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『ニール・コドリング』は喋れない

6 ◆Wf0eUCE.vg:2016/09/14(水) 23:49:21 ID:XaELvotc0
指示の中に不明瞭な部分がもう一個あったな、と『ニール・コドリング』は思った。

それは、「客観的」という言葉だ。

何を持って、客観的と、彼女は言っていたのだろう。

そもそも、この世に完璧な客観などない。世界は誰かに観測されて初めてその姿を
成すのであり、そうなれば、大なり小なり人間の主観が含まれる。

人間が思う客観は、人間以外の動物や全く別の存在から見たら、全くもって、
客観的ではなく、『人間の主観』に過ぎないに違いない(哲学ダナァ)。

つまり、『ニール・コドリング』が何を考えたか、というと、客観的と言われたって
どうすればいいのか、わからないという事だ。

そこで『ニール・コドリング』は考えた。

客観的とは何か、この問いに、答えはない。

ならば、ここは自分で答えを作りだす他ない。

そして、『ニール・コドリング』は考える。

そうだな、なら、ここは一つ、主観を一人称と考えよう。ということは客観的に文章を
書くってことは、三人称視点で話を書くってことだな、ナルホド!
(ってイッテモ、コンナ感ジで茶々はイレサセテ貰ウガネ)

そして、加賀からの指示を今一度、まとめなおした。

『今回の騒動の一部始終(加賀の極めて個人的な内容も含めて)を、
 三人称であること以外は特に規制のない文章形態で、ロンドン到着までに纏めよ』


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