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【オリスタ】FullBlackHabit 【SS】

205FBH:2016/05/17(火) 23:24:51 ID:MEbUcisc0
・CA380
 特に説明することもないのだが、いわゆるサタデーナイトスペシャルと呼ばれる銃の一種。見た目も作りも値段もとってもチープ。まあスタンガンや催涙スプレーのような安手の護身アイテムだと思えば大体あっている。違いといえば、殺傷力がある、という点だけ。マーシィの言う通り、装弾数が少ないのでテロには向かない。テロとは恐怖(テラー)を撒き散らすものであるからして、もっと連射できるものとか、爆発するもの、ヴィジュアル的に痛みを伴うものがいいのだ。

・サバイバリスト
 英語だとプレッパー(prepper)と呼ぶこともあるけれど、意味はあまり変わらない。生存第一主義、ということ。
 テロ、事故、災害、金融崩壊、戦争……日常を破壊する事象は数多くあるが、それに備える人はあまりいない。というのも、そうしたトラブルは「極低確率でしか起きない」と信じられているし、備えにもコストが掛かるからだ(雪が降ってからスタッドレスタイヤを買いに行くのと同じ理屈だね)。
 ところが、世の中には何かが起きる前の「備え」に、生活の全てを費やす人もいる。シェルター、備蓄、防災訓練、キャンプ術等など、幸福な生活を犠牲にしてまで、生き残るための「備え」を怠らない人をサバイバリストと呼ぶ。


・MEU、ベレッタ
 近年の戦争や紛争では「怪我をさせる武器」と「殺す武器」の使い分けが重要だ。
 百年の歴史を持つM1911(いわゆるコルト・ガバメント)は「殺す武器」だ。強力な制圧力と殺傷力を持つ四十五口径、初速が早くサイレンサーとの相性がよい。一方で装弾数が少なく、貫通力が低いので、装備の整った軍隊が相手だと分が悪い。
 一方でM92(ベレッタ)は「怪我をさせる武器」だ。M92は9mm弾で、殺傷力こそ低いものの、貫通力が高く、軽く、取り回しが簡単で、弾がたくさん入り、なにより安い。殺すよりも士気を削ぐことが重要だと認識されるようになった近年の戦争・紛争において、拿捕や戦傷者の量産などは、ただただヒトを殺しまくるよりもずっと効率がよかったりする(下手な虐殺だと、結果的に敵が増えたりするし)ので、NATOなどで制式採用され、ついで1985年からはアメリカでもM1911の代わりに使われるようになった。
 とはいえ、戦争・紛争における通常の戦闘行動とは目的が違う特殊部隊などには9mm弾は「弱い」とウケが悪く、改良されたM1911、MEUが使われ続けることになった。


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