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決闘バトルロイヤル part4
12
:
Break&Peace
◆ytUSxp038U
:2024/08/20(火) 21:28:05 ID:ewdI.nn60
「心配かけてごめんなさい、二人とも…。でも、私はもう大丈夫だよ。いっぱい悩んだけど、チマメ隊としてやらなきゃいけないことも分かったから!」
「目標が出来て何よりと褒めてやっても良いが…具体的に何をする気だ?」
杖を握り締める手に力を籠め、迷いが吹っ切れたと言わんばかりの瞳。
言葉だけ聞けば悪いものでは無い筈なのに、どうしてだろうか。
メグの瞳から、希望というポジティブな色が全く見えないのは。
「うん!実はね、マサツグさんとクウカさんにも手伝ってもらえたら嬉しいなって思って…」
「少し会わない間に厚かましくなったか?内容を聞かない事には何も言えんぞ」
「じゃあズバリ言うよー!私が優勝するお手伝いを、お願い出来るかな?」
半ば予想できた答えが返って来た。
こんなもの外れてしまえと内心吐き捨てる真嗣の隣で、案の定クウカは絶句。
自分と真嗣の言葉を受けて、殺し合いに乗るのは思い直したんじゃなかったのか。
言葉らしい言葉が出ないクウカをどう思ったのか、平然と続ける。
「私が優勝したら、死んじゃったプレイヤーさん皆をちゃんと生き返らせるの。それだけじゃなくて、恐い記憶も全部消してもらうから!」
「こ、恐い記憶、ですか…?」
「そう!殺し合いをさせられた事を皆が忘れちゃえば、誰も苦しいな思いしなくて済むもん」
蘇生させるだけでは駄目だ、マヤが生き返っても決して喜ばない。
むしろ悲しませ、苦しめてしまう。
だったら殺し合いが起きた事実を頭から綺麗さっぱり消してしまえば、その心配も不要。
殺し合いなんて最初から起きていない、ゲームマスター達の存在自体誰も知らない。
今までと同じ平和な日常を過ごせる。
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