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エロパロ7 総つく

1名無しさん:2011/07/23(土) 18:14:34
10 :名無しさん@ピンキー:2007/06/19(火) 21:32:18 ID:r8RnlYi0
かなり前に超SSを投稿したモノです。
今回長編にチャレンジしてみました!

新スレ記念ということで、お目汚しですが
投稿します。

・総つくです。
・ほとんど絡みはありませんが、オリキャラ有です。
・初挑戦に等しいのでへたくそです。

 それでも許す!という方以外はスルーでお願いします。

2名無しさん:2011/07/23(土) 18:15:23
11 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:35:56 ID:r8RnlYi0
「……お掛けになった電話は電波届かないか電源が入っ」

何度かけてもこのアナウンス。

「もう聞き飽きたっつーんだよ、ったく。」


クソッ
一体こんな時間までなにやってんだよ、牧野は。

京都での茶会を終えて、猛ダッシュで新幹線に乗り込み
駅からこのボロアパートに直行してきたっていうのに。

しかもあいつの好きそうな、
抹茶のわらびもちのみやげまで買い込んで…

俺ってこんなキャラだったか?

「はぁ… ったくカワイソウな俺」

ため息をつき、階段の横の壁にもたれかかってると不意に聞き覚えのある声が
聞こえてきた。

「…ん? 一人じゃないのか。誰だ、アレ。」

見間違うはずも無い牧野の姿の横には、見覚えのない野郎が1匹。
どうなってんだ、おい・・・

ふたりは仲良さそうに、なにやら盛り上がっていてなかなか俺に気付かない。
おいおい、そんな無防備な顔みせるなよ…
苛立ちが最高潮に達しようかというとき、やっと牧野が俺に気付いた。

3名無しさん:2011/07/23(土) 18:16:26
12 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:36:55 ID:r8RnlYi0
「あれ?西門さん、こんな時間にどうしたの?
 京都でお茶会あるって言ってなかった???」

「あぁ、終わって即行帰ってきたんだよ。
 それより、お前こそ何やってんの。こんな時間に、男とふたりで」

かなり棘のある言い方をしたにも関わらず、俺の苛立ちには何も気付いてないようで、
一緒にいる男が誰で(鈴木という中学の同級生らしい)駅前でばったり会ったこと、
カフェで話し込んでしまい、夜道が危ないからと送ってくれたことを楽しそうに
説明を続けている。

「で、俺がいなかったらこのまま部屋で話の続きでもするわけ?」

「えっ…」

「部屋でヤローと二人になったら何が起きるのか、
 今更わからないなんて言わないよなぁ、つくしちゃん…」

やっと俺の機嫌がどん底に悪いことに気がついた牧野は、そんなつもりじゃないと
弁解をしてるけど、そんなこと関係ない。

鈍感で人を疑わない牧野が男の下心に気が付いてるわけがないのもわかってるけど
ここは一発、牽制しとくか。

「えーっと、スズキクン?
 ここまで送り届けてくれたのは有難いんだけど、
 牧野にとっては夜道よりキミの方がよっぽど危ないんだよね。
 悪いけど、このまままっすぐ帰ってくれるかな。」

「なっ!!!」
「ちょっと西門さん、その言い方は失礼じゃっ」

 二人が同時に口を開いたところで、俺は牧野の口を唇でふさいだ。
 もがく牧野の腰を抱き、唇の隙間から舌を割り込ませ息の詰まるような
 激しいキスを見せ付けてやった。

 最初は抵抗して暴れていた牧野も、だんだんと大人しくなり
 すっぽり俺の腕の中でキスに応え始める。

 「んっ…… ふ……ぁっ」

 吐息が漏れ始めたのを合図にそっと重なり合った唇を離す。
 ふたりをつなぐ銀の糸が街灯の光に揺れる。。

 「つくしちゃん、キスだけでもう感じちゃった?
  続きは部屋でね…」

 牧野の耳元で、でも男にも聞こえるくらいの大きさで囁き腰を抱いて階段へ向かう。
 2,3段上ったところでボーゼンとしている男に一言。

 「じゃ、そーいうわけだから諦めな」

 背を向けてひらひらと手を振って追い払う仕草をし、さっさと牧野の部屋へと入った。

4名無しさん:2011/07/23(土) 18:17:21
13 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:38:20 ID:r8RnlYi0
 さて、今日は男がどんなものかってのををしっかり教えないとな……

 そんな俺の考えになんか気付いていない牧野は、
 部屋に入った途端、慌てて俺から離れ、お茶の準備をしている。

 「に、西門さん、お茶、庶民のお茶だけど、 
  あ、おみやげ、あれね!あのお店この間テレビでっ 」

 「ほんとに、動揺するとよく喋るな…」 
 
 小さなテーブルの上にお茶を置いたのを見計らって、
 俺は牧野を畳の上に押し倒した。

 「ちょ、ちょっと!西門さん??」

 慌てふためく牧野の両手首を痛くない程度の力でつかみ、頭の上で抑え込む。

 「男とふたりきりになったらどうなるか、よーくわかってるよな???
  つくしちゃん」

 さっきの男とこうなってたら… なんて俺をヒヤヒヤさせたお礼と
 言わんばかりに深く牧野の唇をうばっていく。

 「んっ……」

 始めは固く閉ざされていた唇も、ペロリと舌でなぞったり甘噛みしているうちに
 しだいに開かれていく。

 勢いがついた俺は、もっと牧野を味わいたくて…
 少しの隙間に舌をねじこみ口腔内を味わい、舌をからめとる。

 「…んっ、もう、やぁ…っ」

 激しさを増していくキスに、牧野の吐息が唇の隙間から苦しそうに零れ落ちる。
 身体の力がすっかり抜けきっているのを感じた俺は、
 このまま唇から黒髪の中に顔をうずめ、耳元で囁いてやる。

 「今夜は覚悟しろよ…」

 いつもより少し低いトーンで囁くと、牧野の身体はビクッと反応する。

5名無しさん:2011/07/23(土) 18:18:05
14 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:40:06 ID:r8RnlYi0
 声だけで感じる牧野。
 この感度の良さがなんともたまらない。

 唇と舌で首筋をたどり、鎖骨のあたりまで降りたところで所有の証を刻み付けながら
 ボタンをはずし服をはだけさせていく。
 
 白い肌がだんだんと熱を帯び桃色に染まっていくさまはなんだか色っぽい。
 
 下着をずりあげて、胸の頂を手のひらでそっとなぜていくとだんだんと硬さをまし
 ツンと上向きに反応しているのがよくわかる。

 「ん… あ、うんっ!! はぁ…」
 
 足をこすりあわせるようにもじもじと動く牧野。
 もうそろそろいいか…と押さえつけていた手をはずし両手での愛撫を始める。
 
 「あぁっ… に、西門さん… あ… ふっ…」

  「ん? どうした、牧野?」

 「きっ… きもの、着物… 皺になっちゃう…」

 …、正直気に食わない。
 こんなに感じて喘いでおきながら、まだそんな心配できるわけ?
 そんな余裕、さっさと打ち消してやらなくっちゃね。

  「あぁ、俺に脱いで欲しいんだ?つくしちゃんのエッチ♪」
 
 「いや、そんなんじゃなくって… あぁっ!」

 愛撫する手を止めることなくちょっとからかってやる。。
 どんどんと真っ赤になっていく牧野の姿がもっと俺の熱を煽るってるなんて
 全然わかってないんだろうな。

  「いいぜ、ちょっと待ってな。」

6名無しさん:2011/07/23(土) 18:19:02
15 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:41:17 ID:r8RnlYi0
 そういって一度身体を離して立ち上がり、ぼうっとしている牧野を座らせる。

 そうだな、月明かりが差し込むここらが舞台ってとこか…

 牧野のうるんだ大きな瞳がこっちを見ていることを確認して、襟元に手をかける。
 
  
 しんと静まりかえった部屋の中。
 俺が着物を落とす衣擦れの音だけが響き渡る。
 
 着物姿で女と関係を持つことも、こうして女の前で脱ぐ姿を披露することも
 未だかつてないんじゃないか…?

 本来なら男が拭くを脱ぐ姿なんて滑稽なもんだと思っていたし、まさか
 月明かりで着物を脱いでみせるなんて…

 この状況、とんでもなくレアだってわかってるんか?
 
 そんな思いで牧野を見やると、うっとりとした表情のままこっちを見て固まっている。 おいおい… かわいい反応見せてくれるじゃん。
  
   「俺のストリップ、見惚れるほどよかった?つくしちゃん」

 ニヤニヤ顔で近づいて行くと、途端に真っ赤に染まる牧野。
 いったいどれだけ真っ赤になれるんだよ、こいつは…

 「いやっ、な、なんかね。月明かりの中で西門さんがすっごくキレイで…
  ちょっとドキドキしたっていうかなんっていうか…
  男の人なのに… そんなに色っぽいなんてなんか反則…っ」

 口をもごもごと動かし言葉にならない牧野を後ろから抱きとめ耳元で囁く。

  「俺には今の牧野のカッコのがそそられるけど??」

 はだけたブラウス、白い太股が付け根まで見えるほどめくれあがったスカート。
 桃色に上気した肌に赤いくちびる… 結構そそられるんですけど。

 また真っ赤になってジタバタし始めた牧野をさらにぎゅっと抱きしめる。
  
  「つくしちゃんの心配してた着物も脱いだし、思う存分愛しあいますか♪」

7名無しさん:2011/07/23(土) 18:20:17
16 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:44:10 ID:r8RnlYi0
 反論する間なんてもう与えない。
 はだけたブラウスの間に手を滑り込ませて胸への愛撫を再開する。

 「あっ… いやぁっ…」

 熱いキスをしながら一つずつ、ゆっくりとボタンを外し邪魔な布を剥いでいく。
 後ろから乳房を揉みしだき首筋を舌でなぞる。

 「あんっ……」

 身体をビクビクと震わせて感じる牧野がかわいくてたまらない。

  「なぁ牧野、気持ちいい?」

 恥ずかしくて答えられないんだろう、ふるふると首を動かすだけで喋ろうとしない。

  「なぁ、言ってみ。気持ちいいんだろ?」
 
 耳元に吐息がかかるよう、わざと囁くように問いかける。

 「あ… んっ… 気持ちいいっ!!あぁーっ!!」

 気持ちいいって言うタイミングにあわせて乳首を摘みあげると嬌声が響く。
 
  「ほら、もっと素直になって感じろよ。ほら、足。もうちょっと開いてみ。」

 無言で足をそっと開く牧野の姿に俺のタガがハズレそうだ。

  「ほら、もっと。これじゃ触れないだろ…」

 「いやっ、そんなの… 」

  「いいから、ほら…… 最高に感じさせてやるから。」

 そう言って内股をじわじわと焦らすようになでではやめを繰り返す。

 「もうっ、西門さんのいじわる…っ」
 
 フイっと顔を俺と反対に向けるもそっと、少しずつ牧野の足が開いていく。
 
  「素直じゃないな、ったく。」

8名無しさん:2011/07/23(土) 18:21:28
17 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:45:54 ID:r8RnlYi0
 膝を抱えM字に開くと、期待に濡れそぼる秘所へと指を伸ばした。
 
 くちゅ……

 滴る程濡れたそこからは、俺が指を動かす度水音が漏れる。

  「ほら、こんなに濡れてる…」

 「いやぁっ…… あ、あぁっ! うん……っ」
 
 割れ目をを上下になぞるだけで溢れる雫は俺の指を伝い流れ落ちていく。
 硬くとがった蕾にはわざと触れないように、そっと指を往復させる。

 「あ… 西門さん… あん…
              ああっ……や…あっ……」
 
 泉の中に指を進入させると、そこは熱く誘い込むようにうごめいているのがわかる。

 「あっ!……あ…」

  「ここがいいんだろ?」

 牧野の中のざらざらとした弱い部分を指の腹でこすってやるとさらに雫が溢れてくる。 身体を震わせながら快感に絶える牧野。

 指を出し入れしながら時々蕾を擦りあげてはまた出し入れを繰り返す。
 そうしているうちにだんだんと泉の中がひくついてきているのがわかった。

 俺はたまらなくなって、牧野を横にし泉に顔を埋め割れ目を舐めあげた。

 「やあっ……あ……、あ…あんっ……」

  「いやじゃないだろ、ほら。こんなに溢れてくる。」
 
 くちゅくちゅと音をたてながら指を泉に出入りさせ、舌先で蕾をつつく。
 
 「ああぁっ…… あっ…」

 舌を蕾にはわせ唇で挟み込み、ちゅるちゅると蜜と一緒に吸い上げる。

 「ああっ…… もう、だめ…… イ……イッちゃう……っ」

  「イけよ。ほら……」

 最後の仕上げとばかりにGスポットをこすりながら蕾をきゅっと唇でついばんだ瞬間。

 「あ……ダメ!ああっイク、イク!イッちゃうっ!あぁっ……!」

 ビクッと身体を震わせたかと思うと牧野は達していた。
 はぁはぁ…と肩で息をつく牧野に覆いかぶさり、俺の熱い分身を泉へとあてがう。

9名無しさん:2011/07/23(土) 18:22:37
18 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:47:06 ID:r8RnlYi0
 「え…やだっまだ無理っ!や……あぁっ……!」

 ぐっと腰を沈めると熱いうねりが俺を迎えてくれた。

  「俺ももう、限界なんだわ。いい……だろ?」

 そう言って腰を静かに動かし始めてみると、いつもより締まっていてヤバイ。

 「あ……、あ…あんっ……んっ…」
 
 動きに合わせて牧野の腰が動く。

  「いいぜ、牧野……」
 
 くちゅっぐちゅっ… 二人の動きで水音がさらに大きくなる。

 「いやっあぁ、あ……ん……っ」
  
  「イイか…?もっと声聞かせろよ…」

 「ああッあ…イイッ……いいのっ……」

 腰を掴み、さらに深く楔を打ち込むあと牧野が腕を背中へとぎゅっと回してきた。
 
  そろそろ限界なんだな…

 ピッチをあげ、牧野の弱い部分を狙ってこすり上げるように突きあげながら
 蕾をそっとなであげる。

 俺はまた黒髪の中に顔を埋め、耳元で囁く。
  
  「ほら、もうイっていいぜ…」

 「あっ、き……気持ちいいっ……あ!またッ……ああっ!!」
 
 「だめ、あっ! だめ、またいっちゃう…… あ、ああっ、だめぇっ!!!」

 ビクビクッと達する牧野の姿に満足しながら、俺も精を放った。


 
 窓から差し込む月明かりの中、飛ばした意識が戻らない牧野を腕枕して髪を愛でる。
 
  「この俺がこんな気持ちになるなんて、ヤキがまわったな…」

10名無しさん:2011/07/23(土) 18:24:07
19 :総つく(10の続き):2007/06/19(火) 21:48:10 ID:r8RnlYi0
 それから、牧野の目が覚めるまで抱きしめたまま寝顔を見つめていた。
 ぱちっと開いた大きな瞳は、至近距離にある俺の顔に驚いてさらに大きくなった。

 「に、西門さんっ!!顔近すぎっ!!!」

  「至近距離にも耐えられる顔だと思うけど??」

 「自分で言って許されるなんて、なんかむかつく…」
 
 なんていつものふざけあう会話をしていると牧野は自分の格好に気が付いたのか
 また真っ赤になってシーツを身体にまきつける。

 「ちょっ!やだっ!! ちょっと服着るからあっちむいてて!!」

  「ヘェ〜、まだ俺のハダカが見足りないんだ?エッチだな、つくしちゃん」

 牧野がシーツを自分の身体に巻きつけたせいで、俺が一糸纏わぬ姿になっていると気が ついて真っ赤になりながらキャーキャー叫ぶ牧野をもう一度押し倒す。

  「つくしちゃん、これで男とふたりきりになったらどうなるかよぉくわかった?」

 超至近距離に顔を近づけて囁くと、小さな声が聞こえた。

 「……十分すぎるほどわかったわよ。」

  「よろしい… ではこの後どうなるかもわかるよな、つくしちゃん♪」

 「でも、ほら、あ、あたしおみやげのわらびもち食べたいんだけど…
  ほら、さっき入れたお茶も冷めちゃったし……
  西門さん、ほら、ねぇ、着替えようよ……」

 
 往生際の悪い牧野のうるさい口を唇で塞いであげよう。
 
  「もっとちゃんとわかるまで、とりあえず俺に大人しく食われなさい。」

 「んーーっ!!」

 声にならない声が喘ぎ声に変わるまであと数秒。
 もう一回、おいしくいただくとするかな♪

11名無しさん:2011/07/23(土) 18:25:19
21 :10の番外編:2007/06/19(火) 21:51:53 ID:r8RnlYi0
(番外編)

翌日、カフェテリアで類とあきらとで緊急会議を開いた。

もちろん、内容は牧野を狙うスズキとかいうヤローのこと。
俺たちF4以外が牧野を狙っているなんてもってのほかだ。
ましてや抱くなんて、ありえねー。

俺たちとはレベルが格段に下だとはいえ、そこそこの男だったし。
しかも、相手があの鈍感牧野じゃ、何かあった時に手遅れになりかねない。

この意見で3人一致!
牧野をスズキとかいう奴から守るべく、俺たちで囲ってやろう!

 「とりあえず、今夜は俺が牧野をバイト先まで迎えに行くよ。
  今夜は晴れそうだし、月でも見ながら散歩しようかな…」

 「毎日迎えってのは牧野も勘ぐるかもしれねぇし。
  明日は俺んちの東屋に集まってパーッと騒ぐか!!」

 「あきら、いいなその考え!
  あいつ変なところで鋭いからな〜」

 「でも明後日は俺が迎えに行くぜ。
  忘れ物を届けにきたってことにして送り届ける。」

こうして俺たちは、牧野を守る…という口実の独り占めできる日を
当番制にして決めた。

-----
ってことで、次は類バージョン?!
頑張りたいと思います。

12名無しさん:2011/07/23(土) 18:57:06
85 :名無しさん@ピンキー:2007/06/30(土) 18:55:39 ID:eSyIS60X
10-20の総つく作者です。

マッパで着物を畳ませては百戦錬磨の色男が哀れかと思い、
つくしVer.を無理やり考えてみました。

・10-20総つくのつくしVer.です
・前回同様ヘタ文です

読んでやってもいいという心の広い方以外はスルーでお願いします。

13名無しさん:2011/07/23(土) 19:00:14
86 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 18:59:56 ID:eSyIS60X
(10-20 つくしVer.)

同級生との久々の再会。
カフェで話がはずんでついつい遅くなってしまった帰り道。

「夜道は危ない」と送ってくれる男友達にすっかり気を許してたあたしは、
話に盛り上がって隣を歩く鈴木くんの肩をバシバシたたいて盛り上がっていた。

そう、おんぼろアパートの近くに佇む着物姿の人物に気付くまでは……


「うっそ、牧野って一人暮らししてんの?」

 「おんぼろアパートだけど、住めば都ってね〜 
  うち、もうすぐなんだけどほんとにビックリするよ、昭和ってかんじで!!」

こんな会話をしながら、街灯の少ない道を送ってもらっていた。

ブンブンとかばんを振りながら一人暮らしを語るあたしは、
冷たい瞳が遠くからこちらの様子を伺っているなんて気づきもしなかった。

「なぁ、こんな時間に着物の男がいる!珍しいよな〜」

 「あ……っ!」

そこには、「今日は京都で茶会があるから」と言っていた西門さんの姿があった。
なんでこんな時間に?どうして着物姿でいるの???

「あれ?牧野の知り合い??」

 「うん。高校の先輩。」

鈴木くんの問いかけに適当な返事をしながら視線を西門さんにむける。
なんでいるの?って聞いてもいいのかな…

14名無しさん:2011/07/23(土) 19:01:05
87 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:00:51 ID:eSyIS60X
やばい、早く話しかけなきゃ!

「あれ?西門さん、こんな時間にどうしたの?
 京都でお茶会あるって言ってなかった???」

 「あぁ、終わって即行帰ってきたんだよ。
  …それより、お前こそ何やってんの。こんな時間に、男とふたりで」

西門さんらしくない言い回しだな…なんて思いつつも今までの経緯を説明する。

「駅前で久々に会っちゃって、ちょっと話こんでたら遅くなちゃった。
 同窓会以来だし、なんか久しぶりに中学時代に戻った気分!」

あーでもない、こーでもないって帰り道に話てた内容まで話そうとしていると
冷たい西門さんの声がつきささる。

 「で、俺がいなかったらこのまま部屋で話の続きでもするわけ?」

いつものからかうようなトーンじゃない。
なんか冷えきっていて、まるで金縛りにあったみたいにあたしは言葉を失った。

「えっ…」

 「部屋でヤローと二人になったら何が起きるのか、
  今更わからないなんて言わないよなぁ、つくしちゃん…」

あたしをからかう時みたいに「つくしちゃん」って呼ぶ西門さんの表情。
笑ってるんだけど、目が笑ってないんですけど……

この時、やっと西門さんが怒っているのがわかっただなんて……
なんて鈍感なんだろう、あたし。


でも、鈴木くんだってそんなつもりないだろうし、あたしだってそんな気ない。
鈴木くんとはお笑いコンビみたいな仲だったし、
あたしのことなんて「女」って思ってないって!!!

あたしが弁解している間、
西門さんはあたしの横に立ち尽くしていた鈴木くんをじっと見ていた。

観察するかのようにしていたかと思うと、急ににっこりと余裕の笑みを浮かべた西門さん。
笑顔だけど、冷たい視線…
後ろに青い炎でも見えそうなのはあたしだけ?

15名無しさん:2011/07/23(土) 19:02:15
88 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:03:17 ID:eSyIS60X
 「えーっと、スズキクン?
  ここまで送り届けてくれたのは有難いんだけど、
  牧野にとっては夜道よりキミの方がよっぽど危ないんだよね。
  悪いけど、このまままっすぐ帰ってくれるかな。」

  「なっ!!!」

今までずっと黙って様子を伺っていた鈴木くんも黙ってはいない。
それにあたしだって!

「ちょっと西門さん、その言い方は失礼じゃっ」

西門さんと鈴木くんの距離がつまらないよう、一歩前に出たあたしを待ち構えていたのは見惚れるほどキレイな顔のドアップだった。

スローモーションのように近づく顔。
一瞬何が起きたのかわからなかったけど、あ、あたし…キスされてる?!

こんな人前でキスなんてとんでもない!!!
掴まれた右手首を離そうともがいてみたけど、ぐっと腰を抱かれて身動きが取れなくなってしまった。

早く離してよっ…もうっ!!

しかも、開いたままだった唇の隙間から、西門さんの舌があたしの中へ侵入してきた。
やだっ、信じらんないっ!こんなとこでこんなキス!!!

頭の中では「このままされるがままじゃだめ!」って警報が鳴り響いているのに、
少しの理性も役に立たなくなるくらい感じ始めてるあたし。

 やっぱり西門さんってキスがうまいなぁ……

そうすることが当たり前の様に、あたしの舌にからんでくる西門さんのそれは
なんとも甘美な味がして…
知らず知らずのうちに、あたしの口からは甘い息が漏れ始めていた。

「んっ…… ふ……ぁっ」

それを合図にしたように、唇がゆっくりと離れていく。
ふたりをつなぐ銀の糸が街灯の明かりに揺れてきらきらと光を反射させる。

もっとしていたい………
こんな状況でのキスなのに、離れていく唇が寂しい…

こんなのあたしらしくない…って思うのに、
感じてしまって、足に力の入らないあたしは西門さんにされるがままだ。
  
 「つくしちゃん、キスだけでもう感じちゃった?
  続きは部屋でね…」

ペロリと耳を舐めて囁く顔が獲物を捕らえた悪魔に見える…
罠に落ちたあたしは、これからおいしく食べられちゃうんだろうか……

腰を抱かれたまま階段を上る西門さんがなにか鈴木くんに言っていたけど、
「キスの続き」を期待して濡れちゃったなんてバレないようにすることだけが
精一杯のあたしは、もう鈴木くんのことなんて頭の中から消えていた。

16名無しさん:2011/07/23(土) 19:03:47
89 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:04:35 ID:eSyIS60X
「……」
 「……」

な、なんか気まずい…

こんな雰囲気の中で隣に座るなんて到底できないしと慌てて駆け込んだ台所で、
お茶を入れながらこれからどうするかを必死に考えた。

 いつもの西門さんらしくないけど、
 何もとって食おうなんて雰囲気じゃないし、
 今日はこのまま大丈夫よ、きっと!!!

覚悟を決めて、小さなお盆を手にテーブルへと向かう。

 コトッ…

湯のみを置く音が妙に響く。
やだな、この緊張感……

 コトッ…

「えっ?!」

二つ目の湯飲みをテーブルに置いたその手を急に捕まれて驚いていた瞬間、
視界には天井?背中には畳の感触???

「ちょ、ちょっと!西門さん??」

何が起きたのかわからないうちに、しっかりと組み敷かれてしまったみたい。
どーいうことっ??

 「男とふたりきりになったらどうなるか、よーくわかってるよな???
  つくしちゃん」

そう言いながら、あたしの手首を頭の上にひとまとめにして押さえつける西門さん。
その顔は、からかっている表情なんかじゃなく、すっごく真面目な顔。

ゆらめく瞳でまっすぐに射抜かれたあたしはピクリとも動くことができなかった。

でも… 、 あれ…? 
掴まれた手首は熱い手のひらでしっかりと畳に縫いとめられているのに痛くない。
こんな体勢で「怖い」と感じないのは、そんなに西門さんの優しさを感じてるからだなんて。。

さっきのキスであたしはおかしくなっているのかもしれない。



静かに、そっと降りてくる唇から、西門さんの想いが流れこんでる気がした。

あぁ、怒ってたんじゃなくて心配してくれてた?
ごめんね、西門さん。。。

17名無しさん:2011/07/23(土) 19:04:40
90 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:05:57 ID:eSyIS60X
ちゅっ、ちゅ…とついばむようなキスが続いていたかと思うと、
今度は固く閉ざしている入り口を溶かそうと、西門さんの舌が唇をなぞる。

ざらりとした舌のが、滑らかな唇が、あたしの中から溶かし始める。
ぞくぞくするほどきもちイイ…
 
もっとそうして欲しくて、きゅっと閉ざす力をこめると今度は下唇を甘噛みされた。

「んっ……」

あたしの唇なんて、この人にかかればいつでも簡単に開く扉に違いない。
いくら抵抗しようと、生き物のように動く舌でノックされるともう、降参……

力が抜け、開いていく隙間から、とうとう熱い舌がねじこまれた。

口腔内を余すとこなく舐めとったかと思うと、こんどはあたしのそれに絡めてくる。
流れ込む唾液までもが甘い甘い媚薬のよう……


「…んっ、もう、やぁ…っ」


火がついた身体はもう止まらない。
全身から抵抗する力は抜け、ただただ与えられる快感に応えるのに必死だった。
自分でも泉があふれてくるのがわかる。もう限界……

そんなあたしの様子を悟った西門さんは唇をはなし、耳元に囁いてくる。

  「今夜は覚悟しろよ…」

いつもより少し低い、艶のある声。
それだけであたしの身体はビクンと反応してしまう。

耳たぶを唇にはさまれ「ちゅっ」と吸われたかと思うと
首筋に移り舌先でなぞるように鎖骨までおりてきた。

ちくっ…

所有の証をつけられた微かな痛みさえ、今のあたしには快感となる。

いつの間にか、ブラウスの前は開き下着もずりあげられていて、
露になった胸を手のひらで撫でるように揉まれていた。


「ん… あ… ふぁっ… はぁ…」


だんだんと胸の頂がツンととがってきたのが自分でもわかった。
やだ… 恥ずかしい…

でも… もっと触れて欲しい…

恥ずかしくて自分からはそんなこと絶対言えないけど、
じれったいような快感に耐え切れなくて足がもじもじしてきちゃう…

18名無しさん:2011/07/23(土) 19:05:27
91 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:07:14 ID:eSyIS60X
そんなあたしの動きに気付いたんだろう。
西門さんは、あたしの手を離し、空いた手のひらで背中や腰をさまよい始めた。

その動きがなんだかもどかしくて…
イヤイヤと首を振りながらチラリと盗み見た表情は、いつものポーカーフェイス。
襟元を少し緩めた着物を崩すことなく纏い、涼しい顔をしてあたしを乱していく。

なんかむかつく…

自分だけが快感の波に追いやられそうになっていることが悔しくて
かわいくないことを口走ってみる。


「きっ… きもの、着物… 皺になっちゃう…」


そんなあたしの言葉に眉をひそめる西門さん。
一瞬面白くなさそうな顔をしたのに、すぐにからかうような笑顔に変わった。

え…?な、何???


 「あぁ、俺に脱いで欲しいんだ?つくしちゃんのエッチ♪」


きゃーっ!
言うんじゃなかった!!


ニヤリと不敵に微笑む西門さん。


「いや、そうじゃなくって… あぁっ!


反論しようとしたのに、ツンととがった頂を急に指ではさまれて声にならない。


 「いいぜ、ちょっと待ってな。」


そう言って、甘い痺れを頂に残し、すっと立ち上がるとあたしの上体を起こして座らせる。

これから何が始まるの……??



窓から差し込む月明かりの中、ぼぅっと浮かぶ着物姿の西門さん。
なんだかすごく幻想的で、キレイだった。

ちらっとあたしの方を見た西門さんが、襟元をゆるめながら「ふっ」と小さく笑う。

あまり見ることのない西門さんの着物姿。
普段、洋服のことが多いから見慣れていないせいかもしれないけど、
こんなに色香の漂う男の人って初めてみるかも…

19名無しさん:2011/07/23(土) 19:06:36
92 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:08:05 ID:eSyIS60X
シュルシュルと音をたてながら帯を解く綺麗な指。
ゆっくりと肩を滑り、足元へ静かな音をたてて落ちる着物。


月明かりのせいだろうか…
優雅な所作で着物を脱いでいく西門さんは、男の人とは思えないほど美しかった。

他のことなんか何も考えられない……

とにかく、目の前の光景から目が離せないでいた。


 「俺のストリップ、見惚れるほどよかった?つくしちゃん」

上半身を大きくはだけさせた長襦袢を纏った西門さんがニヤニヤしながら
目の前に立って声を掛けるまで、まるで夢をみているようだった。

「図星です」なんて言えない代わりに、カーッと顔に血がのぼっていく。
あたし、絶対真っ赤になってる!!

それにしても、男の人なのにこんなに色っぽくてきれいだなんて、
女としての地位が揺らぐわ…

 「いやっ、な、なんかね。月明かりの中で西門さんがすっごくキレイで…
  ちょっとドキドキしたっていうかなんっていうか…
  男の人なのに… そんなに色っぽいなんてなんか反則…っ」

ついつい早口になってしまうあたしの後ろに西門さんが座り、足の間に抱き寄せられた。

  「俺には牧野のカッコのがそそられるけど??」

えっ……?なんですと???

この言葉で我に返ったあたしは、改めて自分の格好をみて驚いた。
はだけたブラウス、太股が付け根まで見えるほどめくれあがったスカート…

やだっ…!!!

慌てて服の乱れを直そうとジタバタするあたしにトドメがさされる。


  「つくしちゃんの心配してた着物も脱いだし、思う存分愛しあいますか♪」


もう逃げられない…

20名無しさん:2011/07/23(土) 19:07:31
93 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:09:05 ID:eSyIS60X
着物が脱ぎ落とされたままだって気が付いたけど、反論する間も与えられず
再び快感の海に引き込まれていく。

背中に西門さんの体温を感じながら、再開した愛撫に身を任せる。
這い回る熱い手のひら、熱いキス…


「あっ… いやぁっ…」


激しいキスに翻弄されているうちに、ブラウスは腕から抜き取られ
露になった胸を後ろからやわやわと揉みしだかれる。
熱い舌がねっとりと首筋を這い回り、休むことない愛撫に思わず声が漏れる。


「あんっ……」


赤く熟れた頂を手のひらが掠める度、ビクンッと身体がはずみ蜜が溢れだす。


  「なぁ牧野、気持ちいい?」


そんなイジワルな問いかけに、あたしは何も答えられない…
声を出す代わりにふるふると首を振ると今度はあたしが弱い耳元で
囁くように聞いてくる。


  「なぁ、言ってみ。気持ちいいんだろ?」


絶対いつものニヤニヤ顔であたしをからかっていると思っていたのに、
優しく微笑みながらあたしをみつめる瞳の奥がさみしげに揺らめいている。

からかわれるのが嫌で、「気持ちいい」なんて絶対言えない!と思っていたのに、
そんな顔で見つめられるとあたしの意固地な気持ちはすーっとどこかへ溶けていった。


 「あ… んっ… 気持ちいいっ!!あぁーっ!!」


「気持ちいい」と答えるのと同時に、素直なあたしを解放するようにきゅっと乳首を
つまみあげられ嬌声をあげてしまった…

そんなあたしを満足そうに見つめる瞳はとってもおだやか。

21名無しさん:2011/07/23(土) 19:08:41
94 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:10:10 ID:eSyIS60X
   「ほら、もっと素直になって感じろよ。
                ほら、足。もうちょっと開いてみ。」


いつもならこんなことを言われても絶対しない。
でも、凪いだ瞳に見つめられると今日は素直になってあげてもいいかもと思えてくる……

そっと… 少しだけ足を開いてみる。
そのあたしの仕草を見てなのか、背中越しに感じる西門さんの動きが一瞬止まったのを感じた。

驚いたのかな… 



   「ほら、もっと。これじゃ触れないだろ…」



珍しいほど素直なあたしに更なる要求をしてくる西門さんは、今どんなカオをしているんだろう?

でも、「もっと」って…… 


   「いいから、ほら…… 最高に感じさせてやるから。」


そう言いながらじわじわと内股をなで、付け根ギリギリのところで引き返す動きを始める。
その動きに誘われるように、少しずつ足を開くけど、さすがにもう限界。


 「もうっ、西門さんのいじわる…っ」


恥ずかしくなって顔を背けると、急に膝を抱えられ大きく足を開かれた。


   「素直じゃないな、ったく。」


やだっ……
M字に大きく開かれた足の間に指が伸びてくるのが見える。


 くちゅ……


予想通り、泉から大きな水音が響く。
まだ触れられていないのに… 信じられないくらい濡れているのがわかる。

22名無しさん:2011/07/23(土) 19:09:44
95 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:11:03 ID:eSyIS60X

   「ほら、こんなに濡れてる…」


西門さんの指が動く度にくちゅくちゅと溢れる泉。


 「いやぁっ…… あ、あぁっ! うん……っ」


ゆっくりと上下に割れ目を動く指を伝い流れ落ちるほどの雫。
触れて欲しい蕾には近づいてもすぐに離れていってしまう。
 

 「あ… 西門さん… あん…
              ああっ……や…あっ……」


もっと快感を得ようと指の動きに集中していると、
とろとろにあふれる蜜に誘われるように泉へと西門さんの指がすべりこんでくる。

 「あっ! …… あっ… 」


   「ここがいいんだろ?」

あたしの中の弱いところを的確に捉える器用な指先。
どんどん溢れる泉から響く水音が大きなものにかわっていく。

出し入れされる指は、時々蕾を擦り上げてはまた泉へと戻る。
繰り返される愛撫に頭が真っ白になりそう…
もう限界…


意識を手放しそうになったところで、ぐらりと視界が揺れたかと思うと
急に畳に寝かされた。

えっ…??

突然のことで驚いている間に、西門さんが泉に顔を埋めようとしている。
ちょっっと、やだっ!!

シャワーも入っていないのに、そんなとこっ!!!

頭を離そうと、さらりとした髪に指をからめたとたん、ペロリ!
泉を舐め上げられ思わず声が漏れる。


 「やあっ…… あ……
             あ… あんっ……」


  「いやじゃないだろ、ほら。こんなに溢れてくる。」

23名無しさん:2011/07/23(土) 19:11:49
96 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:11:57 ID:eSyIS60X
西門さんが言う通り、動く指にあわせてくちゅくちゅと音を立てる泉。
舌先で蕾をつつかれ、唇で挟み込まれながらちゅるっと蜜を吸い上げられると
たまらない快感が全身を駆け巡る。


 
 「ああぁっ…… あっ…」


 「ああっ…… もう、だめ…… イ……イッちゃう……っ」


ビクビクと波打つ身体。
与えられる刺激に頭が真っ白になる。

もうだめっ!!!


  「イけよ。ほら……」

西門さんがあたしを高みへと追いやる為、指のスピードを上げる。


 「あ……ダメ!
          ああっイク、イク!イッちゃうっ!あぁっ……!」


最後の仕上げとばかりにGスポットをこすりながら蕾をきゅっと唇でついばまれた瞬間、絶叫しながらあたしはイッてしまった。


飛ばした意識がゆっくりと戻ってくる… もっと余韻に浸っていたいのに
西門さんは熱くたぎる自身を泉へあてがい、ゆっくりと中へと沈めてきた。


 「え… やだっ まだ無理っ!
                や……あぁっ……!」


イッたばかりのあたしには、少しの刺激も大きな快感のうねりに感じる。
すぐにでもまたイッてしまいそう…

まだ息も整わないのに… ちょっと恨めしそうな顔で西門さんを見つめると、
いつも余裕たっぷりの彼らしくないセリフ。


  「俺ももう、限界なんだわ。 いい……だろ?」

24名無しさん:2011/07/23(土) 19:12:58
97 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:12:41 ID:eSyIS60X
腰を静かに動かしながら、あたしの髪に顔を埋め囁かれた言葉には
とてもじゃないけど逆らえそうにもない。


 「あ……、あ…あんっ……んっ…」
 

西門さんの動きにあわせて自然と腰が揺れる。


  「いいぜ、牧野……」


艶かしい囁きにさらに蜜が溢れてくるのを感じる。
あたしがこんなにも感じていること、西門さんにも伝わっているんだろうか…

 
 くちゅっぐちゅっ…
 

 「いやっあぁ、あ…… ん……っ」

  
  「イイか…? もっと声聞かせろよ…」


 「ああッあ… イイッ…… いいのっ……」


揺れる腰を掴まれ、さらに深く埋め込もうと動きが激しくなっていく。
その動きに耐えられなくなってきて、背中へと腕をまわしぎゅっと抱きしめて
合図を送る。

あたし、もうイキそう……


合図を感じてくれた西門さんは、さらにピッチを上げて感じる箇所をピンポイントで
こすり付けるように突き上げながら、指で蕾をなであげる。
惜しみなく与えられる快感に、もうどうにかなってしまいそう。

  
  「ほら、もうイっていいぜ…」


 「あっ、き……気持ちいいっ……あ!またッ……ああっ!!

    だめ、あっ! だめ、またいっちゃう…… あ、ああっ、だめぇっ!!!」


 「くっ……」


あたしがまた意識を手放すなか、西門さんの小さなうめき声と同時に
お腹に熱い迸りが放たれたのを感じた……

25名無しさん:2011/07/23(土) 19:14:02
98 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:13:38 ID:eSyIS60X
2回も連続してイッたあたしは、しばらく夢の中。

さらさらと、誰かが髪をなぜてくれている。
すごく心地いい…

幸せな気分でそっと目を開けると、そこにはあたしを見つめるキレイな顔が!


 「に、西門さんっ!!顔近すぎっ!!!」

  「至近距離にも耐えられる顔だと思うけど??」

 「自分で言って許されるなんて、なんかむかつく…」


恥ずかしくておどけてみたけど、ほんとはあたしを見つめる優しい瞳にドキドキしてた。それに確かにキレイなお顔…… って何考えてんのよ、あたし。


 って、なんで視線が下の方…???


西門さんの視線をたどると、そこにはさっきのキスマーク、そして…

 「ぎゃっ!」

 「ちょっ!やだっ!! ちょっと服着るからあっちむいてて!!」

自分が全裸なことに驚いて、シーツをひっぱってぐるぐると巻きつけ背を向ける。



  「ヘェ〜、まだ俺のハダカが見足りないんだ?エッチだな、つくしちゃんは」


声を掛けられて振り返るとあられもない姿の西門さんが!!!!

キャーッ!!!!
ちょっと何か着てよ!!隠してよ!!

26名無しさん:2011/07/23(土) 19:15:04
99 :10-20つくしVer.:2007/06/30(土) 19:17:03 ID:eSyIS60X
あたしのシーツを取るわけにもいかず、掛けるものを探してあたふたしていると
伸びてきた腕に掴まり、また押し倒されちゃった…
学習能力がないって??


  「つくしちゃん、これで男とふたりきりになったらどうなるか、よぉくわかった?


ニヤニヤと勝ち誇った顔を近づけて囁く西門さん。
わかったけど、この体勢はいったいなんでしょう??


 「……十分すぎるほどわかったわよ。」


素直に降伏を認めたあたしを待っていたのは、更なる悪魔の罠・・
満足そうに微笑む笑顔は、さっきも見たような顔……?


  「よろしい… ではこの後どうなるかもわかるよな、つくしちゃん♪」


 「でも、ほら、あ、あたしおみやげのわらびもち食べたいんだけど…
  ほら、さっき入れたお茶も冷めちゃったし……
  西門さん、ほら、ねぇ、着替えようよ……」

 
最後まで粘ってみたけど、やっぱりダメか…
 

  「もっとちゃんとわかるまで、とりあえず俺に大人しく食われなさい。」


 「んーーっ!!」


キスで口を塞がれてしまっては、もう罠から逃げられない。

27名無しさん:2011/07/23(土) 19:16:03
100 :10-20つくしVer. その後:2007/06/30(土) 19:18:03 ID:eSyIS60X
…あれから何度か身体重ねた後、そのまま眠ってしまい窓からは明るい日差しが
差し込んでいる。

「ほらー、やっぱり!着物シワになっちゃってるよ!!」

昨夜の月明かりの中で脱ぎ落とされた着物。
あたしではどうすることもできなくて、まだ寝そべっている西門さんに持っていく。

  「あぁ、いーんだよ、それは。
         茶会で着たらまたしばらく同じの着ねーし。」


「ふぅーん、やっぱりお金持ちは違うんだ。
            でも、これ着なきゃ帰れないじゃん!!」


  「そこのさ、土産が入っている袋の隣の荷物とって。」


「これ??」

全然気が付かなかったけど、あたしへのお土産が入ったお店の袋の横には西門さんの荷物があった。

  「あっちで着替えて帰ろうと思って持っていってたんだよな、これ。」

中からは普通に着替えが一式入っていて、ご丁寧に靴までそろっている。


「着替え持っていたなら着替えて帰ってくればよかったのに。」


  「おい… 早く帰ってきてくれて嬉しいとかねーの?可愛くねぇな…
   ま、散々待たされたけどあそこで俺がいなかったらどうなったかね、つくしちゃん」

「え…? ハ、ははは… 」

昨夜の出来事を思い出して急に恥ずかしくなる。。
でもこのペースじゃ、また罠に落ちちゃう!!!


「あ、あのっ… あたしお茶いれてくるね!!!」

慌ててお茶をいれに台所へと小走りに逃げ出す。
危ない危ない… これ以上は身体がもたないっ


 
お茶を入れて戻ると身なりを整えた西門さんがお土産をだしてくれていた。
テレビで見た有名店の抹茶わらびもち!
数量限定ですぐに売り切れちゃうって言ってたっけ…

食べてみたいと言ったあたしの言葉を覚えてくれていたことに喜びをかみしめて
二人で過ごすのんびりとした時間。

この数時間後に「あたしを守る」というF3の会議が開かれるだなんて
考えもしていなかった…

28名無しさん:2011/07/28(木) 17:06:56
_

29名無しさん:2011/07/28(木) 17:11:45
総二郎が色っぽい。

30yuri:2011/08/29(月) 15:16:53
>>楽に稼げるアルバイトの件。情報載せておきます(*・ω・)。 ttp://tinyurl.k2i.me/Xxso

31yuri:2011/09/05(月) 15:11:33
不景気だと騒がれていますが・・・(・_・)。 ttp://tinyurl.k2i.me/GoeA

32桜木可馨:2025/05/18(日) 17:48:58
昼間は真面目に働いて、
夜はこっそり私に甘えに来ない?
何も聞かないし、ただそっと癒してあげるだけ。
恋人以上に優しくて、ちょっとエッチな夜を一緒に過ごそう♡
東京にいるなら…あなたのこと、ずっと待ってるよ。

📱 Gleezy ID:jp8888
📲 Telegram:@yy9882

33夢姬物語gleezy ID japan77:2025/06/16(月) 17:24:43
東京極密指名制デリバリー ー 夢姫物語
夜が深まるたび、欲望は目を覚ます。これは、誰にも知られない“本番可能”な逢瀬。夢姫物語は、東京23区全域でスピーディーにご案内。選ぶのはあなた、癒しと刺激の女神たち。
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