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ジョジョ×東方ロワイアル 第八部

790一世の夢と名も無き鳥 ◆e9TEVgec3U:2020/11/09(月) 02:25:10 ID:7dG6hTvE0


『ジョジョ』というアダ名がジョニィ・ジョースターと一致していた東方仗助という少年が、ジョースターの系譜に連なるのではないかという憶測。
ディエゴとプッチと静葉と四人で足並みを揃えて歩いていた時にも『偶然』『必然』論が既に出ていた。
結局ジョースターの系譜との並々ならぬ因縁は聞けなかったものの、このような状況下に陥った今ならば色々な事を考える余地がある。
ディエゴとDIO様やメリーと紫のような奇妙な一致。それに多方向から何度も出てきた『引力』という単語。

『偶然』を運命にし"引"き寄せる"力"。


推論にしても仮定の多すぎる話であったが、少なくとも理に適っているのを青娥は感じずにはいられない。
盤面の情報を全て読み取って譜面を作り、如何に計算した所で試合を最後に決めるのは努力ではなく『偶然』の成果だ。
五割で吹き荒ぶ暴風か。二割で齎される混乱か。それとも三割で何も起こらない可能性に一縷の望みを掛けるのか。
死力を出し尽くした上で最後に微笑む為の最強の力こそが『偶然』であり、その運命力の強い方が勝者となる。


であるならば。『引力』論を仮にここで唱えるのであれば。
DIO様の求めている天国という概念には、浅からずその『引力』が関わってくるのではないだろうか。
少なくとも天国へと至る間に垣間見る多種多様な欲が重要なこの身であるものの、三つの魂を集める過程と同等にその『偶然』を力とするのもまたお眼鏡に適うのであれば。
記憶DISCを持って生き延びたこの身は、まさしくその力を持っているのだろうと強く実感せざるを得ない。

で、あるならば『ジョースター』というのは何なのか。



「そっちは全然情報がありませんものね、お手上げですわ」


先んじて対峙した空条徐倫や眼下で親子喧嘩をしていたジョルノ・ジョバーナが等しくそれらしいが、そこに何があるのかは分からなかった。
俗に言う白旗。幾らかばかしは思い付く事はあるものの、しっくりと来る推論は全く出てこない。精々水掛け論が精一杯。
但し少なくとも、その過程において絶対的に立ちはだかる壁というのは確かのように思えてならない。
それはプッチの言った『ジョースターを決して侮るな』という短い箴言からも明らかだった。


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