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やる夫で学ぶ社会人のための超速習微分方程式
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名無しのやる夫だお
:2022/10/28(金) 20:34:43 ID:ZQmqg/Nk0
例えば日本語の「口」。高句麗語の「忽次」「古次」に由来するとされているわけだが、日本語の「口」の読みがなぜ「くち」であるのかに関してヒントを与えてくれるのが高句麗語だ。ここで手がかりとなるのが、以下に示す『三国史記』の地理志の一節である。
(1) a. 獐項口県 一云古斯也忽次
b. 穴口県 一云甲比古次
c. 泉川口県 一云於乙買串
「一云」は「〜と言う」を表し、aは「獐項口県」について説明した文である。「獐項口県」はかつて高句麗に存在していた地名を指す。そして、「獐項口県」を意味的に解釈し、高句麗語で表記したのが「古斯也忽次」である。
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