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東方キャラに甘える甘やかされるスレ 甘えっち7夜目

1ちゅっちゅする程度の能力:2024/09/26(木) 19:54:39 ID:BrC9A5fk
                         ___
                 - ―― <〃⌒ヾ、
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         ,  | ハ        ー- 芥⌒ム ∨_}
        ./   マ.ハ       ./   i    \
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       .'      \ヽ  / i⌒i´ ハ   ト、  ト. \
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      i         ノ V⌒ i!  | ,.ィ, | ! ゞ'ヽ  } ',
      i   ー- r=<  } |  |\ィ炒,. レ'   ′Y .|
      |      ノi /ヽ,,ノ |  !  ヽ , , ,   _ ,rァ|  i!
        ',   ./ V  i  .! ./ ヾ! \      !  !|
       >-r'ー-'ソ  .i! | .レ!   }}  、__  -一 ' イノ
       /__  \/i!   |  ! /  ハ   i  {  i` ̄ ´
       `⌒ヽ.ノ |ヽ  i .ハ、 __ ノ ,. }___ 人ー- |  _
          i  | _ソ ./ ヾミニ彡ム   >'' ´ ̄   `ヽ
           ', ` ー〃、    / ヾミ=彡′       ∨
           >- イ||  ` ̄ ´               i
                 ヾ__,リ'             i       ,
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                 ,      i          !         ト、. \
              i       !  i        ,      ! ヽ. ヽ
             ', 、    !  ',          ',   , r-vイ  ∨ハ
                 ハ. ',    ,   ヽ       マ⌒´  リ !   Vハ
                   ヽ.ヽ /     ヽ..        V      .i    }  i
                ∧. \               ,      ',  八 ',
                    ムrハ     ',        i      i-.イ  \!
                    `ヽ   ',.    !        !       ', ! i  }}
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        ',   >::.. _      \                        ,
         ',         ̄ >ー-=≧:.__                /
          .ハ               ヽ `\           /
         ヽ                \  \      ,.. イ

2ちゅっちゅする程度の能力:2024/09/26(木) 19:55:16 ID:BrC9A5fk
ここは東方キャラに甘えたい/甘やかされたいという妄想を語るスレです

・キャラ×キャラ(百合シチュ)はNG
・SSは程々の長さに
・「東方キャラを甘やかしたい」「東方キャラに甘えられたい」という妄想は別スレへ

「膝枕してもらいたい」みたいなライトな非ネチョ妄想から
「赤ちゃんプレイがしたい」みたいなディープなネチョ妄想まで
ご自由にどうぞ

前スレ
東方キャラに甘える甘やかされるスレ 甘えっち6夜目
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東方キャラに甘える/甘やかされるスレ 甘えっち5夜目
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13364/1476513714/-100
東方キャラに甘える甘やかされるスレ 甘えっち4夜目
ttps://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/13364/1476513714/-100
東方キャラに甘える/甘やかされるスレ 甘えっち3夜目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/11514/1382267595
東方キャラに甘える/甘やかされるスレ 甘えっち2夜目
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11514/1358776144
東方キャラに甘える/甘やかされるスレ
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/11514/1299515642

3成り行きでも構わない程度の関係 12話:2024/10/04(金) 06:03:14 ID:yMbj0NLY
>>1
前スレの続きです

「ぁ……ぁっ……ぁっ」
声を出さない方が良いと言う事もあるが、そもそもでこの子の方が先に察しの良さにより、声を出さないように努力してくれた。
であるのならば、いくら情欲があうんとしても込みあがっているとはいえ、声をあんまり出すわけにはいかない。
そもそもでこの子だって、欲情したような吐息すらをも、込みあがっているはずだと言うのに制御しようと懸命なのだ。
であるのならば、どうしてあうんだけが堪えないで情欲を出せると言うのだ。
声や吐息を無制限に出すことだって、情欲の発散としてはこれ以上ない有り触れたものである。
それをこの子に我慢させてしまっている、何となく外部との接触を嫌がったあうんの好みだけを理由として、ならばあうんも我慢しなければならない。

この子はあうんの身体に、乗りかかる以上にしがみついて。
あうんの犬属性に影響されている部分はあるが、あうんの事を懸命に、嗅覚に置いてその存在をその女体を好きにしても構わないと受け入れてくれているあうんの事を、関知したがっていた。
無論嗅覚だけにはとどまらない、犬と言うのはよく相手の事を舐め回してくるから、ただしこの場合は口づけがその用途を成すのだけれども。

「うん」
基本的に、この子の勃起したおちんちんを気持ちよく、そして最終的に射精にまで導くのは今回はあうんが率先して行わなければと、彼女自身が考えているが。
同時に、この子にちょっと以上に無理をさせている以上、普段からそうじゃないと霊夢には言われそうだが、この子のやりたい事は何でもやらせた。
だからこの子をあうん自身の身体の上に乗せながら、あうんは腰を上方向に動かしてこの子の勃起したおちんちんの為に、女性器から外れないように気を使いつつ女性器で気持ちよくしてやるのと同時に。
口付けがしたければやっぱりあうんの方から顔を向かわせたし、身をよじりながらこの子の手を取って特におっぱいには率先して、触れさせた。
もちろんもう片方の手も、この子が触りたい場所を好きに触らせた、キスをしているからか髪の毛や頬辺りを中心に良く触ってくれていた。
その触り方もキスと同じく、柔らかい物であったのは言うまでも無かったが、その柔らかさにこそ情欲がたぎっていても存在する好意、大事にしたいと言う感情をあうんは汲み取っていた。

「――んっ」
好意はもちろん、大事にしたいと言う気持ちも感じ取ったあうんは、さっきまでも十分に高かった情欲混じりの多幸感、これをまたしても増幅させ。
一思いに抱き着いて、こちら側にあうんの側にもっとこの子を寄せてやった。
その際、本来ならばもっと大きな声で、言葉はそうそう無くとも『んー!!』と言うような声をあうんはあげたかったけれど。
この子に無理をさせてしまった自分がそんな、情欲に正直すぎる動きをするわけにはいかない。
だからせめて、この子が唇や舌を這わせたがっている、頬や首筋を好きに使わせるだけであった。
もちろん、腰はこの子の勃起したおちんちんが萎えてしまわないように、そして外れないように気を使いながら、動かし続けて快楽を与え続ける事も、忘れてはいなかった。

4成り行きでも構わない程度の関係 12話:2024/10/04(金) 06:05:28 ID:yMbj0NLY
「うーん、今日はもう帰るわ。悪いな、急に来たのに帰るのも急で」
作業スペースを貸してくれと言って魔理沙はやってきたのに、それが毎度のことだし礼儀もあるが前金で賽銭もいれたのに。
魔理沙が何を考えてどんな作業をやっているかは霊夢は分からなくても、それでも、そこそこにすら達していないのではないかと言う塩梅で魔理沙は、今日の所は辞する事を口に出した。
最も霊夢からしても、率先して言うわけではないけれども、ちょっと間が悪いと言う事を隠そうと言う事もしなかった。
特にその最たるものが、用意しかけの急須とお茶はともかくとしても、目の前にある湯飲みをわざわざ全部片づけた後。
度々来るからと言う事もあり湯呑は魔理沙専用の物があるけれども、最初に出ていた湯呑はそうではなかった、誰かの物であった。
そう、間違いなく誰かの専用、霊夢にとっては気を回し続けて大事にしなければと考えている、あの男の子専用の湯飲みだ、別に誰の物でもないあいそもこいそもない物ではなかった。
何も知らない魔理沙はその男の子の事は、分かるはずは無くとも、違う気配と言うのは何となく以上に察したはずだ。

別に霊夢は魔理沙の事を邪険にしているはずは全くもってないけれども、それを魔理沙も信じてはいるけれども。
それでも魔理沙は、霊夢から間が悪いなぁと言うような、上手く行かない事に対するチグハグな感情や動きをはっきりと理解していた。
そしてその間の悪さ、チグハグとなった感情と動きがなぜそうなったのかは、なぜも何も奥にあるというかいる何かと言うよりは誰かが理由だなとは魔理沙も察していた。
そもそも誰か専用の湯飲みを魔理沙が目に出来なくても、日中ずっと霊夢に懐いていて霊夢の周りをパタパタと動いているあうん、彼女の姿すら今日は見当たらない。
魔理沙の察した誰かにつきっきりなのだなと言う推測、魔理沙が出すのにそう難しい物ではなかった。
そして種々の事を勘案すれば、魔理沙としても、出直した方がよさそうだと言う結論に達するのも、推測を出したのとほぼ同時であった。

「作業まだ途中でしょう?半分もできていないように見えるわ、どうせまた来るでしょうから、隅っこに置いといていいわよ」
マジックアイテムを整理して抱えようとしたら、霊夢から、悪いなとは思いつつもかなり有り難い提案を貰ったけれども。
「また来るでしょ?」
同じ事を二度言われたならば、霊夢としても悪いと思っているし魔理沙にはまた来て欲しいのだなと言うのが理解できた。
あるいは次来るまでに、何かしらの心持や状況の整理をする為に退路のような物を断ったとも言えるか。
魔理沙としてもまだ未完成品とはいえ、捨てる気のない物だ、霊夢の所なら確かに安全で信頼も出来るが、ずっと置いておくわけにはいかない。
必ず取りに戻らねばならない、それも出来るだけ近いうちに。
「じゃあ、まぁ、荷物置かせてもらうわ。ちょいちょい足りない物もあったから、追加で持ってきたいなって物もあったし」
「次はいつぐらいに来る?」
魔理沙としては作業は別に苦でもないし、何なら楽しいから毎日でも、そうだから明日また来るわと言いたかったけれども。
今日の明日と言うのは何となく忌避するような感情が出てきた。
「2か3日したら来るわ」
と言う事は3日後だな、と霊夢は思った、別に2日後でも構わないのだけれども、あうんに納得とまではいかなくとも心の準備期間は多めに取っておきたかった。
「そう」
霊夢の言葉は何とも文字数が少なかったけれども、魔理沙には霊夢の表情から、彼女が何か大きなことを考えているのは分かり切っていた。
そしてその大きなことのためには、時間が必要な事も、少なくとも明日また来るわで解決はしなさそうだなと。


魔理沙は間違いなく何かを察してくれていたので、来た時みたいに空飛ぶ魔法のほうきをくるくる振り回したり、空気を切り裂くような派手な音を鳴らしたりせずに、静かに浮き上がって帰って行った。
追い出したような形かなと霊夢はそれを気にしていたけれども、それでも魔理沙は気付いてくれて大分気を使ってくれた。
ゆえに悪い事をしたような分は募るのだけれども、少なくとも思ったより魔理沙は気にせずにいてくれている。
しかしながらあうんだって分かっているはずなのだ、あの子を霊夢にとっての近しい存在からすらも隠し通すのは、かなり無理があると言う事は。
毎回毎回、あの子を抱き上げて奥に連れていく訳にもいかないはずだ、不定期とはいえ宴会の時などはどうするつもりなのだ。
やはりこのままでは駄目だ。

続く

5ちゅっちゅする程度の能力:2024/10/04(金) 13:09:00 ID:.pKxVYRk
閉鎖された楽園が開かれ始めてるんだねぇ
霊夢とあうんと男の子の関係が変わるわけではないんだけど赤ん坊がゆりかごから離れるはじめるような……
各々の心境を考えると美しさを感じる

それはそうと犬が舐める代わりがキスってのはとてもとても素晴らしいですねぇ!
他のイヌ科のキャラでも滾るしぐさ
イチャイチャえっちもしてて甘くて実によし

6成り行きでも構わない程度の関係 13話:2024/10/15(火) 06:23:50 ID:mwoFHsHY
>>4の続きです

「ぁっ……ぁっ……」
相変わらず、あうんはこの子に対して自らの女体をそのすべてを明け渡して自由にさせている所か、この子の勃起したおちんちんを気持ちよくさせるために率先して動いている事に変わりはないけれども。
それでもやはり、今日に関して言えば恐らく以上に無理を重ねていたし、この子にもそれを強いていた。
せっかく勃起したのならば、目の前にはこの子に好意的なあうんがいるし。
何よりあうんの方もこの子にはそうして欲しいから、何よりも自分の女体で、せっかくならばセックスをしてほしいから。
お気に入りの体勢である、この子があうんに乗りかかってくれるような形も作っている、体勢だけで言えばこの子が腰を振り回すのに適した形だけれども。
多分以上に明確に、魔理沙が来たのはあうんも持ち前の感覚の鋭さで気付く事が出来たけれども。
あうんは自分の好みだけで、この子の事を知られたくなくて奥に引っ張り込んでしまった。
懸命に懸命に自らを与えて、快楽を発生させてそして膨らませているけれども。
この子に対して窮屈な思いをさせてしまっている事に対する埋め合わせには、あうんは出来ていないと思っていた。
この子のおちんちんは幸いにも勃起の様相を見せてくれているけれども、残念ながらいつもの勢いはまるでない、当たり前だがあうんにとってもまったく楽しくは無かった。
この子が自分に情欲を抱いたときに、もっと勢いよく来てくれるのを知っているのだから。

だけれども楽しくないのは何から何まで、自分のせいである。
だからあうんは楽しくないと思っても不機嫌なんて物は全くなく、それよりもせめてもの埋め合わせの事ばかり考える、今の状況ならばせめてこの子に自分の女体で射精をしてもらう事だ。
ただこの子も、普段よりはあんまり勢いを強くしない方が良いだろうというのには、儚くそして察しもよく、気付いてくれている。
あうんにとって一番好きな体位である、この子があうんの上に乗りかかるような形だけれども、ほぼ全部あうんが動いてこの子の勃起したおちんちんを女性器に迎えている。
この子の動きと言うのはせいぜいが微調整程度の物であった、それじゃあ勃起を維持しているだけでもすごいまで言えてしまった。
一応この子も、勃起を維持していると言う事は情欲や情念が冷めている訳ではない所か。
完全に必死な様子で腰を浮かせて、この子の勃起したおちんちんを女性器に迎えて挿入して、なおかつ出来るだけ気持ちよくしようとの努力を見せているあうん。
その、全くもって必死な姿に、汗すらにじんでいる姿に、この子は新しい欲求と言うのを開拓したのだけれども。
そこで留め金として、儚くも察しよく今は静かにしておいた方が良いと気付いている部分が、しっかりとこの子は自分で自分の動きを制御してしまっていた。
本音ではあうんにこのまま、もっと、組み付きたかった。
ゆえに、勃起を維持できているだけでも今の状態は大したものなのであった。

7成り行きでも構わない程度の関係 13話:2024/10/15(火) 06:24:35 ID:mwoFHsHY
今のこの子に出来る事は、遠慮と言うわけではないが静かにした方がよさそうだと言う思考から、あんまり多くは無かった。
前に出る事はいつも通りには出来ない、腰を振り回してあうんと一緒に快楽をむさぼる事は出来なかった。
だから精々、この子が少し前に出てあうんに口づけを行う事ぐらいなのだが。
汗ばんでも必死になっているあうんの姿に情欲を、いつもとは違う何かを開拓しているのだから。
ましてやあうんにとってこの子の感情と言うのは、常日頃から考えているのだから、この子が新しい情念の、その概念を得たことも理解できていた。
であるのならば、それをもってしてこの子を愉しませてやりたいと思うのがいつものあうんなのだけれども……今はそれが出来なかった。
キスもそうだが自分の事を舐め回す姿に、もっと存分にと思っても、そうさせてやる事はかなわなかった。
やはり、自分の好みだけでこの子を奥に連れ込んだこともそうなのだけれども、この子を外から隠し通すのは、間違っているのだろうか。
これからもずっと、あうんはこの子のそばに居たいと思っているが、ずっと外と関りを持たせないのは……この子の事を伝えないのは。
間違っている以前に不可能なのかもしれない。
あうんの方もこの子と同じく、情欲を抱いているけれどもその発露が不完全にならざるを得ないから。
とつとつと、思考を、今後の事を考える事が出来る余裕がと言うよりは、考えざるを得ない状態であった。

せめてものと言う事であうんもこの子と、深い口づけを行うのだけれども。
もはやこの程度、なのである。
この程度の事ならば、あうんにせよこの子にせよ、あるいは霊夢も、特に大きな理由は無いけれども強いて言えば全員が求めあったから、程度の理由があれば、常日頃から行っている。
特に珍しくも無い行為なのだ、博麗神社に住んでいる今の三人にとっては、それで埋め合わせだなんて……
そんな事が出来ないのは、あうんが一番よく分かっている。
いっそ、この子が辛抱しきれずに、あうんの事を襲ってくれても構わなかった、こうなったのはどう考えても自分のわがままの結果だから。
それぐらいに、あうんは少々思い詰めていた。



「あー、やっぱりお二人さん。ちょっと以上に無理をしているわねぇ……」
すぱんと、ちょっといい音でふすまを開けながら霊夢がこの部屋に、あうんがこの子を連れて隠れてしまった部屋にやってきた。
魔理沙が帰ったと言うか、あるいは気付いて帰ってくれたのかとあうんは思ったが。
相変わらず、この状況が実は間違っているのではないかとあうんですら思っているのに、とっさに魔理沙の名前を、あうんは口から出す事が出来なかった。
相変わらず自分の好き嫌い、この子を外との関りから遠ざけるような方向にしたいと言うようなわがままを、あうんは感じてしまった。
もうあうんも分かっていると言うのに、霊夢は自分の神社をさびれた神社だとか言って笑う事もあるけれども、参拝客じゃなくても友人や知人は案外来てくれる。
それら全部、特に一番よく来るであろう霧雨魔理沙からも隠す事の無茶さは思い知った形だ。

「はいはい、頑張ったわね。もちろん両方とも」
そう言いながら霊夢も、あうんとこの子に呼応するように衣服を脱いでいった。
その時にちらりと、あうんの方にだけじっとりとしたように目線をやられた事ぐらい、彼女は十二分に気付いていた。
とはいえ、この後だろう。
「少なくとも今日はもう、終わったから大丈夫よ」
そう言いながら結構体力を使って踏ん張っていた、それ以上に気力で我慢していたこの子をねぎらうように、霊夢はギュッと抱き着いて、もう大丈夫だと丁寧に。
何よりも霊夢も参加する事で、非情に分かりやすく伝えてくれた。

(あらあら)
抱き着いたからこそ霊夢は、この子が力を込めたのが分かった。
我慢した分、その発露も激しいと言う事かもしれない。
後ろから霊夢に抱き着いてもらった状態で、ストンと座ったかと思えば、思いっきりあうんの足を広げて、挿入をしやすい体勢を作り出した。
「我慢していたのはもちろん、あうんの方もよね」
霊夢はあうんの女性器からてかる物を見て、首を横に振りながら仕方ないわねと言った感じに笑った。

続く

8ちゅっちゅする程度の能力:2024/10/15(火) 12:52:19 ID:aPe4/60c
あうんちゃんの葛藤が美しすぎる
心の綺麗さや優しさがあるからこその悩み
監禁系ヤンデレには決して届かない高みにいる
押し付けの愛ではなく心から思うからこそこうもなる……尊いなぁ

9成り行きでも構わない程度の関係 14話:2024/10/19(土) 14:28:06 ID:PCCtTi1s
>>7の続きです

この子の視点では、前にはもちろんのことで足を広げられたがそのまま、この子が挿入しやすいように待ってくれているあうんがいて。
後方なので視界には入らないが触覚と嗅覚が鋭敏に、抱き着いてくれている霊夢の事を知らせてい致し。
これだけで十分とは、そもそもで霊夢自身が思わない、この子も時間や間と言う物が少しばかり存在して、次を考える事が出来たら、霊夢からの何かを求めたろうけれども。
その必要は無かった、霊夢の方がすぐに何かをやってくれる。

霊夢はさらにギュッと抱き着いてくれて、案外大きいおっぱいをさらに感じさせたのはもちろんだけれども。
横合いから頬に口づけを与えるのはもちろんのことで、両手だって遊ばせてはいなかった。
無論と言うべきなのかもしれないが、霊夢は何の迷いも無く、既に勃起しているのだけれどもおちんちんの方に霊夢はその手を指を、しなやかに絡ませて、与えてやった。
あうんだってもちろん霊夢と同じような事はしていたけれども、この種の刺激は多ければ多いほど。
何よりも、この子からすれば最も信頼できるあうんと霊夢が与えてくれているのだ、何も心配する必要はない、この二人から与えられたのであれば、多ければ多いほど良い。

「うん、まだ固くなれるの?」
あらあらと言う風に霊夢は言うけれども、相変わらず霊夢はこの子の、更に固くなれるおちんちんに対して自らの手と指を絡ませ続けて、上下にしごいてくれているし。
その向かう先として、おちんちんの先っぽは常にあうんの、期待に膨らんで湿り気どころか、濡れていると言うしかない女性器の方向に向いていた。
その上、あうんの方にも霊夢は気をやってくれて、片手で器用にもこのこのおちんちんとあうんの女性器を交互、あるいは同時に刺激してくれた。
このセックスにおける愉悦を、あうんの方だって霊夢は気をやって、高めておいてくれた。
そっちの方が絶対に愉しいはずだから。

霊夢がこの子の勃起したおちんちんを上下に軽くしごく音は、セックスがあまりにも目前であるからこの子もあうんも、来るべきセックスに対して集中していて静かだったから良く聞こえた。
そしてあうんの女性器を霊夢がいじった時も、粘りのある水気、愛液が霊夢の指とあうんの女性器の間で音を立てた。
この子のおちんちんをしごく音で、あうんが。あうんの女性器から鳴る愛液の音で、この子が。
霊夢が気をやったおかげで、間違いなく互いが互いに意識し、何より興奮してくれた。

あうんは腰を何よりも女性器を中心にしながらクイっ、と言う風にしかも何度もこの子の方に主張するように、差し出す形を取り出したし。
口付けだって求めているのだろう、犬っぽく舌を出しているけれどもその時のあうんの表情から感じられるのは情念以外の何物でもなかったし。
その情念に、ましてや好意を抱いてもらえている事に喜びを感じているこの子が、反応しないはずは無い。


やはり、セックスの本番である挿入を待ち望んでいるのは、あうんだってそうだけれどもより強いのはこの子、勃起したおちんちんを持っているこの子の方だろう。
増してや、金銭だとか力関係と言ったものを完全に取り払った状態で、あうんはこの子とのセックスを望んでいる。
たぎらないはずが無い。
この子は霊夢に後ろから抱き着いてもらって、案外と大きいおっぱいの感触を背中から愉しんでもいたはずだけれども。
「ははっ!」
この子は霊夢の事を振りほどくような勢いすら存在させながら、あうんの方向に突っ込んでいった。
だけれども、振りほどかれた霊夢は全くもって上機嫌なままであった。
別にこの子は逃げている訳じゃないし、嫌がってもいない、だったらこの程度の距離に何の問題があると言うのだ。
「良かったわね」
本当に心の底から、特にこの子の方向にだけれどもあうんの事だって霊夢は祝福しながら、もう一度この子に抱き着いて、おっぱいを中心とした霊夢の女体の感触を与えてやった。
本当にその程度でしかない、今この状況で作られた距離と言うのは。

10成り行きでも構わない程度の関係 14話:2024/10/19(土) 14:28:54 ID:PCCtTi1s
この子はあうんに対して、あうんが舌を突き出して求めているのだから当然、口付けを施しながら。
勃起したおちんちんはあうんの女性器に対して勢いよく挿入して、そして再び勢いよく挿入しなおすための後退、前後運動を繰り返していた。
そして後ろからは霊夢がひたすらにこの子の事を、この子のすべてを無論の事で情欲も含めて肯定する形で、可愛い可愛いと言う気持ちも込めて抱きしめてくれている。
もちろんあうんと同じく、守りたいと言う欲求もあるけれども、博麗神社の敷地内しかも一番奥なのだから、守護に対する思考は薄くて構わない。
だから、あうんもそうなのだけれども霊夢がこの子の事を相手している感情は、ひたすらに甘い好意、もちろん情欲含みのそれであった。

「んー、あー」
ちょっと言語能力を情欲で溶かしているあうんが、この子があうんに対する口付けからちょっと頬や首筋のあたりにも唇や舌を這わせたから、あうんの視界がやや広がったから。
あうんは霊夢に対して目線を合わせながら、この子に対して求めていた時と同じように舌を突き出していた。
「私からもキス欲しいの?」
霊夢ほど感が強くなくったって聞かずとも分かるのだけれども、聞けばあうんは案の定でコクコクと、やたらと可愛い姿で霊夢からの口づけもこいねがってきた。
「分かった」
それが見れたら十分なので、あうんを焦らしたくもないから霊夢は素直に、と言うよりは霊夢だってあうんとキスできるならやりたいぐらいの気持ちだ。

ちょっとこの子の背中に当てているおっぱいは、あうんとキスをする為に横にずれたら零れ落ちてしまうけれども。
だけれども霊夢の存在を主張するのに、おっぱいが一番と言うだけで他に手がないと言うわけではない。
相変わらず可愛い可愛いと言わんばかりに、霊夢はこの子の背中では無くて頭をなでてやっていた、そちらの方がこの子に自分の存在を主張し続けられるし。
霊夢としてもこの子を感じるのならば、触る場所は背中よりも頭だったり顔だったりした方が絶対に、そちらの方が良かった。
霊夢のキレイな手指がこの子の顔近くに来たから、この子はあうんの首筋や頬の次には、霊夢の手指を口に含むのも、まったく持って受け入れつつ。
霊夢はあうんとキスを行ったけれども、その光景はこの子に対して当たり前なのだけれどもよく見えていた、見えて当然だし、見てほしかったぐらいまで言ってしまっても構わないだろう。
そしてこの子も、どうせ許されているし好意を持ってもらえているのならば、口付けをするのは霊夢の手指よりも、霊夢の唇やおっぱいの方が間違いなく愉しくて心地いいはずであった。

11成り行きでも構わない程度の関係 14話:2024/10/19(土) 14:29:39 ID:PCCtTi1s
「んー?」
相変わらず挿入の前後運動は行っていたが、空いた手で霊夢の髪の毛だったりおっぱいを横から、今度はこの子が霊夢に気配を主張する形で手を出した。
霊夢はすぐに反応してくれたけれども、霊夢もあうんにあてられたのか、若干以上に言語能力がどこかに行ってしまっていた。
だけれども、この状況ならばそっちの方が都合がいいのかもしれなかった。
快楽を貪りあうのに、ましてや好いている者どうしでそれを行うのだ、小難しい事は必要ではなかった。
「どこから?」
酒を飲んでいる訳でもないのに霊夢はとろけたような表情で、そして主語も抜けていたのだけれども。
霊夢の指使いは、自身の唇から始まっておっぱいを経由して、女性器にまでも到達した、それを見ればどういう意味かの理解は容易かった。
霊夢の女体における使いたい場所、そこをこの子は指定するだけでよかった。
「咥えても良いけれども」
ちらりと、あうんの女性器の中に出し入れされているこの子のおちんちんを見たけれども。
「あー、あー!それは霊夢さんでもー!今はまだー!」
ややの喘ぎ声と共に、あうんは明らかに抵抗を見せたし、この子の方もさすがにこれには気乗りしていな否と言う表情を少し浮かべた。
「分かってるわよ、今はおちんちんの方はあうんの事をお願いね?」
そう言いながら霊夢はパーッと言う風に、両手を広げてこの子に自分のの女体を余すところなく見せて、何よりも解放してやった。
唇もおっぱいも好きなだけ食めばいい、霊夢は若干以上に気恥ずかしくなるけれどもあうんにせよこの子にせよ気に入っている、霊夢の香りを楽しむのも構わない。
あうんの後だろうけれども女性器に対しておちんちんを突き立ててもいいし、若干以上にその気を見せたのだから、その口にお掃除フェラを求めてねじ込んでも構わなかった。
極論、霊夢はこの子に対して自らの女体を与えると言う行為が出来るのであれば、この子からの厚意であるのならば何が行われようとも構わなかった。
この子に対する信頼はそれほどまでに分厚かった、勢いが良すぎてその身体がぶつかってくると言う事はあるかもしれないが、能動的にアブノーマルな、大変酷いセックスを求めるとは欠片ほどにだって、そんなことは無いと信じている。

実際問題で霊夢に対して向かってきたこの子は、自分も犬っぽいあうんから犬っぽく香りをよく嗅がれるからその影響で、霊夢の事も鼻腔を懸命に動かしている姿と。
もう一度口付けして、おっぱいに顔をうずめてみたり、あるいはあうんも呼応して霊夢の女体に対してぺたぺたと触ってくる程度の物である。
そんな程度なら、四六時中のいつだって、この子とあうんに対して霊夢は与えてやる事が出来る。
この子にせよあうんにせよ、何か情欲情念がたぎってきているなとなっても、じゃあセックスしようか?程度の言葉と感情で進んでしまえる。
それぐらいに、霊夢にとってこの子とあうんと言う存在は、気を許せる相手なのである。
何と無しにだらけているような感覚はあるけれども、四六時中年がら年中において気を張る事も出来ないのだから、そんな姿を見せられる相手がこの子とあうんなのである霊夢にとっては。
それはとても幸福感をもたらしてくれる事であった、互いが互いに情欲で求める以上にその根っこは、気を許しあっている関係なのだから。

だけれども今現在に置いては、情欲と情念が最も先行しているし、霊夢もあうんもこの子が自分たちに対して性欲と言う物をたぎらせてほしかった。
この子は霊夢を感じていたいと思うものの、さりとて今に置いては一番の快楽の源泉はあうんに対して、自身の勃起したおちんちんをその女性器に挿入して前後運動を行う事だ。
だから霊夢の事も求めたいが……となるけれども、別に霊夢がこの場を去る可能性は万に一つもあり得ない。
少なくとも霊夢はあうんの後にしようと、待ってくれる方向性だ、ならば気と言うのはある程度楽になるし、たとえ主たる方向ではなくとも霊夢の事を感じる事は十分にできる。

「うーん?」
ぐいぐいと、この子はあうんに対して勃起したおちんちんを突入させる前後運動を優先させているから、ややおぼつかない手だけれども、霊夢の事を誘導。
先ほどと同じように、抱き着いてほしくて霊夢の事を引き寄せていた。
「またギュってしてほしいの?分かった」
霊夢もすぐにこの子の考え、求めに気付いてくれた、背中の方に回ってほしいと言うような動きだったからさっきの続きだと言うのに気づく難易度は低かった。
「はい、ぎゅー!背中がなんか寒かったり寂しかったりだもんね、私の身体いっぱい使って埋めて良いからね、その気分」
再び霊夢から、後ろから腕を回してもらって抱きしめてもらった事で、寒さとは絶対に違う込み合がある震えと言う物をこの子は出した。
意気が上がったからこそ出てくるものである、これは。

続く

12ちゅっちゅする程度の能力:2024/10/20(日) 22:05:48 ID:IInwtXJE
男の子からの愛と情欲を向けられるのはちゃんと自分の愛と甘やかしが届いてる証で、二人的には大事なところですなぁ
霊夢&あうんは体つきは成熟した女性のそれではないかもしれないが心が愛と母性に満ちていて女性らしくてとてもよいですね
途中のキスのおねだりレズキスでいいものですが、あうんが霊夢に対して「この子にキスしてあげて」と要求してるのかなと最初思って、
自分の体だけではなくほかの女の体まで差し出してるみたいでちょっとドキドキしました

13成り行きでも構わない程度の関係 15話:2024/11/02(土) 05:13:19 ID:WCN0qYv6
>>11の続きです

塩梅と言う物がだいぶ良くなったのは間違いがなかった。
目の前にいるあうんに対して、この子は勃起したおちんちんを、その女性器に対して思いっきり突き立て、挿入、出し入れを行っているし。
「あうっ、あっ、あっ」
そもそもであうんは、この子の性欲情欲も含めたすべてを受け止められるを通りこして、受け止めたがっている。
なので相変わらず、あうんはこの子に勃起したおちんちんを勢いよく挿入されるその瞬間に、その女体が、この子の身体がぶつかる事で揺れたり。
「えへ、えへへ」
相変わらず言語能力はとろけているけれども、だからこそ感情がその表情に大きく表れていたし、そこさえ分かってもらえれば十分とも言えたし。
言葉にするよりも、行動をした方が早いのも確かである、あうんとこの子の仲であるのならばましてやセックスを行っている今の段階であるならばなおの事だった。
「んー」
あうんはそう言うだけだが、行動はやはり雄弁そのものであった。
てのひらを開いて、セックスを行っているこの子の方に向かわせて、この子の指を握ろうとしたりいじったりすれば、あうんが何を言いたいかしたいかだなんて、理解はたやすい。
「えっへっへへへ」
この子はあうんの女体のどこにだって、手を回してそしていじる事が可能なのだけれども、やはり求められた方がうれしいし、たぎる。
なのであうんと、指と指を絡ませる手のつなぎ方をした。
そして案の定であうんは、たいそう笑ってくれたし、笑みが出せるのだからたぎっていると言事だから情欲に対しても貪欲であった。
そう、もう片方の手も空っぽのままにしておくだなんて、口惜しいに決まっている。
二人っきりであうんとこの子がセックスを行っていたならば、きっとではなく間違いなく、もう片方の手もこの子とつなぎたくて前に出したけれども。
「よかったねー」
今、この子の後ろからは霊夢がぎゅーっと抱きしめ続けてくれている、その方がこの子も霊夢の事を感じ取れるし、霊夢にしたって手持無沙汰ではなくなるから。
そんな霊夢が、この子の後ろから相変わらず抱きしめながら、あうんと仲良く指を絡ませているこの子に対して、より一層抱きしめながらよかったねと声をかけてくれる。
本当によいことだと霊夢は思っているし、それはあうんにしたって同じなのだけれども、もっとよく出来る方法をあうんは思いついていた。
「れーむさーん」
相変わらずとろけている声だが、かろうじで聞き取れる程度の言葉にはなってくれたあうんの声が、霊夢の事を明らかに求めていた。
そして行動は、先ほどこの子と手をつないだ時もそうだったけれども、行動の方はより雄弁な物であった。
「ああ、そうね」
自分の方向に延びてくるあうんの手を見て、霊夢は何かを理解してくれた。
「これで良い?」
そして他意無く、時間もかけずにすんなりと、霊夢はあうんの求め通りに手を握ってくれた。
随分とあっけらかんとしているけれども、霊夢の場合はこれが最上級の好意と言えた、基本的に回りくどいのを好まないのが霊夢と言う女だ。

14成り行きでも構わない程度の関係 15話:2024/11/02(土) 05:14:38 ID:WCN0qYv6
あうんの両手は、大好きな霊夢さんとこの子によって握られてくれた。
この子の一番の情動、勃起したおちんちんをこの子から挿入されたいから仰向けになってあんまり大きくは動かないようにしているから、あうんの特徴的なしっぽは見えないけれども。
代わりに、人型だけれども狛犬の時と同じで特徴が大きく残っている耳が、犬が随分と喜んでいる時みたいにピコピコと動き回っている。
この場のすべてが、あうんにとっては好ましくて心地のいいものであるのは間違いがなかった。
そしてそれに発奮されるのは何と言っても、この場で一番動いているこの子であった。
ともすれば勃起したおちんちんを、相手の女性器にねじ込むと言う動作は、力強さばかり勢いばかりが先行してしまうものだけれども。
あうんはその勢いと力強さも、心地のいい好ましいものとして受け取ってくれていた。
勃起したおちんちんをあうんの女性器にねじ込むために、腰を前に突き出した瞬間だ。
身体に力がこもると言うのもあるけれども、あうんと握っている手、それを握りしめる力が強くなったのはこの子も自覚していた。
それに対してあうんは間違いなく、彼女の方も手を握る力を強くしてくれて返事を行ってくれた。

何もかも受け入れてもらっている、それどころかあうんは何もかもを好ましく心地よく思ってくれている。
その感情を十分に理解できたこの子は、この日一番の感情の大きさで、このままあうんに中出しを果たしたいと思った。
腰使い、その前後運動はこの日一番の感情を持ったのだから、激しい動きになって無論の事であった。
「おっ!?」
あうんも甘い声と言うよりは、叩きつけられる勢いと振動に驚くような声を出したが、相変わらずこの子の手をあうんは力強く握っていたし、笑みも衰えなかった。
「好きにやりなさい」
背中からも霊夢が、短いけれどもだからこそ分かりやすい言葉で、思いっきりその背中を意欲を後押ししてくれた。

こうなったらもう、この子はあうんに中出しすること以外は考えられないし、それ以外は考えなくとも何の問題もなかった。
「あふっ、あっ、あうっ」
部屋の中にはあうんの甘い息遣い、喘ぎ声以外は、この子が勃起したおちんちんをあうんの女性器に対して勢いよく挿入、ともすれば叩きつける時のパンパンとした音だけが響いていた。
霊夢の声や音は無かったけれども、この子とあうんは霊夢がこの光景を、この子に対して背中から抱きしめてくれながら見守ってくれている、だったら十分な事であった。
セックスの最中なのだから、とても親密な状態なのだから、この部屋の面々さえ内容を理解して納得していればそれでいい。

あうんの女性器に対して勃起したおちんちんを叩きこみ続けているときは、どこか視線が定まっていなかったこの子だけれども。
急にその動作、腰を勃起したおちんちんを叩きつける動作が止まったけれども、それは勃起したおちんちんをあうんの女性器の最も奥に対して、ねじ込みながらであったし、あうんの表情をしっかりとこの子は見ていて。
「えへへー分かりますよー、感じますもの。来てくれましたー」
あうんが大きな笑みでこの子に伝えてくれた、中に出せてよかったねと。
それに対して霊夢もあうんと同様に、言葉こそないがよかったねを伝えたくて、背中からこのこの子の事をぎゅーっと抱きしめて、ぬくもりを与えてやった。

続く

15ちゅっちゅする程度の能力:2024/11/02(土) 22:46:50 ID:bBnbm5VM
手つなぎで精神的に満たされてからの気持ちの通った中出しとても美しい
これ以上の喜びはないでしょう

16成り行きでも構わない程度の関係 16話:2024/11/13(水) 14:07:16 ID:q5hdjoQs
>>14の続きです

翌日。
相変わらずあうんとこの子は、縁側のいつの間にかここが定位置と言うような場所で座りながら。
あうんが鈴奈庵から借りてきた本を、この子はあうんと一緒に読んで、特に発音発声の訓練をしている、いつもの光景があった。
魔理沙も昨日の今日であるし、そもそもで魔理沙からして何となく以上に霊夢の様子から、何かが奥にあると言う事に気付いている。
ただ霊夢の態度から、魔理沙にそれを知られること自体は霊夢も、嫌がってはいない物の全てにおける話かもしれないけれども、段階だとか手順と言う物がある。
魔理沙もいつものノリで、散らかりまくった自宅と違って誘惑も少なくそもそも物理的な意味で動きやすい、博麗神社の一角を作業場代わりに、お賽銭と言う対価をちゃんと用意して使いに来たが。
いつもいつも急にやって来ている以上、たまには霊夢の側に何らかの不都合がある事ぐらいの理解はちゃんとある。

魔理沙が霊夢の様子から、重大だったり危機的な物ではないながらも何かあるなと、タイミングと言うやつを作り直す為に、一度あの時はその場を辞した。
2か3日後にまた来ると言っているから、昨日の今日である今に来ることは無いだろうけれども。
多分三日後とは思いつつ、もしかしたら二日後である明日に来る可能性だって十分にある。
だから霊夢は、魔理沙に合わせた時の為に、博麗神社に来てすぐと比べればはるかに良くなったものの。
それでも一般的な周辺と比べればその髪の毛の様子は、まだまだ、かなりとっ散らかりまくった物であったから。
あうんとこの子が、互いが互いに求めるように肩を寄せ合っている所に、別にセックスまで行う仲であるのだから遠慮する必要はない物の、両名に対しての冷や水とならないようにゆっくりと、変な気配を出さないようにしながら、あうんとは反対側に座った。

あうんもこの子も、霊夢の事を嫌がるなんてことは絶対にない、どっちも究極的には霊夢に対して情欲を抱ける、そして仲良くセックスをして快楽を食らいあう事の出来る仲なのだから。
とはいえ今はセックスまではさすがに発展はしない、だけれども大好きな霊夢さんが近くに寄ってくれたことを純粋に喜ぶのである。
この子はあうんの次にきてくれた霊夢の方に体重を寄せて、あうんは目の前にこの子でそのすぐ奥には霊夢さんと言う、とても心地のいい視界を堪能。
そして堪能だけではなく、この子と同様に体を霊夢の側に寄せて、霊夢の髪の毛だったりにぺたぺたと触って愉しんでいた。
発声発音の訓練を邪魔したかなとは思ったものの、あうんが甘いのかあるいは今日明日でどうにかなる物ではないからと気を長くしているのか。
何にせよ先生役を自認しているあうんからして、この子と一緒になって、横にやって来てくれたことを喜んで、そして霊夢の方に向かっていった。

17成り行きでも構わない程度の関係 16話:2024/11/13(水) 14:08:53 ID:q5hdjoQs
「はいはい」
霊夢は、驚く事にと言うのはあくまでもこの男の子を知らない、博麗神社の奥にある内々の事情を知らない物の感想だけれども。
霊夢を知っている者からしたらそれなり以上には驚く事に、霊夢は自分からこの男の子の事を抱き寄せたり、あるいは軽く口付けも施していた。
軽くだからそれ以上の発展は無かったけれども、そういう関係にはとっくにであることは、見れば誰にでも分かるような光景であった。

「まだお日様も高いからね。良いっちゃ良いけれども、今やったら絶対にずっとやりかねないから」
セックスは、やったとしても夜よと言う風に霊夢は言葉を出すけれども、その言葉の向かう先には霊夢自身もいたのは間違いがなかった。

これでも一応、霊夢もまだ能動的にこの子を外に出すかどうかは、別の話だけれども。
例えば昨日の魔理沙みたいに、友人知人が訪ねてきた時のことはやっぱり、どうしても、考えなければならない場面に来ていたと言う事だ。
今日は来ないにしても、近々において間違いなく、そもそもで荷物を神社に預けているのだから来なければならない魔理沙がいる。
彼女が来た時、この子の見た目を、特に髪形をもう少し以上に整えておきたいと言う欲求が霊夢の中にはあった。

あうんも、霊夢がこの子の髪の毛をイチャイチャしながらいじると言うよりは、明らかに整えたいと言う心理を見て取るのに、時間はさほど必要なかった。
「うーん……」
まぁ、そうだよねと言う様子であうんは霊夢の思考心理に物言いは付けなかったけれども、あうんも気にしている部分があった。
これでも結構あうんだって、髪の毛のお手入れは欠かしていないしただただ髪の毛を整える以上の事も、考えてやっている。
「美容院とかまでは行かなくても、散髪ぐらいは……」
あうんは自問自答するようにつぶやくが、そのつぶやきに関する答えと言うか、次に来るのに望ましい展開は、あうんとしても既に出ていた。
「普通のハサミなら神社にもありますけれども……それじゃ髪の毛を切るのにあんまり良くはないですよね」
あうんはこの子の髪の毛をいじりながらつぶやいていた時にはもう、完全に答えは出ていた。
信頼できる誰かが出来たならともかくだが、そこまで行く存在がいない以上今は、と言うより本音を言えばこの先もずっと、あうんは自分でこの子の髪の毛を散髪も含めて面倒見たがっていた。
霊夢もあうんが、やっぱりこうなるよねと言う予測はすでに立てていたし、そうなる事をいっそのことで望んでもいた。
あうんのこの子に対する、お世話をできる限り全てにおいてみたいと言う欲求、ともすれば独占欲だが。
あうんの事を信頼しているし、この子もあうんの近くが一番安堵して落ち着けると言うのが分かっているから。
霊夢としても、この子とあうんの関係が深まる事をやはり、望んでいたのは明らかであった。
それはそうとして、友人知人と呼べるような存在を、外とのつながりを得ていた方が良いと言う考えにも変わりはないし。
この二つの考えは決して、相容れずにぶつかり合う物ではないと霊夢はそう信じたかった。

「髪切り用の刃物なら……あー、もう紫にねだるか」
あうんは確かにそうですねと言うような顔をしたのち、ちょっと悔しそうな顔も浮かべた。
「まぁ、私がいきなりやるより紫さんに頼んだ方が、初めてや二回目なら間違いないか……」
間違いはないと思いつつも、別に勝ち負けの問題では無いのだけれども、何と言うかどうしても混みあがる悔しさと言うのが、あうんには間違いなくあった。
これはもう、あうんがこの子の髪の毛を見る方向で、少なくともあうんの中では決定づけられた。
なんにせよ三回目までには絶対に。その意志があうんには発現した。

続く

18ちゅっちゅする程度の能力:2024/11/13(水) 22:26:50 ID:kqSjTSOg
おお……とてもとても健全な愛とふれあいと成長への一歩
髪切るとかってなんだかすごーく親密な感じがある

>>これでも一応、霊夢もまだ能動的にこの子を外に出すかどうかは、別の話だけれども。
エロいこと前提で見ると中出し外出しみたいにみえて
お話のきれいさと自分の醜悪さが露わになった……

19成り行きでも構わない程度の関係 17話:2024/12/12(木) 05:49:51 ID:WY/USBiE
>>17の続きです

「はぁい」
霊夢が紫を呼びつけたら、そもそもで紫からして霊夢の事を随分と可愛がっているからなのだろう。
間違いなく急な話だと言うのに、紫はニコニコ顔で彼女特有の能力であるスキマを開いて、霊夢の表現ではぬるりという感触を持ちながら、博麗神社の中にやってきた。
その時の紫の様子には、霊夢が相手なのだからそうなのだけれども、機嫌が随分よさそうだった。
「紫、この子に散髪してやりたいから。それ用のハサミちょうだいよ」
だけれども、霊夢はと言えば紫の事をけんもほろろとも言えるぐらいには、あるいは紫って地味に面倒くさいと言うのをしっかり分かっているからか、あいさつも抜きに本題をいきなり紫に対して投げつけるぐらいであった。
「んもう」
ただ紫も慣れているのか、あるいは霊夢の内心における紫対策が存在していると言う事実ですでに、霊夢にとっての八雲紫がある程度以上にウェイトを占めている事実。
それに満足しているのか、紫の様子は全く堪えた気配など存在しておらず、口調は軽いどころか、既に手の方は開いたスキマの中に突っ込まれていた。
「はい」
そしてちゃんと、霊夢の求め通りに髪切り用のハサミを手渡してくれた。
ここら辺の霊夢と紫の力関係は、謎と言うか不思議な物であるけれども、紫が霊夢に対して存外にも甘いと言うのは間違いがなかった。
「ありがと」
とはいえ霊夢は、紫の面倒くささをある程度以上に知っている、分かっている、それどころか味わったことが何度もあるから。
さすがに今の今で、即座におねだりをした髪切り用のハサミを与えてくれた事に関してはお礼を言う以外の選択肢はない物の、それでも紫に関しての霊夢の扱いは基本的にさっぱりとさせていた。
さっぱりした性格の霊夢が意識的にそうしているのだから、もはや味気ないぐらいの物なのだけれども。
しかしながら紫は、彼女自身の性格が性根が、基本的にやたらとタフであるからやはり堪えている様子は欠片も無かった、だからこれで良いのだと霊夢は何度目かの納得を得るどころか。
やってきた紫はと言うと、あうんとくだんの男の子が縁側で並びあっている姿に、微笑ましそうにするぐらいですらあった。
その様子を目の前で見ている霊夢は、もうここまでくるともっと冷たいぐらいでも良いのですらと考えざるを得なかったが。
それはそれであうんとこの子に、あんまり辛辣な自分を見せたくないと言う意識が間違いなく、霊夢の中にわいてきたのも事実であったし。
紫に倣って、縁側で仲良く肩を並べているあうんとあの子を見れば、霊夢の感じも自然と軟化、ほころんだものとなった。

20成り行きでも構わない程度の関係 17話:2024/12/12(木) 05:51:31 ID:WY/USBiE
しかしあうんはと言うと、霊夢と紫が思っているほど安穏ともしていられていなかった。
別に紫に対する警戒心は無い、まったくもって捉えどころのない真意を常に隠している上にうさん臭さの拭えない存在だが敵だとは思っていないし。
そもそもで紫の事は味方だと心の底から思える、危なそうだと言う情報を率先して教えに来てくれた恩は忘れていない。
それにあうんの横にいてくれている、この男の子だってあうんの事を気に入ってくれている決して独りよがりではないから大丈夫とは言えだ。
そう、『とは言え』と言う表現が全くもってして、適切としか言いようがなかった。

あうんと比べて八雲紫の身体は、全身は、そこに内包されている魅力は明らかに全ての面で上を行っている。
一番分かりやすいところではおっぱいの大きさか、それだってただただ身体が大きいからおっぱいに当たる部分の肉も膨れていると言うのではなくて、ちゃんとおっぱいだけが大きい。
別にあうんだって、無いと言うわけではないし、何よりも一番の話の前提として八雲紫がこの子に横恋慕するはずもなければ、この子があうんから離れる事も考えづらかった。
……だけれどもここで『とは言え』と言うようなあうんの心配がどうしても出てくる。
まったく目移りしないはずも無いだろう、と八雲紫の魅力を考えればその結論にはあうんも達さざるを得なかった。
それにあうんは、八雲紫からスキマでその私室に案内されて、なぜか数が少ない男の子が案外と危ない目にあいやすいと言う。
その知識をマンツーマンで教え込まれた経験がある。
実例と数字の羅列で、お気楽な性分が強いから普段はあんまり難しい事を考えないあうんにとっては、頭がくらくらする様な気分にすらなったけれども。
それでも、目の前に八雲紫がいたからどうしても、彼女の大きなおっぱいだったりスラリとした全身体躯は忘れようにも忘れられないほどの魅力があると、同性ですらそう思えた。
同性のあうんですら、これには目移りすると言う気持ちがどうしても存在した。

それが分かっているから、別に八雲紫の事を敵視も警戒心も無いから、霊夢と話していても良いのだけれども。
この子が八雲紫に対してわー、と言うような気持であったとしても目移りするのは、やはり、好いているからこその弱味と言うべきなのだろうか。
この子の興味や意識が自分と霊夢さん以外にいっときでも向かうと言う想像、面白くなるはずは無かった。
そして次にやってきた想像は、まったくの部外者がこの子に妙な気を持っていると言う想像である。
嫌な気分になった、そう考えたらうさん臭さは相手との間に常に一定の距離を心理的に作るためと言う八雲紫の方が。
この子への気が無いのも手伝って十分に受け入れられる存在であると再確認してしまった。

だからと言って、この子が一時でも八雲紫にワーと言うように、他意無くとも目移りするのが面白くないと言う事実が変わるわけではないけれども。
そして先ほど感じてしまった嫌な気分を払拭する意味と、犬系らしいあうんの発想からあうんの気配を匂いでもこの子にこすりつけたくて。
ちょっと以上の熱量で、あうんは横にいるこの子に対して抱き着いた。
何だか勝手に気分を上下させているのはあうんの方なので、この子があうんの熱量に反応してキスをしたがったのも。
あうんはそれを受け入れるどころか、むしろ嬉しいぐらいであった。


そして幸いなことにあうんの内心を完全ではないながらも、霊夢と紫は横目で見ていて理解はしていた。
「紫、せめてそのでかいおっぱいは隠しながら目立たせないようにしながら移動して。正直私としても、面白くない」
「はーい」
紫は何とも素直に、身体を少しスキマの奥に引っ込めて、恐らくは一番目立つ大きなおっぱいを隠すようにしながらスキマでふよふよと移動してくれるように、気を使ってくれた。
何よりもあうんの気と、この子に対して変な感情を抱かせないようにする部分で。

続く

21ちゅっちゅする程度の能力:2024/12/12(木) 07:55:31 ID:vdN8Eo8Q
縄張りの中にメス!って感じの紫様が来ちゃって落ち着かないあうんちゃんかわいい
お気に入りのオスを取られたくないという感情は大変人情味を感じてニヤニヤしちゃう
オスをたぶらかすような紫様が悪いよー

22ちゅっちゅする程度の能力:2024/12/13(金) 19:36:19 ID:z27IcGeg
甘やかし幻想郷の男の子が風邪をひいたら、怪我をしたら
何が起こるか想像に難くない場面は多い

23成り行きでも構わない程度の関係 18話:2025/01/01(水) 12:38:57 ID:q2TfFgeE
>>20の続きです

「ああ、そうだ。魔理沙の事だけれどね、ちゃんと昨日から数えて三日後、つまり今日から数えてあさってに来るわよ」
紫は好きなの中に身体を入れながらふよふよと、霊夢に言われたとおりでありなおかつで不意にその巨大なおっぱいであの子を全くもって不意に誘惑してしまったり。
そうなってしまったら、霊夢はもちろんだがあうんの機嫌が乱高下するのは避けられない事態だろう。
それをどうやら紫も分かってくれたので、スキマの中に自分の魅力に置いて話題、あるいは視界に置いても真っ先に来そうな大きなおっぱいを隠しながら移動してくれていた。
おかげで少しばかり紫の様子は、滑稽と言うか面白い様子を出すことに成功してくれていた。
相変わらず紫の顔面は、その見てくれに関しては筆舌をもってして表現する事が難しいのではと言う程の美女のそれだが。
いわゆるメスの魅力を意図的に隠してさえくれていれば、あうんの機嫌が乱高下する事は避けられるし、そもそもで紫が結構気を使ってくれている事もあうんなら理解してくれる。
その上で、ここまで気を使ってくれているのならばこの子に対しても積極的に近づかないでくれるだろう。
それはいい、全く持って構わないのだけれども。さらっと重要な情報が霊夢の耳に飛び込んできたのを、霊夢は聞き逃さなかった、看過しなかったとも言えるかもしれない。

あうんは「あーやっぱり」と言いつつ、紫からもらった髪切り用のハサミだけでなく、一緒にくれた新しいくしであの男の子の髪の毛をといてやって、あの子もあうんに体を預けているが。
霊夢からしたら、確かに紫に対してはちょっかいをかけられる事はあっても、敵になるはずがないと言う信頼は有しているけれども。
なぜ魔理沙の事を知っているのだろうかと言う疑問、霊夢の中には強く出てきてしまった。

「おいおいにね、貴女が魔理沙にこの子を紹介するのに順序がいるように、私にも順序が必要なのよ」
霊夢は紫に対して大きな疑問符を持ったのだけれども、はぐらかすとまでは行かない物の、今は教えないと言う事は、しっかりと宣言されてしまった。
こうなると紫は絶対に口を割らないと考えて良い、割らせる方法が無いとは言わない物のそれは音便からは程遠い手段である。
紫も紫で、この子の視界にあんまり自分が入らないようにしながらだけれども、あうんがこの子の髪の毛を整える様子を。
見守るだけでなく、助言を与えて上手くいくように補助をやり始めた。

24成り行きでも構わない程度の関係 18話:2025/01/01(水) 12:40:24 ID:q2TfFgeE
紫はスキマから布を取り出した、大きさから言って間違いなく切り落とした髪の毛が本人の身体にまとわりつかないようにする、エプロンとして使う物のはずだけれども。
紫はそれを一思いにこの子に取り付けてやらずに、あうんの手渡した。
「この子の首から上だけを出すように、ぐるっと巻き付けてあげてね、この布を」
散髪をもう始める、それは良いのだけれども紫がやるんだよねと考えていたのかあうんは。
あうん自身はもちろんだけれども、霊夢の目にもさしたる変化としては捉えられていなかったが、あうんが散発の主たる部分を担えるらしいと思った時、その表情は明らかにほころんでいた。
紫の登場であうんは間違いなく気持ちをヤキモキとさせているのは霊夢も分かっていたつもりだったが、実情は霊夢の想像以上だったようだと知った形であった。
「かわいいわねぇ、あの狛犬ちゃん」
紫はそう言った、そう思うのも言うのも構わないけれども、何で霊夢の頭をなでなでしているのだろうかとは思ったが。
紫が大いに、この子の気を散らさないように、目移りしないように、そうなると以前にそうなりかねない時点であうんがヤキモキしている、そこに気を使ってくれている。
だから霊夢の頭ぐらいは、なでさせてやるかと彼女は紫に対して思ってやった。

そして実際の所、あうんは誰かの髪の毛を散髪するだなんてこと初めてだから、紫の指南は必要なのだけれども、ちゃんと気は使い続けてくれていた。
いつの間にか紫は、きっとスキマの中で器用に手を動かしていたのだろう、その珠の様な柔肌を隠してしまうゴム手袋を付けていた。
確かに悪くはないが、別に素手でも構わない作業ではある、紫ほどの美女に散髪してもらうのならばゴム手袋は無い方が良い。
だけれども紫は、この子が一番仲良くしているのはあうんだし、あうんもこの子以上に特に異性の場合はこれを超える仲の良さをもう現れないと考えてくれている。
ならば珠の様な肌を触れてしまって、誘惑する可能性は低い方が良いはずだ。


まず紫はまだ目立ちにくい、練習に使いやすい後ろ髪から、髪切り用のハサミそれもくしと一体型になったすきバサミの使い方をあうんに見せてやるところから始めた。
何センチ所か、何ミリか程度と言う本当に細かい散髪のしかたで手本を見せた後、あうんにハサミを渡してくれた。
紫は明らかに気を使ってくれているのは、スキマで自分の着衣越しにでも大きいと分かる上に形も整っているおっぱいを隠しながら移動してくれているだけでも分かるが。
何から何まで気を使い続けていると言う事はすぐに分かった、とにかく極力この子に触れて気をやらないようにしていたし、何なら視界にも入らないように努めていた。
とはいえまずは後ろ髪からやっているから、あうんもこの子の後ろに位置しなければならない。
根本的に、あうんがこの子の視界の外にいるなんてことは、お手洗いか寝る時にまぶたを閉じたとき、本当にそのぐらいでしかなかった。
たまにあうんが後ろからこの子にしがみついている時があるけれども、それだって視界に無くとも、あうんの吐息や熱を感じ取る事が出来る。
だからこんな状況は、初めてですらあるかもしれなかった。
だからなのだろうか、この子はまともに散髪してもらったのが初めてかもしれないそれ以上に、落ち着きなく後ろに身体を倒したがっていた。

「あら、まぁ、あうんちゃんにこの子は一番懐いているみたいだから、後ろにいるってわかったら背中を預けるのが普通と言うか、いつもの事よね。あうんちゃん、貴女からしても率先して預かるのだからね」
それはまぁ、良いのだけれども。
散髪中にもぞもぞ動くのは、全く持って危ない以外の感想は出てこない、こっちは刃物を持っているのだから。

「はーい、あうんが視界にいないなんて珍しい事だからね、確かに。でもちょっと我慢してね、あうんが今、あなたの事をキレイに整えてくれているから」
いつまで経っても終わりそうになければ、それ以前にこの子の動きを出来るだけ止めておかねば危ないから。
霊夢はこの子の前に出て、ぎゅっと手で両頬を包んでやった。
それに反応してくれたこの子もまた、霊夢の両頬を包むように触ってくれた。
その後ろではあうんが懸命に、紫からの指示通りにこの子の長くのび放題になっていた髪の毛を、切り揃えてくれていた。

続く

25ちゅっちゅする程度の能力:2025/01/01(水) 19:48:31 ID:N7BK6DI2
女の子から見てセックス相手との親密さと髪切ってもらう相手との親密さは同列程度という話があったけど
あうんちゃんと男の子の親密さは疑いようもない……
気を使って面白ムーブする紫様かーわいい

26成り行きでも構わない程度の関係 19話:2025/02/02(日) 03:15:27 ID:OYRrTCvs
>>24の続きです

あうんがこの子の事を、この子の伸び放題になっていた髪の毛を散髪する事に全身全霊となっている、過剰な表現などでは無くて本当にそうだった。
紫の誠心誠意による指導があるのは間違いないけれども、あうんにとっては誰かの髪の毛を切りそろえるだなんて初めての事だ。
それゆえにおっかなびっくりの様相はあるけれども、不慣れゆえに手元が、その要領がどうしてもあまり良い物にはならないと言うのはあるけれども。
何よりもあうんの動きをぎこちなくさせていたのは、散髪と言う正当な理由があるとはいえ、刃物を持ちながら扱いながら、この子の前に立たなければならないと言う緊張感。
そいつが今さらながらとはいえ、秒を経るごとに緊張感が増幅すらしているお陰で、あうんの動きは全くもってぎこちなかった。

こりゃ大分時間をかけることになるな。
霊夢が、もぞもぞとこの子が動かないようにこの子の前に立って、いつも視界に入っているあうんの代わりと言っては何だが。
あうんの次ぐらいに霊夢の事は、この子の視界の中に入っている自信があると言うよりは、閉じた世界にいる以上そうならざるを得なかった。
最も、この子の世界を広げるために顔見知りを増やしていったとしても、何かの折に宴会に参加するようにまでなったとしても。
一番はもうここまできたらあうんの物だと、素直にむしろ称賛をまじえながら渡す事ができるけれども。
二番手は自分だ、そこは強くこだわりたかった。いや、もう既にこだわっていると言ってよかったかもしれん。

ただ、時間が大分かかるなと真面目に、そして重要視をしながら考えていたのは実のところで紫の方であった。
散髪を受ける事にすら慣れていない以上、ここで完全にきれいに切りそろえるのは無理だなと既にもうそう結論付けていた。
とはいえ全く何も、形と言うのを実績と言う物を残さずにこの場を終わらせるだなんて事も、八雲紫ほどの傑物が考えていないはずもない。
「後ろ髪は正直すぎる事を行った話、少々長くても良いわ」
細かく、細かく、あうんはこの子の後ろ髪を、切るのは髪の毛だけだとしておっかなびっくりと言う様子で切っていたから。
足元やエプロンに落ちている切られた髪の毛は、一本二本と本数で表現するよりも、数を数える事が困難な粉と表現した方が良いぐらいに細かかった。
それだけ、刃先をこの子の肌に当てたくないと言う意識が強いのは、霊夢や紫からすれば、あうんへの好感にのみ変換されるのだけれども。

27成り行きでも構わない程度の関係 19話:2025/02/02(日) 03:17:34 ID:OYRrTCvs
とはいえだ。
「あんまり時間をかけたら、この子は慣れていないのだから。今回は前髪の毛だけでもすっきりさせて、視界を広げましょう」
そう言いながら紫はあうんの手を、散髪用のハサミを持っている彼女の手をゆっくりとした動作だけれども確実に、この子の前髪の方――顔ではない――に誘導させた。
顔ではなく前髪の毛だけでも今回は切りそろえるべきだと言う、紫の言葉に対してあうんも、異論反論と言う物は何も無かった。
それゆえ、紫からの誘導に抵抗しなかったのだけれども、それ以上にこの子の眼前で刃物を扱うと言う事実に対して急にあうんはおびえるような気持が発生した。
今のあうんをもっと深く理解しようとするのならば、紫からの誘導に抵抗しないと言うよりは紫からの誘導を欲していたと表現をするのが適当かも知れない。
それは目の前にいる霊夢も理解していた。

だけれどもふっと、霊夢ですら、もうこの際で紫にやらせた方が確実である以上に素早く事はなるのではないかと言う、そんな考えがよぎったけれども。
「霊夢も手伝って」
紫は、霊夢に手伝いを頼みこそすれども、主たる部分をあうんが担うと言う、担うべきだと言う紫の意思に変わりと言う物は無いと。
紫の声色から、霊夢がそう判断するのは難しくもなんともなかったが。
それ以上にあうんの表情の方が、紫の確固たる意志を持った声よりも、真剣そのものと言うような彼女の顔の方が霊夢のふとした考えを霧散させるには十分だった。
そもそもで、あうんがこの子の一番であるべきなんだ、この子もあうんの事は全く悪く思っていない。
なつくと言う言葉が適当かどうかはやや、霊夢としても疑問符がつくけれども。
それでもなつくと言う表現を使った場合、あうんはこの子に、この子はあうんに対して、最もなついている。
であるのならば、あうんがこの子の身の回りの世話をしたがるのは――1から10までをずっとはどうかと思うが――自然であり。
いまだおぼつかない様子の強いこの子にしたって、霊夢がやっても良いのだけれども、あうんが来てくれた方が心安らぐと言うのは間違いがない。
ここまで考えてしまったのならば、もう霊夢も紫と同じ意見だ、あうんに出来る限りをやらせようと。

「そうね、何すればいい?」
霊夢からの快い返事を貰えた紫は、見るからに、ホッとしながら髪の毛をとかすためのくしを渡してくれた。
「これで前髪をちょっとすいて、大体水平になる様に保っておいてくれるかしら?切る場所をあうんちゃんに、ここら辺にハサミを入れたら良いわよってのは私が伝えるから」
少し回りくどさは……霊夢も感じなかったわけではないけれども。
「じゃあじっとしていてね、ちゃんときれいにするから」
この子の前髪をくしですいてやっている時、霊夢は思ったよりも深くかかわれることを喜んでいた。
なるほどと、紫による霊夢にも役目だとか出番だとか、そう言う物を与えようとするその配慮と言うやつを、霊夢は感じたし。
この子も、あうんとの関係が一番深いけれども、間違いなくその次に深い霊夢も自分の為に。
ややわちゃわちゃした、回りくどさはあるものの、別段急いでいないのであればあうんと霊夢が本当に近くにいてくれる事の方が、よっぽど嬉しいし大事な事と言えた。
だからたとえ傍から見れば回りくどかったり、要領と言う物が悪かろうとも、このやり方が一番いいのだ。

28成り行きでも構わない程度の関係 19話:2025/02/02(日) 03:19:04 ID:OYRrTCvs
あうんがこの子の前髪を切る度に、あうんも紫からここら辺にハサミを入れればいいと言われたのならば。
自分の感覚よりも紫の感覚の方が上で慣れているのは無論のことだから先ほどよりも勇気と言うやつを持って、この子の前髪。
紫の計らいで、霊夢がくしですきながら持ち上げて置いてくれている、この子の前髪に対してハサミを入れる。
その度に、少なくとも先ほどの切り方が細かすぎて粉の様になってしまっている髪の毛、ではなくてちゃんとハラリと切断された毛髪が離れて行ってくれた。
その際に置いて仕方のない事なのだけれども、この子の顔に髪の毛が何本かまとわりつく。
でも、ただの髪の毛、抜けたか切ったかの違いはあるけれども、ただの髪の毛でしかないが。
それを霊夢は、この子の顔についた髪の毛を、この子がむずがゆそうな顔をするたび、あるいはそうなるよりも素早く。
「はーい」
と言う風に、指でこの子の髪の毛を撫でてやって払い落としてくれた。
顔に何かがと言うのは同じのはずなのだけれども、やはり切り落とされた髪の毛なんかよりも、肌に触れるのは霊夢の手指の方が。
この子はもちろんだけれども、触っている霊夢だって柔らかい笑顔を浮かべるのであった。

「はい、今日の所は前髪をうっとうしくない程度に切れば十分ね」
紫の指導もあり、少なくともこの子の前髪は間違いなくすっきりとして、この子の視界を妨げるようなことは全く持って、なくなってくれた。
それだけでなく紫は、ただ切りそろえるだけなどでは無くてあうんの手に自分の手を添えて、上手く誘導していたから。
ただただまっ直ぐと切りそろえる、あいそやこいそと言ったものを感じられないぱっつんとしたものでは無くて。
それなり以上に髪型と言う物を感じさせてくれる、そんな見た目になる様に、紫は本当にうまく調整してくれた。
何よりもあうんの動きと言うやつを。

29成り行きでも構わない程度の関係 19話:2025/02/02(日) 03:20:54 ID:OYRrTCvs
あうんも作業が終わった事で、刃物を置く事が出来て全身に走っていた緊張と言うやつから解放されて。
そして心身をほぐしたいはずだが。
「わー、キレイキレイ!」
あうんにとって心身をほぐすと言うのは、この子の存在が必要であった。ましてやさっきまでこの子の為に行動していたのだから、それの確認だってしたい。
とはいえ、あうんの反応を見るにおっかなびっくりであったとはいえ、紫のお陰で完成度と言うやつは高い物になった、なので反応は上々である。
「刃物はこの圧での布で巻いて、ちゃんと分かるようにして置いておきなさい。ああでも、脂で刃がすぐに錆びるから、急がなくていいけれども洗うか拭きなさいよ。エプロンも置いていくから」
キャッキャとしているあうんを横目にして笑みを浮かべながら。
紫はスキマからテキパキと髪切り用のハサミを、巻けば危なくないようにして保管できる圧布も霊夢に渡してくれて。
「じゃ、後の片付けとかはさすがに私抜きでも出来るわよね。エプロンもそうだけれども、刃物はすぐに錆びるから、手入れは念にしなさいよ」
言う事だけを言って、しかもかなり事務的な事だけを伝えて、すぐに帰ってしまった。
いや、間違いなく紫は気を使ってくれた。あうんが紫の女性的魅力で、この子の意識を取られないかどうかでヤキモキしていたから。

「んー」
この時にはもう既に、普段からあうんとこの子は身体的接触が非常に近いのだから。
特にあうんの方が心身のほぐれる事を望んでいるのだから、キスをこの事やりたがっていたし、この子もあうんが来てくれるのなら、うれしいと言うのみである。

だけれども、今回は散髪直後と言うのが普段とは違った。
「う、ん……?」
いつもは、この子になら肌を率先して許している霊夢ですら、相変わらず熱い関係ねと思うのだけれども。
あうんもこの子も、何らかの違和感を覚えて、特に口の中にその違和感の原因はあった。
「あー。髪の毛か……」
口の中から何かが出てきたらしいが、それは散髪直後なのだから案の定と言うべきだろう、髪の毛であった。間違いなく、さっき切ったうちの一本だ。
「あー……よく見れば髪の毛の切れ端、いっぱい頭から落ちてくるね」
あうんもようやく、見た目は大分整ったが本当に細かい部分で、少し以上にはこの場合は髪の毛の切れ端がまとわりついているのに気付いた。

でもあうんは別に、落ち込んだりはしなかった。
「お風呂場で頭洗おう」
洗い流せばいいだけの話なのだ、そもそもで散髪をすれば大体は事後に頭を洗って、髪の毛の切れ端を洗い流すのだから。
最も、あうんとこの子が風呂に入ると言う事は、そこには情欲が絶対に入りこむのだけれども、両方ともに所じゃない。
「霊夢さんも一緒に入りましょー」
あうんは霊夢も誘った、そして霊夢にだってあうんとこの子が風呂に入るのなら自分も混ざりたいと言う欲求、自覚していた。
「あら、良いの?」
とは霊夢は言うけれども、やっぱりこうなったかまだお日様も高いのだなとも思ったが。
内心では間違いなく喜んでいる所か、喜びを隠せていない顔でしかなかった。

続く

30ちゅっちゅする程度の能力:2025/02/02(日) 17:35:26 ID:8CXzHUBY
緊張と緩和を感じる
ウヒョーってなってるあうんちゃんが見える見える
お風呂ステージも楽しそうだなぁ
よその女(紫様)で生まれた性欲を霊夢とあうんちゃんにぶつけてもいいのよ

31成り行きでも構わない程度の関係 20話:2025/02/08(土) 02:02:40 ID:oq6GcV5Q
>>29の続きです

先ほどは、いつも通り熱っぽく口づけをしたりセックスまでは行かなくともお互いにとても近い距離間で、身体どうしを触れ合わせようとしたけれども。
散髪直後と言う状況がやや、特に口付けを交わすのに都合が良くなくて。
切り落とした後の髪の毛が。あうんとこの子がお互いに口づけを交わすとどうしても、その口内に入り込んでお互いに愉しくなること、気持ちよくなることを阻害してしまった。
とは言っても、相手は抜け毛と大差はないただ量がちょっと多いから、頭や顔を洗うのが最も手っ取り早いと言うだけだ。
だから、あうんはこの子を連れて風呂場に、それだけでなく霊夢も誘った。
あうんは、紫からの手ほどきと誘導はとても大きな物であると言うのは、理解はしつつも、自分がこの子の見た目をある程度以上にどころか間違いなくキレイに整えたと言う自負心が存在していたし。
あうんから髪の毛を切ってもらうと言う、今までの髪形を整えるために洗面所で髪留めやらを付けてもらうのと比べて、間違いなく一歩以上に進んだことを施してもらった。
それをこの子が、喜ばないはずは無い、実利的な部分ではこの子自身も散髪するまでは全く気づいてはいなかったけれども。
前髪のうっとうしさから解放されることの身軽さ、今は強く実感している。
またその身軽さを与えてくれたのが、一番、懐くと言う表現を霊夢は度々使っているが、霊夢自身ですら、うーん?と思うけれども。
それでもあうんの、元が狛犬からの受肉だからだろう犬っぽさから、この子に対しての愛着愛情は何とも犬のそれであった。
だからこの子も、それにあてられてまた相手があうんと、それ以外では霊夢以外にはいないのだから犬っぽい愛着愛情の表現の仕方、一言で言えば懐くと言うような感じでも、問題は無いかなと。
霊夢も霊夢で、自分以上にこの子とあうんがキャッキャとしている場面を見れば、お互いに求め合っているのだからこれで良いじゃないと、そう結論付けてしまっていた。


「はやくはいろー」
口の中に髪の毛と言う、明らかにそしてどうしても無視できない異物で、いつも折に触れてやっている口付けが、思うようにいかなかったからか。
あうんは、この子の手とか指だとかに自分のそれも絡ませたりはしているけれども、いつもよりは強く抱き着く感じが少しだけ弱かった。
慌てる必要も無いけれども、早く散髪の後始末として頭を洗いたい、そして口づけをキスの障害として大きかった、散髪の後に残った髪の毛の切れ端を洗い流したい。
それが今のあうんの中で最も先頭に位置している思考、感情だし、この子にしたってあうんと同じような事を考えている。
それを差し引いて考えたとしても、この子のあうんに対する信頼を考えれば、手を引いてもらえたのならば疑う必要などなく、そちらに向かうのみだ。
強いて言うならば、後ろからついて来ている霊夢に対して、まだかな?と言う程度の物しか無かった。
それに関してだって、あうんも同じことを考えている。
あうんとこの子はお互いになつき合っているから、どうにも考えている事が同じになりやすかった。
「分かってるから」
霊夢はやや苦笑しつつも、何と無しにお互いが求めあっているから良いのだけれども、ちょっと前のめりなあうんとこの子の姿に、やれやれと言うような笑みを浮かべるのは許してほしかった。
最もそんな霊夢だって、二人をあんまり待たせたくはないから、成り行きでまだ随分と明るい時間帯だけれどもみんなでお風呂に入って、情欲を発散する事になったが。
悪い事とは霊夢も思っていないので、するすると衣服を脱ぐのであった。
あうんとこの子が思ったよりも前のめりであるから、服を霊夢が脱いだら即、グイっと二人がかりで連れていかれたのも含めて、霊夢は全く悪いとは思っていなかった。

32成り行きでも構わない程度の関係 20話:2025/02/08(土) 02:04:47 ID:oq6GcV5Q
「じゃ、とっとと髪の毛の切れ端、洗い流しちゃおう」
いつもなら、あうんとこの子が、互いが互いに求めるから霊夢が大分意識して促さなければ、イチャイチャしたり口付けを交わしたりで、中々シャワーも出さないのだけれども。
今回は、それの結構大きな障害になった、散髪の後の髪の毛の切れ端、それを早く洗いたがっていた。
霊夢も、裸になったらさすがに随分と寒いので、暖を取るとまでは行かないが後ろからこの子にぴったりと張り付いて、ついでにお湯をかけてもらおうと考えていた。
それにぴったりとこの子に張り付いてやれば、この子は喜んでくれるし、少なくとも霊夢にとって損や悪い気持と言う物は、何もなかった。

「はーい、頭出してー」
この子はあうんから言われた通り、素直に頭を出して、あうんも優しい手つきでこの子の頭をお湯で洗い流してやったし。
もちろん、この子の後ろにずっといてくれている、それで女体を与えてくれている霊夢にも温かいお湯をあうんは与えてくれた。

本来ならば、散髪の後の洗髪はシャンプーなんかも使った方が良いのだろうけれども、今ここでやったとしても、二度手間である。
セックス、あるいはそれとほとんど変わりない行為を行うのだから、今、ここで頭やあるいはついでに身体も洗ったとしてもすぐに汚れてしまう。
何ならその、セックスへと向かう感情を、この子の後ろにいてギュッと抱きしめ続けている霊夢だって高める側にいた。
「良い具合になってきたわね、何ならあなたのおちんちんを気持ちよくするの、愉しくなってきたからこのまま動かなくても大丈夫よ?」
この子の後ろ側にいる霊夢は、この子のおちんちんをその手で上下にしごいてやる、それがとてもやりやすい位置にいたと言っても過言ではなかった。
もしかしたら正面にいるあうんよりも、おちんちんをしごくだけならばこちらの方がやりやすいまであった。
その代わりと言っては何だが、この子の正面にいるあうんの方は、この子とキスをやりやすい状況であった。
温かいお湯である程度以上に髪の毛を、特に散髪の後に残った切れ端を、洗い流せたとあうんは思ったのか。
不意にこの子と口づけを始めた。
先ほどと違って、異物感、髪の切れ端があうんにせよこの子にせよの口の中に入る事は無くなったらしい。
結構なことである、霊夢はそう、本気でそう思った。


そのままこの子は、霊夢がこの子の事を後ろからギュッと抱きしめてやるのが嬉しいし楽しいから、そのままの状態で浴室の床に座った。
あうんもしゃがんでいきながらこの子と口づけを、キスを続けるし、手や指の方もこの子のおちんちんを手探りで触って。
もう既にこの子のおちんちんは、霊夢とあうんが二人がかりで良くしてやっているのだから、十二分に硬い状態、勃起の状態に到達してくれていた。
「あはっ」
自分たちで情欲を抱いてくれている、その象徴あるいは証拠とも言える様子に、あうんも笑みを大きく浮かべて喜んで、勃起した状態のおちんちんを眺めてもくれた。
そのまま、霊夢からあうんにバトンを、と言うよりはおちんちんを引き継いだあうんは、この子が情欲を勃起を維持し続けてくれるために、その手でおちんちんをしごき続けていた。
とはいえ、霊夢がこの子の事を後ろから抱きしめると言う事に、多幸感やこだわりを見せているから。
別にこの子が動かないでも、自ら女性器を、勃起したおちんちんに向かわせてやって挿入しても良いのだけれども。
霊夢さんがこの子の事を後ろから抱きしめ続ける、それを邪魔もしたくない、何よりこの子だって霊夢さんに抱きしめ続けられたいだろう。
それにこの子のおちんちんをしごきながらしゃがんだら、不意に、全くの偶然だけれどもあうんの目の前にこの子の勃起したおちんちんが位置する事となった。
この状態ならば、口の方が間違いなくやりやすかったし、距離的にも位置的にも。
そして何よりこの子もそれを思ったのか、ちょっと求めるかのように腰を前に動かして、あうんの可愛い顔の方におちんちんを差し出すような形を取っていた。
じゃあ、そうしようと、あうんは自然と思った。
「口が良いの?分かった」
ただ短く確認だけを取って、あうんはしっかりとその口の中にこの子の勃起したおちんちんを、入れてくれた。
そのまま舌を動かしたり、顔自体を上下に動かしたりして、この子の勃起したおちんちんをフェラチオの形で懸命にしごいてやった。
実に楽しそうに、あうんはこの子にフェラを行ってくれていた。この子の勃起したおちんちんを頬張ること自体が、あうんにとっては楽しいようだ。
その光景を見て霊夢は、ふっと思ったことがあった。
どうやらあうんにとっては、この子の勃起したおちんちんは、先ほどの髪の毛の切れ端と違って異物では無いようだ、なので口の中に入っても良いと言うか。
むしろ入れたがってすらいる。

続く

33ちゅっちゅする程度の能力:2025/02/08(土) 16:08:23 ID:TUP/miFE
仲良し!→ぴったり霊夢かわいい→フェラだ!
今回もウキウキな流れだ
性的なことに対するハードルの低さが見えて……楽園かな

34ちゅっちゅする程度の能力:2025/02/09(日) 20:55:44 ID:LSKqGW9w
男の子がやってくる前、たぶんあうんちゃんは冬の日に霊夢さんと一緒に眠るのが楽しみだったんだ
二人で寒いわね、寒いですねと言い合いながらぬくもりを分かち合う
いま男の子がやってきて、男の子を真ん中に川の字になって眠る
あうんちゃんも真ん中になりたい気持ちはあるんだけど、男の子に寒い思いをしてほしくなくて霊夢さんと一緒に両側から男の子を温めてあげることを選んでいる
尊い
男の子が発情してしまった時、気の向くままに両側のメスに手を出せるように、というオスとしての優越感を与えてあげたい思惑もある

35成り行きでも構わない程度の関係 21話:2025/03/06(木) 18:13:38 ID:BOeqZwm2
>>32の続きです

あうんにとって抜け毛何かとは違って、この子の勃起したおちんちんを口に含むその情事は、愉しい以外の何物でもない。
この子にとてつもなくなついてしまっているあうんは、この子の面倒を見ると言う部分に関しては性愛も含まれているのだから。
そしてあうんにも性欲、情欲、そう言ったものは存在している。
最もその対象は、性愛を共にする相手は、この子以外では霊夢が加えられるのみではあるけれども。
だが立った二人ならば、あうんとしても経った二人分の性愛が高いかどうかを見るのは、ましてや霊夢さんとこの子に関する事なのだから率先して行うだけではない。
霊夢とこの子にしたって、自分以外の二人の事は、あうんと同じように率先してほとんど常時、その状況や気分と言う物を観測したがっている。
情欲が絡めば、セックスへの欲求こそ生まれるけれども、それだって相手が悦んでくれているか、気持ちよくなってくれているかと言う部分が大前提。
今この場で霊夢が後ろから抱きしめているこの男の子に、フェラチオを懸命に施しているあうんが最も分かりやすい形をしているだけで。
基本的には無私無欲で、この三人は相手の事を考えている。
それはこの子が腰を振ってあうん、ないしは霊夢と、勃起したおちんちんを女性器にねじこむセックスの本番を行っていたとしてもそうである。
あうんと霊夢は間違いなく、この子を求めて、その果てに中出しを求めていた。
このあうんと霊夢の姿勢は、この子が懸命に腰を振って射精まで到達しようと言う、大きくて強い意志にもなった。

「気持ちいい?」
それは、今回のあうんも当然の如くで同じであった、あうんは口と舌でもってしてこの子のおちんちんに心地のいい刺激を与えつつも、絶えず、この子が気持ちよくなれているかを気にしていた。
結論から言えば、気持ちよくないはずがないのだけれども。
そうとうに可愛いあうんの顔に、勃起したおちんちんと言う情欲の塊を突き付けて、その口の中に、今回はあうんが自ら舌を伸ばして口も開けてくれているけれども。
もしこの子の情欲と意気が、もう少し強くて、この子の方から腰を振ってあうんの口の中に勃起したおちんちんをねじ込んだって、全く構わなかった。
「いつでも出してね。あ、でも、出す時言って、口で全部受け止めたいから」
そうあうんはこの子に伝えたら、舌を大きく伸ばして、おちんちんの棒の部分を付け根から亀頭の部分まで丹念に舐めた後、またしても口の中に頬張ってくれた。
口だけではなく手の方でも如才なく、玉の部分を優しくもんで刺激をいくつも与えてくれていた。

36成り行きでも構わない程度の関係 21話:2025/03/06(木) 18:14:22 ID:BOeqZwm2
あうんの口の中にある、この子の勃起したおちんちんは、それこそ本当に根元まであうんは口の中に入れてくれた。
何なら喉の奥に当たっている感覚もあるけれども、あうんは声を出す要領で喉を振るわせて、この子の勃起したおちんちんにたいして刺激を与え続けていた。

この子も、あうんがここまでやってくれれば、と言うよりもそれ以前の話としてあうんとこの子の間の関係はもはや広くて深くて、そして甘い物であった。
特に性愛に関しては、、お互いがお互いを求める関係だ、何を今更と言える。
なのでこの子は、あうんのふわふわした髪の毛を手で触ったり、あるいはすべすべの肌を頬だったり背中だったり。
それこそあうんの女体で一番やわらかい場所であるはずのおっぱい、これらすべてに対して自由に触る事が出来るし。
そもそもで、あうんはこの子にならいつでもどこでも、自分の身体を触ってほしいと思っている。
あるいはこのままやっぱり、あうんの女性器に中出しをしたいと思いなおして、あうんの事をごろんと仰向けにさせたって、全く構わなかった。
ただ、今現在に置いては後ろから愛情と情欲と庇護欲を大いに、全く隠していない霊夢がギュッと、自らの女体を全力で活用してこの子の事を抱擁してくれている。
また霊夢の魅力は頭の上からつま先まで、全ての部分で疑いようもない、局地的ではたしかにおっぱいだとかの大小の話はあるけれども。
それだけが霊夢の魅力を構成している訳では絶対にない。

何にせよ霊夢から、大事そうにギュッとされる事の多幸感はとても大きな物であるのは言うまでもない。
勃起したおちんちんの方はあうんが懸命に、フェラチオで相手をしてくれているから、主だった部分を取ろうとは霊夢も思わない。
だけれども、抱きしめながらも頬や頭をなでたり、それどころかちょっと頬ずりしてみたりはやっていたし。
この子も霊夢が自分の事を、今は情欲が前面に出ているけれども間違いなく、彼女は自分の事を大事にしようとしている。
また、自分の中にあるあうんや霊夢に対する情欲、性欲も理解してなおかつ肯定するどころか、そもそも彼女たちですらこの子とそう言う事をやりたがっている。
だから、この子も心配することなく、強いて言う不自由であるのならばあうんと霊夢がこの子に対して夢中になっているから、この子が少し位置調整をやりにくいと言う事ぐらいか。
だがそれだって、霊夢とあうんからとても熱を込められて、自身の性欲を相手してくれて貰っている幸せで十分覆い隠せる。
それに、今回の場合はこの子が霊夢の何かを求めれば、霊夢の方がこの子に対して与えたがるぐらいだ。
「うん、おっぱい?食(は)みたいの?」
霊夢はこの子からの動きで、したい事を感じて理解したら、分かったとも何も言わずに霊夢自身でおっぱいを片方、この子の口の方に寄せてやった。
上には上がいると言うだけで、霊夢だっておっぱいはある方なのは間違いが無いと言う事が、この場で理解できるのだが。
それを理解できるのは、この場にいる霊夢とあうんとそしてこの子、この三名だけで全く構わなかった。
これ以上の役者は必要ではない。

37成り行きでも構わない程度の関係 21話:2025/03/06(木) 18:15:01 ID:BOeqZwm2
霊夢のおっぱいの間には良い空気でも生成されているのか、舌と口以上に鼻腔の動きが霊夢にはよく見えた。
そう言えばあうんは、霊夢さんはいい香りがしますと言っていたが、安らぎもあるのだろうけれども今となっては情欲の意味の方が強いのではと霊夢としては思うのだが。
「よかったねー」
舌でこの子の勃起したおちんちんを舐め回したりしながらも、この子に声をかけたいと言う欲求もあるあうん。
それ以上に、この子の事をなでてやりたいのだろう、頬だったり頭だったりをさすさすとしてやっていたし。
この子もあうんの、自分の事を触ってくれる手に自分の手をやったり、もう片方の手ではあうんのふわふわの髪の毛はもちろん、ピコピコと動く長い耳をふわりと優しく手のひらで触ったりもした。
「へへへ」
あうんも、この子があうんの全てを可愛いと思ってくれているのを、如実に感じして良い顔で笑ってくれて。
たぶんその、可愛いと思ってくれたことの返礼なのだろう、あうんはそのまま大きく口を開けて、この子の勃起したおちんちんを根元まで咥えてくれた。
無論、あうんの頭にはこの子の手が置かれ続けていた、初めはあうんのふわふわの髪の毛の手触りを味わうためだったはずだけれども。
今の状況では、何となく所では無くこの子があうんの頭を少し抑えてフェラチオを要求しているように、そうとしか思えない絵面であった。
背徳感と言う物、大いに存在していた。

そんな状況、絵面だけれどもあうんは懸命にフェラチオを続けてくれている、何よりも彼女自身がやりたくてやっている。
だから随分和らいでいるとはいえ、さりとてこの子も一度覚えた背徳感、無視も否定も出来なかった。
「良いんじゃない?」
そこにするりと、霊夢の甘い、何よりも妖艶な声がこの子の耳元でささやかれた。
「やりたい事やりましょうよ、私たちがやりたいから、あなたとセックスしてるんだから」
むろん、あうんも霊夢の声は聞こえていた。
霊夢が、この子の積極性を高めるためにちょっと、心をくすぐっているのだなと言う事も理解できた。
「私は、それにあうんだって、あなた意外とはこういう事しないから。あなたも私たち意外とこういう事しないんだから、好きに色んなことやりましょうよ」
ふっと、あうんの脳裏には八雲紫の影がちらついた。
霊夢の出してきた、やや危険な香りのする妖艶さは八雲紫のそれに近いはずだから、霊夢は彼女とは付き合いが結構ある、だから真似るのも上手かったのだろう。
いきなり真似られる事に対しては才覚と言う物を感ずるが、そこはあまり関係がない。
「三人だけの時なら、別に、ましてやそう言う意味でくっついてるんだから。良いじゃない、思いついたこと全部やりましょ、私はもうやってるから」
そう言いながら霊夢は片方の手で、この子と手をつないだ、もう片方の手はあうんの髪の毛のやわらかさを愉しめるように、置いておいてくれた。
相変わらず霊夢の様子は、妖艶だった。
もうここまで来たら、あうんも結論付けれた。
顔見知りを増やした方が良いと言う方針に変わりはなくとも、どんなに譲歩や変更があろうとも性欲に関しては絶対に、霊夢とあうんにだけ抱いてほしいと思ったのだと。
あうんはそれ完全に理解できた、であるのならば自分も何か行動を起こすべきだ、何もしないのが一番良くないし。
そもそも、そう言う損得抜きであうんはこの子からの意識を浴び続けたいのだ。

「いーよ、君から入れる形でも」
あうんは勃起したおちんちんから、やや名残惜しそうに口から出しながら、亀頭部分にはちょっと口付けの様な事をした後。
この子から動きたいと言う事も、霊夢伝いであうんは理解できているから。
勃起したおちんちんを口から出して刺激が一時中断されながらも、それはおちんちんに触れると言う意味であって、視覚の上ではむしろ増した。
あうんは、口を大きく開けて待機を始めてくれた。
ご自由にどうぞ、という意味しか存在しない、あうんの姿と形であった。

続く

38ちゅっちゅする程度の能力:2025/03/06(木) 19:30:29 ID:8w.Bf2jM
おお……霊夢さん攻めますねいいですねぇ!

39成り行きでも構わない程度の関係 22話:2025/03/22(土) 14:48:02 ID:crlmlzpI
>>37の続きです

この子は、後ろにいる霊夢から背中を、前にいるあうんからはさながら手を引かれたような心理だから。
やや前のめりになりながら、その手を両方ともあうんの頭に向かってガシっと持つこととなった。
この子の片方の手は霊夢が握っていたはずだから、自然と言うか必然的に、霊夢の手もあうんの頭の方向にやってきた。
ここに来て、この子がどんな動きをしようとも、霊夢がこの子の手を放すはずがないのだから、そのためこれは必然的なのだ。

あうんからしてみれば、現状でこの子の両手と霊夢の片手、そしてきっと霊夢のもう片手も来るだろうから。
そう遠くないうちに、二人分、四本の腕で結構力強くあうん自身の頭が保持されてしまうのだけれども。
あうん自身はそんな状態になろうとも、それを乱暴な事とは、今この状態においてですら思っていないし、何なら望むぐらいの物である。
どうあうんが評価しようとも、今のこの状況は霊夢さんとこの子が二人がかりで、あうんの事をよしよしと、優しくなでてくれる、遊んでいる、その延長線上にある事なのだ。
あうんだって、体力は上から数えた方が早い程度にはあるほうなのだから。
ならば、セックスの場面というのは体力を使う、そして気持ちいい事には思いっきり動いて、勝ち得るぐらいの気持ちで良い。
少なくともあうんは、この子はまだまだ体力をつける途上だからある程度の手心はあるけれども、それでも可能な限り全力で動く。
ならばこの子にだって、全力で動いてほしいぐらいの気持ちをあうんは持っていた。
よって、何も問題はない所か、霊夢さんとこの子が自分と遊んでくれるぐらいの気持ちですらいられるのだ。

「手伝わせて〜」
そして案の定霊夢も、片手を遊ばせておくなんてことはするはずは無かったし。
そもそもで、常識的に考えればこの子は両手で持ってしてあうんの髪の毛だったり顔だったりを触りまくりたいはずだ。
確かに霊夢の片手とこの子の片手はつながっていたけれども、霊夢と手遊びをしながらあうんの事も可愛がるためになでる、その両立は難しくもなんともない。
そのまま霊夢がつなぎたいからつないでいる、この子の手を、あうんの方に持って行ってやった。
あうんからすれば霊夢さんとこの子から、両手で持ってして、わちゃわちゃとしつつあるが、かわいいかわいいと、愛でてもらっているのは確かなのでいい笑顔を浮かべていた。
ただし、その幸せそうではなく実際に幸せな笑顔の大部分は、情欲で構成されている事を特筆しておくべきなのだけれども。

40成り行きでも構わない程度の関係 22話:2025/03/22(土) 14:49:28 ID:crlmlzpI
あうんは、霊夢さんとこの子からひたすらに好意を向けられながらキャッキャウフフと触ってくれるのがうれしいし。
特にこの子の場合は、あうんが勃起したおちんちんを待ち望んでいる姿に情欲を大きく刺激されているだけではない。
この子はあうんの顔を触ると言うよりはもう今となっては、頭を保持、それも後は真っすぐと自分の勃起したおちんちんに向かわせる事が出来るように、微調整もなされていた。
とうぜん、あうんの視界にはその真ん前に、この子の勃起したおちんちんが存在している。
しかし嫌悪感などあるはずもない、それどころかこの子の方から向かってくれるかもしれないと言う期待だ。

とはいえ、期待だけでは焦れてしまう。
霊夢さんと自分以外の、他の女の影なんぞごめんこうむるが、自分たち相手にならこの子は前のめりでいるぐらいの方が、あうんにとっては望みの状況だ。
うぬぼれに近いかもしれないが、上を見たらキリが無いだけで自分だって弱いとは思っていない。
それは肉体の頑健さに置いても、むしろこの場合は、この子の情欲を精一杯どころか全部受け止めるためには、そっちの方が重要だ。
これでももとは狛犬だ、頑健さには自信があった。
なのでちょっと、この子の気持ちと言うのをくすぐる事にした。
あうんは精一杯に舌を伸ばして、ついでにこの子のおちんちんの切っ先を何度も舐めてみた。
行こうと思えば、この子があうんの頭を保持しているとはいえその力自体はそう大きな物をこの子も加えている訳ではない。
だけれども、あうんはこの子にかじ取りを、決定権の全てを委ねたがっていた。
だから頭を前にはほとんど動かさずに、ただひたすら舌だけを伸ばしていた。

あうんは、その見た目は間違いなく美少女のそれだ、それが勃起したおちんちんを求めている。
今この状況は、多少演じている部分はありつつも、この子との情事に対してはとてつもなく肯定的だ。
この子もあうんという美少女が、何よりもこの子からの情念を求めている姿には、その光景だけでも眺めていたくなるのは霊夢も理解できる、しかしだ。
「待てが長すぎるのも、かわいそうじゃない?」
霊夢の方も、あうん同様に焦れているから、霊夢からもこの子が動き始めるように。
内心では催促の気配があるのは、そして霊夢としても自覚していたし、あうんのふわふわの髪の毛だったりスベスベの肌を触りたいと言う欲求もあるし。
みんなで裸になって浴室にいるのであれば、既に霊夢だってあうんの裸体を女体を触りまくって、情欲を満たしている側である。
だがそれ以上に見たいのは、この子が積極的に自分たちと遊ぶことで、情欲を発散したり満たす事である。

この子は、相変わらず霊夢がこの子の事を後ろからギュッと抱きしめているのはあるけれども。
やはり、霊夢から抱きしめられるのは心地良い以外の感想は無い、たとえ射精を果たした後で情欲が一時的ではある物の一気に底を打った状態であろうとも。
この柔らかさを、何よりも霊夢からの情欲を肯定されて、そこを抜きにしても多大なる好意からの接触。
美少女以外の評価は中々出てこない霊夢が率先して、それをやっている。
手放したくは無いはずだ、手放そうと言う概念が果たして存在するかも怪しい。
霊夢が抱きしめてくれているのならば、この子にとっては霊夢との接触は多ければ多いほどいい、距離は近ければ近いほどいい以外の感情思考は無いし。
博麗霊夢にとっても、そうであってほしかった。

41成り行きでも構わない程度の関係 22話:2025/03/22(土) 14:50:11 ID:crlmlzpI
それでいて、あうんが、あうんの方から、自分の事を性欲の解消の道具として好きにして良いよと口を大きく開けてくれている。
先ほどまでフェラチオをしてくれていたから、この口の中に勃起したおちんちんを入れればいいと言う事だし。
あうんは笑顔で、しっぽをとにかく大きく振り回して、待ち焦がれている姿でもあった。
金銭的などの損得を取り払った、完全な好意でこの子の情欲を含めたすべてを肯定してくれている、受け止めたがってくれていた。

霊夢から、霊夢もあうんの事を触りたいからはあるけれどもこの子の手をあうんの方に誘っておいてくれたので、次の行動までの特に心理的距離は絶無であった。
「ふふっ」
この子は霊夢が後ろから抱きしめてくれているから、それから離れようとはしないどころか、もっと霊夢に埋もれたいまで思ったから。
霊夢の方も自分自身を背もたれにしてくれているから、この子が体重を乗せに来ても情欲と柔らかさが合わせ乗った笑みをこぼすし。
「あはっ!」
それでいて、あうんの事を自分の方に寄せてきてくれたので、あうんはキャッキャと言うような黄色い声を甲高く上げて喜んでくれた。

「少し横になった方が、あなたがあうんの事動かしやすいか」
そのまま霊夢は、この子が動きやすいようにするにはどうすればを考えた結果、自分がクッション代わりになって横になる事を選んだ。
存外所か間違いなく浴室の床は堅かったけれども、しかたがないとしか霊夢は思わなかった。
強いて言うならば、紫にもう一回おねだりして浴室用のマットでも、ぐらいである。
この場でこの子のために横になる事に問題は感じていなかった、全くもって。

そしてこの子を中心に思考を巡らせているのはあうんの方だって同じであった。
あうんは、自分の頭頂部に角が生えていると言う事をいつだって認識して、気を使っていた、事がこの子とイチャイチャするときであるのならばなおさらだ。
しっかりちゃんと、この子に真正面から突っ込むのではなくて、少し横に身体をずら体の使い方ぐらい、もうとっくに会得していた。
むしろ少し横に、斜めからこの子の事をフェラチオするぐらいの方が、この子は真正面からあうんの事を見るよりも。
思いっきりフェラチオした時にたなびくあうんのふわふわの髪の毛が、可愛さではなくこの子と霊夢さんにだけ見せる情欲のある動き。
それを見せやすいから、むしろ良かったぐらいだとすら思っている。
今回はこの子があうんの頭を顔を頬を、そこに手をやって動かしたがっているから、力を抜いているけれども。
それでも、この子の顔が見たくて、あるいは見られたくて。
あうんが自身の髪の毛を少しかき上げた時に、この子と目が合って、この子はあうんの顔が見れて嬉しそうに笑ってくれた。
勃起したおちんちんを口の中に突っ込まれている、頭を両手でつかまれて動かされている、みっともない姿ではあるけれども。
この子は楽しそうだ、嬉しそうだ、それにあうんも霊夢もこの子の人格に対する信頼がまず根っこにある。
であるのならば、三人だけで済んでいる空間であるなら、この子が楽しんでくれた方が自分も霊夢も楽しい。
だからこれで良いのだ。

続く

42ちゅっちゅする程度の能力:2025/03/22(土) 22:29:26 ID:ixjkXmmc
あうんちゃんの口の中は具合がいい
これまでなかった視点だけどなぜか説得力を感じる

43成り行きでも構わない程度の関係 23話:2025/03/29(土) 06:33:47 ID:i9lw4hFM
>>41の続きです

この子はあうんからフェラチオを与えられつつ、あうんの頭頂部の角の関係で、フェラチオの体勢が少し横顔気味のあうんから、チラチラと。
様子を見られると言うよりは、あうんの方がこの子の事を欠片だって、勃起したおちんちんを気持ちよくする以外にも心理的な部分でも放っておけずに。
横目でしょっちゅう、この子が気持ちよくなってくれているかも重要だが、それと同じかより大きいのは、そもそもであうんがこの子の事を視界からあんまり外したくないからだ。

ただこの子は、霊夢からは後ろからどころかついに霊夢の方から、自分の女体をクッション代わりに提供してもらって。
あうんと同様にこの子も、霊夢の事はいい香りがすると思っているから鼻腔を懸命に動かしているし。
そもそもで霊夢の香りを吸い込めると言う事は、それが許されていると言う事は、顔を懸命に動かして霊夢のちゃんと存在感があって、なおかつ形の良いおっぱいを食(は)むことも可能と言うか。
霊夢の方から腋をしめておっぱいをこの子の両頬に与えに行っている。

間違いなくこの子はこの状況を愉しんでくれている、それは良いのだけれども。
「うー」
フェラチオをしながらだから言葉足らずと言うよりは、言葉を上手く出せないあうんが、不満げにうめきながら、手をパタパタと。
霊夢への対抗もあるけれども、一番はこの子に対する主張だ。この子の意識を自分に一番、持っておいてほしかった。
仮に、この子が勃起したおちんちんを霊夢の女性器なり口なりに挿入しているのであれば、その場は譲るけれども、今は自分がこの子の事を見ていると言う意識だ、あうんにあるのは。

44成り行きでも構わない程度の関係 23話:2025/03/29(土) 06:34:47 ID:i9lw4hFM
「おっと」
やや紫っぽさを、霊夢は意識して作っていたけれども。
基本的にも何も、今この場における霊夢の思考の中心は、あうんとこの子と一緒に情事をもってして愉しむことである。
そもそもで紫っぽさなど、霊夢には似合っていないと言うのもあるのかもしれないが。
何にせよ霊夢の意識は、素と言う物に戻った。

霊夢は身体をグイっと、少しばかり前に出して。
パタパタと主張しているあうんの、その両手にこの子が気付きやすくしてやった。
いつの間にかこの子も手が離れてしまって、霊夢のおっぱいを後ろ手で触ったり揉んだり、あるいは香りと言う物をかぐために扱っていたが。
霊夢から促されたら、あうんが主張している事に気づいたのならば、その手は再びあうんの方向に向かう。
霊夢は、この子が自分の女体を、それに包まれ続ける事を望むだろうし、霊夢からしてもまだまだ包んでいたいから。
特におっぱいに関しては、腋をしめたり、腕や胸で寄せたりしてこの子の顔に相変わらず触れるようにしているけれども。
勃起したおちんちんを口に含んだままどころか、自分から喉奥に突っ込むどころか。
あうんが最初に提示したように、と言うよりはここまでくればあうんからすればこの子の方から勃起したおちんちんの情欲解消の為に自分を使ってほしかった。

この子の両手とあうんの両手が握られたり、あるいはと言うよりはここからが本命だろう、あうんは自分のふわふわの髪の毛よりも進んで、頭の方に誘導した。
好きに出来ると言う事だ、あうんにフェラチオをしてもらうと言うよりは、あうんの望みでは自分を使って勃起したおちんちんをその口にねじ込んでほしかった。
勃起したおちんちんが口の中から離れないようにあうんは注力する物の、力は抜けていた、この子が何をやろうともあうんが反発することはない。
ちょっと激しいプレイだが、そもそもの点であうんはこの子の事を信頼しているから好きにさせられるし、そもそも好きにされたがっている。

続く

45ちゅっちゅする程度の能力:2025/03/29(土) 14:47:06 ID:br3vJc3g
イラマチオ誘導とは
男が性欲のまま能動的に動けるように誘導するのっていいよね
そういうリードできるきづかい、できる狛犬

46成り行きでも構わない程度の関係 24話:2025/04/07(月) 01:54:59 ID:FowvYQzk
>>44の続きです

あうんは目をぱちぱちとさせながら、今の彼女は勃起したおちんちんを口に含んでいるから言葉をあまり出せない分、まばたきでこの子からの動きを求めていた。
あうんから完全に、この子があうんの事をどうとでも出来るようになっているのだとは、この子もさすがにもう気づいていた。
そもそもで、互いに好んで、何よりも金銭の授受だとかによる力関係だとかは一切存在しない状態で、あうんはこの子のおちんちんを勃起させるために口を率先して使っている。
何なら、それ所か間違いなく、あうんの方がこの子よりも強い、いわゆる上位存在と結論付けられる。
それが、こんな事をしてくれている。
その行為の源泉は言うまでもなく、純然たる好意だ。あうん自身にも情欲はあるのだけれども、それすらも好意がために発現したのである。

あうんは相変わらず目をぱちぱちとさせながら、この子に対して盛大に自分自身を主張していた、何よりも与えてくれていた。
ついにこの子も、自分の好き勝手にするのがどうやら一番良い事らしいと、気づいてはいたがそこからくる多幸感だとかの感情を自分自身の心に、収められたようで。
手を前に出して、それ自体はいつもやっているがあうんのふわふわの髪の毛からの感触を、一本一本、手触りを堪能したけれども。
力の向く方向が、いつものそれよりも明確であった。
今は、あうんはこの子の勃起したおちんちんを口に含んでくれている。
今までも十分、勃起したおちんちんを口に含む時は深く、根元まで緩急の差こそあれども咥えこんでいたけれども。
この子にとっては受動的な物であった、それはそれで、何もかもを見てくれると言うまた別種の心地よさと快楽があるのだけれども。
能動的に動く事で得られる快楽と、それは決して対立などはしない、日によってどっちが好みかどっちをやりたいか、それぐらいの感覚で構わない。

それにだ、霊夢に対してはもうやったことがある、女性器に挿入して動くとは違う、口に咥えこんでもらってから能動的に、勃起したおちんちんを果てさせて、気持ちよくさせる行為を。
あの時は霊夢が随分と、この子の情動を前を走って誘導した様子はあるけれども、今回はこの子が明確に動いてほしいと霊夢は思っていた。
それを見る事が出来るのならば、別にその相手は自分ではなくあうんであってもまるで構わない。
そもそもでこの子が、情欲や性欲を見せたり発揮してくる相手は霊夢とあうんだけなのだから。
取り合うと言う概念が霊夢とあうんの中にはまるでなかった、二人がかりでこの子に良くしているだけである。

47成り行きでも構わない程度の関係 24話:2025/04/07(月) 01:55:49 ID:FowvYQzk
「私にはやってくれたのに、あうんにはやってあげないのは可哀そうじゃないの?」
他意などは全くないけれども、随分となまめかしさを持った声色でこの子の心理的方面から背中を、ぐいぐいと押してくれている。
とうぜん、、霊夢がやりたいからやっている、この子の後ろに回って抱きしめ続けても、まだまだいるので、何なら物理的にもこの子の背中を押せた。

言外の行動ではあるけれども、霊夢は特に何も言わずに自分の身体を揺らしてくれた。
当然、霊夢に抱きしめられているこの子は、霊夢が身体を揺らせばこの子の身体も揺れる。
ただし揺れていく方向にこそ、意味があった。
当然と言えば当然なのだろうけれども、霊夢は完全に意識的にこの子の身体をあうんの方に向かうように、動くように、そう意識していた。
今現在、あうんの口の中にはこの子の勃起したおちんちんが、あうんの明確な意思によって挿入されている。
ならば、あうんの方にこの子の身体が、小さくとも跳ねれば勃起したおちんちんはあうんの口の、更に奥、いっそのこと喉にまで到達を見せようとしている。
でもあうんは、全く微動だにせずに待ってくれている、今はまだ霊夢からの補助が随分と大きいけれども。
補助が無しでも大きく動き出してもあうんは、全身を全霊を持ってしてこの子に明け渡し続けてくれると言う部分、そこに疑念は存在しない。
そもそも欠片でもそうならない可能性があるのなら、最初からこんな場面は訪れていない。

霊夢は最初、いざとなったら自分がもっとこの子の補助をする必要があるのかなと、頭の端っこでは、心配のように思っていたが。
この子の手が、あうんのふわふわの髪の毛を手触りで味わうのとは違う動きを、力のこめられ具合、がっしりとあうんの頭を抱えるような保持する様な

どうやらその心配は無さそうだと、そう思えた霊夢は再び、この子の事を後ろから抱きしめつつ、あるいはこの子に自分の女体をぐいぐいと押し付ける事を再開した。
この子にとっても霊夢の女体は与えられたら与えられるほど、うれしい物だけれども、霊夢にとっても抱き着けば抱き着くほどうれしい物でもあった。
そして、やや強引な理屈だけれども、少なくともしばらくはこの子とあうんは互いの事以外に頭には入らないだろうから。
だったら自分が少し好きに動いても良いはずだ。

とはいえ、霊夢がこの子の事をギュッと、思いっきり抱きしめるのは間違いなく女体である霊夢の身体であるのだから、この子からすれば気持ちいい以外に答えや概念は無い。
ただその気持ちいいが、勃起したおちんちんを射精させる方向とは違うだけである。
情欲が無いとは言わないけれども、安らぐと言う方向だろうかその気持ちは、だが射精を果たすのに邪魔とはならない感情である。
何だったら霊夢の女体は柔らかいし、霊夢がこの子の事を保持し続けたがっているからこの子がずり落ちる事は無い、クッションとして考えれば最高の存在だろう。
無論、そのクッションはこの子以外ではあうんだけしか味わえないクッションだけれども。

48成り行きでも構わない程度の関係 24話:2025/04/07(月) 01:56:27 ID:FowvYQzk
何にせよ霊夢がこの子の事を保持し続けている以上、この子は霊夢の女体が持つ柔らかさを間断なく与えられる事が決定している。
どう考えても浴室の床よりは気持ちのいい状況で、性欲を可愛いあうんの、その口の中にぶちまける事が出来るのだ。
もう、下手に言語化するよりも感情の方がより鮮烈であるし行動の方がずっと前に出てくる。
この子は既にあうんの頭をしっかりと、いやこの子の主観では確かにしっかりと保持しているけれども。
上には上がいて見上げるとキリが無いと言うだけで、あうんだって弱くは無いからあうんからすれば振りほどくのは苦でもなんでもない力でしかない、この子の力は。
でもあうんは、この子を自らの頭頂部の角で刺してしまわないように、フェラをするときでも斜めにずれてでも行っている。
そんな感情を持っていて、なおかつ実行も出来るあうんなら、むしろこの子のあうんを求める力にあうん自ら収まりに行くぐらいの話である。
むしろ自分がこの子の方向に収まりに行けば、話がすんなりとしたものになるとまで思っていた。
それに今回は、この子に自分を使ってもらいにあうんは行っているのだから、収まらないと言う選択肢はその概念と言う根っこからして存在していない。
――何なら、なぜか男の子は貴重と言うだけで狙われがちな、この世界に置いては。
あうんが目を見開くような力を持ってくれた方が、あうんとしては少しは安心できるのだけれども。
ただそれは、今は、関係ない所かこの子との性愛に対しての不純物、障害物である。
頭をすぐに切り替えたあうんは、あうんからすれば何とも可愛らしい力で自分の事を保持して、情欲を満たそうとしているこの子の力に。
完全に収まる事を、この子が自分を使いやすくすることだけを考えた。
純粋な思考であった。
それは恐らく、忠犬のそれであった。
そして間違いなく、皮肉交じりであろうともあうんは忠犬と表現されたら喜ぶだろう。

続く

49ちゅっちゅする程度の能力:2025/04/10(木) 17:50:25 ID:yQJpNF5s
目止めで通じ合ってて尊い……
どこまで受け入れてあげるかって包容力こそが甘やかしの重要事項なのでまあなんと素晴らしい
霊夢さんやわらかクッションもいいね!

50成り行きでも構わない程度の関係 25話:2025/04/17(木) 04:31:19 ID:Zu7Ad.ug
>>48の続きです

わしゃわしゃと言うよりはがっしりと、この子はあうんの髪の毛を触るよりも一歩踏み越えて、あうんの頭部を掴み好きに動かし始めた。
「んっ……」
まずは下方向、つまりはこの子の勃起したおちんちんをさらに深く、咥えこませる方向に動いた、と言うよりはあうんのその、可愛い顔を持った頭部を動かした。
既に、この場だけではなくもう何度も、この子はあうんを相手にして勃起を見せて、おちんちんの相手をしてもらって、咥えてもらった事も一度や二度ではない。
その際に深くまであうんがこの子のおちんちんを咥えこんでくれたことも、当然、何度だってある。
だけれどもそれらは全部、あうんがやってくれた事だ、確かにあうんからすればそうした方がこの子は喜ぶからと言う事のみで、他意など存在しない行為だが。
それでも、ややもすれば乱暴な力を使って、あうんの自発性ではなくこの子の欲求を前に出した誘導は、この時が完全に初めての事であった。
「んっ、くふっ……」
やはり少し以上に、あうんの呼吸が普段よりは詰まった物になっている、それは仕方のない事であった。
自意識で自発的に奥まで咥えこむのと、この子は随分と穏やかとはいえこの子だから構わないとはいえ、誰かに頭を押さえられるのとでは、予測できない刺激がどうしても多くなる。
でも、あうんは自発的にこの子から好きにされに行っている。
むしろここまで来たのなら、あうんが妙な反応、たとえそれが反射的に出てくるものであっても、それのせいでこの子の動きを止めたくなかった。
とはいえ、あうんが動くのであればそれはいつもの通りに戻ってしまうだけで……
端的に言えば、面白くない。

となると、あうんにとってはこの子が後ろに引かない事をこそ望むのである。
少なくともあうんの頭に乗せらたこの子の手は、このままあうんの頭に乗せられ続けてほしかった。
あうんは身体の力を極力抜いて、この子が自分を扱いやすいようにしつつも、手を動かして自分の頭に乗せられているこの子の手だったり、そこから進んで腕だったり。
あるいは身体だとか、頬だったり。
とにかくあうんは、この子の身体のどこに触れても、愛おしそうにしているのだけは間違いが無かった。
「んくっ……」
相変わらず反射的に喉だったりが動いて、いつもよりも詰まったような声は漏れるけれども、あくまでもそれは声だけの物であった、あうんは十分にこの子に対して笑みを浮かべ続けていた。
この子を愛おしく思うような気持ちに変化などは、一切、存在していなかった。

51成り行きでも構わない程度の関係 25話:2025/04/17(木) 04:33:25 ID:Zu7Ad.ug
そしてこの子がどう動こうとも構わないと言うのは、霊夢だって如実にあうんの心中を感じ取っていたと言うか。
そもそもでこの子の事になれば、特に情欲が絡むのであれば、基本的に霊夢とあうんの思考は同じであると、霊夢は言いきれていた。
だから、いっその事も何も、この子はもっと好きにそれこそこの子の視点に立てば乱暴に動いてしまったような事でも、あうんにとっては、あるいは霊夢にとってですらも。
それは全く今日は元気が有り余っているのね、程度の……この子にとってはややもすれば落ち込む可能性もあるけれども、かわいい物であった。
これでも、霊夢もそうだがあうんだって、そんじょそこらの存在ではないと言う自信ぐらいある。
それに外に対する、男の子がなぜか貴重だから狙われやすいと言う事で警戒してしまう心理を考えれば。
少しぐらい、霊夢やあうんを、情事でとはいえ疲れさせるぐらいの活力はあった方が良いはずだ。
霊夢とあうんが疲れたと思えるのならば、ある程度以上の抵抗が出来るはずだ。
どうせあうんにせよ霊夢にせよが、この子の事が目の届く範囲にずっといるだろうと言う事はあるけれども。
それでも、こういった力や体力の存在は身を護るすべの源泉である、決してこの子の損にはならないはずだ。

その、身を護るすべを得るためのそもそもの源泉、ただただ純粋な体力だとかを得るために、霊夢が思った事がもっと自分たちと情事を行ってほしいという結論については。
少しだけ、自分で自分に対してやれやれと思わない事も無いが、本当にそう思ったのは少しだけであった。
この状況を愉しいと思うのはもちろんだが、好ましいとすら思っている自分自身がいる事は、そこに嘘はどうやってつけと言うのだ、自分自身に嘘はつけない。
むしろ、今回の事でこの子に積極性と言う物を与える事に成功したのならば、次に霊夢とやってくれる時は前にした時よりもずっと楽しいかもしれない。
そう思ってしまった以上、霊夢の次の行動は決まった、完全に。
あうんが完全に受動的にこの子の性欲を受け止める方向に回っている以上と言うのもあるけれども、次の為、次の次の為に、この子の積極性を育てたかった。

52成り行きでも構わない程度の関係 25話:2025/04/17(木) 04:34:48 ID:Zu7Ad.ug
「動きたいわよね?」
この子の耳元で、相変わらず霊夢さんってこんな艶めかしい様子出せるんだとあうんは思うぐらいの姿であった。
でもその姿に、声に、他意などは存在しないし。
このような艶やかで情欲を肯定した姿は、この子を中心にして後はあうんにしか見せないはずだ。
そう思えば、あうんからすれば優越感すら覚えていた。
その優越感も手伝って、あうんの笑顔はそのままどころか強まる傾向ですらあった。
「あうんは愉しそうじゃなくて、実際に愉しんでいるわよ……じゃあ、あなたが愉しんだらダメだと言う道理はどこにもないはずよ」
そう言いながら霊夢は腰を動かして、この子の腰が、何よりも勃起したおちんちんが少しばかり跳ね上がって、あうんの喉奥に向かうように誘導を行った。
「んっ、んっ……」
この子の勃起したおちんちんが、霊夢の動きによってもたらされたものであるけれども、あうんの喉奥に到達するたびに、あうんは声を上げたが。
それらは全部、艶めかしい物であった。
抵抗はしないどころか、望んで受け入れたがっているのであると言う事は、全く持って明らかであった。
そして霊夢が、私も愉しんでいると言った通り、後ろからギュッと抱きしめるそれが少し熱っぽく、強い物になった。
それだけでなく、この子の頬だったりに対して懸命に口づけを行い始めた。
この子の事を後ろから抱きしめている形は霊夢としても、絶対に、固守したいから何とも必死な様子になっていたし。
後ろから抱きしめている以上、前にあるこの子の口に口づけは出来ないから、余計に穴埋めの為に必死とも言えた。

だけれどもそれが、霊夢だって思うようにやりながら愉しんでいると言うのをこの子は霊夢に包まれながら感じる事が出来た。
そして霊夢の言う、君が愉しんじゃダメだと言う道理はどこにもないと言う事も。
少し、この子は後ろ手で霊夢の、案外所かちゃんと大きめなおっぱいをふにふにと揉んだ。
「あふっ……」
霊夢はこの子の頬だったりに口づけをするのにやや熱中していたからなのか、想像や意識の外からの刺激に対して、甘い声を出した。
だけれども甘い声を出すと言う事は、霊夢の情欲は間違いなく存在していてそして大きいと言う事だし。
言葉で説明するよりも、相変わらずぐりぐりと自分の身体を女体をとにかく与えたがっていたし、この子の積極性を育てるために、腰を跳ね上げさせるような動きは相変わらずだった。
次に、あうんの方にその手が戻って行った。
相変わらず、あうん自身も自分の身体の事には気を使っているからだけれども、髪の毛はふわふわで肌もすべすべだが。
それらは徐々に、この子の勃起したおちんちんを口に含んでいるからドロドロになりつつある。
あうんの口の中に射精を果たせば、もしかしたら口の中からあふれてあうんのとても可愛い顔を汚すかもしれないが。
汚したいと思った、その前には射精を果たさなければならないので、あうんが既におちんちんを勃起させてくれて、そして維持させるために咥え続けてくれている。
ずっと、他意のない笑顔で咥え続けてくれている。霊夢の動きによって小刻みに今この子氏が跳ね上がって、喉の奥に勃起したおちんちんが到達しているこの時に置いてですら。

大丈夫と言う事だ、とっくの前にもうそうなっていたと言う事だ。
背中はずっと、霊夢とあうんが押し続けてくれていた。
霊夢とあうんの行動が、ようやく実を結んだと言ってもよかった。
そして次に跳ね上がったこの子の腰は、霊夢からの誘導では無くて完全にこの子の動きによるものであった。
「んー!」
あうんがひときわ大きい声を上げたけれども、甲高くて黄色くて艶やかで、何よりもその声をあげながらあうんは笑っていた。
艶めかしさと愉しさと、純粋に喜ぶと言う、そういう笑みであった。
これを見てさらにこの子は激しくなった、だって大丈夫だから。
腰は跳ね上げて、手で持っているあうんの頭をそれに合わせて勃起したおちんちんにやや強引に押し込ませた。
それでもあうんは笑ってくれているし。
霊夢に至っては「今度は私にもそれ、やってくれない?」とまで、おねだりをしてきた。

続く

53ちゅっちゅする程度の能力:2025/04/17(木) 07:33:13 ID:i4l3ClHw
霊夢さんの言動が朝から刺さる!
お姉さんらしい余裕と包容力が感じられて素敵です

54成り行きでも構わない程度の関係 26話:2025/04/20(日) 06:20:53 ID:Po7.UuIM
>>52の続きです

勃起したおちんちんを中心にして、あうんはそれを咥えてくれているし。
この子はあうんの頭を掴んで勃起したおちんちんを、更に気持ちよくさせるためにあうんの頭を上下に何度も、交互に動かしている。
手でやるのと、口でやるのと、あるいはセックスの本場本命である女性器への挿入。
色々形はあれども、根っこの部分における動きと言うのはおちんちんを勃起させて、そして上下にしごく事であるのは共通している。

だけれどもこれまでは、女性器への挿入はあうんや霊夢も前後左右に小刻みに動いて単調にならないようにしていたが、基本はこの子が動く行為、これはまた別として。
特に口でこの子の勃起したおちんちんを、霊夢やあうんが気持ちよくさせにかかる時は、ほぼ完全に彼女たちが動いていた。
この子の怠惰などでは無くて、勃起した、つまりは長くて硬い物が口の中に入ってくるのだから、入れられる側が間などを調整できるのであれば、そちらの方が苦しくないから。
最も、彼女たちはもう何度も、敢えて勃起したこの子のおちんちんを、喉の奥に当たるまで口に含んでくれているのだけれども。
でもそれは、その行動は、彼女たちの自発性だけが状況の全てである、イラマチオではない。
イラマチオは、ややもすればも何も乱暴な側面がある事は、隠しようがない。
女性の、女の子の、霊夢やあうんやこの子たちの場合であるならば、この子が霊夢かあうんの頭をしっかりと押さえて、確保して、力の限り動かすのである。
そうなると間と言うのは、彼女たちは図ることが出来なくなる。

「ぐごっ、んっ!!」
今回は、この子はあうんの頭を押さえて、上下に振り回している。
間と言うの今回はあうんが、調整する事が出来ない以上、普段はほとんど、いや全く聞いた覚えのないような声と言うか音が漏れ聞こえてくる。
でもあうんは、きわめて意識的に全身の力を抜かせて、この子があうん自身を扱いやすいように、そう考え何よりも行動に移し続けてくれている。
今の状況に対してあうんは、疑問を何一つ感じていなかった。
感じていないからこんなにも、この子の好き放題にされることを、あうんは望んでいるのである。

55成り行きでも構わない程度の関係 26話:2025/04/20(日) 06:22:09 ID:Po7.UuIM
唯一の心配事は、普段は絶対に出さないような声と言うか音を出してしまっているから。
それがために、この子が、意気を落とすと言うわけでは無いけれども、力具合を後退させてしまわないかと言うのは懸念点であったけれども。
霊夢も、あうんと同じような懸念を持ってくれていたのは、あうんにとっては幸運であった。
もちろんこの子にとってもだ、射精を果たさねばこの子の欲求は中途半端にも過ぎるところで終わってしまう。

とにかく霊夢は、この子が不意に心理的にも行動の上に置いても、後退を見せてしまわないように。
霊夢の手が、この子の上に乗っかっていたし、ある一定の所からは後ろに下がらないようにしてくれていた。
「うりゃ、うりゃ」
それだけではなく、霊夢はこの子の事を後ろから抱きしめて、それ以上に霊夢自身の女体をクッション代わりに使わせるために横になっているので。
霊夢がちょっと可愛く演技している口調だが、腰を何度も小刻みに跳ねさせてくれていた。
その結果、この子の勃起したおちんちんは霊夢の補助で思ったよりも、あうんの喉の奥に入り込んでくれた。

霊夢からの補助ありきだが、小刻みにとはいえあうんの喉奥に勃起したおちんちんが到達しているこの子は、背徳もあるが明らかに快楽を感じてくれている表情を浮かべていた。
あうんの目には、この子の快楽を感じている表情が、はっきりと視認できた。
もっと、私『で』遊んでほしかった、気持ちよくなるために使ってほしかった。
そのためにはやはり、この子の積極性を刺激するのが重要であった。

あうんの口の中にあるこの子の勃起したおちんちんは、あうんが舌を懸命に動かす事で刺激を与え続けているけれども。
少しばかり、勃起したおちんちんがあうんの喉奥に到達した後、その感触を愉しむためなのか一旦、保持と言うような動きを見せたとき。
あうんは自分の口の端から、何よりもこの子に見えるように舌先を出して、その舌は懸命に、勃起したおちんちんの棒と言える部分は全部口の中だから、玉の部分に舌を伸ばしたり。
あるいは、あうん自身の動きでもっと自分の喉の奥にこの子のおちんちんを迎えたがっている姿を、この子には見せてやった。

「気持ちいい?射精したい?じゃあもっと気持ちよくなって、射精したらいいのよ」
あうんは言葉を今は、この子のおちんちんを何よりも口から離したくないので、上手く話す事が出来ない代わりに、霊夢が言葉を出してくれた。
と言うよりは、霊夢だって補助ばかりでは焦れると言う事か。
「あうんの次は私にも何かやって、フェラでもセックスでも何でもいいから、私も君と何かエロい事やりたい」
その口ぶりは非常に熱と言う物が、情欲と言う物が大いに感じ取れるものであった。
後ろから抱きしめてくれている霊夢は次を懸命にねだり。
目の前にいるあうんは情欲の一番の象徴である勃起したおちんちん、これが射精を果たすまでは口から離さないと言う意志すら見えてくる。
今この瞬間、射精するまで気持ちよくなれるし。
この次に置いて、霊夢ともしたいと言う欲求も新しくこの子には湧いてきた。
あうんに向かって射精した後、取って返すように霊夢に対しても即座に欲求をぶつけられる状況だ。
あうんに対して射精をしたいと言う理由が一つ増えた、この次に霊夢に向かって口か女性器かはその時の流れで変わるが、射精を果たしたいから今この場であうんに射精をする事に決めた。

はなからあうんに向かって射精する事は許されていたけれども、あうんがそれを望んでいたけれども。
やはり自らが積極的になる事が、男の子の、オスの情念に置いては強力であると言う事だろう。

この子の手が動いた、あうんの頭を上下に動かして、あうんの口でおちんちんをしごくために。しごいてもらうでは無く、自分でしごくために。
腰も跳ねだした。
霊夢の補助が全くなしで、手も腰も動き出した。
「ああ〜」
霊夢の艶めかしくて好意もふんだんに乗せられた声が、この子の耳には聞こえてくる。
今はあうんがこの子の相手をしているから、それを取りはしない物の、この子の情念が自分にやってこないのがもどかしい、そんな声だ。

既に、勃起したおちんちんは十分に勃起を成していた、射精自体はいつでもやろうと思えば出来たのだ。
ただ、我慢できなくなってよりは、この子が自発的に動いた方が気持ちがいいと言う事だ。
「あ、出てる……」
霊夢は相変わらず、艶めかしさと好意ともどかしさを入り混じらせながら、この子があうんの口の中に射精をふんだんに果たす様子を、眺めてくれていた。

続く

56ちゅっちゅする程度の能力:2025/04/21(月) 12:28:35 ID:yV0dvaz2
完全に奉仕に任せるのもいいけど積極性を出すのがいいよね
それを受け入れてもらえる幸せは確実にある
霊夢さんのお願いもあって次弾装填早そう

57成り行きでも構わない程度の関係 27話:2025/05/21(水) 06:28:38 ID:rgryXdtw
>>55の続きです

案の定と言うか、極めて自然な事だけれども。
射精を可愛いあうんの、その口の中で、それも霊夢の目にはいつもよりもその射精の量は多かったように感じる。
あうんがいつも以上にしっぽをパタパタと振り回して嬉しそうで楽しそうにしている事もそうだけれども。
この子が、かわいい顔をしているあうんの口の中に、勃起では無く射精をしているおちんちんを入れているその時間が、明らかにいつもより長かった。

普段ならもうとっくに、おちんちんから精を出し切ってあうんの口からおちんちんが、勃起からの射精を果たした後で柔らかくなったそれが、出てくるのだけれども。
今回に関しては、あうんの意識と意思よりもこの子の方のそれのが、ずっと大きかった。
この子は、あうんが与えてくれるあうん自身の女体を、気兼ねなく使えるようになりつつあるから。
ぐいぐいとあうんの頭に手をやり、射精を果たした後に置いてもなお、あうんの口の中にこの子は自身のおちんちんを挿入したがっていた。

この子はあうんの頭を自身のおちんちんの方向に持って行き、なおかつ腰の方も小刻みに跳ねさせて、あうんの口の更に奥を求めていた。
最も、あうんからしても招き入れたがっているのだけれども。しかし霊夢がこの光景で着目している部分はそこよりも、あうんの喉の動きにあった。
あうんの喉の動きは、明らかに何かを飲み込んでいるそういう動作をしていた。
この子があうんの口の中で射精を果たした後も、あうんが中々おちんちんを口から出さないのはいつもの事であるし。
口の中に出してくれたものをあうんが飲んでいるのだと言う事は、霊夢は少しだって考えずに出せる結論、とっくに分かっていた事ではあるが。
それを意識すると言う事は、実はこの時が初めてだった。

そしてその、あうんの口の中で射精したときは、あうんが出したものを吐き出さずに飲んでくれる野を始めて意識したのは、この子も同じであった。
ただし、内面でうごめく感情の鮮烈さに関しては、間違いなくこの子の方が霊夢よりも強力な物であった。
たとえ感情の大きい小さいにかかわらず、その時の霊夢とこの子の感情に言葉や文章を用いて説明した場合。
ここまでしてくれるのか、というものであったとしてもだ。

この子が大きな感情をあうんが目の前でやってくれている事に対して抱いた、その感情の方が霊夢よりもはるかに大きくて当然であった。
射精を果たした方が、感情の情動が大きくて当然であった、自分が勃起したおちんちんから出したものをここまでしっかりと飲み込んでくれる姿が目の前にあるのだから。

そのままあうんはゆっくりと、最後の一滴まで本当に口の中らこぼさずに飲み込むために、慎重に口の中からこの子のおちんちんを。
既に勃起は完全に収まっているが、それでも尿道に残った射精しきれなかった分と言うのは、これは毎回ある物だとあうんは分かっていた。
だからあうんは慎重なのであった、丹念に吸い取りながらあうんはこの子のおちんちんから口を、長い時間をかけて最後の一滴まであうんは口の中に吸い取った。

58成り行きでも構わない程度の関係 27話:2025/05/21(水) 06:29:19 ID:rgryXdtw
「えへへー」
あうんはしっかりと、この子がおちんちんから出したものを飲み込んだ後、すぐにいつもの笑顔に戻ってこの子と霊夢の方に向き直った。
相変わらずしっぽはぶんぶんと振り回されている、嬉しいから振り回しているのだ。
この子は自然とあうんの頭の上に手をやって、よしよし、いい子いい子と言う風に撫でてやった。
感情を上手く言語化する事は難しくとも、あうんがとてもよく努力してやり切ってくれたのは間違いが無いから。
それに対して、よくやってくれたねと言う意志を行動を見せるのは、絶対と言えた。
そしてその中には霊夢の手もあった、霊夢も両手であうんの事をわしゃわしゃではなく、慈しむようになでていた。
「えっへへへへー」
ただあうんは、生来はかなりお気楽だから。
この子と霊夢が、今のあうんは絶対に褒めなきゃダメだと思って良くしてくれても、わーお二人がなでてくれている―、程度の認識でいた。
全く持って無自覚、ただそれがまた、更に、あうんの持つ愛しさと言うやつを増幅している事は言うまでも無い。

そのあとは、霊夢はこの子に後ろから抱き着きっぱなしだったし、この子は射精をしたし、あうんに至っては一番頑張ってこの子の射精を口で全て受け止めて飲み込むどころか。
尿道の奥に残っているものまで吸い取ってくれた。
ふと霊夢は、次は私がこの子としたいのだが、どうなんだろうかあうんにもう一回やらせても良いかなと、いやそれだと私は次の次になるから結構時間が。
などなどと、考えていたが。
この考えが終わるわけでは無いのだけれども、それでも今はあうんを、自分とこの子より優先してお湯をかけてやって綺麗にしてやるべきであった。
ただ、あうんは霊夢とこの子の二人がかりで良くしてもらっている事に機嫌を良くしているだけであったけれども、それでよかった。

あうんが実に、物凄く機嫌が良かったこともあって。
相変わらず、少しわちゃわちゃとした空気であうんの事を、その全身を洗ってやることになった。

「あー……」
浴室内だから良いけれども、元が狛犬、犬からの受肉と言っても過言ではないあうんは時折犬っぽい動きを見せる。
毛の多いあうんは、お湯を浴びた後は必ずと言って良いほど、全身を振るわせて水気を切ってくる。
あうんも水気が辺りに飛び散る事を理解しているから、浴室内でやってくれているし。
この子にとってはあうんが全身を振るわせて水気を切る姿を見るのも、水気がぶつけられるのも、ちょっとした遊びの一つであるから、構わないと言えば構わなかった。


「あー……」
とはいえ、霊夢の伸びた声には違う意味があった。
ずっと硬い浴室の床で、この子を抱きしめて自分の身体の上に乗せるために横になっていたから、霊夢の前身はバキバキになっていて少し痛かった。

「あ、じゃあ次は霊夢さんでしょ?霊夢さんは全く動かなくて大丈夫ですよ。寝室行きましょうよ」
それを見て取ったあうんは、とても優しかった。
「霊夢さんがこの子から離れたくは無いのと同じで、この子も霊夢さんとまだまだ離れたくないでしょうし霊夢さんに出したいでしょうし」
そう言いながらあうんも霊夢の事を、髪の毛をいじって来ていた。
「神社の事なら、二体目の私がやっておきますよ!」
そう答えてくれたのは、二体目のあうん出会った。二体目のあうんは物陰から急に躍り出てきたかと思えば、すぐに奥へ向かっていった。

そしてこの子と、一体目のあうんに霊夢は前後をがっしりと確保されてしまった形であった。
二人とも、霊夢さんからはいい香りがすると判断してくれているから、二人とも霊夢に引っ付いて懸命に香りを嗅いで来ていた。

続く

59ちゅっちゅする程度の能力:2025/05/22(木) 06:52:27 ID:bDDJwvWM
捕獲するあうんちゃんが、「霊夢さん食べ頃ですよ」って言ってるみたいで
焼肉焼けたよーのノリで勧めてくるの強い

60成り行きでも構わない程度の関係 28話:2025/05/30(金) 06:26:49 ID:PUII06WU
>>58の続きです

霊夢は寝床に、たどり着いたと言うよりは前からはこの子に手を引かれて、後ろからはあうんによって背中を何度も押されて。
霊夢はまだまだ日も高いはずなのだが、寝床に向かわされてしまった。
寝室にはもう既に、きっと神社の事はお任せを―と張り切っていた、二体目のあうんがやってくれたのだろう、寝床が三人分の布団がしっかりと用意されてしまっていた。
……最も霊夢の布団に、あうんとこの子が霊夢を寝かせて自分たちも入って来たのだけれども。

風呂場から即座に直行することになってしまったので、霊夢は服を着用しておらず。
あうんとこの子も、服を着ておらず、霊夢の柔肌や二人にとってはいい香りだと言う評価である、霊夢の身体からはっせられる香りを嗅がれて堪能されている。
霊夢は霊夢の布団に横にさせられてはいるけれども、この子とあうんの二人も入ってきているのだから、ひとり用の布団では、どれだけ密着しようとも寝るには狭いが。
霊夢さんの事が大好きなこの子とあうんにとっては、狭かろうが広かろうが、ましてや性愛を霊夢さんとする時は密着したいから、布団の広さは全く問題にならない。
そもそもで霊夢も、いい香りがするとはこの子もあうんも言っていながらも、全身を嗅がれるのは素直に恥ずかしいが。
二人に対して恥ずかしいなーと言う態度と声をたまに出すだけで、全く嫌がっていないこの状況では、霊夢だって間違いなくあうんとこの子の事を全面的に受け入れていると言う評価のみなのは、霊夢自身ですら分かっていた。

だけれども、あうんの鼻先が霊夢の腋に向かって突っ込んでいった時には、さすがに霊夢に変化をもたらした。
受け入れるつもりであったから本気の恥ずかしさや身のよじりは無かった所に、本気のそれがやってきたが。
「いや、大丈夫!嗅げますよ霊夢さん!!」
あうんもある程度以上に、霊夢の腋に鼻先所か、もはや顔すら突っ込んでいくのは、霊夢さんが恥ずかしかったり嫌がったりする可能性を考えてはいた。
「霊夢さんからは、腋だって良い香りがします!!お風呂に入った後だから余計に良い香りです!!」
恥ずかしがる霊夢の声をかき消し、そうは言っても神仏の類である狛犬からの受肉であるからして有している、純粋な腕力を使って。
「やっと嗅げた!!思った通りで、やっぱり良い香りですよ!霊夢さん!!自信もってください!!」
そもそもでかなり前からあうんは、霊夢の腋に鼻先をいっそのことで顔面事突っ込みたいと言う欲求を持っていたのは、暴露されるあうんの感情と言葉からして明らかであった。
それらの欲求がやっと満たされたのだから、感情と言葉の発露の大きさは、この子と霊夢との性愛と言う前向きな変数と倍率をかけられる事によって、いくらでも大きくなってしまっていた。

「え、ああっと……えー……そうなの……?」
霊夢もあうんに対する信頼とか好感度の高さがそもそも盤石で疑いようのない部分があるから、あうんのあまりの興奮状態に気勢を削がれた部分はあるが。
あうんが演技とかお世辞で言っている訳では無いとは信じる事が出来ているし、こんなに喜んでいるなら邪魔しちゃ悪いかなと言う思考に霊夢は落ち着きはじめた。

61成り行きでも構わない程度の関係 28話:2025/05/30(金) 06:27:42 ID:PUII06WU
「うおー!」
完全にあうんのネジは、さすがに一時的だとは思っているけれども、はずれてしまって大きめの暴走を見せていた。
だが暴走しながらでも、この子の事は忘れていないと言うか、むしろこの子を自分と同じがわに連れてくるための動きが、より鮮烈で遠慮も何もなくなったと言うべきかもしれなかった。
「ん!」
あうんは霊夢の腋に鼻先所か、顔すら突っ込ませながらその香りと言うやつを摂取しているけれども。
霊夢から出てくる香りは良い香りだと評価しているのはもう一人いた、この子だ。
「ん!!」
だからあうんは、自分が吸い込んでいる方とは反対側の霊夢の腕をあげて、腋を大開きにしてくれた、この子の為に。
「大丈夫!遠慮しなくていいから!!」
その言葉は絶対に、言うのは霊夢の側のはずなのだけれども何故かあうんが言っていた。
「えーっと、大丈夫だって言うなら、吸い込まれても悪い気はしないけれども……」
えへへへ……と言う困ったような反応だけれども、笑顔はちゃんとした笑顔であった。
つまりこの子が霊夢の腋の香りを吸い込みたいと思って、そして行動したとしても霊夢は許容してくれると言うサイン以外の何物でもなかった。

「えい!」
少しずつ近づいてきたこの子を、あうんは手を伸ばして、この子の事を引っ張って来て。
あうんと同様に、この子も顔を突っ込みたいと思っていた霊夢の腋の近くに連れてきてくれた。
勢いはいつもよりは絶対に強かったけれども

続く

62ちゅっちゅする程度の能力:2025/06/01(日) 13:06:26 ID:nOrPoZDU
霊夢さんから交尾するメスのフェロモン出てるんじゃなかろうか
お姉さん側が余裕を持ってるのも素敵だけど、やっぱり交尾に意欲的なほうが男の子側としても絶対うれしい
普段お世話してくれるお姉さんが雌の部分を見せるとかたまらないわ

63成り行きでも構わない程度の関係 29話:2025/06/02(月) 04:45:58 ID:OiAJujWs
>>61の続きです

あうんはとてもいい子だから、それ以上に素直だから。
霊夢に対して嘘はつかないと言う信頼がある、だから霊夢の腋に顔を突っ込んでいってもそれが良い香りがするからと思ったから、そして実際にいい香りがしたから突っ込み続けている。
そう言ってくるのであれば、本当にあうんにとってはそうなのだろう。それぐらいの信頼は、レイ有無はあうんに対して有していたし。
その次に所か同じぐらいの信頼を、この子に対しても霊夢は有していた。
あうんが気に入っている子なら、それ以上に私もこの子の事はかなり最初から気に入っちゃったから。
霊夢さんからはいい香りがすると言う反応をあうんと同様に見せているのならば、霊夢は特に疑問や問題と言う物を心中にすら提起させずに、この子の好きなように霊夢の香りを嗅がせてやる。
それどころか、風呂場でこの子があうんと一緒に、直球な表現だがエロい事をしているのをずっと、霊夢はこの子の事を後ろから抱きしめていたから眺めていた。
あうんとこの子の、あんな行為を見た直後であるのにこの子にせよあうんにせよが、霊夢の事を相変わらず、特に射精したはずのこの子ですらおちんちんを萎えさせずに。
霊夢の腋に、あうんから誘われたとはいえ以前からあうん同様に腋の香りも求めていたようで、勢いはあうんが強すぎるだけで充分この子は積極的にあうんと同じように嗅いで来ている。

霊夢は純粋に、今の状況がとても嬉しく思えてきていた。
自分は結構ぶっきらぼうだったりガサツだったりするところもあると、自覚はしているけれども、それでもあうんとこの子は、自分の事を気に入ってくれている。
最初は、腋に突っ込んでくるのかと言う思いはあったけれども、今ではあうんとこの子が同水準に、霊夢の事を気に入ってくれていると言う多好感に移り変わっていた。

「よしよし」
霊夢はそう言いながら、もう片方の手でこの子の頭をなでてやろうかと思ったが、そっちはあうんがいまだに夢中でご執心だ。
ここであうんがいる方向の手を動かせば、あうんが可哀そうである。
出来る限り、あうんとこの子の好きなようにさせつつ、霊夢自身が求めている事も、つまりはこの子の勃起したおちんちんを、霊夢の女性器にねじ込んでほしかった。
霊夢はこの子が嗅いでいる方の腋につながる手を器用に動かして、よしよしと言うには弱いがそれでも手の先っぽでちょいちょいと、この子の事をなでると言うよりは触ってやった。
なでるに比べれたらはるかに、触れられる程度と言う物は少なくなるけれども、今この子は霊夢の腋に顔事突っ込んできている。
それを続けさせたいし、霊夢自身がこの子とイチャイチャする事も同時進行したい。
だから手先で器用に、ちょいと触ったのだけれども、分かり切っていた事だがこの程度で霊夢の感情は満足しない。

それにどうせ、霊夢はこの子の勃起したおチンチンを自分の女性器でくわえ込みたいと言う欲求、これを実現するために多少なりとも自我を出させてもらう。
「ほら、腋も良いけれども。腋だけじゃあんた、つまんないでしょ?」
そう言いながら霊夢は、自分の身体の上にこの子を乗せてやった。
「わーい」
今回は美味しい所を霊夢さんが持って行くべき、本気のセックスは霊夢さんが行うべきだとあうんは考えているけれども。
それはそうとして、あうんがこの子と手遊びをしたり髪の毛を触れる位置に、この子が来てくれるのはうれしい以外の感情は無い。
この子だって、髪の毛のボリュームが大きいあうんの、その髪の毛を触りたいと言う思いは、けっこういつでも持っている。
情欲が大いに高まっているこの状態ならば、触れる状態なら絶対に触りたいぐらいの感覚だ。

案の定、あうんがこの子に触ってきているし、この子も気を良くしてあうんと手遊びをしたり髪の毛を触ったりしている。
せっかく霊夢の上に乗っているのに、それだけだ、キスはおろかおっぱいをちょっと触るとかすらしてくれていないのは、霊夢にとっては不満と言える状況だ。
「ほーら」
これぐらいはやらせてもらう、と言わんばかりにこの子の頬を触って―もう片方の手は、腋をあうんが求めているので動かさないでおいた―、やや強引にこちら側への意識を誘導する。

64成り行きでも構わない程度の関係 29話:2025/06/02(月) 04:47:26 ID:OiAJujWs
「んー」
霊夢は自分からは前に出なかったが、その声色と突き出してくる唇からは、明らかに霊夢がこの子に対して、キスをしてと求めていた。

霊夢ほどの存在に、ましてや自分の事を可愛がってくれていて神社にも住まわせてくれている、しかも美少女から求められたら。
たぎらないはずは無いし、この子だってちょっと所では無く本気で霊夢の方に意識が向く。
あうんは相変わらずいい子だから、さっきは自分で今は霊夢さんがこの子と良い事をする番だと思っているから、しっぽをぶんぶん振りながら霊夢とこの子が口づけをする様子を眺めていた。

「あむ……んー……あら、結構積極的ね」
そう言えばしばらく、と言っても風呂場であうんにフェラをしてもらっている間ぐらいの時間だが、あの時は霊夢がこの子を後ろから抱きしめて、あうんはフェラをしていたから。
思えば確かに、思ったよりキスしないでいる間と言うのはあったのかもしれない、情事を愉しんでいるのならば、折につけて目が合った程度の理由で口付けぐらいしたくなる。
意識的にではなかったが、口付けが少し横に留め置かれていたのは事実だった。
それを思い出したかのようにこの子は、霊夢との口づけを積極的に求めていた。
「誘導した意味は、私の方に意識を向けさせた意味はあったわね。うれしい」
霊夢はの口からはっきりと、うれしいと言う言葉が出てきて、今度は霊夢の方から口づけを求めてくれた。
だけれども霊夢が向かうのではなくて、この子の事を霊夢の方に引き寄せる形であった。
あくまでも、今この場と状況に置いては、霊夢はこの子を求めている。
そして霊夢に対してこの子も、どのような形でもいいから意識を向けていてほしかった。
だからそのこの子が霊夢に意識を向けていると言う証拠でもある、この子からの積極的な口づけは本当にうれしかったし。
「あー……んっんっ、んん」
口付けをしながらおっぱいを揉んでくれたので、いつもよりも感じているように見えたし、間違いのない部分に置いてはこの子からおっぱいを揉まれた時に、霊夢はとても明るい笑顔であった。

次第にこの子の口が霊夢のおっぱいにやってきた時は、霊夢はこの子の後頭部をとにかく撫でまわしてやったし。
腰を少し上げてこの子のおちんちんに自分の女体を押し付けて主張も始めた。
そのうちこの子の手が指が、霊夢の女性器に触れて、中にもいくらか以上に挿入された。
「あっ、ふっ……ねぇ」
嬉しいかどうかで言えば嬉しいが、もっと嬉しい事があるのにと言うのがその時の霊夢の正直な感想だ。
「指入れてくるのも、あんたは私を気持ちよくさせてくれるからうれしいけれども、それじゃあんたのちんちん気持ちよくなれないでしょ?」
そう言いながら、霊夢は手をこの子のおちんちんの方に向かわせて、そして握ってやった。
身体を押し付けている時の感触で確認はとれているけれども、触った時にこの子のおちんちんがちゃんと硬いのは、勃起しているのが、霊夢にとっては一番うれしかった。
「それとも私に動いてほしい?それならそれで良いんだけれども、私も頑張るわよ」
霊夢はそう言いながら、身体をズリズリと移動させて、この子のおちんちんを自身の女性器に、全く焦らさずに亀頭部分はもう霊夢の女性器の中であった。

ずるっと、あるいはぬるりと、この子の勃起したおちんちんが霊夢の女性器の中に完全に挿入された。
霊夢がやっぱり我慢できなくてしたんじゃない、この子が腰を前に出して完全に挿入したのだった。
「うん!」
霊夢の女性器に、この子の勃起したおちんちんが完全に入って、霊夢は笑顔と、うれしいとしか表現しようがない声を出してくれた。

そしてこの子が腰を振り回して、霊夢の女性器に自身の勃起したおちんちんを出し入れする行為を始めてくれた。
だから霊夢は笑顔で嬉しいとしか表現しようがない声を出したのだった。

続く

65ちゅっちゅする程度の能力:2025/06/03(火) 12:47:56 ID:eLD8tKnU
霊夢さんさりげない優しさ……!
指入れる流れいいですね
人をその気にさせることは大事、それを上手にできるのは優秀な証

66成り行きでも構わない程度の関係 30話:2025/06/10(火) 06:18:30 ID:O1CcxBps
>>64の続きです

この子が完全にやる気に、霊夢とセックスを全力で行いたいと言う気持ちが見えれば見えるほど、大きくなればなるほど。
何よりもセックスの基本である勃起したおちんちんを、霊夢の女性器に打ち込めば打ち込む程、霊夢の感情も、この子に対する好感と言う形で発露されていく。
「あっ、あっ、あっ!!」
霊夢の女性器が、この子の勃起したおちんちんで突かれる度に、霊夢は甲高い喘ぎ声を笑みを浮かべながら出している、ここに好感が乗っていないはずなど無い。

「顔、顔みたい。顔見ながらやって!」
それに加えて霊夢は、この子が自分の顔を見ながらセックスを、腰を打ち付けてくることを強く望んでいた。
それさえしてくれれば、後はこの子が好きなように腰を振り回すだけで構わないぐらいの熱っぽさであった。

ここまで求められれば、この子の方だってその気と言うやつはいくらでも高まっていくし、積極性と言うのも、元々あったが思いついたことをすぐに実行する、その決断力にだって大きな影響を与えてくる。
霊夢はこの子の顔を目を見ながら、この子からのセックスを勃起したおちんちんを突かれる感触を味わいたいと思っていたが、それより上が来た。
この子は五感全てで、霊夢の事を味わいたいと思っていたのだった。
この子は霊夢の手を取って、彼女の指を舐めたり、勃起したおちんちんが霊夢の女性器から外れないように慎重に動きながら、霊夢に口付けしたり長い髪の毛の香りを鼻腔に吸い込んでいた。
どんどん、あうんの属性と言うべき犬っぽさにこの子は影響されていたが。
元々霊夢は、あうんの時折見せる明らかに犬っぽい行動や欲求に対して、はいはい、相変わらず飽きないわねー。
と言う程度の反応で、あうんに悪意があるはずも無いので好きにやらせていたし、好意を持たれている事は理解していたので多少なりとも嬉しいぐらいだった。
そして霊夢はこの子の事を、あうんと同じ所か性愛に関しては、特に男と言う物に対しては、この子以外には考えられないぐらいの気持ちだ。
ならば、犬っぽい行動をとる事の多いあうんを受け入れているのならば、この子があうんと同様に何だか犬っぽい仕草を見せてもまったく構わなかった。

「霊夢さーん、私もー、んー!」
この子が霊夢の頬を舐めたりキスをしたり、あるいは髪の毛の香りを嗅ぎながら、セックスをしている場面を見ているあうんが、熱に当てられないはずなかった。
霊夢の同意を返事を、完全に聞く前にあうんは霊夢にかぶりついていたけれども。
既に霊夢はあうんの事を片手でよしよしとしながら、もう片方の手で正面にいるこの子の頬を触ってこの子からの意識を霊夢の方に集中させようとの努力を続けていた。
両手でこの子の頬や手を触らずに、片方はあうんのために動かしている時点で、霊夢の中のあうんへの好感の高さは十分に証明されている形で良いはずだ。

67成り行きでも構わない程度の関係 30話:2025/06/10(火) 06:19:42 ID:O1CcxBps
あうんの口の中で、いつもより多めに射精を風呂場で行ったはずなのだけれども。
ここでの生活が心身の向上に役立っているのか、霊夢の中に挿入されるチンチンの勃起具合は、とても強かった。
霊夢が全身全霊をこの子に差し出しているし姿に、この子の興奮が大きく刺激されているのも、無論その通りであった、
勃起したおちんちんを先頭にして、霊夢の女性器の中の一番奥、それこそ子宮にも振動どころか、実際に子宮へ勃起して硬いおちんちんをぶつける事すら出来ていそうだった。
霊夢が、この子が勃起したおちんちんを前に突き出す度に、霊夢の腰もこの子の方に向かって行っているから。
本当に一突きするたびに、霊夢の子宮にこの子の勃起したおちんちんの先っぽぐらいはめり込んでいると思っても良いぐらいであった。
霊夢もこの子も何も言わないけれども、もうどちらも中に出す事を決めているのも、これもまた明らかな事であった。
この子は今日の霊夢とのセックスに対して、とても興奮してくれていて積極的で、勢いよく腰を振り回していた。

霊夢もあうんも、身体には丈夫と言う意味でも自信はある。
「もっと!もっと!!」
霊夢はこの子に勃起したおちんちんで突かれる度に、更なる刺激を求めて、おねだりをする声まで出している。
それに応えて、今まで見せた勢いや強さよりも更に上を、この子も出力しようとして懸命に全身に力を込めて。
そして腰を前に突き出し、勃起したおちんちんを霊夢の女性器に勢いよく挿入する、その行為を続ける。
この子も、勢いよく突けば突くほど、霊夢が甲高く黄色い声で喜んで、そして喘ぎ声を笑みすら浮かべながら出してくれるので、うれしくて。
何よりも情欲が刺激され、もっと霊夢の女性器を自分の勃起したおちんちんで突きたいと言う欲求が上昇する。

とにかく何をやっても、霊夢はこの子の事を受け入れてくれていた。
キスをしても、髪の毛や身体の香りを嗅いでも、おっぱいを揉んでも。
何よりも今までで一番の勢いで勃起したおちんちんを霊夢の女性器に、挿入と言うよりはねじ込むようにセックスしても、霊夢の方も腰をこの子の方に向かわせてくれる。

今、この子は、思考の大半を霊夢の女体を愉しんで中に射精したい、中出しをしたいと言う欲求であったし。
それ以外の思考にしたって、霊夢とあうんに自分の全てを受け入れてもらっていると言う、多幸感であった。
とにかくこの場では、今は霊夢の中に出さないとこの子も満足できないが、多分一番すねるのは霊夢の方だと言う事ぐらいは。
多幸感で思考回路が浮ついているこの子も、ギリギリで理解できている。
だけれどもその後はまた自由に、何でも出来た。
そのまま霊夢の女体の上に乗っかったまま、余韻を楽しんでも良いし、あるいはあうんにまた咥えてもらっても良い。
霊夢と一緒に、あうんを可愛がってそのまま一緒に寝ても全然かまわない。

霊夢に中出しをした後の事を考えながらも、例えどういう風に状況が転んだとしても、そのどれもがこの子の心身にとって快楽以外の何物でもない事は確かであった。
その時になれば考えれば良い、それぐらいの気持ちでこの子はいる事が出来たから。
今はただ、霊夢の女性器に対して勃起したおちんちんを勢いよくねじ込むのとギリギリまで引き抜いて、またねじ込む。
それを繰り返したり、霊夢の女体を手や舌先でその感触を味わい、愉しむことだけを考えていた。
むしろそれぐらいに霊夢とのセックスだけで頭がいっぱいの状態を、霊夢所かあうんも望んでいた。

68成り行きでも構わない程度の関係 30話:2025/06/10(火) 06:20:58 ID:O1CcxBps
パンパンと言う、勃起したおちんちんを先頭にしたこの子の腰と、この子からの挿入を求めている霊夢の突き出される女性器が。
それがぶつかり合う小気味の良い音が、室内には鳴り響いている。

そしてまた一段階、この子が腰を振り回す速度が増して、この子の全身に込められる特に下半身の力が増した。
「うん!中が良い!中に出して!!」
この子が射精の近い事を、自身の身体の反応から感じ取り、その機会を逃さないように懸命に体を反応させ動かしている、それに霊夢が気付かないはずは無かった。
霊夢は自分の身体を、特に女性器をこの子が勃起したおちんちんでねじ込みやすいように、この子の扱われるがままに。
この子が扱いやすいように、霊夢自身の身体は力を抜いていた。
霊夢の身体はこの子が勃起したおちんちんを先頭に勢いよくぶつかる、その衝撃と振動で、髪の毛もおっぱいも無秩序に跳ねまわったし。
汗に関してはこの子と霊夢の身体から部屋中に飛び散らせてすらいたが。
あうんは、とろけた笑顔で鼻腔を動かしていた、霊夢さんの身体からは良い香りがすると言っているし、実際そうだと本気であうんは思っているが。
今では、霊夢さんだけではなくこの子の身体からも、いい香りがすると思っていると言いきって構わなかった。
だから、霊夢さんとこの子が汗を飛び散らせているこの状況は、二人の香りが混ざり合ったこの香りを嗅げるのは、あうんにとっては幸せ以外の何物でもなかった。

「顔見てー!私の顔ー!!」
霊夢が、強く懇願する様な声を大きく出した。
霊夢の女性器の中で射精をしたのだが、それは良いのだけれども、射精した瞬間にこの子は顔をやや上に上げてしまったようだ。
気持ちよすぎてこの子は身体に言う事をいまいち聞かせられないでいたようだが、そうだろうなと思えていても霊夢からすれば悲しくて歎願してしまう。

「ほら、霊夢さんの方見た方が、君も愉しいでしょ」
こういう時こそ、あうんの出番だった。
気持ちよすぎて身体がいまいちいつも通り動いていない、この子の横に来て、その顔を視線を視界の中に、霊夢さんを入れてあげた。
「うん、ごめんね。変な声出して」
霊夢もこの子と視線を合わせる事が出来て落ち着いたのか、中出しがなされているその感触と余韻を楽しみながら、この子の頭をよしよしとなでてあげた。

続く

69ちゅっちゅする程度の能力:2025/06/10(火) 22:39:13 ID:1KXo9.gI
あうんちゃんと男の子で霊夢さんに甘えるのたくさんの犬が一人に群がってるイメージあって和みますね

女の子二人に囲まれて雄としての経験値上げ放題の環境の成果が出てる気がしますね
思う存分動けててエッチの満足度が高い
そして顔見ながら中出しは至高……!
ナイスいちゃラブエッチです

70成り行きでも構わない程度の関係 31話:2025/07/06(日) 05:12:58 ID:o1L98ltg
>>68の続きです

この子と霊夢がセックスをしてからは、霊夢の方が完全にスイッチと言う物が入れられたような形となった。
「はい、あーん」
霊夢は初め、お日様も高いうちからセックスってのもねぇ、ぐらいの事は考えていたはずなのに。
この子とセックスをしてからはもうずっと、この子の後ろに自分を配置して、ひたすらに甘やかしていた。
セックスの後で疲労しているのは、霊夢自身も同じなはずだと言うのに、この子を自分の膝の上に乗せてお菓子を食べさせてやっていた。
より披露しているのは腰を振り回して射精をする、この子の方だろうぐらいの感覚はその時の霊夢にはあった。
もちろん、あうんだってこの子に対する熱っぽい感情だとか、お世話したいと言う欲求が収まっているはずは無い。
ただあうんは霊夢さんの事も好きだから、いつもは単調でざっくばらんな部分の多い霊夢さんが、こんなにも自発的に動いているのなら、その姿を見る事もあうんにとっては喜びの一つであったと言う事だ。

それに霊夢さんがこの子の後ろから抱き着き続けているのなら、あうんは、自分はこの子の前にいればいい、あうんにとっては本当にその程度の話でしかなかった。
それに霊夢さんがこの子の後ろ側から抱き着いている状況なら、必然的にあうんはこの子と霊夢さんの正面にいる事が出来る。
それはそれで、とても嬉しくて楽しい事であった、折に触れて霊夢さんとこの子が、どちらともなくあうんのボリューミーな髪の毛や柔らかいほっぺたやらをなでたりぷにぷにしてくれて、遊んでくれるのだから。
分身の距離が近いと言う事もあり、二体目のあうんも間断なく問題らしき事も無く、日常の神社における雑務をこなして行ってくれていた。

夕食の時間がやって来ても、無論の事でと言うべきなのかもしれないが、霊夢はこの子の斜め後ろに自分を配置したまま、この子の肩を抱いたままであった。
そしてこれまた無論の事で、あうんも自分の身体と霊夢さんの身体とで、この子を挟み込むような位置に座っていた。
夕食時だからと言って、そのイチャつき方に減速や停滞などと言う物はやってくるはずは無かった。

この子の事をお世話する以上に、色々と、育てると言う目的も霊夢とあうんは持っていたはずなのだが。
「はい、次こっちにあーんして」
あうんからの声のする方向に顔を向けたこの子は、あうんから言われた通りに顔を向けて口を開けたし。
「お茶飲む?」
霊夢から湯呑を、渡されるどころか手ずから飲ませてくれる程の、好意が前面に押し出されているのは間違いは無いけれども、甘やかしたがっているのもこれまた明らかであった。
初めは、あうんもして霊夢も、なぜか男の子が貴重な幻想郷に置いては友人はおろか発語発声すら制限して生きていたがゆえに、知能はともかく発語発声に難を抱えているこの子に。
とにかくいろいろな事を教えようと考えていたはずだし、その考えにいまだに変化だとか違いと言うのは存在していないのだけれども。
ないのだけれども、どうも最近はこの子に教えるのが色欲に偏っているような気配は……まぁ、考えていないと言うわけでもない、特に霊夢は。
あうんは、元々がお気楽な性分だし、この子に対して真剣と言うよりはシリアスだったり緊迫した自分と言うのを見せる事は極力避けるだろう、そうした方がこの子の気持ちが落ち着くから。
それは霊夢だって同じだったし、何だったら今日に至っては霊夢からこの子の情欲を誘ったような物なのに、どうして、これで終わりなどと言えようか。


普段から、あうんが特にだが霊夢だってこの子との身体的接触に対する拒否感は無いし、距離感は近い物だが。
この日の霊夢は、成り行きでそうなったのだけれども、今の霊夢はこの事のその身体的距離を少しでも少なくしたがる。
つまりは常に密着状態を霊夢はこの子と維持したがっていた。
セックスが終わった後、さすがにもう一度、入ったばかりだけれどもそのままにするとはいかずに風呂に入ってシャワーぐらいは行ったが。
セックスで流れ出た汗と、中出しで汚れたこの子と霊夢と、辺りで上機嫌に跳ねまわっていたあうんたちは、シャワーでさっぱりして直後にまた密着し始めた。
あまり意味がない気もするけれども、当人たちが問題だと思っていなかった。
密着していれば汗をかくし、密着しているのに何もしないはずがあるわけもない。キスなんてほとんど息をするようにやる行為だ、霊夢とあうんとこの子にとっては。

71成り行きでも構わない程度の関係 31話:2025/07/06(日) 05:14:17 ID:o1L98ltg
それに霊夢に対してこの子とあうんが密着すれば、無論の事で霊夢の身体も汗ばむけれども。
霊夢の事を香りも含めて大好きなあうんとこの子にとっては、霊夢は少し汗ばんでいた方がその香りをたっぷりと堪能できるから、むしろこっちの方が良いと断言出来た。
「やれやれ」
霊夢はそう言うけれども、あうんとこの子の好きなように霊夢の身体を使わせていたし。
当然の事であうんとこの子もキスをしたりお互いの身体をまさぐりあったりして遊ぶ、その様子を特等席で見れるのだから。
二人が霊夢にじゃれついて来てくれるのは、どこを切り取って考えてみても、霊夢にとっては嬉しいし楽しことだらけであった。

結局、霊夢とセックスをした後は事後のイチャイチャがそのまま、そろそろ眠るような時間になるまで継続した。
寝床は分身したあうんが、何も言わずにと言うかあうんにとっては霊夢さんとこの子と一緒に、三人で朝までくつろぐための場所だから、率先して整えてくれた。

寝床に入る前に、今日何度目かの風呂にシャワーを浴びたけれども、汗を軽く流す程度の物だった。
霊夢からすれば、どうせ引っ付きながらイチャつきながら寝るのだから、しっかり洗ってもまたすぐに汗やら何やらでドロドロになると分かっていたし。
何より、霊夢の香りをこのんでいてくれるこの子とあうんの行動を、霊夢も好感を持って受け入れている様子は、間違いなくあった。
だからシャワーでは、汗をある程度流して顔を洗う程度で済ませるだけで、香りも含めた霊夢の魅力と言うか、あうんとこの子の好みを維持し続けていた。


あうんが用意した寝床では、相変わらず、霊夢がこの子の事を離したがらないのが大いに存在しているが。
この子も霊夢の上に乗って、霊夢とキスしたりおっぱいを吸ったり。
あるいは横で相変わらず、しっぽをぶんぶん振っているあうんともキスをしたり、あるいはあうんの方から抱き着いたりしている。
脱衣場から寝床に来るまでは、一応寝間着には着替えているけれども。
正直言って着衣にさほど意味は無かった、寝床で手を広げてこの子を迎え入れる霊夢の寝間着はすでに緩んでいたし、この子も霊夢の胸元をおっぱいを求めて更に広げてくる上に。
あうんに至っては、着なくても良いやと思ったのか上半身の寝間着はもう脱げていた。

72成り行きでも構わない程度の関係 31話:2025/07/06(日) 05:15:56 ID:o1L98ltg
そうしているうちに、この子が勃起してくるのは全くもって自然な事であった。
何となく目線で、この子があうんとしたがっているのを感じた以上に。あうんの方がこの子に主張してきているのを、霊夢は感じた。
「したい?」
あうんがこの子に聞くけれども、あうんだってしたいでしょうと思うと霊夢は他意無くふふふと、少し笑みがこぼれた。
「あうんがしたがってる」
霊夢はこの子の耳元で甘く、ささやいた。
この子も、あうんから熱烈に感情を向けられていると言うのが、やはり気のせいでは無かったかと思うと、鼓動や吐息も強くなる。
そして強くなったのは、行動力に関しても同じであった。
グイっと、この子はあうんの下半身の着衣も脱がせてくるし。
「えへへー」
あうんは嬉しそうに、自身の女性器が濡れていて脈動している様子を、腰を突き出してこの子の視界に対してしっかりと見えるようにしてくれた。
「えいっ」
霊夢もややのいたずらっぽい声を出しながら、勃起したこの子のおちんちんを後ろから手を伸ばして握りながら。
棒の部分を少し振って、あうんの女性器にピタピタと触れさせてくれた。
あうんは相変わらず「えへへー」と笑いながら、この子の性欲を全て受け止めれますと言う態度を、取り続けている。

この子が前に出てきたが、だからと言って霊夢がこの子の事を後ろから抱きしめ続けるのをやめるわけが無いし、そもそもやめる必要が無い。
この子が前に出てくれば自然と、霊夢も一緒に動く。
そしてあうんも、この子とセックスはしたいけれども同時に霊夢さんがこの子の事を後ろからギュッと抱きしめ続けたいのだから、そうし続けてほしかった。
「こっちの方がいれやすいかな?」
あうんは自然と、この子と霊夢さん両方の欲求と、自分のこの子とセックスしたいと言う欲求を全部満たせる方法として。
とっさの判断では無く自然な動きで、お尻を突き出してこの子があうんの後ろからあうんの女性器に勃起したおちんちんをねじ込みやすいように、腰をも浮かせる形になってくれた。

「あら〜」
霊夢はあうんの献身と、性欲が一緒になった姿と行動に、甲高い声で歓声をあげながら、あうんのお尻をなでてくれた。
「んんっ」
ただお尻をなでられているだけだが、霊夢さんにしてもらったのであれば精神的な悦びから、反応するが。
ここまできたらあうんとしては、この子から勃起したおちんちんを女性器に入れてほしかった。
「待たせちゃあうんが可哀そうよ」
この子はあうんのしっぽを、あうんの髪の毛を触るのと同じように、優しくも好意と情欲を混ぜ合わせながら扱っていたが。
霊夢から促され、あうんはお尻を突き出して更には自身の指で女性器をいじって、愛液が出てきているのをこの子の目に見えるようにして、おねだりをした。

この子の中に多幸感が出てきた、あうんのようなすごくかわいい女の子が自分とセックスをしたがっていると言う多幸感だ。
何度も味わっているが、何度味わおうともとても幸せな気分になれる感情だ、飽きたり色あせる事は無い。
この子はそのままあうんのお尻を触りながら、腰のあたりに手をやってあうんの女体を保持する姿勢を作った。
「わーい」
セックスの本番がやってくる事にあうんは、心の底から喜んでいる声を出してくれた。
そのままこの子はあうんの女性器に、勃起したおちんちんを挿入して、セックスを始めた。
この子はセックスしたいと思ったし、あうんからも望まれている、とても気持ちいいセックスだ。

続く

73ちゅっちゅする程度の能力:2025/07/07(月) 07:58:25 ID:mlqqyDcA
気持ちが晴れるようなふれあいだ……
この世はこんな優しさと柔らかさでできていてほしい

74成り行きでも構わない程度の関係 32話:2025/07/14(月) 06:15:53 ID:hhspyYvA
>>72の続きです

あうんは間違いなく献身的である、特にこの子に対しては自分が守らないとと言う意識と、霊夢さんは一人でも案外所か相当強いと言う事実。
そこにごくごく単純に、この子の事を好きだと言う感情が合わさって、あうんは自然とこの子の事ばかりを考えていたし。
何なら、この子があうんの感情に応えてくれて、あうんの近くにいてくれるからよりこの子への感情は鮮烈になっている。

あうんのこの子に対する感情が鮮烈で、それこそ純粋性の高い物であるのは霊夢としてもまったく問題死はしていなかったのだけれども。
「あー、そういえば。魔理沙さんはあさってに来るんですよね?そもそもで作りかけのアイテムを置いてるから近いうちに必ず来るはずですけれども」
あうんがしっぽを振り回しながらこの子に対して、お尻を突き出して女性器に挿入しやすくしてくれて。
この子もあうんに抱き着いてくれて、とても気持ちのいいセックスをお互いに行っているはずなのだが。
純粋性がここに来て、あうんにわだかまりと言うのを作ったのかもしれない、もちろんそのわだかまりはこの子や霊夢に向かう物ではない。
どちらかと言えば、この子と霊夢以外の全部か、とはいえ魔理沙の事はこの子がいずれ多く作った方が良い顔見知りの中でも、あうんは信用しているけれども。
紫が来た時もそうだったが、魅力的な存在が近くにいると言う事は、向こうにその気が無いと分かっていても気が気じゃないのだろう。
そしてその感情を、霊夢としても無下にはしたくなかった。

75成り行きでも構わない程度の関係 32話:2025/07/14(月) 06:17:08 ID:hhspyYvA
「ええ、そうね。紫がこの件で嘘をつくはずがないから、あさってに来ると言えば、ちゃんと来るでしょうね。多分魔理沙にも接触しているだろうから」
「ですよねー」
そう言いながら、もうこの子の勃起したおちんちんはあうんの女性器に挿入されていたけれども。
この子が動くよりも、あうんが押し付けてくれて、動いてくれていた。
だから騎乗位でもないのに、この子はちょっと身体の位置や向きを、微調整するだけでよかった。
ほとんど動く必要と言うのが無かったから、何なら霊夢にもたれかかりながらあうんに動いてもらえばどころか。
霊夢の目には、ここまであうんがその気であるのならば、本当にあうんに全部動いてもらった方が上手くいくなと、そう直感するぐらいであった。

あうんは後ろ向きで、お尻と女性器をこの子の勃起したおちんちんに押し付けていく形だから、あうんとこの子は珍しく目を合わせていないのだけれども。
その分で、身体が密着しているような物だなと霊夢には想像がついた。
いわゆる埋め合わせと言うやつなのだけれども、それだけでなくあうんのこの子に対する執心と言うのも霊夢の直感では見て取れてしまった。
最も、紫や魔理沙の事は信用しているけれども、それはそうとして、この子にとっての女と言う物は、霊夢自身とあうんの二人だけで十分だと言う思考。
それは霊夢だって、普段は出さないだけで強烈に持ち合わせていると言う自覚はあるので、あうんにとやかく言う気はない、そもそもその資格が無いと言うべきか。
やや皮肉っぽく内心で霊夢は笑いながら、後ろからこの子の事をギュッと抱きしめて、より霊夢の女体をこの子の五感に対して主張を始めた。

そのまま、この子も霊夢とあうんが間違いなく率先して動きたがっているのを感じ取ったし。
霊夢に体を預ける心地よさに、これを拒絶出来るはずも無いからそのまま、霊夢に対してこの子はその実を預け続けた、そうした方があうんが自身の女性器の中にこの子の勃起したおちんちんを、挿入しやすいのだから。
霊夢とあうんは、あさってに間違いなく来る魔理沙や、この先は度々において真面目な話も何となく様子を見に来たでもやってくる八雲紫。
それらがこの子を狙うなどは万に一つとしてあり得ないけれども、やっぱり、『それはそうとして』と言う感情は霊夢もあうんも認めざるを得なかった。

魔理沙や紫の事は信頼していても、それはそうとして、この子の感情や思考の中に置いてはセックスをするまでに親しい女性と言うのは、自分たちだけで良いはずだ。
少なくともこの感情は、霊夢としては絶対に切り離したくないし、あうんだって同じであった。
ただ違いと言えば、あうんの方がやや以上に穏やかな性格を持っているから、言語化した場合にはあうんの方が穏やかな表現になるだろう、というぐらいか。

一瞬、霊夢はこの子を縛り付けているような感覚を持ってしまったが。
それでもやはり、この子を抱きしめる力が弱くなることはあり得なかった。
この子は霊夢に後ろから抱き着かれている事を、霊夢の自己認識ではこの子を縛り付けているような感覚を否定できなくなったが、幸いにも心地良いと言う気持ちでいてくれていた。
あうんと心も身体も通わせ続けた影響で、犬が相手の匂いをよく嗅いでくる、その癖をこの子も持っていた。
その癖で、霊夢の長い髪の毛を後ろ手で自分の方に持ってきて、この子自身の鼻先に自分で近づけて、その霊夢の髪の毛の香りを愉しんでいた。

基本的にあうんが相手の匂いをやたらと嗅いでくるのは、特に霊夢とこの子に対しては親愛の情がその行動の根っこである。
犬属性の無い霊夢にはよく分からないが、あうんにとってもこの子にとっても、霊夢から出てくる匂いは、いい香りだと言う評価が出ているのは間違いが無かった。
そのまま、この子は霊夢に体を預け続けて、勃起したおちんちんがあうんの女性器に挿入されると言う部分は、あうん自身が動く事でどうとでも解決してくれた。
十分に体の力を抜きつつ、おちんちんには勃起させると言う力を込めているこの子の様子に。
この子を縛っていると言う自覚が否定できなくなった霊夢は、少しだけ、ホッとした。
でもこのままじゃダメだから、顔見知りは増やさないといけない、この子にとっての女は自分とあうん以外には増やしたくないけれども。

続く

76ちゅっちゅする程度の能力:2025/07/14(月) 21:24:49 ID:jXla897U
出だしの和やかな雰囲気でエッチの最中ということを意識してなかったから唐突な女性器とセックスという単語に脳が溶けた
その場とは関係ないことを喋りながらするエッチってどうしてこうエロいんでしょうね
ちょうどそういう気分だったので後半のイチャ成分も刺さりました

77成り行きでも構わない程度の関係 33話:2025/07/27(日) 14:56:29 ID:0zvFebg.
>>75の続きです

ぐりぐりと、あうんは自分のお尻を、そして無論の事で女性器をこの子の勃起したおちんちんに、何よりも挿入を間断なく行えるように、あうんからしてこの子の勃起したおちんちんに挿入されたがっている。
だから余計に、あうんは自分の女性器ごとお尻の事を押し付けてきてくれる。
「あうんに中出ししたら、この子そのまま寝ちゃうかもね」
霊夢もあうんがせっかく、いつもその気ではあるのだが、それでもその気になっているあうんに冷や水何てかけたくないし、この子もあうんのお尻に夢中になっている。
だから冷や水をかけたくない対象は、あうんだけでなくこの子に対してもであったし。
このままあうんに射精したら、疲労から寝ちゃいそうと言うのは霊夢にとってのちょっとした願望でもあった。
今日はもうこのまま、この子の事を抱きしめながら寝てしまいたいからだ。

それに相手があうんにせよ霊夢にせよ、セックスの後は、いつもなら軽くシャワーを浴びるのだけれども。
この布団から出たくないと言う意志の方が、霊夢としても上だったし、何だかんだで一日中霊夢かあうんとセックスをしている混ん子の疲労を考えれば、ここでの射精が今日の最後の行動だろう。
この後は眠ってしまった方が良いはずだ。

この子の体力は、神獣のあうんと比べれば、そして当たり前だけれども霊夢と比べても低い。
霊夢もあうんも、何よりこの子が愉しんでいたから忘れかけていたが、霊夢の目の前にいると言うよりはしっかりと抱きしめて離さそうとしない、守りたがっているこの子は明らかに疲労していた。
霊夢の方も随分と、この子の反応の違いと言う物を理解する事が出来るようになっていた。
今は、抱きしめた時の反応の小ささから、疲労を何よりも眠気と言うのを感じているなと、霊夢はこの子の状況を理解していた。
ちょっと霊夢は、この子の頬に対して、頬ずりやそこから派生して軽い口づけを行った。
この子はいつも通り、霊夢からの身体的接触は、それが情欲があろうとも根っこは愛情であると分かり切っているから、その愛情を何の抵抗も無く全て受け入れるけれども。
霊夢からの愛情を一身に受け止めたがって、抱きしめられる身体をさらに霊夢に対して委ねるが。
少し、霊夢に対して沈みこんでいく様子が緩やかで、身体の力の抜き方がもう寝る半歩手前の様な感覚すら、霊夢は見て取った。
霊夢に頬ずりや口づけを返してくれたり、あうんの事を後ろからでもしっぽや髪の毛をなでたり、あるいはお尻を撫でまわしたりはしているが。いつもの手の動きよりは、遅さが見えた。

「うん、気にしなくていいから。何か付きあわせすぎちゃったわね、射精したら、出したら寝ちゃっていいわよ。私もこのまま君を抱きしめながら寝たいから」
霊夢はこの子が抗おうとしている睡魔の存在を、ここまでくれば疑う事は無かった、だから優しく声をかけた。
いっそのことで、このままこてんと射精と共に寝てしまっても霊夢は全く構わなかったし、あうんだってそれに対して異を唱えたり気を悪くしたりすることはないだろう。

しかしこの子にもこだわりと言うべきなのか、あるいはあうんがその気になってくれたのだから自分が安穏としてはいられないと言う意識だろうか、あるいは一番気持ちい方法を知っているからこその踏ん張り。
この後はこのまま寝ちゃいましょうと霊夢から言われて、身体の力が一気に抜けかけて、霊夢もこのままあうんに射精しながら寝ちゃうのかなと思ったが。

泥が一瞬だけ岩の様な堅牢さを取り戻したように、ぐっとこの子の身体に力がこもりながら霊夢の抱きしめから一度離れて前に、あうんの方向に向かった。
この子はお尻を向けてくれているあうんの、そのお尻を触ったり揉んだりした後、あうんの腰をしっかりと両手で保持してこの子は自分の腰を前後に振り回し始めてくれた。
「あっ!なんか来た!!」
あうんも『なんか』とは表現してしまったが、この子が急にやる気と言うか動く気力を得て、そして実行してくれた事自体は理解していたし、この子が動いてくれたことはものすごくあうんとしては、嬉しい以外の感情は存在していなかった。
「ひゃ!ひゃはは!!あっ!あっ!!」
嬉しすぎて何だかあうんの笑い声が上ずっているが、別に心配する必要はない。
それよりも汗だくになりながら腰を振り回して、勃起したおちんちんをあうんに挿入しているこの子の方が、力を使い果たし過ぎて倒れてしまわないか、霊夢としては心配になってしまった。

78成り行きでも構わない程度の関係 33話:2025/07/27(日) 14:57:49 ID:0zvFebg.
「あー!あっ!」
完全にとろけて上ずった喘ぎ声を出しながら、この子の腰と勃起したおちんちんが、あうんの女性器にぶち当たってパンパンと言う小気味のいい音が鳴るたびに、あうんの前身の女体はその度にビクンと気持ちよさそうな跳ね方をしていた。
後ろから挿入しているから、この子の視界にはあうんの表情は見えないけれども、揺れ動くあうんの身体と甲高くて上ずった喘ぎ声から、悦んでいるのは完全に理解できる。
そもそもいまだに、あうんは自分のお尻と女性器をこの子の方向に押し付けに来る動きをしている、この子とのセックスが愉しくて嬉しい証拠証明は、いくらでも見つける事が出来る。

そして霊夢だって、後ろ姿からでもこの子の状況と言うのは理解できる。
歯を食いしばって、腰やお尻の辺りにも力が込められているのが筋肉の動きで、それらが手に取るように霊夢には理解できていた。
射精と言うのは案外難しいらしいのは、この子とセックスをするようになってから霊夢も理解できた。
そして一番射精したら気持ちいい時に、ばっちりと射精を決めるのに、一番良い時と言うのを逃さないために、全身に力を込めて射精の瞬間を逃さないようにしているんだと。
それだって、霊夢はこの子とセックスをするようになってから、この子が気持ちよくなりたくて行う動きを、理解出来ていたしそれの手助けすらしたいと言う欲求があった。

この子は睡魔を一旦でも押し留めながら腰を振り回すことに気力と体力を振り絞っているから、精細な身体の動きと言うのはどうしてもおろそかになる。
今この瞬間に、あうんの女性器からこの子の勃起したおちんちんがすっぽ抜けてしまったら、大惨事としか言いようがない。
「あうん、動かないでね」
霊夢はあうんにそう言いながらあうんの両手を掴んで、この子と霊夢の方向に引き寄せるような力を、少なくとも離れて行かないように体勢と言う物を作った。
この子はもうただただ、霊夢が固定してくれたあうんに向かって、全力で腰を前に突き出すだけで良い。
霊夢があうんの事を固定してくれたから、この子の腰と勃起したおちんちんがあうんの女性器にぶつかる音は小気味いいどころか、大きな音で寝室に響き渡った。
そしてその音も含めて、あうんとこの子にとっては、セックスの快楽を増幅させてくれた。
持っている体力を全部セックスに使える、霊夢は補助しているだけだが、この状態がどれだけ気持ちいいか分からなくて、ちょっとあうんの事が羨ましかった。

「もっと!もっと!!大丈夫ですよ、狛犬がそう簡単にへばりませんからー!!」
あうんはこの子の勢いが、次にここまで持ち上がるのは果たしていつの事だろうかと言う事ぐらいは、快楽の中でもおぼろげながらでも分かっているからなのか。
とにかくあうんは、この子の勢いがこのまま高いままで維持されて、下がるのは射精した後であってほしいと願っている姿が、霊夢の目にはそう映った。

そしてこの子が固定されていたあうんの身体を、少し浮かせるようにするために、両腕をあうんの下腹部に回して持ち上げるようにした。
そのままこの子はピンと、背筋を膝立ちのままで立たせながら大きく息を吐きながら、それと共に射精も勃起したおちんちんから吐き出し、あうんの女性器へと注ぎ込んだ。
「あー……あー……あふれる……あふれてる……」
最後の最後に、こんなに出せるのかと霊夢も目を見開くほどの勢いと量であった。
無論、あうんの女性器には収まりきらずにあふれて漏れ出してしまい、それをあうんは気持ちよさの中でも、本気で悔しがるような声を出していた。
霊夢にも今の、あうんのその気持ちはよく分かった。

そしてそのまま、霊夢はこの子に対してそのまま寝ても良いよと伝えたのだから、この子が自分の後ろにいる霊夢に対して身体を、そのまま泥のように霊夢の身体にこの子は全身を預けてくれた。
「がんばったわね」
いい子いい子と、言う風になでたり頬ずりをしながら、そのまま霊夢はこの子と一緒に布団に横になった。
後ろからは霊夢が抱き着いてくれて、前からもセックスの余韻でまだとろけているあうんがキスしてくれたり、手を握ってくれて。
そのまま霊夢とこの子とあうんの三人は、寝床の中で一晩中ひっつきながら朝まで過ごした。

続く

79ちゅっちゅする程度の能力:2025/07/28(月) 22:31:08 ID:KQsbcbtI
エッチ補助がエッチい……!
これは何かに生かせそう
男の子が主体的にエッチできる余地を確保しつつこれはいいですなぁ

80ちゅっちゅする程度の能力:2025/08/02(土) 00:23:12 ID:f0wJrqzA
先輩風ならぬ姉風吹かす影狼さんに「お姉ちゃんって呼んでみてよ」とおっぱい押し付けられながら耳元でささやかれたい
甘え誘発されたい

81成り行きでも構わない程度の関係 34話:2025/08/10(日) 16:06:13 ID:bxkRcsws
>>78の続きです

起床してすぐ、霊夢はまだもう少し寝ていたいと言う強い欲求を感じた。
霊夢ですらそう思ったのだから、昨晩は、それどころか結局の所では完全に成り行きでセックスをあうんと霊夢を相手にして、日中から寝るまで行ってしまったこの子の方が。
霊夢と比べてずっと疲労しているし、そもそもで霊夢はさすがにまだまだ素の体力だとかそう言う部分でこの子に負ける気はない。
だから、霊夢ですらまだ寝たいと思ったのだから、この子は下手したら昼頃まで寝ているだろうなと思った。
何だったら、それに巻き込まれに行く形で霊夢も、まだもう少し寝ていようかとすら思ったが。
「おー……」
それでも、寝なおす前にこの子の頭をなでたいと思ったので、この子の姿を視界に映す為にはっきりと意識を覚醒させ、この子の姿を探したが。
霊夢の目に映ったのは、昨日の疲労を押しのけてでもあうんの事を求めるこの子と、あうんもあうんでこの子に自分を与え続けたがっている、そんな二つの様子が同じ場面に存在していた。

「ほどほどにしなさいよー。私ですら、何か思ったより疲れたとか思っちゃってるんだから」
あうんは霊夢とこの子に、わちゃわちゃと、くんずほぐれつと言った状態で可愛がられるのが好きだから。
そして実際に今も、あうんはこの子からほっぺたやら髪の毛を撫でまわされていて、半分寝ながらでも誰になでられているかは分かっているから、ご満悦と言った様子であった。
「うひゃー」
そこに霊夢もやってきたのだから、あうんの調子や機嫌と言うのは高止まりしたままである。
霊夢はこのままあうんと、特にこの子の体力を考えてまだもう少し寝る方向に舵を取りたかった。
しかしあうんとこの子がぎゅっと、互いに互いを求めあいと言うよりは身体をこすりつけあっているのは、霊夢が思ったよりも長い時間行われていたようで。
あうんにせよこの子にせよ、その身体にはじっとりとした湿り気が、口付けもしているはずだけれども何よりも汗が大層と言う具合の感触であった。
「まだ寝たいけれども、その前にお風呂に入りましょう」

さすがにと思って、霊夢はあうんとこの子の手を引っ張って風呂場まで連れて行った。
とはいえ昨晩どころか、昨日の一日をほぼ使ってこの子はあうんと霊夢を相手に何度もセックスを、射精を果たしたのだから。セックスにまでの発展は無かったけれども。

それでも、風呂場で裸のあうんと霊夢と一緒にいる時も、ただ単純に、特に常日頃からこの子にべったりなあうんに対して、この子からもあうんに近づくような事や。
あるいは霊夢もこの子の事は、あうんが特に尋常じゃないほどにべったりだけれども、霊夢だってこの子が近くにいれば通りすがりに頭をなでるぐらいは、いつもやっている。
セックスが無いと言うだけで、あうんと霊夢はこの子を、この子もあうんと霊夢に大きく意識と言う物を引かれ続けていたのは間違いが無かったし。
そしてそれは何とも、いつも通りなのであった。

82成り行きでも構わない程度の関係 34話:2025/08/10(日) 16:07:04 ID:bxkRcsws
風呂場にて、昨日のセックスによって汗やら何やらでぐちゃぐちゃになった身体を洗い流して身を清めたが、あうんとこの子の距離は大層近く、常にべったりだから。
朝食の時でも、その後のまどろみでも、二人とも肩と肩を触れ合わせながら、身体が触れるのを許容所かどちらも求めているのだから、手なんて握っていない方がもはやおかしいぐらいだ。
それにあうんと霊夢ですら、昨日はセックスをし過ぎたかなと思えるぐらいには、身体の疲労があるから。
余計に、縁側にて鈴奈庵で借りてきた書籍を傍らに置きながら、本を読んでいるのかイチャついているのかよく分からないけれども、動きはとても少なかった。
「よっこいしょ」
細々としたことがひと段落した霊夢も、この子とあうんがイチャついている縁側にやって来て。
あうんとは反対側に座ってこの子の事を自分とあうんで、挟み込もうかなとも思ったが。
何と無しに昨日の記憶の、その再現を霊夢が不意に求めるかのように、霊夢はこの子の後ろ側に座って。
「ほら、こっち来てよ」
この子の事を、霊夢は後ろから抱きかかえるようにして自分も縁側に座った。
「わー、霊夢さーん」
別に霊夢はこの子の事をどうこうしようとは、ましてやあうんから奪うだなんていう事は絶対にありえないから。
あうんも霊夢が雑事を片付けて、こちらの側に戻ってきてくれたことを純粋に喜ぶのみであった。

「あー……昨日もこの子の事を後ろからずっと抱きしめてたけれども……しっくりくる」
お茶とお茶菓子を楽しむかのような、しみじみとした感慨にふけりつつも、霊夢は優しくもしっかりとした力で、この子の事を後ろからぎゅーっと抱きしめていた。
「よかったねー」
あうんも、霊夢が実に穏やかに、気持ちよさそうに、嬉しそうに、この子の事を後ろから抱きしめている姿に。
そして何よりも抱きしめられているこの子が、霊夢同様に穏やかで気持ちよく嬉しそうにしているのを、あうんはやっぱり純粋な反応でそれを祝ってくれた。

霊夢とこの子にとっても、パタパタと尻尾と一緒に嬉しそうに楽しそうにしてくれているあうんを見ると、自然と穏やかな気持ちになる。
昨日、セックスを一日中かけてやっていなかったら、このまま突入しかねないぐらいには、この三名の距離感は心身の両面において近かった。
あうんもパタパタと可愛く喜んでくれているのだから、この子も霊夢もあうんのそのふわふわの毛並みや尻尾を、なでたり触ったりしたし。
あうんからすれば、この子と霊夢さんが相手ならばもっと触って触ってとおねだりぐらいする程の関係、それだけの好意をあうんはこの子と霊夢に対しては抱いている。

なでられたり、あるいは頬っぺたはもちろん体のどこだって、この子と霊夢からならばムニムニと揉まれたりしてもあうんはもっともっとと言うぐらいで、飽きると言う事が無かった。
もちろんこの飽きる事が無いと言う部分は、あうんの事を、今回はセックス抜きで可愛がっているこの子と霊夢にとっても同様の物であったし。
霊夢にとっては、ちょっとした発見もあった。
「この形、この子の事を後ろから抱きしめながらあうんとわちゃわちゃするの……すっごいしっくりくる」
そう言いながら霊夢はますます自分の深くにこの子が来てくれるように、ぎゅっと抱きしめる動作を深い物にした。
そうしながら、物凄く近くにいてくれているあうんの事も、霊夢は半分ほど開いた眼でもしっかりと見つめてやりながら、指の端であうんの髪の毛を触って揺らして。
何よりも、霊夢があうんの事を忘れてはいないと、あうんに言葉なしで伝えていた。

この子も霊夢が、自分にばかりでは無くあうんの方にも意識を向けている事は理解していたので。
何より、ごくごく単純な話であうんとの関係性を考えれば、この子があうんの事を無視できるはずがない、忘れることなどありえないのだった。
そのまましばらく、あうんはこの子と霊夢からとてもかわいがってもらった。

83成り行きでも構わない程度の関係 34話:2025/08/10(日) 16:08:09 ID:bxkRcsws
そのうち、あうんの方が口を開いてくれた。
「魔理沙さんは明日くるんですよね?」
分かり切っている事だから、最終確認と言うよりは自分自身に覚えなおさせるとかそう言う意味合いの方が強かった。
「魔理沙さんは大丈夫だと思っていますけれども」
あうんは
そう言いながらぐりぐりと、自分の頭やほっぺたをこの子の手はもちろん、顔も含めた全身に刷り付けてきた。
あうんの尻尾は楽しそうに振られているから、機嫌と言う意味では大丈夫なのだけれども、それでも、自分自身をこの子にこすりつけるあうんからは執着執念と言う物はあった。
何度かこすりつけたあと、あうんは鼻腔を動かしてこの子の事を嗅いできた。
この子もあうんの事は、香りも含めて気に入っているから、この子の方もあうんの事を嗅いだけれども。
そう言うちょっとした触れ合いと言う理由以上の物を、この時のあうんは雰囲気でまとっていた。
「もっと私の匂いつけとこ。魔理沙さんが知り合いになるなら、魔理沙さんって顔見知り多いから魔理沙さん伝いにこの子の事を知る存在が増えそうだから」
霊夢は、ああなるほどと納得した。
散歩中の犬が、壁やらに身体をこすりつけているあれと同じことをこの子に対してやっていた。
マーキングと言うやつを、あうんはこの子に対して行っていた。
あうんはこの子の事を所有するのではなく守護したいと言う意識だけれども、だけれどもあうんの存在を匂いで主張する事は、あうんの本能がそれを命じたのだろう。
全部が全部、あうんの匂いを感じ取れる鼻の良い存在では無いけれども、それでも主張しないでいるよりは、やった方があうんがこの子の周りで活動している、守っていると認識させる。
その手段は一つでも多い方が良いのは、霊夢だって瞬時に理解できた。

「ねぇ、私の髪飾りあげるから。今日から髪の毛まとめてあんまりうっとうしくないようにしましょう?」
じゃあ次は、視覚で主張するのは霊夢がやろうと。
あうんがマーキングを行っているのを理解するのと同じく、それだって瞬時に、霊夢は考え付いた。
幻想郷で紅白模様の何かと言うのは、幸いなことに博麗霊夢を意識させる装束となってくれる。
別に誰もかれもに喧嘩を売るつもりは無いが、それでもと言うやつだ、牽制は行っておきたい。
むしろ牽制によって主張する事が、騒動の火種を遠ざけるぐらいに霊夢は自己の考えを正当な物であると、そう信じ始めていた。
牽制と挑発は別物のはずだから。

続く

84ちゅっちゅする程度の能力:2025/08/12(火) 07:29:57 ID:vRQPKbhc
魔理沙が来て一歩踏み出せるのかしら
男の子が開かれた場所に出られても甘々の甘な2人の距離感は変わらず外でいちゃつくだろうなぁというのが伝わってきて……いいね!
今回もたまらない仲良し加減

85成り行きでも構わない程度の関係 35話:2025/08/27(水) 06:20:22 ID:PJn/agWU
>>83の続きです

「つけすぎたかな、私の匂い」
「多くて困るような物じゃないから、良いんじゃない?」
そんなあうんと霊夢の会話が行われているその日。
その日は、魔理沙がもう一度来る日。
その日は朝からずっと、普段からあうんはこの子にべったりのはずだけれども、普段は用がない限りはあんまり出さないはずの分身まで出して、この子の周りをパタパタとしていたら。
あうんも、魔理沙の事は信頼していようともこの子の一番近くに自分がいる事を主張したいのだなと言うのは、誰でも分かるだろう。
魔理沙もあうんが、狛犬らしく自分を二体に増やせると言うのは知っているが、実際にそれを見た事は多分、無いとは言わないが、かなり少なかったはず。
であるのならば、特に何もない時のはずなのに、普段は使わない分身を使っていると言う事で魔理沙も気付いてくれるはずだ。
あうんの心理思考に置いて、この子がとても大きな比重を既に、しっかりと占めていると言う事を。
あうんがこの子に匂いをすり付けまくるよりも、視覚で一気に分かってもらえるだろう。
もっとも、あうんの犬的本能が、それはそうとしてと言う具合でこの子に対して。
匂いを付けておくのもそうだけれども、とてもよく懐いてくれた犬が、その者の近くからあまり離れたがらないのと同じ部分はあったけれども。

魔理沙が来るまでの間、あうんは当然のことながらで、二体ともがこの子の息や肌の熱を感じられる、触れられる位置にいた。
お互いに肌が触れていない時間など無いのではというぐらいに、霊夢の目には映っていたので。
互いに互いの熱や吐息を感じ続けているのだから、あうんもこの子もどちらともが汗ばんでいて、気持ちの上に関しての部分でも、明らかに熱っぽくもなっていた。
不安だとか懸念と言う物は無いはずなのだけれども、いつもの具合ならば大体この時間に魔理沙が来るはずなのだけれどもなとは霊夢も思ったし。
あうんがそれを知らないはずは無いのだけれども、と思った瞬間に、だからこそなのだろうなと霊夢は考えを改めると言うか答えが見つかったような気がしたし。
仲の良さはいくら見せても、損にはならないはずだとも、霊夢は理解と言うかあうんの気持ちに同意する様な感情を抱いた。

そうなると自然に、霊夢もこの子の後ろに、実際問題でこの子の事を後ろから抱きしめたりするのが一番、霊夢としてはしっくりくると言う感情は強かったから。
その亜種として、霊夢がこの子の後ろに位置して。この子の結構のび散らかっている、後ろ髪をきれいに整えてやっていた。

前髪の方は紫の誘導による手助けの影響が大きいけれども、あうんの努力により視界をさほど妨げないぐらいには、キレイに切りそろえられたが。
この子に対して散髪とはいえ、刃物を近づける事にあうんが慣れていないのを紫もおもんばかってくれて、今のところはこの子の髪の毛は、前髪しかすっきり出来ていない。
だがそれならそれで、やりようはあると言うか霊夢がこの子の髪の毛をきれいに整えてやれる、手をかけてやれると言う。
霊夢にとっては喜んで、この子に関する、自分が関わりたい何かを見つける事が出来た。

86成り行きでも構わない程度の関係 35話:2025/08/27(水) 06:21:06 ID:PJn/agWU
そしてその日、霊夢がこの子に行ったこの子への世話には明らかに、霊夢の気配を感じさせる何かが加えられる事となった。
「これ、あなたの髪飾りにして良いわよ。私の予備ならたくさんあるから、足りなきゃ紫に頼むし」
博麗霊夢の事を知る者に、彼女の印象だとかを特に姿形を聞いた場合。
ほぼ間違いなく、彼女の左右から垂れ下がる長いもみあげと、それをまとめる紅白模様の髪留めが出てくるだろう。
その特徴的な紅白模様の髪留めが、何より大きな部分として霊夢の手によって、この子のやや以上にのび散らかった後ろ髪をまとめるための髪留めとして、いくつも使用されていった。
これを見て、この子が幻想郷では何故か貴重な男の子かどうかと言う部分よりも、博麗神社の主である博麗霊夢の事を想像できない者は、申し訳ないが知識量や思考能力に明らかな問題があるとしか言えなかった。
男の子だと気づいた場合は余計に、博麗霊夢の存在を意識しなければならなかった。

霊夢は魔理沙がやってくるその、ほんとうに直前まで、鼻歌交じりでこの子の髪の毛を、整えると言う方向性は確かに存在するけれども。
特に外出の予定も無い状態で髪の毛の手入れをこの子に対して霊夢が行っているのならば、それは手遊びの、イチャイチャの延長線上の出来事であった。

そのうち、あうんの特徴的な耳がピコピコと言ういつもの感じでは無く、何かを明確に感じ取った動きを、ある方向に旗手を向けるように、ピンっと動いた。
少しだけ、あうんの動きや感情と言う物が、あうんが気にする方向へ固着したような物を霊夢も見たけれども。
「魔理沙さんの気配ですね」
相手が霧雨魔理沙ならば、来ると分かっているのだから、と言うよりここまでくれば来てくれないと困るまである。

パタパタと言う、いつものあうんの可愛い様子が戻っては来てくれたけれども。
普段は疲れるし燃費もぶっちゃけ悪いと言うから使わない分身、二体目のあうんが常にいると言うのは、気付かなければならない変化だ。
「あー、よかった。魔理沙さんで」
そう言いながら二体のあうんのうちの一体は、空からゆっくりとおりてきてくれた魔理沙の事を出迎えると言う表現で合っている近づき方をした。
「おー、ああ……」
あうんだって魔理沙の事は間違いなく信頼しているけれども、主張すると言う点に置いてあうんは手を抜くつもりは無かった。
信頼しているからと言って、主張しないと言うわけにはいかない、伝えないと言う手順はあうんはやや強引にでも踏んでいた。
もっとも、仕方が無いとしか霊夢には言いようが無かった。
どういうわけだか、幻想郷には男の子が少ないゆえに、狙われやすいと言うのを知っているし
実際に狙われた。
であるのならば、あうんがやや神経質になるのは、むしろ神経質さが表情にはまだ合わられていない分をもってして、霊夢はあうんが魔理沙の事は信頼していると言う判断すら付けていた。

「いつもより動くんだな、あうん」
魔理沙はまだ、霊夢ともう一体のあうんがぴったりとついて守っているくだんの男の子の事には気づいていなかった。
隠すとまでは行かない物の、あうんが魔理沙の周りでパタパタと動き回った事で意識があの子に向かうのに時間がかかった。

ただ隠している訳では無かったので、魔理沙が、霊夢はどこにいるんだと思いつつ、いつも茶を飲んだりしている定位置と言える縁側に目を向けたら、そこで魔理沙は第三の人物の姿を確認できることとなった。

最も魔理沙もこの第三の人物の存在は、予想していた。
霊夢でもあうんの物でもない、たまに来る客に使う物でもない、明らかに誰かの湯飲みが三日前の訪問では確認できていたから。
ただしまだ、魔理沙はこの子の性別に気付いていなかったが、それでもじんわりと、特にあうんが二体目を出してでもと言う部分には既に思慮が向いていた。

87成り行きでも構わない程度の関係 35話:2025/08/27(水) 06:21:47 ID:PJn/agWU
「魔理沙さんなら大丈夫だろうから」
どうにもあうんの言葉には、奥歯にものが挟まったような感触があったが無理はない。
霊夢は案外顔見知りが多いけれども、魔理沙は想像通りと言うか想像以上に顔見知りが多いぐらいに考えて良い。
霧雨魔理沙単体は信用できても、周り全部信用するのはどだい無理な話と言える。
とはいえ案外顔見知りが多い霊夢の下にこの子がいるのなら、霊夢とは特に仲の良い魔理沙の事は絶対にこの子の生活の上で切り離せない。
結局顔見知りは想像以上に増える想定でしか動けないし、それ以外の想定は不健全と言うのはあうんだって呑み込んでいた。

「やっぱり誰かいたんだな、神社の奥に……」
そう言いながら魔理沙はこの子の事をまじまじと見つめる、この子にとってはあうんと霊夢以外の、初めて会う、そしてセックスまでは行かなくとも仲良くなる予定の女性だ。
少々の緊張感が漂うけれども、緊迫はしていない、この子もあうんと霊夢の事はもはや無条件に信頼している。
ならば、その二人が大丈夫と思っている魔理沙の事は、自分にとって大丈夫な存在だと既にそう言う風に理解し、安心だと言う感情を抱いていた。

そして魔理沙は目端の間違いなく効く存在であるが、魔理沙レベルでなくとも気付けと言うぐらいに、この子のややのび散らかった後ろ髪をまとめるための物として、霊夢の髪飾りの予備がふんだんに使われていた。
「……大事にしているんだな」
魔理沙はそう、一言だけの感想を出したが、その一言の感想を出す前の間と言う物がもっとも、魔理沙の中にある感嘆を表に出せていたはずだ。
霊夢がここまでするんだ、多分こんな事を魔理沙は言いたかったはずだが、言わない方が賢明と思ったのかそれとも感嘆により言えなかったのかは定かではない。

そして段々と、魔理沙は、先日に置いてあうんが紫からの誘導と補助があまりにも大きかったけれども、後ろ髪はともかくこの子の前髪をうっとうしくない程度に切りそろえた事で、魔理沙も気付き始めた。
そう、やはり、どれだけ中性的だったりしていようとも、男女間の違いと言うのは、特に骨格や肉付きと言った部分は、明らかな違いが存在している。
「…………霊夢」
やや以上に、魔理沙の声色が真面目で落ち着いた、重量感のある物に変わった。
魔理沙はそれ以上の言葉を、続けようとしたが続けない方が良いのではないかと言う思考もあり。
彼女の口は『お』の形を作ったままで声は出ずに、空を切ったような動きとなった。
魔理沙は言おうか言うまいか迷っていたけれども、彼女が口にしたかった言葉が『おとこのこ?』と言うのは霊夢もあうんも、気付かないはずは無かった。

「そう、男の子よ。幻想郷ではなぜか貴重で、そのせいで狙われやすいね……」
だけれども霊夢は、すんなりと魔理沙に対して、魔理沙が聞きたかったことに返答してくれた。
「ああ、そうか……やっぱり」
この時の魔理沙は間違いなく、作りかけのマジックアイテムを博麗神社に置いていることなど、忘れていた。
それよりずっと状況情勢を考えなければ、身の振り方を考え続けないといけないネタがやってきたのだから。

だけれども、元々の魔理沙に対する信頼が高く存在しているからだろう。
突然投げ渡された大きなネタに対して、呆然としている魔理沙の姿も含めて、霊夢もあうんも好感を持って魔理沙の次の挙動を待っていた。
少なくともこの時の魔理沙は、全く、色めき立っていなかったしその予兆も無かった。
そう言えば魔理沙は父親と絶賛喧嘩中だった。
幻想郷では何故か貴重な男の子、その大変さを魔理沙はある程度以上に理解出来る側にいるのかもしれない。

「紫の事、今すぐ呼べるか?」
随分長く、間違いなく一分以上の時間が経過してからようやく、魔理沙は動きを見せてくれた。
やはり自分が神社にいったん置いて帰った、作りかけマジックアイテムの事なんて、考えてなどはいなかった。
「はぁい?」
最も、魔理沙が紫との会話を求めたことは、十分に想像の範囲内だったので驚かなかったが。
紫からすぐさま、スキマを開いてこの場に割り込んできたのには、あうんは閉口したし霊夢としても呆れが大いにやってきた。
ここまで即時即応できると言う事は、お前、見てたな?としか言いようが無かったから。
「はは……」
魔理沙もさすがに、今まさにの言葉に対して即座に動きが見えたことには、乾いた笑いが出てきたけれども。
「まぁ良いや……これでもせっかちの自覚はあるから、早い分には有り難いと思えるよ」
そう言いながら魔理沙は紫の開いたスキマに入って行ってしまい、紫も会話を聞かれたくないのか魔理沙に配慮したのか、スキマを閉じてしまい。
意外なほどにあっけなく、この日のイベントは終わり。
霊夢とあうんと、そしてこの子にとって、日常と言う物が再度訪れた。

続く

88ちゅっちゅする程度の能力:2025/08/27(水) 07:24:53 ID:IL4csYE2
ソワソワしながら慌てる霊夢とあうんちゃんの姿が目に浮かぶようだ
この場の誰にとってもだけど、特に2人にとってこそ重要な通過儀礼だったんだなぁ
男の子に新しい世界、魔理沙を紹介するのはそれこそ親離れする子を見守るようなところもあるだろう
ドキドキした心情を思うとキュンとなるのです


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