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EP6 SFシリーズ

1名無しさん:2011/07/19(火) 03:31:45
271 :SF:2007/03/17(土) 02:41:09 ID:zwL+Fkid
やっと書けたーっっ。・゚・(ノ∀`)・゚・。

21もあるアホみたいな長文になってしまいました。
スレの無駄使いでごめんなさい。

途中で止まったらエラーかなんかだと思ってやって下さい。


・5Pです。
・最後はちょっと類よりです。
・中だしありです。
・潮吹きありです。

嫌な人は余裕でスルーをお願いします。

2名無しさん:2011/07/19(火) 03:32:31
272 :SF:2007/03/17(土) 02:42:52 ID:zwL+Fkid
――パシャッ!

「ほ…本当にナイター行ったと思ったんです。」
「嘘つけ。 零下15度だぞ。
もう出てって一時間になる。
道に迷ってたら――― あいつ死ぬぞ。」
「つくし…、ヒック…」


浅井達に騙されたとも知らずにあたしは吹雪の中立ちすくんでいた。
足は痛い位にかじかんでいて指先の感覚はない。
それでも足を止める訳にはいかない、絶対に。

優紀…お願い無事でいて…。


「ふざけた真似しやがって!!
探しに行ってくるっ!」 「司、待てよ。 一人で行ってもし二人とも遭難したらどうすんだよ!?
俺も行く。モービルあんだろ?」
「総二朗…。 すまねぇな。」

「俺も行くよ。 牧野が大変な目にあってるのに待ってられないからね。」
「俺も。司一人だと心配だからな。」

「つくしを…お願いします…。」
「心配しなくても大丈夫だよ、優紀ちゃん。
俺ら四人が捜すんだ。絶対見つかるよ。」

ドアを開けると体に突き刺さるような雪が四人を包んだ。

3名無しさん:2011/07/19(火) 03:33:17
273 :SF:2007/03/17(土) 02:43:39 ID:zwL+Fkid
“…あたし…このまま…死んじゃうのかなぁ…”

体から寒さの感覚が消えていく…。
真綿の上にいるような朦朧とした意識のまま目を閉じかけた時、
幻聴のようなかすかな声が聞こえた。

「――ぃ!―――っ!!」

「牧野ーっっ!! おーいっ!!!」



…あたしを呼んでる?
あの声は…道明寺だ…。

そのままあたしの意識は流れていった。



************

いいニオイ……。スープ?

「まーきーのっっ。 一回起きて着替えなよ。」

「……花沢… 類?――ここどこ?
ッ!優紀!!優紀は!?」
「あんたの友達なら無事だよ。
あんた騙されてたんだ。別荘にいるよ。」
「そっ……か…。 よかったぁぁ。」


「全っっっっ然よくねぇ。
お前俺様が見つけなかったら死んでる所だったんだぜ!」
「とりあえず着替えなよ?
ココも一応司の別荘だからなんでも揃ってるよ。」

「おぅ、まぁでもお前のサイズの洋服なんて従業員用しかねぇぞ?
まぁそれで我慢しとけ。
今、あきらがキッチンでスープ作ってくれてっから、さっさと着替えて来いよ。」

そう言いながら道明寺は花沢類を連れて部屋を出ていった。

4名無しさん:2011/07/19(火) 03:34:04
274 :SF:2007/03/17(土) 02:44:33 ID:zwL+Fkid
不本意ながら着替えを始める。
体に纏わり付くような服を脱ぐと、ベシャリと足元に落ちた。
部屋が暖まっているおかげで、手足の感覚は戻ってきていたが
濡れた服に密着していた体は冷えている。

しかたなしにメイド服に袖を通すと部屋を出た。



―ガチャッ―

「おっ!牧野、大丈夫か?一応女なんだからあんま無茶すんなよー。」
呆れ顔の西門さんや心配そうにあたしを見ている美作さんにも
心配かけてごめんなさい、と頭を下げた。

「――にしても司、牧野のこの服……お前の趣味か?」
ニヤニヤする美作さんに道明寺は真っ赤な顔で弁明をしていて、
その日常的な光景にあたしはなぜかホッと安心した。

あのまま死んじゃうのかと思った。
あの時、F4が助けにきてくれて本当によかった…。

5名無しさん:2011/07/19(火) 03:34:50
275 :SF:2007/03/17(土) 02:45:24 ID:zwL+Fkid
幸い別荘には電気も電話も通っていたし、いつ誰が来てもいいように
あつらえていたおかげで食料や飲み物も余る程あった。
優紀には別荘から連絡もして、無事を伝える事も出来た。
ただ、外はさっきよりひどい位の豪雪でまともに出られそうもない。
ここに五人で無事に着けた事が奇跡な位だ、って道明寺も言ってた。
優紀には『五人共無事な事』、『外は豪雪で帰れそうにない事』、
『天気が回復し次第帰るから心配はいらない事』等を伝えて受話器をおいた。

食料もあるし温かい部屋、なんの心配もない………ハズだった。


一日目、美作さんの作ってくれた料理を食べて話をしたりで楽しく過ごせた。
二日目、三日目も同様。

外の豪雪は止む事を忘れたように降り続け、テレビでは数年振りの寒波の伝えていた。

6名無しさん:2011/07/19(火) 03:35:37
276 :SF:2007/03/17(土) 02:46:10 ID:zwL+Fkid
*****道明寺Side*****


別荘での暮らしには何の不自由もねぇ。
料理は牧野とあきらが交代で作ってくれるし
牧野のビンボー食も悪くねぇしな。

ただ…三日目位からだな、ムラムラしたらちょっと困る。
あいつらだっているし牧野に手を出す訳にはいかない。
部屋数は多いがみんなが自然に集まっている中
俺だけ抜ける訳にもいかねぇ。

健全な男にはちっと辛くなってきたな。

「ねぇ、道明寺。なんかさ、ちょっと修学旅行みたいで楽しいね。」
なんて言われただけなのに俺はムラムラしてる。
全員でトランプとかして盛り上がっててもすげーもんもんする。

あぁああーっっ! 襲っちまいそうだぜ!

7名無しさん:2011/07/19(火) 03:36:26
277 :SF:2007/03/17(土) 02:47:08 ID:zwL+Fkid
*****類Side*****


「ごめん、花沢類。後ろのクッションとって貰ってもいいかな? ごめんね。」
俺は牧野にクッションを一つ投げると再び横になってトランプを続ける。
俺の向かいでクッションにもたれ掛かりながらトランプをしている牧野の
太ももが視界に入ってくる。

あー…… またあんなだらし無い恰好しちゃって。
俺だって男なのに牧野は鈍感だからな。
俺が頭ん中で牧野に覆いかぶさって
やらしい事してる、なんて微塵も考えないんだろうね。

俺はさりげなく俯せぎみに体を倒すと下心を隠した。




そろそろ…限界かも。

8名無しさん:2011/07/19(火) 03:37:19
278 :SF:2007/03/17(土) 02:48:10 ID:zwL+Fkid
*****西門Side*****


「あっ、西門さん! お風呂あいたよ。
いつも先に入れて貰っててごめんね。」
「あぁ、気にしないで。むさ苦しい男の入った後の風呂に
レディーを入れる訳にはいかないでしょ。
レディーファーストは俺の常識だから。」


そういうと俺は着替え片手に浴場へ向かった。
別に順番が決まっている訳じゃない。
けどみんななんとなく牧野を先に入らせてやってる。
牧野の後は順不同だな。開いてるのに気付いた奴が入る。 それだけの事だ。


少し冷えた長い廊下を歩くと浴室のドアを開けた。
シュルシュルと衣服を脱ぐと手早く体を洗い浴槽に体を沈めた。
痺れるような心地良い感覚に体を任せ暖めていく。


『さっきまで牧野が浸かっていた』

それだけの理由なのに俺の体は反応していた。
中坊のガキじゃあるまいし、恥ずべき事なんだが
数日の禁欲生活のせいだろう。
一人で処理をしようか、と考えもしたがすぐに考え直した。

ありえねぇ、この俺が一人で自分を慰めるなんてやってられっかよ。
女に不自由した事なんてない。

こんなもん風呂からあがって落ち着けば余裕で我慢できるだろ。

俺は冷静を装って風呂から上がった。

9名無しさん:2011/07/19(火) 03:38:14
279 :SF:2007/03/17(土) 02:49:06 ID:zwL+Fkid
*****美作Side*****


おいおい、牧野ってこんなに色っぽかったか?
言っちゃ悪いが俺にとってはガキ過ぎる。
もちろんいい奴だ。いい友達だとも思ってる。
ただ、牧野を性的対象で見た事なんてない。一度もな。


「美作さん、紅茶ってどこにあるか知ってる?」
「あぁ、戸棚の上の方だから俺がやるよ。 牧野の分だけでいいの?」
「ううん、皆に持って行こうかと思って…。」
「だったら俺が持っていってあげるから座ってな。」

俺は紅茶をとるために軽く背伸びをして戸棚に手をかけた。
心配そうに見つめる牧野の方を見ると胸が透けていた。

「っっ!!??」
ガシャーンッッ!!!
盛大な俺をたてて落ちた紅茶の缶を慌てて拾うが、
頭の中はまだパニクっている。

見間違いか!? ありえないよな。 ノーブラはないだろ、いくらなんでも。


いや、まてよ。 ここには従業員用の制服はあるが下着まではない。
って事は洗い替えがない?
俺らは司の為の新しい洋服や下着もあったから不自由してないが
牧野は洗濯せざるをえないんだから下着を干している間は
ノーブラでもおかしくはない……か?

っつー事は下も…?

―ゴクリ―

俺はどうにか動揺をごまかし牧野に紅茶を渡した。
俺、さすがに襲っちまうかもしんねーな。 やべー…。

10名無しさん:2011/07/19(火) 03:39:02
280 :SF:2007/03/17(土) 02:50:07 ID:zwL+Fkid
四日目、変わらない風景にいい加減飽きてきた頃
トランプにも飽きてきた。

最初は盛り上がってたけど、今はする事がないからしてるだけで
あたしもだけどF4も退屈ぎみ。


「あのよー…… 野球券しねぇ?」
「――は? 何いってんのあんたっ!?
確かにする事ないし退屈だけどそれはナイでしょっ。」

「いいねー、面白そう。」「西門さんまで!もー!」

「俺は…別にいいけど。」
「俺もいいぜ。トランプには飽きてきた所だしな。」
「……冗談…よね?」
「「「「 超 本 気   」」」」


あたしは笑顔のF4に圧倒されてしまいゲームがスタートした。

五人でじゃんけんして、1番負けた人だけが一枚脱ぐ
というルールになった。


どうか勝てますようにっっ

11名無しさん:2011/07/19(火) 03:39:50
281 :SF:2007/03/17(土) 02:51:04 ID:zwL+Fkid
まさかこんな事になるなんて…。

異様な盛り上がりを見せつつじゃんけんをすると、道明寺が最初に負けた。

「マジかよ! チックショーッッ!」
――バサッ――
勢いよく上着をぬぐとTシャツになった。


ゲームは淡々とすすみついにあたしにも負けが…。

みんなも脱いでる中あたしだけ無理、なんて言えない。
絶対言えない。

まずエプロンを外した。
よかった、エプロンがあって本当によかった。

と、思いきや連敗。
スカートにふるふると手をかける。

「……脱ぐとこ…あんま……みないで…。」
恥ずかしくて耳の先までアツクなる。
その場に立ち、サッと脱いで急いで座った。
上のカッターシャツをなるべく下に引っ張って下着を隠した。

道明寺も、花沢類も、西門さんも、美作さんも
あたしを見てる…。 食い入るような視線を感じ、
前を向いてられなくてあたしは下を向いていた。

雪が窓を激しく叩く音が響く中、部屋は静まり返っていた…。

12名無しさん:2011/07/19(火) 03:40:42
282 :SF:2007/03/17(土) 02:52:44 ID:zwL+Fkid
沈黙が痛い。


沈黙を破ったのは道明寺だった。

「――わりぃ、限界こえたわ。」
かすれたような上ずった声でそう呟いたと同時に
あたしに覆いかぶさっていた。
荒々しくキスで口を塞ぐと、体に手をはわしてきた。

「――ンンッ! …や…だっ…。」
助けを求める様に花沢類達を見ると、

―バサッ―
と上着やズボンを脱いでいる所だった。
聞こえるのはあたしの口から漏れる声と衣擦れの音だけ。

狂宴が始まってしまった。


「牧野…、俺も限界。イイ?」
花沢類があたしの足に手を這わせる。
ひんやりとした手があたしを敏感にさせていく。

「見た事ねぇ世界に連れてってやるよ。」
ニヤリと笑みを浮かべた西門さんがあたしの手の指先を口に含んだ。
クチュ…とやらしい音と共に指に舌を絡ませる。
ヌルヌルと指の間を舐められ粟立つような快感に溺れていく。

13名無しさん:2011/07/19(火) 03:41:32
283 :SF:2007/03/17(土) 02:53:43 ID:zwL+Fkid
「牧野、ごめん。俺も止めらんねぇよ。」
美作さんがあたしを座らせたかと思うと
後ろから抱え込むようにして胸に手を回す。
円を描くような丁寧な愛撫で、あたしの体はビクビクと動いてしまう。

四人があたしの体を蹂躙し、眼下に拡がる狂ったような光景に
気持ちの高ぶりを抑えられない。

ビクッ!!

誰かの指があたしの中に入っていく。
何の抵抗もなくあたしは指をくわえ込んでいき、出し入れされる指に翻弄される。
あたしの気持ちイイ所を探るように動かし、声を上げた所を
執拗にせめる。
交代にキスをされていて、誰の指か見る事もできない。

西門さんが胸にキスしたかと思うと舌で愛撫する。

14名無しさん:2011/07/19(火) 03:42:28
284 :SF:2007/03/17(土) 02:54:49 ID:zwL+Fkid
女の子の扱いを知っている西門さんはすごく上手くて、
舌で強弱をつけてあたしを攻め立てる。
その間もあたしの中にある指は激しさを増して、
掻き回すようにして大きな水音をたてた。

グチュッ、グチュッと音が断続的に響いて、四人の荒い息遣いが聞こえる。

「―あっ、あっ、だっ…めぇっ!」
体中を攻められ続けて絶頂が近付く。
視界の端に膝立ちでこちらを見る道明寺に気付いた。
手をせわしなく動かし、自身を擦り上げている。
熱っぽい目であたしを見つめながら、
シュッ シュッ と行為に没頭している。


「ねぇ… イキそうなんでしょ?
締め付けすごいよ。 キュウキュウなっちゃってんじゃん…。」
耳元で花沢類が囁きながら耳たぶに舌を這わせた。

カーッッッと血が上ったようになって………っ。

15名無しさん:2011/07/19(火) 03:43:22
285 :SF:2007/03/17(土) 02:55:59 ID:zwL+Fkid
「ンっ! ぁあアアアッッ! 」

ビクビクっ!!と体が跳ねた。
あたしの花びらは、指をくわえたままドクッッドクッッと
脈をうつように花沢類の指を締め付ける。

「あーあ…。 イッちゃったの? すげ…ビショビショ……。」
ぬらぬらと、いやらしく光る指をあたしに見せつけると
ククッと笑った。


「すげー色っぽいな。胸もピンピンに硬くなってるぜ。」
西門さんには胸を攻められて
美作さんには激しいキスをされて、あたしの体の熱は冷めそうにない。


「すげー感じてたな。 俺がビショビショの所に蓋してやるよ。」

道明寺が嫉妬に満ちた顔であたしの中に自身をねじ込む。
イッたばかりなのに大きい道明寺自身がねじ込まれ、
快感から鳥肌がたつ。

「――アぁ… 。 …ハァッ、 ハァッ …。」
キツさからか道明寺からは時折喘ぐような声が漏れ、
腰を激しく打ち付けられる。

16名無しさん:2011/07/19(火) 03:44:15
286 :SF:2007/03/17(土) 02:56:52 ID:zwL+Fkid
「…ハッ… 牧…野、 気持ちイイ……か…っ……?」
腰をグラインドさせる度に喘ぐ様に聞かれて、あたしは
息も絶え絶えに 気持ちイイ… と答えた。


「牧野……。そんなやらしい姿見せられたら
俺だって我慢出来ねぇよ…。」
美作さんがあたしの口元に自身を近付ける。
「―――ダメ?」
あたしは返事をするかわりに クプッ と口に含む。
「ンッ! ンッ… ンンッ!」
道明寺に突き上げられながら上半身を斜めに起こして
美作さんのをくわえる。
嫉妬にかられた道明寺の突きはどんどん激しいくなって
あたしは歯を立てないように必死で舌を這わせる。


「――はぁッ、…も…出そ…ッッンンッ!」

道明寺のがグゥッと大きくなったかと思うと弾けるように
射精が始まった。

ビュッ ビュッ ビュクッ
熱い精液がお尻のあたりにかかった。

「じゃあ交代ね。」
美作さんがそう言うと、クチュ…と口から自身を抜き下へ回った。

17名無しさん:2011/07/19(火) 03:45:18
287 :SF:2007/03/17(土) 02:58:14 ID:zwL+Fkid
美作さんはあたしの腰を掴むと、自身を突き立てた。
「あっん……すご…硬い…よ…ぉ。」

「牧野のも…最高… っっ…」

硬くて熱い物があたしの中を蹂躙する。

「牧野がこんなに色っぽいなんて知らなかったぜ。
もっと乱れろよ…。」
西門さんがあたしの口に指を入れてきて、
開いた口から喘ぎ声が零れていく。

「――ンンッ!! …アアァ…」

「牧野…… イキそう…。 激しくしてイイ?」
美作さんはあたしの返事を聞くより先に突き上げてきた。
体が揺すられて胸もフルフルと揺れている。

「――ンッ…ッッ…!」

美作さんは自身を抜くとあたしのお腹に出した。
びっくりする程の熱い液体があたしの脇腹をツツーっと流れた。


「次は……… 俺だな。
―――狂わせてやるよ…。」

西門さんが美作さんと交代するようにあたしに覆いかぶさる。
道明寺と美作さんはバスローブを羽織りソファーに掛けてニヤニヤと眺めている。

――ヌルッ……ヌルッ…

西門さんは楽しむようにあたしの花びらを自身で擦る。
中に入れる訳でもなく焦らすように、蕾もヌルヌルと円を書くように自身で愛撫する。

「西門…さ…んッッ! ……やぁ…も…入れて…ハァッ!!」

貪欲なあたしな体は、疼いておかしくなってしまいそうだった。

「もう?――欲しいの?
上に来ていいよ。」

西門さんは仰向けになるとあたしを引っ張って上に座らせた。
また焦らすように自身を押し付けられ、
たまらず体重をかけた。

18名無しさん:2011/07/19(火) 03:46:23
288 :SF:2007/03/17(土) 02:59:41 ID:zwL+Fkid

完全に入りきると、西門さんは上半身を起こして耳元で囁いた。

「……ハッ…入ったよ。 すげぇグチグチ音がしてんな。
見てみ。」
座位になった状態で結合部をみると
あまりのいやらしい光景に恍惚としてしまった。

「牧野、俺も気持ちよくしてよ。」

座ったまま喘ぐあたしに、花沢類が声をかける。
あたしは花沢類のを手で軽く握るとクチュクチュと上下に擦る。

「――あー……そう…イイよ…っ」
少し目を細めると愛おしそうにあたしの髪を撫でた。

その時西門さんが、あたしの足をつかむと自分の肩にのせ
大きく開いた。
恥ずかしさで目を思わずつぶっていると角度をかえて突いてくる。

グッ!グチュッ!グチュッ!
と水音をさせながら感じる所だけを的確に攻めてくる。
それだけでもイキそうだったのに西門さんは指で蕾の側面をさすりだした。

「アッ、アッ、アァァッッ!」
あたしは壊れたように声を漏らし高ぶっていった。
中と外を攻められて快感にのまれていく。

「――ヤッッ!…もぉ…おかしくッ………なっ…ちゃう…ッッ!!!」

「おかしくなっちまえよ、イけ、いいぜ……ッッ」

ビクビクっっ ビクッ
あたしの花びらが痙攣したようになったと同時に温かい液がピュッと出た。

西門さんは追い掛けるようにビクビクと体を震わせ、
あたしの太ももに射精した。

19名無しさん:2011/07/19(火) 03:47:15
289 :SF:2007/03/17(土) 03:01:09 ID:zwL+Fkid
生まれて初めての潮吹きに、信じられないのと
快感で頭はモヤがかかったようにぼんやりしていた。
ハッハッ、と浅い呼吸を繰り返し
あたしの体はまだ快感に酔いしれていた。

「―――やっと、俺の番だね。
ゆっとくけど、ちょっとやそっとじゃ俺、満足しないよ。」
花沢類はにこやかにあたしの首に手を回すと、
激しいキスをしてきた。

花沢類のは1番おっきくて、手でした時も指が回らない位だった。
もう性欲に支配されたあたしの体は、すぐにでも犯して欲しくて
キスの間もトロトロと愛液を溢れさせる。

「悪いけど、これから牧野は俺の貸し切りね。」
ヒョイっとあたしを抱えあげるとスタスタと歩きだした。

一つある部屋に入ると、ベッドに乱暴にあたしを俯せに寝かせた。

「朝まで、俺でイッパイにしてあげるよ。」

花びらに自身を添えると、腰をゆっくりと進める。

20名無しさん:2011/07/19(火) 03:48:05
290 :SF:2007/03/17(土) 03:02:29 ID:zwL+Fkid
物凄い圧迫感。
大きいのにビショビショに濡れた蜜壷はなんなく受け入れた。

「――ンクッッ……おっきいぃ……ハァッ…ンッ」

「牧野のも…キツキツだよ。 ハァッ…」

花沢類は後ろから抱え込むようにしてあたしに数回出し入れすると、
あたしの体ごと横に向けて寝転んだ。
入ったままなのに動かない花沢類に焦れていると、
耳たぶを甘かみしながら言った。

「…ねぇ、牧野はポリネシアンセックスって…知ってる?」

フルフルと首を振るあたしの胸を触りながら、

「――乱れさせてあげるよ。」
と言いながらグゥッと腰を押し付けてきた。

何分たったかわからない、けどあたしのアソコはヒクヒクと求めていて
花沢類のも時折ビクンッとあたしの中で動く。

「――お願…い……ッッ
動いてぇっ……。」
「…ハァ…まだ…ダメ…ッッ」
花沢類も興奮しているのか息が上がっている。

静かな部屋の中、あたしの蜜壷には花沢類のが入っていて
滑らかな快感があたしをおかしくさせる。

21名無しさん:2011/07/19(火) 03:48:59
291 :SF:2007/03/17(土) 03:03:42 ID:zwL+Fkid
「もぉっ……無理…ッッ!
許して…ッッ ……」
あたしは我慢出来なくなって花沢類に花びらを押し付けるように体を揺する。
快感を求める体は止められなくって
腰を揺すると花沢類のを出し入れした。

グチュッ、グチュッ、
はっきり聞こえる音があたしの興奮を露呈する。


「我慢出来なくなっちゃった?
―――イケナイ子だね。 ……おしおきだよ。」
花沢類はまたあたしを俯せに転ばして上に覆いかぶさると
グイッと腰を持ち上げた。
お尻だけをあげたような恥ずかしい恰好にすると、
腰を打ち付けてきた。

「―――ハァッ、ハァッ、ハッ、……こうして欲しかったの?……ッッ」
「ァアッッ!! ヤァッッ、……イクッ、イッちゃうよ…っっ!」
パンパンと肌のぶつかる音をたてながらあたしの中に激しく突き上げてくる。

あたしは嬌声をあげてイッた。
なのに花沢類は許してくれなくて、
バックで突きながら蕾を摘む。

「牧野…ッッ……イッちゃったの…?……ハァッ…」
普段の花沢類とは別人みたいな激しくて、あたしの体はゆさゆさと揺れる。

「……あー…ッッ……出る…ッッッ……ンンンッ!!!」
あたしの腰を掴むと、花沢類は抱え込むようにして
自身を最奥にと押し付けた…と同時に

ドクンッ…ドクッ…ドクッ…ッッ
と射精した。
「中……に…出てるよ…ッッ ハッ…ハァ…」
腰を押し付けたまま花沢類はあたしの首筋にキスをした。

22名無しさん:2011/07/19(火) 03:49:48
292 :SF:2007/03/17(土) 03:04:42 ID:zwL+Fkid
首筋へのキスを最後に、疲労からかあたしは意識を手放した。

目覚めると花沢類が横に寝ていて、スープのいい匂いがしていた。
モタモタとけだるい体を起こして服を着ると部屋を出た。

道明寺と西門さんはテレビをみていて
「おぉ…体は大丈夫かよ。」
とか
「だいぶ疲れたでしょ?ゆっくり寝てていいよ。」
とか労ってくれた。
美作さんがキッチンから
「おはよ、大丈夫?座ってな。 無理させてごめんな。」
と声を掛けてくれてソファーに腰掛けたけど、
恥ずかしすぎてみんなの顔を見れないでいた。


その日は嘘の様に雪が止んで、信じられない位スムーズに最初の別荘に帰れた。
別荘に入る前、F4全員に頬にキスされた。
明日からはまたいつも通りになるけど、
きっとこんな刺激的な事は二度とない…と思う。



―――――END―――――

23名無しさん:2011/07/19(火) 03:50:58
311 :SF:2007/03/18(日) 23:39:29 ID:3oXv8uWr
なんとなく思いついたのでちょっとだけおまけです。
短いです。




*****その後の会話*****

美  「なぁ……、あの時お前最初っからヤルつもりだったのか?」

司 「バッ…!んな訳ねーだろ!! なりゆきっつーやつだよ!」

美 「けどよー、じゃあなんの為に脱がそうとしてたんだよ。」

司 「そっ……それは…、その、……の為に……ゴニョゴニョ…」

西 「聞こえねーよw」

司 「―――下着姿とかを脳に焼き付けといておかずにしよーと思ったんだよッッ!!」

西 「wちょwwおまwww」

美 「さすが童貞は考える事がちがいますなぁw」

西  「全くですなぁww」

司 「もう童貞じゃねーよ!!」

類 「―――あのさ…、アレってまたヤルの?」


西、美、司 「――― ゴク ッ ……」

24名無しさん:2011/07/19(火) 03:58:38
338 :SF:2007/03/20(火) 02:39:30 ID:XjSc09o0
>>328 >>332
類つくです。
期待外れだったらすみません。

・中出しありです
・非常階段プレイです

嫌いな方、スルーお願いします。

どSつかつく、聡つく了解しました。
出来次第投下しますね(`・ω・´)!

25名無しさん:2011/07/19(火) 03:59:37
339 :SF:2007/03/20(火) 02:40:44 ID:XjSc09o0
あれから一週間、あたしはF4を避けている。
別に嫌いになった訳じゃないし、顔も見たくない訳でもない。
ただ、あんな姿を見られて今さら普通通りに接するのは難しくて……

カフェは素通りするし真面目に授業を受ける。
学校が終わったらすぐバイト。
そんなこんなでF4の顔をみたいまま一週間が過ぎた。

「あー……、今日もバイト疲れたなぁ…。」
独り言のように呟くと、クッションにバフッと顔を埋めて
俯せに寝転んだ。

―――ピロロロッ ピロロロッ ―――

急になりだした電話を手にとると液晶を見ると
“花沢類” の表示が出ていた。
ふと、時計を見てみるとすでに22時。
珍しいな、と思いながらも電話に出た。

「…もしもし?」
「あ、牧野? ごめんね、夜中に。」
「ううん、大丈夫だけど……どうしたの?」
「明日さ、昼過ぎに非常階段に来ないかなって思って。
最近牧野の顔見てないからなんか会いたくなっちゃってさ。
俺の事……避けてる?」

いきなりの図星に焦りつつもなんとかごまかした。
明日非常階段で、と電話を切り深呼吸をした。

俯せに寝転がっていると先週の花沢類を思い出す。
花沢類があんなに激しいなんて……。

「――ッ! やめやめ!!こんな事思い出してたら
明日まともに花沢類の顔見れないや! もうさっさと寝ちゃおう!」

布団を頭までかぶせると、なんとか眠りにつけた。

26名無しさん:2011/07/19(火) 04:00:29
340 :SF:2007/03/20(火) 02:43:12 ID:XjSc09o0
あたしはカフェでお弁当を食べると、手早く片付けを済ませ非常階段に向かった。
昨日までは教室で食べていたお弁当も、今日は花沢類にあうと決まっているので
度胸が座ってカフェで食べる事にした。
いつまでも避けられないしね。


――キィッ――
鉄製の重いドアを開くと階段をおりる。
既にそこには本を読んでいる花沢類がいて…。

「あれ?早かったね。 どうしたの?」
「……どうしたのって…。花沢類が呼んだんでしょ!」
「あぁ……。そうだったね。」
ニコリと向けられる笑顔にこちらもつられて笑ってしまった。

花沢類は本を階段に置くと、あたしの方へ上がってきてあたしを抱き寄せた。
いきなりの行動にあたしの胸は早鐘の様にうっている。

「―――花沢…類…?」

少し顔をかがめてあたしの耳元で花沢類が囁く。

「待たせすぎだよ、牧野…。 一週間、あんたの事ばっかり考えてた。」

あたしの腰にまわされた手に力が入っているのが解る。

「俺さ、言ったよね。〔ちょっとやそっとじゃ満足しない〕ってさ。
もしかして、この前の一回きりで終わりだと思ってた?」

あたしの口を開くより先に花沢類の舌が滑り込んでくる。
「……ンッ…。」
舌を擦り合わしたり歯の裏をなぞるような丁寧な愛撫に、
あたしは抵抗をやめてしまう。
受け入れなのを感じたのか、花沢類の手があたしの胸へと移動する。

「…ちょっ…、ダメだよ。花沢類ッッ!」
「ダメなの? なんで?」
「だってここ非常階段だよ!?
誰か来るかも知れないし誰かに見られたら………。」

花沢類はフッと笑うと、事もなさげに言った。
「見られたら…? ――俺はイイよ。見せつけてやろうか。」

あたしの耳に、首に、指にキスをする。
羞恥心から膝が震えているのに花沢類はかえっていやらしくあたしに触れる。

膝の辺りから手をスルスルと撫で上げ、スカートの中に滑り込ませる。
ショーツの上からでも湿っているのに気付かれて
恥ずかしさで消えてしまいたくなった。

「ねぇ、ここ湿ってるよ?
本当やらしいね、牧野は。自分では気付いてなくても、すげー淫乱だよ」

花沢類の綺麗な指があたしの花びらをなぞる。
普段バイオリンをひいたり本を読んだりするあの指で触られている。
何も言えず、声が出るのも我慢しているあたしは
俯いて快感に耐えるしかなかった。

27名無しさん:2011/07/19(火) 04:01:19
341 :SF:2007/03/20(火) 02:43:58 ID:XjSc09o0
「あぁ、そうだ。 これちょっと持ってて。」

花沢類はあたしから、スッと離れると本の脇に置いてあった紙袋を渡してきた。

「これ…何…?」
あたしはまだ赤い顔のまま花沢類に問い掛ける。
「ちょっとね。 持っててくれるだけでいいから。」
理由も聞けぬままあたしは紙袋を受け取った。
紙袋を受け取ると同時に花沢類の手があたしのショーツにかかる。

「このままイジッてたら、ここビショビショになっちゃうよね。
脱がしてあげるよ。」

花沢類はあたしに有無も言わさずショーツを抜き取った。
こんな所で下着を脱ぐなんて……。

花沢類はあたしの花びらに指をはわすと、ヌルヌルと前後に動かしてきた。
ひんやりとした指が蕾にあたる度、あたしはビクッとしてしまう。

「……ん…、…ンン…ッッ。」
「声…我慢してるの? おっきい声だしたら誰か来ちゃうかもね。」
意地悪な笑顔であたしを攻める。

花沢類はコンクリートの手摺りを背に座ると、
あたしに
「俺の目の前に足開いて立って。――そう、外を向いて。」
と、指示した。
花沢類に従う様に立つと、スカートをめくってあたしの花びらに舌をはわす。

「――ンンッッ!」
「……声、出しちゃダメだよ。みんなから見られちゃうよ? イイの?」

あたしは涙目でコクコクと頷いた。

クチュッ…チュプ……
花沢類があたしの蕾に舐め上げたり吸ったりする。
ここが非常階段だと言う事も忘れてしまいそうな程あたしは興奮していた。

「…ふッ……ヤッッ…アァ…」
徐々に声も大きくなってしまう。
蜜壷にはまったく指もいれてくれなくて、
焦れったくて足をモジモジさせる。

「……どうしたの?」
「…なっ……中…も……して…?」
あたしの理性の糸は既にぎりぎりまできていた。

すでに快感で潤んできている視界の端に人影が映った。

28名無しさん:2011/07/19(火) 04:02:07
342 :SF:2007/03/20(火) 02:46:11 ID:XjSc09o0
「―――ッッ!!??」

道明寺だ。 道明寺が非常階段の下に向かって歩いてきている。

非常階段の下の方は、手入れされた少しの花壇とベンチが置いてあったりする。
だけど綺麗な設備の整ったこの英徳で
こんな所に来る人はまずいないはずだった……のに。
「――花沢類ッッ…!待って…! この下を道明寺が通りそうなの。
バレちゃうよっ!」

あたしはすぐ下の花沢類に声をかけたけど、
返事は信じられないものだった。

「あぁ、もう来た? 俺が呼んだんだよ。
その紙袋、司に渡すやつなんだ。
割れ物じゃないから、上から落としてあげて。」

『冗談じゃない!!』
そう言おうにも道明寺は既に真下近くにいる。
声を荒げたらそれこそバレてしまう。
花沢類の方をみて口をパクパクさせていたら道明寺が気付いた。

「おーい!! 牧野じゃねーか! 類知らねぇ!?」
『いまあたしの真下に座ってます。』
なんて言えない、ありえない。

「いっ、いないけど紙袋預かってるよっ!!」
あたしは早く用事を済ませて欲しい一心でそう言った。

すがる様な目で花沢類を一瞬見ると、あたしにしか聞こえないような声で言った。

「中もイジッて欲しいんだって? 声出すなよ…。」

―――グチュッ―――
まだ濡れているあたしの中に花沢類の指はすんなり入ってしまった。

「……ッッ!! ッッッ!?」
声にならない吐息が漏れる。

「いねぇのか!?じゃあ紙袋だけ投げろよ!」
「……う…ッ……んッ…」
バサッ!! あたしは紙袋を落とした。
下で道明寺がバッチリ受け取った。

花沢類の攻めはどんどん激しくなっていき、
舌で蕾をレロレロと舐めながら指を二本に増やして出し入れする。

29名無しさん:2011/07/19(火) 04:02:55
343 :SF:2007/03/20(火) 02:47:58 ID:XjSc09o0
あたしの足は力が入らなくて、手摺りにもたれかかるのが精一杯だった。

「サンキューな! けどお前なんか顔赤いぜ?
風邪でもひいてんじゃねーのか!?」
「ちょ…ちょっとだけ…風邪ひいちゃったみたいで……ッッ…」

花沢類はクスクス笑いながらあたしの中の指を三本に増やした。
膝が震えて、あたしの愛液は膝下まで垂れてきている。

舌と指の愛撫であたしは絶頂に達しそうになっていた。

「大丈夫かよ!! あんま無理すんじゃねーぞ!」
道明寺があたしを心配しているのを遠くに聞きながらあたしの頭が真っ白になっていく。

『花沢…類…ッッ…ダメ……
……イッちゃいそうなのッッ……』
道明寺に聞こえないように小声で花沢類に訴える。

「イイよ。イッて。」
花沢類はあたしの中で指をくの字に曲げて激しく揺すった。
グチャグチャと音を立てて愛液が花沢類の手を濡らす。

ビクッビクビクッッ
「―――ハァッ……!ンッ…アッ……ッッ!!!」
蜜壷がヒクヒクと閉まる。
―――どう……しよ…。

30名無しさん:2011/07/19(火) 04:03:46
344 :SF:2007/03/20(火) 02:49:31 ID:XjSc09o0
「牧野っっ!? 大丈夫かよ! どうしたッッ!?」
「…ッッ……ごめん…ハァ…やっぱ…体調…悪いみたい…ハァ……」
手摺りになんとかもたれて道明寺に返事をする。

「びっくりすんじゃねーかよ!!
帰るんなら送ってってやるぜ?」
「ううん…大…丈夫……ありがと…ッ…」
「そうかよ。マジで無理すんじゃねーぞ!
なんかあったら電話してこいよ。」

道明寺はあたしの心配をしてくれながら歩いていった。
姿が見えなくってからあたしは花沢類に声をかけた。

「花沢類ッッ!ひどいよ!」
「ククッ、すげー……よくバレなかったね。」

クチュッ……
笑いながらあたしの中から指を抜いた。

「じゃあ……今度は俺がイカせてもらうおうかな。」
花沢類はあたしのスカートのお尻の方をめくると、
立ったまま後ろから貫いてきた。

「――アッ…!ァンッ……!!」

階段に激しい息遣いが響く。
花沢類の既に硬くなった大きなモノは、あたしの中でより硬くなる。

「……ハッ…ハッ…すげ…興奮…する…ッッ…」
いつもの物静かな花沢類はそこには既にいなくて、
あたしの腰を掴むと力強く打ち付けてくる。

「…んっ…あぁ…ッッ、
激し…っ!!」
「激しいのが……いいんだろ? ……ハァッッ……」
片手で胸を、もう片手で蕾をギュウッとつねられて
グチュグチュと激しく突き上げられる。

「はぁッ…んん…また…イッちゃ……アアアッ!!!」
「俺もッッ……出すよ…ッッ ………んんッッ…ぁあー……ッッ」
ドクドクッ ドクッ ドクンッッ

花沢類は前と同じようにあたしの腰を掴み最奥で射精した。
蜜壷からは収まりきらなかった花沢類の精液が
トプトプッと溢れてきた。

31名無しさん:2011/07/19(火) 04:04:37
345 :SF:2007/03/20(火) 02:50:51 ID:XjSc09o0
「…ん……ハァ…ハァ…ッ」
花沢類が名残惜しそうに抜くと、トロトロと溢れる液でコンクリートに染みが出来た。

「…花沢類の……ばかっ…えっち…!」
真っ赤な顔で睨むあたしにキスすると花沢類は言った。
「……今頃気付いた? 俺はずっと前から、牧野の事
頭ん中で犯してたよ?」

またいつもの意地悪な笑顔で、頭にもキスをしてきた。

「次は……どこにしよっか?」


花沢類がこんなにエッチだなんて知らなかったけど……。

きっとあたしはまたこの非常階段に来るんだろうなぁ。

全く……花沢類には敵わない……ハァ…。



―――――END―――――

32名無しさん:2011/07/19(火) 04:05:42
357 :SF:2007/03/21(水) 02:39:41 ID:PB6kOmWM
>>333 >>348
つくつかで司どSです。
お気に召すかわかりませんがどうぞ。

>>354
その通りです。 以前
・つくつか、プールで初体験
・つくつか、遊園地で2ndエッチ
・つくつか、大人のおもちゃにハマる

の異常に趣味の片寄った3点をお送りしています。
プラス今回の
・F4との5P
・類つく、非常階段プレイ
です。自害したくなる程の変態ストーリー尽くしですね。

>>355
よし、抱いてやる。

全レス(゚д゚)ウザーですみません。


・つくつか
・非常階段プレイ
・顔シャあり

です。投下します。

33名無しさん:2011/07/19(火) 04:06:36
358 :SF:2007/03/21(水) 02:41:04 ID:PB6kOmWM
「おう、昨日あれからちゃんと帰れたのかよ?」

廊下でたまたま会った道明寺に声をかけられたあたしは
反射的にビクッと振り向いた。

「あっ…、うん、大丈夫!大丈夫だよ!ありがとうね!!」
不自然な程明るく振る舞っているが
背中にはじんわり汗をかいている。

「――そっか。ならいいんだけどよ。
お前あんまりにもフラフラして見えたからすげぇ心配したんだぜ!?」
「ごめんねっ!もう大丈夫だから…。」

あたしはなんとか話題をそらそうと色んな話をしながら
道明寺と廊下を歩いた。
すると……

「まーきーのっ!体、大丈夫?」

前から現れた花沢類にビックリしたと同時に、
『頼むから余計な事は言わないで!』
と心のなかで懇願する。
花沢類はさわやかな笑顔であたしに何かを差し出してきた。

「これ、あんた昨日忘れてったよ。
普通忘れないでしょ。――ククッ。」
心底面白そうに渡してきた紙袋を開けると、あたしの下着が入っていた。
しかも誰が洗ったのか綺麗に洗濯してる上畳まれていた。

『まさかお手伝いさんがっ!?』
半泣きになっているあたしが考えがわかったのか花沢類は続けた。

「あ、大丈夫だよ。洗濯したの俺だから。
さすがにソレは頼めないでしょ。」
「―――あ…ありがと……。」
消え入りそうな声でお礼を言った。

「――なんだよ、それ。」
「ちょっ!!待って!!触らないでよっっ!!」
願い虚しく道明寺はサッと紙袋を奪い中を見てしまった。

「……これ……パンツじゃねーかよ!!
なんで類が牧野のパンツ持ってんだよ!?」


………あぁ……最悪だよ……。

34名無しさん:2011/07/19(火) 04:07:31
359 :SF:2007/03/21(水) 02:42:51 ID:PB6kOmWM
もうあたしはごまかせない…と思いながらも
『花沢類はなんとかごまかしてくれるのか?』
とか淡い期待を抱きつつ黙って花沢類を見てみた。

「昨日さ、司非常階段下に来たでしょ?
あの時ちょっと牧野とね。」

…ごまかしてよ…頼むから。
あたしの期待は見事に打ち砕かれ、
隣では道明寺がワナワナしながらあたしと花沢類を何度も見た。

「――牧野、ちょっと来い。」
「きゃっっ!!」
道明寺は腕を掴むとあたしをズルズルと引きずっていった。

―――キィッ―――
聞き慣れた鉄製のドアの音がする。
あたしは昨日花沢類に抱かれた非常階段に
再び来る事になった。

「ここで類と何してたんだよ?」
道明寺は静かにあたしに聞く。
穏やかな声とはうらはらに腕を掴む手は
痛い程力が入っていた。

「……お前、ほんと淫乱だよな。
俺が………、犯してやるよ。」

道明寺は半ば力まかせにあたしのスカートを脱がした。
下着に手をかけた所であたしは言う。

「待っ!!待ってよ!
こんな所でスカートや下着なんか脱がされたら困るよ!」
ピタッと道明寺の動きが止まり、あたしは一安心した。

「はぁ?困る? お前こういうのが好きなんだろ?
昨日は類に抱かれてヨガってたんじゃねーのかよっっ!!」

下着を強引に引きずり下ろすと自分のズボンに手をかける。

35名無しさん:2011/07/19(火) 04:08:24
360 :SF:2007/03/21(水) 02:44:59 ID:PB6kOmWM
ジッパーを下げると中からすでに張り詰めていたモノが出てきた。

「――どの口で言ってんだよ。あぁ?
この淫乱がっ。 …ほら、しゃぶれよ!」
あたしの肩に手をかけると、力を入れて屈ませる。

チュ…チュプ…
あたしはこんなに罵られているのに、
大きくなっている道明寺のを見て興奮する。
誰でも通れるような非常階段なのに下半身は裸で、
見つかったら言い逃れなんて絶対できない。

「――んっ……ハァ……、イイぜ……ッ」
あたしの髪をとくように指でかき上げながら道明寺が喘ぐ。
舌を使って舐めあげたり、くわえて前後に頭を揺すったりして
道明寺を愛撫する。

「すげぇヤラしい顔してんぜ。
もう我慢出来ねーんじゃねぇのかよ。」
道明寺は口からヌルヌルになった自身を出すと、
あたしの手を再び引っ張って上に昇る階段に掴ませる。
四段目あたりに手をつかせると、
あたしのお尻に手をかけてバックから入れる。

グプッ……
「何もしてねぇのに濡れてるぜ。
俺を誘ってんのかよ。」
「――誘って……なんか……アッ…ンン…」
ゆっくり、大きく挿入する。
抜けるぎりぎりまで腰を離し、またゆっくりと腰を押し進める。

あたしの開いた足の隙間から
愛液が落ちてまたコンクリートに染みを作る。

36名無しさん:2011/07/19(火) 04:09:16
361 :SF:2007/03/21(水) 02:46:08 ID:PB6kOmWM
「もっと腰使えよ。 ……ハァッ…昨日と…同じ様に…よ……ッッ」

グッグッと腰を揺すりながら道明寺があたしに言う。
「……やッ…アァ…アッ……」
前のドアが開いたらどうしよう。
もしかしたら花沢類が様子を見に来るかも…。
そんな考えがあたしをより一層高ぶらせる。

「ほら……ヨガれよ…!
声出して乱れろ……ッッ…」

徐々に激しく打ち付けてきて、
あたしの声も大きくなっていく。

――グチュッ、グチュッ――
「アッアッ!!……ヤァァッッ!!」
「牧野…牧野ッッ…!」
「――ダメぇ…ッッ! イク…イッちゃ……うッッ!!」

足先をピン、と伸ばしてあたしは果てた。

「まだ…だぜ。ハァッ、ハァッ……」
イッた事にもお構いなしに道明寺はあたしを攻め立てる。

「……ンッ…ハァ……アァッッ…!」
あたしは息も切れ切れに頭をのけ反らして喘ぐ。

もうここが何処でも良かった。
あたしとあたしを犯す道明寺が全てだった。

37名無しさん:2011/07/19(火) 04:10:31
362 :SF:2007/03/21(水) 02:47:21 ID:PB6kOmWM
「――そろそろ…出す……ッッ…ぜ……!!」
大きく腰を揺り動かしながら道明寺が言う。

ヌプッ……
あたしから自身を抜くと、あたしの腕を引っ張って正面に向けた。

「くちッ!!…開けろッッ!……ッッ早く!」
訳もわからないまま開けたあたしの口に熱い液体が降り注ぐ。
ビュッ…!!ビュッ!! 手で絞るように扱きながら、あたしの口に精液を注ぎ入れる。

「――ハァッ…ハァッ…くッッ!!」
道明寺は後まで出し切ると、肩で息をしていた。
口に入らなかった精液が、あたしのほっぺやあごを伝って落ちていった。

――コクッ――
舌の上の精液を飲み干すと、青臭さが鼻の奥に広がる。
不思議と嫌悪感はなかった。

「――お前…もしかして飲んだのかよっっ!!」
驚愕する道明寺に
「……の…飲んだ…けど?」
と言うと
「ばっ!ばか野郎ッッ!
んなもん適当に吐いてくれたらいいんだよッッ!」
なんて真っ赤になりながら言い出すもんだから、あたしはクスクスと笑ってしまった。

「あの状況で普通吐かないよ!」
「―――わりぃな…。興奮しすぎてヤリ過ぎたか?」
「ううん、大丈夫。」
照れ臭そうな道明寺と二人で後片付けを済ますと、階段をバラバラに後にした。
「――次は……優しくヤるからよ!」
背中から聞こえた声に無言で立ち去った。


花沢類といい道明寺といい、なんで次がもう決まってんのよ!!
もうっ!バカッ!!


―――――END―――――

38名無しさん:2011/07/19(火) 04:23:30
371 :SF:2007/03/21(水) 23:49:43 ID:PB6kOmWM
>>336

リクエストの品です。
駄文ですが許してください。

・総つくです
・潮吹きありです

イヤンな方はスルーお願いします。


余談ですが私の中では類はパンツ手洗いであらいます。
以外に綺麗好きなので平気です。
ちゃんとぬるま湯で洗います。

39名無しさん:2011/07/19(火) 04:24:17
372 :SF:2007/03/21(水) 23:51:07 ID:PB6kOmWM
―――肌寒い……

三月とはいえまだまだ寒いこの季節、
なかなか朝も起きづらくなってきた。
ダラダラと洗面所に向かい顔を洗って目を覚ます。

『あー……、学校行きたくないなぁ…。』
昨日もおとついも、日を空けずにエッチしている。
正直疲れも溜まるってもんよ。
休みたいのはやまやまだけど、
お母さんにせき立てるように送り出されたあたしは
渋々英徳へ向かう。

どうか今日こそ!平和な一日になります様に!

40名無しさん:2011/07/19(火) 04:25:13
373 :SF:2007/03/21(水) 23:52:31 ID:PB6kOmWM
ペタ…ペタ…ペタ…

心なしか廊下を歩く足どりも重い。
しかしあたしにはつかの間の平和も訪れなかった。

「おっ、牧野! いい所で会ったな。
わりぃんだけどちっと頼まれてくれない?」
西門さんがあたしの肩にポン、と手を置く。

「な…なんですか…?」
「そんなあからさまに警戒すんなよ!」
西門さんはフッと笑うと肩に手をまわしてあたしを歩かせる。

「今日さ、新しい着物が届くんだわ。
良かったら一緒に選んでくれねぇかなって思って。」
「そんなのあたしに頼まなくったってイッパイ女の子いるでしょ。」
「あぁ、ダメダメ。 何見せたって可愛いしか言わねー様な女の子じゃダメなんだわ。
頼む!この通り!!」

パチンと手を合わせるとあたしに軽く頭を下げる。
まぁ、その位ならいいか…。
普段お世話になってるしね。

仕方なしに西門さんの迎えの車で西門さんの家に向かった。

41名無しさん:2011/07/19(火) 04:26:06
374 :SF:2007/03/21(水) 23:54:07 ID:PB6kOmWM
相変わらず時代劇のような家に到着する。

西門さんはあたしをにじり口から招き入れると、数着着物を出してきた。

「わぁ…すごく綺麗……。」
艶やかな着物が並ぶ。
「この中から牧野がイイと思うやつを一着選んでくれない?」
「う〜ん……、じゃあ……これかなっ!!」

あたしが指をさした着物は、薄い桃色に紅色の花びらが舞うような柄の物だった。
可愛いらしさの中にある艶やかさに惹かれて選んだ。

「――へぇ……。なかなかいい目利きしてるんだな。」
関心したようにあたしを見ると、あたしの制服に手をかけてきた。

「えっっ!? ちょっ!西門さんっ!!」
焦るあたしを、余裕の表情で眺めるとシレッと言い放った。
「いや、この着物を合わせて貰おうかと思って。
一度は肌を合わせた仲なのに
そんなに恥ずかしがらなくてもいいでしょ。」

呆気にとられているあたしを尻目に、スルスルと器用に制服を脱がしていく。
それから着付けをしてくれるとジックリとあたしを見た。

「――うん、………すっげー可愛い!」
ニコッと笑うと締めたばかりの帯に手をかける。
ちょっとの間しか着られなかった事を少し残念に思いながらも
あたしはおとなしく脱がされていく。

―――スルッ―――
はだけた着物の隙間から、西門さんの手が腰に回る。
「えっ?……西門さ……ンッ…」
唐突なキス。 息つく間もない程に激しい。
力が抜けていく…。

「牧野……。信じられねぇだろうけど、
俺は牧野を抱いたあの日から他の女は抱いてねぇ。」
「…な…んで…?」
下から西門さんを見上げると、真っ直ぐな目で見つめ返してきた。
「―――お前が…、お前の体が忘れられねーからだよ。」

耳から首筋にゆっくりと舌をはわす。
ゾクゾクと震えるような快感に包まれていく。
時折軽く吸ったり、吸っている口の中で舌をチロチロとはわせたり、
今まで感じた事の無い感覚に襲われる。

42名無しさん:2011/07/19(火) 04:26:57
375 :SF:2007/03/21(水) 23:56:23 ID:PB6kOmWM
『ほんと……西門さんって上手だなぁ…。』

熱に浮かされたような頭の中でシミジミと納得してしまう。

胸元まで降りてきた舌は、頂にある実を口に含むと優しく愛撫する。
その間も手を休める事もなく、背中をなぞるように動かしている。

「…ハァ…ッッ…ンッ…」
体をピクピクさせながら声を漏らすあたしを満足げに眺めると、
今度はあたしの足先を掴んだ。

「――こんな事…された事ないでしょ…?」

―クチュッ…
「――アッ!!…あぁ…!」
西門さんがあたしの足の指にキスをしたかと思ったら
そのまま口に含む。

「……ダメだよ…ンッ…汚いよ……ッッ」
クチュクチュと丁寧に指を舐める。
なんだか申し訳ないような気さえしてしまって、
まともに顔を見れない。

「牧野、女の体に汚い場所なんてない。
――髪の先一本一本から、足の指先まで、全てが綺麗だ……。」

まるで奴隷がかしずくかの様にあたしの足元にひざまずいて
あたしを愛撫してくれる。
自分がお姫様か何かになったような錯覚におちいっていく。

こんな人だから、女の子はみんなメロメロになっちゃうんだ……。
なんかわかった気がする…。

43名無しさん:2011/07/19(火) 04:27:44
376 :SF:2007/03/21(水) 23:58:03 ID:PB6kOmWM
西門さんはあたしの体をささえると、
足を開いた格好で座らせた。
座ったあたしを後ろから抱き抱えると、秘部に手を伸ばす。

くぷ…
蜜壷からすくう様に愛液を手にとると、あたしに見せ付けた。

「――見える? 俺まだココ触ってないのにね…。
牧野、可愛いよ。 ちゃんと……ココ、見ててね。」

西門さんは中指だけを立てると、あたしの中に差し込んでいく。
「――あぁ…ンッ…!」
クプ…クプッ…
と指が入って行く。
小刻みに出し入れすると、つ、つ…と愛液が滴り落ちる。
激しい愛撫ではないものの、目の前で指が入ったり出たりするのを
見ていると、卑猥な光景により一層感じてしまう。

西門さんは空いている左手を、蕾へと回してきた。

「ここも、いじって欲しがってる。
ちょっと大きくなってるね…。」
優しく、触れるか触れないかの所に指を上下させる。
かえって敏感になっていく蕾は、赤くなってプクリと顔をだす。

右手も指を二本に増やし、両手であたしを攻める。
優しく、だけど休める事なく。

「アッ……んーッッ……ンッ…!」
あたしは緩やかにやってくる快感に、恐怖すら覚えて
顔をイヤイヤさせて西門さんに訴える。

「んん…?どした? イキそうか?」
コクコクと頷くと、西門さんの腕を掴む。

44名無しさん:2011/07/19(火) 04:28:32
377 :SF:2007/03/21(水) 23:59:10 ID:PB6kOmWM
あたしの足はじっとしていられなくなって
閉じようとしてしまう。

それを西門さんは自分の足で軽く押さえると閉じられない様にした。
「―や…アぁっ!…西門さんー…ッッ」

抗えない快感であたしはおかしくなりそうで、
掴んでいる西門さんの腕に力を入れる。

「大丈夫…。怖がらなくていい。乱れていいぜ……。」
あたしの足を拘束したまま指の動きを徐々に早める。
指は中でくの字に曲げられて、お腹の奥を強く擦るように愛撫する。
左指は蕾を強くグリグリと上下に揺らす。

ジュプッ、ジュプッ、ジュプッ!
「アッ、アッ、ヤァッッ!!
―――フ…アァアアーッッッ!!」

ビクビクッ!!
あたしの体が魚の様に跳ねた。
閉じる事の出来ないあたしの足の間からは
ピュッピュッ、と液が飛んだ。

「――また潮吹いちやったね。 そんなに感じた?」
余裕の笑顔の西門さんに対し、
あたしは汗でくっついた前髪を払う事も出来ない程グッタリしていた。

「今度は一緒にイコっか。」

45名無しさん:2011/07/19(火) 04:29:32
378 :SF:2007/03/22(木) 00:01:36 ID:2jVzbYOo
あたしを横向きに寝かせると、
上の方になる足を大きく開いて自分の肩に乗せた。

おもいきり開かれた足の間に腰を進めると、
自身に手を添えてあたしの蜜壷に合わせる。

グッ、ググッッ…
硬くなった自身を押し込むように入れてくる。
新たな快感にあたしの口からまた喘ぎ声がでる。

「…ん…ふぅ…すご…い…イイッ… 」
「俺も…イイよ……んん…ッ」

あたしの太ももを片手で支えたまま
腰をズッズッと押し当てる。

体位のせいかすごく奥まで入ってきて、
まるで一つの生き物になったように深く、深く繋がっている。

―――ジュプ!ジュプッ!―――
「アーーッ!あぁ!! ヤーッ!」
あたしの声はもう悲鳴に近い程で、口の端からはだらし無く唾液が伝って
畳に落ちた。

「―ハッ…ハァ…そう…だ…。
もっと……もっと壊れちまえ…ッッ!」
西門さんのサラサラの髪も乱れていて、
汗で束っぽくになっている。
それが色っぽさを際立たせていた。

「……ヒッ…ッッ!も…ぉ…ダメっ、ダメぇぇッッ!!――ヤァッアアァ!!」

声の限りを出してあたしは果てた。
体がどこかに落ちてしまうような感覚と共に
頭の中がチカチカする。

「――牧野っ! 出す……ぞ…ッッハァっ…!!」
グチャグチャに濡れた自身を抜くと、
お腹の上で勢い良く射精する。
ドプッッッ、ドクドクッッ
大量の精液があたしのお腹に飛び散る。
肩で息をしながら西門さんはあたしのおでこにキスをした。

「……ハッ、ハッ、ハッ……牧野…すげぇ良かったぜ…ハァッッ…。」


しばらくの間二人で力尽きたように畳に転がっていた。

46名無しさん:2011/07/19(火) 04:30:31
379 :SF:2007/03/22(木) 00:02:15 ID:2jVzbYOo
西門さんが先に起き上がると、ウェットティッシュで
あたしのお腹や秘部を丁寧に拭いてくれた。

何度も、何度もあたしにキスをしながら……。


夢に浮かされたようにぼんやりしながらあたしは帰路に着いた。
西門さんは
「送るよ、無理すんな。」
って言ってくれたけど、こんな赤い顔のままじゃ家に帰れないから…。
外の冷たい風でほてった体を冷ましながら帰った。



次の日あたしは学校を休んだ。


*****END*****

47名無しさん:2011/08/11(木) 12:47:21
SFさんのお話を、エロパロで読んでいたんで、懐かしかったです。 まだこの続きもあったよーな?

48名無しさん:2011/08/13(土) 18:08:01
323 :320:2007/09/26(水) 21:11:33 ID:CDOi2hrL
ありがとうございます。
やっと完結しましたーっ!!

私は前までこのスレで『SF』というコテハンで投下していたのですが、

1、 つくし×F4の5P
2、 類つく
3、 つかつく
4、 総つく

ときて、どうしてもあきつくが書けないでいました。
(美作は理性的だから)
だけど酔っぱらいつくしの設定をかりたおかげで
なんとか あきつくに辿りつき、一応の完結です。

ありがとうございました。
感無量だーっ!!

49名無しさん:2011/08/13(土) 18:08:46
324 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:12:25 ID:CDOi2hrL
『俺はどうかしちまったのか?』
何度も自問自答を繰り返す。
大人の女にしか興味はなかった。
落ち着いていて、知的で、互いに思いやれる居心地のいい関係。

だが牧野は特別だ。
俺よりも年下なのにしっかりしていて
俺の本質を見抜いてやがる。
牧野といる時の俺は…… 常に満月でいられる気がする。

今日もカフェテリアで牧野を見かける。
俺はなんでもないような顔をしながら
視界の端で牧野を追っている。

「あっ、美作さん。 今日は一人ですか?」
牧野はペコリと軽く頭を下げながらながら近付いてきた。

「おお。 総二朗はデート。司は遅刻。類は……休みじゃねぇか?」
「そっか。でもたまには一人もいいよね。時間がゆっくり過ごせそう。
美作さんいつもフォローとかで忙しそうだから。」
クスクスと笑いながら牧野は俺を見上げた。

他人が聞いたら他愛のない会話だろう。
だけど俺をよく見てくれている。

「西門さんはああ見えて、結構掴み所がわかんないし
花沢類は何考えてんのか解りづらいし……。
道明寺に至ってはもう……、
溜息しか出ないよね。」
牧野は俺に同意を求めるようにクスッと苦笑いをした。
あいつらと俺の関係は恐らく変わらないだろう。
ジジイになってもアイツらを宥め、多少の我慢をし、
四人で過ごしていく。まぁ悪くない。

そこに牧野がいれば……、俺の傍らに牧野がいれば俺もガキみたいに
心を委ねたりできたりするんだろうか。

50名無しさん:2011/08/13(土) 18:09:35
325 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:13:01 ID:CDOi2hrL
―――馬鹿な。

俺が牧野に本気になってどうする。
類と司の泥沼に俺までハマるっつー事か。
ありえねぇな。女の事でグダグダするのはごめんだ。
牧野はたしかにイイ女だけど俺を泥沼に誘う程の魅力はねーな。

なんて勝手な事を頭に巡らせる。

「アイツらは自分に素直過ぎんだよ。
眠いから寝る、ムカつくから殴る、抱きたいから抱く。
ぜってー『我慢』なんてした事ねぇよ。」
牧野と笑いあいながら愚痴をこぼす。

一通り談笑すると牧野はバイトに行く、と走り去った。
相変わらずの勤労処女――と、処女じゃねぇな。
フッと思い出し笑いがもれる。
雪に隠されたロッジで初めて牧野を抱いた。
司と、類と、総二郎と……めちゃめちゃにしてやった。

あの日の事を思い出したのは初めてじゃない。
乱れる衣服、快楽に溺れる牧野の顔。
卑猥な夢を見て明け方目覚める。
きまって額には汗が滲んで、今まで行為に及んでいたかの様に
息は荒くなっていて自身を硬くそそり立っている。

51名無しさん:2011/08/13(土) 18:10:24
326 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:14:32 ID:CDOi2hrL
あれから何度も女を抱いた。
貞淑を気取った人妻に近寄り声をかける。
「こんな事……旦那にしられたら――アッ……ァ。」
ベッドの中ではお決まりのトーク。
若い俺の体に跨がり腰をふり、熟れた体は包むように俺を締め付ける。
牧野は違った。
俺の体の下で喘ぎ、羞恥に満ちた瞳を俺に向ける。
繋がっている場所は痛い程に俺を締め付けた。

『もう一度牧野を抱きたい。』

俺は常に頭の中心にある感情から目を背けていた。
俺は素直なままに生きられる程ガキじゃない。


「おぅ、牧野今日の夜空いてる?
飲みたい気分なんだけどアイツらいねーからよ。」
俺は夜、牧野を誘い出した。
自分の感情は気の迷いだと確信したかったからだ。

52名無しさん:2011/08/13(土) 18:11:07
327 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:15:08 ID:CDOi2hrL
「さすが美作さんですね。 落ち着いたお店……。」
牧野はキョロキョロと物珍しそうに周りを見渡す。
ブラインドで仕切られた個室で
牧野は俺の左に座りアプリコットサワーを飲んでいる。

小さなソファーにテーブルがあるだけの席、『カップル席』というやつだ。
牧野は俺を信頼しているのか腕同士が触れ合っていても
気にもしていないようだ。
酒量が増えるのと比例して牧野は饒舌になっていった。

「今日バイト先に嫌なお客さんが来て疲れたんですよー。」
「どんな客?」
「すっごい香水の匂いで店内がブワ〜って花の香り、
飲食店だからその後は換気に必死でしたよ……。」
「へぇ、そういうもんなの?
牧野は香水とかつけてないから余計に敏感かもな。」
俺は何の気無しに牧野の首筋に鼻を近付けた。

ピクンッ!
牧野の体が一瞬震えた。
「あっ!あのっ、今のは別にっ!」
牧野は顔を真っ赤にして言い訳をする。
その後、恥ずかしさを隠すようにサワーを一気に飲み干した。

飲み初めてから一時間程たっただろうか。
牧野が俺をチラチラと見てくる。
「――ん?どした?」
「……あの…、あたし……なんか……。」
欲情したように表情で俺を誘う。

53名無しさん:2011/08/13(土) 18:11:39
328 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:15:45 ID:CDOi2hrL
モジモジと膝を擦りあわせ俺の手を握る。
けっして自分から口に出したりはしない。
普段俺が抱く女達なら声に出して俺を誘うだろう。
「あきら、抱いて、」と。

それも出来ない牧野が愛おしく思えた。

「あ、あの、美作さんは……、しない……んですか?」
「『美作さんは』? 他の奴らはあれからも牧野に何かしたの?」
「……ハイ……。」

俺は血が逆流するような感覚に襲われた。
司も、類も総二郎も、あのロッジ以降に牧野を抱いたのか?
あの日限りじゃなかったのか?
グルグルと頭の中で疑問が湧いてくる。

「あたし……なんか、我慢できなくなっちゃって……。」
アイツらに抱かれて開発された牧野は
酒の勢いもかりて俺に抱きついてきた。
唇をついばむ様にくわえキスをする。
舌をさし入れると牧野は受け入れるように絡めてきた。

深いキスをしていても俺は理性を保っていた。
『ここは個室であるとはいえバーだ。
ブラインドの仕切り一つだし、これ以上はマズい。』
そんな無粋な事を考えながら舌で牧野の咥内をなぞる。
自分を見失うなんて経験した事がなかった。

54名無しさん:2011/08/13(土) 18:12:22
329 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:16:25 ID:CDOi2hrL
「ん……、んぅ……。」
牧野は俺の首に回していた手をほどくと
つつーっと胸元、腹部、を通りすぎて下腹部を探る様に滑らせた。
頭をもたげ始めているソコで手をとめると
やわやわと触り始めた。

「――ッ! ? ……牧野……それはちょっとマズイだろ。」
キスを中断し 耳元で声をかける。
こんな所でこれ以上の行為をして、見つかったらどうするんだ。
「……やだ……。美作さん……もぉムリ……。」

涙目で俺を誘う牧野。
理性と本能の狭間で俺は揺れていた。
牧野は俺のズボンに手をかけると、たどたどしくチャックをおろしていく。
「おい……牧野……?」

――クチュ――
「……ッッ!……ハ……ッ。」
俺は口元に手の甲をあて、もれないように声を押し殺した。
普段の女を抱く時は夜景の綺麗なシティホテルで抱く。
だからこんなにも性急に、貪欲に求められた事はなかった。

牧野は窮屈なソファーで体を屈め、俺のソコを舌や唇を使って舐めていく。
ブラインドの先の通路に人が通る気配を感じながらも
自身は硬く張り詰めていた。

55名無しさん:2011/08/13(土) 18:12:57
330 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:17:12 ID:CDOi2hrL
グプッ、クプッと牧野は頭を揺するように激しく俺を求めた。
油断したら声をだしてしまいそうな中、牧野の頭を掴む。

「――んッ、……ハッ…ハァ……。」
ソファーにもたれて上体を反らすと、
快感に溺れてしまわないよう耐えた。
「美作……さん、…はぁ…イイ……?」
顔をおこすと牧野はそう囁いた。
「あぁ……すげぇイイ…、正直ヤバかったぜ……。」
牧野はフラッと立ち上がるとスカートの中に手を入れた。顔を背けながら下着を下げていく。
足元からスルッと脱ぐと、ソファーに座る俺に跨がり……。

ズッ、ズプッッ
俺と牧野は完全に一つになった。
繋がっている場所はすでに愛液でヌルヌルになっていた。
「牧……野っ!! ヤバすぎだろっ……ハァッ……抜け……ッッ!!」

俺は抜け、と言いながらも身体は意思に反して
牧野の腰に手を回すとグッ、グッ、と揺する。
「……あー……声…でちゃうぅ……。」
牧野の唇を俺の唇で塞ぐ。
グチュッ……チュ…
この水音は口元からなのか、繋がっている場所からか、
わからない程めちゃくちゃに腰を揺する、舌で蹂躙する。
「ハッハッ…ハァッ……ッッ……」
声を我慢し、眉をしかめ必死に求めあった。
牧野が前後に腰を揺すると、俺を締め付けだした。

「……あ…あ…あ……ッッ」
断続的にもれはじめた声……牧野がイキそうな事に気付いた俺は
目の前にあったおしぼりを牧野の口に突っ込んだ。
「――我慢……しろよ……ッッ……!!」

俺は牧野の両足を左右の腕で抱えるとそのまま立ち上がった。

56名無しさん:2011/08/13(土) 18:17:30
331 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:17:51 ID:CDOi2hrL
そのまま牧野の身体を持ち上げ、揺すりながら突き上げる。
足場を無くした牧野は必死で俺の首にしがみつき快感から逃げようとする。

「んっ、んっ、んぅーッッ!」
おしぼりを噛み、声を抑えている牧野を容赦なく突いた。
腰をグラインドさせ、ズブズブと擦る。
「――あー……牧野……ッッ、すげぇ締まってきてる……。」

俺は牧野をテーブルに乗せた。
テーブルの上にある食器やグラスをなぎたおしてしまいそうな
衝動を抑え、なんとか端に寄せる。
その刹那、俺は理性を手放した。

――グチュッッ グチュッッ――
淫靡な音をたて、ヌラヌラと絡みつくソコを見ながら腰を打ち付ける。
ガタガタとテーブルが音をたてているが
そんな事はどうでもいい。

テーブルの音を聞き付けたボーイがブラインド越しに
声をかけてきた。

57名無しさん:2011/08/13(土) 18:18:07
332 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:19:11 ID:CDOi2hrL
「――お食事中失礼します。
美作様、何か物音が聞こえているのですが
お困りの事はないでしょうか?」

牧野がハッとした顔で俺を見た。
羞恥に満ちた顔で助けをこうている。
――ズッ、ズンッ、ズッ――
『信じられない』、そんな顔の牧野を尻目に腰を掴んで引き寄せる。
相変わらずガタガタと音を出すテーブルを
気にも留めずにボーイに言った。

「……ああ…対した事はない…ッッ……。…んッ…下がっててくれ。」
バレただろうか。
グチュグチュと響く水音、息のあがった俺の返答、ギシギシと軋むテーブル。
バレただろうな。まぁいい。

ボーイが下がる足音を微かに聞くと
牧野を追い詰めていく。
目を閉じて額に汗を滲ませて俺を締め付けて離さない。

牧野が首をイヤイヤ、と振りだした。
「……牧…野っ、イクんだ? ……こんな…場所で……ンッ…。」
俺は繋がった部分に手をやり、蕾の辺りを円を描くように撫でる。
「んうっ…! フッ……ッッ……ンンンーッッ!!」
ビクビクッと腰が揺れると中が絡みついてきた。
「…イく……出すぜ…ッッ……クッッ…!」
自身が膨脹し、ドプッドプッと牧野の中に俺の精子が溢れる。
名残惜しむように腰を奥で揺らすと、
その度ピュッ、ピュッッと出るのがわかった。
身震いする程の射精の快感で鳥肌がたった。

「……ハアッ、ハアッ……。」
荒い息を整えながら、牧野からティッシュを貰い処理すると手早く服を整えた。

「俺、初めてだぜ。 理性も何もかもブッ飛んだ。
――悪くねぇな。」
牧野にキスをすると、後戻り出来ない感情が
芽生えている事を確信した。

58名無しさん:2011/08/13(土) 18:18:42
333 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:19:54 ID:CDOi2hrL
タクシーで牧野を家まで送った。
酔いがさめたであろう牧野は俯き、顔を真っ赤にしている。俺はその手を握り、指を絡ませる。
泥沼にハマってもいい。俺にとって牧野は太陽だ。

コイツがいれば、俺はいつでも満月になれる。


誘いの電話をかけたあの時から、俺はすでに泥沼の中ないたんだ。
そんな事を思いながら、牧野の手を握りしめた。



―――――END―――――

334 :320/SF:2007/09/26(水) 21:21:51 ID:CDOi2hrL
以上です。
区切りのいい所までかけてよかったです。

ありがとうございました。

335 :320:2007/09/26(水) 21:26:37 ID:CDOi2hrL
ごめんなさい、久々に書いたら注意書きをするのを忘れていました。

あきつくです。
射精フェチの為、擬音等が多いです。


って今更ですよね。
すみませんでした(´;ω;`)。

336 :名無しさん@ピンキー:2007/09/26(水) 21:42:26 ID:CDOi2hrL
333のラスト付近、
×=泥沼の中ないたんだ
〇=泥沼の中にいたんだ

です。
ほんとすみません。

59名無しさん:2011/08/13(土) 18:54:24
456 :SF:2007/11/24(土) 00:06:13 ID:Ff326yde
できた!できた!できました!!

携帯なもんで、改行エラーに引っ掛からないように細切れな文章ですがお許し下さい。
しかもバカみたいに長くなって34レス位あります……orz


注意
* つくし&F4の5Pです。
* 中だしです。
* 果物プレイあります。
* フェラあります。
* 書き手が射精フェチなので擬音多いです。
* 最後はやや類つくよりです。


途中で規制入って止まったらすみません。
投函します。

60名無しさん:2011/08/13(土) 18:57:20
457 :1:2007/11/24(土) 00:08:19 ID:Ff326yde
「ねぇ、つくし今月の25日ってバイトあいてる?」
「なんで?一応あいてるけど、
滋さんから予定聞かれると嫌な予感がするんだけど……。」
疑いの眼差しを向けるあたしに気付く事もなく
滋さんは一気にまくし立てる。
「それがさ、聞いてよつくしー!!
パパが家族で泊まろうって計画たてたのはいいんだけど、急な取引で無理になっちゃってさぁ。
友達と泊まればいいんじゃないか?
って言ってきたけど、その日は私用事あるし。
良かったらつくしどうかな?泊まってくれない?スウィートルームだよ。」

ス……スウィート!?
あの貧乏人には全く手のでない一泊何十万もとるような部屋!?

「でもそんなの悪いよ。 キャンセルしたらいいんじゃないの?」
「うーん、なんかパパの友達のホテルだからキャンセルとかは
なるべくしたくないみたい。迷惑だしね。」
「だけど……。」
「いーの、いーの!! つくしに泊まってほしいし、気にしないでよー。」

半ば滋さんの押しの強さに負けてあたしは承諾した。
正直うれしい。
せっかくのスウィートだし、満喫してやる!
けど、わざわざその事を伝えに英徳まで来てくれたのかな。

「とりあえず私すんごいお腹減っちゃってさ!
一緒にランチ行こーよ!この滋さんがおごっちゃる!」

――本題はそこか。
思わず笑っちゃった私の笑顔を快諾と捉えたのか
グイッとの腕をひっぱるとズルズルとあたしを引きずって行った。

61名無しさん:2011/08/13(土) 18:58:22
458 :2:2007/11/24(土) 00:09:33 ID:Ff326yde
━━━司Side━━━


あーッ!クソ!!ムカつくぜ!
牧野のやつ類なんかにヤられやがって! 俺様のもんだって自覚がなさすぎるんだよ!

けど飲ませたのはやりすぎたか?
牧野苦しそうだったしな……。
イヤイヤイヤ!!
あれはしょうがねぇ!
あんなヤラシイ顔見せられたら、 誰だって理性ぶっ飛んじまうよな!なっ!

牧野、あれで俺の事嫌いになったり……
イヤイヤイヤイヤ!!
ない!絶対ない!!ないだろ!!

――ない……よな?
チクショー!! こんな所でイライラしてても仕方ねぇ。
よしっ!牧野に会いにいくか!
『急がば回れ』だぜ!

俺は牧野の教室に向かった。
あいにく牧野の姿はなかったが、その辺の女に聞くと
滋がわざわざ英徳まで来て牧野を連れてテラスに行ったらしい。
しゃーねぇ、行くか。

62名無しさん:2011/08/13(土) 18:59:37
459 :3:2007/11/24(土) 00:10:50 ID:Ff326yde
━━━類Side━━━


……牧野、今何してんだろ?
最近忙しそうで非常階段にも来てないしさ。
ここで牧野とダラダラひなたぼっこするの好きなんだけどなぁ。

牧野の事をぼーっと考えていると、前の事を思い出す。
ここで見せ付けるように牧野を抱いたっけ。
司が来たらめちゃめちゃ慌ててやんの。

俺は思わずククッと思い出し笑いをした。
いつも大口あけてケラケラ笑ったりガキみたいにビービー泣いたり
司開いてにギャンギャン怒ってる牧野があんな顔するなんて正直ビックリしたよ。

あんな顔見せられたら、男なら誰だってイチコロだろうね。
――もちろん俺も、だけどね。
牧野との情事を思い出しているうちにいつの間にか
欲情している自分に気付く。
ズボンの中で窮屈そうに頭をもたげたソレに
おさまりを持たせる為に、手元の本に目を落とした。

ほんと、牧野は俺の感情を揺らせてくれるよ。
体が落ち着いた頃、俺は牧野を捜す為に重い腰を上げた。

63名無しさん:2011/08/13(土) 19:01:07
460 :4:2007/11/24(土) 00:12:06 ID:Ff326yde
━━━総二朗Side━━━


「ねぇー、今日はどこのクラブ行くのぉ?
一緒に行こうよー。最近全然誘ってくれないんだもん。
マキ拗ねちゃうよ〜?」
「あらら、俺の大事な姫様が拗ねたら大変だ。
とりあえずまだクラブ行くかどうか決めてないんだよね。
ランチでも行こっか、何食べたい気分?」
そういいながら、絡ませてくるマキの腕をさりげなく振りほどいた。

今までなら女の頼りなさやしたたかさを可愛いと思っていたのに、
ここ最近ベタベタされる事に僅かな嫌悪感を抱いてしまう。
もっと自分をしっかり持っていてベタベタしたりしない、
甘えるのが下手くそでしたたかに生きる事もしない。
普段は女らしさのカケラも見せねぇのにベッドの中では
妖艶に乱れ、俺を誘い惑わせる。
そんな女が……。

ここまで考えたところで俺は自分の馬鹿さ加減にうんざりした。

――まんま牧野じゃねーかよ。

女ったらしの名がすたるぜ、全く。
「マキちゃん、ごめん用事思い出しちゃった。
また今度埋め合わせするね、またね。」
「えっ!? ちょっ!!」
面食らうマキちゃんの頬にキスをすると踵を返して英徳へと向かった。
牧野の事だからくそ真面目に授業受けてんだろ。
バイト行く前に捕まえねーとな。

64名無しさん:2011/08/13(土) 19:02:33
461 :5:2007/11/24(土) 00:13:43 ID:Ff326yde
━━━あきらSide━━━


さみーなー……。
こんな寒い日は鍋でも食いてーな。
だけど香織さんや彰子さん家で食わせて貰う訳にもなぁ。
旦那にぶち殺されるっつーの。
そもそもマダム達はネイルにも金かけてるから料理なんかしねーか。

あー、牧野なら作ってくれそう。つか絶対作る。
しかも美味そう。
あいつ何してんだろ。
最近顔みてねぇぞ?
この前俺も結構激しくヤッちまったし、牧野から誘ったみたいなもんだから恥じらってんのか?

俺もあれから恥ずかしくてあの店行けねーよ、ったく。
牧野に詫びって事で鍋でも作って貰うか。すげーナイスアイデアじゃね?

俺は、一通り勝手な考えをまとめて牧野を捜しにうろつく事にした。

――あー、マジでさみーな。

65名無しさん:2011/08/13(土) 19:04:02
462 :6:2007/11/24(土) 00:21:49 ID:Ff326yde
「おいひーっ!何コレ!?幸せー。」
「でっしょー!つくしなら気にいってくれると思ってた。
この前たまたま食べにきたらすっごいおいしかったからつくしと食べたかったんだ!」
とりあえず3500円のランチで良かったー。
おごりで食べるのは気がひけちゃうもん。バイト代入ったばかりだし払えるや。
けっこう痛い出費だけどたまにはいいよね。
ムシャムシャとランチを頬張っているあたしの鞄から、携帯の着信音が聞こえた。

―ピピピピッピピピピッピピピピッ―

「あ、つくし電話なってるよ。」
「ほんとだ。……ムグッ。……もひもひ?」

「てめー!テラスにいねぇじゃねーかよ!フザけんなよ!」
「……は?何が?」
「今どこにいんだよ?」
「表参道のBlueBeadっていうパスタ屋さんだけど…。」
「絶対動くなよ!? いいな。」

――ガチャッ…プッ…プーッ…プーッ――

「……どうかした?」
「……訳わかんない。道明寺が勝手に怒鳴り散らしてた。
さっ、ご飯の続き続き。」

―ピピピピッピピピピッピピピピッ―

「また道明寺かな。もー!」

―プッ―
「もしもしッ!?」
「あ、ごめん取り込み中だった?」
「はっ、は、花沢類!?ごめん、違うの。」
「ククッ、すごい元気だね。 今何してた?」
「滋さんとBlueBeadって所でご飯食べてたよ。」
「ふーん……そうなんだ。俺も散歩してるから
もしかしたらちょっと寄るかも。いい?」
「もちろん、ランチ食べてるね。」
「うん、またね。」

――ガチャッ…プーッ…プーッ…――

「花沢類からだった……。」
「へー、珍しいね。」
「ほんと。珍しい、ちょっとビックリしちゃった。」

66名無しさん:2011/08/13(土) 19:05:07
463 :7:2007/11/24(土) 00:24:14 ID:Ff326yde

―ピピピピッピピピピッピピピピッ―

「…つくし……これドッキリか何か?」
「……あたしもそう思う……。」

プッ 「もしもし?」
「あー、牧野?今授業受けてた?」
「西門さん? 受けてないけど……。」
「へぇー、サボリ?珍しーじゃん。」
「サボリっていうか滋さんとランチ食べてるから。」「いーじゃん♪どこ?」
「BlueBeadって所だけど……」
「あぁ、あそこのランチうまいよね。
そっか、わかったわかった。んじゃーね。」

――プツッ…プーッ…プーッ…――

「もー!落ち着いてご飯も食べれないよ。
せっかくのおいしい料理なんだから冷める前に食べちゃう!3500円もするんだから勿体ない!!」

―ピピピピッピピピピッピピピピッピピピピッ―

「――つくし…なんか私怖いんだけど……。」
「何!?なんなのよ!?」

―ピピピピッピピピピッ―

「………もしもし……?」
「おぉ、なかなか出ねーからバイト中かと思ったよ。で、今どこ?」
「…美作さん?今は…BlueBeadっていうお店でランチ食べてるけど……。」
「わかった、サンキューな。」
――プツッ…プーッ…プーッ――
「つくし人気者だねー。」
「っていうか今あたしずっと店名ばっかり言ってなかった……?」
「めちゃくちゃ言ってた。
店のCMかって位言ってたよ。」
「アハハハッ、ほんとにね。あたしも言いながら思ってた。」

67名無しさん:2011/08/13(土) 19:07:47
464 :8:2007/11/24(土) 00:25:47 ID:Ff326yde
「それにしてもF4全員から電話ってすごいね、しかも同じようなタイミングで。
なんか用事だったの?」
「それが全然わかんない。
なんか聞きそびれたし。まぁ、いいや!ご飯ご飯!」
「F4となんかあったんじゃないの〜?
教えてよー!」
うりうり、と指先で肩を突きながら滋さんがニヤニヤと茶化した。
「なっ、なんにもないわよ!ある訳がないじゃない!」
思わず赤面してしまう。
なんかは、ある。
吹雪の中ロッジであった事も花沢類に非常階段で抱かれた事も、
道明寺と非常階段でした事も西門さんや美作さんとまでした事も
全部、桜子や滋さんには言えないでいた。
言える訳ないっつーの!
あたしは動揺をごまかすようにムグムグと口を動かした。

「あ、つくし後ろ……。」
「……んむ?」

振り向こうとしたあたしの視界が一瞬遮られたかと思うと、
首もとにフワッと柔らかいものが触れた。

「マフラー?」
「こんな寒いのに、マフラー位しなきゃダメだよ。
風邪ひいちゃうでしょ。」
花沢類があたしの首に丁寧にマフラーを結んでくれた。
「……ありがと。」
「花沢さん優しー♪ あの獰猛な誰かさんとは大違いだね、つくし。」
「――それ誰の事だよ!?滋!」
「司!!……なんでいるの?」
「俺はなぁ、ずっとずっとずーっと牧野を捜しまくってたんだよ!フラフラすんな!ボケ!」
走って来たのであろう道明寺はハァハァと肩で息をしていて
鼻は真っ赤になっていた。

「ボケって何よ、会ってそうそう!なんで捜してたのよ!?」
「それは……だなぁ……、その……。」
道明寺はチラリと滋さんを見ると言いにくそうに語尾を弱めていった。
滋さんがいたら話しにくい事?

「そっ…それよりッッ!なんでここに類がいるんだよ!猿とランチしてたんじゃねーのかよ!」
「滋って呼べって言ったでしょ!」
「うっせー猿!!黙ってろ!」
「俺?散歩してたから寄り道がてら来ただけだよ。
(ほんとは牧野に会う為に散歩してたんだけどね)」「そっ、そうかよ、だったらいいんだけどよ!」

あぁ…せっかくのランチが……。3500円が……。
ギャーギャー騒いでる間にどんどん冷えていく……。

68名無しさん:2011/08/13(土) 19:09:00
465 :9:2007/11/24(土) 00:27:00 ID:Ff326yde
あたしがガックリと肩を落としていると、店の外に高級そうなリムジンが止まった。
それをみた道明寺が気付いたように言う。
「なぁ類、あれあきらのリムじゃね?」
「あぁ、ほんとだ。凄い偶然だね。」

―バタン―
運転手が丁寧にドアを開閉すると、中から美作さんが出てきた。
キョロキョロとガラス越しに店内を伺うと、あたしを見て一瞬頬が緩んだかと思いきや
あたしの周りの人達を見てちょっとビックリした顔をした。
そりゃそうか、結構な大人数だもんね。

「――久しぶり。」
「久しぶりだね……。」
何か美作さんと会うのはちょっと照れくさかった。
バーで会ったきりだったから……。
あー!もう、あたしってばなんて醜態をッ!。
恥ずかしくて会わす顔がなくて、F4を避け気味に過ごしてたもんだから
ちょっと気まずい……。
滋さんだけが救いだわ……。

「どーしたの? なんか美作さん顔赤いよ!つくしに会いたかったの?なんちゃって〜。」
ちょっ、滋さん!!
――だめだ、滋さんは助けにならない……。

「なっ、んな訳ないだろ!」
慌てる美作さんと顔をあげられないあたし。
道明寺が美作さんとあたしの様子を伺っているのが痛い程わかる。

そんな重苦しい空気を破ったのは脳天気な声だった。

69名無しさん:2011/08/13(土) 19:11:03
466 :10:2007/11/24(土) 00:28:15 ID:Ff326yde
「おぉ!すげー大人数だな。まさか俺抜きでランチしてんの?ショックー。」
「西門さん!?なんでここに?」
「決まってんじゃん。牧野に会いに来たんだっつーの。」
「あっ、あたし!?」
「まぁ冗談はさておきマジでお前ら何してんの?」
「――(コイツッ!) 滋さんとランチだけど。」

西門さんはF3を一瞥すると声をかけた。
「お前らは?」
「俺は朝から牧野を捜して、走って来たんだよ!」
「俺は散歩の途中で立ち寄っただけ。」
「俺は、たまたま車で通り掛かったから…。」
「――ふぅん。ま、いいけど。」

二人掛けのテーブルなのに四人も増えたもんだから、狭くてランチも食べにくいし
長身の男がテーブルを取り囲むようにいる様は異様で周りの目を引いている。
「俺注文するわ、横のテーブル開いてるし。」
道明寺があたしの隣側にドサッと腰掛けた。

「「「じゃあ俺も。」」」
F3も何故か競うように隣のテーブルに腰掛けた。
みんなが思い思いの物を注文すると滋さんが口を開いた。
「みんなさー、25日って何してるの?」
「別に。」
「知らね。」
「さぁ。」
「……。」

「その日はつくしがリーフホテルのスウィートに泊まってるから
遊びに行っちゃえば〜?
ワイワイ騒いで過ごしたら楽しいよ!
私は参加出来ないんだけどねー。」

70名無しさん:2011/08/13(土) 19:13:07
467 :11:2007/11/24(土) 00:30:10 ID:Ff326yde

『『『『!?』』』』

「悪ぃな、猿。俺はちょっとのぐれ用があって無理だわ。」
「司、それは【野暮用=やぼよう】っつーんだよ。
まぁ俺もちょっと女の子と約束があって無理だな。」「俺もマダームが待ってるからなぁ。」
「俺は眠いし無理……、つかダルい。」

あぁ、良かった。滋さんなんて事言い出すのかと思ったわよ。
F4がみんなこないならゆっくりスウィートを満喫出来そう。うれしーい!

「なーんだ、残念。ま、また私も参加出来る日に集まればいっか。」
「そうだよ、せっかく集まるなら滋さんや
優紀や桜子がいる日の方が絶ッッ対楽しいって!!」
「そうだよね!つくし。じゃあ25日はゆったりスウィートでリラックスしなよ。」
「うん!」

71名無しさん:2011/08/13(土) 19:14:44
468 :12:2007/11/24(土) 00:31:10 ID:Ff326yde
╋╋25日╋╋


━━━司Side━━━


っしゃーッッ!
今日は牧野がホテルに泊まるって言ってたな。
滋が言い出した時に用事があるって言っておいて正解だぜ!
あいつらもみんな用事だっつってたし、俺は天才だな!

牧野とはあれからどうもぎくしゃくしちまってるし、ここはちょっと二人っきりでだなぁ…。
フフ……フハッハッハッ!!
牧野のやつ
『道明寺来てくれたの!?あたし嬉しいっ!』
なんつって抱き着いてくるかもしんねーな!
一応シャワー浴びていくか。
べっ、別に下心なんかねぇけどな!一応、一応だ!
マナーってやつだ。
一緒に晩飯食いてぇし5時位に行くか……。

72名無しさん:2011/08/13(土) 19:15:38
469 :13:2007/11/24(土) 00:32:01 ID:Ff326yde
━━━類Side━━━


ふぁ〜あ……。
よく寝た。今何時?
――カチッ――
3時…か。
牧野は今ごろホテルでくつろいでるかな? 急に行ったらビックリするかな。
今日は牧野は一人で過ごしてるみたいだから、俺の独り占めだね。

ここ最近なんかワクワクしてたなぁ。
俺、やっぱ牧野の事すげー好きみたい。

早く顔みたいなぁ。そろそろ用意するか……。

73名無しさん:2011/08/13(土) 19:16:33
470 :14:2007/11/24(土) 00:32:56 ID:Ff326yde
━━━総二郎Side━━━


あいつら怪しい……、あきらのデートと類の付き合いの悪さはいつも通りだけど
司が野暮用!? ありえねぇだろ!
まぁ何を企んでるかは知らねーけど、牧野は俺が貰うぜ。悪ぃな、司。

牧野は他の女とは違う、俺にとって必要なんだ。
スウィートで牧野と二人っきりの夜を過ごさせて貰うぜ。
ああ見えて牧野は以外と古風な女だ。品物よりも花に喜んだりするだろう。
ホテルに向かう途中に花でも用意してもらうか。

牧野、待ってろよ。
花はオマケでしかねー。お前に最高の夜をプレゼントしてやるよ。

74名無しさん:2011/08/13(土) 19:17:14
471 :15:2007/11/24(土) 00:34:04 ID:Ff326yde
━━━あきらSide━━━


司は野暮用、総二郎はデート、類は寝てんだろ。
今日は牧野と二人きりだな。 あの夜以来だぜ。
牧野っつー泥沼にハマッてからは他の女には目もくれてねぇ。
今まで周りの事ばっか気にしながら生きてきた俺から
理性もなにもかも取っ払ってくれた女だ。
あいつはすげぇ。 俺より年下のくせに俺を簡単に包み込めるだけの器量を持ってやがる。

おふくろからわけて貰ったバラを片手にリムジンに乗り込む。
俺が女に花持っていくなんざ激レアだぜ?
これが惚れた弱みっつーやつか。
初めての経験だな。

――もう夕方か、そろそろ出るか。

75名無しさん:2011/08/13(土) 19:18:13
472 :16:2007/11/24(土) 00:35:21 ID:Ff326yde
〜リーフホテル〜

オリーブの葉をモチーフにしたこのホテルはスタイリッシュな外観から一変、
中は女性の好みそうな
暖かみのある雰囲気になっていた。
そんな暖かみのあるロビーに四人、寒々しく肩を落とした男達がいた。

「どういう事だよ!」
「司野暮用じゃなかったの?」
「――グッ!類だってダルいとか言ってたじゃねーかよ!」
「……言ったっけ?」
「マジかよ……。」
「まあ気を落とすなよあきら、結局みんな同じ考えでいたって事なんだろ。」
「総二郎……、お前冷静だな……。」
「俺だって牧野を独り占めして最高の夜を作る予定だったっつーのにガッカリだぜ。
けど集まっちまったもんはしゃーねえよ。」
「つーかお前らみんな牧野とヤッたんだろ?
俺、ロッジの時だけだと思ってたから知った時すげぇビックリしたんだけど。」
「何ぃっ!?総二郎とあきらも牧野とヤッたんかよ!
類とヤッてたのは知ってたけどマジかよ……。」
「まぁそうショックうけんなよ司、今日は楽しもうぜ♪」
「――!?まさか、また五人でヤルつもりなのかよ!?」
「あのなー、俺だって牧野を独り占めしてぇの。
だから花まで買って来てんだよ。
けど絶対誰も譲らねぇだろ?」
「おお……。」
「だったら……ヤルしかねぇじゃん。
まぁ牧野を1番喜ばせてやれるのは俺だろうけどな。」
「何っ!? お前ら……牧野とヤッた時の事教えろよ。
知らねぇのは嫌だからな。類から話せよ。」

76名無しさん:2011/08/13(土) 19:22:05
473 :17:2007/11/24(土) 00:36:31 ID:Ff326yde
「……俺から? まぁいいけど……。」

――ゴクリ――

「別にたいした事してないよ。非常階段で抱いただけ。
あぁ、司には見えるようにしたけどね。
後ろから突いてあげたらすごい感じてて可愛かった。」

「司、マジで!?見たんかよ!」
「……まぁな。」
「類、お前非常階段って……。野外プレイじゃねーかよ!
って店でヤッちまった俺が言えた事じゃねえな……。」
「店!?お前も何やってんだよ!」
「司、落ち着け。」
「いや、なんか一緒に呑んでたら牧野が欲情してきてさぁ。
我慢しようと思ってたんだけど普通に無理だわ。」
「牧野が…牧野が……?」
「司、勃ってんじゃねえかよ!」
「たっ、たっ!たってねーよ!!服のシワだよ!!
総二郎何言ってんだよ!」
「次は……俺か。
悪いけど普通だぜ。和室で抱いた。
着物で、牧野がすげぇ乱れて潮までふいちまうもんだから俺も理性ぶっ飛んじまったぜ。」
「潮…潮って……?」
「司、落ち着け。あと前屈みにしてろ。」
「司は?」
「俺は類と牧野が非常階段でヤッたって知ってからすげぇ嫉妬して
非常階段で……顔に出しちまった……。」
「顔射!?」
「ひでぇ!」
「……鬼畜だね。」
「いや……、……口に……。」
「「「うわぁ……。」」」

77名無しさん:2011/08/13(土) 19:22:58
474 :18:2007/11/24(土) 00:38:50 ID:Ff326yde
「そろそろ部屋、行くか。大河原が最上階っつってたな。」
「行くのはいいけど総二郎、どうやって入るつもりだよ。」
「まぁ任せてな♪」

――ピッ、―ヴーン……――

「やべぇ、なんか緊張してきた。」
「司エレベーターの中で出すなよ。」
「出さねぇよ!!」
「ビンビンじゃねーかよ。」
「総二郎もたってんだろ!」
「つーか俺もだけどみんなたってんじゃん……。」
「類、言うな。」

――ガチンッ、―プシュー――

「着いたぜ。ワンフロアスウィートだから間違いねぇ、牧野はここだ。」
「じゃあ総二郎、頼むぜ。」
「――ああ。」


――コンコンッッ――


「失礼します。ルームサービスです。」
「ブフォッ!!」
「司、笑ってんじゃねーよ! あきら、司の口塞いでろ!」
「……怪し過ぎない?」


『ハーイ!!』
――ガチャッ――

78名無しさん:2011/08/13(土) 19:24:45
475 :19:2007/11/24(土) 00:39:54 ID:Ff326yde
ええええええっっ!?
なんでF4がみんないるの!?
用事だって言ってなかった!?

「どう…したの?」
「俺らのお姫様に最高の夜をプレゼントしにきたんだよ。」
西門さんがあたしに花束を渡すと奥に入っていった。
「これも。すげぇいい香りだぜ。」
あたしが美作さんからもバラを受けとっているとすでに花沢類が室内で寛いでるし……。
嫌な予感……。

グイッと肩を寄せられたかと思うと、あたしの唇は塞がれていた。
「…ん…ぅ…」
道明寺がキスを終えると言う。
「この前は、悪かったな。無理矢理すぎた。
今日は……優しくするから。」

今日は!? どういう事!?まさかまた……。
あたしの質問は道明寺の咥内へ消えていった。
舌が入って来たかと思うとあたしの舌を優しくまさぐる。

…ちゅ…クチュ……
だめ…だよ……力が入んなくなっちゃう……。

79名無しさん:2011/08/13(土) 19:36:19
476 :20:2007/11/24(土) 00:41:14 ID:Ff326yde
「司、ベッドに連れてこいよ。」

美作さんがそう言うと、あたしの足がフワリと宙に浮いた。
道明寺にお姫様だっこされたままベッドにおろされる。
有無を言わさずスルスルと服を剥ぎ取られ、下着まで脱がされてしまった。
足に、胸に、頬に手がのばされる。

「――んっ…や…ぁ……」「ん?もう気持ち良くなってきちゃった?まだまだだよ。つくしちゃん♪」
西門さんの指があたしの唇を開いて舌の上で滑らせる。
反射的に舌で西門さんの長い、綺麗な指を舐めとる。
「――そう…イイコだぜ……ッ。」

「牧野の足すげぇ綺麗。」
美作さんがあたしの太ももにキスしたかと思うと緩やかに舌を這わす。
くすぐったいのに、そのまま上がってくるんじゃないかという期待感に蜜がジワリと滲むのが分かった。

目の前には花沢類のアップがあった。
両手をあたしの頬辺りに掴むように延ばし、押し付けるような激しいキスをする。
少し冷たい花沢類の指が、耳をかたどるように触れる。
「……んっ…ぅ…」

―グチッ…チュ…チュ…―
「牧野……、俺…あんたの事、……すげ…愛してる…。覚えてて…。」
キスの合間合間に花沢類が耳元で小さく囁く。
その声が色っぽくて切なくてなんだか涙が滲みそうになった。
「…花沢…る…ぃ……ッ…。」

あたしの体が後ろから抱え起こされる。
道明寺……?
「牧野、会いたかった…。毎日お前の顔見ねぇと
耐えらんねぇよ……。」
首筋にアツい舌が触れた。
背骨にそって下りていく唇は、時折甘噛みしてあたしを高ぶらせる。
うっすら開けた瞳の端で、西門さんが冷蔵庫を開けているのが見える。

何してるの……?
聞こうとしてもあたしの唇も、舌も、今は花沢類と一つになっているから声が出せないよ……っ…。

80名無しさん:2011/08/13(土) 19:37:01
478 :21:2007/11/24(土) 00:42:17 ID:Ff326yde
道明寺はあたしの胸にある小さな頂きを、慈しむように優しく優しく愛でる。
前の時の激しさはカケラも残っていなかった。
足を愛撫する美作さんの髪が、サラサラと太ももにあたって
敏感になったあたしの体がそれに反応する。

――クチュ…カプ…カプ…
花沢類があたしの舌を軽く吸いながら舌先に歯をたてる。
痛いようなむず痒い感覚を、貪欲に求めるように手を延ばす。
花沢類の髪に絡み付いたあたしの指先は、
スルスルと抵抗のない綺麗な髪に流されてしまう。
それでもなお、頭に腕を回し
花沢類の咥内に舌を入れた。


――パタン――
遠くで冷蔵庫の閉まる音と共に、近付いてくる西門さんの足音が聞こえる。

「いいもん見つけちゃった。」
何か企んでるような笑顔で西門さんが持ってきたのは……。

81名無しさん:2011/08/13(土) 19:38:11
479 :22:2007/11/24(土) 00:43:33 ID:Ff326yde
ウェルカムフルーツの……苺?

「せっかくのウェルカムフルーツなんだ。いただかないと♪」

西門さんはニコッと笑うと、あたしの体の上で苺を握り潰した。
プチュッと水気を含んだ音がして、胸に、お腹に赤みを帯びた水滴が落ちる。
西門さんはいくつも苺を潰すと、あたしの体中を濡らした。

「へぇ…、イイモン見つけたじゃん。」
美作さんが足についた苺を舐めとる。
「牧野の胸にある苺も食ってやるよ。」
道明寺が胸にある、赤く色づいた実を口に含む。
「俺はイチゴミルクが好きなんだけど……しょうがないか。」
花沢類の頭がスッと下がったかと思うと、いきなり下腹部も通り過ぎて
あたしの1番感じる所へ……。

「――ッッ!…あぁ…アッ!!」
急激な快感に思わず眉をひそめてしまう。
花沢類の舌が、触れるか触れないかの弱さで割れ目をなぞる。
「牧野、ココすごい甘くなってる。
ミルクいらないね。」
「…アッ…アッ……ヤァァ…!!」

「なぁ、俺の指濡れちゃった。綺麗にしてくれる?」
西門さんの甘いトロトロの指をくわえ、イチゴを舐めとる。
―ちゅぷ……ちゅッ……
「――あー…俺、これすげぇクるわ…ッッ。
フェラ…されてるみてー。…くっ……はぁ…ッ…。」

82名無しさん:2011/08/13(土) 19:40:09
480 :23:2007/11/24(土) 00:44:52 ID:Ff326yde
「…んぅ…チュ…クチュ……」
舌を西門さんの指先に巻き付けるように絡めて、
ジュプジュプと出し入れする。
「――くっ…!!……アッ…も…いい…ッッ!」
西門さんが慌てた様子で指を引き抜いた。
指先とあたしの口元が糸で繋がり、離れた。
「…ハァッ…ハッ…。」
西門さんが引き抜いた指で自身を握り、押さえつける。
自身の先からは透明な汁がツツ…と滴り落ちた。
「―ッ…ヤベー……ハッ…ハァッッ…。溜まってたから
もう少しで出ちまいそーだったぜ……情けねー…。」

西門さんの苦しそうに我慢する顔を見るだけで
あたしの蜜壷はズクンと疼いた。
「…牧野…溢れてる…。」足の間から花沢類があたしを辱める。
その舌は、蕾を下から舐め上げたかと思うと中に入ろうとさえする。
見なくてもわかるほど濡れているのに、指先すら入れて貰えないものだから
じれったくて腰が浮いてしまう。
「ね、なんでこんなにヒクヒクしてるの…?
…はぁ……俺まで我慢出来なくなっちゃうじゃん……はっ……。」
花沢類のあたしを見る顔も、熱に浮かされているみたいに色っぽい。

「牧野、前みたいに…舐めて。」
美作さんが自身を口元に持ってくる。
「―いい…よ……アッ…!」
硬くなった美作さんのソレを躊躇いなく口に含む。

83名無しさん:2011/08/13(土) 19:43:45
481 :24:2007/11/24(土) 00:46:15 ID:Ff326yde
「すげ……ッッ。牧野…口ん中アツイな……。」
全部口に入りきらない分は、手で根本を優しく扱いた。
口の中でビクンビクンと時折脈打ち、先走り液が滲み出る。
「……はぁ…ハァ…ァー…ッッ…」
美作さんは眉間にシワをよせると息を弾ませる。

「お前のココ、すっげぇ硬くなってる。」
道明寺があたしの胸の実を指で、舌で刺激する。
ピン、と勃ったソコを口に含んだままレロレロと攻める。
「……んんっ…。」
ヒクヒクと動いてしまう身体を、道明寺が背中にまわした腕で抱き留めてくれる。

「――も……限界…っ、入れさせて…。
今日は…そんなもたないかも……ハァッ……。」
美作さんが口からズルリと自身を引き抜くと、花沢類と場所をかわり割れ目にあてがう。
今まで表面だけの愛撫で溢れているソコは、触れているだけの
硬くそそり立ったモノを待ち侘びていて、あたしも限界だった。

「美作さ…ん…ッッ…、お願い……奥ま…で……ア…。」
二、三度割れ目に自身を擦りつけると、最奥までグウッと貫いた。
「――あああっ!!あっ!アッ!……くぅ…ッッ!」
「――うー……ッッ!!……ハッ、ハッ…」
キュウキュウと疼き、締まっていたソコに美作さんの熱い高ぶりが押し込まれる。
グッ、グッと腰を揺らしあたしを突き動かす。

84名無しさん:2011/08/13(土) 19:48:05
483 :25:2007/11/24(土) 00:47:36 ID:Ff326yde
西門さんが後ろに回り、突かれているあたしの足を開いた。
赤ちゃんにおしっこさせるようなポーズをとらされて、
グチュッグチュッと美作さんをいやらしく咥えているのがまる見えになってしまった。
西門さんは汗ばんだあたしの身体を抱えたまま、
今にもイキそうでフルフルしている下の蕾に指をのばした。
指で蕾を挟んだり、扱きあげたり
円を描くようにヌルヌルと押し潰す。

「アッ、アッ…ダメっ…それ……イッちゃう…ッッ!!――だめぇっ!…アアアアッッ!!」
ガクガクと身体が痙攣してピュッピュッと熱い液が溢れる。
ドクドクと蜜壷が収縮し、呼吸がおいつかない。
「あ……ッッ牧野!!……俺も…イク…っ……
…愛…してる…から…な…クッッ!!」

美作さんの腰がブルブルと震えてあたしの中に熱が広がる。
「…ハーッ……ハーッ……。」
ポタポタと美作さんの前髪から落ちる雫があたしの頬に数滴落ちた。
「…俺、もうお前以外抱けねーよ……。」
あたしにキスをするとフラフラともう一つのベッドに行き、仰向けにバサッと倒れた。

85名無しさん:2011/08/13(土) 19:48:56
484 :26:2007/11/24(土) 00:48:57 ID:Ff326yde
「次は…俺イイ?」
「いいよ。俺最後がいいから。」
「じゃあおれは総二郎の次な。」

あたしの意見が聞かれる事もなく
西門さん→道明寺→花沢類の順番に決まったようだった。
「俺さ、帆掛船が好きなの。知ってる?帆掛船。」 西門さんはあたしの片足を自分の肩に乗せると、自身をあてがった。
そしてあたしの耳元で囁く。
「理由は……、すげぇ奥まで入るから…だぜ。」

―グイッ!!―
あたしの蜜壷の中に西門さんが入っていく。
「…あっ!……やぁッッ!!…あああーっ!」
今まで踏み入れた事のない領域で西門さんの猛りを感じる。
「…きっつ…っ……!」
「アァ!そんな……奥…はぁ…ンンッ!」
ズブズブと西門さんとあたしが擦れあう。

「すげぇエロい顔してんぜ……。」
道明寺があたしを興奮した顔で覗き込む。
髪を撫でる花沢類のソレも、お腹くっつきそうな位張り詰めていた。
どうしようもない位淫らな気分になっていたあたしは、
右手で花沢類のソレを、左手で道明寺のソレを握りしめた。

86名無しさん:2011/08/13(土) 19:53:36
485 :27:2007/11/24(土) 00:49:51 ID:Ff326yde
「―お前っ……! ハァ…ッッ…ヤベぇって!」
「……牧…野……んっ…。」

「すげぇ眺め……ッッ…。ハ……お前…最…高…。
マジで…愛してるから……。」
西門さんが足を抱えたままあたしの中を掻き回す。
太ももまでグッショリと濡れていて声が抑え切れない。
「……ンーっ…あたし…ッッ…アッ…また…っ…」
「…イキそ?……いいよ…。ここ……イジッてやるよ……ハァッ…」

「あっ、アアッ……イ…ク…ッッ…ンンッ!」
西門さんに壷を摘まれたまままた蜜壷から汁が溢れ出る。
「…牧野…すげ…かわいい……ッッ。
俺も…出すぜ……ウッ…ッッ…!!」

―ドプッドプッ―
西門さんの張り詰めた先から次々と白濁液がでてあたしの中に注がれる。
惜しむように数回抜き差しすると、コポッとあたしの中から白濁液が溢れだした。

87名無しさん:2011/08/13(土) 19:55:15
486 :28:2007/11/24(土) 00:50:39 ID:Ff326yde
イッた事で疎かになっていたはずの両手にある二つのソレは
ヒクヒクと先走り液が滲みでていた。

「…見てるだけで出そうになっちまったじゃねーかよ……ッ!」
道明寺が立ち上がると西門さんと交代する。
花沢類はあたしを抱え起こすと後ろから抱きしめてくれた。

「……牧野…司にヤラれてる所、今度は俺が見てあげるよ。」
花沢類が耳に舌を這わせながらあたしを煽る。
「なぁ……ここグチャグチャにしていい?」
座位の状態で道明寺に先だけ出し入れされて、あたしはおかしくなりそうだった。
「…ん…来て……ッッ…道明寺ぃっ…!」
「…おお。――こうかよッ!!」
あたしの腰を押さえつけた道明寺が、ガンガン腰を揺さぶる。
「――っ!!……ッッ!…ハッ…!」
あたしの身体は壊れんばかりに突かれてうまく声も出せないでいた。
道明寺の額にも汗が滲んで繋がっている場所からはパンッパンッと肌のぶつかる音が聞こえる。
「―道…明寺ッッ! アッアッアッ!!」
突かれる衝動に合わせて喘ぎ声が出る。

88名無しさん:2011/08/13(土) 19:57:27
487 :29:2007/11/24(土) 00:52:36 ID:Ff326yde
「…ハッ…ハァッ……そんな顔見せられたら…ッッ…、
優しく…できねーじゃねーかよ……クッ…!」
「…ンッ、アァ…あっ…」
道明寺の限界も近づいているのか、中にある自身がより大きく硬くなっていって
あたしを追い詰める。
背中にあたる花沢類の自身も熱くなっていて、
花沢類も興奮してるのか
時折押し当てられるように腰を揺すった。


「牧野……イキそう……ハッ…。
我慢……できねー……クッ…!」
道明寺の吐息も断続的になってきて潤んだ瞳であたし訴えかける。
「…ンンッ…いぃ…よ…ッッ…あっ…ん!」
途切れ途切れに答えたのを聞いて、腰を1番深い所に押し当てると
あたしを抱きしめた。

ビクビクと中で震えた自身からは勢いよく精液が飛び出した。
お腹が満たされるような感覚さえしてしまう。
道明寺が身体を離すと力を入れなくても蜜壷から精液が溢れてくる。

89名無しさん:2011/08/13(土) 19:59:07
489 :30:2007/11/24(土) 00:56:34 ID:Ff326yde
「……なんか俺…今、人生で1番幸せかも……はぁっ…はぁっ……。」
肩で息をする道明寺は、あたしの額にキスをするとベッドの脇に身体を沈めた。

「――今からは…俺だけの牧野だ…。」
花沢類が後ろからあたしを抱きしめる。
ギュウッとされただけでも身体が勝手に感じてしまう。
「あっ……花沢…るい…はぁ…。」
「牧野、すっごい感じてたね。生まれて初めて嫉妬した……。
牧野の中、俺の精子で洗い流しちゃってもイイ?」
優しい声で、だけどあたしを見据えて静かに囁いた。
なんだか照れくさかったあたしは返事が出来ずにコクリ、と頷いた。

「――おいで…。」
あたしの手をひくと開いているベッドに移る。
すでに腰がふらふらで、たどたどしく歩いていると
膝辺りまで精液がトロトロと伝い落ちてしまう。

花沢類はベッドであたしの濡れた足や蜜壷を拭くと、なんの前触れもなく
指をズプッと蜜壷に入れてきた。
さっきまで道明寺に攻められていたそこが、今度はピンポイントで攻められてしまった。

90名無しさん:2011/08/13(土) 19:59:56
490 :31:2007/11/24(土) 00:57:37 ID:Ff326yde
「――あっ!?…あっ、あっ、…アアッッ!!」

―ジュプ、ジュプ、ジュプッ―

中で指を曲げると掻き出すように愛撫する。
お腹側の感じる場所に指がグッ、グッとあたりその度あたしは嬌声をあげた。
「牧野の中、グチュグチュになってるよ。 ね、なんで?」
意地悪な笑顔であたしを辱めようとする。
「……感じ…ちゃう…アッ…からっ…!」
「へー、じゃあこの白いのは何? いっぱい溢れてきてる……。」
「……せ……えき…ッッ。」
「何? 聞こえないよ、牧野……」
「精……液ッッ…ハァッ…アッ!」
「よく言えたね。ご褒美あげるよ……。」

一瞬フッと笑うともう片方の手から何かを見せた。

――また…苺…?――

91名無しさん:2011/08/13(土) 20:00:56
491 :32:2007/11/24(土) 00:59:28 ID:Ff326yde
「――アッ……花沢類…何…してるの…?……ヤァッ…ンッ…!!」

―クプッ…クプッ…―

小ぶりの苺が二つ、あたしの中に消えた。
「入れるよ…。」
その直後花沢類の声が聞こえたと同時に、
すごい圧迫感があたしを襲う。

「…やっ…アア!!…ッッ…変に…なっちゃ…う……
ヤッ…ンンッ、アッ、アッ、アッ!」
ただでさえ大きい花沢類の自身なのに
苺が中で異物感となって、今まで感じた事のない快感に翻弄されてしまう。

「…はぁ…すご……中グッチャグチャだよ……んん…。」
「あぁっ!…アッ、…ダメ…ダメっ…!」

飲み込まれそうな深い快感が、結合部から徐々に広がって
背骨を通り、汗ばんだ足や腕に鳥肌がたつ。
その快感が頭まできた時、頭が真っ白になって意識を手放した。

92名無しさん:2011/08/13(土) 20:01:57
493 :33:2007/11/24(土) 01:00:32 ID:Ff326yde
『…まーきの!…牧野ー!』

ハッ!?

「あ、気がついた? 牧野が失神したもんだからビックリしちゃった。
30分位たったけどもう大丈夫?」
「……え……あぁ…うん、なんか…ごめんね…。」
「牧野が大丈夫なら良かった。動かすね。」
「えっ!? 動かすって……ええ!? ……アッ、アアッ…!?」
あたしの中に……花沢類が……入ってる!?
え!?でも30分位気を失ってたって……。

あたしが感じながらも軽くパニックに陥ってるのを察したらしい花沢類が言う。
「牧野ってば失神してからもキュウキュウ締め付けて
俺の事離してくれなかったんだよ。
それに俺、イク時は感じてる牧野の顔見ながらイキたいから。」

―ズンッ、ズンッ、ズンッ―
「アッ…あぁっ……、壊れ…ちゃう……ッッ!!」
「―ンンッ……牧野…イイ……。」
ベッドの軋む音、水音、掠れた声で頭がイッパイになる。

93名無しさん:2011/08/13(土) 20:04:37
494 :34:2007/11/24(土) 01:01:46 ID:Ff326yde
花沢類もイキそうなのか、普段の無表情からは想像つかないほど切ない表情をしている。
「…はぁ…ハッ……牧…野ッッ…もう…!」
「…ん、ンンッ…いいよ……アッ!…きて…ああぁっっ!」

「――クッ…ン…ンンッ…っ!!」
花沢類と目があった。縋るような瞳であたしを見ながら
出していく。
ブルッと身震いするとドクッドクッと射精が始まった。
「…ハッ…ハァッ…ハァッ…アッ…。」
「……ハァッ……ン…ハァッ……。」
限界まで感じまくったあたし達は、
達したあと声も出せずに抱き合ったまま眠りについた。


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