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決闘バトルロイヤル part4
104
:
Judge End ─救世主-SAVIOR-─
◆ytUSxp038U
:2024/09/12(木) 21:43:15 ID:/fKPqQI.0
「がっ!?」
僅かに右足が後退し、構えがブレる。
悪寒が背を駆ける、この程度の隙と呼べるか怪しい瞬間さえ致命的。
双剣を交差し防御の構えを取ったのと、鉄塊を叩きつけられたような衝撃が来たのはほぼ同時。
暴風を宿す化け物染みた腕力で、尋常ならざる速さを乗せて聖剣を振るえば。
男一人を紙吹雪よりも軽く飛ばすのは容易い。
直撃しなかっただけマシなのか。
これでもまだ壊れずに、身を守ってくれたシンケンマルに感謝すべきか。
どっちを考えるべきか士郎には分からない。
背中から屋敷に叩きつけられ、目から火花が散る感覚を味合わされる。
自分達と渡り合った二人組が、呆気なく返り討ちに遭った。
驚愕の光景に何を思う暇も無く、聖剣が猛威を振るう。
来る、そう構えた時にはもう手遅れだ。
「エア――っ!?」
守護者(ガーディアン)に指示を出すのをむざむざ待つ必要は無い。
凌牙やジャックの時と同じだ、モンスターを無視し当人を直に叩いた方が手っ取り早い。
デュエルで追い詰められた時とは別種の危機感が遊戯を襲う。
相棒の声が聞こえるも、大丈夫の一言すら返せない。
「させ――」
「――るかってのぉっ!!」
ジャンヌがどれだけ遊戯の死を望もうと、彼の仲間は断固として否を唱える。
軍服をはためかせロゼが割って入った。
真紅の剣が聖剣を阻み、別方向からは目を焼き潰す銀の輝きが疾走。
駆け出しながら頭上に円を描き、白銀の鎧を纏った零である。
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