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トクベツナカラダ

1unknown:2016/09/29(木) 15:31:21 ID:w.xGz1E.0
奇病(架空のもの)に罹った少女が巨大児の多胎妊娠と出産を繰り返すお話です。

登場人物
  
御園彩華(みその さやか)
 13歳になったばかりの中学1年生。
 発育がよく、身長153cm、体重45kg、スリーサイズは78/54/81でCカップ。胸が大きいことがコンプレックス。
 大人しく、気立てがいい。
 子宮が一般女性よりも大きく(妊娠3ヵ月くらいの大きさで目立たない)子宮の活動が活発になる病気に罹っている少女。妊娠期間の長期化やそれに伴う巨大児化などの症状がある他、排卵数も多く、将来的な妊娠は医師から止められている。

九条 誠(くじょう まこと)
 彩華が思いを寄せる同級生。
 自身も彩華に思いを寄せているが、片思いと思い込んでいるためなかなか進展しない。

以下ルールです 
妊娠期間は最短20ヵ月(1年半)〜最長26ヵ月(2年)まで
必ず多胎(双子以上)
胎児1人の大きさは9kg以上12kg以下(20ヵ月時)で+1ヵ月につき1〜2kg増加、最大18kg
子宮全体で50kgを越えない

58無明:2017/10/20(金) 00:38:45 ID:Oz0pd4IM0
翌日は少し外出するということになって、そのことを真一くんに伝えると快く来客用車椅子を貸してくれた。
これもかなり頑丈なやつだそうで、とんでもなく重たいお腹を抱えた私が座っても大丈夫。
当然自力での手漕ぎだけれど、こうもお腹が大きくなってくるとそれも一苦労。
遊びたい盛りでわーっと走っていく双子と、それを追いかける誠くんに置いて行かれそうになりながら、ゆっくりと車椅子を漕ぐ。
多少は誠くんに手伝ってもらって、なんとかアスレチックのある辺りに到着。
とても私は付き合えないから、ベンチの横に車椅子を止めて見守るだけ。
ただ、今日は一段と胎動が激しい気がする。
双子が楽しそうに遊んでるのが、お腹の中の四人にもわかるのかな、なんて思ったりして。
私は、自然と微笑んでいた。

そのあとも、滞在期間中は結構楽しかった。
蘭子さんから、色々と妊婦におすすめのグッズとか教えてもらったり、あるいは私からも何か教えたり。
アスレチックだけじゃなくて、お土産ついでにもうちょっと街の近くまで出てみたり。
家の近く似ないような景色で、ことあるごとに写真を撮ったり。
とにかく、新鮮で充実した旅行だったと思う。
そして、いよいよ明日には帰る、という日の夜。
ふと思いついて、誠くんに頼んだことがあった。
丁度周りにはほとんど人の居ない場所、双子ちゃんも寝ている。
だから、ちょうどいいと思ったのだった。

いつか、このお腹にいる四つ子が生まれて、私に思い出をせがんだとき。
私のお腹に居たんだって、はっきりわかるような。
そんなものが欲しかった。
だから、私は誠くんに頼んだ。

私の、マタニティーヌードを撮って欲しいと。

59名無しのごんべへ:2017/10/20(金) 23:10:33 ID:yL5A/chU0
>>58
明日続き書くんですが、その人のいない場所って具体的にどこの部屋なんですか?

60無明:2017/10/20(金) 23:18:04 ID:Oz0pd4IM0
>>59
どこにすべきか迷っていたので、今からその部分だけ書いておきます。

61無明:2017/10/20(金) 23:55:19 ID:Oz0pd4IM0
誠くんに手伝ってもらって、私は二度目の外出。
がっちりしたホテルじゃないから、30分位で戻るってことを伝えたらすんなり外出を許可してくれた。
そして、行った先は旅館からほんのちょっとだけ離れた、林の中。
昼間に写真を取った場所の一つで、周りの木の生え方がちょうどいい。
ここなら、いい感じに月の光が入ってくる。
誠くんが持ってきたカメラなら、露光調整で十分いい感じになりそう。
周りに誰も来てないのを確認してから、私は誠くんに手伝ってもらって、服を脱いだ。
外で裸になる、って考えたら、とんでもなく恥ずかしい。
けど、なんだろう。
たまたまインターネットで見てしまった、海外の妊婦さんのヌード写真。
なんだか、あれを見てたら、私のこの特大サイズのお腹を何となく写真に収めたくなってしまった、というのもあったりした。

62名無しのごんべへ:2017/10/21(土) 23:07:48 ID:grpD3iWU0
やがて裸になった私。
誠くんは私のヌード姿を見て赤面する。
私のお腹は月の光に当たって光沢を帯びている。
しかも、お腹の上にド〜ンと乗っかった胸は、バストアップしたことで今にも揺れそうなほどで、
乳輪も大きくなって今でも吸うなどしたら母乳があふれ出そう。
後は何てったって、お腹の中心のおへそは、お腹が大きくなりすぎて周りの皮膚が限界に引き伸ばされ、もの凄く目立つ。
こんな私の胸とお腹に興奮しながらも、誠くんは写真を撮っていく。勿論見せちゃいけない所は手で隠しながら。
正面から撮ったり、横向きで撮ったり、時には胸の上から、お腹の下から……
と、何枚かヌード写真を撮っていたときだった。
ガサッ
「えっ?人影!?」
「やべっ!見つかった!?」

63名無しのごんべへ:2017/10/21(土) 23:09:21 ID:grpD3iWU0
人影の正体は、何と蘭子さんだった。
トイレに起きてきて、済ませた後私たちが旅館から出ていくのを見て、何をするのか気になってちょっと覗いてみたのだ。
「…ごめんなさい。…私にも話があるとか言って許可をもらってこっそりと後をついていったら…」
「もう…脅かさないでくださいよ……」
「マタニティヌードですか……まさか大胆ながらもここでやっていましたなんて……」
私は恥ずかしながらも手で胸とすじを押さえている。すると……
「……ちょっと……いいかな?」
と蘭子さんが言い出したって事は……もしや……
「私も蘭子さんと一緒にマタニティヌードを…」
やっぱり…そんな予感がしてた。
蘭子さんはとっさに服を脱ぎ、私と同じく裸になった。
こんなことしていいのか…それとも蘭子さん…まさか私の事がどうしても?
「見てください。数日経ったら以前よりもお腹の膨らみが下がってて、今は蘭子さんみたいに前に突き出てきたんですよ」
と、蘭子さんはより出っ張ったお腹を見せる。
「それに、突き出たおかげでお腹周りは96cmに大きくなって、おへそもほら」
蘭子さんは、お腹が突き出たことで同じく突き出てきたおへそを私たちに見せた。
「さあ誠さん。私のマタニティヌードも撮ってください。勿論、蘭子さんと一緒に」
そこまで言われたら仕方ないと、誠君は私と蘭子さんと一緒のヌード写真を撮り始める。
前と同じく、お腹の中心同士でくっつける私たちとその写真を中心に撮る誠くん。
勿論胸はお互い手で押さえて。
妊婦同士で体の触れ合いは、私も蘭子も相変わらずドキドキしてくる。
「私も大きくなりましたけど、やっぱ彩華さんには全て敵いませんね、おっぱいも、お腹も、おへそも…」
と言いながら、蘭子さんはぐっとお腹を押し付ける。
互いのおへそを擦りつけると、その感覚が私も蘭子さんもしっかり伝わる。
まるで私と蘭子さんがおへそとおへそで繋がって、そこを不思議な感覚が行き来しているみたい。
いや、それを言うなら、お母さんのお腹の中の胎盤で繋がっているような感じでもあろうか?
するとまた、激しい胎動が私たちのお腹で起こった。
「あっ…んっ……」
「うっ…んっ……」
胎児達による胎動がお腹同士をくっつけたことにより、連動しより大きなお腹の揺れとなった。
これはおへそ同士の繋ぎ部分にとっては特に影響を受け、それが刺激となって、
私と蘭子さんにはものすごい快感となって伝わった。
それを見ていた誠くんも赤面しながらドキドキをぐっとこらえている。
快感に翻弄されながらも私たちは一緒に写真を撮り続ける。
お腹を突き出して腰を反り、お互いおへそを誠くんの前で見せびらかすようにして撮り、
背中同士をくっつけての姿で撮り、私のおへそに蘭子さんがキスする所を撮り、その立場を今度は逆にして撮り…
そして、最後はお腹同士をくっつけつつ抱き合いながらの姿で写真を撮ったところで、
「あの…もうこの辺でいいだろ?もうすぐ時間になっちゃうし……」
「…そうね。楽しい時間をまた過ごせたし、私たちはもう満足ね」
「とりあえず服を着ましょう。このまま帰るわけにもいきませんし」
私と蘭子さんは、誠くんに手伝ってもらいながら服を着た。

64名無しのごんべへ:2017/10/21(土) 23:10:52 ID:grpD3iWU0
そしてみんな笑顔で旅館に戻ると、
「私単独の写真は、今度真一さんに頼んで撮ってもらう予定ですから安心してください」
「うん、分かった。楽しかったよ、蘭子さん」
すると、蘭子さんは頬を赤く染めながら言った。
「はい…私何だか、彩華さんの事好きになっちゃったようです…今度お互い産まれたらいつかまた一緒に温泉入りましょうよ?」
「え?う、う〜ん…それはまだ考えておくから…」
「それじゃあ誠さんに彩華さん、おやすみなさい」
「おやすみなさい」
私たちは蘭子さんに挨拶した後、ささっと寝る支度を済ませて眠りについた。

そして朝…出発の時が来た。
私たちの帰りを、おじさんとおばさん、真一くんと蘭子さんがお見送りしてくれた。
「よろしければいつかまたわしらの旅館に来てくださいな」
「あんたたち、気を付けてお帰りな〜」
「僕もこの宿を継いで、これから産まれてくる子のお父さんにもなるよう頑張るよ」
「彩華さん、今度私の赤ちゃんが産まれたら写真送りますからね!」

「はい、おじさんたち、今回はどうもお世話になりました!」
「私たちも良い旅行になってよかったです!では皆さんさようなら〜!」
そして双子も元気よい挨拶で
「「さようなら〜!!」」

65名無しのごんべへ:2017/10/21(土) 23:13:19 ID:grpD3iWU0
そして別れを告げた後、私たちはバス停でしばらく待ち、マイクロバスに乗り込む。
前よりも大きく重くなったお腹を必死に抱え、誠くんに支えられながらゆっくり階段を上る。
それが終わって私が席に座ると、バスは出発。
今度は景色を見れるぐらいの余裕がまだあったため、私はしばらく窓から見える景色を楽しんだ。
駅に到着すると、さっきよりも時間を費やしてゆっくり、誠くんと運転手に支えられながら階段を下りた。
そして帰りの電車で、窓からの景色を楽しみながらお土産にもらったあの温泉まんじゅうを家族みんなで1個ずつ食べた。
真一くんの言った通り、大きくてとても美味しい温泉まんじゅうだった。
ただ私はその温泉まんじゅう1個食べ終わったところで…
「ふぅ…私はもうお腹いっぱい……でも美味しかった……」
「しかしたくさん余ったな。何で14個も温泉まんじゅうもらっちゃたんだ?4個は俺たちが食べたけど…」
「大丈夫。数なら全部計算しているから」
「どういうこと?」
それは、お父さんとお母さん、おじいちゃんとおばあちゃんで1個ずつ、そして隣町の吉江おばさんと従姉の千秋お姉さんには2個ずつ。
そして誠くんのお父さんとお母さんで1個ずつと、合計で10個の温泉まんじゅうを後でそれぞれ送る予定だ。
「なるほどな…あっそうだ、今度は俺が。さっきおばさんからこんなものを貰ったんだ」
と、誠くんが持ってきたのは、おばさんが作ってくれた温泉タマゴだった。
「温泉タマゴ?それは美味しそうね」
「だから後で家に帰ったら食べようか」
こうして、私たちは電車の窓に流れる景色をいっぱい楽しみながら、無事に家にたどり着いた。
そしてその夜にみんなで食べた温泉タマゴも美味しかった。
温泉まんじゅうといい、流石老舗の味だったという。
とにかく私は、誠くんとその親戚のおかげもあって楽しい旅行で大満足だった。大きすぎるお腹でのハプニングを除けば……。

66無明:2017/10/21(土) 23:33:47 ID:IVA0MJ.M0
そして、体の負担が大きくなればなるほど、毎日の過ぎるスピードが一瞬に感じられる。
翌月の頭くらいには、蘭子さんから無事に男の子を産んだという手紙が届いた。
そんなのを見ると嫌でも意識してしまう。
人より妊娠期間がだいぶ長くても、私だってもうすぐなんだということに。
いつかはわからなくても、もうそろそろなんだと。
ちょっと不安に思いながら、私は日々を過ごしていた。

11月。
なんとか通学は続けていたけど、そろそろ限界だ。
余りにお腹が大きくなりすぎて、とにかく苦しい。
なんというか、覚えている。
双子を産んだときにも感じたのと同じだ。
四つ子が、私のお腹の中で目一杯詰まってしまってる。
コレ以上大きくなったら、私の限界を超えちゃう。
でも、前みたいにはならない。
理由はわかってる。
私だって、ちゃんと成長してるんだ。
だから、体が耐えられるようになってきてる。
大丈夫、今度はちゃんと、赤ちゃんが自然に出てくるまで待てるはず……。

67名無しのごんべへ:2017/10/21(土) 23:37:17 ID:grpD3iWU0
>>63にて蘭子さんのあるセリフにミスがありました。

…今は蘭子さんみたいに前に突き出てきたんですよ

…今は彩華さんみたいに前に突き出てきたんですよ

大変失礼しました。

68無明:2017/10/21(土) 23:49:15 ID:IVA0MJ.M0
そんな状況で検診を受けると、とにかくいろんなことがわかる
腹位は140cmもあって、前に突き出すだけじゃなくて、子宮が後ろ側にも膨らんでしまっているという。
だから背骨が圧迫されてしまっていて、今まで以上に腰が痛い原因になってると先生は言う。
そんなことを言われる中で、数少ない希望が先生からの言葉だった。
「胎児の成熟度合いも十分なので、近いうちに出産が始まると思います」
ああ、私、この言葉をどんなに待っただろうか……。
本当に、本当にもうすぐなんだ……。
やっと、やっとだ。
もしお腹が重くなければ、飛び上がって喜んでいたに違いない。
そう思えるほど、今の私にとっては嬉しい言葉だった。

11月も半ばになって、大学では文化祭が始まる。
お金のある大学らしく、それなりの有名人を呼んでライブやったり、いろいろするらしい。
私は当然何か出し物ができるわけではないので、あくまで見て回るだけ。
の、つもりだったんだけど……。
今まで以上に、限界っぽさを感じてる。
なんだろう、例えるなら出口が開きかけてる感じ。
詰め込みすぎって感じで、そろそろ陣痛にでもなりそうだった。

69名無しのごんべへ:2017/10/22(日) 22:36:25 ID:11esjlgQ0
何てこと考えても仕方ない。
とりあえず今は、文化祭を楽しもう。
「まずはどこから見ようかな?」
と言った私が乗っている車椅子を誠くんが押していると
「この模擬店とかどうだ?」
誠くんが目にしたのは、宝石を救うゲーム。
おもちゃだけどとても綺麗な色とりどりの宝石が、水の上でグルグルとたくさん流れている。
その宝石を、紙でできたポイで救うというのだ。
私は車いすに座りながらもポイを手にし、宝石救いに挑戦した。

「…やった、成功!」
結局、ピンクのハート形、水色の涙型、透き通ってながら虹色に色づく大粒のダイヤと、合計3個の宝石を救うことができた。
「大したものですよ、お客さん」
と宝石救いをやっている店主も嬉しそうに言った。

私たちは他にも色々な出し物を見てきた。
手芸部の皆が作ったオリジナルのコースターやエプロンを見たり…
鉄道研究部の電車のジオラマと色んな電車の写真、電車のビデオを見たり…
暗い部屋に入ったと思ったら、いろんな色の光があふれる幻想的な世界を体感したり…
などなど、半分以上回った所でお腹が空いてきたので、屋台を見て回った。
そこにはけんちん汁や焼まんじゅう、お好み焼きやだご汁など全国のご当地料理が色々売られていた。
そして、私が選んだのは味噌煮込みうどん、誠くんは五平もちを選んで食べた。
時々お互い選んだ料理を交換して食べても見たけど、どっちも美味しかった。

70名無しのごんべへ:2017/10/23(月) 22:34:57 ID:Fw/Nbvlk0
そして文化祭もいよいよ大詰めになった頃…
「最後にライブでも見に行くか」
「そうね。体育館に移動しましょ」
私たちは体育館に。
「お、やってるやってる」
ステージではもうライブの準備を始めているころだった。
私は車いすに座りながら軽音部やダンス部のライブを見始めた。
「♪♪♪♪♪♪」
私はどうせ動けないので、足をトントンしたりしながら楽しくリズムに乗る。
「♪♪♪♪♪♪」
そしてライブも終盤に差し掛かった頃、いよいよ有名人達のライブが始まる。
「あ、あいつら知ってるぞ!俺もよくテレビで見てたっけな」
「それでは聞いてください!Newシングルの……」
「あ、新曲が始まる!」
「♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪♪」
彼らの新曲に私も誠くんも超ノリノリ。
流石、軽音部やダンス部も顔負けの、一流グループだった。

「……楽しかったなぁ、今日の文化祭は」
「うん、来年はどんな文化祭になるのかな…」
と、私も誠くんも嬉しそうに話す。
「さて、そろそろ帰るか」
そう誠くんが言った時だった。
「うん……ん?あたたっ!」
突然、私の大きなお腹が急に痛み出した。
子宮口が開きかけている感覚のことを、すっかり忘れていたようだ。

71名無しのごんべへ:2017/10/24(火) 21:44:47 ID:RrsamsTU0
「だ、大丈夫か?」
「う…産まれそう……」
誠くんは慌てて携帯を取り出して電話を掛けようとしたが…
何かがパチンと弾ける音がしたと思うと、太ももが濡れているのを感じ、
「待って、もうダメかも……」
車椅子に座ったまま、破水してしまったようだ。
前よりも激しい激痛に私は苦しみ、誠くんも大分焦っている。
もう救急車を呼んでいる暇もなさそう。
仕方なく、誠くんは車椅子を押して、急いである場所に向かった。

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産む場所は決めていませんでしたが、どうしますか?

72無明:2017/11/01(水) 18:30:11 ID:9SVuKdJE0
「は、早く……!!」
誠くんは車椅子を全力で押してくれて、場所を探してくれている。
でも、私はそれどころじゃない。
私の子宮は、私の事情なんて知らない。
完全に、その時がきたからって赤ちゃんを出そうとし始めてる。
それに、私の体は抗えない。
もうこうなったら、産む意外、無い……。

私の中から大きい塊が無理やり出ようとしてくる。
私の体は勝手にいきんじゃう。
はやく、どこか安全な場所じゃないといけないのに。
私、車椅子の上で赤ちゃん産んじゃってる……!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

考えた結果、上手いアイデアが思いつかなかったので、どこかへ移動している最中の出産(1人目は車椅子、2人目は救急車に乗ろうとするとき、3人目は救急車、4人目は病院の玄関)という感じでどうでしょうか?

73名無しのごんべへ:2017/11/02(木) 22:52:53 ID:l/uStrvA0
>>72
分かりましたけど、1人目は学校の中で産むって感じにしていいですかね?
とりあえず続きは明日書きますが。

74無明:2017/11/02(木) 23:19:41 ID:PaF75Khg0
>>73
それで大丈夫です。

75名無しのごんべへ:2017/11/03(金) 21:43:47 ID:Ovej0g4Y0
「ふうぅぅぅぅんっ!はぁうぅぅぅぅんっ〜!」
まだ産みたくないのに、つい息んでしまう私。
事実、子宮口はもう6cm大にまで開いてしまっている。
もう我慢できない状態の私だったが、それだけではなかった。
「あれっ?ここはどこだ!?」
誠くんも大分慌ててしまったらしく、目的地に着かず完全に迷ってしまったようだ。
もう殆ど人が居なくなった学校の中で迷子になった状態で、出産が進んでいく。
そして私がいきみ続けたときだった。
「何かありましたか?」
やってきたのは、先生だった。
彼女は忘れ物を取りに戻ったときに、偶然出会ったのだ。
苦しんでいる私を見て先生が、
「ちょっと、お腹を見せてもらっていいですか?」
「え…えぇ……」
先生は服をまくり、私のお腹を見て言い出した。
「やっぱり……」
と、私の大きく出っ張ったおへその周りを指で何度も触った。
「あなた、妊娠していますね」
先生はすぐに妊娠を疑ったようだ、それも双子以上の妊娠を。
実はこの先生、何と保健室の先生だったのだ。
流石保険室を担当していただけに、妊娠だってことも簡単に分かったようだ。
しかもこの時、先生が言うにはもう私のお腹は下がりきっていると言われた。
子宮口ももう全開大になっているようだ。
「あぐっ!」
やがて、陣痛の感覚が短くなり、1人目が私の産道を通り始めているのを感じた。
「まずいわね…もう1人目が産まれようとしている。どうして妊娠したかの話は後でいいから、先生も手伝うよ」
「あ…ありがとうございます……うっ!」
「それと、このことは当分内緒にしておくから、いい?」
「分かりました…とにかく、お願いします……」

まず先生はすぐに保健室から忘れ物の序に色々道具を取り出し、その間に誠くんは改めて病院へ電話した。
それが済んだら急いで車椅子を押し、入り口付近で止めた。
1人目は流石に救急車が来るまで持ちそうにないので、私は先生の指示通りに息み続けた。

76無明:2017/11/04(土) 00:21:47 ID:M94ezQ9Y0
「開いてきた、けどかなり大きいわね……」
先生はそんなことを言っている。
けど、それは私にもわかりきってる。
「それと、救急車も呼ぶから、名前とか……」
私が言おうとする前に、誠くんが大体言ってくれた。
「御園……ああ、なるほど。話は聞いてたけどあなただったのね」
名前を聞いてすぐに納得する先生。
私はその間も、ひたすらいきんでいた。

「少し姿勢を崩して。もう頭が出るわ」
どれだけ時間が経ったかわからないけど、そんなことを言われた。
しっかり座っている姿勢じゃ出てこれないのはわかったから、言われるとおりにする。
まだまだ居るけど、最初の一人はもうすぐだと、私は自分を奮い立たせた。

77名無しのごんべへ:2017/11/04(土) 21:50:04 ID:uz8dymsg0
「ふううううぅぅぅんんっ………………!!!」
「よし、もう少しよ。頑張って!」
先生達に励まされ、私は息み続ける。
やがて、1人目の頭がせり出してくる。
そしてしばらく息んだところで……
「はあああぁぁぁぁぁぁっ!!んっ!!」
頭が全部出て、肩が、体が抜け落ち、ようやく1人目を産み出すことができた。
「はぁ…はぁ……」
「やった、産まれたぞ!けど……」
誠くんが言った通り、残り3人はまだ私のお腹の中。
すぐに2人目が、私の産道を通ろうとしている。
私が安心したのもつかの間、またすぐに息みだした。
そして1人目を産んでしばらく息んでいると……
「見ろ、救急車だ!」
誠くんが救急車が大学の入り口に到着したのを確認すると、すぐに車椅子を押していく。
しかし、この時点で私はもう次の子が産まれようとしていた。

78無明:2018/01/16(火) 02:27:58 ID:n/BASVm60
「ま、待って止めて……!」
誠君にそう呼びかける。
救急隊の人がこっちに来るのが見える。
でも、もう止まらない。
一人産んで、私の子宮はぽっかりと口を開けている。
手にも、脚にも、おなかにも力がどんどん入っていく。
合わせて、赤ちゃんの頭が抜けていくのを感じる。
無理だ、ここで産む。
救急隊の人がたっと駆け寄ってきて、直ぐに。
二人目の赤ちゃんが生まれ落ち、なんとか間に合った救急隊の人が受け止めてくれたのだった。

79熊猫:2018/08/10(金) 12:42:04 ID:tPInOq7c0

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当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2018/01/16」から6ヶ月以上が経過しておりますが、
その後の投稿がない状態が続いております。
来週末、08/18 0:00まで待ちます。
それまでに投稿がないようでしたら、「落ちた」ということで、過去スレに移動させていただきます。

各位よろしくお願いします。

 くまねこ
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80名無しのごんべへ:2018/08/17(金) 22:30:35 ID:nGi5491.0
2人目を産んだ後、私は救急車に乗せられた。
やがてサイレンと共に救急車は走り出す。
誠君も先生の車に乗って後を追う。運転しているのはもちろん先生だ。
しかし、私には病院に着くまで3人目を待つ余裕などなかった。
というのも、既に2人も産んだ私の子宮はやはりと言うか完全に開ききっている。
学校から病院までの距離はそう遠くはないのだが、それさえも間に合わない。
私は慌てて膣口の辺りを押さえてまだ産みたくない気持ちを出してはいるが、
どうしても自然に息んでしまい、出産は進んでいく一方。
病院に着くまでは残りの子を産みたくない…産みたくないのに、
私の大きなお腹は常に正直で、胎児は徐々に押し出されていく。
やがて…
「んんん〜ふうううううぅぅぅぅ〜っ!!」
病院までの距離がおよそ3分の1になったところで、膣口から胎児の頭が見え隠れし始めた。

81名無しのごんべへ:2018/09/02(日) 18:57:24 ID:kwPDNXOg0
「無理、もう、出ちゃう!!」
声に出してしまったのが駄目だったかも知れない。
出てきそう、と思った赤ちゃんはすぐに進んでくる。
止めようにも、止められない。
いきみ続けて、救急車が赤信号で停まった瞬間。
赤ちゃんの頭が、完全に出てしまった……。

82ジャック:2018/12/11(火) 15:22:21 ID:CvcYyBPg0
「はぁっ……、はぁあ……。ダメっ! 出ちゃう……」
 私の悲痛な叫びも虚しく、頭が完全に出てしまった赤ちゃんは、もう戻れない。
ストレッチャーに乗せられた私は、状況がうまく飲み込めないけれど、どうやら赤信号で完全に止まってしまったようだ。
いくつかの車が救急車を通そうと動いてくれるけど、にっちもさっちも行かない状況みたい。
すでに二人産んでしまった私の膣口は開ききって、赤ちゃんを産み落とす準備が完全にできてしまっている。
頭が引っ込まない発露という状況になってしまっては、後は赤ちゃんの身体が出るのみという最終段階になってしまっている。
陣痛が来るたび、自然と息んでしまう。止めようと思っても止められない絶望的な状況だ。
「うっ……んんん〜っ! んんっ! はぁ……、ぁあ……。ぅんんんっ! あっ……、出る! 赤ちゃん出る! 産まれるっ!!」
 一際強い陣痛が起こり、赤ちゃんの身体が完全に産まれてしまったのと、私が叫んだのとほぼ同時だった。
ようやく救急車が動き出し、病院へと急ぐためにアクセルを吹かしたせいで、車がガクンと大きく揺れたのも関係あるかもしれない。
 あと一人。この最後の赤ちゃんだけは、病院でちゃんと産んであげたい。
そう思ったんだけど、ちょっと無理っぽいな。病院まではまだ時間がかかるらしい。
3人目の赤ちゃんが生まれた後も、依然陣痛はとても強いままで、むしろ強くなってるかもしれない。
このままでは、病院に着くまでに産んじゃいそうな気がする……。
そう思って、できるだけお産が進まないよう、息まないよう、それだけに神経を集中した。

83無明:2018/12/12(水) 22:24:03 ID:2zZENMGU0
神経は集中した。
したんだけど……。

そもそも、自然の法則相手じゃ限界がある。
赤ちゃんが出たがってる。
私のお腹が出したがってる。
赤ちゃんが進んでくる。
私のお腹が進めてる。
「産んじゃいますっ!!」
半分無意識にそう叫んで、私は最後の一人を産んでしまった……。
ちょうど、救急車が病院の玄関に横付けした瞬間だった……。

84熊猫:2019/07/25(木) 11:31:39 ID:ZsAI55Dk0

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当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2019/01/06」から6ヶ月以上が経過しておりますが、
その後の投稿がない状態が続いております。
来週末、08/03 0:00まで待ちます。
それまでに投稿がないようでしたら、「落ちた」ということで、過去スレに移動させていただきます。

各位よろしくお願いします。

 くまねこ
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85名無しのごんべへ:2019/08/02(金) 18:00:28 ID:NG.UtNVM0
しばらくして、誠君と先生がようやく病院にたどり着いた。
そして生まれたと言う話を聞いて、2人は私がいる病室に案内された。
「大丈夫だったか?」
誠君は私を心配してくれたが、保険の先生はちょっぴり怒って、
「大学生活をおくっているときに妊娠なんてしちゃダメじゃないの。本当にビックリしたわ…」
「すみませんでした…」

86名無しのごんべへ:2019/08/07(水) 15:31:29 ID:wsPf14ho0
後は、先生に事情を説明するほかなかった。
おかげで退学処分なんかにはならずに済んだけど、揉めたのはいうまでもない。

そして子育てに追われつつも、なんとか卒業を果たした私。
でも、やってしまった。
また妊娠。
しかも今度はもっと多い……五つ子だった。

87ジャック:2020/01/14(火) 11:36:57 ID:JfmuqRXg0
 五つ子だと分かったのは、ありえないほどに大きくなってくるお腹だった。
Iカップのバストのおかげであまり目立たないけれど、元々ぽっこりしているお腹だったが、
ポッコリ程度では済まないほどお腹が大きくなってきて、病院に行くと妊娠だという。
次の検診の時に心音が複数あると言われ、この前の検診の時に正式に五つ子だと分かった。
大学卒業後、6人の子育てに大忙しで就職なんて出来るはずもなかった。
最初の妊娠の時産まれた双子の一博と仁美は7歳になって毎日元気に小学校へ行っている。
大学の学園祭で出産してしまった四つ子たちは、
上から朱三(あけみ)、四郎(しろう)、優吾(ゆうご)、陸翔(りくと)と名付けた。
今じゃ3歳になって元気に遊び回っている。
 子育ては大変だったが、お金もかかる。
誠君は大学卒業後、子供服の店員に就職した。子育てグッツを社員割引で買えるからだ。
私も少しは稼がないといけないと思って、動画配信を始めた。
日々の子育ての様子だったり、ライフハックだったり。意外と好評で、爆乳ユーチューバーとして人気らしい。
ちょっと恥ずかしいけど、おかげで暮らしに困らないぐらいの生活が出来ている。

88ジャック:2020/01/14(火) 11:47:17 ID:JfmuqRXg0
 妊娠したのは、きっとあの時だ。
一歳半の時卒乳に成功したものの、私の身体は止まらなかった。
数リットルのおっぱいがいまだ作られるため、搾乳しないといけなくなってしまっていた。
お医者さんに相談もしたんだけれど、15歳で出産したため、女性ホルモンが止まらなくなってしまっているのかもしれないという事だった。
 痛みに耐えて搾乳機で搾乳していたある日のこと。
いつもより早く帰ってきた誠君は、搾乳する私の姿に興奮したらしかった。
手伝ってあげようかと言ってくれた誠君に頷いてしまった。
 私は、大昔からの言い伝えなんだけど、奇妙な病気に罹っている。
その病気のせいで、セックスすると必ず妊娠すると言われている。
そのため、誠君には寂しい思いをさせてしまっている。誠君もシタイだろうに、数年に一回しかセックスをしていないのだ。
「んっ……。くぅうう……っ! んはぁあ! ぁんっ!」
 誠君が私の乳首を吸ってきた。子どもたちなら全然興奮しないのに、誠君ならちょっと吸われただけで興奮するのが不思議だ。
誠君の舌が、ピンと勃った私の乳首を弄る。
早くも私の身体はビクンと細かく痙攣を始めた。もっと気持ちよくなりたい。もっと気持ちよくして欲しい。
誠くんも同じ気持ちなのか、すぐに誠君の手が私の股間に滑り込んできた。

89名無しのごんべへ:2020/01/14(火) 22:54:40 ID:uIPLbXq60
駄目だ……。
これは駄目だ。
私、やっぱり誠くんの子を妊娠したがってる。
無茶なのわかってるのに、それでもだ。
それでも、私妊娠したがってるし、妊娠したいんだ……。
こうやって絞るだけじゃなくて、おっぱいをあげたいんだって。
ゆっくり愛撫された私は、もう準備万端だった。

90ジャック:2020/05/20(水) 11:17:11 ID:BRlsoWJ20
「はぅうん! ぁあんっ! ぁあ! んん……、ぅんんッ!」
 もはや口からはエッチな声しか漏れ出てこない。
もちろん私もだが、4年ぶりに触れ合った誠君も止まらなかった。
片手でおっぱいを弄くりながら、もう片方の手で口で吸っているおっぱいを支える。
両方の乳首からはおっぱいが止めどなく溢れてきて、シーツを濡らした。
それぞれの汗とおっぱいで濡れまくった私達は、衝動に抗えるはずもなく、
私を押し倒した誠君がそのまま馬乗りになって伸し掛かる。
既にギンギンに勃起した誠君のペニスが私の中に押し入って来た。

91名無しのごんべへ:2021/02/01(月) 16:27:50 ID:zpoy6E720
「ふぁあ……っ。あんっ、ぁあ! ふぅんっ、ぁ、ぁああん……!」
 誠くんのペニスが私の中に出し入りされる度、強烈な快感が私を襲う。
耐えきれなかった私はだらしなく開いた口からはとてもエロい声が出てしまう。
 それから辺りが暗くなって、大学の学園祭で出産してしまった四つ子たちが起きてくるまで、
数回に渡って中だしされたのだった。

 一回の中出しでもほぼ確実に妊娠するという私の特異体質。
数回中出しされれば、確実に妊娠するだろう。その時は全くその事に思い当たらなかったのだ。
そして私は3年ぶりの妊娠をしてしまい、この前の検診で5つ子だと分かったのだ。
正直不安しかない。妊娠しやすい体質ではなく、かなり大きな子になる事が確実だからだ。
実際、12週目に入ったわけだけれど、お腹の大きさは妊娠間違いないほど大きく、
産婦人科で出会った妊婦さんの中で、24週目に入ったという妊婦さんと同じぐらいだ。
5つ子だからなのか、やっぱり大きい目の子だからなのか分からないけれど、もう赤ちゃんは宿ってしまったのだ。
文字通り腹をくくってやるっきゃないのだ。

92ジャック:2021/03/02(火) 22:32:22 ID:B7IxzjTI0
「はい、みなさん。みそさやです。今日はですね……」
 パソコンのカメラに向かって話しかける。一日一本の動画収録。
最近ではだいぶと慣れてきたけど、まだちょっと慣れないな。
子育てグッツのレビューやライフハックなど。あとは日々の愚痴とか。
本音しか言っていないので、それが逆に人気になっているんだとか。
おかげで何とか生活には困らないぐらいの収入にはなっている。
でもあまり長くは収録は出来ない。
5つ子ちゃんが宿るお腹は、13週目だというのに、メロンを丸呑みしたかのようにぽっこりと膨らんでいる。
そんな重いお腹のせいで、長時間座っていると足がしびれてくるのだ。
少し小休止を挟んでから、家事をこなして、さっき撮った動画の編集作業に入る。
仕事から帰って来た誠君と家事や子育てを分担してこなしながら、この日あった事を話し合う。
最近出来てきた生活のリズムだった。

93熊猫:2022/01/22(土) 08:47:00 ID:kX0jy/yY0
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当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2021/03/02」から10ヶ月が経過しておりますが、
具体的な妊娠・出産シーンが少ないです。
一週間後の01/29 0:00まで待ちます。
それまでに投稿がないようでしたら、「落ちた」ということで、過去スレに移動させていただきます。
(3行以上のストーリー的に何か進展があるような投稿のみとし、それに当たらない投稿はノーカンとします)

各位よろしくお願いします。

 くまねこ
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94名無しのごんべへ:2022/01/28(金) 23:48:35 ID:U2GWyKro0
4つ子でも大きかったというが、5つ子ときたから大変。
前よりもお腹は更に大きくなるに違いない。
現在3ヶ月、つわりは軽く済んだようだけど、私は、少し不安になってきていた。
そんなある休みの日、誠君と子供たちと図書館に行くことにした。
気晴らしには丁度いいかもしれない。

私が椅子に座っていると、私の子が絵本を1冊持ってきた。
「ボタンガール」という、私が産まれる前のころからあった昔の絵本。
「みほちゃん」という茶色く短い髪の小さな女の子が、しゃべるボタンをとめようとする絵本だ。
何となく勧められたので、折角だから私は子供たちに読ませてあげることにした。

 ボタンガール

 ねぇみんな、ちょっとみてごらん。みほちゃんは、なにをしているかな?
 そう、パジャマのボタンをとめているようだね。
 おおきくてポッコリとでたおなかに、ボタンみたいなおへそがかわいいね。
 かぜをひかないようにと、みほちゃんはボタンをとめようといっしょうけんめい。
 おや?みほちゃんがなにか、おはなしをしているね。
 「ボタンちゃん、トンネルくぐるわよー。」
 「やだよー。もっとあそびたいよー。」
 そういうとしゃべるボタンはとつぜん…
 ビヨヨーン(手から離れる音)

以下略…

読み終わると、また私が妊娠していたときのことを思いだしてしまった。
今読んだ絵本のみほちゃんの身体が何となく、妊娠している私に似ていたからだ。 
実際私のお腹はもう既に出始めている。しかも五つ子を妊娠中。
ボタンみたいなおへそも私にそっくりだったし、とも角また、私は不安になりだした…ときだった。

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96ジャック:2022/03/16(水) 13:02:17 ID:1b9X7EUo0
ビクビクッ……ビクンッ!
 5人の赤ちゃんが宿って4ヶ月目のお腹が激しく隆起したのだった。
100センチを超えたIカップのバストのおかげで目立ちにくいけれど、
すでに単胎なら7ヶ月目を迎えた妊婦さんのお腹と同じぐらい膨らんだお腹。
そのお腹が、グニャグニャと動いたのだ。まるでお腹の中の5つ子ちゃんたちが励ましてくれたかのように。
 そうだね。不安に思っても仕方ないよね。
22歳で既に6人の子供を産んだ。一番上は来年小学校2年生になる。
この前の妊娠では、4つ子を無事に産んだ。一人増えたって何て事ないだろう。
動く私のお腹を不思議そうに見やる我が子に微笑みかけながら、私は思った。

97名無しのごんべへ:2022/03/16(水) 14:07:36 ID:wUQMzTqo0
気にすることがあるとしても、こればかりは自然の摂理で、どうにもならない。
不安になるならなるで仕方ないし、だからって悩みすぎてもなんにもならない。
お母さんらしく、ドンと構えるしかなさそうな気がした。
もう、慣れないなんて言ってられないしね……。

しばらくして、5ヶ月目に入った。
私が吹っ切れたのと関係があるのかはわからないけど、五つ子ちゃんは急成長。
そろそろ、私のおっぱいがあってもかなり目立つ感じになってきてしまった。
おへそも完全に出ちゃったし、どこまで大きくなるんだろう……。

98舒龍:2022/07/11(月) 20:21:37 ID:VcH8ig.Q0
 お風呂に入る時に姿見に映してみる。
5ヶ月目に入ったばかりのお腹は、グンと前に大きく突き出していて、もう限界間近と言った感じだ。
100センチを超えたIカップのバストをもってしても、そのバストのすぐ下から始まる膨らみの存在感が半端ない。
単胎で例えると、8ヶ月目ぐらいに見える。
すでにだいぶと重く感じてしまって、下から抱えるようにお腹を持ってしまう。
そしてその膨らみの頂点からポコっと飛び出たおへそ……。
正直私はあまりこの出べそが好きではなかった。
まるで乳首みたいだし、何故だか異様に感じてしまうのだ。子どもたちにボタンガールだとからかわれてしまうし……。
何とかしたいと思った私は、動画配信でおへそを公開し、対処法を募ってみた。
するとどうだ。私ほど見事ではないにしろ、出べそで悩んでいる人は一定数いたようで、様々なコメントが寄せられた。
クリームを塗ったり、マッサージをしたり……。頂いたコメントを片っ端から試してみる事一週間。
私の出べそはみるみるうちに引っ込んでいき、キレイなおへそになった。
これに気を良くした私は、キレイになったおへそを公開し、皆さんのおかげだと感謝の配信をしたのだった。
ひょっとしたらこの効果は一時的かも知れない。油断したらダメだと、引っ込んだキレイなお腹になった後も、対処法を続けることにした。
これでずっと出べそにはならないだろう。

99名無しのごんべへ:2022/07/12(火) 08:47:48 ID:HWqS.4oU0
とはいえ、今この大きさってことはもっと大きくなる。
普通の妊婦さんでも出べそになる人は少なくないし、これだけやっても、臨月には出べそになるかもしれない。
まあ、そのときはそのときかな……。

いいことがあるとすれば、3度目となると私の体も慣れてきたってことだろうか。
今のところ、前以上に体調は落ち着いてる気がする。
だから、無理のない範囲で子どもたちと出かけたり、買い物とかしてみたりという回数も増やしてる。
まあ、なるようになるよね!

100熊猫:2023/01/15(日) 13:12:56 ID:gBGzhlfM0
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当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2022/07/12」から約6ヶ月が経過しておりますが、
その後の投稿がない状態が続いております。
一週間後の01/22 24:00まで待ちます。
それまでに投稿がないようでしたら、「落ちた」ということで、過去スレに移動させていただきます。
(3行以上のストーリー的に何か進展があるような投稿のみとし、それに当たらない投稿はノーカンとします)

各位よろしくお願いします。

 くまねこ
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101名無しのごんべへ:2023/01/22(日) 23:25:57 ID:nfSmWSok0
6ヶ月目……
栞のお腹は96cmとなって、そろそろ100cmも越えそうな頃だろう。
念の為お腹にオイルを塗っているため妊娠線は多分なさそうだが……
「んっ、ぐっ……ちょっときつくなってきたかも」
そう、バストも更に成長していた。

102ジャック:2023/07/17(月) 17:08:04 ID:AI5OAIo.0
 この前買い替えたばかりなのに……と嘆いても仕方がない。
もう一度ショップへ行ってブラを買いに行った。
この前買い替えたブラがすでにキツくなったと言うと、店員さんはビックリしていた。
ちゃんと計測してもらったら、トップが108センチのJカップになってしまっていた。
なんとかこのサイズのブラがあったものの、これ以上大きくなると、海外向けの通販サイト一択になってしまうという。
ちょっと悲しいけれど、自分の身体が五つ子ちゃんたちを育てるために一生懸命になってると思えば何とかなるかな。
自分にそう言い聞かせた。
 ただ、入念にオイルを塗ったりとケアを入念にしているおかげか、妊娠線は一切出ていない。
腹囲が96センチという事は、臨月の妊婦さんでもなかなかないサイズだ。それでもきれいなすべすべお腹を保っていられるのは嬉しかった。
出べそ対策も継続して入念にしているからか、今のところ出べそは再発していない。
産婦人科で検診の時に聞いてみたら、たぶん臨月でも大丈夫じゃないかという事だった。油断せずにずっとこのまま続けていこう。
 だいぶと過ごしやすくなってきたからか、明日は家族みんなで公園に遊びに行こうと決まった。
子どもたちは今から大はしゃぎ。お腹の中の五つ子ちゃんたちも嬉しいのか、激しい胎動を寄越してくる。
愛する人と、愛すべき子どもたちに囲まれて私は幸せだなぁと心から思った。

103舒龍:2023/11/17(金) 15:38:34 ID:oIB0H/lM0
 そしてその翌日。
家族全員で公園に来ていたが、みんなは涼しい顔をしているのに、私一人だけ汗だくだった。
妊婦は暑さを感じやすいという。五つ子なら尚更なんだろう。
6ヶ月目になったばかりだというのに、腹囲が96センチという単胎臨月の妊婦さんでもなかなかないようなサイズなだけあって、
お腹はありえないぐらいに大きいし、重い。公園まで歩いてきたけれどすでに腰が痛い。
はしゃぐ子どもたちを尻目に、ベンチに腰掛けて休憩をするだけの私だった。
 そしてその日の夜。
「んっ……、そこ……っ。ぅんっ、んっ、んんっ。ふぁああっ」
 決して誠君とエッチな事をしているわけではない。
結局、子どもたちにせがまれて一緒に遊んでしまったため、腰が痛くて半端ない。足もむくんでしまったため、誠君がマッサージをしてくれているのだが、
気持ち良すぎてエッチな風に聞こえなくもない声が出てしまう。
予定日オーバーのような大きく膨らんだお腹のせいで、誠君とはエッチできない。誠君には申し訳ないんだけど、気持ち良すぎるのだ。

104舒龍:2024/04/07(日) 10:04:48 ID:WA4Z8eSA0
 エッチすると、もっというと、中出しされるとほぼ確実に妊娠するという私の特異体質のせいで、
誠君とエッチするのは、数年に一回というペースになっている。
申し訳無さすぎるので、そういうお店に行ってもいいよと言っているんだけれど、誠君は浮気になるからと我慢してくれている。
私だって性欲がないわけではないけれど、頑張って我慢している。けれど……
「んっ! んんっ! あっ! あっ! そこぉお……。気持ちいいぃ……」
 思わずエッチな声が出てしまう。
子どもたちは疲れていたのかすぐに寝てしまったから聞かれる心配はないんだけれど、
ソファに横たわってマッサージを受けているから、大きなお腹のせいで足は全く見えない。
誠君の手がしなやかに私の足をマッサージしてくれている。
身体が触れ合うのも、エッチな気分になっちゃうからとできるだけ我慢しているからか、マッサージしてくれているだけで、気持ちよくなって、
少しエッチな気分になっちゃう。

105<削除>:<削除>
<削除>

106舒龍:2024/08/17(土) 10:37:14 ID:6JdBR3Dw0
 私がエッチな気分になっちゃったのが影響したのか、お腹の中の5つ子ちゃんたちが一斉にモゾモゾと動き始めた。
「あうッ! ……くぅうう〜……ッ!」
 あまりの痛みに思わず呻いてしまう。
「彩華……、どうした? 大丈夫?」
 誠君もマッサージの手を止めて私の顔を覗き込む。
「……うん、大丈夫。ちょっと胎動が激しくて……」
 呻き声を上げてしまったのと、それが私がエッチな気分になっちゃったのからなのと相まって顔が真っ赤になってしまう。
「……そう。大変だな。もう半分だから、がんばってな」
 誠君はチュッとおでこに軽いキスをくれた。
キスをされたおでこが熱くてしばらくおでこを撫でていた。

 しかし夏の妊婦は暑い。
まだ初夏という頃。誠君や子どもたちは薄着になりはじめて、少し暑くなったねなんて涼しい顔で言っている。
だけど私は、もう夏真っ盛りのよう。
ひとりだけ、キャミソールにホットパンツという外に出るのが恥ずかしいぐらいの薄着だけれど、ひとりだけ汗だくになっている。
6ヶ月目に入ったばかりだというのに単胎臨月でも珍しいレベルの96センチという大きなお腹は重くて暑い。
まるでお腹に湯たんぽを抱えているように感じる。
そんな状況だから、リビングのソファに座って扇風機を独占している。

107無明:2024/08/18(日) 01:13:27 ID:vCJF2PF60
お腹を冷やしすぎてはよくないと言うけど、今の私は冷やさないと無理だ。茹で上がっちゃう。
そんなことを思いながら、扇風機の前でだらしなく声を上げる。
「あー…… 」
この調子なら、夏本番にはどうなっちゃうんだろう……。
おまけに、こうも暑いとさらに困ることがある。
当然、暑いと汗をかく。
そうなるとのどが渇いて、お茶とか水とか結構飲む。
そして、5つ子妊娠中である私の膀胱は常に子宮に邪魔されて、まあそんなに我慢できない。
そうなると、このお腹を抱えてよっこいしょとトイレに向かうことになる。
今はまだしも、夏本番の再来月以降になると……。
はあ、どうなってしまうんだろう、私。


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