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リリカルなのはクロス作品バトルロワイアル13
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侮蔑の言葉と共に、オーバーオールを振るう。
その一撃は、傀儡兵とマリアージュの身体を同時に貫いた。
まるでゴミを捨てるかのように、勢いよく引き抜く。
迫り来る数々の一撃をソリッドシールドで防ぎながら、武器を振るった。
それは力に任せた攻撃だが、一発たりとも外していない。
カテゴリーキングの実力なら、当然だった。
制限を解除されたコーカサスビートルアンデッドの進行を、止めることは出来ない。
オーバーオールの刃を浴びた異形は、呆気なくその身体を粉砕された。
やがて、コーカサスビートルアンデッドの周りを囲んでいた者の数は、既に一桁にまで減っている。
その直後、ガリューの名を持つ新たな異形が姿を現した。
「もしかして、君ってガリューって奴? 何、僕と戦う気?」
問いに答えずに、構えを取る。
そして、ガリューは勢いよく飛びかかった。
その反応を見たコーカサスビートルアンデッドは、呆れたように溜息を吐く。
「やれやれ」
ガリューが両腕に備え付けた刃を振るった瞬間、金属音が鳴り響いた。
原因は、突然出現したソリッドシールドと激突したことによって。
次の瞬間、ガリューの腹部は鋭い刃に貫かれていた。
コーカサスビートルアンデッドが握る、オーバーオールに。
それによって、ガリューの体勢は揺らぐと、刃が引き抜かれる。
そしてコーカサスビートルアンデッドは、勢いよくオーバーオールを振り下ろした。
この一撃を彼は避けることが出来ず、肉体を切り裂かれる。
そのままガリューは背中から倒れ、二度と動くことはなくなった。
コーカサスビートルアンデッドはそれに目を向けずに、残った敵に振り向く。
感情を持たない兵隊達は、一斉に飛びかかった。
だが、そんな行動をしても意味はない。
その手に握る剣を、コーカサスビートルアンデッドは勢いよく横に振るった。
最後の傀儡兵を一瞬で葬って、進行を再開する。
「さて、何をしようかな」
兵隊達の残骸が積み重なる道で、コーカサスビートルアンデッドは呟いた。
好奇心に駆られて、彼はここの進入を決意する。
たくさんあった道具は全部置いてきたが、もう必要ない。
ここを探せば、何かあるかもしれないからだ。
もしも、何もないなら脱出の方法を探せばいい。
こういう場所なら、帰る手段もあるだろう。
そして何より、そろそろここにいるのも飽きてきた。
カブト達を待ったり、アンジールを探すのも良いかもしれないが、そこまで胸は踊らない。
「…………まぁ、精々楽しもうかな」
鼻歌を歌いながら、コーカサスビートルアンデッドは呟く。
彼の行く先には、何があるか。
【2日目 黎明】
【現在地 エリア外 時の庭園】
【キング@魔法少女リリカルなのは マスカレード】
【状態】疲労(小)、全身にダメージ(小)、今の状況に対する多大な期待、コーカサスビートルアンデッドに変身中
【装備】ゼロの仮面@コードギアス 反目のスバル、ゼロの衣装(予備)@【ナイトメア・オブ・リリカル】白き魔女と黒き魔法と魔法少女たち、キングの携帯電話@魔法少女リリカルなのは マスカレード
【道具】なし
【思考】
基本:この騒動を楽しむ。
1.何か面白い物がないか探す
2.面白い物が何もなかったら、脱出する。
3.『魔人ゼロ』を演じてみる(そろそろ飽きてきた)。
4.カブト達やアンジールが自分の前に現れたなら、再び戦う。
【備考】
※キングの携帯電話には『相川始がカリスに変身する瞬間の動画』『八神はやて(StS)がギルモンを刺殺する瞬間の画像』『高町なのはと天道総司の偽装死体の画像』『C.C.とシェルビー・M・ペンウッドが死ぬ瞬間の画像』が記録されています。
※全参加者の性格と大まかな戦闘スタイルを把握しています。特に天道総司を念入りに調べています。
※首輪が外れたので、全ての制限から解放されました。
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