日だし」

廉「…わかった、紫耀の家に行けばええんやろ?」

玄樹「さっすが廉、頭いいから話はやい。大好き!」

廉「(俺に選択肢なかったやん)…でも何時に行ったらええかわからんなぁ、今の感じやと」

玄樹「うーん…」

あ!俺いい事おもいついちゃった。

玄樹「廉!今日、紫耀の家に泊まって!」

廉「はぁ?そんなん断られるに決まってるやん、
翌日出掛ける予定があって、しかもジンが迎えに来るってわかってんのに」

玄樹「紫耀ならちょっと抜けてるから大丈夫だよ!」

廉「(サラッと失礼やな)確かにそうかも知らんけど…玄樹が泊まったらええやん」

玄樹「俺が浮気してるって疑われて修羅場になっちゃうじゃん、調査どころじゃなくなっちゃう」

廉「はぁ…もう、わかったって。しゃあないなぁ…」

玄樹「ありがとー!」

211NR:2015/05/13(水) 00:50:06

Side 廉

俺どこまで玄樹に甘いんやろ。

何かようわからん展開になってもうた。

よくよく考えるとやっぱおかしいよな、俺ホテルあんのに紫耀の家泊まりたいとか…。

でもウキウキしてる玄樹みたら今更あかんとか言えへんし…。

もうどないしよ…。

玄樹「廉、神宮寺が来たらLINEで教えてね!」

気が重い…。



その日の帰り、俺は紫耀を呼び止めた。

いつも周りにみんなが居てくれるおかげで、仕事以外で二人っきりで会話する事とか最近少なかったから何かめっちゃ緊張する。

廉「紫耀…」

頼む、断ってくれ。

紫耀「どないしたん?」

廉「今日…泊まりに行ってもええ?」

紫耀「…」

廉「…急やし、無理やんな!
ごめん、何もない。忘れて?」

紫耀「ええよ」

え、今なんて?

廉「…え、ほんまにええの?」

紫耀「なに驚いてんねん、自分から言っといて(笑)」

廉「だって…」

紫耀「ほな、帰ろかー」

212NR:2015/05/13(水) 01:14:44

Side 廉

やばい、今更やけどめっちゃ緊張してきた。

紫耀の事を好きやって意識してから、そしてフラレてから、紫耀の家に泊まりに行くんは初めてやった。

紫耀の家に着くまでどんな会話したかすら覚えてへん。

紫耀「おばあちゃん、ただいまー」

廉「今晩は、お邪魔します」

紫耀の祖母「お帰り。あらいらっしゃい、ゆっくりしてってね」

夜ご飯をご馳走になり、お風呂に入る頃にはだいぶ緊張も解れてきた。

廉「ごちそうさまでした!」

紫耀「よう食ったなー」

廉「だっておばあちゃんの料理めっちゃ美味しかってんもん。
おかわりもしたしもうお腹いっぱいや、幸せ〜♪」

紫耀「お湯わいたで、一緒に入ろか」

廉「うん…えっ!?」

紫耀「先に入っててええよ、俺、二人分の着替え持って来るから」

そう言うと紫耀は脱衣室から出ていった。

嘘やろ…。

みんなが居る時ならともかく、二人だけで一緒に風呂とか無理や絶対。

213NR:2015/05/13(水) 01:30:06

Side 紫耀

何か最近の廉は変やった、まるで俺の事を避けてるみたいな…。

仕事上は普通やから多分みんなは気付いてへんとおもうけど、以前に比べて明らかに二人で話す時間が減った。

かとおもえば今日は今日で急に泊まりたいなんて言い出して。

実はここのところ神宮寺にもちょっと相談してた。

俺らと同じ様に岩橋っていう相方が居る神宮寺なら気持ちわかるかなーとおもって。

そしたら神宮寺に「それは恋だな」って言われた。

最初ふざけてんのかとおもったけど神宮寺の顔が案外真面目やったからそれ以上聞かれへんかった。

どういうこっちゃ?

恋って…廉が俺に?

それとも俺が廉に?

俺はお互いの気持ちを確かめる為に、廉に近付いてみる事にした。

214ユーリー:2015/05/13(水) 06:57:09
叫びながら読んでました。親の前でw
めっちゃ面白いです。続き待ってます。

215NR:2015/05/13(水) 10:40:06

Side 紫耀

俺がTシャツとハーパンと下着二人分を持って脱衣室に戻ると、廉はさっきと同じ状態でまだその場に立ち尽くしてた。

紫耀「あれ?先に入っててええって言ったやん」

廉「あ、うん…」

カゴの中に着替えを置いて、俺はTシャツを脱ぎ始めた。

相変わらず廉は動かない。

紫耀「廉?」

廉「俺、やっぱ紫耀の後に入るわ。男二人で狭いやろ」

紫耀「それやったら先に入りや、一応お客様なんやし」

俺はもう一回Tシャツを着ながら廉に言った。

廉「ありがとう」

紫耀「俺、ゲームでもして待っとくわ」

廉「ごめんな」

なーんてね。

脱衣室を出ると、安心して廉は服を脱ぎ始めたみたいやった。

浴室からシャワーの音が聞こえるから、もう一度脱衣室に戻ってTシャツを脱ぐ。

全裸になった俺は、ソッと浴室のドアを開けた。

216NR:2015/05/13(水) 11:35:38

Side 紫耀

廉はコンディショナーを流してるところやった。

よく見ると、首筋の辺りに赤い跡がある。

最初は虫刺されか何かかな?とおもったけど、それが鎖骨、乳首、腰骨付近にもあるのを確認すると、さすがの俺でもキスマークやって気付いた。

…これを見られたくなかったから一緒に入りたくなかったん?

あの純粋そうな廉の身体中にキスマークが付いてるなんて、アンバランスというか何か不思議な気がした。

まるで見えない場所からでも勝利君に『廉は俺のものだから手を出すな』って言われてるみたいで…。

何だろう、廉の事なら知らない事は何もないっておもってたのに…俺、最近の廉の事、何も知らんかってんな。

勝利君の方が、俺より廉の事わかってるなんて…複雑な気持ちや。

今、俺どういう顔してんねやろ。

水気を切って顔をあげた廉と目が合った。

廉「紫耀!?」

217NR:2015/05/13(水) 14:24:23

Side 廉

シャワーを止めようと目を開けると紫耀が全裸でドアを開けて立ってた。

紫耀「…やっぱ一緒に入ろ?」

そう言って紫耀が近付いてきたので俺は逃げる様に湯船に浸かった。

廉「ゲームして待っとくって言うてたやん、」

やばい、また緊張してきた。

あんま紫耀を見ない様に、背を向けて座る。

するとシャワーを浴びた紫耀が湯船に浸かりにきた。

俺は急いで出る準備をする…けど、紫耀に腕を捕まれた。

廉「!!」

紫耀「なに逃げてんねん」

廉「べ、別に逃げてへん…」

と言いかけたところで、紫耀に腕を引っ張られて抱き締められた。

…と思ったら首筋を噛まれた。

廉「いッ!?」

その次は鎖骨に、そして乳首に噛み付かれる。

廉「やっ、あ!」

紫耀「しーっ、おばあちゃん来ちゃう…」

そう言いながら今度は腰骨を甘噛みしてきた。

廉「んっ、」

のぼせそう…。

廉「はぁ…、しょお…あっつい…」

俺はそこで意識を失った。

218ユーリー:2015/05/13(水) 16:31:29
しょうくん……………?
マジすか………

219 風奈:2015/05/13(水) 18:25:02
廉君どうなるの?気になってしまう!

220ちぃ様♪:2015/05/13(水) 21:30:00
私、関ジュの中でしょうくんとれんくんが一番なんです!結ばれてほしいな〜♪

221NR:2015/05/14(木) 14:44:08

Side 廉

廉「ん…?」

目が覚めると、紫耀の部屋でひとりで寝てた。

オデコには、ちょっと温くなったタオルがのってる。

服は着てなくて、全裸にバスタオルだけ巻かれてた。



がちゃっ。

紫耀「あ、起きたん?」

廉「しょお…」

さっきの事を一気に思い出して物凄く恥ずかしくなる。

風呂からあがったみたいで紫耀は片手で髪を拭きながら部屋に入ってきた。

やっぱかっこいい…。

紫耀「ほい」

紫耀がガリガリ君をくれた。

廉「ありがとう…」

紫耀も一緒にガリガリ君を食べ始める。

それにしても…紫耀は何で俺にあんな事…あれ、夢ちゃうよな…。

紫耀「もう平気なん?少しは楽になった?」

廉「えっ、あ、うん。ごめん。もう大丈夫」

紫耀「何で廉が謝んねん。でも良かったー急に倒れたからホンマにビックリしたわー」

廉「…」

それはコッチのセリフや、お前が急にあんな事するから…!

紫耀「しかもあんだけ食うたのにめっちゃ細いしめっちゃ軽いし」

222NR:2015/05/14(木) 15:16:31

紫耀「なぁ、廉、俺の事嫌いになったん?」

廉「…はぁ!?なに、急に、」

紫耀「だって最近避けてるやん、」

廉「別に避けてへんし、」

紫耀「嘘や、」

廉「嘘ちゃうって!」

紫耀「ホンマに?じゃあ俺の事好き?」

廉「…っ、好きや!」

紫耀「廉?」

廉「もう、好きに決まってるやん!
嫌いになりたくてもなれへんくて辛いねんこっちは!」

紫耀「…何でそんな泣きそうな顔してんねん、」

廉「お前がしつこいしアホやからやろっ…!
もう知らん、俺帰る!」

紫耀「はっ!?今から!?何言うてんねん、さっき倒れた奴が。
素直に泊まってけよ、お前が泊まりたい言うたんやんけ」

廉「イヤや、もうええ気が変わった。今日はお前とは一緒に居れへん!」

紫耀「何でそうなんねん、帰るってひとりで道わからんやろ?」

廉「うるさい、何とかなるわ、そんなん!

大体、紫耀こそ俺の事どうおもってんねん、何ともおもってないならあんな事すんな!」

俺達はいつの間にか言い合いになってた。

223NR:2015/05/14(木) 15:42:29

Side 廉

もうイヤや、何でこうなんねん。

こんな事言うつもりなかったのに。

紫耀「俺、廉の事好きやで」

廉「…」

紫耀「何ともおもってへん奴にはあんな事せえへんもん」

廉「カイとかジーコにも、よう噛み付いてるけどな」

紫耀「腕だけやろ。腕以外に噛み付くのは廉だけやで」

廉「意味わからん」

紫耀「俺、今までようわからんかったけど、さっき風呂でわかってん」

廉「何が?」

紫耀「自分の気持ちが。
俺、多分勝利君に嫉妬した。
だから…廉の事がホンマに好きやから、俺と付き合って下さい」

えっ…、えぇ!?

廉「ちょお待って!勝利に嫉妬ってどういう事!」

紫耀「え?だって付き合ってんねやろ?
あっちこっちキスマークあるし」

廉「しょお、知ってたん?俺と勝利の事…」

紫耀「みんな薄々気付いてるとおもうけど…」

廉「嘘やん…」

ずっと知られてないと思って隠してた俺の努力は何やってん!

っていうか、

廉「キスマークって、」

紫耀「え、まさかそれも気付いてへんかったん?
それ隠す為に俺と風呂入りたくないって言ったんやろ?」

全然気付いてへんかった…。

224NR:2015/05/14(木) 16:12:44

Side 廉

紫耀「…で、廉。さっきの返事は…?」

どうしよう。

大好きな紫耀に告られてめちゃめちゃ嬉しい筈やのに、正直迷った。

だって、俺には勝利が…。

勝利とは、始まりこそあんなんやったし、今でも形としてはセフレという関係やけど、最近では確かにそれ以外の感情も生まれつつあった。

紫耀「やっぱ勝利君の事が好きなん?」

廉「わからん…。勝利の事は好きやけど…でも、紫耀の方が、もっと好きやし…」

紫耀「えっ、ホンマに?」

はっ、俺サラッと何言うてんねん!

紫耀「ところで廉、玄樹とは何もないよな?」

廉「へっ?玄樹?何でそこに玄樹が出てくるん?」

紫耀「神宮寺が心配してたから」

廉「別に俺と玄樹は何もあらへん。
それより紫耀こそ神宮寺とは何もないの?」

紫耀「はぁ?俺と神宮寺が何かあるわけないやん(笑)」

良かった…。

紫耀「なぁ、でも最初は勝利君の事が好きやから付き合ったんやろ?
いつから俺の事好きになったん?」

やっぱそれ、言わなあかんのか…。

廉「…俺は、最初からずっと変わらず、今もお前の事が一番好きや」

225NR:2015/05/14(木) 16:32:05

Side 廉

俺は最初から全部話した。

始まりは勝利に脅された事、
翌日勝利と紫耀の会話を聞いて絶望した事、
更に紫耀が東京のJr.とどんどん仲良くなって遠く感じた事、
自分が一番ツラい時にいつも勝利がそばに居て優しくしてくれたのが救いだった事、
だから勝利とは付き合ってるわけではなく単なるセフレやけど、特別な感情があるのは否定できない事など…。

とにかく全部話した。

その間、紫耀は驚いたり、時々「ごめん」とか言いながらも、俺が話し終わるまで基本的にずっと静かに聞いてくれてた。

久々に紫耀と二人だけでこんなに沢山話した。

廉「俺、明日、勝利と話してくる。
きっと今の勝利ならわかってくれるとおもうから…」

紫耀「せやね…」

遠回りしたけど、こうやって紫耀とも通じ合えたし、俺は今では勝利の事、全然恨んでへん。

むしろ感謝してる。

そりゃ最初は怖かったけど…。

226ユーリー:2015/05/14(木) 17:25:22
おおおおーーーー!!

おめでとうー!勝利kの反応が楽しみ♪

227 風奈:2015/05/14(木) 17:38:14
やった〜!廉君と紫耀君が、付き合うの、すごく嬉しい。でも、勝利君はどうなるのか、気になる

228NR:2015/05/14(木) 18:28:13

Side 廉

紫耀「廉、こっちおいで」

紫耀に呼ばれて近寄ると、

紫耀「湯冷めするで」

と言って後ろから抱き締める様にドライヤーで髪を乾かしてくれた。

紫耀「廉、犬みたい」

廉「ん…気持ち良い。このまま寝ちゃいそう」

紫耀「…寝かさへん」

廉「…え?」

紫耀はそう言うと、俺の耳を舐めてきた。

廉「ちょっと、あかんって!」

紫耀「何で?ええやん、俺ら両思いやってわかったんやし」

廉「まだ…勝利と終わってないから、そこはちゃんとしたい」

紫耀「…わかった。
真面目やなぁ、まぁそういうとこも好きなんやけど…」

何か未だに慣れない、変な感じ。

ホンマに紫耀は俺の事が好きなん?

俺のどこがええの?

ホンマに俺でええの?

ずっと好きで、でも諦めようとして、やっぱ出来なくて…。

ようやく両思いになれてめっちゃ嬉しいけど、まだ夢なんちゃうかって翌朝ジンに起こされるまで信じられへんかった。

229ユーリー:2015/05/14(木) 19:27:41
どうなるのー?

230風奈:2015/05/14(木) 20:01:01
なんか複雑な三角関係

231NR:2015/05/14(木) 21:51:00

Side 廉

翌朝。

神宮寺「…おい、おい!いい加減おきろって」

廉「んー…」

紫耀「うーん」

ゆっさ、ゆっさ、

神宮寺「おーきーろー!」

紫耀「もぉ何やねん!…あ、神宮寺。おはよ…」

廉「…ジン、おはよ…」

神宮寺「ちょっとさ、言いたくないけど何やってんの?二人とも」

紫耀「え?」

廉「あ、」

あのまま二人で寝ちゃったから、紫耀はパンイチ、俺は何と…全裸のままやった(汗)

廉「わぁっ!」

急いで布団で隠す。

神宮寺「いや、今更だし…っていうか、紫耀、これ一体どういう事?」

紫耀「あー…説明が難しい…とりあえず、俺ら付き合う事になりました」

神宮寺「ハァ!?」

廉「ちょっと!」

紫耀「ええやん別に、ホンマの事やねんから」

232NR:2015/05/14(木) 22:12:29

Side 廉

神宮寺「ったく…昨日、何があったわけ?」

紫耀「それは後で話すわ。
とにかく準備する、廉はゆっくり休んで好きな時に帰ったら良いし、別に俺が帰るまでそのまま居ってもええし」

廉「いや、そういうわけには…。
俺もやらなあかん事あるし、一緒に出るわ」

とりあえず玄樹にLINEして会う事にした。

廉『今ジン来たからこれから三人で駅に向かう、途中で二人と別れる予定やから、そしたら玄樹と合流するわ』

玄樹『わかった』



駅で二人と別れてから玄樹と合流して、軽く昨日の紫耀との事を話した。

廉「せやから…二人はめっちゃ仲良いけど、尾行なんてせんでも浮気なんてしてへんとおもうで」

玄樹「えっ、ちょっと待って!
廉と紫耀、付き合う事になったの!?
おめでとう、お似合いだよ!
でも…勝利君はどうするの?」

廉「…今から連絡して会って、話そうかなって」

玄樹「そっか…わかってくれると良いね」

廉「うん…」

233NR:2015/05/15(金) 02:54:43

★ユーリー★
いつもコメント楽しく読ませて貰ってます、本当にありがとう!

★風奈★
勝利君との話し合いはこの後書く予定です。
一体どうなる事やら…?

★ちぃ様さん★
私もしょうれん好きなんで、すれ違いのままは切なくて可哀想だし思いを通じ合わせちゃいました!

234ユーリー:2015/05/15(金) 06:26:22
勝利kの反応が…………超楽しみ……
朝からBL読んでる 中1………ってどうなんでしょうかね…………

235風奈:2015/05/15(金) 06:48:12
ユーちゃんそれ私も同じこと思っていたよ!

236ユーリー:2015/05/15(金) 16:07:40
風ちゃん(でいい?)

最近は やめたけど、ご飯食べながら見てたこともある………違和感なく。
ヤバイよね。(°∀°)//←

237 風奈:2015/05/15(金) 18:50:26
ユーちゃんそれ本当?だとしたら、すごいことよ!私がしたら、親がジャニーズ類買ってくれなくなると思う。

>>help me!
新しい小説が思いつかないよ〜〜!

238ユーリー:2015/05/15(金) 19:25:51
風ちゃん

3DSだから、下向いて見てたらバレないw

あと、私のとこは、CDは妹と割勘で、雑誌も割勘だけど、この間のは一人で買ったかな。BIG(程ではない?)カレンダー(もち、セクゾ)が、安かったから、即買いww
だって、1680円+税が、税込507円位だよ?だから即買いした。

239風奈:2015/05/15(金) 20:52:13
ユーちゃんにも、妹いたんだね私にもいるよ。私は、親もセクゾが好きだから、親が買ってくれるの。カレンダーは、セクゾとJr.のを買ったよ〜 ♪でも、そっちの方が、何十円か安い気がする(涙)
れいなちゃんは、何のカレンダー買ったの?
小説がんばれいあ♪

240ユーリー:2015/05/15(金) 20:58:36
私のうちは、親はセクゾ好きではない………


れいな……ちゃん(良いですか?

風ちゃんに対抗して、がんばれんれん!

241NR:2015/05/16(土) 05:32:54

Side 廉

玄樹「でも本当に良かったね」

廉「これでジンも俺と玄樹を疑う事もないやろうしな」

玄樹「俺も、神宮寺と話してちゃんと謝ってみる。
ずっとこのままはイヤだし…ありがとね、廉」

廉「いや、お礼言わなあかんのはこっちの方や。
玄樹が昨日提案してくれへんかったら、俺絶対紫耀とまだ両思いになれてへんかったし」

玄樹「そっか。エヘヘ」

廉「なに照れてんねん(笑)
でもお互い頑張ろな。
大丈夫、ジンと玄樹もホンマにお似合いやし、二人ならすぐ仲直り出来るって」

玄樹「ありがと、廉も頑張ってね」

廉「うん…ほな、行ってくるわ」

俺は勝利の待つホテルの部屋に向かった。



俺が着くと勝利はもう既に来てて、先に中に入ってた。

元々俺の部屋はツインをシングルユースしてたから、最近では二枚あるカードキーを勝利に一枚渡してあった。

廉「ごめんなさい、休演日にわざわざ呼び出したりして」

勝利「いや、むしろ廉から連絡くれて嬉しいから気にしないで良いよ。
今日はどっちにしろ雑誌の撮影があったんだけど、それも思いのほか早く終わったし」

廉「…あの、勝利…」

やばい、ちゃんと話さなきゃいけないってわかってるのに、いざとなるとめっちゃ緊張する。

勝利「廉さ、昨日どこに泊まったの?」

廉「っ、え?」

勝利「俺実はさ、昨日の夜公演終わってから久々に自分の家帰ろうとしてたから廉に行くって言わなかったんだけど、やっぱここに来ちゃったんだ。
今日ここから仕事場いけば良いやと思って。
ちょっとでも廉に会いたかったし。
そしたら廉居なくて、今朝も帰って来なかった。
誰かの家に遊びに行ってたんでしょ?
…どこ泊まったの?」

聞き方は優しかったけど、有無を言わさない感じやった。

これは紫耀の事を話す良いチャンスや。

廉「…昨日は、紫耀の家に泊まった…」

242NR:2015/05/16(土) 06:04:06

Side 廉

勝利「へー…何でそうなったの?」

廉「…俺が、泊まりたいって言ったから…」

ガタッ!

勝利「だから何で急にそんな事言ったのかって聞いてんだけど、」

びくっ。

いきなり勝利が近付いて来て、心臓が飛び出そうな程バクバクいってる。

音が聞こえるんちゃうかって位に距離が縮まると、

勝利「…で?

昨日、平野と寝たの?」

と言われた。

俺は驚いて目を見開いたまま、無言で首を横に振る。

勝利「…本当かなぁ?」

廉「ホンマやって!」

勝利「じゃあ脱いで。

確認するから」

廉「…」

確認するって…どうやって。

俺は一瞬迷った。

確かに昨日紫耀とは寝なかったけど、でもじゃあ後ろめたい事が何も無かったかっていうと…そうではなかったから。

と同時に、昨日あのまま流されて紫耀と寝たりしなくてホンマに良かったとおもった。

勝利「どうしたの?脱げないの?やっぱ平野と、」

廉「わかった、脱ぐから、」

こうなったらもう言う通りにするしかない。

俺は意を決して、服を脱ぎ始めた。

243NR:2015/05/16(土) 06:32:52

Side 勝利

珍しく廉から誘ってくれて嬉しかったけど、きっと良い話じゃないって予感は的中した。

明らかに廉の様子はおかしいし、昨日はよりによって平野の家に泊まったなんて言い出す。


本当は今朝も帰って来なくて気が気じゃなかった。

今の廉には頼る相手は俺しか居ない筈なのに、一体どこに泊まったんだろうって。

仕事中も廉の事を考えては上の空になってしまった。

でも廉を信じたいから、自分からの連絡は我慢したのに…。


確かに、そろそろ潮時かも知れないとは思ってた。

元々俺の我儘から始まった関係だし。


俺は最初、平野と廉の事を応援するし協力するって言った。

でも実際は特に何もしてない。

それどころかむしろ、二人の間を邪魔して、関係を壊してた。

廉を救う優しい先輩を演じながら。


いつかはこういう日が来るって覚悟してたつもりだけど、それが今日なのか。

快く解放してやりたい気持ちはやまやまだけど、いざとなるとやっぱ惜しい。

だって俺は廉の事が本当に好きだから…。


廉と平野が結ばれるなら、それはきっと最初から運命で決まってたんじゃないかとおもう。

それくらい自然で、似合ってる。

それを俺がここまでわざわざ遠回りさせたんだ。

でも結局二人は今、結ばれようとしてる。

どんなに俺が足掻いてもやっぱ神様には逆らえないんだな。


でも、さいごにもう一回だけ無駄な抵抗させて下さい。

244NR:2015/05/16(土) 06:50:46

Side 勝利

廉は黙って服を脱いでく。

俺はそれを祈る様なおもいで見つめた。


最近の廉は、少なからず俺がそう仕向けたとは言え、以前にくらべて明らかに俺に心を開いてくれてたと自負してる。

廉は人見知りだし一見クールだけど、一回心を許した相手には、甘えん坊だし子供っぽくて構ってちゃん全開で本当に可愛い。

だから俺はちょっとだけ期待してた。

もしかしたらこのまま俺のものになるかも…なんて。


少し躊躇してから、下着も脱いで全裸になった廉は、うつむいてベッドに座って、枕を抱き締めた。

勝利「廉…よく見えない」

もっとちゃんと見せて、そう言って俺はそばに近寄って枕を奪う。

すると、俺がつけたキスマークが全部、新たな歯形に変わってる事に気付いた。

それが平野だとわかった瞬間、頭に血が上った。

245NR:2015/05/16(土) 06:58:10

★風奈★
カレンダーまだ買ってないんだよねー(>_<)
私も安く入手したい!(笑)
わーい、れあたん♪

★ユーリー★
ありがとう!れんれんのおかげで頑張れる!
長かった勝利×廉も、あともうちょっとで完結する予定です♪

246ユーリー:2015/05/16(土) 09:41:24
れいなちゃん

小説ヤバイ!続き楽しみ!!!

今私、テスト期間中で、勉強めちゃくちゃしないとなんで、息抜きとしても読ませてもらっていい?『休みは五時間』って決めちゃって………大変

247風奈:2015/05/16(土) 12:09:40
れいなちゃん、ヤバすぎだよ〜〜!その才能を分けて!

私もテストが近くて勉強しなきゃなんだけど、絶対くるから!

248ユーリー:2015/05/16(土) 12:11:54
もう四時間も勉強………腕が痛いっ!

明日の分まで、今日やっちゃおうか?(※注意 あっち系ではありません!)

249ちぃ様♪:2015/05/16(土) 19:20:20
NRさん
ヤバイですっ!しょーりくうーん!怒っちゃだめ!れんくんはしょうくんと結ばれるんだもんっ!

250NR:2015/05/19(火) 06:02:40

Side 廉

勝利「…嘘つき」

廉「えっ?」

急に勝利に首筋をキツく吸われた。

廉「痛っ!」

それが鎖骨から乳首へと移動してくる。

廉「んっ、あ…」

そしてさいごに腰骨へ。

勝利「昨日、平野に何されたの?」

廉「…噛ま、れた…ごめ…なさい」

勝利「どこ噛まれたの?」

廉「いま…勝利に吸われたとこ…」

勝利「それだけ?ほかは?」

廉「なにも…」

勝利「ホントに?」

廉「…あ」

勝利「なに?」

廉「みみ…なめられた…」

勝利「…ほらまた嘘ついた」

廉「嘘なんてついてへんって」

勝利「じゃあ何で隠したの」

廉「別に忘れてただけやし…」

勝利「ふーん…じゃあ廉にとっては大した事じゃなかったんだ」

廉「…」

勝利「大好きな平野に舐められて嬉しかった?
どんな風に舐められたの?」

そう言いながら俺の耳に舌を這わせてくる勝利。

鼓膜にピチャピチャという卑猥な音が響く。

廉「やっ、」

勝利「…ちゃんと平野に、告白されたの?」

廉「う、うん…」

ぐりっ、ぐりっ、

勝利が膝で俺の股間を刺激してくる。

廉「いっ、あ!」

251NR:2015/05/19(火) 06:20:16

Side 勝利

勝利「そっか…じゃあ、もう俺との関係は今日がさいごにしたいんだ?」

黙る廉。

残酷だなぁ、無言は肯定と同じ事だよ。

自分で言った癖に悲しくなった。

廉「ごめんなさい…」

勝利「謝んないでよ、何か惨めじゃん俺」

廉「…ごめんなさい」

勝利「だから謝るなって。
今日1日俺の言う事全部聞いてくれたら…もう廉の事解放してあげるから」

廉「…何でもするから、遠慮せず言うて」

廉はわかってない。

そうやって従順なのは、決して俺への優しさからではなく、
俺への後ろめたさと、早く解放されて自由になりたいっていう気持ちからなんだって事。

そしてそれだけ平野を好きなんだって事。

廉の素直で純粋で真面目なところが大好きだけど、今の俺には残酷すぎる。

だったら悪いけどこっちも遠慮しないから。

勝利「…じゃあ廉、これ飲んで」

廉「…?」

いただきます、と言って廉は俺が渡したエナジードリンクを疑いもせずイッキ飲みした。

252NR:2015/05/19(火) 06:54:36

Side 廉

勝利に貰ったドリンクを飲み干すと、途端に身体中の血流が一気に巡り出したみたいに熱くなった。

廉「なに…これ…」

勝利「えっ、もう効いてきたんだ?
さすが即効性」

身体中の熱はいつしか下半身に集中してた。

廉「熱い…」

勝利「大丈夫?
やっぱちょっと量多すぎたかなぁ」

何の話かようわからんけど…とにかく俺の中心部が熱を持ってしゃあない。

顔も火照ってきたし何や心なしか目も潤んできた様な気がする。

廉「しょおり…はぁ…」

勝利「どうしたの?ここツラそうだね」

そう言うと勝利は俺の中心部を指でツンツンと刺激した。

廉「ひゃっ!?」

たったそれだけの刺激なのにまるで身体中に電流が走った様な衝撃を感じる。

勝利「実は、さっきのドリンク…媚薬入りなんだ」

ニッコリ笑って勝利は告げた。

253NR(れいな):2015/05/19(火) 07:02:35

★ユーリー★
テスト大変だけど頑張って!
自分で休憩時間少なく決めるとか偉すぎ!
少しでも私の小説が休憩の手助けになれば嬉しいな(^^)
いつもコメントありがとう。

★風奈★
風奈もテスト近いんだね、無理せず頑張ってね。
才能なんて無いけど、またヤバイって言って貰える様な小説私も頑張って書くから!

★ちぃ様さん★
最終的には結ばれる筈です!(笑)
さいごに一つ試練を乗り越えれば…。
私ドSなんで廉君に試練与えてばっかですね…反省。

254ユーリー:2015/05/19(火) 07:56:41
れいなちゃん
うん。テスト頑張る!
小説凄くおもしろいです!媚薬……←

255風奈:2015/05/19(火) 19:10:17
れいなちゃん、ありがとう!テストが、金曜日にあるんだ。親が、400点以上とったら、何か買ってくれるから、自分にがんばれいあ♪


ユーちゃんの、セクゾBLと会話?(間違っていたらごめん)すごく良かったよ〜!今度から、レス書くね♪

長くごめんなさい!

256ユーリー:2015/05/19(火) 19:28:04
風ちゃん
あってるよ!読んでくれたんだぁ♪ありがとう#←Chau#パクッてる訳じゃないっす。

257NR:2015/05/21(木) 01:05:47

Side 勝利

廉「び、びやく…?っはぁ…」

頬っぺたを紅潮させて、荒い息遣いの廉が、小刻みに震えながら俺に尋ねる。

可愛い…

滅茶苦茶に犯したい。

俺、いつからこんなにドSになったんだろう…。

自分でも若干ひくけど、今はとにかく欲望のままに、嫌がる廉を無理矢理襲ってイカせまくって泣かせてやりたい。

嫌われても構わない、どうせ今日がさいごになるなら遠慮せず気絶するまでヤりまくって、たとえたった一瞬だとしても身体だけでも俺のものにしたい。

心は一生手に入らないから…。

そんな気持ちに支配された。

廉がいけないんだよ、こんなに可愛いから。

廉を見てるとどうしてもいじめたくなっちゃうんだよ。

廉にはそういう魅力がある。

258NR:2015/05/21(木) 01:30:04

Side 勝利

勝利「…そうだよ、初めて飲んだ?媚薬。

こわがらなくても大丈夫だよ。
ただ、いつも以上に気持ち良くなるだけだから」

優しく出来るかはわかんないけどね。

今日は今までやってみたかったけど出来なかった事をやろう。

先ずは媚薬、それから…。

俺は鞄から、とあるものを取り出すと、さっきからその場にうずくまったまま動かない(動けないと言った方が正しいか)廉に近付いた。

そしてスイッチを入れる。

ヴィィィン…。

廉「…何の音…?」

ゆっくり振り向いた廉の乳首に、振動するローターの先端をあてた。

廉「や、っ!あ、ぁっ、やぁっ!」

あっという間に廉の乳首が尖る。

俺はそれを、まるで犬みたいにわざとピチャピチャ音を立てて舐めたり吸ったりした。

廉「あ、ンッ!」

片方は口に含んで舌で転がしたり、軽く甘噛みしたりする。

片方は指で摘まんだり、引っ張ったり、こねくりまわしたりする。

そうこうしてるうちに廉のモノが段々と形を変えて主張してきたので、今度はそこにバイブをあてた。

259ユーリー  はじめしゃちょー好き馬鹿中生♪:2015/05/21(木) 15:23:39
S勝利ぃぃぃ!!!

廉くんめちゃ可愛い……

260風奈:2015/05/21(木) 21:30:40
超ヤバい、ヤバすぎる!ドS勝利君が、はまる!

261ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/23(土) 09:41:40
もっかい 読んでたけど、いつ見ても何回見ても面白い!!!廉くんも 玄樹くんも 可愛いし♪

昨日で、テスト終わった〜!
よく読まないとこ&勉強してないとこはヤバイけど、数学は結構自信ある!!

262風奈:2015/05/23(土) 15:16:40
ヤッホーです!ユーちゃんも、テスト昨日だったんだ。私もだよ〜。
二年生になると内容が濃くて、難しくなって大変だった。一年生に戻りたい!

れいなちゃん、玄樹?私は、玄樹!無理せずがんばれいあ♪

263雅耀:2015/05/23(土) 15:36:09
ずっと影読みしてました!!
どうなるのかドキドキします♡

264NR:2015/05/24(日) 09:18:30

★ユーリー★
何回も読んでくれて本当にありがとう!
凄く嬉しい(^^)
テストお疲れ様でした。

★風奈★
ありがとう!
最近ちょっと忙しくてなかなか更新出来なくてごめんね。
今日の夜は多分更新出来るかな…?

★雅耀さん★
初めまして。
コメントありがとうございます!(b^ー°)

265NR:2015/05/24(日) 15:44:42

Side 廉

廉「ひっ、あぁっ!」

今までに味わった事の無い快感に襲われる。

縛られてるわけでも何でもないのに、身体が全くいう事をきかない。

気持ちよすぎてこわい。

頭がどうにかなりそう。

廉「しょお…りっ、おかしく…なるから…もう、やめ…っ」

途切れ途切れにやっと伝える。

勝利はそれでも笑顔で俺の股間に刺激を与え続けた。

廉「いややっ、もう…アカンって…!」

勝利「イきそう?いいよ、イって」

廉「ひゃあ、あぁ、んっ!」

勝利の手や腹にビュクビュクと白濁した液が飛び散る。

俺は初めて機械にイかされた。

266ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/24(日) 17:53:53
可愛い!!!

廉くん壊れてーー!←変態。そして恐ろしい

267NR:2015/05/24(日) 20:45:29

Side 廉

廉「…っはぁ、はぁ」

勝利「どーだった?初めての玩具は。
気持ちよかった?」

廉「…よくないっ、」

勝利「ふーん、あっそう。
何で今日の廉はそーやって嘘ばっかつくのかなー?

そんなにイジメて貰いたいの?

やっぱドMなんでしょ」

廉「違っ…」

違う、と言い終わる前に、再び勝利は白濁まみれのバイブを今度は俺の後ろに挿入してきた。

いくら自分の出したものが潤滑剤になるとは言え、
慣らしもしないで急にこんな太くて振動するバイブを入れられたら、
普段なら少なからず痛みを伴う筈なのに、
今日は媚薬の効果か全く痛くない。

それどころかむしろ気持ちよくて、でもまだ全然足らなくて、
もっと気持ちよくなりたくて、解放されたくて…。

快感を求めて、気付けば自ら腰を揺らしてた。

勝利「イヤラシイね、廉…。
凄く良い眺め」

268NR:2015/05/24(日) 21:05:28

Side 廉

俺、ホンマにどないしたんやろ。

自分の身体やのに自分で自分がわからんし、コントロールでけへん。

身体ばっか強い刺激に流されて、感情だけついていかれへんままおいてけぼりや。

助けて、

こわい、

紫耀…!

勝利「どう?廉。
気持ちいい?」

俺の中でバイブがモーター音を響かせて振動する度に、グチュグチュと卑猥な音がする。

確かに壊れそうな位に気持ちいいけど、でも人肌を全く感じないから自分ひとりだけイカされてて全然幸せじゃない。

こんなんやったら、セックスやなくてオナニーと一緒やん。

廉「…こんなんイヤやっ、
いつもの勝利がええ…、

お願いやから…はよ勝利自身を入れてやっ!」

もうとにかく必死で、自分でも何言うてるかわからんかった。

269ちぃ様♪:2015/05/24(日) 21:32:43
いやあー!!君にはしょうくんがいるのにぃー!!

270NR:2015/05/24(日) 22:15:47

Side 廉

勝利がビックリした顔で俺を見てる。

勝利「今…何て言ったの?
もう一回言って」

廉「…せやから、玩具なんてイヤやっ、勝利が欲しい…!」

勝利「…どこで覚えてくんの、そういうの…」

廉「…へ…?」

勝利「もういい、どうなっても知らない。
全部廉が悪いんだから覚悟しろよ」

そう言うと勝利は一気に俺の中からバイブを引き抜いた。

廉「んあっ、」

その喪失感すら快感に変わる。

廉「勝利…はやくっ…」

271NR:2015/05/24(日) 23:00:06

Side 勝利

自ら四つん這いになって俺を求める廉は、とても淫らだった。

次の快感を期待してヒクヒクしてる廉の後ろに、猛った自分自身を宛がう。

廉「ひあぁっ!」

待ち望んだ刺激に身震いする廉。

廉の色気にあてられて、俺自身ももう限界。

でも、いざ、これがさいごなんだとおもうと、
最初は滅茶苦茶に揺さぶってやろうとしてた筈なのに、
愛しくてまるで壊れ物を扱う様にソッと抱き締めてやりたくなった。

廉はそれじゃ物足りないみたいだけど。

俺の気も知らないで…って、こうなったのは俺が媚薬なんか飲ませたせいか。

廉「…しょおり、もっとして…もっと奥、きてっ」

虚ろな目でうわ言の様に繰り返す廉。

こんな積極的な廉、初めて見た。

これも今日が最初でさいごか…。

勝利「廉…好きだよ」

廉「しょおり…」

勝利「廉は?」

廉「俺も…好きやでっ、」

勝利「廉は嘘つきだね、そうやってすぐ嘘つく。
本当に悪い子」

廉「ホンマやってっ…」

平野の次に、だろ…。

それは言えないまま、これ以上廉が嘘つかない様に、
激しく奥を突きながら俺は廉に深くキスをした。

272NR:2015/05/24(日) 23:23:02

Side 勝利

ギリギリまで引き抜いては、また奥を突いて。

腰をゆっくり回転させながらピストンのスピードを少しずつ速める。

グチュっ、ズチュっ。

廉「…あっ、あ、んっ!やぁ、しょ、りっ、きも、ちぃっ!」

今日初めて、廉が素直に気持ちいいって言ってくれた…嬉しい。

廉「やっ、もぉ、あかんっ、イクっ!」

汗ばんだお互いの肌が激しくぶつかり合う音が、静かな部屋に響いて更に興奮する。

ベッドのスプリングもギシギシ軋んで悲鳴をあげてる。

勝利「いいよっ…イケよっ、」

廉「やだっ、しょおり、一緒に、イキたいっ、」

廉の可愛い発言でまた俺の下腹部が重くなり、ラストスパートをかけて高まった二人は、やがて絶頂に達した。

273NR:2015/05/25(月) 00:00:13

Side 廉

勝利「廉…今までずっと、俺の我儘に付き合ってくれて…本当にありがとう。

それから…何もかも色々ごめん」

廉「…もうええって。
そりゃ最初は確かにビックリしたし嫌々やったかも知らんけど、俺ホンマに今は勝利の事…」

勝利「それ以上言わないで、手放したくなくなっちゃうから」

勝利はそう言うと、困った様に笑って、俺の頭を優しくポンポンしてくれた。

廉「…未だに不思議なんやけど、勝利みたいな完璧な人が俺なんかのどこをそんなに気に入ってくれたん?」

勝利「俺は全然完璧なんかじゃないよ…でも、そうだな。
そうやって自分の魅力に全く気付いてないところかな」

廉「ようわからん…」

勝利「いいの、廉にはわからなくても」

廉「何やねん、それ…」

274風奈:2015/05/25(月) 00:05:47
れいなちゃん、今読みました!ヤバいって、ヤバすぎる!廉君から、求めるとか、ヤバい!そして、それを受け入れる勝利君も、ヤバい!(ヤバい連発ごめんね!)
もしかして、これで完結ですか?

275NR:2015/05/25(月) 00:14:48

Side 廉

勝利は先にシャワー借りるね、と言ってシャワーを浴びて出てきた。

俺はさっきの余韻で腰が痛いからまだ動けずベッドに座ってる。

そして淡々と着替える勝利をどこか他人の様に眺めてた。

勝利「さてと、約束通り廉の事もう解放するよ。

これからは自由だよ。

でも、これからも仕事場ではいつも通り接してね」

そう言って勝利は机の上にルームキーを置くと、

勝利「バイバイ、廉」

ドアを閉めた。

廉「勝利っ、」

何で涙が出るんやろ、また明日あえるのに、一生の別れちゃうのに。

これでやっと紫耀と一緒になれるやん。

俺は無性に紫耀に逢いたくなって、LINEした。

『今どこ?』

『俺はホテルの部屋に居る』

『紫耀に逢いたい』

276NR:2015/05/25(月) 00:40:18

Side 廉

すぐ既読になり、返事が来た。

『今すぐ行く』

俺は嬉しくなって、重い腰をあげて急いでシャワーを浴びて着替えると、情事の余韻が残るベッドを軽く消臭してから、窓を開けて空気を入れ換えた。



それから30分もしないうちに、部屋のチャイムが鳴った。

(ホンマにすぐ来てくれた…)

廉「紫耀、」

ドアを開けると、紫耀は無言でズカズカと部屋に入って来た。

何か…怒ってる…?

廉「紫耀?」

紫耀「さっきまでここで勝利君に抱かれてたん?」

廉「え…」

紫耀「なぁ、どうなん?」

廉「…」

紫耀「ハァ、」

廉「(びくっ、)」

紫耀がため息をつくのが聞こえて自然と身体が強ばった。

紫耀「やっぱそうなんや。
それって浮気ちゃう?
昨日俺と付き合う事になったばっかやん」

廉「浮気ちゃう、ケジメや!」

紫耀「ふーん…ケジメねぇ…」



紫耀は意外と嫉妬深くて独占欲が強くて、オマケに性欲も凄いという事を、この後知る事になる。

277NR:2015/05/25(月) 01:00:28

Side

紫耀「廉、」

廉「ん?っ!」

ぼすっ。

急に紫耀にベッドに押し倒されたかとおもうと、紫耀が馬乗りになってキスしてきた。

廉「んっ、んぅ…」

紫耀「くち開けて」

素直に開けると紫耀の舌が口内に滑り込んでくる。

暫く、舌と舌を絡ませる濃厚なキスに溺れた。

そうこうしてる間に、さっき袖を通したばっかのシャツを引き裂かれてボタンが弾け飛んだ。

ビッ、ビリッ!

ぶちっ。

廉「!?」

コロコロ、床にボタンが転がる。

廉「しょ…ンッ!」

媚薬の余韻がまだ残ってるのか、キスだけでだいぶ感じて尖った乳首を口に含まれた。

278NR(れいな):2015/05/25(月) 01:04:36


書き忘れたけど、Side 廉です。

★ちぃ様♪さん★
最終的に結ばれるから大丈夫です!(笑)

★風奈★
しょうれん結ばれたら完結する予定です!
あともう少しお付き合い下さい\(^O^)/

279風奈:2015/05/25(月) 01:52:24
えっ!終わってしまうの?なんかさびしい(涙)よかったら、番外編書いて下さい!短編でいいので。嫌だったらスルーOK

れいなちゃん、私小説書こうかなって思う。書いても、警察に逮捕されないよね?

ユーちゃんの小説ヤバい次も、楽しみにしてるよ♪

280NR(れいな):2015/05/25(月) 06:45:13

★風奈★
さびしいって言ってくれてありがとう!
書き始めた当初は自分でもこんなに長くなるとおもわなかったから今ビックリしてます。
一応これが終わったら自分の趣味でなにわ皇子(主に大吾)×廉を書こうとおもってるんだけど、じゃあリクエストにおこたえして短編で時々勝利×廉の番外編も書こうかな(^^)

小説書いても大丈夫だよ、もしそうならとっくに私逮捕されてるw
どうしても不安だったら自分でホームページ立ち上げて、そこでパス入場にして小説書けば安全だよ!

281NR:2015/05/25(月) 08:04:56

Side 廉

廉「あっ、やぁ!しょおっ…」

紫耀「キスだけでこんなんなったん?
めっちゃ淫乱やな」

片方を指で弄くり回され、片方は舐めたり吸ったり噛んだりされる。

勝利と違って甘噛みじゃないから、紫耀に噛まれるとホンマにちょっと痛くて、乳首が果実みたいに赤く腫れた。

廉「…っしょお、痛いって」

紫耀「じゃあお詫びに、はい。あーんして」

廉「えっ?んくっ、」

上を向いてくちを開けると、まだ半勃ちの紫耀のモノが入ってきた。

紫耀は柔らかく俺の髪を掴んで、前後に腰を動かす。

フェラなんて勝利にもなかなかしなかったからきっと下手くそだけど、俺は少しでも紫耀に気持ちよくなって欲しくて、必死でくわえた。

手も使って竿を揉み込みながら、裏筋から尖端を舐めあげる。

慣れてないから多分ぎこちない俺の動き。

不安になって紫耀に聞いてみる。

廉「…ひもひいぃ?(気持ちいい?)」

すると紫耀は余裕の無さそうな顔で、

紫耀「喋らんでええからっ…」

と言って俺の頭をグッと押さえ付けた。

廉「んんっ、」

喉の奥に当たって正直苦しいけど、でも俺の拙い愛撫に少しでも感じてくれてるなら嬉しい。

282NR:2015/05/25(月) 08:26:26

Side 紫耀

目を伏せながら必死で俺のモノをくわえる廉。

正直上手いとは言えないかも知れへんけど、やっぱ自分も男やから気持ちいい場所がわかるんか、
緩いながらも的確にイイトコロを刺激してきて結構ヤバイ。

睫毛長いなぁ…、なんて綺麗な廉の顔を見つめてると、
上目遣いで不安そうに俺の様子を窺ってくる廉と目が合った。

廉「…ひもひいぃ?」

喋ると廉の息がかかって、前歯が俺のモノに当たる。

紫耀「喋らんでええからっ…」

俺のモノは廉の口内で質量を増した。

俺はしっかり廉の頭を押さえ付ける。

廉「んんっ、」

廉は苦しそうにしながらも、愛しそうに俺のモノを愛撫し続けた。

もうそろそろイきそう。

紫耀「廉…っ!」

その瞬間、廉が俺のモノに軽く歯を立てて、俺は廉の口内に全部出した。

283ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/25(月) 08:55:41
ヤバイヤバイヤバイヤバイ!!!
ヤバイです!←それはもうわかってんだよ

廉くん…………Mやんなぁ(ニヤニヤ

284NR:2015/05/25(月) 12:52:08

Side 廉

口内に広がる何とも言えない、あの独特な青臭い苦味。

決して美味しくは無いけど、紫耀の出したものなら少しも嫌じゃなかった。

紫耀「大丈夫か?ほら、ここにペッてしてええで。
不味いやろ」

紫耀がティッシュを持ってきてくれたけど、既に俺は全部飲んだ後やった。

廉「平気やから、そんな気にせんでええって」

紫耀「廉…ごめん、俺結構嫉妬深いねん」

廉「そうみたいやな、意外や」

紫耀「廉の事信じてへんわけちゃうけど、昨日俺と寝てくれへんかったのに、
今日やらなあかん事があるって言って出てったかとおもったら勝利君と寝てたやなんて…ムカついてん」

廉「ごめん…でも今日から俺は紫耀だけのものやし…好きにしてええから」

紫耀「お前なー…サラッと殺し文句言うのやめろや、さすがは二代目恋愛マスターやな」

廉「はぁ?おもった事素直に言うただけやん」

285ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/25(月) 13:06:36
HAPPY END…………やっぱりしょうれん は 良い!!


デュエット………表紙じぐいわしょうれん で 買いたかったけど……お金足りませんでした…………><

286NR:2015/05/25(月) 13:15:02

Side 廉

紫耀「わかった、もうええから黙って」

そう言ってまたキスされた。

今度は優しく、チュッて啄(ついば)む様なキス。

唇を離すと、

紫耀「苦い…」

廉「せやろ(苦笑)」

紫耀、照れてんのかな?
ちょっと赤くなってて可愛い。

さっき出したばっかなのに、紫耀のモノはまた大きくなり始めてた。

廉「紫耀の…デカイ」

紫耀「ちょっ、恥ずかしい事言うなって」

俺は紫耀をベッドに寝かせると、自らベルトを外してズボンと下着を脱いで、
紫耀の上に跨(また)がった。

そして紫耀のTシャツを脱がせて抱き締める。

やっぱ俺と違ってムキムキでかっこいい。

廉「あったかい…」

紫耀の心臓の音が聞こえる。

ずっと前からこうしてみたいっておもってた。

それが今叶ってるなんて…ホンマに夢みたいで幸せ。

287ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/25(月) 13:36:03
騎乗位!!!

れいなちゃん、もう…………………ヤバイしか言えないよ!

288NR:2015/05/25(月) 13:42:08

Side 廉

紫耀「廉…泣いてんの?」

廉「…泣いてへん…」

紫耀「泣いてるやん、お腹が濡れて冷たいわ(笑)」

廉「紫耀のアホっ!」

何でこんなムードの無い会話してんねん。

やっと紫耀と一つになれるからめっちゃ嬉しいのに。

俺は紫耀の右手を取って、人差し指と中指と薬指を丁寧に舐めた。

紫耀「ん…廉…」

そしてそれが俺の唾液まみれになったのを確認すると、俺は徐(おもむろ)に紫耀の右手を自分の後ろに導いた。

自分で自分の後ろは見えへんから、覚束(おぼつか)ない手つきで自分の中に入れようとするけど、なかなか入らへん。

廉「紫耀…ごめん、うまくでけへん。
お願い…俺の中に、紫耀の指入れて…」

すると紫耀は左手で俺のお尻を少し揉んだ後、孔を拡げる様に持った。

289NR:2015/05/25(月) 14:01:01

Side 紫耀

廉の綺麗な顔が上から俺を見下ろす。

本人は泣いてへんって言うてたけど、目は潤んでて頬っぺたがちょっと赤くなってて…とにかくめちゃめちゃ可愛い。

なんておもってたら急に廉が俺の指を舐め始めた。

またその姿がエロイの何のって。

チラチラ覗く廉の赤い舌に俺はさっきのフェラを思い出して、また下半身が疼いた。

舐め終わると後ろに入れようとするけどなかなかうまく入れられないみたいで苦戦してる廉。

俺が手伝わずにその扇情的な姿をただひたすら見つめてると、入れてって、これまた可愛くお願いされた。

俺は廉のお尻を鷲掴みして孔を拡げると、指を一気に三本、廉の中に入れた。

廉「あぁんっ、そんな、急に…っ!」

紫耀「…ガリやけど、意外とお尻は肉付きええねんな。
柔らかい…」

290ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/25(月) 14:06:49
キャー が止まらない!!

291NR:2015/05/25(月) 14:22:24

Side 紫耀

指を出し入れする度に、クチュっ、ジュプっ、と卑猥な音が聞こえる。

廉「…あっ、あぁっ、あんっ!」

廉は俺のお腹に手をついて、生理的な涙を流しながら感じてる。

廉自身もそそり勃ってきた。

もう俺自身も我慢の限界や。

指を引き抜いて、廉の後ろに俺自身の先っぽを宛がう。

尖端が孔に入ったところで廉のお尻から手を離すと、廉の体重で一気に深くまで挿入された。

廉「ひゃあぁっ!」

紫耀「廉、自分で動いてみて」

廉「…え…」

292NR:2015/05/25(月) 14:56:25

久々に結構揺れてビックリした…。
皆様は大丈夫でしたでしょうか?

★ユーリー★
コメントいっぱいありがとう!
duetはスーツ姿のれんれんがとってもかっこよかったし、インタビューも面白かったよ。
ぜひ立ち読みだけでもしてみて♪

293ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/25(月) 16:11:54
パラパラっと 立ち読みはしたけどね……
お小遣い入ったら買おうかな……

続き楽しみ♪

294風奈:2015/05/25(月) 21:23:18
れいなちゃん、番外編書いてくれるの?ありがとう!すごく嬉しい!感謝感激します。なにわ皇子の小説、楽しみにして待ってます!

♯れいなちゃん、ユーちゃん♯
私、小説書こうと思う。たぶん、じぐいわとセクゾンだと……
どうかな?

295NR(れいな):2015/05/26(火) 00:04:07

★ユーリー★
あの6人の雰囲気いいよね!
番外編では岸君やカイちゃんも登場させたいなー。

★風奈★
実は風奈に言われてからちょっと考えてみて、番外編の内容がある程度決まったからこれ終わったら先にそっちを更新しようかとおもってます♪

風奈も頑張って!
自分の好きな人を主人公にすると書きやすいし、書いててたのしいとおもうよ\(^O^)/

296NR:2015/05/26(火) 00:46:10

Side 廉

紫耀のモノが、俺の中でドクドク脈打ってるのがわかる。

俺ら、やっと繋がれたんやな…。

でもそんな余韻に浸る間もなく、紫耀に動いてって言われた。

廉「…無理やってっ…」

何とか動かそうと、背中を反り返らせてお尻を高く突き出す様なポーズになるけど、
恥ずかしいだけやし、ちょっと擦れるだけでも感じてしまって逆にもどかしい。

廉「んっ…でけへん、しょおっ!」

紫耀「…しゃあないなー…」

そう言うと紫耀は俺の腰をしっかり支えながら、腹筋を使って下から突き上げてきた。

上下に激しくピストンを繰り返す度に時々紫耀のモノが中で俺の前立腺を刺激する。

廉「あっ、しょおっ、ソコっ、あかん、きもちぃっ!」

297NR:2015/05/26(火) 01:22:39

Side 廉

紫耀「ココ?廉はココがええの?」

わざとそのシコリばっか何度も刺激されて、俺は呆気なくイッた。

廉「いやあぁっ!」

びゅるっ。

俺の吐き出したものが紫耀のお腹にかかる。

今日はもう既に何回かイかされてるから、量も少ないし薄くてサラサラしてる。

紫耀「…くっ、」

程なくして、俺の締め付けで紫耀もイッた。

下腹部にドロッとした感触が広がって生暖かい。

紫耀「ごめん、中に出してもうた…」

廉「ええよ、別に…」

紫耀「なぁ、次はちゃんと抜いて外に出すから、」

このままもう一回せえへん?

紫耀があのセクシーなハスキーボイスで耳元に囁いた。

ズルい、そんなん俺が断れるわけないってわかってるクセに。

俺が返事のかわりに無言で頷くと、紫耀は起き上がって枕元に寄り掛かり、繋がったままの俺を自分の膝の上に乗せた。

向かい合って座ってるせいでさっきより顔の距離が近くて恥ずかしい。

でも…紫耀の表情が凄く優しくて安心する。

紫耀「ホンマに軽いなー、廉は」

そう言うと柔らかく笑って俺を愛しそうに見つめる。

廉「紫耀…好き」

俺は目を閉じて紫耀にキスした。

298NR:2015/05/26(火) 01:45:57

Side 紫耀

紫耀「ごめん、もう止められへん…廉のせいやで、」



結局あれから自分を抑え切れずに、廉の細い腰を掴んで揺さぶり続けた俺は、
廉が気絶して俺の胸に倒れ込んできて初めて我に返った…重症やな(苦笑)

ホンマはちゃんと後処理して寝かせてやりたかってんけど、理性抑えられるか自信ないし、
これ以上無茶させるわけにもいかへんし…何よりも幸せやったから今日だけは繋がったまま眠りに就きたかった。

お詫びに腕枕したるから許してや。

明日、廉もビックリするやろな…サプライズや。

俺は廉の驚いた顔を想像して微笑みながら目を閉じると、一気に睡魔に襲われた。

299NR:2015/05/26(火) 02:12:34

Side 廉

廉「…ん…」

翌朝、目が覚めると紫耀が腕枕してくれてる事に気付いて自然と笑みが溢れた。

廉「…しょう…」

嬉しくて幸せで紫耀の胸にすりよって甘える。

すると紫耀も目を覚ました。

紫耀「んー…擽(くすぐ)ったい…」

紫耀が寝返りを打って身体の向きを変えた途端、俺の中に入ったままのモノも角度を変えて朝から俺を刺激してきた。

廉「や、ぁッ!」

紫耀「!」

えっ、まさか昨日…このまま寝たん?俺ら。

恥ずかし過ぎるやろ!

紫耀「びっくりした?」

廉「あ、当たり前やん!」

俺は焦って紫耀を中から出そうとするけど、やっぱうまくいかん…。

廉「んっ、しょお…抜けへん、」

紫耀「じゃあ…朝からイチャイチャしちゃう?」

廉「はぁっ!?」

紫耀「ええやん♪な?ヤろ」

まるでゲームでも誘うみたいに軽く言う紫耀に、甘い俺は結局流されちゃう。

そして俺達は起き抜けにベッドで一回、バスルームで一回…結局朝から二回もシて、二人揃って遅刻ギリギリに劇場入りしましたとさ。

昨日と服が同じやってジンや玄樹に散々からかわれたとか、からかわれなかったとか…それはまた別の話。



色々あったけど、皆のおかげでやっと紫耀と結ばれてホンマに良かった。

勝利もありがとう。

こんな日々がずっと続きます様に…。



fin.

300NR:2015/05/26(火) 02:16:11

というわけで、れいなの処女作がやっと完結しました!

長々とお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございます!

次からはお約束通り番外編を書かせていただきます(^^)

今後とも宜しくお願い致しますm(_ _)m

301NR:2015/05/26(火) 02:48:05

紫耀×廉からの勝利×廉

〜番外編〜

〈コスプレHを見られちゃった〉



Side 廉

今日は紫耀とカイと3人で雑誌撮影。

それぞれが主人公で映画に出演するならどんな内容が良いかとか、
監督や脚本、配役なんかも自由に決めて下さいって事前に言われてた。

それに合わせて衣装も用意されてて、俺はSHARKに影響されたのもあってバンドの話にしたから、
かっこいいライダースを渡された。

ほかの二人がどんな内容にしたかはまだ知らん。

海人「カイはね、忍者の話にしたの〜。
後で皆で着るの楽しみ〜♪」

ホンマや、忍者の衣装が用意されてる。

忍ジャニみたいで懐かしいな〜。

ところで紫耀は?

紫耀「俺は恋愛モノやねん♪」

最近、憧れの山下君主演の恋愛ドラマを観た紫耀は、すっかり影響を受けたらしい。

紫耀「せやから廉これ着てなー♪」

そう言って紫耀は俺にブレザーの制服を渡してきた。

廉「…これ女物やん」

紫耀「せやで?」

廉「…俺、女装するん!?イヤや!」

紫耀「何で?ええやん。
大丈夫やって、絶対似合うから♪」

302ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/26(火) 06:34:19
しょうれん ヤバすぎる!!
エロ良い!!


れんれん の女装………絶対可愛い!!
コスプレイかぁ………



私、一回女装プレイ書いたんだけど………………女装関係無くなってたww

結局、昨日の晩にdeut買ったよ

303NR:2015/05/26(火) 12:56:39

★ユーリー★
そう、私もMyojoのれんれんの女装が可愛かったから一回コスプレHに挑戦してみたくて書き始めたんだけど、関係なくなりそう(笑)
だからそこを気を付けようとおもいます!

duet買ったんだね!
私は今日Myojoを買おうとおもってるよ。
テレガイも欲しいなー。

304ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/26(火) 16:09:41
れいなちゃん
ジャニーズ(Jr.)って、基本女装似合うよね!

私、妹と割勘で Myojo買ってた!
今月は……………妹と相談する!

今度リベンジしようかな……女装プレイ

305風奈:2015/05/26(火) 19:52:35
廉君が女装とか、ヤバすぎ!鼻から、赤いものが……。

♯れいなちゃん、ユーちゃん♯
私、絶対小説書くから!このことは、親に言った方がいいの?

306ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/26(火) 21:09:12
風ちゃん
言わなくても良いと思うよ!
私、言わずに書いてたしww
今多分バレてるかバラしたかで 知ってると思うけど。

307NR:2015/05/27(水) 00:21:00

Side 廉

廉「似合うわけないやん、前にも一回やったけど似合ってへんかったやろ?」

紫耀「あー茶髪ボブな、あれはあれで可愛かってんけど、
廉と言えばやっぱ黒髪やなって事で、今回は何と黒髪ロングのウィッグを用意して貰っちゃいました〜♪」

廉「…」

紫耀「俺やって廉の話で同級生役の女装すんねんからおあいこやん」

廉「…そうやけど…」

紫耀のストーリーは、主人公のショウが、幼なじみのナガコ(俺)の事をずっと前から好きやけど、
勇気を出して告白する事が出来なくて、そうこうしてるうちに爽やか好青年のショーリとナガコが仲良く話してる姿を見掛けて不安になって、やっと告白しようと決心するっていう内容で…。

何でよりによってその配役を勝利にしたんや?

絶対わざとやろ!

紫耀「楽しみやな〜♪ほら、はよ着替えてこいや」

308NR:2015/05/27(水) 06:11:00

★ユーリー★
元が良いから女装しても普通の女のコより可愛くてズルいよねー。

★風奈★
私も特に親に言う必要は無いとおもうよ。
普段の自分を誰も知らない世界で書いた方が、人目を気にせずノビノビ書けそうだし。
応援するから頑張って!

309NR:2015/05/27(水) 06:12:57

Side 廉

もう、何かイヤな予感しかせえへんから、紫耀の撮影は一番さいごにして貰おう…。

海人「ねぇ、最初にカイの撮影だって〜。
二人ともはやく忍者になって〜」

カイがペタペタ歩いてくる。

見るとカイは既に着物に着替えてた。

紫耀・廉「はーい」

紫耀と二人で急いで忍者の衣装に着替える。

廉「やっぱ似合うな。ホウジ思い出すわ」

紫耀「懐かしいなー。廉の忍者も可愛かったで。
あの衣装、足でてるし今から思うとめっちゃ色っぽいよなー。
今の廉に着て欲しいわー」

廉「はぁ?お前何言うてんねん、恥ずかしいやっちゃな。年中発情期か!」

紫耀「せやで?廉限定でな♪」

310ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/27(水) 15:04:13
れいなちゃん
廉くん可愛い♪
紫耀くん…………ww←?!
カイも可愛い!

311 風奈:2015/05/27(水) 18:23:39
廉君の、黒髪ロング……ヤバいヤバい!ヤバすぎる!鼻から、赤いものが……(二回目)次も、楽しみにしてるよ♪


♯れいなちゃん、ユーちゃん♯
二人ともありがとう!だいたいの話が、まとまったら、書こうと思います!書いたら教えるので、ぜひ、見に来て下さい!


(長くてごめんなさい!)

312 風奈:2015/05/27(水) 18:23:55
廉君の、黒髪ロング……ヤバいヤバい!ヤバすぎる!鼻から、赤いものが……(二回目)次も、楽しみにしてるよ♪


♯れいなちゃん、ユーちゃん♯
二人ともありがとう!だいたいの話が、まとまったら、書こうと思います!書いたら教えるので、ぜひ、見に来て下さい!


(長くてごめんなさい!)

313ユーリー  はじめしゃちょー♪:2015/05/27(水) 19:47:32
風ちゃん
ぜぇーったい見に行くよ!

れいなちゃん
続きがんばれんれん!
良かったら、男女モノだけど、新しいのかきはじめたから、チェックして!
アドバイスお待ちしております←?!

314名無しさん:2015/05/28(木) 20:45:08
番外編で書かれるとおっしゃっていた大廉見たいです!

315NR:2015/05/29(金) 04:00:11

★風奈★
うん、絶対みに行くから教えてね!
楽しみにしてまーす♪
ファイトッp(^^)q

★ユーリー★
新作読んだよ!
凄い面白くて続き楽しみ!
実はケンティー先生も時々読んでるけど、凄く読みやすいし小説上手いなぁっておもう!

★名無しさん★
初めまして、コメントありがとうございます!
今書いてるものが終わったら大廉書く予定ですので少々お待ち下さい\(^O^)/

316ユーリー  玉元風海人♪:2015/05/29(金) 07:07:57
れいなちゃん
ありがとう〜♪
そう言っていただけて光栄です!

317風奈:2015/05/29(金) 18:59:55
ごめん!二回のせちゃった。すいません!


お知らせ

今日の夜?から書こうと思います。題名決まったら、また、来ます。

318ユーリー  玉元風海人♪:2015/05/29(金) 19:08:44
風ちゃん
りょーかい!

319風奈:2015/05/29(金) 21:43:08
題名が決まり書いています!
「ジャニーズJr.の秘密の恋」
です。見に来て下さい!

320ユーリー  玉元風海人♪:2015/05/29(金) 21:58:18
風ちゃん
さっき レス書いたよ♪

三人、皆で、それぞれの更新ガンバロ!( '∀' )//

321風奈:2015/05/29(金) 22:24:43
そうだね!お互いがんばれいあ♪

322NR:2015/05/30(土) 00:02:19

Side 廉

そこドヤ顔で言うところちゃうやろ…。

カイの忍者の撮影は無事終わって、次は俺。

俺は髪に金メッシュ入れて貰って前髪あげてちょっと大人っぽく仕上がった。

すると紫耀が金髪ウェーブロングのウィッグに上下ピンクのジャージ姿で現れた。

紫耀「可愛い?可愛い?」

廉「…どこのヤンキーや。
こんな感じの子、夜中にコンビニとかによく居るわ(笑)
まぁ可愛いけど…紫耀はガタイがええからなぁ」

紫耀「廉はカッコイイよ♪」

廉「せやろ?」

323NR:2015/05/30(土) 00:20:26

Side 廉

何だかんだで俺の撮影も無事終わり、あっという間に次は紫耀の番。

紫耀「さっ、着替えに行こう〜♪」

廉「…」

もう、どうにでもなれや。
似合わんくたって知らんから。
こうなったらとっとと着替えてさっさと終わらしたる!

俺は意を決して、ブラウスを着てから、スカートをはいた。

そしてリボンをつけて、ブレザーを着る。

ハイソックスはいても足がスースーするわ〜。

スタイリスト「廉君…じゃなかった、ナガコちゃん、ちょっとこっち来て」

別にわざわざ言い直さんでええのに…。

廉「はい?」

スタイリスト「ちょっとごめんね、」

そう言うとスタイリストさんは、膝下丈だったスカートをクルクル巻いて膝上5cmまで短くした。

廉「ちょっ、と、これ…短すぎじゃないっすか!?」

スタイリスト「えー今のJKは皆そんなもんだよ。
やっぱ可愛い〜、足細いね〜」

そうこうしてるうちに紫耀が来た。

324NR:2015/05/30(土) 00:32:23

Side 紫耀

バン!

紫耀「廉!着替えた?」

廉「ちょっと…お前まだ入ってくんなよ、まだウィッグかぶってへんねんから!
これじゃ俺単なる変態やんけ」

紫耀「…」

廉「紫耀?」

確かに廉はまだウィッグをかぶってへんから、上半身だけ見れば、
リボンなんかつけたりしてちょっと可愛い格好してるものの、いつも通りの廉や。

でもそのまま視線をおろすと、下はミニスカートに紺のハイソにローファーをはいてる。

廉の足は細いし、毛も生えてへんからホンマに女子高生みたい。

廉は、完璧には出来上がってへんから入って来るなって言いたかったみたいやけど、
俺は逆にそのアンバランスさに凄く萌えてた。

廉がスカートをはいてるという事実が、むしろ女装より興奮した。

325ユーリー  玉元風海人♪:2015/05/30(土) 09:24:38
ついに 廉くんがJKに!!
もうきゅん死率が高すぎる〜(ww)

326NR:2015/05/30(土) 14:43:02

★風奈★
小説よんだよ!
メイドコスなんだね、続きたのしみ。
自分のペースで頑張ってね\(^O^)/

★ユーリー★
自分の趣味丸出しで廉を変態チックな格好にさせて本当にごめんなさい(笑)←反省してないww

327NR:2015/05/30(土) 14:56:39

Side 廉

紫耀「廉、こっち来て」

廉「あかん」

紫耀「何で即答(笑)いいからこっち来てって」

廉「アカンって言うてるやろ。
お前の考えそうな事なんて大体わかんねん、せめて撮影終わってからにせえ」

紫耀「…わかった」

廉「…ふぅ(溜め息)」

何とか紫耀を宥めた後、ウィッグをかぶってスタジオに向かう。

紫耀「うん、やっぱ似合うやん。可愛い可愛い」

…あれ?

何か…別にええねんけど…

もっとよろこんでくれるんかとおもったのに…。

意外と普通の反応で拍子抜け。

何やねん紫耀のやつ。

お前がしろ言うたから恥ずかしいけど女装したのに。

328ユーリー:2015/05/30(土) 15:10:02
れいなちゃん
大丈夫。それを望んでた私の方が変態だから!((オイ

329ユーリー:2015/05/30(土) 15:14:37
おおお?廉くん………やきもち的な?可愛すぎ!!
紫耀くん、好きにやっちゃってーww

330風奈:2015/05/30(土) 16:44:15
♯れいなちゃん、ユーちゃん♯

読んでくれて、ありがとう!
ほとんどが、会話ですが楽しんでもらえて、良かったです。
そろそろ、岩橋に危険が……。

331ユーリー:2015/05/30(土) 22:21:21
風ちゃん
おお〜!可愛い いわち が見られるのかぁ〜?

332NR:2015/05/31(日) 02:44:50

Side 廉

そうこうしてるうちに紫耀の撮影も無事終わった。

後は着替えて帰るだけや…と気を抜いてたら紫耀に呼ばれた。

紫耀「廉、早くウィッグ取って」

廉「え?うん」

別に言われんでも取るけど…。

ウィッグをトルソーに戻して、ブレザーを脱いだところで急に手を引っ張られる。

廉「!?」

紫耀は俺の手首を掴んだかとおもうと、一つ上の階の一番奥にあるトイレの個室までグイグイ連れてった。

廉「痛いって!なぁ、どこ行くん?帰らんの?」

歩いてる間ずっと紫耀に質問を浴びせてたけど紫耀は無言でズンズン進んでった。

バタン、ガチャッ!

個室に入って鍵を閉めると、便座の蓋の上に座らされた。

333NR:2015/05/31(日) 03:04:41

Side 紫耀

自分でも不思議。

女装した廉は予想通り美人やったけど、何故かさっき撮影前にチラッと見た、あのアンバランスな姿の方が俺的にはキた。

(まぁ多分変態なんやとおもう…しゃあないから認めるわ、うん。)

だから廉に早くウィッグ取って貰って、直ぐ様ひとけの無い場所に連れ込んだ。

廉「なぁ…俺、せめて下だけでも履き替えたかってんけど…。

おかしいやん、ウィッグもかぶってへんのにスカートだけ履いてるって…。

誰かに見られたら、俺完全に変態やん…。」

紫耀「大丈夫やって。可愛いから。」

そう言いながら紫耀はスカートの中に手を入れてきた。

廉「(ビクッ、)」

紫耀「あし細いなぁー、スベスベやなぁー、」

紫耀の指が、太ももをさすったり、内ももを撫でたりして擽ったい。

オッサンみたいな触り方すんなよっ!

334NR:2015/05/31(日) 03:05:48


途中からside 廉になってますね、ごめんなさい。。。

335 風奈:2015/05/31(日) 10:22:56
♯れいなちゃん♯

ヤバーイ!やばすぎる〜!れいなちゃん、上手すぎだよ〜!私の小説は、ほぼ会話文だから、憧れる!

下手ですが、来て下さい!

336ユーリー:2015/05/31(日) 15:59:33
紫耀くん………w
廉くんが可愛い!!

337名無しさん:2015/06/03(水) 19:44:10
これは……れんれん可愛い!!
更新頑張ってください

338名無し:2015/06/05(金) 18:09:28
廉は本気愛なので嬉しいです❤

339NR:2015/06/06(土) 12:58:09

最近忙しくて全然更新出来なくてごめんなさい!

でも書きたいお話はいっぱいたまってるので、落ち着いたらまた一気に書きに来ます。

それまで気長に待ってて下さい!(>_<)

340名無しさん:2015/06/06(土) 22:42:54
はーい!気長に待ってます。

341NR:2015/06/06(土) 23:16:41

Side 廉

廉「ちょっと、紫耀…」

紫耀「しっ!」

廉「え?んっ!」

急に紫耀の手で口を塞がれた。



聡「海と山どっちが好き〜?」

マリ「うーん…どっちも!」

すると、ようわからん会話しながら聡君とマリウス君がトイレのドアを開けて入ってきた音がした。

廉「…」

別に喋らんから手どけて、って紫耀に言おうとしたその時。

廉「!」

紫耀が、スカートの中に入れたままだった手を、
俺の股間に移動させてきて、下着の上から緩く揉み始めた。

紫耀「ボクサーパンツかぁ〜、色気ないなぁ〜」

ヒソヒソ声でそう言いながら、更に上下に揉みしだく紫耀。

廉「んんっ!ん〜っ、」

紫耀「シィッ、聡君達にバレてまうやろ?」

絶対このスリルを楽しんでるやろ!

ムカつく!

でも…いたずらっ子っぽく笑う紫耀は、悔しいけどやっぱカッコイイ。

342ユーリー:2015/06/07(日) 07:36:30
紫耀くん…ドSやなぁ〜(笑)
廉くん、なんか……可愛い♪

れいなちゃん
続きがんばってね♪

343NR:2015/06/11(木) 20:52:36

Side 廉

マリ「ねぇ、何か声しない?」

聡「えっ?ちょっとコワい事いわないでよ!」

廉「…!」

ヒヤヒヤしながら紫耀の顔を見ると、
紫耀は俺の口を塞いでた手を退かして、
かわりにキスで塞いできた。

廉「んっ…」

ぴちゃ、くちゅ。

一番奥の個室に居るとは言え、大きな声や音を出せば、すぐ二人にバレてまう。

個室は5個しかない。

お願いやから、紫耀、落ち着いて。

て言うかはよ二人でてって(泣)

マリ「ねぇ、やっぱ何か聞こえる」

廉「!」

聡「…マリ、戻ろ?」

マリ「えー何で?だって奥から…」

聡「良いから!あんま遅いと怒られちゃうよ、
もうすぐ撮影始まるし」

マリ「ちょっと、聡ちゃん!」

バタン!

パタパタ…。

廉「…」

344NR:2015/06/11(木) 21:00:33

Side 廉

廉「…はぁ〜」

紫耀「ビビった〜」

廉「しょおっ!お前は絶対楽しんでたやろ!」

紫耀「あれ、バレてたん?」

廉「てか聡君…明らかに気利かして居なくなってくれたよな?」

紫耀「せやな…流石やな」

廉「感心してる場合か!
もう、はよ帰るで!」

紫耀「え、その状態で帰るんキツない?
一回ヌいたるわ」

廉「ええって!」

紫耀「遠慮すんなや」

345NR:2015/06/11(木) 21:16:01

Side 勝利

マリ「ねぇ、聡ちゃんってば!」

聡「もー、マリしつこい!」

風磨「何だよお前らまた喧嘩かよ、うっせーな!(笑)」

健人「相変わらず仲良しだね!
一体何があったのー?」

マリ「あのね、トイレの奥で声がしたのに聡ちゃんたらビビって確かめてくれないの!」

聡「別にビビった訳じゃなくて…」

風磨「何だよこのビビリ!俺が確かめてきてやろーか?(笑)」

健人「残念、風磨とマリ次撮影だって!」

勝利「…」

パタン。

346NR:2015/06/11(木) 21:52:12

Side 廉

廉「あっ、あぁ、ん!」

紫耀は俺の下着をずらして直接しごいてくる。

紫耀に適当に脱がされた下着が足首に引っ掛かって止まった。

スカートに隠れて、紫耀の手は見えない。

時々スカートの下から卑猥な水音だけが聞こえる。

でも、かえってそれが、俺の羞恥心を煽る。

紫耀「れん、声、おさえて…」

廉「やぁっ、無理、やっ!」

紫耀「ひと、来ちゃうよ…」

廉「あかんっ、しょおっ!」

347NR:2015/06/11(木) 22:14:13

Side 廉

きっと、聡君とマリウス君の二人が居らんくなって、
俺は少し安心して気が抜けてた。

と言うより、紫耀の手に翻弄されて、気持ちよすぎてガマン出来ひんかった。

ここがまだ仕事場のトイレでまたいつ誰が来るかわからんスリルやとか、
コスプレHやとか、
とにかくいつもと違うシチュエーションに興奮してたんやとおもう。

紫耀「射れるで」

先走りでグチャグチャになったソコに、指で解さず急に紫耀が入ってくる。

廉「ひゃぁっ、」

俺はもう何も考えられんくなって、
便座の蓋の上で硬い身体を紫耀に預けて、
ひたすら喘いだ。

廉「しょおっ、しょおっ…」

もっと深く紫耀と繋がりたくて、
もっと刺激を感じたくて、
紫耀の首に手を回して自ら近付く。

だから気付けへんかった、まさか誰かが入って来てずっと聞いてたやなんて。

348NR:2015/06/11(木) 22:25:45

Side 勝利

マリが言ってた事と、聡の様子が気になって、トイレまで見に来てみた。

すると、聞き覚えのある声が中から二人分聞こえる。

俺にはすぐわかった、完全に廉と平野の声だった。

まだ俺失恋の傷癒えてないんですけど…。

こんな所で堂々とHしちゃうなんて、二人ともプロ意識と危機感が足りないんじゃない!?

マリはわかってなかったみたいだし、俺と聡だからまだ良いけど、
これがほかの関係者だったらどうするの!?

…よし、二人ともお仕置き決定。

決して平野に嫉妬したとかじゃないからね!(異論は認める)

俺は外に出てドアの前に

『ただ今清掃中、ご迷惑をお掛けしますが反対側のトイレをご利用下さい』

って書いた看板を置いてから、
腕組みしながら暫く中で二人の情事を聞いた。

349NR:2015/06/11(木) 22:35:50

Side 廉

廉「はぁ、はぁ…」

紫耀「れん、俺着替え持ってくるから。
ちょっとここで大人しく待っといて」

廉「うん、わかった…」

グッタリした俺を置いて、紫耀が個室から出てく。

俺は疲れたから、目を閉じて紫耀の戻りを待った。

すると、キィ…と個室の扉が静かに開く。

廉「…紫耀?はやかった…」

言いかけて俺は固まった。

勝利「…れん、何やってんの?」

廉「しょ、勝利…!」

350NR:2015/06/11(木) 22:45:36

Side 勝利

二人の声がしなくなったから、俺は手前の個室に隠れた。

扉の隙間から覗くと、平野だけが出てった様だった。

俺が隠れてる事や外に看板が出てる事には気付いてないみたいだ。

チャンス。

俺は静かに一番奥の扉を開く。

するとそこには、何故か女子高生の制服を乱しながら着用した廉が、目を閉じて座ってた。

…ヤバイ、可愛すぎる。

廉「…紫耀?はやかった…」

勝利「…れん、何やってんの?」

廉「しょ、勝利…!」

351NR:2015/06/11(木) 23:00:13

Side 勝利

勝利「れん、立って」

廉「え?」

頭にハテナを浮かべながらも、素直に言う事を聞く廉。

相変わらず可愛い。

左右の壁に手をついてゆっくり立つ。

廉「痛っ、」

勝利「歩ける?」

廉「わからん…」

俺は廉の腰をさすってあげる。

廉「ありがとう…なぁ、いつから居ったん?」

俺はそれには答えず、無言で扉を開けて廉の手を引く。

廉「ちょっと待って、今紫耀が…」

勝利「二人にはお仕置きが必要だから」

廉「え…」

勝利「こんないつ誰が来るかもわかんない所でこんな事して」

廉「…」

勝利「だからちょっとだけ付き合って」

そう言うと俺は廉の手を引いてトイレから出た。

352NR:2015/06/11(木) 23:12:50

Side 紫耀

控室に戻ったらカイに「もー、二人してどこ行ってたのー!」とか言われて誤魔化しながら出てくるのに意外と手間取っちゃった。

階段を駆け上がってトイレの前に戻ると、清掃中の看板があった。

あの後掃除の人が来ちゃったのかな?

だとしたらはやくしないと廉がヤバイ!

焦ってドアを開けたけど中には誰も居らんかった。

…あれ?

紫耀「廉、お待たせ…」

一番奥の個室の扉を開けると、もぬけの殻で、廉の下着だけが便座の蓋の上に置いてあった。

353ユーリー:2015/06/12(金) 06:17:50
あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙ーーーー!!

朝からうるさくてすみません><
もう…………勝利k………Sすぎる!!
ヤバイ…

354風奈:2015/06/12(金) 22:22:45
れいなちゃん、ヤバーイ!!
私は、スランプなう……全然、人が来てくれない……

355NR:2015/06/15(月) 09:04:24

Side 廉

廉「勝利、どこ行くねん…」

手をグイグイ引っ張られて廊下を歩く。

こんな格好で、しかも俺今ノーパンやし(汗)

途中で誰かに見られへんか、めっちゃ不安。

勝利「撮影は終わったの?」

廉「え?うん…」

勝利は駐車場に来て遠くからピッと鍵を空けると、
俺をバンの中に押し込んだ。

バタン!

勝利「ここなら暫く誰も来ない。
俺は撮影終わったけど皆はまだだし」

356NR:2015/06/15(月) 09:20:41

Side 廉

お仕置きって何やろ…。

もしかして…。

この感じ、以前よく見たからわかるけど、
俺の勘が正しければ、勝利は俺とヤるつもりや。

確かに仕事場であんな事したらアカンけど、でも俺もう紫耀以外とはシないって決めたんや。

廉「勝利、俺…」

勝利「安心して、別に襲ったりしないから」

廉「え…」

勝利「その代わり、俺の目の前でひとりでシて見せて」

廉「…はぁ!?」

勝利「良いでしょ、それくらい。
本当は襲いたいけど我慢してあげてるんだから」

357NR:2015/06/15(月) 09:54:07

★ユーリー★
いつもコメント本当にありがとう!!!
いつもめっちゃ嬉しいし、反応があるとやっぱ頑張ろうって気持ちになります。

★風奈★
スランプの時は無理して書かなくても良いとおもうよ!
人が来ないと確かにちょっとさみしいけど、誰かに見られる事を意識して書くよりは、自分が本当に書きたい物を書けば良いんじゃないかな?
お互い頑張ろうね!

358杏子:2015/06/15(月) 16:49:10
れいなちゃん
なかなか来れなくて ごめん><

そう思ってもらえて嬉しい!

359杏子:2015/06/15(月) 16:55:03
>>358、ユーリーです。
コテハン変えました。杏子(きょうこ)でっす!!

360杏子:2015/06/15(月) 17:05:47
勝利ーくーん Sがぁぁぁぁ!!!
(るさい!!!!)
でも れんれん 可愛いよなー←おい色々ストップかけたい………

うわー いちゃいちゃしたい……←すみません、集団宿泊学習行ってから、更に頭可笑しくて><
(付き合っちゃいました………[GL×])

361名無しさん:2015/06/16(火) 18:15:42
続き楽しみにしてまーす

362名無しさん:2015/06/28(日) 14:53:08
犯せ!犯せ!

363リラックマ:2015/06/29(月) 17:39:48
最初から読ませていただいています!リラックマです!
掲示板に書き込むの初めてなんです^-^よろしくお願いします
ちょくちょくコメントしますので・・・

364NR:2015/06/29(月) 23:34:27

Side 廉

廉「…」

勝利「ほら、はやく」

そう言うと勝利はスカートを捲って俺の手に俺自身を握らせた。

何で俺は逃げ出さへんのやろ。

逃げようとおもえば逃げれそうなもんやのに。

それはやっぱ勝利に対して申し訳ないと言うか、少しでも俺の中で後ろめたい気持ちがあるからなんかも…。

俺は意を決して、少しずつ自分のモノを上下に扱き始めた。

さっき自分が出した欲と、紫耀が俺の中に出した欲で、まだソコは濡れてる為、少し扱いただけでグチャグチャと水音が響く。

それを目の前から勝利が無表情でジッと見詰めてる。

シチュエーション的には凄く興奮する筈やのに、でも俺は全然イけへんかった。

365NR:2015/06/29(月) 23:45:43

Side 廉

廉「…っ、しょおり…っ!」

どんなに扱いても、それなりに勃つし先走りも溢れるけど、決定的な刺激も無いし自分で絶頂まで高める事も出来なくて苦しい。

勝利「どーしたの?
やっぱ俺相手じゃもう感じなくなっちゃったってわけ?」

廉「…」

勝利「そこ否定しないんだ(苦笑)」

廉「…ごめん」

勝利「いいよ、わかった。
じゃあ平野の事考えながらヤっていいから」

廉「え…」

勝利「平野の名前も呼んでいいし。
でも絶対一回はイかないと駄目。
イくまで帰さないからね」

廉「…わかった…」

俺は目を瞑って紫耀の事を思い浮かべた。

幸い、ついさっきまで紫耀に抱かれてたからその感触は残ってるし、身体も覚えてる。

366NR:2015/06/30(火) 00:05:26

Side 廉

廉「しょお…っ!」

ぐちゅ、ぐちゅ、

自分の指を紫耀だと言い聞かせながら、指で輪っかをつくって竿を上下にスライドさせたり、親指で尖端を刺激したりする。

(れん…)

俺を呼ぶ紫耀の声、吐息、指使い、厚い胸板…

それらを頭に浮かべながら、俺は必死で集中した。

367NR:2015/06/30(火) 00:58:13

Side 勝利

廉はよくも悪くも本当に素直で、
そういうところが不安で心配で、
でも可愛くて大好きで、
だけど厄介で残酷だ。

今だってほら、
俺がやれって言ったらちゃんとやるし、
いいよって言えば俺の前でも遠慮なく平野の名前を叫ぶ。

廉がイくのなんて時間の問題だ。

わかってたけど、やっぱちょっと悔しいから、さいごにもう一つだけ意地悪。

『さがし物なら駐車場に居るよ』

平野に送信、これでよし、と。

368NR:2015/06/30(火) 01:05:53

Side 廉

廉「はぁ…っ!しょおっ、」

もう少しでイけそう、

まさに今、

その瞬間。

ギュッ、

根もとを強く握られた。

廉「しょおっ!?」

おもわず目を開ける。

すると俺の視界が段々はっきりして、真っ直ぐ俺を見詰める勝利と目が合った。

廉「…勝利、何で…」

369NR:2015/06/30(火) 01:16:02

Side 勝利

勝利「イかせない」

ヤバイ、超たのしい。

きっと俺今スゲー悪い顔してるんだろうなぁ(苦笑)

廉「…イかなきゃ帰さないって、」

勝利「そうだね、イきたい?」

無言で頷く廉。

狡いよ、そんなの認めらんない。

勝利「じゃあちゃんとお願いして。
勝利、イかせて下さいって。
俺言われなきゃわかんないから」

ほかのプライド高い奴だったらきっと今頃キレてるんだろうね、そう、例えば風磨君とかだったら。

絶対「ふざけんな」って言われてるとおもう。

それはそれで萌えるけど、でも廉は明らかに困惑してる。

今必死で自分のなけなしの理性とたたかってるんだね、可愛いなぁ。

そんなの何の役にも立たないんだからサッサとすてちゃって、とっとと終わらせちゃえば良いのに。

結局、最終的には言うハメになるんだから。

370NR:2015/06/30(火) 01:34:22

Side 廉

手だけとは言え、勝利にイかされたらそれはやっぱ紫耀を裏切った事になるんちゃうか?

しかも犯されたんならまだしも、自分からお願いしてイかせて貰うやなんて。

そんなん一番やったらアカンやつやん。

…でもイかな帰れへんし、
きっと今頃紫耀もさがしてるやろうし…。

もうどうしたらええねん!

勝利「廉ー、はやくー。
何迷ってんの?
選択肢なんて最初から一つしか無いでしょ?」

廉「!」

勝利「こんなんじゃいつまで経っても帰れないよ?
愛しの平野が待ってんのにいつまでもあえないよ?良いの?」

廉「…い、言うから…」

もうどうにでもなれや!

371NR:2015/06/30(火) 01:44:10

Side 勝利

廉「…一度しか言わんから、」

勝利「どうぞ?」

廉「…しょ、勝利…イかせて下さいお願いします…」

勝利「…」

廉「…言ったで!これでええんやろ!?
もう、ホンマにお願いやからはよしてやぁっ、」

勝利「!」

想像以上の破壊力だな…。

勝利「じゃあお望み通りイかせてあげる」

372NR:2015/06/30(火) 01:58:32

Side 廉

そう言うと勝利は俺の両足を左右に開いて、M字に折り曲げた。

廉「!?イヤやっ、」

気付いた時にはすでに遅し、

廉「あッ、やぁっ!」

勝利は俺の中に入ってきた。

廉「やッ、しょう、りっ、嘘つ、きっ!」

勝利「嘘なんか、ついて、ないっ、」

廉「だってっ!」

勝利「俺、襲って、ないからっ…廉が、イかせてって、言ったんだよ、」

そこでやっと勝利にハメられたんやって気付いたけど、もう何も考えられんくなって、
勝利に揺さぶられながら俺はひたすら喘いでた。

373NR:2015/06/30(火) 02:18:13

Side 廉

廉「やっ、ンッ、あぁっ!」

暫く、ギリギリまで引き抜いては奥を突く、を繰り返される。

その度にユラユラ、車体が揺れてるのがわかる。

勝利「きっつ…!」

勝利自身が俺の中でどんどんデカなってきて、お互いそろそろ限界や。

すると勝利がラストスパートをかけて一段とピストンが激しくなった。

そしてずっと握ってた俺のモノから手を離した。

廉「ひゃあぁっ!」

俺は勢いよくイったけど、ガマンさせられてた分、
その後も途切れ途切れにビュクビュクと射精し続けて、なかなか止まらんかった。

勝利「くっ…!」

俺の締め付けで勝利もイって、腹の中に温かい液が注ぎ込まれた。

374NR:2015/06/30(火) 02:32:48

Side 廉

廉「…はぁ、はぁ…」

酷い。

騙してヤった上に中出しまでするなんて。

勝利「廉…」

廉「最低、勝利なんて嫌いや」

勝利「…」

そこへ、

ガラッ!

紫耀「…終わったん?」

廉「紫耀!」

紫耀がめっちゃ冷たい目で俺を見てる。

廉「紫耀、ちゃうねん、これは」

紫耀「お前、淫乱やな」

廉「…しょお、」

違うんやって。

俺は。

言いたい事は山ほどあるのに、紫耀の態度がショック過ぎて何も言えない。

やっと両おもいになれたのに。

呆然としてると、紫耀が俺の腕を無理矢理引っ張って歩き出そうとする。

俺は腰に力が入らんし、足が縺れて、その場に転んだ。

375NR:2015/06/30(火) 02:44:03

Side 廉

廉「痛っ…」

でも紫耀は上から見下ろしてるだけで何も言わへんし助けてもくれへん。

俺は何だか情けなくなってうつむいた。

紫耀「何してんねん、はよ立てや」

廉「…」

すると上から呆れた様な溜め息が聞こえた。

紫耀「…ハァ、」

廉「…(びくっ、)」

そして紫耀は急に俺をお姫様抱っこすると、

紫耀「ひとのもんに手出さんといて下さい」

と勝利に向かって言って、再び歩き出した。

376NR:2015/06/30(火) 03:00:10

Side 廉

廉「…しょお…」

俺らが今日借りてる控室に着いて、ちょっと乱暴にソファーに投げて下ろされた。

カイはもう帰ったみたいで荷物が無い。

紫耀「言い訳は?」

廉「え…」

紫耀「でけへんよな、俺聞いたし。
お前自分からねだってたもんな、
俺だけじゃ足らんかったん?」

廉「ちゃう…!」

紫耀「何がちゃうねん、この裏切り者が!」

廉「やっ、!」

紫耀は両手で俺の首を掴んだ。

廉「しょおっ…くるし…っ!」

377NR:2015/06/30(火) 03:14:47

Side 廉

初めて紫耀を本気でこわいとおもった。

でも、それと同時に、紫耀に殺されるなら本望だともおもった。

廉「…しょ、になら…殺、されても、いい…ぅぐっ…」

紫耀「!!」

その瞬間、紫耀の手から解放された。

廉「…っ、げほっ、ゲホッ!」

そして、紫耀にキツく抱き締められた。

紫耀「ごめん、ホンマにごめん!!!
平気か!?廉!!」

廉「…しょお…」

紫耀「ごめん、俺ホンマに嫉妬深くて独占欲強くてっ…!」

廉「…知ってる…」

きっと言ったらめちゃめちゃ怒るやろうから絶対言わへんけど、こういうところホンマに勝利と似てるとおもう。

378NR:2015/06/30(火) 03:20:41

というわけでここまで一気に更新しました。

今までなかなか来れず更新が滞って長い事お待たせしてしまい大変申し訳ありません!(>_<)

コメントくれた杏子、名無しさん、名無しさん、リラックマさん、どうもありがとうございます!

もうすぐ終わる予定です。

紫耀君を勝手にヤンデレ(DV?)気味にしてファンの方ホンマにごめんなさい!

因みにこれが終わったら次は大廉を書く予定です!

379杏子:2015/06/30(火) 06:49:33
紫耀くんのお姫様抱っこ……萌える…

廉さん……(>д<)

380リラックマ:2015/06/30(火) 07:31:26
NRさん「リラックマ」って呼んでもてもいいですか?あとタメで・・・よろしくお願いします!
面白いです!続きが楽しみです(^∀^)頑張ってください♪

381リラックマ:2015/06/30(火) 07:34:58
NRさん「リラックマ」って呼んでもてもいいですか?←間違いました(××)「呼んでもらってもいいですか?」です。すみません(±-±)

382風奈:2015/06/30(火) 18:22:52
れいなちゃん、久しぶり!元気だった?僕は、すごく元気だった。
僕、小説書いてるんだ。読みたかったら、言ってね?

383NR:2015/08/15(土) 00:34:40

Side 廉

廉「しょお…俺な、さっき、嬉しかってんで?」

紫耀「さっき…?」

廉「…勝利に、『ひとのもんに手出さんといて下さい』って、言うてくれたやん?」

紫耀「あ〜…」

廉「俺…紫耀のもんやねんな?」

紫耀「…」

廉「…しょお?」

紫耀「れん、」

廉「?」

紫耀「俺…あの時、正直めっちゃムカついてん、勝利にも、廉にも。

でも、廉がああするしかなかったんやって…ホンマはちゃんとわかってるから。

助けてやらんくて、冷たく責めたりして、ホンマにごめんなさい」

廉「…しょお…」

俺は、しょげて小さく丸まってる大きな紫耀の身体をギュッと抱き締めた。

384NR:2015/08/15(土) 00:45:26

Side 廉

廉「俺の方こそごめん。
俺、何があってももう二度と勝利と…いや紫耀以外と寝たりせえへんから、絶対。
信じて。

俺は紫耀のものやし、紫耀も俺のものやから」

紫耀「廉…。

…好きやで」

俺も、という言葉は発する前に紫耀の唇にのみこまれた。

385NR:2015/08/15(土) 00:56:18

Side 勝利

あーあ、完全に嫌われちゃったな。

残念だけど、でも、これでやっと廉の事諦められる気がする。

廉も平野もごめんね。

本当にもう二度と手出さないって約束するから。

…多分…。



Fin.

386NR:2015/08/15(土) 01:00:56

ずっと放置してたけどやっと完結させました。

京子、リラックマ、風奈、コメントありがとう!

次からずっと予告してた大廉に漸く入ります。

またマイペースに不定期更新ですが少しずつ再開するつもりなので、期待し過ぎずに読んでいただけたらこれ幸いです。

387風奈:2015/08/15(土) 16:29:03
れいなちゃん
久しぶり!玄樹だった?僕は、玄樹だったよ♪
れいなちゃんの小説が読めてよかった〜♪
そして、しょうれんが固い愛で、また結ばれて、嬉しいよ!

大廉の小説、楽しみにしてるね♪
頑張れんれん♪

388もこ:2015/08/20(木) 20:24:45
久しぶり!
NRさん
完結、おめでとう♪しょうれん!大好き!
勝利君、もう手出さないよね?(>д<)
大廉、楽しみ♪がんばれんれん

389リラックマ:2015/08/20(木) 20:26:36
すみません(>о<)上の「もこ」は私です!

390名無しさん:2015/08/20(木) 22:50:29
お疲れ様でした!
大廉、楽しみです

391NR:2015/08/22(土) 12:02:40

大吾→廉→紫耀

〜不毛な恋〜

〈僕が好きになった人は、男でした。〉



Side 大吾

初めまして、西畑大吾です。

突然やけど僕の悩みを聞いて下さい。

僕には好きな人が居ます。

その人の名前は永瀬廉。

最初は友達やとおもってたけど、それが大事な仲間になって、生意気な弟みたいって印象に変わって…

気付いたらいつの間にか好きになってました。

でも世の中うまくいかへんもんで。

ただでさえ男を好きやのに、更に廉には好きな人が居て、

しかもその相手もまた男で、僕の大事な友達のひとりです。

廉は隠してるけど、僕にはわかります。

だっていっつも紫耀の事を目で追ってるし、紫耀の話ばっかするし。

まぁ、残念ながら紫耀にはあんま相手にされてないみたいやけど。

せやから廉には言われへんけど、紫耀に関しては安心してる。

でも厄介な事に廉はモテます。

何故ならイケメンでスタイルよくて、ちょっと抜けてるとこあるけど頭もよくてサッカーがうまくて、尚且つツンデレでサウスポーという、少女漫画の主人公みたいな奴やから。

実は今やって、一階の裏庭で廉が告白されてるのを、密かに三階の窓から眺めながら待ってます。

廉には先に帰って良い言われたけどやっぱ一緒に帰りたいし…。

392永瀬みき:2015/08/22(土) 12:20:09
ずっと影読みさしていただいてました。
新作おめでとうございます。
頑張って下さい(^ー^)ノ

393NR:2015/08/23(日) 04:32:59

Side 大吾

大吾「…」

今回の子もなかなか可愛いやん。

まっ、僕の女装には敵いませんけどね!


てか今、告ったんかな?

赤くなっちゃって…めっちゃ緊張してるやんあの女の子。

廉も照れてるし…満更でも無さそうな顔しちゃって。


…あ…でもまた断ったんや。

女の子、下向いちゃった。

泣いてんのかな?

廉が眉毛を八の字にしてる。

女の子には申し訳ないけど、ホッとした。

…って、なに頭ポンポンしとんねん!

困り眉で優しく笑うな!

僕めっちゃ好きやねんその顔!

そんなんされたら相手の子が諦められへんくなるやろ!

っとに、これだから恋愛マスターはイヤやわ…。

394NR:2015/08/23(日) 04:42:09

Side 大吾

廉「あれ、待っとったん?
先に帰って良いって言うたやん」

大吾「…じろりんちょ(¬_¬)」

廉「何やねん」

大吾「今回の子は何で断ったん」

廉「!、お前また見とったんか!」

大吾「なぁ、何で?可愛かったやん」

廉「うっさいなぁ、タイプちゃうかってんや!」

そう言うと廉は鞄を掴んで歩き出す。

大吾「ちょお待ってや、俺、廉の事待っててんで!?」

廉「知るか。待ってろって言うてへんし」

395NR:2015/08/23(日) 04:54:25

Side 大吾

廉はモテる癖に告られても誰とも付き合わへん。

それはきっと紫耀の事が好きやから。

ホンマに罪な奴やな、廉も紫耀も…。


廉「なぁ、なにふて腐れてんねん。

大丈夫やって、大吾はめっちゃ良い奴やし、すぐに彼女できるから。

俺のクラスにも結構おんで?
大吾の事可愛いって言うてる子」

大吾「…そうやな」

こうやって的外れな見解で毎回俺の事慰めてくれる廉の方が優しくて良い奴や。

いい加減気付けよこの鈍感野郎。

396NR:2015/08/23(日) 05:02:28

Side 大吾

大吾「ええなー、俺も頭ポンポンされたいわ〜」

廉「なら、したるわww」

ぐしゃぐしゃっ。

大吾「ちょっ、何すんねん!お返し!」

廉「アホ、やめろやっ!ww」


…でも、今はこれでええねん。

こんな毎日も悪くないし。

廉が紫耀を好きな限り女の子と付き合う事は無さそうやし。


暫くはこんな平和な日々が続く、

この時の僕はそうおもってました。

397NR:2015/08/23(日) 05:12:59

>>風奈
玄樹だったよ!忙しくて放置しててごめんなさい(><)
これからまたちょっとずつ更新していくので宜しくです!

>>もこさん
ありがとうございます♪
個人的に勝利×廉が割と好きなので、もしかしたらまた番外編を書いてしまうかも…?(笑)
でも今は大廉に集中して頑張ります☆

>>名無しさん
ありがとうございます(^^)
なにわが好きだから大西君も出したいなー♪

>>永瀬みきさん
影読みありがとうございます!
もう私が変態だという事はバレてるとおもいますが(笑)
今回もちょっとおかしな方向に行きそうなんですけど勘弁して下さいね(汗)

398永瀬みき:2015/08/23(日) 09:06:00
それならBL小説読んで
「廉くん激可愛い〜!」
って叫んでる私も変態ですね。笑
更新頑張ってください(=゚ω゚)ノ

399もこ ◆mykGmp/Ggc:2015/08/23(日) 18:35:24
NRさん
元リラックマです!
来れない間に更新されとる〜!
なんとも言えないこの関係!クー、青春♪
まぁ、れんれんモテるでしょ!にしても、頭ポンポンされて〜!
さすが、恋愛マスターです♪
番外編も、何かと楽しみです!
がんばれんれん(>о<)/

400名無しさん:2015/08/26(水) 20:34:11
がんばれんれんです!

401めい:2015/08/27(木) 16:08:24
みなさん。はじめましてめいです。れいなさんの小説すごくおもしろいです!番外編もすごくスキです!がんばれんれん(^o^)

402NR:2015/08/27(木) 19:25:56

Side 廉

どうもー、永瀬廉です。

突然やけど、俺には好きな人が居ります。

その人の名前は平野紫耀って言うんやけど…

これが問題児で。

って言っても、別にヤンキーとかやなくて、

何て言うかこう…人懐っこいから誰とでもすぐ仲良くなるし、男女問わず好かれるし。

いや、ええ事やねんで?

でも、本人はそんなつもりないんか、はたまたワザとなんか知らんけど、誰にでも優しいから皆勘違いするし。

一言で言うと『人たらし』って言うんかな。

気難しそうな相手の懐にも平気で入り込んで、いつの間にか相手も受け入れてる、みたいな。

そんなん俺には絶対出来ひんから羨ましい。

と同時に、不安でもある。

紫耀は人気者やからいつも皆に囲まれて笑ってる。

人見知りな俺とは正反対。

そんな紫耀が、俺だけのものになんて一生なるわけない。

ましてや男の俺を、紫耀がわざわざ選ぶ筈もなくて。

勇気の無い俺は、勿論告白なんてするつもりは無い。

そんな事したら、きっと嫌われて友達ですらいられなくなる。



紫耀…俺のものにはならんでええから、せめて誰のものにもならんといて…。

403NR:2015/08/27(木) 21:39:07

Side 紫耀

岸「紫耀、まーた別れちゃったんだって?」

紫耀「別に別れてへんよ、ただ一人にはしぼれないって言うただけで」

神宮寺「もう一人彼女がふえたって事?」

岩橋「彼女じゃなくてセフレでしょ…」

高海「え〜…紫耀さいてー」

紫耀「ちゃうよ、別に会ったら必ずシてるわけちゃうし!」

…そう、俺、平野紫耀は、誰か一人と真面目に付き合う事が出来ません。

そういうの、何か重たいっていうか面倒臭いっていうか…。

皆とワイワイ遊びたいし、その時がたのしければそれでいい。

だから来るもの拒まず、去るもの追わず。

今までずっとそうやって生きてきたし、これからもそのスタイルはきっと変わらんとおもう。

多分、よっぽどの事が無い限り。

404NR:2015/08/27(木) 21:50:31

>>永瀬みきさん
廉君のせいでみんな変態ですね(笑)
ありがとうございますo(^^)o
頑張ります♪

>>もこさん
私も廉君にポンポンされたいですww
小説には私の妄想と願望が詰まってます。

>>名無しさん
ありがとうございます☆
頑張ります!

>>めいさん
初めまして、面白いって言っていただけて嬉しいです。
不定期更新ですが宜しくお願い致します!

405NR:2015/08/28(金) 04:08:44

Side 廉

紫耀「あ、そういえばさー、DJやってる友達が今度クラブでオールナイトイベントすんねんけど、誰か空いてへん?」

岩橋「俺そういうのパス」

高海「僕も〜」

紫耀「岸君とジンは?」

岸「わりぃ、俺今金欠なんだわー」

紫耀「もう〜岸君いつもやん!ジンは?一緒に行こうや!」

神宮寺「いつ?」

紫耀「明後日の夜」

神宮寺「明後日?ごめん、無理だわ。夜は空いてない」

紫耀「マジか…」

ガチャッ。

廉「おはよー」

紫耀「(丁度いいところに!)廉!」

廉「おー紫耀、どないしたん?」

紫耀「明後日の夜、俺と遊ぼ!」

廉「へ…?」

紫耀「な!決まり!」

廉「べ、別にええけど…。何なん?急に…」

岩橋「(あーあ、知ーらない)」

406NR:2015/08/28(金) 04:32:20

Side 廉

急に紫耀に誘われて遊ぶ事になった。

完全プライベートで二人だけで出掛けるとかいつぶりやろ。

嬉しいけど、ちょっと緊張する。



何だかんだであっという間に当日。

待ち合わせは21時に渋谷って言われて、だいぶ遅いから「どこ行くん?」って聞いたのに、紫耀は「内緒」って言って結局当日になっても教えてくれへんかった。

映画のレイトショーでも観に行くんかな?

家でる時、親にも「こんな時間から出掛けるの?何時に帰るの?」ってめっちゃ聞かれた。

とりあえず「紫耀ん家に泊まる」って言って出てきたけど…。


渋谷に向かう電車の中、さっき紫耀からきたLINEを見る。

紫耀『今夜はオールナイトでパーリーナイツやから!』

廉「…」

407NR:2015/08/28(金) 04:54:38

Side 廉

待ち合わせ場所に着いても紫耀の姿は見えなかったので、スタバで時間を潰す。

暫くすると、

紫耀「お待たせっ」

黒の半袖TシャツにGパン、サンダルに黒ハットの紫耀があらわれた。

何て事ない服装やけど、やっぱかっこええな。

紫耀「廉、何か今日大人っぽいやん」

廉「そお?」

因みに俺は白の半袖カットソーに黒パンツ、スニーカーにキャップ。

別にいつも通りやけど…。

紫耀「ほな行こか」

そっからちょっと歩いて、とあるビルの前で立ち止まると、紫耀は俺に《INVITATION》と書いたカードと…何故か岸君の保険証を渡してこう言った。

紫耀「多分インビで入れるけど、もしあかんかったからそれ(岸君の保険証)見せてな。
素直に自分の身分証見せたらあかんで、わかった?」

廉「なぁ、これってどういう…」

俺の返事を待たずに紫耀は地下へ続く階段を降り始めた。

408NR:2015/08/28(金) 05:14:26

Side 廉

入口で受付の人にインビを見せると、案外すんなり入れて肩透かしをくらった。

紫耀「全然心配いらんかったな。廉、明日岸君にそれ返しといて」

廉「うん…」

明日はまた午後からキンプリで取材がある。


細い通路を進むとその先に眩しい光と激しい音楽が聞こえてきて、初めて来たけど、さすがの俺でもここがクラブやってわかった。

廉「…しょお、」

?「紫耀!来てくれたんや!」

紫耀「ゆう〜!久しぶりー♪元気やった?」

ゆう「元気元気!紫耀は?」

紫耀「俺、夏バテやねん(笑)」

ゆう「あかんやんww…友達?」

紫耀「そう、廉」

廉「どうも…永瀬廉です」

ゆう「礼儀正しい子やなww」

紫耀「こういうところ慣れてへんからさ(笑)」

ゆう「そうなんや?どうも初めましてー、紫耀の悪友のユウでーす。
今日は楽しんでってな!」

廉「あ…はい」

409NR(れいな):2015/08/28(金) 05:22:08

《CAUTION》

暫く廉目線のしょうれんが続きますが、後に大廉でてきますのでご了承下さい!

これからちょっと廉君が色々な意味で可哀想だったりしますが不憫萌えなのでごめんなさい。

それから紫耀君ファンの方、フィクションとは言え気分を害するかも知れないのでご注意下さい。

410NR:2015/08/29(土) 01:46:16

Side 廉

「紫耀!」
「久しぶりー!」

紫耀は次から次へと友達に声をかけられる。

その度に俺の事も紹介してくれるけど…何かアウェイやし、正直ちょっと疲れた。

廉「はぁ…」

囲まれた紫耀から少し離れたバーカウンターで、ドリンクチケットと交換したコーラを飲んで一息つく。

遠目に紫耀を見ると、俺が居らんくなった事には気付いてへんみたい。

紫耀…溶け込んでて凄いな。

年齢かて俺と大して変わらんのに…全然違和感ないし。

何か…世界がちゃう感じ。

?「Wassup?元気ナイジャーン」

廉「?」

感傷に浸ってたら急に隣の外人(男性)に話しかけられた。

外人「コレ打ッタラ元気ニナルヨー」

ん?白い粉…まさか麻薬!??

廉「のっ、のーせんきゅーや!」

コーラを持って急いで立ち去る。

廉「はぁ、危なかった…」

なんちゅー危険な店や!

411NR:2015/08/29(土) 02:04:06

Side 廉

?「あれ、廉君」

廉「へ?あ…えっと、ゆう、さん」

ゆう「うん。ひとり?紫耀とはぐれちゃったの?」

廉「いや、紫耀ならあそこに…」

その時、衝撃的な場面を目にした。

紫耀が、女の子と…


キスしてる。


ゆう「変わってないなー、紫耀(笑)」

廉「…」

ゆう「てか廉君って紫耀と性格正反対っぽいのによう仲良うなったね〜」

もうショック過ぎて何も頭に入ってけぇへん。

ゆうさんの声は聞こえてるけど右から左に流れてく。

ゆう「廉君?」

廉「あっ、ごめんなさい。ちょっとトイレ行ってきます」

ゆう「顔色悪いけど大丈夫?」

廉「大丈夫…」

あれ、?

何でやろ、何か身体がフワフワする…。

412NR:2015/08/29(土) 02:25:52

Side 廉

俺はユウさんに凭れながら、今日は使ってへんから誰も居らんっていう奥のVIPルームに入った。

ゆう「廉君、酔っちゃったん?お酒弱いんやな…まだ未成年やもんね」

廉「え…?」

ゆう「廉君が飲んでたん、ラムコークやで♪」

廉「ラムコーク…?」

ってコーラちゃうの?

ゆう「まぁいいや、紫耀も楽しんでたし俺らも楽しも♪」

そう言ってユウさんはグラスの中の氷を素手で掴むと、俺の服の中に入れた。

廉「ひゃっ!?冷たっ、」

それから顎を掴まれてキス…じゃなくて氷を口移しされた。

廉「ん、くっ…はぁ…あふっ、」

ゆう「廉君もさぁ、もう紫耀と寝たん?」

廉「っ、え…?」

廉君、も?

ゆう「俺も昔、寝た事あるよ。あいつ男もイケるからさ〜」

廉「!」

ゆう「あいつ面食いやから男も女も顔で選ぶし、てっきり廉君もセフレのひとりかとおもってんけど…違うん?」

413NR:2015/08/29(土) 22:38:46

Side 廉

廉「俺はそんなんちゃうっ…」

ゆう「そうなんや。ほんならこれからもずっとこのまま、普通の友達で居られたらええね」

廉「…」

そう言うと、ゆうさんは俺から離れて、「もうすぐ紫耀くるから」と言って居なくなった。

暫くするとホンマに紫耀が来た。

紫耀「大丈夫なん?」

廉「…何が?」

紫耀「いや、外人に声かけられたり…何か色々大変やったんやろ?
ゆうから聞いたで、っていうか何で酒なんかのんでるん」

廉「…知らん」

だってラムコークってコーラやとおもったんやもん。

でも悔しいから間違えたなんて絶対言わん。

紫耀「廉?何か怒ってんの?」

廉「別に…」

紫耀「わかった、放置したから拗ねてんねやろ。
ほら、チューしたるから機嫌治して!」

!!!

廉「イヤや!」

どんっ!

紫耀「わっ、」

廉「…っ帰る」

紫耀「ちょっ…、廉!」

414名無しさん:2015/09/02(水) 06:46:55
平野さん…

415NR:2015/09/11(金) 02:34:54

Side 廉

紫耀のアホ、紫耀のアホ、紫耀のアホッ!

ひとの気も知らんと、そーやって誰とでも簡単にキスするやなんて!

もう信じられん!


-ドンッ!-


「ってぇな、」

廉「っ、すみません、ごめんなさい!」

ヤバい、プンプンしながら歩いてたら人にぶつかってもうた。

…やっぱ東京はコワいまちや。

大阪帰りたい…はぁ…。

俺はホームシックになって大吾に電話をかけた。

416NR:2015/09/11(金) 02:59:00

Side 廉

遅い時間にも関わらず大吾はすぐに出てくれた。

大吾「はいはーい?」

廉「もしもし…大吾…俺やけど」

何か大吾の声きいたら、さっきまでひとりぼっちでめっちゃ心細かったんが、一気に安心してちょっと泣けてきた。

大吾「どないしたん?何か元気ないやん?」

廉「…今、何してるん」

大吾「んー?特に何もせんとボーッとしとったわ(笑)」

廉「…ほんまに?
明日は?忙しい?はよ寝なあかんんのとちゃう?」

大吾「そうでもないなー、明日は早起きせんでええから今夜は夜更かし出来んねん。
ちょうどヒマやし少女漫画でも読もうかとおもってたから久々に電話くれて嬉しいわ。
俺が卒業して廉が東京行ってから『まいジャニ』収録でしかなかなか会えへんし…

何があったん?」

廉「…大吾はさ、何ともおもってへん奴にも、キス、出来る?」

417NR:2015/09/11(金) 03:14:52

Side 大吾

大吾「…へ?」

何言い出すねん急に。



久しぶりの廉からの電話、俺は嬉しくてすぐに出た。

廉はさみしがり屋の癖に強がりやから、普段何も無い時にはよう電話なんてかけてけえへん。

連絡くれたとしても大抵メールかLINEやし。

それが珍しく電話かけてきたって事は、よっぽど今弱ってるんか?

案の定、声も沈んどるし。

ホンマは言いたい事いっぱいある筈やのに、俺の事気にして遠慮がちに今何してるかとか明日は忙しいかとか聞いてくる廉が健気でめっちゃ可愛い。

今すぐ会いに行ってギュッてしてやりたい。

でも残念ながらそれは叶わんから…せめて話聞いたる。

俺はどんなに長なっても遅なっても構わんから、全部話してスッキリして欲しい。

きっと仕事の悩みか、それとも紫耀の事か…。

そうおもってたら、ゆっくり話し出した廉からの質問は予想外な内容やった。

418NR:2015/09/11(金) 03:32:05

Side 大吾

廉「…どうなん?」

大吾「えーと…」

廉「じゃあ男とキス出来る?例えば俺とか」

大吾「ちょ、ちょお待って!
うーん………廉さんなら出来るな」

何言わせんねん!

でもホンマの事やからしゃあない。

廉「ホンマに?何で?俺男やで?」

何でって…、そんなん好きやからに決まってるやろ!

大吾「男でも好きな相手やったらいけるわ、大西さんも可愛いから多分いけるし」

廉「そうなんや…それが普通なんかな…」

大吾「…普通かどうかはわからんけど」

廉「ほんならエッチは?」

大吾「え!?」

廉「せやから、男とエッチ出来る?」

大吾「…し、した事ないから知らんけど、さすがにエッチは何ともおもってへん奴とはでけへん、多分!俺は!」

廉「やんな…」

廉さん一体、東京で何があってん!

男とキスしたり、好きでもない奴とエッチしたりしたんか!?

…まさか紫耀と!?

419NR:2015/09/11(金) 04:12:44

Side 廉

やっぱ紫耀が特殊なんやな、

…それとも少しはユウさんの事好きやったんかな。

もしかしたらユウさん以外にも、そういう人いっぱいおるんかな。

もし頼んだら…俺ともエッチしてくれるんかな。


廉「じゃあさいごにもう一個だけ。

…自分が相手を好きやったら、相手が自分を何ともおもってへんくてもエッチ出来る?」

大吾「…うーん…

出来る出来ないで言ったら出来るとおもうねんけど、せえへん方が身の為なんやろうね」

廉「…せやな、

ありがとう」

大吾「こんなんで参考になったん?」

廉「めっちゃ、なった」

大吾「そんなら良かったけど。

…またいつでも電話してきいや?待ってるから」

廉「…おん」

大吾「まだ外なん?もう遅いし、危ないからはよ帰りや。
なんなら家までずっと電話しとくか?」

廉「平気、もうすぐ着くし。
付き合ってくれてサンキュー。
そろそろ切るな」

大吾「おん、気い付けてな。おやすみ」

廉「おやすみ」


ホンマに大吾ってめっちゃええ奴やのに何で彼女居らんねやろ。

みんな見る目ないな。

てか大吾も結構モテるのに、実は誰か好きな人でも居るんかな?

そういえば大吾のそういう話ってあんま聞いた事ないな…

よし、今度聞いてみよ。


俺は電話を切った後、特に何か解決したわけでも何でもないけど、かける前よりだいぶ気が楽になってた。

420NR:2015/09/20(日) 11:28:19

Side 紫耀

あの後、廉を追ったけど、廉も足はやいから、夜でも人が多い渋谷で俺は、あっという間に見失ってしまった。

電話しても話し中なんか知らんけど全然繋がらんし。

しゃあないから起きっぱにしてきた荷物を取りに一旦クラブへ戻る。


ユウ「…あれ。廉君、帰っちゃったん?」

紫耀「…廉に何か変な事言うたん?」

ユウ「変な事なんて何も言うてへんよ?
ただ、紫耀とはもう寝たん?って聞いたら、まだやって言うから意外やなっておもっただけで」

紫耀「廉は、そういうんとちゃうねん!」

ユウ「廉君も似た様な事言うてたけど。
紫耀にも普通の友達おるんやな」

紫耀「廉に何言ってん。あいつは純粋な奴やから手出したらアカンで」

ユウ「へー、それやったら可哀想やからこんなとこ連れてくんなよ。
確かに純粋な感じやったわ、チューも慣れてへんみたいやったし」

紫耀「…は?」

ユウ「廉君、紫耀が女とチューしてんの見てショック受けてたで(笑)
紫耀の事、何も知らんねんな」

紫耀「…」

421ラーメン:2015/10/03(土) 22:14:41
最高です!
神様ですよもう。

422NR:2015/10/05(月) 02:36:05

ラーメンさん、コメントありがとうございます。

だいぶ放置しちゃいましたが、また少しずつ更新していきたいとおもってます。

最近多忙でかなり不定期になりますが何卒宜しくお願い致しますm(_ _)m

423NR:2015/10/12(月) 03:26:53

Side 紫耀

ゆう「なぁ、ホンマにあの子と何で友達なん?
確かにビジュアルはイケテるけど、紫耀には合わんとおもうねんけど」

紫耀「…うっさい」

ゆう「…紫耀、俺今東京に住んでんねんけど、今夜久々に泊まりにけえへん?」

紫耀「…ごめんやけど今日はええわ、そんな気分ちゃうし」

ゆう「ふーん?

…何でもええけど、紫耀が手こずってるとか珍しいなぁ」

紫耀「せやから廉は弟みたいなもんなんやって、」

ゆう「あの子、ちゃんと見とかんと危険やで」

紫耀「っ、え?」

ゆう「ま、余計なお世話かも知らんけど。

ほんならまたなー、廉君に宜しく!」

紫耀「…何やねんアイツ」

ホンマに余計なお世話や。

424NR:2015/10/12(月) 03:42:20

Side 紫耀

翌日。

現場に着くと、廉以外は全員揃ってた。

海人「紫耀、おはよー」

紫耀「おはよぉ、…廉は?」

海人「まだ来てないよ」

神宮寺「って言うか昨日は紫耀ん家に泊まったんじゃないの?」

岩橋「確かに。今日絶対一緒に来るとおもったのに」

紫耀「…」

神宮寺「…何かあった?」

ガチャッ、

岩橋「…あ、」

海人「廉!おはよー」

廉「…おはよう」

岸「うぃーす」

廉「あ、きてぃ、コレありがと」

そう言って岸君に保険証を返す廉。

岸「どうだった?大丈夫だった?」

廉「うん全然余裕やった、結局使わんかった」

岸「そっか、なら良かった」

425NR:2015/10/12(月) 03:56:23

Side 紫耀

廉「ジン、おはよ」

神宮寺「おはよ」

玄樹「廉、おはよ」

廉「おはよ」

廉が皆に挨拶しながら荷物を起きに近くのテーブルまで来る。

チラッと廉を見ると目が合った、

…でも一瞬でそらされて、

廉「おはよ…」

と小さな声で素っ気なく言って廉は通り過ぎた。

俺は何故か焦って咄嗟に廉に話し掛ける。

紫耀「廉!あの、昨日は…」

でもすぐに廉によって遮られた。

廉「紫耀、昨日はごめんな!
俺、急にやらなあかん事思い出してあのまま自分の家帰ってもうて。
もうすぐテストやからさ、」

紫耀「廉…」

謝ろうとおもったのに、先に謝られてもうた。

バレバレな嘘までついて。

426NR:2015/10/12(月) 04:18:06

Side 廉

俺は紫耀から目線を外して話し掛けるなオーラを放ちながら、向かいの鏡に映る自分の前髪をセットする事に集中した。

この日は結局これ以降、俺と紫耀が話す事は無かった。


今日はクールなテーマで撮影やったから、無理矢理笑わんで済んで正直助かった。


それなのに何故か帰り際、俺だけマネージャーさんに呼ばれた。

何やろ、俺何かしたっけな…。

マネ「明後日の撮影後、空いてる?」

廉「え、明後日ですか?」

マネ「そう。出来れば、よっぽどの用事じゃない限り空けて貰いたいんだけど」

廉「大丈夫ですけど…」

マネ「オッケー、じゃあそのまま絶対空けといて」

廉「俺だけ?何の現場ですか?」

マネ「…大事なお客様の接待だよ」

廉「接待…」

427NR:2015/10/12(月) 04:34:25

Side 廉

『接待』と聞いて、普段はそういう事に疎い俺でもピンときた。

以前、のんちゃんや勝利さんから聞いた事がある。

お偉いさんと『お食事会』という名目で、所謂『性接待』をさせられる人が居るって。


…俺、実は未だ童貞やねん。

初めてが知らんオバサン(?)とか絶対嫌や!

でも断れへんし…

どないしよ…

こんな時、紫耀やったら平気なんかな…

!!


その時、一つの考えが頭に浮かんだ。


普段の俺やったら、そんな考え、頭に浮かんだとしても実行にうつしたりせえへんのに、
きっと切羽詰まっておかしくなってたんやとおもう。


俺は迷わず実行にうつした。

428NR:2015/10/12(月) 04:52:57

Side 廉

俺は考えが変わらんうちに、紫耀を呼び出した。

連絡した時、紫耀はかなり驚いてた。

というのも、俺の呼び出した場所が、あろう事かラブホの一室やったから。

俺は先に着いて、部屋で紫耀を待つ事数分。

すぐにインターホンが鳴った。

ドアを開けるとすぐに紫耀が部屋に入ってドアを閉めた。

紫耀「何でよりによってラブホなん?」

廉「…単刀直入に言うな?

紫耀、一回だけで良いから

俺と寝てくれへん?」

429風奈:2015/10/13(火) 22:26:01
れいなちゃん、ひさしぶり!風奈だよ!覚えてる?全然来なくてごめんね!

小説、すごくおもしろい&ドキドキキュンキュンした!紫耀君の廉君を思う気持ちに涙が…
でも、廉君がラブホで紫耀君と?それに紫耀君はどんな反応するのかが、楽しみ♪

また、来るね!

430RN:2015/11/02(月) 19:58:49

いよいよ廉君の初めてが紫耀君のものに…。

今まで、せっかく両おもいになったのに初めてはのんちゃんのものになっちゃったり、
片おもいが報われず勝利とセフレになったりしてたけど、やっと…。

でも、このままうまくはいかないんだけどね…。

不憫萌えの変態でごめんね廉君…。



>>風奈
久しぶり!勿論覚えてるよ!
コメントありがとう!

いつも面白いとか感想くれてめっちゃ嬉しいし励みになってます☆
忙しさにかまけてずっと放置してたけど、11月からまた少しずつ更新したいとおもいます♪

431名無しさん:2015/11/07(土) 22:53:24
もぅ最高です!続き楽しみにしてます!

432NR:2015/11/30(月) 13:36:41

紫耀「…は?何言うてんの?」

廉「せやから、俺と」

紫耀「そうやなくて!何で急にそんな事」

廉「時間ないねん!俺には」

紫耀「…どういう事?」

廉「…実は明日、『接待』に行かなあかんねん。

でも…俺、どうしたらいいかわからんくて。

まだ誰ともした事ないし…」

紫耀「…何で俺なん?」

廉「っ!
しょ、紫耀ならそういうの慣れてるかなって…経験豊富そうやし…」

紫耀「チャラ男って事?(笑)」

廉「っ、いや、ちがくて…あの…その」

紫耀「ま、別にええけど?
相手したっても」

廉「っ、ほんまに?」

紫耀「この間のお詫びもせなあかんしな。

色々教えたるわ、…手取り足取り」

廉「…」

紫耀「その代わり、」

廉「?」

紫耀「後悔しても知らんで」

廉「え…」

…それ、どういう…意味や?

433名無しさん:2015/11/30(月) 13:49:36
いつも楽しみにしてます!
これからもよろしくお願いします♪

434NR:2015/11/30(月) 13:55:57

名無しさん、コメントありがとうございました!

こういうコメントを見るとやっぱ頑張ろっていう気になります!

何とか11月中に一回は更新出来て良かったです、でも年内にもう少し更新したい…。
最近本当に亀ペースですみません(>_<)

因みに前回間違えて名前がRNになってましたけどちゃんと本人です(;^_^A

435名無しさん:2015/11/30(月) 17:17:14
全然大丈夫ですよ〜♪
自分のペースで頑張ってください!

436名無しさん:2015/12/21(月) 03:48:08
すごく面白いです!
更新頑張ってください♪

437NR:2015/12/21(月) 11:08:27

Side 廉

後悔なんてするわけない。

こんな形やけど、ずっと好きやった人とこれからエッチ出来る。

しかも俺にとっては初体験。

こんな幸せな事、二度と無いかも知らん。

この時の俺は、そんな風に甘く考えてた。

多分、舞い上がってたんやとおもう。



紫耀「風呂入る?それともこのまますぐヤる?」

廉「えっ。ど、どっちでも…」

家で一応シャワー浴びてきたけど、ここでももう一回浴びといた方がええんかな、

でも俺が風呂入ってる間に紫耀の気が変わって、やっぱ止めるとか言われたら嫌やし…。

紫耀「あっそ、ほんなら俺も後でええわ。

とりあえず服、脱いで」

438名無しさん:2015/12/21(月) 11:18:41
更新ありがとうございます。
続きが楽しみです!

439NR:2015/12/21(月) 11:32:06

Side 紫耀

相手が廉やからって、特別優しくするつもりは無い。

他の子と同じ様に、いつも通り扱わんとあかん。

そうせな、変な期待さすだけやし。

今日限りの、最初で最後の関係なんやから。



俺はいつも通りに振る舞う事を意識し過ぎて、むしろいつもよりちょっと冷たくなってる事に気付かんかった。

440NR:2015/12/21(月) 11:34:20

名無しさん、いつもコメント本当にありがとうございます!

更新遅くてごめんなさい(>_<)

ちょっとずつですが頑張ります。

441NR:2015/12/21(月) 11:47:03

Side 廉

俺は紫耀に言われるままとりあえず服を脱ぎ始めたけど、めっちゃ緊張してちょっと手が震えた。

チラッと紫耀を見ると、紫耀も服に手をかけてるところやった。

…ヤバい、Tシャツの脱ぎ方すらもう既にカッコイイ。

しかも相変わらず凄い筋肉。

何なん、あの身体。

あれで全然鍛えてへんとか信じられへん。

年齢やって俺と大して変わらんのに…。

紫耀「廉。手、止まってんで」

442NR:2015/12/21(月) 12:02:09

Side 廉

はっ。

紫耀に言われて気付くと、恥ずかしい事に紫耀に見とれて俺の手は疎(おろそ)かになってた。

廉「あ、ごめん」

まだ上半身しか脱いでない。

紫耀「もう〜、しゃあないな〜」

そう言って紫耀は俺のベルトをゆるめると、ズボンのボタンを外し、素早くチャックを下ろす。

紫耀「廉、お尻浮かせて」

そして一気に下着ごと脱がされて全裸になった。

443名無しさん:2015/12/21(月) 20:56:51
とっても面白いです♬♪♩♬
更新まってます♪
自分のペースでp(´∇`)q ファイトォ~♪です!

444NR:2015/12/21(月) 22:54:19

Side 廉

何か色々な意味で恥ずかしい。

俺、何でこんなにヒョロヒョロなんやろ。

こんな事ならもっとちゃんと鍛えといたら良かった…。

紫耀「廉、キスも初めて?」

廉「えっ、」

紫耀「てか、今まで誰かと付き合った事とかあんの?」

廉「…ない…」

紫耀「何でなん?前から不思議やってん。
廉モテるし学校でもめっちゃ告られてるやん。

…まぁ別にええけど」

廉「…」

お前のせいや、

全部、お前の事が好きやからや。

言ってしまいたい衝動にかられるけど、ここで言ったら水の泡。

せめて全部終わるまでガマンせな。

紫耀にとっては特に意味もない、何となく聞いてみただけの質問なんやから。

445名無しさん:2015/12/22(火) 02:01:45
面白過ぎて続きが気になって眠れませんが無理せず頑張ってくださいませ〜。
返信不用です。

446NR:2016/01/02(土) 10:37:35

Side 廉

紫耀「廉、」

廉「ん?っ!」

そんな事を考えてたら紫耀にキスされた。

優しく唇が触れるだけのキス。

紫耀「キスする時は、目閉じるもんやで」

廉「…」

ふいに、この間ゆうさんに氷を口移しされた時の事を思い出す。

紫耀「どうしたん?」

廉「…たりない」

紫耀「へ?」

こんなんキスちゃう。

もっと激しいやつが良い。

俺は呆けてる紫耀の唇に、自ら口付けた。

447NR:2016/01/02(土) 12:46:02

Side 廉

俺が紫耀の唇を軽く舐めると、最初は目を見開いて驚いてた紫耀も、睫毛を伏せて舌を絡め始めた。

何てエロい表情なんやろ…。

ホンマはずっと見てたいけど、さっき紫耀に目を閉じろ言われたから仕方無しに目を閉じる。

俺は暫くの間、紫耀に身を任せて大人しく翻弄された。

ぴちゃぴちゃ、

静かな部屋に卑猥な水音が響いて、やけに耳につく。

信じられへん。

ずっと憧れてた紫耀と俺が今キスしてるやなんて。

紫耀にとっては、たかがキス。

誰とでもしてるし、何て事ないんやろうけど。

俺にとっては大好きな人との、大切なキス。

改めて意識すると何か変な気分になってきて、ちょっと息があがった。

廉「…はぁ、しょ、くるしっ…」

紫耀「顔、真っ赤やで?(笑)」

448NR:2016/01/02(土) 14:10:42

Side 廉

俺が背中を叩くと紫耀は唇を離して笑った。

…名残惜しい。


やっぱ紫耀の事が好き、大好き。

言いそうになるけど必死に堪える。


紫耀「キスだけでこんなんなってもうたん?やらしいなぁ」

そう言うと紫耀は俺の半勃ちの下半身にソッと触れた。

廉「ぁ、」

紫耀の温かい右手に包まれて、ゆっくり上下に擦られる。

廉「ゃ…っ、」

紫耀「イヤなん?ほんならやめるけど」

俺は顔を横に振る。

イヤやない。

むしろ気持ち良い。

紫耀「何?言うてくれんとわからんし」

449NR:2016/01/02(土) 15:38:53

Side 廉

紫耀の意地悪。

廉「…もっとして…」



紫耀「…なぁ、廉、ほんまに初めて?」

廉「え?」

紫耀「ひとりエッチとか、よくするん?」

廉「…は?何言うてんの?」

紫耀「いつも何考えてしてんの?」

廉「ちょ、」

紫耀「俺の事考えてシた事ある?」

廉「!」

紫耀「いつもやるみたいに、やってみせてや」

廉「なっ…」


何なん、急に!?

450NR:2016/01/02(土) 17:08:45

Side 紫耀

廉とは寝ないつもりだった、っていうか寝ない様に気を付けてた。

気が合うし、普通の友達で居たいって久々におもった人やったから。

ひとりの人として好きやから、寝たらアカンって言い聞かせてた。


俺、家庭がちょっと複雑やから、さみしがり屋さんやし、常に人肌が恋しいねん。

だからちょっと仲良くなってそういう雰囲気になったら、今まで、男女関係なくすぐそういう関係になっててん。

廉は基本的にマジメやから一緒におってもそんな雰囲気にならんかったし、絶対大丈夫やって安心してたのに。

何でこうなったんやろ。

寝たら、やっぱ友情壊れてまうんかな?

それともこのまま廉とも今までの友達みたいに、まさかのセフレになるんかな?

451NR:2016/01/03(日) 14:44:24

Side 紫耀

でも皆、一回寝ると急に今まで通りやなくなって、自分が一番やないとイヤやとか言い出して、嫉妬したりして…ホンマにダルい。

せやから俺は特定の彼女とか親友とかは絶対つくらんって決めてる。

男も女も、みんな単なる友達や。

…けど廉は、俺の事を一体何やとおもってんねやろ。

普通、今まで単なる男友達やとおもってた奴と急に寝れるか?

いくら明日接待があるからって…。

俺ならともかく、廉はマジメやし。

好きな子以外とはそういう事したらあかん!とか言いそうやのに。

しかも相手は男(俺)やし。

俺と一緒で実は男もイケるんかな。

廉、モテるのに誰とも付き合ったりせーへんけど、好きな子とか居らんのかな。

謎やわ…。

452永野みく:2016/01/03(日) 15:07:01
はじめまして!!
小説すっごくおもしろくて読ませてもらってました(*ˊ˘ˋ*)♪
続き楽しみです!更新がんばってください!

453NR:2016/01/03(日) 15:20:37

みくさん、コメントありがとうございます(^^)
私もみくさんの小説読んでます。
人見知りなのでロム専ですみません(>_<)
みくさんの小説は学園モノの青春って感じで凄く良いですよね。
私は変態で不憫萌えなので、なかなか幸せな恋愛が書けなくて廉君に申し訳ないです(苦笑)

マイペースに更新するので、今後も宜しくお願い致しますm(_ _)m

454永野みく:2016/01/03(日) 15:52:39
私の読んでくれていて嬉しいです(。-_-。)
ありがとうございます!
いやいや全然大丈夫ですよ!
NRさんの小説も廉くんの控えめなとことかしょうくんのちょっとチャラい部分とか萌えます←笑
最近更新多くて嬉しいです!
楽しみにしてます!

455NR:2016/01/03(日) 16:15:50

Side 廉

実は俺、そんなに性欲強い方やないみたいで…ひとりエッチすらやった事ない。

廉「…」

紫耀「どないしてん、まさか…」

廉「…やり方わからん」

紫耀「マジか!」

どないしよ…紫耀…さすがに引いたかな…。

紫耀は、うーん…と腕組みをしながら考えてから、「あっ!」と呟くと、閃いた!とばかりに、一気に明るい顔になった。

紫耀「ええ事思い付いたで!」

廉「何?」

紫耀「二人エッチしよ!」

廉「…何それ…」

普通やん。

456NR:2016/01/03(日) 16:52:14

Side 廉

紫耀「今、普通やん。とかおもったやろ」

廉「うん」

紫耀「ちょっとこっち来て」

紫耀はベッドに腰掛けると、ぽん、と自分の太ももを叩いた。

紫耀「おいで、廉」

お互い裸やから恥ずかしいし…おそるおそる隣に座る。

すると、

紫耀「ちゃう、ここや」
と言って、紫耀の足の間に座らされた。

後ろから紫耀の手がまわってきて、優しく俺のお腹付近で抱き締められる。

紫耀の体温を直に感じてドキドキする。

近すぎてお互いの心臓の音が聞こえてまいそうや。

紫耀「廉、自分のモノ握って」

廉「へっ!?」

紫耀が喋る度に、首筋に息がかかる。

457NR:2016/01/03(日) 19:50:37

Side 廉

びっくりして変な声でてもうた。

紫耀「ほら、はよ握ってって」

そんなまるで寿司でも握るみたいに軽く言わんとって(汗)

何で好きな人の目の前で自分のモノ握らなあかんねん。

紫耀「もー、はよしてや。できひんの?出来るやろ?」

ヤバい、ちょっとイラってしてる。

紫耀「ほら、」

そして紫耀は、俺の手を取って、俺のモノを握らせると、さっきと同じ様に上下に扱きだした。

紫耀「これが二人エッチ。廉は俺に任せとけばええから」

458 ◆bvx6M214z.:2016/01/04(月) 23:59:58
更新頑張って下さい!

459NR:2016/01/25(月) 16:04:51

Side 廉

握ってるのは自分の手なのに、それを上から激しく動かしてるのは紫耀の指先で。

何とも言えない不思議な感覚。

廉「んっ、ぁ!」

自分の手の中で、少しずつ自身が膨張していくのがわかる。

恥ずかしい…。

紫耀「気持ち良い?」

廉「わからんっ…何か、変っ…」

紫耀「素直やないなぁ…こんな濡れてんのに。
ほら、もうびちょびちょやで?」

ぐちゅぐちゅ、静かな部屋に卑猥な水音が響く。

460NR:2016/01/25(月) 16:24:48

Side 廉

廉「ぁ、あっ!」

紫耀「なに、イきそう?ええで、」

紫耀が扱くスピードをあげる。

俺の手はただ自分のモノに添えられてるだけ。

どんどん下腹部から射精感が沸き上がってくる。

廉「あっ、あかんっ!」

一瞬ビクッと身体が強張ったかとおもうと、勢いよく白濁した液が飛び出た。

余韻でまだ少し太股が痙攣してる。

紫耀「どうやった?初めての二人エッチは」

廉「…はぁ…はぁ」

まだ息も整わないし頭も朦朧としてる。

多分顔も真っ赤や。

恥ずかしくて死にそう…。

461NR:2016/01/25(月) 16:52:05

Side 廉

紫耀「ほんなら、本番いこか。
こんだけヌルヌルなら余裕やろ」

廉「えっ…」

そう言うと紫耀は、今俺が紫耀の手の平に出した白濁液を自分の中指に絡め取って、

紫耀「チカラ抜いてな」

俺のお尻の穴に入れてきた。

廉「んんっ、ぅ!」

紫耀「く…キツい、れん、四つん這いになって」

後ろから背中を押される。

ベッドに両手をつくとギシッと軽くスプリングが軋んだ。

ふと顔をあげると、目の前の鏡に雌豹のポーズをした自分がうつって、一気に羞恥心とともに現実に引き戻される。

462NR:2016/01/25(月) 17:08:36

Side 廉

紫耀「どうしたん、めっちゃ締め付けてるけど」

鏡の中の紫耀と目が合ったから慌てて反らす。

一瞬見えた紫耀はホンマにイケメンで優しそうな表情で、めっちゃ良い身体してた。

あんな表情でエッチするんや…。

もう一回ちゃんと見たいけど、見れない。

少し切なくて下腹部がキュンとした。

紫耀「れん、まだ2本しか入ってへんけど。
指ちぎれそう(笑)」

紫耀が耳元で吐息混じりに囁く。

紫耀「そんなに離したくないん?俺の指…」

耳を形に沿ってねっとりと舐められてから、耳たぶを紫耀の厚くてセクシーな唇の中に含まれた。

463NR:2016/01/25(月) 17:32:25

Side 廉

紫耀の低いハスキーボイスと、ピチャピチャという水音がダイレクトに耳に響いてビクビク感じる。

いつの間にか指は増やされ、中でバラバラに動かされてた。

紫耀「そろそろええかな、」

紫耀の細くて長い指が一気に引き抜かれただけで、身震いする。

廉「んっ…」

と同時に、期待と不安で後ろがヒクついてるのが自分でもわかった。

紫耀「挿れるで」

紫耀が俺のお尻を掴んで左右に開くと、指とは比べ物にならない質量のモノが俺の後ろに宛がわれた。

廉「んんっ!あぁっ、」

痛い、苦しい。

464NR:2016/01/25(月) 17:54:57

Side 紫耀

紫耀「れん、まだ先っちょしか入ってへんから…ちから抜いてって」

何もかも初めてなんやからしゃあないけど、とにかく廉の中はキツい。

さっきも俺の指ぎゅうぎゅう締め付けてきたし、今やって入り口で拒否られて先に進まれへん。

身体は正直やから、お尻の穴はヒクヒクしてるし欲しがってる筈やねんけどな。

でも新鮮やし、やっぱ俺が初めての相手っていうんはちょっと優越感もある。

誰も知らん、未開拓な廉の身体。

傷付けん様に、なるべく切れて出血したり痛かったりせん様に、大事に抱かんとな。

思い出した、そういえば廉は乳首が弱いんやった。

俺は片手で廉の腰を固定して、もう片手で乳首を弄った。

廉「ひぁっ!?」

465NR:2016/01/26(火) 23:18:50

>>栗さん

コメントありがとうございますo(^^)o
亀の如くノロノロペースですが、また少しずつ更新していきたいとおもってますので、今後も宜しくお願い致しますm(_ _)m

466名無しさん:2016/02/12(金) 19:19:13
ずっと影読みさせていただいてますが、面白くてドキドキします!続き楽しみにしてますので、マイペースで頑張ってください!

467NR:2016/03/07(月) 07:38:43

Side 紫耀

廉の乳首を摘まんだり、少し強めに引っ張ってみたり、指先で捏ねくり回したりすると、すぐにピンと起ち上がってきた。

「ンッ、ぁ!」

やっぱ敏感やな。

そのまま弄り続けると、無意識に廉が腰を揺らし始める。

俺は手を下半身に移動させて、廉の中心部を緩く扱いた。

「っはぁ、しょお…」

いつもより高めの声で切なく喘ぐ廉。

普段呼ばれてる名前やのに、何や聞き慣れなくて不思議な気持ちになる。

468NR:2016/03/07(月) 07:55:21

Side 紫耀

ちょっとずつ後ろの穴から力が抜けて、俺の自身もさっきよりはだいぶスムーズに動かせる様になってきた。

試しにギリギリまで引き抜いて、一気に奥を突いてみる。

「や!あぁっ、」

ちゃんと感じてるみたいやし、これなら大丈夫そう。

廉の反応に気を良くした俺は、前後に激しくピストン開始。

「っしょ、お、はっ、はぁ、」

途切れ途切れに俺の名前を呼ぶ廉。

俺は揺さぶりながら腰を回して、廉のイイトコロを探した。

469NR:2016/03/07(月) 07:58:51

名無しさん、コメントありがとうございます!

結局2月はインフルで体調崩してた事もあり一度も更新出来ず…。

また少しずつ更新していきたいとおもいます。

相変わらずマイペースですが宜しくお願い致しますm(_ _)m

470NR:2016/03/07(月) 08:28:52

Side 廉

「あ、っ!?」

紫耀の動きが俺の中で、ある一点を掠めた時、まるで電流が走った様な衝撃を感じた。

何や今の…。

『見付けた…ここや、』

そう言うと紫耀は、何度も同じ動きを繰り返す。

その度にさっきの衝撃がきて、目の前がチカチカする。

「やっ、しょお!ソコばっか、やぁ、っ」

紫耀は、やめるどころか更に激しく俺を揺さぶり続ける。

あかん、このままやと俺、ほんまにおかしくなる…!

静かな部屋には、ギシギシ軋むベッドのスプリングの音と、
グチュグチュという二人の卑猥な水音だけがひたすら響いてる。

「あっ、あかん、しょぉ、ほんまに、も、やめ…っ」

耐えられない波が押し寄せて、俺はイッた。

と同時に紫耀もイッたらしく、俺の中に温かい液が注ぎ込まれた。

その瞬間、視界が真っ白になって、脱力した俺は意識を手放した。

471nanohana:2016/03/07(月) 15:55:08
NRさん

ずっと影読みしてました!

すごっく面白いです
頑張って下さい

472NR:2016/03/08(火) 00:45:54

>>nanohanaさん
ありがとうございます!o(^^)o
3月はなるべく更新頑張ります!

473NR:2016/03/08(火) 00:56:49

Side 紫耀

『あー…中に出してもうた…』

規則正しい寝息を立てて眠る廉の顔を見詰める。

正直、俺は迷った。

いつもならここで、とっととシャワーを浴びて帰ってるとおもう。

けど、廉は二度と会わん女とちゃう。

仮にも大事な友達やし、しかも初めてやったわけやし…。

そして俺は迷った末、廉を抱き抱えてバスルームへ向かった。

『軽っ、』

以前にくらべて若干筋肉がついたとは言え、まだまだ廉の身体は細くて相変わらずの鉄パイプ。

肉ばっか食ってるのに何でや?

474NR:2016/03/08(火) 01:12:41

Side 紫耀

起こさない様にソッとバスタブの中に座らせると、温度を確かめてからゆっくりシャワーを廉のお腹にかける。

「…ん…」

少し身動いだものの、気持ち良さそうに目を閉じてて、起きる気配は無い。

『ごめんな、』

別に犯してるわけやないけど、寝てる相手の身体を勝手に触ってる事に何となく気まずくなる。

だってこうせんと、後で廉がツラいから。

誰にともなくそう言い訳して、廉の中に指を入れる。

ぐちゅ、ぐちゅ、

指でかき出すと、廉の中から、さっき俺が出したものが流れ出てきた。

「っ、ぁ…」

無意識に声を漏らす廉。

ヤバイ、何やイケナイ事してるみたいで興奮する。

475NR:2016/03/08(火) 01:22:42

Side 紫耀

あかんあかん、何考えとんねん。

後処理する為にバスルームに来てんから。

しかも相手は廉やで?

しっかりしろ俺。

でも…。

ちらっと廉の寝顔を見ると、穏やかな表情で、

「しょぉ…」

と呟いた。

『…!』

俺は急に廉が愛しくなって、眠る廉の唇に、自分のそれを重ねた。

これは廉が悪い。

こんな時に俺の名前を呼んだりするから…

一体何の夢見てんねん。

476NR:2016/03/08(火) 07:38:06

Side 廉

翌朝、俺が目を覚ますと、紫耀はもう部屋に居らんかった。

まさか昨日の事は、夢やったんちゃうかなっておもったりもしたけど。

起き上がると、腰に鈍い痛み。

「っ!、…夢じゃない。」

でも、何や妙にサッパリしてるし、バスローブもちゃんと着せられてる。

紫耀、もしかして俺の身体、拭いてくれたんかな…。

あんま優しくされると、なけなしの決心が鈍るからやめて欲しい。



…とりあえず今日、午後から撮影がある。

泊まる事は想定して、着替えは持って来てるから、ゆっくり準備したら向かわな。

そして、夜はいよいよ接待や…。

477NR:2016/03/08(火) 08:02:39

Side 紫耀

俺は早朝、廉が起きる前に部屋を出て始発で家に帰って来た。

着替えとか持ってへんかったし、あの後結局寝られへんかったから、仮眠しようとおもって。

今日の仕事は午後からの撮影だけやし。



…それにしても俺、ほんまに廉と寝てもうたんやな。

向こうがどういうテンションでくるかわからんけど、俺はどういう態度で接するべきなんやろ。

もし廉が今までの奴らみたいに急にベタベタしてきたら…多分、冷たく突き放してまうな。

逆に急によそよそしくなったら…まぁ、それに合わせて俺も必要以上の会話はせえへん様になるかも。
ちょっとさみしいけど。

とりあえずどんなテンションでこられても良い様に、ある程度、心の準備しとこ。

478名無しさん:2016/04/22(金) 03:02:04
あげ

479名無しさん:2016/04/23(土) 09:45:53
まってます!

480NR:2016/05/10(火) 01:11:48


Side 紫耀


…と、おもってたのに。


廉「しょお、おはよお」

紫耀「…おはよー…」


…全然普通や!?


拍子抜けするくらいいつも通り、廉の態度は何も変わらんかった。


何で?
何でなん?


気付けば今日1日、ずっと廉を目で追ってた。


はぁ…何してんねん俺。

何か俺ばっか気にしてて、アホみたいやな。

これじゃまるで、俺が廉を好きみたいやん。

481NR:2016/05/10(火) 01:23:14


Side 廉


俺、ちゃんと普通に出来てるかな。

どこもおかしくないかな?

ほんまは、めっちゃ緊張してるし顔見るのもヤバイ。

紫耀の顔見る度、昨夜の事を思い出して身体が疼く。


けど、紫耀は「そういう」人やから。


優しいから俺の頼みを断れずに付き合ってくれただけで、

ただでさえ誰にも執着しない人やから、

あの行為には、何の意味も無い。

ましてや、男の俺の事なんか好きになってくれる筈もない。


せやから今まで通り、何も変わらず普通に接しないと、きっと嫌われて、友達ですら居られなくなる。


それはイヤや。


単なる友達でも良いから、やっぱ紫耀のそばに居たい。

482NR:2016/05/10(火) 01:33:31


『以上で終了です、お疲れ様でした!』


撮影中、何度か紫耀の隣になってドキドキしたものの、何とか顔には出さず笑顔で終えられた。


と、おもう。




帰る準備をしてると、


紫耀「…今日、やんな。

これから行くん?」


紫耀に声をかけられた。


廉「…うん。

昨夜はほんまにありがとな!色々…」


紫耀「…」


廉「ほな行くわ。

お疲れ!」

483NR:2016/05/10(火) 01:44:35


すると、急にぐいっと腕を引かれた。


廉「!?」

紫耀「待って。

…俺も一緒に行く」

廉「…えっ??」

紫耀「増える分には、別に構わないっすよね?」

マネージャー「…先方に確認してみないと…向こうは一応、永瀬を指名してきてるし」

紫耀「行ってみてあかんかったら帰るから、」

マネージャー「…わかった。
とりあえず連絡はしておくから、くれぐれも失礼の無い様にだけ気を付けて」

紫耀「わかりました。
ほな、行くで!」

廉「あ、うん、」

484NR:2016/05/10(火) 01:46:45
名無しさん、コメントありがとうございました!(^O^)

485名無しさん:2016/05/10(火) 11:56:11
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486名無しさん:2016/05/19(木) 00:23:39
はい!ほんとにすごい面白いです。
また更新楽しみにしてます><

487NR:2016/06/26(日) 17:52:09



Side 廉

こうして何故か俺は今、紫耀と共にタクシーで某ホテルへと向かっている。

二人とも無言で窓の外に流れる景色を見ていて、車内は静かや。

紫耀がグラサンをかけててめっちゃ芸能人オーラ放ってるせいもあってか、スタジオを出てから運転手さんも特に話し掛けてはこない。

…昨日の今日やし、なるべく紫耀と二人っきりになりたくなかったのに。

何や妙に緊張する…。

俺は紫耀に気付かれない様に、そっと窓際に寄って、二人の間の距離を少し空けた。

こんな事したって大して意味がない事はわかってるけど。

ちょっとでも自分の気持ちを落ち着けたかった。

488NR:2016/06/26(日) 18:03:00

それにしても、何で急に紫耀は『一緒に行く』だなんて言い出したんやろ?

俺、もし自分と先方のお偉いさんが行為に及んでる時に、同じ空間に紫耀がおって一部始終見られてるとかやったら耐えられへんねんけど…。

その逆もまた然り。

紫耀が誰かとヤッてるとことか、ヤられてるとこなんて絶対見られへんし見たくもない。

一体、何考えてんねん、紫耀は…。

まさか、三人同時に…?



紫耀「…ん、れん!」


廉「なっ、何?」


紫耀「着いたで」

489NR:2016/06/26(日) 18:18:11


ブツブツ考えてる間に目的地に着いてもうたらしい。

気付けば紫耀がタクシー代を払ってくれている。


廉「ええって、俺が出すから」


紫耀「別に…もう出してもうたし、勝手に着いて来たんは俺やから」


廉「…ありがとう」


紫耀「いーえ、どういたしまして」


あの運転手から見て、俺らは一体どんな関係に見えるんやろ。

まさか身体の関係がある二人には、到底見えへんよな…。

また、そんなどうでもいい事を考えてボーッとしてると、行くで。と紫耀に手を引かれた。

490NR:2016/06/26(日) 18:34:25


誰が見てるかわからんのに、紫耀は気にせず俺の手を引いてロビーをズンズン進む。


…紫耀はいつもと何ら変わらない。

かなしいくらい、いつも通りや。

なのに俺ばっか意識して、アホみたい…。

紫耀にとってはどうって事ないんやって、頭ではわかってた筈やのに。


廉「…しょお、」


紫耀「へ?何?」


廉「手、痛いんやけど…」


紫耀「あぁ、ごめん」


嘘。

ほんまはそんなに痛くない。


自分から言った癖に、離れた温もりが惜しい。


俺は俯いて、また無言のまま二人でエレベーターに乗り込んだ。

491NR:2016/06/26(日) 18:48:50


気まずい空気が流れる。


てか別にそんなに引っ張らんでも、俺覚悟決めてるし、今更逃げ出したりせーへんのに。


エレベーターの中には、俺ら二人しか乗ってない。

エレベーターの壁はガラス張りになっていて、夜景がキレイやった。

ボーッと眺めてると、不意に名前を呼ばれる。


紫耀「れん、」


廉「?」


振り向くと、顔の横に手をつかれて、


廉「しょおっ…んぅ、」

一気に顔が近付いたとおもったら、キスされた。

492名無しさん:2016/07/02(土) 02:24:19
わわ、すごいキュンキュンします><
影読みしてる方多分他にもたくさんいると思います!
まだ待ってます><

493名無しさん:2016/07/02(土) 02:24:56
>>492間違えました><

まだ→また です

494NR:2016/07/02(土) 16:24:51
>>名無しさん
同じ方かわかりませんけど、いつもありがとうございます♪
コメント貰えるとやっぱ嬉しいですね!
亀更新で本当に申し訳ないです…。
基本的にマイペースですが頑張りますね!

495くれあ:2016/07/03(日) 19:33:54
ずっと影読みしてました。
神です。
お金お支払いしてでも読みたかったです。
これからも応援してます。
書いて下さって本当に有難うございます。

496NR:2016/07/03(日) 20:52:49

「んっ、んん!」

どこで誰に見られてるかも、いつ停まってドアが開くかもわからんのに。

お構いなしに、紫耀は俺の口を塞ぎ続ける。

ちゅる、クチュ。

あかん…。

どんどん深くなるキスに、もう何も考えられへん。

俺はボンヤリと、紫耀の後ろに表示されてる階数を見た。

15、16、17、18…

ここは都内でも有数の高層ホテル。

先方の部屋がある最上階の52階までは、あとどれくらいやろ。

497NR:2016/07/03(日) 22:24:31

>>495くれあさん

こちらこそありがとうございます!
勿体無いお言葉の数々…大変恐縮です!

忙しさにかまけて放置してましたが、書きたい事はいっぱいたまってるので、また少しずつ更新頑張ります!

498名無し:2016/07/17(日) 17:51:30
ずっと影読みしていました。これからもガンバってください。応援してます!!

499NR:2016/08/16(火) 15:50:48

舌を絡め取られ、唇を舐められる。

「ん、ん…っ、」

大人しく身を任せて、紫耀の口内で翻弄されてると、暫くして、静かなエレベーター内に到着を知らせる音が鳴り響いた。


ポーン。


紫耀がソッと離れる。

…名残惜しい。


紫耀「覚えた?」

廉「…?」

紫耀「俺のキス。もう覚えた?」

ドアが開いて、また紫耀に腕を引かれる。


紫耀「イヤやったら、目つぶって今のキス思い出したらええから」


廉「…!」


何で。

何でそんな事、今、言うん。


今から俺、好きでもない人と多分寝なあかんのに。

そんなん言われたら。


ますます紫耀の事、好きになってまうやん。


お願いやから、これ以上、俺の決心を鈍らせる様な事せんといて。

500NR:2016/08/16(火) 16:00:10

>>名無しさん
コメント本当にありがとうございます。
少しずつですがまた更新していきたいとおもってますので今後も宜しくお願い致します。

501名無しさん:2016/08/16(火) 21:43:25
いつも影読みしてました!!笑笑
毎回楽しみにまってます!
ありがとうございます!!

502名無しさん:2016/08/17(水) 01:34:14
面白くて続き気になります!頑張ってください

503NR:2016/08/17(水) 18:26:23

紫耀は優しい。

そう、誰にでも。


でも、誰にでも優しいのは、

誰にも優しくないのと一緒や。


優しいって罪やな。


今やって、こうやって、きっと俺の緊張を解してくれようとしてキスなんかしたんやろ?

けど、正直余計なお世話や。

俺はもう、昨日紫耀に抱かれて満足して、

今朝、家を出る時にはちゃんと覚悟決まってたんや。

それやのに…。

504NR:2016/08/17(水) 18:40:11



side 紫耀



「…なぁ、紫耀、」

『ん?』

「…やっぱ、帰ってくれへん?」

『え、』

「てか、何で来たん?」

『それは…』


こういう時、何て言うのが正解なんやろ?

廉が今一体何を考えてるのか、アホな俺には全然わからんくて。

確かに急に勝手に着いて来た俺も悪いけど、でも何で今ここまできて、こんな直前で帰れなんて。

でも、さっきまでずっとうつむいてた廉は、何故か今は強い視線で真っ直ぐ俺を見てた。

だから、多分俺は間違った答えを告げた。


『…何か、面白そうやったから?』

505NR:2016/08/17(水) 19:10:08



side 廉



そっか、そうやった。

紫耀は“そういう”人やった。

俺は一体何を期待してたんやろ。

俺は紫耀に何て言って欲しかったんやろ。


『面白そう』


その言葉に、改めて現実を思い知らされた。

ある意味、紫耀に感謝や。

残酷さや冷たさが、時には人を救う事もあんねんな。

506NR:2016/08/17(水) 19:24:14



side 紫耀



廉は、納得したのか呆れたのか、それ以上はもう何も言わんかった。

そして俺に背を向けると、先方の部屋番号を確認しながら、廊下を歩いた。


一番奥、突き当たりのスイートルームが、先方の部屋だった。


廉は一呼吸おいてから、ゆっくりインターホンを押した。


ピンポーン♪


軽快な音の後に、〔はい〕と声がする。

…男性の声?


「遅くなってすみません。永瀬廉です」


廉がドアに向かって礼儀正しく告げると、ガチャッと開いて、


〔今晩は。待ってたよ〕


顔を出したのは、40代くらいの男性やった。

507NR:2016/08/17(水) 19:42:03



side 廉



勝手にオバサンやと思い込んでたから、男性だった事に驚いて、ちょっと怯んだ。

「っは、初めまして、永瀬…」

〔堅苦しい挨拶はいいから、さぁ、入って入って!〕

俺はその人に肩を抱かれて部屋の中に入った。

紫耀はそれをポカンと見てる。

すると思い出した様にその人が振り向いた。


〔…あ、平野君?〕

『はい、平野です。初めまし…』

〔今日は何で来たの?〕

『えっ、』


…この人は、人の話を途中で切る癖があるみたい。

508NR:2016/08/17(水) 19:49:01






まさかついさっき俺に聞かれた事を、また先方にも聞かれるとは。

でも、確かに普通に考えたら謎やし先方にも失礼やんな。

紫耀、どうするん?

何て答えるん?

まさか“面白そう”なんて…


『何か面白そうやったんで』


…って言うんかいっ!!!

509NR:2016/08/17(水) 19:56:53






〔ふーん…面白い子だね。
まぁいいや、じゃあちょっとそこに座って待ってて。
後で相手してあげるから〕

『失礼します』


紫耀は指定されたソファーに座った。


〔適当に寛いでて良いよ、お茶飲んだり〕

『ありがとうございます』


紫耀は全く動じてないみたいやった。

さすが、やっぱ慣れてるんやな、こういうの。


〔廉君はこっち〕


肩を抱かれたまま、ベッドに座らされる。


〔シャワー、浴びる?〕

510NR:2016/08/17(水) 20:12:34






さ、早速きた…。

でも、その為に来てんから、当たり前か…。


「あ、えっと…」

〔廉君、良い匂いがする〕

「えっ?」

〔若い子の、汗と香水が混じった香り、僕好きなんだ。
シャワー浴びずにこのまま始めても良いかな?〕

「あ…はい…」


なら何で聞いたんや。

やっぱこの人、人の話をあんまり聞かへんわ。

てか、見た目割と紳士っぽい感じやのに、意外と変態?

まぁ、男を抱こうとしてる時点でだいぶ変態な事は確かやな。

511名無しさん:2016/08/17(水) 21:36:15
やばいです!!
とても面白くて最高です!!
続き待ってます!!

512くれあ:2016/08/18(木) 01:06:05
この間はレス下さって有難うございました、感激でした。
そしてやはり作品最高です。
ドキドキが止まりません。

513NR:2016/08/18(木) 04:42:19

>>501 名無しさん
いつも影読みありがとうございます!
また更新頑張ります!

>>502 名無しさん
コメントありがとうございます!
更新頑張ります!

>>511 名無しさん
面白いと言って貰えて良かったです!
更新頑張ります!

>>512 くれあさん
こちらこそありがとうございます!
またドキドキして貰える様に頑張ります!

514NR:2016/08/18(木) 05:02:17



side 大吾



撮影の合間。

来る途中にコンビニで買って来た女性誌を読む。

そこに写る廉は、今までに見た事も無い様な、大人っぽいスタイリングと表情をしてた。

はぁ…。

思わず溜め息が漏れる。

「相変わらずイケメン…てかどこの誰やねん、これ」

誰も居ない楽屋でひとりごと。

「あいたいなぁ…」

廉が東京に行ってしまってから、胸にポッカリと穴が空いたみたい。

仕方ない事やけど、何だかまるで、手の届かない遠い存在になっちゃった感覚。

こーちゃんも、大西さんも居るし。

俺らも負けてられへんって、日々頑張ってるけど。

やっぱ時々、ふとさみしくなる。

515NR:2016/08/18(木) 05:14:34






廉、元気にしてるかなぁ…。

今、何してるんやろ…。


『誰に会いたいって?俺?』

「わぁ!ビックリした、何や康ちゃんか。おどかすなや」

〔何読んでるん?〕

「あ、大西さん。おはよぉ。○iViやで」

『○iVi?女性誌やん!なに最近そんなん読んでるん?』

「ちゃうちゃう、あんなぁ…」

〔あ、KINGや〕

『なんや、紫耀と廉が載ってるから買ったん?
息子の成長見守るオカンみたいやなぁ!』

「オカンて。笑」

516NR:2016/08/18(木) 05:28:12






〔でも廉君、何か随分雰囲気ちゃうなぁ〕

「!」

〔ちょっと見ない間に急に大人になったっていうか〕

『お前が言うなぁ!笑』

〔大ちゃん。
あいたいなら、あいに行けばええやん〕

「…せやな、ありがとう大西さん」


大西さんは年下やけどしっかりしてて、俺が言わんとする事をいつもちゃんと悟ってくれて。

こうして然り気無く背中を押してくれる。

ほんまにありがたい。

もしかしたら俺の気持ちにも気付いてるかも知らん。

大西さんは勘の良い子やから。


康ちゃんは年上やのに子供っぽいところがあるけど、それが可愛いし救われてる面もある。


俺はこの二人に支えられて毎日生きてる。


幸せ者や。

517優愛:2016/08/18(木) 12:58:46
NRさんの小説を見た瞬間心を奪われました!
ど、どこの天才ですか?神様ですか!?
応援してます!また、コメントしたりとかしちゃうかもなんですけどよろしくお願いします!

518NR:2016/09/01(木) 03:44:37



Side 廉



先方さんである“吉田さん”が俺の右隣に座ると、ギシッとベッドが軋んだ。

そのまま吉田さんは俺の腰に手を回し、ギュッと抱き寄せる。

そして右手でシャツのボタンを丁寧に一つずつ外すと、俺の胸に顔を埋めた。


はむ、れろ、ちゅぱっ、


両方の乳首を交互に、舐めたり吸ったり甘噛みされる。


「ん!ンぁっ、」


吉田さんは乳首が好きなのか、執拗にソコばっか攻めるから、俺の乳首は赤く腫れて硬く尖った。

ふとソファーを見ると、ノンキにお茶を飲んでる紫耀と目が合う。

519NR:2016/09/01(木) 03:52:28






イヤや、見んといて…。

そう思うのに、気持ちとは裏腹に、身体は反応する。

認めたくないけど、俺は紫耀に見られて更に感じてた。

紫耀は何もしてないのに、まるで視姦されてるみたいで、それが逆に興奮した。

好きな人の目の前で、会ったばっかの男に犯されて感じてるなんて…俺もじゅうぶん変態や。

520NR:2016/09/01(木) 04:02:13



Side 紫耀



俺が急に勝手に着いてきた本当の理由。

それは、実はもう一度廉とエッチしたかったから。

って言っても別に廉が好きとかそういう事じゃなくて、何て言うか…。


身体の相性が良かってん、めっちゃ。


確かに挿入する時はキツくて苦労したけど、でも初めてにしてはスゲー馴染んで、とにかく気持ち良かった。

廉も感じてたし、後ろの素質あるとおもう。

だから、もう一度エッチして確かめたい。

それでやっぱ最高に気持ち良かったら…



廉をセフレにしたい。

521NR:2016/09/01(木) 04:16:18






今まで、酔った勢いで友達同士が急にそういう雰囲気になってヤり始めたり、クラブのトイレで行為に及んでる人達を何回も見てきた。

だから変な話、他人のセックスは見慣れてるつもりやったけど。

今、目の前で廉が知らない奴に犯されてるのを、お茶を飲みながら眺めてるのが凄く不思議な気分やった。

平気なフリしてソファーに座ってるけど、下半身は少しずつ反応し始めてる。

たまにおるやん、スワッピングパーティーっていうの?

自分の彼女を自分の目の前で他の男に抱かせる彼氏、みたいな。

そんなんした事ないし興味も無かったけど、今ならちょっとわかる気もする。

泣きそうな顔で犯されてる廉は、キレイや。

522NR:2016/09/01(木) 04:22:16




>>517 優愛さん

勿体無いコメントありがとうございます!
天才でも神様でもなく、ただ単に自分の妄想と願望を書きなぐってる変態で、ひたすら廉君には申し訳ない気持ちでいっぱいなんですが…。
こちらこそ是非これからも宜しくお願い致しますm(_ _)m

523NR:2016/09/01(木) 11:00:06



Side 大吾



僕が廉に会いたいと思ってたら、タイミング良く東京でお仕事があると言われた。

なかなかのハードスケジュールやけど、マネージャーさんホンマにありがとう!

その日は連日の舞台の休演日やから、たった1日だけしか滞在でけへんけど、それでも嬉しくてすぐ廉にLINEした。

「なかなか既読にならへんなぁ…」

ただいまa.m.1:00。

廉は夜更かしさんやから、大抵この時間はまだ起きてる筈やねんけど…。

いつもやったらすぐ既読になって、こっちが「はやっ!笑」ってひくぐらいすぐ返事も来るのに。

「はぁ…」

今日はもう疲れて寝てるんかな?

久々に声、聞きたかったな。

廉の優しい声と喋り方、大好きやねん。

特に深夜、寝る前の廉の声は普段と違って低めで落ち着いてて、めっちゃイケボ。

電話やとそれがダイレクトに耳に伝わるから、廉と電話した日はめっちゃ幸せな気分でよく眠れるんやけどなぁ…。

「はよ会いたいなぁ…。今、何してんねやろ…」

524くれあ:2016/09/02(金) 07:50:54
ありがとうございます‼︎
素敵過ぎ
もう何回も読んでしまいました

525名無しさん:2016/09/04(日) 20:36:19
NRさんのしょうれん大好きです!
続き楽しみにしてます!

526NR:2017/02/07(火) 06:42:26

Side 紫耀

気付けば俺は二人に近付いてた。

そんな俺に気付いた吉田さんは笑いながら、

『どうしたの?

…紫耀君も交ざりたくなっちゃった?』

と言った。

だから

「はい、ヒマやしそろそろ俺も交ぜて下さい」

って答えたけど、

ほんまは、そろそろ廉を返して欲しかった。

今は仕方ないから貸してるだけで、だって廉は元々俺のものやから。

お偉いさんやから今は我慢するけど、何で俺が下手に出なあかんねん。

てかなに廉を私物化しとんねん。

苛々する。

しかも俺別に3Pとか興味ない、集中でけへんし。

527NR:2017/02/07(火) 06:50:37

Side 紫耀





無表情を装ってたつもりやったのに、

『顔、こわいよ?笑』

と指摘されてしまった。

「紫耀…?」


案の定、廉も不思議そうな、少し不安そうな目で俺を見つめてる。


この俺が、まさか嫉妬…?


いや、違う。

これは単なる物欲というか、独占欲というかとにかくそんなやつや。

俺が廉に嫉妬とか、断じてない。

528NR:2017/02/07(火) 06:58:30

Side 紫耀





吉田さんはそんな俺らの様子を見てちょっと考え込んだ後、

『二人にお願いがあるんだけど』

と言った。


「何ですか?」


お願い…?何やろ。


『紫耀君と廉君が二人でシてるところ、見せてよ』


「「…!!!?」」

529NR:2017/02/07(火) 07:08:33

Side 廉





え、なに?

いま、何て言った?

空耳?

紫耀と俺が、とかなんとかって聞こえた様な気がしたんやけど…。


冗談やんな?

ていうか紫耀も断るに決まって…


「わかりました」


…え、


…えぇっ!?(@д@)


嘘やろ!?

530NR:2017/02/07(火) 07:16:11

Side 廉





『とりあえず今日は好きにやってくれていいよ、どんな感じか様子見たいだけだから』


はぁ??

てか様子って何の??


「紫耀っ、」


「心配せんでええから」


そう言われても…。


「廉は大人しく俺に全部任しといて」


「…。」


不覚にもちょっとドキッとした。

531NR:2017/02/07(火) 07:24:44





こうして二人は吉田さんの前で、なんと二度目のエッチをする事に。

廉にとっては嬉しい様な複雑な気分。

そして未だに紫耀が何を考えてるのかサッパリわからない。

さて一体どうなる事やら…。




という訳で、約半年も放置してしまい本当に申し訳ありませんでした。

まだ読んで下さる方がいらっしゃるかどうかは謎ですが、自分的にどうしてもちゃんと完結させたかったので…。

出来れば今月中には終わらせたいとおもってます。

ではまた近々続きを書きに来ます。

532優愛:2017/02/07(火) 22:24:06
お久しぶりです←
更新楽しみにしてました!やっぱり神様の域ですよ!
無理せず自分のペースで頑張ってください
楽しみにしてますね

533くれあ:2017/02/08(水) 10:33:41
読んでます読んでます
待ってる方沢山いらっしゃると思います
もう半分あきらめていたので、今日見てきゃーってなりました
本当に神様です
書いて下さって有難うございます
嬉しいです

534名無しさん:2017/02/09(木) 22:20:14
凄く面白いです 続き楽しみにしてます。

535なあこ:2018/09/10(月) 16:34:50
はじめまして。もう更新されてないようなのでこれをご覧になるかわかりませんが、このスレッドの作者様の作品全部、今まで読んだ中で最高におもしろくてドキドキして大好きな廉くん受け小説でした!もし続きがあれば、いつになってもかまわないので読ませていただけたらうれしいです!

536名無しさん:2020/05/31(日) 11:47:51
>>154


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