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妊魚モーリーの冒険

1名無しのごんべへ:2016/03/11(金) 01:29:35 ID:9AnHGsaY0
「ふぅ〜、海の中ってほんと平和で退屈ねぇ〜」
静かな海にたゆたう人影があった。色鮮やかな長髪とむっちりと豊満な肉体を持つ裸体の女性だった。だがその女性のお腹は大きく膨らんでいた。妊婦なのだ。
さらにその下半身は魚の尾びれになっていた。妊婦の人魚だ。
大きく膨らむお腹をなでながらぼおっっと考え込む妊婦の人魚。すると何か思いついたのか手を叩いた。
「そうだわ!ひさしぶりに人間たちの住む街にでも行ってみようかしら!暇つぶしになるかも!」
そう言い出すと妊婦の人魚、モーリーは勢いよく尾びれをしならせすいすいと街の港へ向けて泳ぎだすのであった。

能天気な妊婦の人魚、もとい妊魚のモーリーの運命。どうなることやら・・・。

モーリー(人間年齢20才) 妊婦の人魚。能天気な性格だが魔法も使える。普段は人魚の姿だが人の姿になって陸に上がることもできる

モーリー以外の出産はなしでお願いします。

2名無しのごんべへ:2016/03/19(土) 00:50:20 ID:6iDyMC7c0

モーリーは陸に上がる前に人のいない岸へ行き人の姿になり陸へ上がる。
人の姿になる時に服は勝手に出てこないので、魔法で布を作り上げた。
その姿は腰だけに布を巻いただけというなんとも破廉恥な姿だった。
モーリーは人魚のため人間とは価値観が少し違う上に羞恥心もあまりないのである。
そしてそのままモーリーは大きい乳房とでべそが目立つお腹をぷるぷる揺らし、街の港へと歩き出すのだった。

3名無しのごんべへ:2016/03/28(月) 01:37:48 ID:n2aGFHB60
「ほんっとここはいつも人がたくさんいて賑やかねぇ〜!だだっ広いだけの海とは大違い!」
久しぶりに訪れた活気ある街の様子に心ときめかせるモーリー。
その半裸姿に剥き出された大きな孕み腹と色黒の乳輪と乳頭が目立つ大きな乳房のせいで道行く人間たちの視線を集めている。しかしモーリーはとくに気にすることなくそれらをぷるぷる揺らして道を歩く。
「あら、あっちではいろんな物が売ってるのね。ちょっと見てみようっと」

モーリーは人混み賑やかな広場のほうへと向かうのであった。

4名無しのごんべへ:2016/04/09(土) 01:43:26 ID:cshUjW2.0
広場をプラプラ歩いていると、なにやら人集りが出来ているのを見かけた。
人集りをよく見れば武器や鎧を身につけた屈強な戦士たちばかりだ。その戦士たちは壁に貼られた紙を見ているようだった。
「ねぇねぇ、そんなに集まって何張り紙見ているの?」
モーリーは近くにいた禿頭で強面の男に話しかける。男はモーリーの服装に少し驚いたようだった。

5名無しのごんべへ:2016/05/07(土) 01:29:10 ID:kgpGXSes0
「・・・いやなに、近頃人を襲う気味の悪い化け物が出没してるんだとよ。で、そいつを討伐すればそれなりの報酬が貰えるってさ」
「へぇ〜化け物退治か〜。なんかおもしろそう!あたしもやっつけてみよっかな〜」
モーリーの言葉を聞き、男は思わず吹きだした。
「おいおい、そんなでっかい腹抱えてかい?やめとけっておじょーちゃん!」
男がモーリーの腹を見ながらケラケラと笑う。

6蓬莱:2016/08/09(火) 11:09:50 ID:V8GjN8G60
 男がケラケラと笑ったのもムリはなかった。
モーリーは人魚のため魔法が使えるが、踊り子よりも露出が高いこの格好ではそれを察知するには無理がある。
それに、どうみても産み月間近を思わせる大きく膨らんだお腹。
気味の悪い化け物はおろか、そこら辺にいる少女ですら負けるのは確実と男に見られているのだ。
「大丈夫だよ〜。化け物なんてちょちょいのちょいだよ!」
 モーリーとしては、化け物をコテンパンに伸した事になっていたが、
はたから見れば、ジタバタと暴れているようにしか見えない。
「おじょうちゃんのために、言ってやってんだぜ。……っと」
 男は言うが早いか、ニヤニヤとしながら豊満なモーリーの乳房へ手を伸ばした。
「きゃっ! ……はぅん。あっ、あぁんん……。いぃぃ……ぅうんん!」
 抵抗する間もなく、モーリーの頭ほどある男の手が乳房を揉みしだく。
早くもモーリーの口からはあられもない艶っぽい声が漏れ始めた。
「このぉ……、ひゃぅうんん! ちょ、ちょっと! あぅんんん……、ひゃぁあああ!」
 何をされているのかやっと理解したモーリーは抵抗しようともがくが、男の手は止まらない。

7名無しのごんべへ:2016/08/10(水) 01:42:00 ID:Eyxc6PA60
「ほぉら、いわんこっちゃねぇ!そんな身体じゃあもっと痛い目見るぜ!」
男が愉快そうにその手からもこぼれだすほどのモーリーの巨大な乳房をぐにょりぐにょりともみ続ける。色黒の乳頭からポタリポタリと乳汁が垂れだしてきた。
「んもぉお!、やめてって…お願いだからぁ!やめてって言ってるでしょおーー!」
目に涙を浮かべ、頬を赤らめるモーリーの両腕に強力な冷気の魔力が集まりだしていた。
「あぁ!?な、なんだこりゃ?な、なにが」
突然のことに男は驚き、モーリーの胸を揉むのをやめた。が、時すでに遅し。
モーリーが放った強力な冷気は、男を一瞬にして巨大な氷塊に閉じ込め、氷漬けにしてしまったのだった!

8名無しのごんべへ:2016/08/22(月) 09:29:23 ID:E4uzCN3U0
 張り紙を見ていたり、偶然通りかかったりしていた野次馬たちは突然のことに蜘蛛の子を散らすように逃げ散った。
「ちょっとアンタ、何やってんのさ。商売上がったりだよ」
 興奮冷めやらぬモーリーに声をかけたのは、太ったおばさんだった。
「はぁ、はぁ、はぁああ……。何、おばさん。何か用?」
「何か用じゃないわよ。商売上がったりだって言ってんのよ!」
 呼吸を整え小首を傾げるモーリーと裏腹に、おばさんは頭から湯気が出そうなほど激怒していた。
おばさんの広げた腕は、後ろのほうを指していて、その先には宿屋の看板が立っている。
「それに何、その格好。売女でももうちょっとマシな格好をしてるわよ」
 腰に当てていた両手でモーリーの腕を掴み、強引に宿屋の中へと連れ込んだ。
「あたしはね。この宿屋をやってるイリーヤってんだ。見たところあんたも赤ん坊が腹にいるんだったら、こんな格好しちゃダメだよ」
 先ほどとはちょっとトーンダウンしたが、未だ怒り冷めやらぬといった感じでモーリーに説教。
手を当てたお腹はそこだけ不自然に前に突き出していた。
「あんたもってことは、おばさんも妊娠してるの? ごめんなさい……。太ってると思ってて」
 あっけらかんとしたモーリーの調子に、イリーヤと名乗った女主人は天を仰いだ。

 その後、イリーヤの衣装を貸してもらい、普通の村人と同じ服装になったモーリー。
こっそり魔法で金貨を出してから、街の武器屋に向かうことにした。

9名無しのごんべへ:2016/09/14(水) 00:53:51 ID:KLyjCcCE0
古今東西の武器が集まる武器屋。そこを経営してるのは小太りの人柄の良さそうな中年だった。
「いらっしゃいませ…おやおやこれはこれは!妊娠中の女性がどうしてこんなところに?」
「ねぇーおじさーん、このお金でぇ、何かとってもつよーい武器をちょうだい!!」
自信満々に金貨を差し出すモーリー。突然金貨を差し出されて武器屋の店主は面食らう。
「えぇと…お嬢さん?ここは確かに私が古今東西より呼び集めた様々な魔物と戦う為の武器が揃っています。…ですがねぇ、いくらなんでもそんなお腹で武器を振るうのは…」
身重のモーリーの姿を見て武器を売るのを躊躇してしまう店主。無理もない。妊婦が来店したことなど一度もなかったからだ。
「大丈夫だよおじさん!あたしこう見えても結構強いし。それに力持ちなの」
そういうとモーリーは近くにあったトゲを生やした鉄球付のメイスを軽々と持ち上げた。

10名無しのごんべへ:2016/10/16(日) 10:46:52 ID:10diYQJA0
「おぉ、そうかい。でもさ、お前のその腹じゃ、扱いにくいだろ。これなんかどうだ?」
 感心したように、少し動きを止めた店主だったが、すぐさま奥から一つの武器を持ってきた。
モーリーは、たしかに自分の身長ほどもあるようなメイスを軽々と持ち上げたが、
それを振り回して敵を退治するのはいささか不向きだろう。
大きな臨月近い腹がジャマをして振り回せないだろうと、店主の予想だった。
 店主が持ってきたのは、剣の柄から鉄鞭が伸びている武器だった。
鞭のように振るうこともできるし、スイッチひとつで鞭が固く変化し、剣のようにも扱える。
「へぇ〜。どれどれ……」
 軽く店主からレクチャーを受けたモーリーはその場で振り回してみせた。
「うん。これがいいね。ありがと! これ貰ってくね!」
 笑顔で店を後にするモーリー。
「まいど……あり……」
 モーリーと対象的に、店をめちゃくちゃにされ、武器の半数は使い物にならなくなり、店主は憮然とモーリーを見送った。

 広場にあった張り紙。
禿頭で強面の男によると、人を襲う気味の悪い化け物の討伐依頼だという。
かなりの報酬もありがたい。それに面白そうだ。
モーリーは新たな武器を手にし、化け物が出没するという場所へと向かうことにした。

11名無しのごんべへ:2016/11/13(日) 19:18:43 ID:LnYJMAcg0
化け物が出没する場所。
南方のほうにある半島,、ガデナと呼ばれる地方であった。
ガデナ地方は温暖な気候で商人や上流階級の人々が集う高級リゾート地となっている。

そんなリッチな場所なのだが昨今出没しだした、化け物のせいで人々が寄らなくなってしまい観光業は大損害となってしまった。
その為、ガデナの観光協会が今回の討伐依頼を出したのであった。

「ねぇねぇイリーヤおばさん、ガデナってどこに向かえばいいの?」
身重の女主人イリーヤの営む宿屋に戻ってきたモーリーは、鉄鞭剣を背負いあっけらかんとした顔で聞いてきた。
「やれやれ…またあんたかい?今度はなんだい、そんなおっきな武器を背負ってさ。…まさかそんな腹で冒険かい?!」
「あ…えと、違う違う!ガデナってところにあたしのとおーい親戚がいてね!この剣を届けにいくだけなの!おつかいよ、おつかい!」
またイリーヤにこっぴどく叱られそうになったのでモーリーはとっさにウソをついた。イリーヤはそれを聞いてお腹に手を当てながらため息をついた。
「まったく、あんたの親戚もひどいやつだね…、あんたみたいな腹ぼての女をおつかいに走らせるなんてねぇ…」
「いいのいいの!あたし丈夫だから!はやくガデナの場所を教えて!」
あまりに暢気なモーリーの調子に、イリーヤは再び天を仰いだ。


イリーヤに聞けば、この港から出るガデナ行きの船を使えば一日くらいで着けるのだそうだ。

(なぁんだ…なら泳いでいけるじゃないの!)

呆れるイリーヤに感謝しながらモーリーはどたばたと忙しく宿屋を出てゆくのであった。

12D.D.:2017/01/07(土) 22:06:01 ID:WVWEZANc0
 妊娠しているとは言え、モーリーは人魚である。
船で一日ということは、泳いでなら半日ぐらいで着くだろう。
泳いでいこうと浜を目指したモーリーだが、ふと思い直した。
他の人魚や魚に見つかれば、身重の身体で人間界に行っていたなどこっぴどく叱られるに違いない。
また、人間が造った船というものに乗ったことがなかったので興味もあった。
船に乗ってみようと思い直し、途中で引き返し、港へと向かった。

 ガデナ行きの船はとても巨大だった。
今まで見た街のどの建物よりも高く、どの建物よりも大きかった。
モーリーは興味津々といった様子で辺りをキョロキョロとさせながら、船の中へと足を踏み入れた。

13名無しのごんべへ:2017/07/28(金) 18:00:35 ID:TlhFj2QA0
 モーリーが買ったチケットは、この船で一番高い一等船室のものだったが、
大概の人間は一番安いゴロ寝の三等船室を買う。
人波について行った結果、モーリーも三等船室で雑魚寝をすることになってしまった。
空いているスペースに三々四五寝転がっている人間を見習って、モーリーも空いているスペースを探し、ゴロンと寝てみる。
「おう、姉ちゃん。独りかい?」
 野太い声に、声のする方を見やると、モーリーの倍ほどの背丈を持つ毛むくじゃらの大男が笑っていた。
「おっと、腹ボテかい。じゃあ、二人かな?」
 口調はおとなしかったが、腕はモーリーの太ももの倍ほどもある。
細い目の奥は笑っていなくて、モーリーの肢体をまじまじと見ていた。
「そんな腹で大変だろう。おっぱいだって張ってくるんじゃないか?」
 毛むくじゃらの大男は、丸太のような腕を伸ばし、モーリーのおっぱいめがけて伸ばしてきた。
「きゃっ……! いやぁあ〜〜!」
 モーリーの顔ほどもある手で揉まれたおっぱいはグニャリとその形を変える。
あらん限りの悲鳴を上げるモーリーだったが、周りの人間達は見て見ぬふりだ。
いや、スキあらば自分も参加したいと虎視眈々とタイミングを見計らう狼たちだった。

14名無しのごんべへ:2017/07/29(土) 15:51:45 ID:WXBW8c1o0
妊娠で大きくなっていたおっぱいを、揉みくちゃにされ、乳首を擦らされる。
「くうぅ、何のつもりか知らないけど、こ…こんな事して許されると思ってるの!?あんんっ!」
と言いつつモーリーは必死に耐えるのだが…
「ほう…そうかそうか。だったら……」
目線がモーリーの大きなお腹の方へ向くと、
「ついでだから、ボテっとした腹にちょこんと目立っているあそこ、こうしてやろうかな〜」
もう片方の腕をモーリーのお腹の中心にまで伸ばしていくと…
「あっ、そこは……」
「今にもはち切れそうなほど膨れあがった腹の妊婦は、ここがもの凄く弱いんだろ?ほぉ〜れ」
大男はそう言うと、指でモーリーの飛び出たおへそをつまみ、無理やり引っ張り出した。
「ひゃああぁんんっ!ひっ、引っ張らないでえぇっ〜〜!」
直後、すごく強烈な刺激がモーリーの子宮に直接響き渡った。
引っ張られ過ぎて千切れそうなおへその刺激が、彼女のお腹を襲う。
当然おっぱいの方もほとんど休まずに揉まれ続けていたためか、モーリーは遂に耐えられなくなり、
モーリーの爆乳の先から母乳を止めどなく吹き出し始めた。

15名無しのごんべへ:2018/01/21(日) 21:38:55 ID:V7HLbmss0
「ほほぉ…こやつはすげぇ……」
「やっ、出てるぅ…またぁっ!?」
噴き出してくる母乳を、大男はすぐにそれをペロッと舐めた。
「中々のものだな、もっと吹き出させてやるよ。折角だしそのままイクまでやってやるか」
と、大男はモーリーのおへそを更に引っ張る。
「やっ…やめ……ダメっ……!」
段々弱音を吐き始めたモーリー。こんな所でイッて産気づく訳にはいかないのだが、
妊魚にとって弱点となるところを狙って刺激されては、気持ちよすぎて耐えられるものではないのだ。
「くぅぅぅ〜っ!…んっ!!」
妊婦の人魚こと妊魚モーリー、大ピンチ!
もう既に彼女の大きなお腹は限界が近づいてきて、母乳も吹き出し続けている。
モーリーはこの状態でイッて、そのまま出産を迎えてしまうのだろうか?

16熊猫:2018/08/10(金) 12:41:46 ID:tPInOq7c0

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当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2018/01/21」から6ヶ月以上が経過しておりますが、
その後の投稿がない状態が続いております。
来週末、08/18 0:00まで待ちます。
それまでに投稿がないようでしたら、「落ちた」ということで、過去スレに移動させていただきます。

各位よろしくお願いします。

 くまねこ
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17名無しのごんべへ:2018/08/17(金) 23:07:24 ID:nGi5491.0
「んもぉ〜っ…いい加減にしてぇ!!」
「な、何だぁ!?」
モーリーは最後の力を振り絞って一気に両腕に冷気の魔力を集め出した。
すぐに男はその場を離れようとしたが、またしても解き放った冷気によって一瞬で凍り付いた。
その様子を見ていた人間たちは恐れをなしてすぐにモーリーから離れていた。
「あっ…いや、その……これは………すみませんでしたーっ!!」
モーリーはそう叫ぶと、母乳を垂らしながらすぐさま部屋を出ていった。
「何だったんだ今のは……」
「あぶね〜…下手に手出ししたら俺らも凍らされるとこだった……」
と、無事だった男客達はただ呆然としていた。

18名無しのごんべへ:2018/08/18(土) 09:03:53 ID:6qbZPIUk0
部屋を出た後、モーリーは持っているチケットを再度確認した。
「はぁ…はぁ……確かこれは…一等客室…さっき私が入ったのは三等客室……あちゃー、やってしまったな…」
モーリーは、まだ感覚が残っているおへそを手で押さえながら、お目当ての一等客室を探す。
「もう……おかげで産まれてくるのが早まったかもしれないじゃないの……あ、ここか」
そう言いながら、モーリーはようやく一等客室の前まで来た。

19熊猫:2019/02/18(月) 22:35:46 ID:ssofbXHY0
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当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2018/08/18」から6ヶ月が経過しておりますが、
その後の投稿がない状態が続いております。
一週間後の、02/25 0:00まで待ちます。
それまでに投稿がないようでしたら、「落ちた」ということで、過去スレに移動させていただきます。

各位よろしくお願いします。

 くまねこ
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20名無しのごんべへ:2019/02/23(土) 23:17:23 ID:86fStSSU0
ガチャ
「お邪魔しまーす、どれどれ?」
モーリーが一等客室に入ってみると…
「うわぁ〜すごーい」
一面の真っ赤なカーペットにベッドが2つ、壁には絵も飾ってあって、大きな窓から広い海の景色が流れ、観賞用の植物まである。
より快適な船旅を送れるようになっていて、ゆったりとくつろげる部屋だ。
二等客室にもベッドと観賞用植物などは一応あるが、一等客室の方がとても豪華なのは間違いない。
早速モーリーは、ベッドの上に乗ると、ぐぐ〜っと伸びをした。
「んん〜っ、船旅は長いだろうし、安らげる空間ていうのは大切ね…しばらくこの船でのんびりといこうっと」

21名無しのごんべへ:2019/09/12(木) 22:04:45 ID:Oi0aUbQw0
「さーって華々しい船出を祝いして乾杯!私一人だけど…」
モーリーは、この部屋にあったお茶をティーカップに上手に入れた。
「ん〜っ、いい香りのお茶が航海を優雅に彩る…(ゴクリ)それに一等客室らしく美味しい」

飲み終わった後、モーリーは透明なカーテンから顔だけを覗き、客船の景色をついしばらく眺めていた。ある時は…
「あっ、イルカの群れだわ!」
またある時は…
「あれは、ヨットね」
またまたある時は…
「わっ、他の人魚!……すぐ潜っちゃったようね…よかった、私に気づいてなくて」
更にある時は…
「今度はトビウオの群れ!…それにフジツボ、スカシカシパンも……」
そんなことしてたらモーリーは見つかって大変なことになってしまうかもしれないが、
幸い客船にモーリーがいることにはみんな気づかず、ただ素通りしていくだけだった。

22名無しのごんべへ:2019/09/12(木) 22:08:57 ID:Oi0aUbQw0
その後、この豪華客船にはプールもあると知り、モーリーは興味を持って向かうことに。
泳ぐ前にモーリーは水着売り場に行き、金貨を出して水着を買った。
モーリーが買ったのは至って平凡な、黒い布を使ったビキニなのだが、紐は意外と丈夫だった。
泳ぐ人達は必ず水着を着用するので、モーリーも真似してビキニを着たのだが…
「う〜んちょっときつい…けどこれより大きいのは他に無かったしな…私太っちゃったかな…? 」
今の体型では分かりづらいが、彼女の思っている通り、産んだ後は確実に産後太りの人魚になるだろう。
しばらく自分のお腹を指で突きつつ体型を気にした後、モーリーは更衣室を出た。
「折角だから日が暮れるまでたくさん泳ごうっと!」
モーリーは、プールサイドをグラマラスな身体と大きなお腹を揺らしながら歩く。
そのモーリーの身体は注目の的となっていた。
モーリーは人間の姿のままプールに入り、しばらく泳いでいた。
念の為モーリーは前から時々こっそり人間の姿で泳ぎの練習をしていたので、一応上手い方だ。
(本当は人魚に戻った方がもっと上手く泳げるけど、それは流石にマズイしね…)

23名無しのごんべへ:2019/09/12(木) 22:10:45 ID:Oi0aUbQw0
やがて夢中で泳いだ後気がつけば、もう空はすっかり夕暮れだった。
真っ赤な太陽が海を赤く染めていた。
「この夕焼け空とっても綺麗ね…」
モーリーは日が沈むまで夕焼けの海を眺めていた。
その夜、モーリーは客船の料理を食べた後、夜の海も眺める。
よく見ると真っ暗な海に綺麗な月が浮かんでいるのが見える。
モーリーは見上げると、そこには綺麗なたくさんの星と月がキラキラと。
「今夜は満月か…よく見ると蟹の模様が浮かんでるわね……あ、こっちは北斗七星…」
その後モーリーは、客船にて人間界はじめての入浴を。
「ここかぁ〜結構広いわね」
女性用の入浴場へ入ったモーリーはゆっくり歩きつつ椅子に座る。
「どっこいしょ。ふぅ、ちょっと食べすぎちゃったな…お腹重いっ…」
そう言いながらモーリーは身体を洗おうとしたときだった。
「あら?貴方もですか?」
隣に座っていたのは黒い髪をした褐色肌の女性客だった。
よく見ると、その客はモーリーよりも更に大きなお腹をしていた。双子だった。
(うわぁ…私よりもパンパンね……)

24名無しのごんべへ:2019/09/14(土) 09:40:51 ID:oU2XxaC20
「う…うん、私も妊娠していて…もうお腹の赤ちゃんどんどん成長してて……」
同じ妊婦だからか、モーリーは身体を洗いながらしばらく彼女と話し合うことにした。
「さっきも客船の料理ついつい食べ過ぎちゃって、赤ちゃん更に成長しそうで…」
「あらあら、それは流石にマズイのでは?」
「え?」
「貴方のお腹、もう限界が近づいてきそうですよ?その大きなおへそが何よりの証拠ですわ」
彼女に言われて、モーリーは自分の大きなお腹を見つめた。

25名無しのごんべへ:2019/09/14(土) 10:40:41 ID:oU2XxaC20
改めて見てみると、モーリーのお腹は確かにパンパンに近い。
妊娠中皮下脂肪が多めについたからかまだ弾力はあるが、更にお腹が出てしまえば流石にヤバイかもしれない。
しかもさっき食べすぎただけに、その分だけお腹は更に大きくなる一方だろう。
「そうね…もう少しで破裂しそうなくらいになるかも…しかもおへそも更に目立ってきてるような…」
さっき大男に無理矢理引っ張られて凄く刺激されたからか、おへそも僅かに大きくなっていた。
そう思いつつモーリーは肩、おっぱい、お腹の順に洗っていくと、おへそに触れた途端、
「うっ…」
少しおへそで感じてしまったせいか、ふと手を止めた。
「そーそー、そこは皮膚が薄くて感じやすいんですよね。気を付けなくちゃ…あっ…」
と、彼女もおへそに触れて少し感じてしまう。
「あんたも人のこと言えないわね。私よりもお腹出てたら…ん?」
「どうしました?」
「私よりもお腹大きいのに、おへそは私よりはでてないっつうか…」
「あはは…私は妊娠前からぽっちゃりだったから…」
普通なら双子以上の妊婦はおへそが立派に飛び出すはずだが、
よく見ると彼女のお腹はモーリーよりも厚い皮下脂肪で覆われてて、その分おへそは深く埋もれている。
彼女の顔もそれなりに肉がついており、一見してやや太めな女性だってことが分かった。

26舒龍:2020/02/22(土) 15:23:57 ID:y.jflAgI0
 ということはだ。
彼女に何かデベソが目立たないような秘訣があるのだろう。それを教えてもらって実行すれば、モーリーもデベソではなくなるという事になる。
「あのぅ……。あなたって、私よりお腹大きいし、もっとデベソのはずよね。何か秘訣でもあるの?」
 動揺をさとられないよう、サラリと言ったつもりだったが、モーリーから放たれた言葉は少し上ずっていた。
「ええ。まあ、ね。あなたもデベソで困ってるみたいね。いいわ。教えてあげる」
 女性は、体格と同じでおおらかな性格のようで、モーリーの動揺に気付いていないみたいだった。

 その後、入浴場で出会った女性に教えてもらった方法を試してみた。
翌朝、ふかふかのベッドで目覚めたモーリーは、喜びの声を上げた。
あれだけ目立っていた、飛び出したおへそがスッキリとしていたからだった。若い女性のようにヘコんだキレイなおへそになっている。
決して魔法のたぐいではなく、目の錯覚でもないので、効果が切れる事もない。
喜びのあまり、数回ジャンプしたモーリーは、いそいそと服を着だした。
昨晩、入浴場で出会った女性に会いに行って、この喜びを伝えたいと考えたのだ。

27名無しのごんべへ:2020/08/14(金) 15:11:45 ID:mZPgUpeQ0
 朝食は、客船内のレストランでとる事になっていた。
おそらく昨晩の女性も朝食を食べにレストランにいるのだろう。
そう思ったモーリーは、レストランへ向かう。
「ふわぁあ〜……」
 並べられた料理を見たモーリーは、感嘆のため息を付いた。
世界中のありとあらゆる料理が並べられているように見える。
「あら? 昨日の……」
 モーリーが料理に心を奪われていると、声をかけられた。この声は昨日入浴場であった女性に間違いない。
「はい。モーリーです。昨日はありがとうございました。おかげで、デベソが引っ込みました」
 深々と頭を下げて昨晩の礼をするモーリー。
ただ、パンパンに張った大きなお腹がジャマをして、軽く頭を下げたようにしか見えなかった。
その後ゆっくり朝食を楽しんだ後、しばらくその女性と話をしていると、もうすぐガデナに到着するという事で、
モーリーは自室へと戻った。

28名無しのごんべへ:2021/01/23(土) 17:36:01 ID:3ZuOJjk20
「ふぅ〜……」
 一等客室のふかふかのベッドに横たわってくちくなったお腹を撫で擦る。
豊富な種類のどれも美味しい料理をたらふく食べたせいか、手が添えられたお腹は、昨晩よりもより大きくなったように見える。
よくよく見ると、お腹の膨らみの頂点の辺りの生地がパツンパツンになっている。
しかし、今まではあったデベソの膨らみがなく、ツルンとしたきれいな膨らみを描いている。
目的地のガデナは、風光明媚なリゾート地で知られた街だけあって、円形の窓から見える景色もどこか牧歌的な穏やかな海に見える。
 しかしそのガデナは今、化け物によって大損害を被っている。
ベッドの傍らに立てかけてあった剣を見ながら、決意を新たにする妊魚のモーリーだった。

29舒龍:2021/11/06(土) 17:49:57 ID:jJAMm7/s0
 客船は静かに湾内へと入っていく。
「もう〜! ビックリしちゃったじゃない!」
 客室内にいたモーリーは、独り怒っていた。
湾内に入って客船が汽笛を鳴らしたのだが、知らなかったモーリーは驚いて きゃっ! と声を上げてしまった。
羞恥に頬が赤くなる。ビクッと体を震わせたので、お腹の赤ちゃんもしたのか、激しい胎動をよこした。
宥めるため、お腹を撫で擦る。
足か手か分からないが、ぐーっと伸びたお腹の皮は、そこから赤ちゃんが食い破ってきそうで怖かった。
 そしてまずは一等船室の客から下船するのだという。呼びに来た船員が教えてくれた。
「ん〜〜……っ!」
 久しぶりの陸地に伸びをする。簡素な村人の服が押し上げられ、ヘソが顔を出した。
まずはどこへ行けば良いのだろう?
こういった冒険では、情報収集は酒場と相場が決まっている。
そこがどういった所か、モーリーは知らなかったが、付近にいた人に聞いて、まずは酒場という場所に行く事にした。

30ジャック:2022/03/29(火) 15:24:46 ID:wX7Hw.1o0
 元々風光明媚な観光地という事もあって、酒場は賑わっていた。
ラフな格好をした明らかに観光客と思しき人たちよりも、武装した冒険者と思しき者たちのほうが多い。
化け物によって大損害を被っているため、ギルドが討伐依頼を出している。
モーリーもその討伐依頼を見て面白そうだとやって来たのだが、
多くの冒険者もまた、多額の報酬に目がくらんでやって来ている。
 空いているスツールに腰を下ろした。
酒類に免疫がないモーリーは、酒場の雰囲気と冒険者達が吐き出す酒くさい息のおかげで、早くも少し酔っていた。
この地方の特産である酒を飲もうと思ったが、マスターから妊婦に酒は良くないと断られてしまった。
アルコールが入っていないという飲料を貰って飲んでみる。
爽やかなのどごしと、スッキリとした味はクセになりそうだった。
 ……情報収集しなくっちゃ。
本来の目的を思い出したモーリーは、辺りを見渡す。
「よお、嬢ちゃん。どうしたんだい?」
 野太い声がして振り返ると、半裸の男が立っていた。
筋骨隆々のその体のあちこちに走る傷跡が、歴戦の勇士だと告げていた。
この人に聞いてみよっか。そう思ったモーリーは、口を開いた。

31ジャック:2022/07/17(日) 07:37:31 ID:MSP7WOwQ0
「あたし、化け物退治に来たんだけど、どこに行ったら良いのかな?」
 どう考えてもこの男も、ギルドからの討伐依頼を受けてやって来たに違いない。
観光に来た人には全く見えなかった。
「おう、お前もか。……ってか、そんな腹で大丈夫なのか?」
 男が驚くのもムリはなかった。
人魚であるモーリーは人間に化けていたが、見た感じだと20代前半。ひょっとしたら10代後半にも見える。
その上、どう考えても予定日を数日に控えた妊婦といった大きなお腹をしている。
「大丈夫よ。こう見えても丈夫だから、あたし」
 任せてと言いたげに胸を張るモーリー。簡素なワンピースタイプの服に包まれた大きなおっぱいがぶるるんと揺れた。
「だったらよ、上に部屋取ってあるからゆっくりと教えてやるよ」
 男は言いながら上を指差した。上は宿屋になっていて、そこの部屋を取っているという事のようだった。
もちろん男は親切で言っているのではなかった。部屋に誘って襲おうという魂胆だったが、
モーリーはその事を知らない。

32名無しのごんべへ:2022/09/09(金) 08:59:12 ID:ltFnjsyI0
男の思惑など知る由もないモーリーは、化け物退治に関する情報を教えてもらえると喜んで男の後を着いて行った。
「きゃっ……!」
 部屋の中に入った途端、男は本性を表した。
後ろ手で鍵をかけ、モーリーをベッドに押し倒したのだった。
モーリーの長い髪がバサッと扇形に広がる。
「ちょ……、何で? 何よっ!?」
 急な事で頭がついていかないモーリーは混乱してしまった。
その混乱してフリーズしてしまったモーリーに男は覆いかぶさる。
「へへっ。結構いいカラダしてるじゃないか」
 男はそう言いながら、ワンピースの上からモーリーのおっぱいを揉みしだく。
「あふぅんっ。やぁあっ! やぁあんっ!」
 モーリーは何とか抵抗しようと思うものの、体格差が倍ほどあるため男はびくともしなかった。
「やんっ! ふぅぁああっ! くぅううっ! ぁああんっ!」
 おっぱいを揉みしだかれているモーリーの口から漏れる吐息のような声は次第に艶を増していく。

33名無しのごんべへ:2022/11/26(土) 23:43:58 ID:bH6vBBB20
「にしてもお前さんすげぇデカい腹してるな、もうちょい見てみるかの」
男はモーリーの服を捲ってお腹を丸出しにさせた。
「きゃっ!!」
「ほう、ものすごく成長しているじゃんか。何つうかめっちゃパンパンに張り詰めておるな。」
モーリーのお腹は客船にいたときよりも大きくなっている感じがして、合わせておへそも引き伸ばされて消え、中心線が濃くなっていた。
「今にも破裂しそうなぐらい膨張したお腹、俺も気に入ったぞ」
ニヤリと笑うと、モーリーのツルツルなおへそを舌先で舐めまわし始めた。
「ひゃあっ!あんんっ!!おへそ舐めないでぇ!!」
ツルツルになっても感じなくなる訳ではなく、むしろモーリーのおへそは胎児の成長で更に腹圧がかかって、感度が上がっていた。
「んぐぅ〜!……ああんっ!ひゃああんっ!!」
モーリーはイカないように必死にお腹に力を入れていた。しかし……
「(うっ……お…おへそがキュンキュンしてきてて……気持ちいいっ……!!)」
こんなに大きなお腹な上男におへそを舌で刺激されてはうまくお腹に力が入らなかった。
何度も何度も男の舌の感触がお腹を襲い、伸びきったおへそから直接子宮に響き渡った。
「ダ……メッ……ダメぇっ……くううっ…………んんぐぅっ!!イグううっ!!」
男の前でモーリーの子宮が何度もビクンッといって、おっぱいから激しく母乳が吹き出した。
「こやつはすげぇ……」
男はすかさずおっぱいから吹き出る母乳を飲みだした。
「なるへそ、めっちゃ濃い母乳じゃんか。芸術的に美味い」
男はおへそを刺激し続け、モーリーの母乳を美味しく頂いていた。
「(ダメぇ……私こんな男にお腹でイカされたなんて……悔しい……)」
その時、閉まっていたドアを何度もたたく音が聞こえてきた。
「な、何だよ今いいとこなのに……どうしたんだ?…………何だと!?もうちょっと遊んでいたかったがこうしちゃおれん!!」
男は即座にモーリーから離れると、鍵を開けて部屋から出て行った。
「クソ!なんてザマだ!」

「……?……相当の事が……あったようね……助かったけど…………」
モーリーは何度も息を吐きながらも、ゆっくりと壁をつたいもう片手でお腹を押さえながら立ち上がった。
「(キュン……)……まだ……おへその感覚残ってるわ……」

34名無しのごんべへ:2023/09/04(月) 16:23:50 ID:Ni0OIjLo0
おへそがジンジンと痺れるような疼きがまだ残っていて、力が入らなかった。
立ち上がれたものの、足を動かす事ができないでいた。
結局モーリーは、立ち去るのを諦めてベッドに腰を下ろした。
荒くれ男の力任せの責めによって何度かイッてしまったモーリーのお腹はまるで岩のようにパンパンに張っていた。
優しく撫で擦りながら、お腹の張りが収まるのを待った。
 部屋には時計の類がないのでどのくらいの時間が経ったのか分からないが、お腹の張りも収まり、同時におへその疼きも収まっていた。
これは危険だわ……。もう、おへそを責められないようにしなくっちゃ。
そう思ったモーリーは、決心の硬さを表すかのように両手をおへその上に置いた。
 何とか立ち上がれそうだし、歩けそうだ。
いつあの荒くれ男が戻ってくるとも限らない。
この部屋へと誘ったのは、情報をくれる訳ではなく、モーリーの身体目当てなのは明らかだった。
モーリーは素早く服を直すと階下の酒場へと戻った。

35名無しのごんべへ:2023/12/08(金) 18:38:03 ID:Fe0otmlQ0
 素直に最初からこうしておけばよかったな……。
後悔しても遅いが、酒場のマスターから情報は仕入れることが出来た。
なんでも、人を襲う化け物というのは、海からやって来るらしい。
目撃情報によると、タコとかイカのような複数の触手を持つ化け物らしい。
風光明媚な海辺のリゾート地として有名だったガデナだったが、ぱったりと観光客が途絶えて大損害らしい。
討伐依頼を受けてやって来る冒険者達が金を落とすので、どっちでもいいがなとマスターは笑っていた。
最初に上陸した街の武器屋で買った剣の切れ味を試すには格好の相手と言える。
人間だと海に潜られては手も足も出ないが、人魚のモーリーならむしろ好都合だ。
 モリーは海へと向かおうと思ったが、すでに陽は暮れかけている。
今夜の宿を探したほうが良いかもしれない。そう思ったモーリーは宿を探すことにした。

36名無しのごんべへ:2024/07/10(水) 17:30:48 ID:y32BNA9U0
「ふぅう……、人間の体って疲れやすいのね……」
 ようやく宿を取ることができ、ベッドに寝転がったモリーは深い溜め息をついた。
人魚だった頃は、一晩中泳いでもそんなに疲れなかった。
だが、人間の体になってからすぐに疲れるようになってしまった。
予定日を数日に控えた臨月の妊婦のような大きくて重いお腹のせいだったが、脳天気なモリーはその事を知らない。
ベッドに寝転がりながら、大きくなったお腹を撫で擦る。
ツルンときれいなお腹は撫で心地が良くて、つい撫でてしまう。
赤ちゃんが手に反応して胎動を返してくれるのも嬉しくなってしまう。

 翌朝、宿屋の食堂で少し遅めの朝食を摂った。
モリーの他にも化け物退治を目的とした冒険者は泊まっていたようだったが、既に宿を出ているようだ。
聞くとはなしに他の宿泊客が話す言葉を聞いていると、昨日の晩も化け物は出たのだという。
どうやら水棲で触手があるという共通点はあるものの、噂に尾ひれがついてしまったのか、チグハグな目撃証言もあるようだ。
とりあえず、漁師に話を聞くのが良さそうだ。
そう結論付けたモリーは、残りの朝食を胃に流し込んだ。

37熊猫:2025/02/17(月) 11:48:08 ID:eAgUbYIg0
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当掲示板管理者の熊猫です。
直近書き込みである「2024/07/10」から約7ヶ月が経過しておりますが、
その後の投稿がない状態が続いております。
一週間後の02/24 24:00まで待ちます。
それまでに投稿がないようでしたら、「落ちた」ということで、過去スレに移動させていただきます。
(3行以上のストーリー的に何か進展があるような投稿のみとし、それに当たらない投稿はノーカンとします)

各位よろしくお願いします。

 くまねこ
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38名無しのごんべへ:2025/02/25(火) 00:07:17 ID:nFNvbGJI0
宿屋を出たモーリーは、大きすぎて服からはみ出た下腹を撫でながらも港に向かう。
「それにしても私のお腹ってどれぐらいあるのかな……ま、多分今じゃ100は超えてるかもね」
そう思いながらも歩いていき、ようやく港に着いたモーリー。
「うわ……派手にやってくれちゃって……」
あまりの光景を目にしたあと、丁度近くにいた漁師に話を聴くことに。


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