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決闘バトルロイヤル part4

83Judge End ─アドバンス・カーニバル─ ◆ytUSxp038U:2024/09/12(木) 21:19:11 ID:/fKPqQI.0



「ここならチノ達にも聞こえない。白状するなら今の内」

ルヴィアの私室を離れ、立ち止まり話を促すロゼに遊戯はまたもや困惑。
どうも杏子や舞、レベッカと言った自分の知る女性陣とは異なるタイプでやりにくい。
尤も、遊戯が困惑する理由は他にもあるのだが。

「ロゼちゃん、直球過ぎて伝わってないんじゃない?遊戯が何か言いた気にロゼちゃんのことチラ見してたのも、一緒に言わないと」
「そう、その通り。最初に私を見た時も驚いてたけど、どうして?」
「…気付かれてたのか」

悟られないように動揺は顔に出さなかったつもりだが、相手は歴戦の閃刀姫と魔戒騎士。
あっさり見抜かれており、つい感嘆の呟きが漏れる。
別に後ろめたい内容を隠していたのではない、ただ大っぴらに話すのも少々憚れる内容だった。
こうして相手の方から話せる場を提供されては、この期に及んでシラを切りはしない。

「なあロゼ、俺は屋敷に来る前にアンタやアンタの仲間のレイの事を知った」
「…どうして?さっきレイには会ってないって言ったのは嘘?」
「そうじゃない、理由に関してはこいつを見てくれ」

言って差し出されたのは参加者共通の支給品。
首を傾げタブレットの画面を見下ろし、驚愕で目を見開く。

「レイ……?」
「それにこっちは…ロゼちゃんだよな…?」

ディスプレイ上に映るカードらしき画像。
下部のテキストはともかく、イラストとカードの名称を知らない訳が無い。
閃刀姫、レイとロゼ。
まるで意味が分からないと言った二人へ、遊戯が一から説明を始める。


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