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決闘バトルロイヤル part4
553
:
どうにもならないからよ
◆ytUSxp038U
:2025/04/15(火) 23:59:10 ID:EeVgOa2w0
武器内部のスチームヒーターで加熱された刃は、敵を溶かしながら切断する。
仮面ライダー相手にも有効な斬撃を、生身で受ければ結果は言うまでもない。
大剣を元の形状に戻し、士郎は双剣を重ね防御。
ただの刀では溶解は免れないが、対外道衆を想定した侍戦隊の装備なら別。
高熱ブレードを防ぎ、押し返さんと両腕の筋肉が盛り上がる。
士郎の望み通りにむざむざ怯んでやる理由はない、自ら得物を引き蹴りを放った。
靴底が胴体を叩くより先に、床を転がり回避。
英霊との置換により打たれ強さも常人以上であるも、余計なダメージは負わないに限る。
入れ替わりで攻撃に出たのは風だ、跳躍しブラッドスタークの頭上を確保。
落下の勢いを乗せ聖剣の威力を引き上げ、フルフェイスの頭部を砕き斬るべく迫る。
『おっかないねぇ。最近のお嬢ちゃんはお淑やかって言葉を知らないのか?』
高度な視覚センサーと変身者自身の戦闘経験が、頭上からの奇襲にも焦りを生じさせない。
軽やかにステップを踏み回避、聖剣の餌食となった床は憐れ木っ端微塵。
力を籠めた強力な攻撃程、空振りが発生時の隙は大きい。
シューズに搭載済の機能が足音を消し、一瞬で死角へ移動。
猛烈な悪寒が風を襲った時にはもう遅い、後頭部へ銃口が突き付けられた。
三点バーストの高熱硬化弾が頭蓋骨を食い破り、脳漿で部屋を汚すまで残り僅か。
名前も知らない少女の命を終わらせたとて、ブラッドスタークに一切の罪悪感はなし。
故に風の死を阻むは仮初の協力者。
生まれた隙に我が身を躍らせるのは、何もブラッドスタークのみに限った話ではない。
獣の牙の如く双剣が長銃を弾き、得物を操る本人をも仕留めんと走る。
『おっとォ、優秀な騎士様の参戦か』
軽口を叩きつつも双剣を捌き、時には間を縫って打撃を放つ。
首を狙った手刀を躱し、反対に士郎が切っ先で腹部を突く。
喉元はパイプが巻かれ胸部には分厚い装甲がある以上、脆いだろう箇所はそこだ。
ブラッドスタークが纏う鮮血色のスーツは変身者の強化のみならず、耐衝撃の盾としても機能する。
しかし既存の生物を超える生命力の外道衆を幾度も斬り、地獄へ送り返したのがシンケンマル。
士郎自身の身体能力と相俟って、直撃を受ければ相応のダメージが襲うのは確実。
トランスチームシステムを過信せず、迫る刀身を蹴り上げ退ける。
爪先で得物を叩かれ、士郎の意志とは無関係に腕が跳ね上がればがら空きの胴体が完成だ。
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