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決闘バトルロイヤル part4

35地獄絵巻・序 ◆ytUSxp038U:2024/08/20(火) 21:50:01 ID:ewdI.nn60
基本的に面倒事は避ける真嗣、心の闇に侵されてはいても本来不要な争いは好まないコッコロ。
そんな二人でさえリンボへの強い警戒心は一致。
コレを危険、ここで倒さねばマズい事態にしかならない。

早急な排除を訴える脳に急かされ得物を振るうも、簡単に死ぬ相手ならこうも焦りを覚えてはいない。
二人掛かりに加え、アーマードライダーの機能と「守る」スキルによる強化。
以上が揃ってもリンボは涼しい顔で捌き、躱す。
インベスを貫く槍と鬼の頸を落とす刀が、爪に弾かれ砕き割る事も出来なかった。

『ギロットミロー!ギロットミロー!』

「へ、変身…!」

『ゲンカイガン!ディープスペクター!ゲットゴー!覚悟!ギ・ザ・ギ・ザ!ゴースト!』

ようやっと凍り付く全身を無理やり動かし、メグも戦闘へ参加を果たす。
乱入者達、特にリンボの放つプレッシャーを受けて尚も戦いを投げ出さない。
オレイカルコスの結界により増幅した心の闇が、皮肉にもメグの精神を幾分安定させたのだろう。
ベルトを取り出し眼魂を起動、軽快な音楽を響かせパーカーゴーストを纏った。
銀色のボディに各部へ備わった火の玉モチーフの装飾。
仮面ライダーディープスペクターの変身完了を終え、ブラックバロン達の支援を開始。

「や、やああああっ!」

制限されてか本来の武器、ディープスラッシャーの召喚は叶わず。
だが通常形態のスペクターを上回るスペックに頼れば、得物を持たずとも問題無し。
ガンマイザーをも怯ませた打撃で沈めるべく、リンボへと拳を突き出した。

「あぐっ!?」

指一本すらリンボに触れられず、反対に顔面を掴まれた。
容易く破壊はされない筈なのに軋みを上げ、仮面の下で苦悶に顔を歪める。
熟れた果実を握り潰すのと同じく、自分の顔も惨たらしい末路を迎えるのか。


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