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リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル13
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「でも、ありがとうユーノ君。おかげで助かったよ」
「どういたしまして。
でもそれよりなのは、伝えなきゃならない事がある」
感謝もそこそこに、なのははユーノの真剣な表情に気を引き締める。
「キングと金居が手を組んだ」
「……ッ! ユーノ君たちは大丈夫だったの?」
「なんとかね。でも、おかげで魔法陣の場所がわかった」
なのははその事に、僅かに安堵する。
会場の振動はどんどん強まっている。
この分では、いつ崩壊が始まるか判った物ではない。
「それでなのは。君はこれからどうする。
敵はキングと金居だけじゃない。まだスカリエッティ達が残っている筈だ。
それに残り時間も少ない。
生き残る事を優先するなら、今すぐ魔法陣へ向かった方がいい。
それだけは言っておくよ」
その言葉に、なのはは少し思案する。
強大な敵。見つかった脱出への糸口。
自分のするべき事。護りたいモノ。
そして。
「ここで……。ここでキング達を倒す」
それがなのはの出した答えだった。
「今ここで脱出しても、キング達は会場の崩落と一緒に死ぬかもしれない。
けど、もし何らかの形で助かったとしたら、きっとまた同じことを繰り返す。
そんな事、私は絶対許せないから」
「……わかった。それなら、出来る限り僕もなのはを手伝うよ。
まず、今わかってるキングの情報を、出来るだけ詳しく教えて」
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