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決闘バトルロイヤル part4
257
:
輝望道
◆EPyDv9DKJs
:2024/11/05(火) 21:50:30 ID:YHkTpgY.0
西か南か。
どちらが正解の道なのか。
確率は二分の一。選んだ結論としては、
「俺は南がいいと思うぜ?
寒さと雪で足元掬われちまう場所を、
殺し合いに乗ってない奴が優先するとは思えねえ。」
ベクターが最初に提案し、その方角は南だ。
逃げるならやはり平地。体力も消耗しやすい雪原で、
長居するような参加者はあまりいないだろう。
無論、その裏をかいてあえて居座る参加者や、
スタート地点がそこだから居座る可能性もなきにしも非ずだが。
「ええ、真月さんの言う通りです。
我々は敵味方どちらと出会っても構わない状況にあるのが一番の強みですから。」
オーバーロード、仮面ライダー、デュエルモンスターズ。
他の勢力がどの程度かは知らないが、このチームは少なからず力がある方だ。
このまま勢力を拡大させるにしても、殺し合いを加速させる敵に出会っても、
どちらであったとしても困ることではない面子というのは大きな強みでもある。
「それともう一つ理由が。」
「何だ?」
「月君が南にいるかもしれない、と言うことです。」
「根拠はあるんだろうな。」
「私が北にいるからです。」
デスノートの時にも話したことだが、
名前と名簿がわかるようなものを持った参加者と、
本物のデスノートを持った参加者を近くに配置するとは思えない。
月とLも同じと仮定し、南の方角の方に彼がいる可能性がある。
月がLをどのような人物として吹聴するかは定かではないが、
月の息がかかった勢力とLの息がかかった勢力のぶつかり合い。
確率は低いにしてもそういうことはありえるかもしれないことだ。
それに月も自分たち同様中央のエリアを目指す可能性は十分にある。
そういう意味も含めて、南へと直進していくのがいいと判断していた。
「根拠に欠けるが、まあ勢力同士のぶつかり合いってのは、
ゲームを重んじてる主催者の連中からしたら一つのイベントかもな。」
名探偵と殺人鬼の勢力同士のぶつかり合い。
話し合いで終わるかもしれないがイベントとしては盛り上がる要因だろう。
北のL陣営と南の月陣営。ある種のSLGの類のようにも思える。
「では移動先も決めたことですし、
真月さん、首輪の回収をしておきましょう。
幸か不幸か、此処にはサンプルが大量にありますから。」
「ホープでやれってか? あんまり気乗りしねえんだがな……」
曲がりなりにもこれは遊馬のカード。
言うなれば不殺の象徴ともいえるカードだろう。
それで首を斬り落とすというのは少々憚られるが、
今すぐ切れ味のいいモンスターを探せと言われて探すには、
時間がかかるということも相まってやむを得ずホープを召喚する。
「ところでなんで今になってサンプル確保なんだ? さっきの二人は回収しなかったじゃねえか。」
さっきの二人と言うのは、麻耶と牛尾のことだ。
先の二人も別に首輪の回収をすればよかったのに、
今になって首輪を回収することにベクターは疑問を持つ。
「死体を見つける為ローラー作戦をやってかなり目立ちましたからね。
槍の男が近くにいる可能性を考慮して早めに切り上げたかったんですよ。
あの男を相手に今の戦力で挑むのは少々不安が拭えないのは事実ですから。」
こうして歩いて今まで出会ってないということは、
周辺に件の相手はいないということが伺える。
ただ、流石に死体が四人もいては流石に予想外な出来事だったが。
「探偵様の考えることは違うねぇ。
まあ態々映像で流されるぐらいの奴だ。
一筋縄じゃあいかねえってのは予想がつく。」
着物の男(縁壱)と同じように、
いわゆるボスキャラクターのポジションのはずだ。
あれらを相手するのに、万全の状態で挑むのがベストなのは理解できる。
「で、お前は何をしている?」
ホープが丁寧に首を切断してる最中、
ベクターは二つのデッキのカードを交互に見合う。
その中からカードを抜いたり入れたりとしている。
「見りゃ分かんだろ。デッキ改造だ。
俺に遊星のデッキは扱えねえからな。
牛尾のデッキに使えそうなのを混ぜ込んでんだよ。」
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