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決闘バトルロイヤル part4
534
:
どうにもならないからよ
◆ytUSxp038U
:2025/04/15(火) 23:44:55 ID:EeVgOa2w0
概ね予想通りの内容だった。
ひたすらに上から目線で喧しく放送が行われ、不快感を抱くこと数分。
苛立ちはあるものの、直接ぶつける機会は当分訪れないとも分かっている。
なので今は不機嫌さを内に留め、得られた情報を吟味。
(おおよそ全体の三割、ってところかしらね)
最初の放送前に死んだ者達と、ゲームが本格始動して以降に死んだ者達。
計40名の死亡に然したる驚きはなく、むしろカイザーインサイトには納得さえあった。
100人以上を閉鎖空間、それもアストライア大陸とは比べ物にならない小島に集めたのだ。
積極的に他者を襲う気質のプレイヤーを相応数用意し、円滑な進行を可にするのは何も不自然じゃない。
序盤はハイペースで篩にかけて参加者を選定、黎斗の思惑通りにゲームは進んでいる。
向こうにとっては満足だろうが、脱落ペースを考えると余り悠長に事を構えるのは宜しくない。
死亡者の中にキャルとコッコロは含まれなかった。
後者はともかく前者の生存を知れたのは朗報だろう、使える駒を一つ失わずに済んだのだから。
尤も正確な現在位置は不明、キャルと合流するまでは現状動かせる駒でどうにかする他ない。
チラと見やれば、人形染みた真顔の少年少女が映り込む。
開始早々暗示を受けたココアと、名簿上でマサツグ様と表記された使い捨ての道具。
知己の者だろう名が呼ばれ、ほんの僅かにココアの瞳が揺らいだがそれだけだ。
支配下を脱する気配は微塵も表れず、都合の良い傀儡のまま。
マサツグ様に至ってはそもそも意識がなく、放送を聞けてもいない。
仮に起きていたとしても、脱落者に心を痛める人間ではないが。
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