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決闘バトルロイヤル part4

29Break&Peace ◆ytUSxp038U:2024/08/20(火) 21:44:04 ID:ewdI.nn60
「これならいけるかも…!タラちゃん!もう一息だよー!」
「了解したですぅ!(命令してんじゃねぇですよ、ノーテンキラキラのアホ女が)」

悪態は直接口に出さず引き金を引き、メグもまた光弾を連射し勝負を決めに掛かる。
クウカは良い人だし本当は傷付けたくないけど、優勝する為には仕方ない。
全部終われば痛いことも忘れて、仲間の所へ変えれるのだから少しだけ我慢してもらおう。
心の闇に囚われた思考は殺人への躊躇を薄れさせ、手を汚せと甘く囁く。

「悪ふざけじゃ済まなくなってきたぞ…!」

忘れるなかれ、仲間のピンチは真嗣のスキルが最大限に活用されるトリガー。
クウカを死なせない、メグの手を汚させない。
二人の少女への想いの強さはそのまま「守る」スキルの効果へ直結。
横薙ぎに振るった刀から広範囲への衝撃波を放ち、敵対者達を吹き飛ばす。
幾らか距離があったメグ達にも届いたのだ、至近距離で殴り掛かっていた肉体派おじゃる丸も地面を転がる。
即座に立ち上がるが剣聖に付けられた傷に響き、鋭い痛みが怒りへ油を注ぐ。

「(舐めた真似されて)笑っちゃうんすよね」

変態面接官に自慢の肉体を見せ付けた時を思わせる笑い顔。
なれど額に浮かぶ青筋が苛立ちの証拠。
怒れるホモからの殺気を受け流し、真嗣はクウカの横に並ぶ。
掠めた箇所に多少血が滲んでいるも、死に至る程の負傷は見当たらない。
シーがいれば「女の子のお肌は大切にしてあげないとダメよっマーくん!」と、小言を言われたに違いない。


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