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本スレに投下するか迷ったような作品を投下するスレ

42オカンな悪魔終 /9:2009/06/14(日) 03:53:33
口の周りについた優香の蜜を青黒い舌で舐め取るとモウンはまだ身体を震わせている少女を抱き締めた。
荒い息をしている口元の唾液を舐め、そのまま軽く口付ける。

「…あの…モウン、その…もう終わり?」

戸惑いつつも聞いてくる声に「最後までして欲しかったのか?」と問うと優香は困った顔で眉を顰めた。

「俺をその辺の年中発情中のがっついた餓鬼と同じにするな。お子様の身体に無理を強いるつもりはない。」
「…お子様じゃないもん…。」

優香がむっとしたように頬を膨らます。「それが、お子様だ。」からかうような悪魔の声に
今度は口を尖らせる。

「どうせ、お前は俺のモノだ。これからゆっくりと教え込んでやる。」

モウンは楽しげに喉を鳴らした。

「このまま処女のまま開発して、挿れて欲しさに自分で股を開いてよがりながら、
俺の上に跨るように仕立て上げても良いな。」
「モウンの変態…。」

頬を染めて抗議する少女に赤い瞳がいたずらめいた笑みを含んだ。

「悪魔を惚れさせたんだ。それくらい覚悟しろ。」
「…う〜。」
「悪魔に惚れたんだ、それくらい我慢しろ。」
「…う〜。」

不満げに唸りつつも自分から離れようとしない少女の頭をモウンは優しく撫でた。

「風呂場に連れていってやるから、身体を洗って、もう寝ろ。お子様はとっくにねんねの時間だ。」

脱がしたズボンと下着を拾って、腕の中の少女に言い聞かせる。

「…お子様じゃないもん。」
「明日は特別好きな時間まで寝ていていいぞ。起きたら軽い食事を用意しておく。」
「うん。」

口では子供では無いと言いつつも優香は幼女のような甘えた笑みを浮かべる。

「高校とやらは自分で決めろ。お前には俺がついている。父親に化けて手続きを取るのも、
後で両親に自分が納得して了解したんだと暗示を掛けるのも簡単に出来るからな。」
「うん!」

心底安心した顔で嬉しそうに笑う優香を黒い牛顔が覗き込む。悪魔はニヤリと笑うと大きく鼻を鳴らした。

「その代わり、これからは「お嬢様」ではなく、俺の「花嫁」に相応しい「淑女」になって貰う。
…もちろん、夜の方もだ。」

黒い手が剥き出しの下腹を撫でる。

「…ん…!」

小さく身を捻り、優香が自分の悪魔を睨み付ける。

「…変態。」
「諦めろ。」

モウンが喉を鳴らして笑った。

「絶対に離さんからな。」
「うん。」

腕を伸ばし、太い首に抱きつく。モウンが優香を抱き上げ、廊下を歩き出す。
二年ぶりに出来た暖かな居場所に少女の顔に花のような笑みが零れる。
優香は自分の悪魔の腕の中に全身を預け、頭を寄せると抱きつく手にしっかりと力を込めた。


(了)


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