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ジョジョ×東方ロワイアル 第八部
647
:
紅の土竜
:2020/07/31(金) 17:38:55 ID:LM0DDSIo0
「───力が欲しいのか?」
「え?」
断じて感傷的になった訳では無い。
だが……これもあの吸血鬼の言う『縁』なのだろう。
或いは、皮肉な巡り合わせとでも。
「そこに落ちている『石仮面』を使えばいい。使い方を知らないか?」
縁とは、本当に皮肉なものだ。
座り込んだ静葉のすぐ傍には、サンタナにも覚えがある仮面が転がっていた。恐らく、先程コイツを壁に打ち付けた時にディバッグから落ちたのだろう。
石仮面。カーズの開発した、闇の一族を『究極』へと昇華させる道具の一つであると同時に、人間を吸血鬼へと変貌させる道具でもある。
サンタナはそれを知っていた。まさかコレが支給品に紛れていたとは驚いたが、知っているからこそ、そこの無力に薦めるのだ。
「石、仮面……」
「そうだ。手っ取り早く力を身に付けたいならば、被らぬ手はないだろう」
尤も、リスクはある。そもそも神とやらが吸血鬼に変化出来るのかは置いても、鬼一口のリスク程度を冒す覚悟も無い輩ではないだろう。
「これを被れば私も、DIOさんのように……───」
虚ろとなった目で、少女が仮面に触れた。
その目が何処を目指しているのか。
目指すは高みか。DIOか。虚構か。
如何な『同族』であるサンタナにも、そればかりは測れない。
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