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決闘バトルロイヤル part4
16
:
Break&Peace
◆ytUSxp038U
:2024/08/20(火) 21:31:46 ID:ewdI.nn60
「ふう、まあ薄々分かっていたが結局こうなるか」
メグが連れ去った犯人と協力関係になっていた場合、戦闘はまず避けられない。
覚悟が出来てなかったと言えば嘘になる、しかしいざ現実のものになれば愚痴の一つや二つは自然と零れる。
文句を言って解決するなら幾らでも続けるが、今必要なのは口では無く剣。
もう一度メグを説得するにしろ、コッコロ共々大人しくさせねば始まらない。
それに、戦う理由ならば新たに一つ生まれた。
コッコロの腰に巻かれた機械、戦極ドライバーは葛葉絋汰が鎧武の変身に使ったのと同じ。
時を支配する神に抗ったヒーローの力を悪用する気ならば、止める以外に無いだろう。
絋汰とは赤の他人であれど、後を託された一人として知らん振りもできない。
「全く、面倒ごとばかり押し付けてくれるな」
呆れ笑いもそこそこに日輪刀を引き抜く。
コッコロだけではない、守ると決めた少女もこちらを殺す気満々だ。
「ごめんね、マサツグさん…クウカさん…チマメ隊の為に、ちょっとだけ我慢してね」
謝罪とは裏腹の殺意が爆発し、本来ならば手を取り合えた者達の闘争が幕を開けた。
眠ってくれ、我慢して欲しい。
直接的な言葉を避けてはいても、結局のところ少女達が求めるのは一つ。
真嗣とクウカの死、優勝の為の礎。
無論お断りだ、こんな所で死ぬ気も無ければメグの手を汚させるつもりだって無し。
殺さずに無力化が最善であるが、そう簡単に終わらせられるかは別。
華奢な肉体を装甲で覆い隠し、ブラックバロンが得物を構えて突撃。
狙われたのは真嗣。
クウカよりも幾分冷静であり、優先的に殺すべきと判断したが故。
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