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決闘バトルロイヤル part4

714リローデッド ―Duelistを攻略せよ!─ ◆ytUSxp038U:2025/05/08(木) 01:38:44 ID:VQtoL8aQ0
「元は味方でも敵に回れば容赦なし、と。ですが拙僧もいることをお忘れなく」

五芒星の結界が光弾を寄せ付けず、タイミングを同じくしてキバとブレイドが襲い掛かった。
拳と剣を捌くが、ライダー達だけに意識は割いていられない。
マッド・キマイラがミサイルを発射、煙を噴射し迫り来る。
光弾の連射で着弾前に消し飛ばすも、爆風で吹き飛ばされどうにか受け身を取る。
余計な足止めを食らう現状へ歯噛みし、

『ガイ!あの赤いライダーってガイの言う通りに動くの!?』

突然の問いに、思わず視線を左腕のパネルへ落とす。
状況は彼女も把握しており、苦戦中なのは説明されずとも分かっている。

「ああ、仮面ライダーのデータを記録した特殊なプログライズキーだからかもしれないが…ある程度は私の指示通りに動かせる」
『そっか……なら、今から私の言う通りにして!それと、上手くいったら――』

内容に思わず、本気かと聞き返しそうになった。
無茶だと言いたいが、自暴自棄故の発想でないのは顔を見れば明らか。
彼女なりに勝算があるからだろう。

「議論を重ねる時間は無いか……ポッピー、君を信じよう」
『うん!信じてもらったからには、期待を裏切らないよ!』

会話を延々と続ける余裕はない。
短剣で幾度も斬り付けるカブトを、反対にサウザンドジャッカーで突き刺す。
言葉無くよろけた赤い戦士には構わず、傍らへ駆け寄って来たドライブへ一つのアイテムを投げ渡した。
どうなるかは不明だがやる他ない、指示を出しポッピーから伝えられた行動を行わせる。

仮面ライダーにとって第二の心臓と言っても過言ではない、ドライブドライバーを外す。
ライダモデル故変身解除はされないが、これでは自分から消滅を選んだも同然。
だからそうなる前に、渡されたばかりのバグルドライバーⅡを装着。
一瞬の硬直後、ピンク色のエネルギーがドライブの全身を駆け巡った。


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