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真実の……バトルロワイアル 2
292
:
FILE03「暗黒奇譚 蛇女之怪」
◆7ediZa7/Ag
:2019/10/18(金) 16:59:16 ID:cCF3JV8U0
「……あん?」
と、そこで不意に工藤が足を止めた。
「どうしたんだ。なんかいるのか?」
「おい見ろよ姐切、あそこに変なモヤがかかってねえか?」
工藤が指をさした先に姐切も目を凝らす。
人気のない閑散とした住宅街、狭く細長い道の向こうに──それは佇んでいた。
「……a」
それは工藤のいうとおり、モヤのようなものであった。
カタチの崩れたシルエット。煙のような、影のような、奇怪なもの。
これが夜であれば、気がつかなかったのかもしれない。ただの見間違いと思えたのかもしれない。
「……aannn」
だが、そののっぺりとした“何か”は陽光に照らされ、明確に立っており──そこにいる、と認識せざるを得ない。
「おい、なんか音がしねえか?」
「ああ、工藤。これ、まるで、蛇が地面を這うような」
工藤と姐切が“何か”の異様さを、明確に認識してしまった、その瞬間──
「AAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!」
──目の前に黒い影が襲いかかってきた。
数十メートル先にいたはずのそれが、まばたきをした瞬間にそこにいた。
二人は悲鳴と共に、“何か”に遭遇してしまった。
◇
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